プロ野球ニウス'03                         TOPへ戻る

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9/2 完封勝利 ○3−0 対中日 
最近調子の悪かった木佐貫が、完封で1ヶ月ぶりの勝利。
8奪三振と、彼にしては調子は良くなかったが、貧打の中日打線に助けられた。
防御率は2.96。2位山本昌に並んだ(1位は井川の2.90)。

二岡−川中−高橋−ペタジーニ−清原−レイサム−斉藤−村田−木佐貫


9/3 土壇場で逆転サヨナラ ○5−4 対中日 
レイサムが9回裏に2ランを放ち、来日して最大の釣果を挙げた。
なお、8回には桑田が懲罰登板を行っている。しかし1点を勝ち越され、彼は虚しくマウンドを降りた。

防御率は、この日3失点の山本昌が3.01、井川が2.95。

二岡−川相−高橋−ペタジーニ−清原−江藤−レイサム−村田−林
HR:ペタジーニ27号/レイサム6号



9/5 デイビーに散る ×1−2 対広島 
広島デイビーの前に打線沈黙。高橋のソロホームランで1点を返すのが精一杯だった。
工藤、8回を10安打ながら10奪三振2失点に抑えたが、好投報われず。

阪神のマジックは6。来週には決まりそうですな、優勝。

二岡−川中−高橋−ペタジーニ−清原−レイサム−斉藤−村田−工藤
HR:高橋24号



9/6 緒方に散る ×3−4 対広島 
2本のソロホームラン、そして9回後藤のヒットで2塁から本塁を陥れようとした斉藤を矢のような返球で憤死させるなど、緒方一人にやられた感のある試合だった。
上原の連続完投は7でストップ。考えてみれば、89年に斉藤雅樹が成し遂げた11連続完投勝利というのはすごい記録だ。しかもその年の彼の防御率は1.62。

二岡−川中−高橋−ペタジーニ−清原−レイサム−斉藤−村田−上原
HR:ペタジーニ28号



9/7 広島に3タテ ×2−4 対広島 
打線に工夫が無く、また1点を争う試合なのに3塁ランナーがいるときに前進守備を取らなかったりと、すべてが中途半端。これで試合に勝てるわけがない。わずか5安打の広島に負けるのも道理というもの。

清原が、歴代単独9位となる、通算475号HRを放った。

二岡−川中−高橋−ペタジーニ−清原−レイサム−(林→)江藤−村田−久保
HR:清原21号



9/9 横浜にまで… ×4−8 対横浜 
お互いにHRによる空中戦で、6回まで4−4の同点。しかし7回、清原のエラーから木佐貫が崩壊し、振り逃げのランナーなど不運もあったが、4失点(自責点はこの回0)。
木佐貫は、ストレートは走っていたが、それを生かせなかった。

中日山田監督の退団が決定。

清水−二岡−高橋−ペタジーニ−清原−斉藤−川中−村田−木佐貫
HR:ペタジーニ29号/清原22号



9/10 横浜に連敗… ×3−5 対横浜 
先発林が4回3失点でKO。継いだ条辺と十川雄が傷口を広げ、序盤で5−0とリードを許した。

後半追い上げたが、2点ビハインドの9回、仁志がランナーで出て二盗。それは良かったが、その後2アウトだというのに三盗を試みて失敗、3アウト。仁志の今年の背信ぶりを象徴するようなプレイであった。

清水−二岡−高橋−ペタジーニ−清原−斉藤−川中−村田−林


9/13 6連敗… ×4−5 対ヤクルト 
6回に上原が見事に炎上し、5点献上。打線も以後はペタジーニのHRのみで沈黙し、6連敗。
9月は2勝6敗。覇気のないチームの戦いぶりは、ファンとは言え見ていられない。

清水−二岡−高橋−ペタジーニ−清原−斉藤−川中−村田−上原
HR:二岡27号/ペタジーニ30号



9/14 川相引退 ×7−8 対ヤクルト 
川相昌弘(38)の今季限りの引退が決定。
個人的にはまだまだ現役で続けて欲しい選手だ。勿論、スタメンで出場する機会は多くないが、彼が存在することでチームが引き締まるし、試合終盤の守備の要として、アピールできる場はまだまだあるように感じる。
514犠打の世界記録が、彼にとってまさに区切りと感じられたのであろう。

しかし、川相の最後の打席で、スタンドの横断幕にあった「人生送りバント」の文字は、ちょっとどうかと思われ。

二岡−川相−高橋−ペタジーニ−清原−斉藤−後藤−村田−工藤
HR:ペタジーニ31号・32号/仁志8号



9/15 8連敗で貯金0 ×2−8 対中日 
阪神が18ねんぶりの優勝を決めた裏で、巨人は8連敗で貯金0に。
順位も5位で、Aクラス入りすら怪しくなってきた。
ほんと、ここに書く文も投げやりになるわ。

二岡−仁志−高橋−ペタジーニ−清原−斉藤−レイサム−村田−久保
HR:三浦1号



9/16 借金生活 ×2−19 対中日 
泥沼の9連敗で借金生活に。
先発木佐貫は直球が走らず、変化球でボールカウントを増やしてしまい、甘く入ったところを討たれると言う最悪のパターン。5回5失点で降板し、防御率争いから大きく脱落。
さらに、柏田・ベイリー・条辺が1イニングで12点も喰らい、試合をぶちこわした。
打線も13安打ながら繋がりを欠き、2点しか取れなかった。

来年への期待も薄れる、最低な試合だった。

清水−二岡−高橋−ペタジーニ−清原−斉藤−仁志−村田−木佐貫


9/17 やっと… ○5−3 対中日 
ようやく連敗脱出。
桑田が10安打を受けながらも6回途中を2失点で踏ん張り、二番手前田も好投で応えた。
打線はホームラン攻勢で得点。いつものように繋がりが感じられないのは難点だが、とにかく連敗脱出できたことはめでたい。

二岡−仁志−高橋−ペタジーニ−清原−江藤−レイサム−小田−桑田
HR:江藤16号/ペタジーニ33号/二岡28号



9/19 貧打線 ×0−6 対阪神 
阪神に完封リレーを喰らった。
2回と4回には無死一・二塁から、5回には無死二塁から無得点では、勝てるはずもない。
阪神に対して、横浜と同じ勝ち星しか挙げられていない。横浜は他チームにも同じような状況であり、阪神優勝の戦犯はまさしく巨人だろう。

清水−二岡−高橋−ペタジーニ−清原−斉藤−仁志−小田−林


9/20 勝ったけど ○4−2 対阪神 
上原が完投勝利。
直球が走っており、11奪三振で14勝目。
しかし、相手は1軍半なんだよなぁ…。

清水−二岡−高橋−ペタジーニ−清原−斉藤−仁志−村田−上原
HR:清原23号



9/21 打ち勝ち ○10−5 対阪神 
1−3の3回、ペタジーニと斉藤による2本の2ランで逆転。そのまま逃げ切った。
工藤は5失点ながらも7回を投げ、7勝目。
ドーム最終戦を白星で飾れ、一安心。
あと7試合、全勝してAクラス入りを果たして欲しいものだ。

清水−二岡−高橋−ペタジーニ−清原−斉藤−仁志−村田−工藤
HR:ペタジーニ34号/斉藤10号/清原24号



9/23 木佐貫新人王へ? ○4−2 対阪神 
木佐貫が完投。9回に2点取られたのは惜しい哉。
奪三振は6と少なく、上原に抜かれた形となった。(うえはらは178,木佐貫は177)

木佐貫は10勝目。これで新人王に近づいたか。

清水−二岡−高橋−ペタジーニ−清原−斉藤−仁志−村田−木佐貫


9/27 上原完投 ○4−3 対広島 
上原が10奪三振、10回目の完投で、15勝目。
打点は、全て高橋のホームランによるもの。
原監督の辞任が決まった今、とにかく残り試合を全て勝ち、その悔しさに報いてほしいものだ。

清水−二岡−高橋−ペタジーニ−清原−江藤−仁志−村田−上原
HR:高橋25・26号



9/28 逆転勝利 ○5−3 対広島 
0−3と負けがほぼ決定的だった9回表、一挙に5点奪い逆転勝ち。
完封目前の長谷川から、ペタジーニがエラーで出塁すると、清原に代わった元木がヒットで繋ぎ、斉藤がホームランをかまして同点。さらに仁志、小田がヒットで出、レイサムが四球を選ぶと、江藤がタイムリー、さらに満塁で高橋が押し出し四球を選び5点目。
こういった試合を、もっと早くからやっていれば……。

清水−二岡−高橋−ペタジーニ−清原−斉藤−仁志−村田−工藤
HR:斉藤11号



9/29 ふがいない… △5−5 対広島 
今日は3点先制したのに、昨日とは逆に9回に3点を取られ、結局引き分けとなってしまった。
サンタナが9回を守れなかったわけだが、結局は抑えが固まることなくシーズンを終わりそうだ。

清水−二岡−高橋−ペタジーニ−清原−斉藤−仁志−村田−林
HR:清原25号


松井情報
松井が163試合全て出場という形で、大リーグの1シーズン目を終了した。
打率は.287。ホームランは16本。打点は106。



10/2 木佐貫防御率タイトル絶望 ×1−5 対ヤクルト 
ヤクルト石川に完投を許した。
先発木佐貫が6回に突如崩れ、5失点。
河原が9回に登板して1安打無失点に抑えたのが、せめてもの光明か。

二岡−仁志−高橋−ペタジーニ−江藤−元木−三浦−村田−木佐貫
HR:二岡29号



10/3 上原16勝目 ○8−3 対ヤクルト 
上原が11度目の完投を果たして16勝目。
3点リードされたが、中盤、ヤクルト救援陣の不調を突いて、見事に逆転した。
ヤクルト戦は、3年連続の勝ち越しが決定。

二岡−鈴木−高橋−清原−斉藤−レイサム−仁志−村田−上原
HR:江藤17号/レイサム7号



10/7 原監督お疲れさま ○6−2 対阪神 
4回から8回途中まで投げた林が無失点の好投で3勝目。投手が好投すれば打線にも好影響、4回に清原が2ランを放ち同点、5回には元木、林、江藤、仁志のタイムリーで突き放した。


最終戦を勝利で飾り、ユニホームを脱ぐ原監督に、星野監督は言葉をかけた。
「まだ若いんだから。近い将来、またユニホームを着るんやろ。くじけるなよ。また勉強せえよ」
そして、原監督の言葉。「尊敬する星野監督にねぎらいの言葉をいただき、言葉に表せないほど感動しております。思い起こせば、昨年のこの時期、この甲子園で宙を舞うことができた。その時の巨人ファンの歓声や最後まで見守ってくれて祝福をしてくれた阪神ファンの姿を忘れることができません。私ごときのために、阪神球団のご厚意でこのような時間をつくっていただき大変感謝してます」

原監督に大きな声援を送ってくれた、甲子園の阪神ファンの方々にも、感謝。

レイサム−二岡−高橋−清原−江藤−堀田−仁志−村田−高橋尚
HR:清原26号