プロ野球ニウス                    前のページへ戻る

7/2 逆転してサンタナ初勝利 ○7−6 対広島 
先発上原は、3点の先制点をもらったにもかかわらず、緒方に3ランを喰らうなどで、逆転される。膝の具合はまだ悪いようだ。

しかし8回、ペタジーニの2ラン、清水のタイムリー2ベースで逆転。その後は、岡島・真田が抑えた。
上原に代わったサンタナが、来日後初勝利。

清水−二岡−高橋−清原−ペタジーニ−斉藤−元木−阿部−上原
HR:二岡17号/高橋12号/ペタジーニ12号


松井情報
6月の「月間最優秀新人」に選ばれた。
イチロー(4回)、石井一久(1回)に続き、日本人で3人目。



7/4 ちょっと早めの花火大会 ○9−5 対中日 
ホームラン攻勢で、中日を4位に叩き落とした。
清原番長も2本のHR、江藤も10号を放ち、これで長距離バッターが軒並み2桁HRを達成した。

工藤は緩急を付けたピッチングが冴え、7回2失点で4勝目。

岡島が2/3イニングで2本のHRを喰らっているのが何とも…。

清水−二岡−高橋−清原−ペタジーニ−江藤−阿部−元木−工藤
HR:江藤10号/清原10号/二岡18号/清原11号/ペタジーニ13号



7/5 立浪が2000本安打達成 ×2−4 対中日 
3打数3安打3打点で、2000本安打を達成した立浪にしてやられた。
序盤、立ち上がりに苦しんだ山本昌を攻略できなかったのが敗因。

河原が4回と5回に好投した。これがきっかけになってくれれば…。

清水−二岡−高橋−清原−ペタジーニ−江藤−阿部−元木−ラス


7/6 木佐貫好投 ○4−3 対中日 
木佐貫が、毎回の15奪三振で9回を3失点。
しかし打線がHRでしか点を取れず、再三の好機にあと一本が出ず、同点のまま延長へ。
最後は、高橋が12回無死走者無しからサヨナラホームランを放ち、辛くも勝利。

なお、ルーキーでの毎回奪三振は、村山実、権藤博に続いて、史上三人目。
(一応9回投げきったが、延長になった場合はどうなるんだろう…)

清水−二岡−高橋−清原−ペタジーニ−斉藤−阿部−鈴木−木佐貫
HR:清水11号/ペタジーニ14号/高橋13号



7/8 久保好投したが ×1−2 対ヤクルト 
久保は9回を1失点に抑えたが、延長10回、代わった真田がベッツにHRを喰らった。
負けはしたが、木佐貫同様、新人久保の好投に来年への期待は高まる。
問題は、好投した新人を助けられなかった打線の方だろう。1回に清水・二岡が連続ヒットを放ったのに、結局は清原の投ゴロで1点取ったのみ。

なお、阪神にはマジック49が点灯。セリーグ最短記録。

清水−二岡−高橋−清原−ペタジーニ−江藤−仁志−阿部−久保


7/9 またサヨナラ負け ×5−6 対ヤクルト 
1点を取られ、完封負け目前、8回にペタジーニが満塁ホームランを放つも、前田・河本が耐えられず同点にされて延長へ。
サンタナは好投してヤクルトに隙を与えなかったが、代わった岡島が見事にやられた。

清水−二岡−高橋−清原−ペタジーニ−斉藤−阿部−仁志−上原
HR:ペタジーニ15号



7/10 4位転落 ×3−8 対ヤクルト 
先発して5失点の2年目林を責めるのは酷だろう。むしろ、若手に頼らねばならないチーム事情の方が問題だ。投手陣の建て直しは急務、特に中継ぎ−抑えは、ゼロから考え直さねばなるまい。
ヤクルト戦5連敗で、4位に転落。

清水−二岡−高橋−清原−ペタジーニ−江藤−阿部−仁志−林


7/11 勢いを象徴 ×1−14 対阪神 
目標を持ちそれに向かって懸命に走る者と、
目標を見失い、戦意を喪失した者との差。

4回、一死満塁で阿部が併殺打。そして、チャンスを逃せば必ずピンチが来る。その4回のピンチに、8点も失うから、勝てよう筈もない。
おまけに河原は、2回を投げて3失点だし。

清水−二岡−高橋−清原−ペタジーニ−江藤−阿部−仁志−工藤


7/12 もう勘弁して下さい ×3−14 対阪神 
先発ラスが、1回1/3で自責点2・失点10。この失点と自責点の差が、今日の全て。
はじまりは、江藤の悪送球と、仁志のエラー。まさしく戦犯二人である。

清水−二岡−高橋−清原−ペタジーニ−江藤−阿部−仁志−ラス
HR:二岡19号



7/18 2年ぶりの6連敗 ×5−9 対横浜 
横浜にサヨナラ負け…。延長11回、鴨志田が代打小田嶋に満塁アーチを喰らい、オールスターを挟んでの6連敗が決定。
8回途中から救援した真田が乱調。4点のリードを守れなかったことが大きい。

清水−二岡−高橋−ペタジーニ−清原−斉藤−阿部−鈴木−工藤
HR:清原12号/鈴木3号/高橋14号


松井情報
17日、ヤンキースタジアムでのインディアンス戦で、日本人選手として初のサヨナラホームランを放った。
6月29日以来の第10号。



7/19 連敗脱出 ○12−8 対横浜 
6−8の8回に清水の3ランで逆転、さらに高橋のHR、江藤のタイムリーで突き放した。
8回から登板のサンタナが後続を断ち、何とか逃げ切った。
しかし久保と河本が8失点と、課題は未だ残る。

清水−二岡−高橋−ペタジーニ−清原−斉藤−阿部−鈴木−久保
HR:阿部10号/高橋15号/清水12号/高橋16号



7/20 借金返済 ○9−6 対横浜 
上原が6失点ながらも完投し、勝率を5割に戻した。
4点を先制され、よもや横浜に負け越しという地獄絵図が浮かんだが、上原のソロHR、ペタジーニの3ランで同点、さらに清原が続き逆転。その後も花火を次々に打ち上げ、なんとか負け越しを避けることが出来た。
横浜は60敗到達一番乗り。

清水−二岡−高橋−ペタジーニ−清原−江藤−阿部−鈴木−上原
HR:上原1号/ペタジーニ16号/清原13号/二岡20号/ペタジーニ17号/清原14号



7/21 木佐貫バンザイ ○4−1 対広島 
木佐貫が12奪三振の完投で6勝目を挙げ、新人王に一歩近づいた。今年のへっぽこジャイアンツの中にあって、最も輝いている男と言えよう。伸びのあるストレートとカーブを武器に、6回には3者連続三振を記録。
もはや若手の活躍と、来年への期待を抱くしかない、18ゲーム差で4位のジャイアンツ。

清水−二岡−高橋−ペタジーニ−清原−江藤−阿部−鈴木−木佐貫


7/22 河本背信 ×1−3 対広島 
広島佐々岡の前に、清原の一発による1点のみ。1失点と好投のラスを援護できず、延長戦へ。
延長戦となると、中継ぎ・抑えの投手力がモロに影響する。河本の何度目かの背信行為で、負け。

清水−二岡−高橋−ペタジーニ−清原−斉藤−阿部−鈴木−ラス
HR:清原15号



7/23 審判にも見放され ×0−1 対広島 
0−0の9回一死二塁。木村拓のピッチャーライナーを前田が地面スレスレで捕球、二塁ランナーが飛び出していたために二塁へ送球してダブルプレー……のはずだった。
しかし、前田の捕球をワンバウンドと審判が判定、さらに挟まれた二塁走者を刺そうと江藤がタッチしたはずだが、それも認められず走者は三塁へ。前田は怒り冷めやらぬ様子だったが、抗議しても判定は覆らなかった。その後、緒方がタイムリー…。
江藤が、タッチを審判にアピールせずにすぐに三塁へ投げていれば、最悪、二死一塁だったが。

8回を無失点に抑えた二年目林を援護できなかった、打線が根本的な問題ではあったが。

清水−二岡−高橋−ペタジーニ−清原−江藤−阿部−鈴木−林


7/26 サンタナ初セーブ ○6−4 対ヤクルト 
先発久保は6回2/3を3失点(自責点1)で4勝目。
後半戦の守護神に指名されたサンタナが初セーブ。
中継ぎも、岡島・前田が無失点で抑えた。

遂に清水が先発を離れた。確かに.250を切るようじゃ、本調子の清水ではない。

二岡−鈴木−高橋−ペタジーニ−清原−後藤−阿部−川中−久保
HR:川中1号



7/27 上原完投 ○3−1 対ヤクルト 
上原が完投で8勝目、序盤のリードを1失点で守りきった。
打線も、1回の高橋タイムリー、2回の阿部2ランと、序盤制球の甘い石川を攻めることができた。

しかし、ダイエー×オリックスの26-7って…

二岡−鈴木−高橋−ペタジーニ−清原−江藤−川相−阿部−上原
HR:阿部11号



7/29 木佐貫完封 ○3−0 対中日 
木佐貫が3安打初完封で7勝目。防御率でも、今日2イニング6失点KOの伊良部を抜き、2.44でトップとなった。
9奪三振で、新人の連続2桁三振記録に並ぶことは出来なかったのは残念。

打線も、好投する紀藤から、7回の2本のホームランで得点、巧く隙をつくことが出来た。

二岡−鈴木−高橋−ペタジーニ−清原−(久保→)清水−阿部−川中−木佐貫
HR:高橋17号/阿部12号



7/30 中継陣の背信 ×5−9 対中日 
3回に中日先発の久本をノックアウト。巨人先発ラスは5回を失点4(自責点2)で降板、この時点で5−4とリード。
しかし、6回に中継陣が崩壊する。鴨志田は三振−四球−四球、木村は死球−ヒット−ヒット、河本はヒット−フライ−フライ。で、4点取られ、逆転される。

投手が完投しないと勝てないのでは、Aクラス入りすらおぼつかない。

二岡−鈴木−高橋−ペタジーニ−清原−江藤−阿部−元木−ラス
HR:二岡21号/江藤11号



7/31 前田討ち死に ×2−5 対中日 
8回、仁志のホームランで同点に追いついたが、続く2アウト満塁のチャンスで、高橋が凡打に倒れた。
こうなると流れは中日で、9回、前田が3点を取られ、とどめを刺された。

二岡−鈴木−高橋−清原−江藤−元木−山田−村田−工藤
HR:江藤12号/仁志7号