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誰が中共を信じるか (2008 3/30 22:00)

暴動、中国の陰謀では=ダライ・ラマいら立つ(3/29時事)
 【ニューデリー29日時事】インドのPTI通信によると、チベット亡命政府指導者のダライ・ラマ14世は29日、当地での記者会見で、中国チベット自治区の暴動に関し、「中国軍の兵士数百人が僧侶姿に変装していたと聞いている」と述べ、暴動は中国側が仕組んだ可能性があるとの考えを示唆した。
 ダライ・ラマは中国に対話再開を再三要請しているが、中国当局は暴動を「ダライ一派」の陰謀と決め付け、これを拒み続けている。ダライ・ラマの発言は中国の反応に対するいら立ちを示したものとみられる。


チベット寺院で銃30丁押収=暴動発生の四川省アバ県−中国(3/30時事)
 【北京30日時事】新華社電によると、中国四川省アバ・チベット族チャン族自治州アバ県の警察当局者は29日、同県のチベット寺院「キルティ・ゴンパ」で銃30丁、銃弾498発、4キロの爆発物などを押収したことを明らかにした。
 このほか、大量のナイフ、衛星電話、海外テレビ受信装置、ファクスなども押収され、僧侶の寝室からは「チベット独立」と書かれた横断幕も見つかったという。
 アバ県では16日に大規模な暴動が発生。警察によると、容疑者26人が逮捕された。


 我々は、民間人のフリをして攻撃を仕掛けた「便衣兵」の存在を知っている。どちらの話を信用すべきか、まともな思考回路を持っていれば躊躇はしないだろう。中国の言い分を信じてヘラヘラしているのは福田さんだけで十分だ。

 中国は印象が悪くなるような嘘ばかりついているんだが、よっぽど常識がないのか、その辺りの見境が無くなっているくらいに焦っているのか。また数千人規模のデモが行われたという話もあり(参考:ラサで新たな大規模デモ=「数千人参加」−チベット亡命政府)、中共にとっては好ましくない方向へ事態は動いているようだ。逆に言えば、中共の弾圧がさらに過酷になる可能性もあると言うことなのだが。

「僧侶100人以上を連行」チベット支援団体(3/30産経)
 インドに拠点を置く非政府組織「チベット人権民主化センター」は28日、四川省アバ県で同日、武装警察部隊が「正式な司法手続きを経ずにチベット仏教寺院の僧侶100人以上を連行した」と発表した。数百人が寺院を急襲し、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の肖像画や関連資料を捜索、持ち去ったという。(北京 野口東秀)

 連行された僧侶たちがこれから受けるであろう扱いを想像すると、身の毛もよだつ。昆虫さえ殺すのを憚るチベット僧を、中共のクズどもは、拷問し、殺す。五輪が大失敗し、胡錦濤が失脚し、ついでに共産党支配がガタガタになって中華人民共和国が大分裂し、虐げられてきた少数民族が独立を手に入れることを心の底から祈る。


遅刻 (2008 3/30 22:00)

YOSHIKIドームに時間厳守の誓約書(3/30ニッカンスポーツ)
 ロックバンドX JAPANの復活ライブの2日目公演「攻撃再開〜無謀な夜」が29日、東京ドームで行われた。28日の初日は開演が2時間17分遅れ、16曲の予定が9曲に。だが、この日は予定通りに開始。YOSHIKIは世界初の可動式のドラムセットで地上約20メートルの高さでドラムを演奏。ピアノソロもたっぷり聞かせ、初日幻になった「X」では5万人が「Xジャンプ」。2時間半、14曲の盛りだくさんの内容となった。
 ライブ30分前にはYOSHIKIが会見し、初日の開演時間が遅れた説明をした。98年に死去したHIDEさんを再現する凝ったステージだったことなどもあり、機材トラブルが相次いだという。「ちなみに僕は遅れてません。そういうイメージですからいいですけど…。ファンの人たちにすごいステージを見せようと先走って裏目に出てしまいました」と話した。
 東京ドームは午後10時ライブ終了の規定があり、初日は午後10時45分まで引っ張った。最後に残していたのが、最大の見せ場のHIDEさんの3D映像。ドーム側から「電源を落とす」と言われYOSHIKIがそでに下がるたびに交渉した。「HIDEの(3D)映像の作業にすごく時間を費やした。どうしてもファンに見せたかった。曲目変更の指示、交渉と裏でやることがいっぱいあって、最後の曲ではブチ切れてドラムをたたいたら、意識を失いました」。(以下略)

 初日は惨憺たる状況だったようで。開演が2時間17分遅れ、演奏したのがたった9曲じゃぁ、いかなる理由があろうとプロとして失格だろう。YouTubeで動画も見てみたが、内容も良くなかったように思う。Silent Jealousyをあのテンポで叩いたらイカンだろ。しかも、最後失神って……本当に倒れたのなら、あれくらいのドラムで倒れるなんて体力無さ過ぎとしか言えないし、演出だとしても、「失神してライブ終了」で客は納得するのか?と思うし。というか、タムをどけながら倒れる失神なんてあるか。
 Xの曲は嫌いじゃない…むしろ好きな方であるがゆえに、もっとまともにやって欲しいという思いが。

 ちなみに「YOSHIKIは世界初の可動式のドラムセットで」って何だよ?コージー・パウエルは?トミー・リーは?真矢は?バディ・リッチは?


無能にして冷血 (2008 3/30 1:00)

首相「声高な批判、適当ではない」・チベット騒乱で(3/29日経)
 福田康夫首相は29日、日本経済新聞などとの会見で、中国チベット自治区で起きた騒乱について「声高に批判することが今の段階で適当かどうかよく考えなければいけない」と述べ、北京五輪のボイコット問題などには慎重に対処する姿勢を示した。同時に「早期に平和裏に沈静化されることを強く期待する」と強調。中国政府とダライ・ラマ14世の双方が対話による解決を目指すよう促した。

 正直に言えば、この度を超した媚中っぷりに殺意に近い嫌悪感を抱いた。国際社会の視線と流れを認識できない無能ぶりと、侵略される人間の痛みを理解できない冷血ぶりと。村山富市のレベルにまで堕した。



明日の朝日のはしゃぎようが目に浮かぶ (2008 3/28 22:00)

元守備隊長の請求棄却 沖縄集団自決訴訟(3/28産経)
 先の大戦末期の沖縄戦で、住民に集団自決を命じたとする誤った記述で名誉を傷つけられたとして、旧日本軍の元戦隊長と遺族が、ノーベル賞作家の大江健三郎氏(73)と岩波書店(東京)に、大江氏の著書『沖縄ノート』などの出版差し止めや損害賠償を求めた訴訟の判決が28日、大阪地裁であった。深見敏正裁判長は「書籍に記載された内容の自決命令はただちに真実と断定できない」としながらも「(命令の)事実については合理的資料や根拠がある」と認定。名誉棄損の成立を認めず、原告側の請求をすべて棄却した。原告側は控訴する方針。
 戦後、定説のように流布された「隊長(軍)命令説」の真実性が最大の争点。判決は、真実性について明確には認めなかったが、大江氏らが命令説を真実と信じた相当の理由があったとして、名誉棄損を否定する「真実相当性」を棄却の根拠とした。
 原告は元座間味島戦隊長で元少佐の梅沢裕さん(91)と、元渡嘉敷島戦隊長の故赤松嘉次・元大尉の弟、秀一さん(75)。対象となったのは『沖縄ノート』と、歴史学者の故家永三郎さんの『太平洋戦争』(岩波書店)の2冊。
 深見裁判長は、多くの体験者が手榴(しゆりゆう)弾は自決用に交付されたと語っている▽沖縄に配備された第32軍は防諜を重視し、渡嘉敷島では部隊を離れた防衛隊員の島民を処刑した▽自決のあったすべての場所に日本軍が駐屯し、駐屯しなかった場所では自決がなかった▽軍は両元隊長を頂点とする上意下達の組織だった−などとして軍や元隊長が自決にかかわったと認めた。
 大江氏は昭和45年に刊行された『沖縄ノート』で、研究者による戦史の文言を引用して両島の隊長命令説を記述。特に赤松元大尉については「集団自決を強制したと記憶される男」「戦争犯罪者」などと記した。


 「書籍に記載された内容の自決命令はただちに真実と断定できない」という裁判長の言葉は、まさに私たちが述べてきた主張と同じである。しかし、そこから普通の思考回路であれば「命令はなかったとせざるを得ない」と判断するのだろうが、この裁判長は全く逆方向へ向かってしまった。
 深見裁判長は、「被告側が命令を事実と信じるだけの根拠はある」として「被告側の軍の関与はあったとする主張は合理的」と認めてしまった。かようなまでに「なかったことを証明するのは難しい」と嘆息すべきか、司法に携わる者の間に根付く左巻き思想を嘆くべきか。まぁ後者だろうね…琉球政府の辞令よりも、沖縄タイムスの捏造を証拠採用するような輩なのだから(参考:沖縄集団自決訴訟に対する大阪地裁の不当判決と照屋氏の証言)。

 ただ、今回の判決は、もちろん妥当だとはまったく思っていないが、理解できないわけではない。「大江氏らが命令説を真実と信じた相当の理由があった」というのはその通りで、軍が「市民」を死に追いやったと考えるのは、妙な贖罪意識が支配的だった数十年前では常識だったとも言える。要するに、「当時の大江はアホで、しかもそのアホを更正するだけの環境もなかったから仕方ない」と考えるのは、無理筋というわけではない。高裁で判決がひっくり返されることは期待するが、そしてこの地裁判決は不当であると思うが、しかし一分の理も無いとまでは言えない。「自決命令は真実とは断定できない」と、いちおう言っている部分も評価できるし。
 しかし、沖縄2紙や朝日新聞などは、当然「原告敗訴」を大見出しで伝えるだろうし、便乗して「軍の関与はあった、軍の命令はあった」とプロパガンダを始めるだろう。「自決命令は真実とは断定できない」という部分は華麗にスルーして、「日本軍が深く関わったことは認められる」という部分だけをクローズアップして印象操作するんだろう。今回の地裁判決自体よりも、それを報じるメディアの姿勢の方が不安だ。

古来 (2008 3/28 22:00)

西蔵へのいかなる国の介入にも断固反対(3/28人民網)
 外交部の秦剛報道官は27日の定例会見で、「西蔵(チベット)は古来中国の一部であり、西蔵の事柄は中国の内政に属す。中国政府は、西蔵の事柄、中国の内政へのいかなる国の介入にも断固反対する」と表明した。
 
――西蔵の暴力事件の背後には米中央情報局(CIA)、あるいはそれより大きな国際ネットワークの支援があったとの報道があるが、中国政府はこれを信じるか。信じるのなら、どのような態度を表明するか。
 中国は関係国に対し、中国の主権と領土保全を尊重し、国際関係の公認のルールを尊重し、ダライ(ダライ・ラマ14世)およびその集団による分裂活動に、いかなる形式や口実であれ、支援を与えないよう要求する。
 西蔵は古来中国の一部なのに、いわゆる「西蔵独立」はなぜ生じたのか。歴史資料に目を通してみるといい。「西蔵独立」という言葉は、百数十年前にはまだなかった。「西蔵独立」という悪事を最初に唱えたのは誰なのか、歴史資料に目を通し、調べてみるといい。西蔵やダライ関連の問題について、みなさんがより真実性と客観性のある報道をする助けになるだろう。中国政府には、自国の主権と領土保全を守る決意と能力がある。
 
――フランス外相がEU外相会議で西蔵問題を取り上げるとの報道について。
 西蔵問題は完全に中国内部の事柄であり、外国の干渉を許さない。EUには、是非をはっきりさせ、事件を引き起こした暴力犯罪分子を厳しく非難することを希望する。彼らは法律と秩序を破壊し、社会の安定を破壊し、人民大衆の生活を脅かしたのだから。この問題においてダブル・スタンダードを取らず、ダライ集団にいかなる誤ったシグナルも送らないようEUに求める。ダライに対する中央政府の政策は一貫かつはっきりしたものだ。(編集NA)


 「西蔵は古来中国の一部」ねぇ……ダライ・ラマ14世の即位は1940年、中華人民共和国の成立はその4年後なんだが。
 古来と言えば、満州は「古来」の日本の物だった。すぐに返還して欲しい。
 400年前には、中国は満州族の物だった。すぐに満州人に返還して欲しい。
 800年前には、中国はモンゴル人の物だった。すぐにモンゴルに返還して欲しい。
 1600年前には、中国は北方騎馬民族の物だった。すぐに中央アジアの民に返還して欲しい。
 2400年前には、漢民族は黄河中下流域にしかいなかった。すぐに国の版図を狭めて欲しい。
 2400万年前には、中国には人間がいなかった。すぐにネズミたちに領土を返して欲しい。

 というか、独立していた国なら「独立」を訴える必要がないのだから、「西蔵独立という言葉は百数十年前にはなかった」というのはチベットが独立していたことの証拠じゃないか、と思った。


昨日の続き (2008 3/28 10:00)

お願い : 門真の中学での不起立、学校に激励を(レイバーネット)
大阪の松田勲です。

産経新聞に掲載された教職員と卒業生たちの「君が代」不起立の報道です。
http://www.sankei-kansai.com/01_syakai/sya032703.htm

担任団全員と卒業生の圧倒的多数が「君が代」に不起立をしました。
5年ほど前なら大阪のどこにでもあった状況であり、こういうことで教育委員会が反応することもありませんでしたが、やはり情勢は違ってきています。
この段階で府教委が動き始めているのは、越権行為でもあります。
産経読者には反動的な人が多いでしょうから、学校や教育委員会への圧力も強まると予想されます。
学校と教育委員会に、不起立支持、生徒たちの行動を問題にすること自体がおかしい、という声をどんどん届けてください。
とくに、学校宛に教職員への激励を最優先して送ってください。

・門真三中 門真市柳田町12−6 電話:06-6908-9314 Fax(06)6908−9326
  校長 瀬戸和夫
・門真市教育委員会事務局
    〒571-0055 大阪府門真市中町1-30
    電話:06(6900)1818(代表) FAX :06(6900)2323
・大阪府教育委員会
   市町村教育室小中学校課
    〒540-8571 大阪市中央区大手前2 大阪府庁別館5階
    電話 06−6941−0351(代表) FAX 06−6944−3826
  教職員室 E-mail kyoshokuin@sbox.pref.osaka.lg.jp
   教職員人事課 電話 代表 06-6941-0351 (内線3440) / 直通 06-6944-6891
          FAX 06-6944-6897


 「5年ほど前なら大阪のどこにでもあった状況あり、こういうことで教育委員会が反応することもありませんでしたが、やはり情勢は違ってきています。」だそうな。異常極まりない状況も、少しずつ改善されていると見るべきか、相変わらずアホが跋扈していると見るべきか。学校教育には多額の税金が使われている。卒業式で掲げられる日の丸の向こうには、その税金を払ってくれる大人達が存在しているのだということを、教師はきっちり教えるべきだ。学校で学べることに対する感謝の念を涵養するのも、教師の仕事だ。その際に国歌を歌うことによって国家の存在を認識させることは、無意味どころか非常に重要なことであろう。というか、市立中の話だから、教員たちこそ税金で養ってもらっていることを国に感謝すべきなんだが…。

 ともかく、アホがアホを応援しようとしているので、せっかく住所・電話番号を教えてくれているからまともな声も届けておきましょうか。

 どうでもいい話だが、うちの中2の生徒は採点機能付きのカラオケで君が代を歌って高得点を出したと喜んでいた。授業前に朗々と歌っている姿が微笑ましかった。



風物詩 (2008 3/27 18:00)

国家斉唱 起立1人 卒業生170人 教員が指導か 門真の第三中(3/27産経)
 大阪府門真市の市立第三中学校で今月13日に行われた卒業式で、約170人の卒業生のうち男子生徒1人を除く全員が、国歌斉唱時に起立せず、その多くが斉唱もしなかったことが26日、分かった。式に出席していた3年の担任、副担任計11人のうち9人も起立せずに斉唱もしなかったという。学校側は事前に教員が卒業生に不起立を促した可能性があるとみて担任らから事情を聴いており、事態を重くみた府教育委員会も調査に乗り出した。
 第三中や式に出席した関係者によると、式は卒業生や保護者らが起立して始まり、教頭の「開会の言葉」に続いて国歌斉唱が行われた。しかし、「国歌斉唱」とアナウンスされたとたん、それまで起立していた生徒たちは次々と座り始め、最終的に起立したまま斉唱したのは男子生徒1人だけだった。着席した生徒の大半は斉唱した様子がなかったという。
 式には、3年生を受け持つ担任5人、副担任6人も出席していたが、生徒たちと同様に相次いで着席し、起立していたのは副担任2人だけだったという。
 式の後、一部保護者から事態を問題視する声が寄せられ、学校側は市教委に報告。さらに教員らが生徒に不起立を命じたり促したりしなかったかどうか、担任らから事情を聴いている。府教委によると、学校の調査に対し一部の教員は「生徒に国歌の意義について説明し、『式で歌うかどうかは自分で判断しなさい』と指導した」と話しているという。
 瀬戸和夫校長は産経新聞の取材に対し、「事前に不起立を指導していたのであれば、生徒の内心の自由を侵す行為で明らかに行き過ぎた指導。ただ、現在のところそうした指導があったという事実は確認されていない」と説明。教員の不起立に関しては「学習指導要領に従って起立するよう指導はしていたが、結果としてこうなってしまった」と話している。
 府教委小中学校課は教員が全卒業生に不起立を促していた可能性が高いとみており、「非常に大きな問題で、偏向教育ととられても仕方がない。教員の不起立についても経緯をくわしく調べ、厳正に対処したい」としている。


 「君が代を歌わない自由」を云々する前に「洗脳教育を受けない自由」というものを論議する必要性があると、痛切に感じる。「生徒に国歌の意義について説明し、『式で歌うかどうかは自分で判断しなさい』と指導した」などと教員は言っているが、「日の丸や君が代は、日本軍国主義にまみれた忌むべきものです」という話を散々した後で「あとは君たちが決めなさい」とか言ったんだろう。教師の洗脳無しでこんなアホな事態になるのは、「立ち続けた1人以外はみんな日本人じゃない」ってくらいしか考えられない。

 まぁ、生徒が着席するのは、それが本当に本人の意思であるなら認めないこともない。問題は、国旗や国歌の意義を教えるべき教員が、国歌斉唱で着席したという事実。ましてや、市立中学校での出来事ゆえ、教員はみな公務員。国の禄を食んでおきながら、国に反発するキチガイぶり。親の庇護を受けているにもかかわらず親に反発する、反抗期のクソガキと同じ思考回路である。

 座ってしまった生徒たちを非難する気持ちは、ほとんど無い。バカ教師の思想教育に洗脳されてしまった哀れな子供たちか、或いは雰囲気に負けて座ることを選ばざるを得なかった子供達か、いずれかだろう。
 
 ちなみに、自分の子供が卒業式で国歌を歌わずに着席したら、私は間違いなく殴ってしまうだろう。自分の育て方の間違いを呪いながら。



雪山獅子旗 (2008 3/23 15:00)



 木曜日頃まで更新をお休みしますので、その間チベットの国旗を掲揚しておきます。

 中国の人権無視の行動に対する反発ももちろんあるし、チベット人を応援したいという感情ももちろんある。しかしそれ以上に、「日本が中国のチベット弾圧に怒りを覚えていると表明すること」によって、中国を牽制し、その覇権主義的性格が日本に向かうのを多少なりとも抑える効果もあると考える。本当は政府が中共を牽制すべきだが、福田政権がそんなことをしようはずもないので、自分たちでやれることをやるしかない。というわけで、チベットの旗を置かせていただきます。

 最終的には、共産主義・独裁主義・帝国主義体制を未だに引きずる中華人民共和国という体制が崩壊することを希望して…。


 さて、中国だが、予想通り過ぎて笑うしかない反応が出てきた。

「お金で雇われた」、ラサ暴力事件で破壊活動について供述(3/22CRI)
 ラサ市の暴力犯罪事件に参加した不法分子の供述によりますと、この事件は、ダライラマ一派が組織的、計画的、念入りに画策し、煽動したものであり、国内外のチベット独立勢力が結託した事件だということです。
 チベットの林芝地区のドルゥマは「チベット独立勢力がお金で雇ってくれた。指示に従って、破壊活動を行った。多くの物を壊し、火をつければ、もっと多くのお金がもらえる」と供述しました。
 また、主な犯罪者の一人であるナワンランジはラサで5軒の雑貨店を経営しています。店が雇っている6人に分裂活動をさせました。ナワンランジは「自分はお金を出し、仕事がなくて遊んでいる人を雇って、暴力犯罪事件を画策、煽動した」と供述しました。(翻訳:katsu)


 「チベット独立勢力がお金で雇ってくれた。指示に従って、破壊活動を行った。多くの物を壊し、火をつければ、もっと多くのお金がもらえる」ですってよ、奥さん。誰が信じるかよ。小学生みたいな反応で、それだけ中共は火消しに躍起なんだろうなと窺える。
 正確には、「「チベット独立勢力がお金で雇ってくれた。指示に従って、破壊活動を行った。多くの物を壊し、火をつければ、もっと多くのお金がもらえる」と言うように当局に脅迫されたor当局に金を積まれた」だろう。或いは、証言者の存在自体が捏造の可能性もある。

 中国当局は「多くのチベット人が自首してきた」と発表しているのだが、強制的にチベット人を連行したということだろう。恐ろしいのはこれからで、「暴動を起こした」とされる人たちが、どういった「取り調べ」を受けるのか、心配でならない。中共の弾圧を乗り越えて抗議行動がさらに高まっていかない限り、日本のメディアの報道はこれからおそらく沈静化していくだろう。しかし、むしろ「暴動が収まった」とされた後こそ、中共による弾圧が徹底されている時期なのだ。


 ちなみに、皆さんご存じのことと思うが、中国で抑圧されているのは、チベット人だけではない。

「状況はチベット同様に深刻」亡命ウイグル人組織が会見(3/22読売)
 中国からの亡命ウイグル人で組織する「世界ウイグル会議」のドルクン・エイサ事務局長(40)は20日、ドイツ・ミュンヘンの本部で取材に応じ、中国チベット自治区ラサで起きた暴動について触れ、「我々の状況は(中国政府による漢族との同化政策など)チベット族と同じく深刻だ。国際社会に訴えたい」と述べた。
 事務局長によると、ラサ暴動後、新疆ウイグル自治区では目立った混乱はないが、同自治区南部のアクスなど3都市で夜10時以降の外出が制限され、警備が強化されたとの情報があるという。事務局長は、1997年に同自治区で民衆のデモと官憲が衝突して死傷者が出た事件を挙げ、「人権状況が改善しない限り、事件は再び起こり得る」と述べた。
 また、昨年5月から当局がウイグル族のパスポートの回収を始めたとして、「海外渡航が不可能になり、人権侵害だ」と批判。就労斡旋(あっせん)の名目で、中国政府が数年前から未婚女性を数十万人単位で沿岸部に移住させる計画を進め、学校でもウイグル語の使用を制限しているとし、「100年後、我々の文化が残っているだろうか」と非難した。そのうえで、事務局長は「我々は暴力に頼らず、東トルキスタン(新疆ウイグル自治区)の独立を目指す」と述べた。世界ウイグル会議は、2004年に発足した各国のウイグル人組織の連合体。事務局長は新疆生まれで、1994年にトルコに亡命した。


 「未婚女性を数十万人単位で移住」とは、何ともおぞましい。現地でのウイグル族同士の結婚を阻止し、ウイグル人を根絶やしにしていこうという中共の意図が読み取れる。周回遅れの帝国主義を未だに続けている国。いや、2200年前の始皇帝の時代から、同じことを繰り返している国とも言えるか…独裁に虐殺に領土拡大に思想弾圧に…。



煩悩の塊 (2008 3/21 0:00)

胡錦濤主席、池田大作氏と会談へ(3/20産経)
 5月の来日が予定される中国の胡錦濤国家主席が、来日時に創価学会の池田大作名誉会長と会談する方向となっていることが19日、分かった。中国側が「胡主席が日本で会いたい民間人3人のうちの1人」として池田氏を指名したという。胡氏は主席就任前の昭和60年と平成10年にも都内で池田氏と会っており、会談は今回で3回目となる。
 胡氏の来日について日本政府は、中国側に5月6日からの5日間の日程を打診中で、現在、正式な回答を待っている。胡氏は日本で天皇、皇后両陛下や福田康夫首相と会談するほか、中国とゆかりの深い古都、奈良などを訪問予定で、この間に池田氏との会談をセットする形だ。
 中国は昭和47年の国交正常化の地ならしを行った池田氏について「井戸を掘った功労者」と評価している。また、「中国で池田氏は宗教家というよりも、強い力を持った政治家という位置づけだ」(日中外交筋)とされ、公明党などを通じた政界への影響力にも期待しているとみられる。


 胡錦濤は、チベットで僧侶を殺しまくった、そして今も殺し続けている男であり、仏教徒からすれば仏敵であるはずなのだが、エセ仏教徒の大作には関係ないらしい。さすが、金に物を言わせて学位を買い漁る卑しい性根の持ち主である。

 私は池田大作を蛇蝎のごとく嫌っている…と言ったら、ヘビやサソリに失礼だな。嫌っていると言うよりは、心の底から死んで欲しいと思っている。
 私の知っている創価学会員は、学会に入ってさらに不幸になった者ばかりである。交通事故で子供が半身不随になっても、「学会に入っていたおかげで、これで済んだ」と真顔で言うようなおめでたい人たちばかりなので、学会に入ってさらに不幸になっているという現実に気付かぬようではあるが。

 まぁ会いたいなら会えばいいと思うが、中国で会ってくれ。胡錦濤は日本に来るな、池田大作は日本から出て行け。


人でなし (2008 3/21 0:00)

 3月20日の朝日新聞「朝日川柳」の欄に載っていた川柳。
五輪前 どうにも邪魔な 生き仏(横須賀市 石井彰)

 これほどまでのクズって存在するんだね。
 載せる朝日も朝日だが、それはいつものこと。


業務連絡 (2008 3/21 0:00)

 来週は、(たぶん)金曜日まで更新をしませんので、ご了承下さい。
 祖父の墓参りに行ってまいります。



及び腰の日本 (2008 3/20 0:00)

高村外相「五輪ボイコットせず」(3/18産経)
 高村正彦外相は18日午前の記者会見で、中国・チベット自治区の騒乱事件を理由に日本が今夏の北京五輪をボイコットする可能性について「ない。北京五輪は成功裏にやってもらいたいと日本政府は考えている」と否定した。
 また、中国側がこの問題での国際調査団の受け入れを事実上拒否していることに関し、高村氏は「なるべくオープンにして中国側の言う通り『中国は乱暴なことはしていない』と国際社会が分かるようにした方がいい」と注文をつけた。


 後半は、まぁ皮肉と思えば理解できる発言ではある。
 ただし、前半は全く支持できない。チベットの民に思いを馳せれば「北京五輪は成功裏にやってもらいたい」などとは到底言えないだろうし、そういった感情論を抜きに考えても、「日本はボイコットしない」と初めから「五輪ボイコットを交渉の道具とすること」を放棄する姿勢は、腰抜けと呼ぶ以外に方法が見当たらぬ。
 こういうこと言うと、「政治とスポーツは…」という向きが現れたりするが、まぁ確かに理想的・原則的にはそうだが、中共が北京五輪を政治的に利用しようとしているのが明らかなのだから、こちらだけ一方的に潔癖に徹してもしょうがあるまい。

 一方で、多少骨のありそうな声明も出ているようだが…

「状況悪化なら胡主席来日 歓迎できぬ」 超党派チベット議連が声明(3/19産経)
 超党派の「チベット問題を考える議員連盟」(代表・枝野幸男民主党元政調会長)は19日、国会内で総会を開き、チベット騒乱への中国政府の鎮圧行動を「五輪開催国にふさわしく、武力の行使や人権侵害を行わないよう自制を求める」と非難する声明を発表した。
 声明は「報道の自由がない中で、中国政府による一方的なプロパガンダや弾圧がなされている疑義を持たざるを得ない状況が悪化するなら、胡錦濤国家主席の訪日を到底歓迎できない状況になりかねない」としている。
 民主党の鳩山由紀夫幹事長や自民党の馳浩副幹事長、社民党の阿部知子政審会長ら衆参議員27人が出席した。枝野氏は「弾圧している疑いのある国の元首を歓迎していいのか。政府は踏み込んだ対応をとれ」と強調。出席者から「胡主席自身が昔、チベットを弾圧した。人権を顧みない中国は問題だ」(玉沢徳一郎元防衛庁長官)「調査団派遣を求めている欧州連合(EU)議会と連動しよう」(藤田幸久民主党参院議員)などの意見が出た。
 チベット問題では、昨年11月に鳩山氏ら同議連メンバーが訪日中のチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世と会談し、中国側から抗議を受けた。平成13年には、中国側が同議連メンバーに「活動をやめないと所属政党の幹部が訪中しても、中国要人に会えなくなる」と圧力を加えたことが明らかになっており、今後の中国側の反応も注目される。


 揚げ足取りになるかもしれないが、どうしても「状況悪化なら」という条件付けが気になってしょうがない。チベットへの民族浄化、ジェノサイドは今に始まったことではない。今以上の状況悪化などあり得ない。「一応声を上げました」という予防線の声明ではないのか。
 また、「状況の悪化」とは何を指すかというのも気になる。中共が武力で弾圧してむりやり理抗議活動を抑え込んだのを「状況改善」と為すのであれば、話にならない。或いは、中国当局の「事態は沈静化」という大本営発表を受けて「だったら問題ないですね」という方向に進んだりしたら、笑い話にもならぬ。

 仮にポーズであっても何も言わないよりはマシではあるが、日本の政治家から、もうちょっと「中共に無用な配慮をしていない発言」を聞きたいものだ。五輪ボイコットや胡錦涛来日拒否も、現実的な話として欲しい。



福田さんは退くべきだ (2008 3/19 0:00)

日銀総裁空席の公算=民主、田波案も不同意−旧大蔵次官理由に−西村副総裁は同意(3/18時事)
 民主党は18日夜、党本部で役員会を開き、政府が次期日銀総裁候補として再提示した田波耕治国際協力銀行総裁(68)を不同意とすることを決めた。副総裁候補の西村清彦日銀審議委員(54)は同意する。民主党など野党が多数を占める参院で「田波総裁」は否決される方向だ。福井俊彦総裁の任期切れを19日に控え、総裁空席の事態は避けられないとの見方が一段と強まった。
 民主党は、田波氏が先に不同意とした武藤敏郎日銀副総裁と同じ旧大蔵省(現財務省)の事務次官経験者であることから「財務省の順送り人事は認められない」とした。
 これに先立ち、町村信孝官房長官は国会内で鳩山由紀夫幹事長と会い、田波総裁案に理解を求めた。しかし鳩山氏は「武藤氏を不同意にしておいて、田波氏を同意するのはなかなか難しい」と伝えた。西村氏については「(日銀での)経歴が生かされるのではないか」(鳩山氏)と評価した。
 民主党以外の野党では、共産党が田波、西村両氏とも不同意とする方針。社民党は田波氏のみ不同意とすることを決定した。国民新党は「総裁人事を政争の具にすべきではない」(綿貫民輔代表)として両氏とも同意する。


 綿貫氏が述べているように、日銀総裁人事は政争の具にすべき案件ではない。安全保障などと共に、与党も野党もなく協力して当たるべき範疇にあろう。だから、この問題については、私は民主党に批判的である。

 しかし、「財務省の次官経験者はダメだ」という理由で民主党は武藤氏の昇格に反対したというのに、またもや大蔵省の事務次官経験者を持ち出した福田さんの考えも、よく理解できない。民主党の言い分に利があるかどうかは措くとしても、これでは民主党が同意できないのは分かり切っているではないか。ふだん自己主張しないくせに、なぜ今回だけは意地になっているのだろうか。

 一方で、中国には配慮しすぎるほどに配慮。

首相「冷静に適切な対応を」 チベット騒乱(3/18産経)
 福田康夫首相は18日夜、中国西部のチベット自治区で起きた大規模騒乱が周辺にも拡大していることに対し、「憂慮している。(中国当局とデモ参加者の)双方が冷静に適切な対応を取ってほしい」と述べ、自制を求めた。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 やむにやまれず抵抗するチベット人と、民族浄化・文化破壊を推し進める漢族を同列に語るな、クズが。 

 もう福田総理に期待する物は、何もない。



中共の言葉は信じられぬ (2008 3/18 1:00)

 中共によるチベット弾圧のニュースを見ていると、第二次天安門事件を思い出す。そう言えば、あのときも日本は中途半端な対応しかできなかった。

「暴徒が市民13人殺害」とチベット当局、武力鎮圧は否定(3/17AFP)
 【3月17日 AFP】(一部更新)中国当局は17日、チベット(Tibet)自治区ラサ(Lhasa)で起きた騒乱で、「罪のない市民」13人が暴徒によって殺害されたと発表した。一方、武力鎮圧については否定した。
 チベット自治区のジアンパ・ピンツオ(Qiangba Puncog)主席は、14日の騒乱で市民らが「焼き殺されたり刺し殺されたりした」と述べた。これまで国営通信社は騒乱による死者は10人と報じていた。
 同主席は、「暴徒らは極めて残忍だった」と述べ、無関係の人間にガソリンをかけ火をつけたり、巡回中の警官を殴り倒し刃物で肉を切り取ったりしたと語った。
 また、市内300か所以上が放火され、商店214店舗、56車両が焼けたとし、鎮圧に当たった警察官少なくとも61人が負傷、うち6人が重症だと述べた。
 デモの参加者に死者が出たかとの問いについては、治安当局の拘束を逃れようと3人が建物から飛び降りたと述べたが、3人の安否は明らかにしなかった。
 ピンツオ主席は、治安部隊は人を殺傷する武器は一切使わず、発砲もなかったとして、騒乱発生時に現地にいた外国人旅行者の目撃証言を否定。人民解放軍の出動は暴動の発生後であり、後片付けと治安維持が目的だったと説明した。(c)AFP


 中共の発表を信じる人は、イカれた脳味噌の持ち主を除いては、世界中で誰一人いないだろう。中国のチベットにおける残虐行為は今に始まったことではない。仮にチベット人が「暴動」を起こしたとしても、それは中共の弾圧に対する正当な抵抗である。
 だいたい、このような非道な行為をおこなった中共の言葉を、誰が信じようか。

書籍紹介「中国はいかにチベットを侵略したか」(講談社インターナショナル)
―本文より
1956年は、中共の約束事が耳をかす値打ちもない大嘘だったことがはっきりしたという点で、チベット人にとって忘れられない年だった。 民主的改革? 土地改革? 援助? 進歩? それらはすべて暴力、脅迫、飢餓、死にいい換えてみればずっと分かり易い。それが中共の共産主義への道だった。チベットを乗っ取り、完全にわが物にするのが中共側の目的だったのだ。これが毛沢東のいう「大家族の一員としてチベットを抱擁する」という意味であった。
妻、娘、尼僧たちは繰り返し強姦されまくった。特に尊敬されている僧たちは狙いうちされ、尼僧と性交を強いられたりもした。ある僧院は馬小舎にされ、僧たちはそこに連行されてきた売春婦との性交を強いられた。あくまでも拒否した僧のある者は腕を叩き切られ、「仏陀に腕を返してもらえ」と嘲笑された。
(一部引用)



 民族浄化、文化破壊は現在進行形である。これは帝国主義の時代の話ではない。21世紀に、しかも世界第2位の経済大国になろうかと言われている国での話である。


 冒頭の記事に戻ると、「同主席は、「暴徒らは極めて残忍だった」と述べ、無関係の人間にガソリンをかけ火をつけたり、巡回中の警官を殴り倒し刃物で肉を切り取ったりしたと語った」という部分が気になる。どう考えてもチベット人の行動と言うよりは、漢民族のそれである。「日本軍の蛮行」というのも、このようにして作られたんだな、と納得させられる。



続・チベット (2008 3/17 0:00)

チベット暴動、中国はダライ・ラマ派との「人民戦争」を宣言(3/16ロイター)
 [北京 16日 ロイター] 中国チベット自治区ラサで発生したチベット仏教僧らによる大規模な暴動を受け、中国の当局者らは、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の支持者らとの「人民戦争」を戦うとの姿勢を強調した。同暴動をめぐっては、数十人の死者が出ているとの情報もある。
 ラサでは14日、けさをまとった者や独立を求めるスローガンを叫ぶ者が商店を破壊したり、銀行や政府関連の建物を攻撃、警官に石や刃物を振りかざしたりして、大規模な暴動に発展した。
 16日付のチベット・デーリー紙によると、中国政府当局者は15日の会合で「今回の乱闘や破壊、略奪、放火の憂慮すべき出来事は、国内外の反動的な分離派勢力が慎重に計画したもので、最終目的はチベットの独立だ」と指摘。「分離主義に反対し安定を守るため、人民戦争を戦う。こうした勢力の悪意ある行為を暴き出し、ダライ派の醜い面を明るみにさらけ出す」としている。
 住民らによると、ラサでは16日現在、鎮圧部隊が道路を管制した上で住宅を厳重に監視している。
 今回の暴動について、中国は少なくとも10人の「罪の無い市民」が、主にデモ参加者の放火による火事で死亡したと発表した。
 これに対し、ラサとつながりの強い外部関係筋は、ロイターに対し、犠牲者はそれよりもはるかに多いと指摘。暴動とその後の鎮圧行為での被害者の遺体を実際に目の当たりにしたという人物の話として「ある遺体安置所だけでも67体あったそうだ」と語った。
 一方、インド北部に拠点を置くチベット亡命政府は、中国当局との衝突で約30人が死亡したとしている。
 中国政府は、外国メディアがチベットから自由に報道することを禁じており、実際の被害規模を確認するのは難しい状況となっている。


 ここ数年、中国では農民暴動も頻発しているという話も聞く。外に対しては強気な中共も、内部はかなりボロボロなのかもしれない。北京五輪から上海万博にかけて、外骨格国家が崩壊する様が見られるかもしれない…というか、むしろ見たくてしょうがない。

 もちろん、危機的状況の度合いが強ければ強いほど、中共は必死にそれを抑えようとする。今回のチベットの件に関しても、たしかに五輪を前に荒っぽいことはしたくなかろうが、それでも騒乱が拡大する危険性が高いなら、徹底的な弾圧も躊躇しないだろう。今回も、下手な対応をせざるを得ないほど、マズイ状況だったということなのだろう。

 日本人として気になるのは、我が国政府の対応。非難めいた声明を出した様子はない。アメリカの出方を窺っているか、或いは「相手の嫌がることはしない」というポリシーを貫いているのか…。
 これで何もなかったように胡錦濤を来日させては、日本は世界の笑いものになるだろう。ましてや、首脳会談でチベットのことを話題にもしない可能性すらあるのが、何とも腹立たしい。

 ついでに言えば、ふだん人権人権とうるさい左巻きの方々も、チベット問題については沈黙を守っている。彼らは、一部民族の人権にしか興味がないようだ。また、日本のメディアの多くは「チベットの反政府暴動」という呼称を用いており、「チベット人の人権」は彼らの言う人権には含まれないことがよく分かった。



チベット (2008 3/16 0:00)

死者は最大で百人の未確認情報と亡命政府、ラサ騒乱(3/15CNN)
 中国チベット自治区ラサで14日起きた、共産党、中央政府に対する僧侶らによる抗議行動で、インド北部ダラムサラに拠点があるチベット亡命政府は15日、死亡者は最大で100人に達するとの未確認情報があると述べた。
 騒乱を受け、戒厳令が発令されたとの情報もあるとしている。亡命政府は声明で、抗議活動は圧制的な中国統治からの自由を求めるチベット住民の感情の発露であるとも語った。
 米政府系放送局「ラジオ自由アジア」は15日、ラサ騒乱の死者数について80人かそれ以上に達する可能性があると報じた。目撃者の証言を引用している。ただ、正確な数を把握するには状況が流動的とも付け加えている。


 北京五輪前の中国は荒れるだろうという予測は私もしていたのだが(どちらかと言えば期待も込みで台湾の動きを注視していたのだが)、こうして現実の物となると痛ましさに胸がふさがれる。ただ、犠牲者の死を無駄にせぬよう、中共の人権蹂躙を非難する声を大きくしていかねばなるまい。ちなみに、89年のチベットの独立デモに対して戒厳令を敷き、弾圧・虐殺を行ったのが現国家主席の胡錦濤である。

 日本も、胡錦濤の訪日を中止するくらいことをすればいいのに。まぁ福田にそんな度胸があるはず無いとは思うが。あとは、朝日がどんな社説を書くか、だ。「チベットの僧侶は冷静になれ」とか「チベットの暴動を胡錦涛訪日に影響させるな」とか、か。一応中国政府の対応を批判はするのだろうが、その後で「だがしかし」と来るはずだ。



頭は大事 (2008 3/14 0:00)

頭撃って死なぬ方法 調べたのに失敗 組員、借金逃れで(3/13朝日)
 神奈川県伊勢原市の路上で昨年8月、会津小鉄会系暴力団の西川幸男組員(当時40)=滋賀県長浜市=が死亡した事件で、県警暴力団対策課は12日、殺人事件との当初の見方を変え、西川組員が自分で頭を拳銃で撃って死亡した、と断定した。また、同課は、妻の豊子容疑者(39)=滋賀県米原市=が、西川組員の死亡を「他殺」と偽って保険会社から保険金をだまし取ろうとした詐欺未遂の疑いで逮捕した。
(中略)
 県警によると、押収した西川組員のパソコンに、脳のサイトを検索した履歴が残り、拳銃で頭を撃っても死なない方法を調べた形跡があった。豊子容疑者は「足や腕でなく頭を撃てば、疑われないと思った」などと供述しているという。(以下略)

 当たる瞬間にスタープラチナで受け止めるつもりだったのか?
 ヤクザでも最低限の勉強は必要なんだなぁ、学校の勉強は社会では役に立たないというのはウソだなぁ、と痛感した記事。

 というか、「頭を撃っても死なない方法」というのは本当に実在するのだろうか。
 脳漿に浸った脳は水と同じく硬体だから、衝撃が伝導しやすく、ゆえに綺麗に貫通せずに内部から破裂したような形になる。ケネディの暗殺映像を見れば、後頭部が吹き飛んでいるのが分かるはずだ。
 たしかに片側の脳の新皮質表面であれば損傷しても死なずに済むかもしれないが、銃で撃てば衝撃波が頭蓋内を駆けめぐり、無事でなどいられないと思うのだが。

 ただ、こういう例も一応あるにはある。

頭痛で救急訪れた米男性、原因は妻が撃った銃弾(2007/6/28ロイター)
 [マイアミ 27日 ロイター] 米フロリダ州の病院で、頭痛を訴えて妻と来院した男性患者(45)の右耳後部から、銃弾が発見されるという騒ぎがあった。警察当局が明らかにした。
 現地警察の担当者がフォート・ピアース・トリビューン紙に語ったところによると、看護婦が男性に「銃で撃たれたように見える」と伝えたことろ、男性は「そんなはずはない」と答えたという。
 男性の妻は銃弾が発見された際に救急治療室からいなくなったが、その後に警察に対し、26日未明に誤って夫を撃ったことを認めた。
 妻は武器関連の法律違反で拘置されたが、警察は余罪を追及している。
 警察によると、ひどい頭痛で目が覚めた男性は動脈瘤(りゅう)の可能性を疑い、妻に救急治療室に連れて行くよう頼んでいた。男性は入院し、その後の容体は安定している。


 しかし、奇跡は滅多に起きないからこそ奇跡と呼ばれるわけで。



同和に甘い橋下知事 (2008 3/13 0:00)

【橋下・大阪府知事一般質問要旨】(10日) 共産に苦言「主張通すなら多数派になってから」(3/11産経)
 大阪府議会は10日、一般質問が始まった。質問と橋下徹知事の答弁要旨は次の通り。(カッコ内は質問者)

【同和問題】
 −−大阪の高校、大学の同和奨学金は申請すれば全員が返還免除を受けられるという特別扱いが続いている。直ちに廃止すべきでは(共産党、堀田文一府議)
 「議会議決を経た返還免除規定に基づき適切に処理している。議決の意思を受けて行政が執行しており、特別扱いではない」
 −−議決があっても問題があるものは見直すのが橋下知事の仕事では(同)
 「議会制民主主義では議会議決に行政は拘束される。議決の無視は行政の横暴。共産党が主張を通そうとするのなら、多数派になってから意見してほしい」
(以下略)

 「議会議決を経た返還免除規定」そのものを「特別扱い」と批判しているのに、「議会議決を経ている」から特別扱いではない、とは何の答えにもなっていない。そもそも、議決が為されていても、自治体の首長は見直しや方針変更をおこなうことは可能である。行政の仕組みすらよく分かっていない模様。
 ましてや、疑問点を追及する行為に対し「多数派になってから意見しろ」とは、民主主義の根幹も分からぬ愚者の妄言。その意見の内容はともかく、共産党や社民党にも意見を述べる資格はある。弁護士とは思えない、無知蒙昧ぶりである。

出資法人の人件費カット、青少年会館2人…橋下知事(3/12読売)
 大阪府の橋下徹知事は、府の出資法人・府青少年活動財団(大阪市中央区)に支出している人件費のうち、青少年会館(同)の運営に携わる職員2人分計約2200万円について新年度からカットする考えを明らかにした。会館を視察した際、運営主体の民間企業側が、2人の仕事ぶりを「邪魔」と酷評したことがきっかけという。橋下府政で見直しが進む46出資法人でリストラ方針が示されたのは初めて。(一部引用)

 こういうのは、確かに歓迎すべき話だろうが、しかしこんな物はあくまで枝葉の部分。たかだか2000万ほどを節約したからと言って、大阪府政の根っこの部分が何か変わるという物ではない。
 むしろ、同和のようなより重要度の高いはずの問題から目をそらすために、人件費カットのような分かりやすいところを喧伝しておこう、という穿った見方もしてしまう。

 まぁ、それだけ同和問題は根深い、ということなんだろうが。部落解放同盟を解散して、役所の同和枠採用を無くせば、部落差別の問題はすぐに解決するんじゃないかと思うのだが、甘いのだろうか。


酷い (2008 3/13 0:00)

信号柱に激突 乳児死亡、5人重軽傷 大阪(3/12産経)
 12日午前0時45分ごろ、大阪府田尻町の府道交差点で、泉南市中小路の無職、志多伯麻耶さん(20)運転の軽乗用車が道路脇の信号機の柱に衝突して大破した。この事故で、同乗していた泉佐野市中町の主婦、宇井満里奈さん(19)の次男、刀馬ちゃん(7カ月)が搬送先の病院で死亡。志多伯さんは重体で、宇井さんと宇井さんの長男(2)を含む4人も重軽傷を負った。
 泉佐野署の調べでは、軽乗用車は大人4人乗りだったが、事故当時は大人4人と子供2人が乗車し、定員超過状態だった。死亡した刀馬ちゃんは後部座席で長男とともに宇井さんと友人女性(20)が抱きかかえて座っていたという。
 現場は見通しのよい片側1車線の直線道路。同署は現場にブレーキ痕がないことからハンドル操作を誤ったか、居眠りをしていた可能性もあるとみて、自動車運転過失致死傷容疑で調べている。
 6人は泉南市のボウリング場から帰宅する途中だったという。

 テレビでの報道による情報も併せると…

 4人乗り軽自動車に大人4人、子供2人。
 2歳の子と7ヶ月の赤ん坊を連れて夜中までボウリング。
 チャイルドシートをせずに、赤ん坊を膝に乗せる愚行。
 ついでに刀馬って名前も、字面はまだしも声に出すと宜しくない名前ではないか。
 19歳で子供2人はどうよ…というのは偏見だろうが、上記行動と併せると偏見とは言えなくなる。

 子供が可哀想でならない。子供作るのも免許制に…という暴論が頭に浮かんでしまう。


当然 (2008 3/13 0:00)

 「ここに書かない」=「関心がない」ってわけじゃないんです。当たり前です。関心があることすべて書いていたら、身が持たん。



経済力と学力の関係 (2008 3/12 0:00)

学級担任の8割「経済力が学力に影響」 日教組調査(3/11朝日)
 「家庭の経済力が、子どもの学力格差や進学に影響している」と感じる学級担任は8割――日本教職員組合(日教組)は10日、こんな調査結果を公表した。「影響がある」と答えた教員の比率が大きい都道府県ほど、昨年実施された全国学力調査の平均正答率が低い傾向にあったという。
 調査は昨年9〜12月、35都道府県の小中高の学級担任3913人から回答を得た。
 結果によると、「家庭の経済力が学力に影響している」と感じる教員は、小学校81%、中学校84%、高校87%で、学校段階が上がるに連れて高くなった。
 都道府県によって回答数が異なるため単純比較はできないが、「経済力が影響している」と思う教員は、沖縄や大阪、北海道など、全国学力調査の平均正答率が低かった地域で多く、秋田や福井など平均正答率が高い地域では少なかった。
 調査では、給食費や修学旅行費、副教材費などの未払い実態も聞いた。「未払いがある」46%、「ない」51%、「不明」3%。未払いへの対応を複数回答で聞いたところ、「そのままにしている」58%、「立て替える」30%、「その子は修学旅行や遠足に参加しない」11%だった。
 日教組は「所得格差があっても、公教育に影響が出ない条件整備が必要」と訴えている。


 たしかに、一定以上の経済力がある家庭でなければ、学習塾に通わせることは難しい。実際に(個別具体的な例外に目を瞑って抽象的にとらえれば)経済力と学力は比例するという傾向はあるだろう。

 しかし、日教組の「所得格差があっても公教育に影響が出ない条件整備を」という物言いは、ズレたものだと言わざるを得ない。
 経済力が学力に影響するとすれば、それは公教育の部分ではなく、学習塾や家庭教師という「公教育の枠外」の部分である。それは公教育とは無関係の話であり、日教組が具体的にどのような条件整備を求めているのか、全く予測できない。もし「公教育以外の面で学業に専念することに対する批判」という意味合いがあるならば、その考えに与することはできない。

 ついでに言えば、家庭の経済力と子供の学力の関係を論じる際に、「経済力があれば子供に金をかけている」「子供に金をかければ学力は上がる」という前提が本当に正しいのか、検証する必要があるようにも思う。
 親の学歴が高ければ、子供の教育にも熱心な場合が多いだろう。そして、学歴が高ければ一般的に年収も高い。学習塾や家庭教師にお金をかけているという理由ではなく、親が子供の教育に深い関心を持っているという理由で、家庭の経済力と子供の学力の相関関係を説明することも、いちおう可能である(親との対話がしっかり為されている家庭の方が、子供の学力は高いように思う…あくまで私個人の経験則ではあるが)。
 「家庭に経済力がある、すなわち子供の教育に多くの金をかけている」と考えるべきだろうか。金をかけたからといって子供の学力は必ずしも上がるものだろうか。その辺の疑問に応えるような調査は行われていないのだろうか。


牽強付会 (2008 3/12 0:00)

南京大虐殺が生んだ「心の闇」 臨床心理士ら講演(3/11大阪日日新聞)
 日中戦争時に日本軍が中国・南京で虐殺行為をした歴史が、自傷行為などに及ぶ現代の若者の「心の闇」につながっていると考える臨床心理士らが四日、対応策について語る講演会を東淀川区東中島五丁目のアジア図書館で開いた。現地での対話が、心の機能の回復に役立つという。
 講演会では、臨床心理士の村本邦子さんが、ベトナム戦争など社会レベルで起こったトラウマ(心的外傷)が親世代に起こると、家族システムを通して子孫が情緒障害などの症状に悩まされ、社会全体が病んでいくという研究を紹介。日本でもその症状が見いだせることを指摘した。
 小学生のスクールカウンセラーや大学教授として各世代と接する中、表面的なトラウマはないにもかかわらず、感覚まひに陥った子どもがみられ、「世代を追うごとに状況が悪化している」という。
 これまで村本さんは、親から性虐待を受けた女性のトラウマをめぐり、過去と向き合ってもらうことで、長く閉ざしてきた感情や、生きる実感を取り戻す過程などを目の当たりにしてきた。
 子どもを含め、日本の社会全体が心の問題を克服するためには、個人レベルのときと同様、過去と向き合うことの必要性を強調。その手法として、日本の加害者としての象徴的事件、南京大虐殺の現場に足を運んだという。
 南京では、感覚まひを起こしながら虐殺を行う日本兵の存在を実感。敗戦後はこうした大人が日本を再興したことなどに気付きながら中国人と交流し、素直な気持ちで謝罪の言葉がでたという。
 「日本の感覚まひを解くにはこれしかない」。村本さんは「敗戦後、日本は物質的豊かさを優先し、心の問題を後回しにしてきた。今こそ心の見直しを進めなければならない」と強調していた。


 南京事件についての論評はひとまず措こう。
 仮に南京大虐殺という物があったとして、そして中共の言い分が全面的に正しいとして…それでも、この記事の論評は、無理がありすぎる。というか、理解不能。これ現代文の問題として使ったら、愉快なことになりそうだ。


カタカナ (2008 3/12 0:00)

 揶揄するためかなんか分からんが、漢字で書くべき語句を敢えてカタカナで書かれているのを見ると、自ら文章のレベルというか品位を貶めているように感じられてならない。左巻きが多用していたスタイルだったんだけど。



斜陽と言えども27兆 (2008 3/11 1:00)

<パチンコ>ギャンブル性高め過ぎ…不振に意外な余波も(3/10毎日)
 かつては「庶民娯楽の王様」と呼ばれたパチンコ・パチスロの人気に陰りが出ている。ギャンブル性を高め過ぎたため社会問題が深刻化し、警察などによる規制が強化された結果だ。「パチンコ依存症」の減少は歓迎すべき現象だが、全国の百貨店売上高の3倍を超える規模を持つ巨大業界の不振だけに、意外な余波も出ている。【宮島寛】
 レジャー白書(社会経済生産性本部まとめ)によると、06年のパチンコ人口は1660万人で10年前より40%、1100万人も減った。パチンコ業界の総売上高も95年には31兆円に拡大したが、06年には27兆円まで縮小した。
 07年のパチンコ店運営会社の倒産にいたっては144件と、前年より4割も増えた。過去10年で最悪の倒産件数だ。信用調査会社の東京商工リサーチ、友田信男情報部統括部長は「ギャンブル性が高まりすぎ、パチンコ店が普通のサラリーマンが気軽に遊べる場所でなくなったためでは」と指摘する。
(以下略)

 パチンコで吸い上げられた金が将軍様の物になっていたことを思うと、パチンコ屋がガンガン潰れてその分まっとうな場所にお金が流れるようになれば、それほど喜ばしいことはない。しかし、10年前より4割もパチンコ人口が減っているのに、売上高は1割程度しか減ってないのな。軽度のパチンコ好きが姿を消して、コアなマニアがホールに残って頑張っている状態なのだろう。1人当たり160万円以上って、すごいよなぁ。勿体ないとしか言いようがない。

 客を呼ぶために必死なのか、託児所付きのパチンコ屋まで増えている始末。子供預けてまでパチンコに熱中したい、という心情は全く理解不能。また、託児所を付けて偽善者ぶっているパチンコ屋も腹立たしい。鍵を壊さずに侵入することを自慢気に話している空き巣のようだ。


マラソンに思う (2008 3/11 1:00)

 高橋尚子はアレだ、大相撲の小錦とか、落語の志ん生とか、出てくるだけで喜ばれる存在になったのかもしれない。もちろん頑張って欲しいんだけど、記録よりも走ることに意味があるというか。本人は復活したがっているだろうから、迷惑な期待の仕方だろうけど。
 一般人がそういう見方をするのはいいだろうが、メディアまでそうなったらいかんだろ。というのは、名古屋国際女子マラソンで優勝した中村友梨香への扱いが、あまりに小さすぎる。メディアまでが素人の目線でどうする。

 さて、高橋尚子選手は、去年末から中国は昆明で合宿し、そこで酷い下痢に見舞われたらしい。それが名古屋の結果に関係したかどうかは分からない。しかし、同じく昆明で合宿し、発疹を発症して帰国した野口みずきの件を思い出すと、そして二人が体調を崩した中国という国柄を考えると、偶然の一致と片付けない方がいいように思う。「食事に毒混ぜられた」なんてのも「あり得ない」とは決して言い切れないお国なわけで。



そんなに優遇したい? (2008 3/10 1:00)

朝鮮総連施設の課税免除取り消し判決・松本市が控訴へ(3/6信州信越放送)
 在日本朝鮮人総連合会=朝鮮総連の長野県本部などが入った建物への課税免除取り消しを松本市に命じた判決について、市は控訴することを決めました。
 この訴訟は、市が松本市島内の朝鮮総連県本部と長野朝鮮初中級学校が入る建物に対し、固定資産税などを免除しているのは違法だなどとして、市内の元大学教授が免除取り消しを求めているものです。
 1審の長野地方裁判所は先月、建物は市の条例で税金の免除対象となる「公益のための資産」にはあたらないとして市に対し2004年度から3年分の固定資産税の免除を取り消す判決を言い渡しました。
 市は「建物は地区の公民館のような役割を果たしていて公益性はある」として、近く東京高裁に控訴することを決めました。


 元の地裁判決は、これ。

朝鮮総連施設税減免訴訟:85万1000円分取り消し−−地裁判決 /長野(2/23毎日)
 ◇松本市に公益性認めず
 松本市が朝鮮総連関連施設の固定資産税などを減免しているのは違法であるとして、同市在住の元大学教授が市を相手取り、減免措置を取り消すよう求めた訴訟の判決が22日、長野地裁であった。近藤ルミ子裁判長は「施設が住民に広く開放されているとはいえない」として、減免措置の一部85万1000円分を取り消すよう命じた。
 訴訟の対象となったのは同市島内の「朝鮮文化会館」。市は朝鮮総連の申請に基づき、「公益性がある」と判断し、建物の一部について減免措置を実施していた。判決で近藤裁判長は「朝鮮総連の活動や在日朝鮮人のための施設として使用されている」と指摘。04〜06年度までの固定資産税の減免措置を取り消すよう命じた。
 原告の藤原英夫・元帝京大教授(72)は「全国の動きや判決を見れば、今回も妥当な判断と言える」と話した。松本市は「判決文を見てから検討したい」としている。
 朝鮮総連関連施設に関する税の減免措置を巡っては、07年12月に熊本市の減免措置を違法とする判決が最高裁で確定した。県市町村課によると、県内では松本市のほか、上田市と諏訪市が減免措置を実施している。上田市税務課は「来年度以降の減免措置については検討中だが、熊本市や今回の判決は判断材料の一つになる」とした。【大平明日香、川崎桂吾】


 要するに、地裁が「朝鮮総連施設から税金とっていいよ」という判決が出たのに、松本市は「税金を取りたくない」と控訴するという滑稽極まる話。

 毎回毎回言っていることだが、拉致の拠点になるような「日本の国益に大きく反するような集団」の運営する施設の、どこに公益性があるというのか。税金を払わせるか否かというレベルではなく、本来なら破防法適用で朝鮮総連ごとぶっ潰して然るべきだろう。

 松本市は朝鮮総連が支配している町なのか、と思いたくなるような理解不能なニュースだ。


名盤だと思う (2008 3/10 1:00)

 ROYAL HUNTの新作「PARADOX 2」は、初めは、今までのパターンの焼き直しが目立ったり、キーボードの音色の安っぽさが気になったりしたが、歌詞を理解しながら聴くたびごとに評価が上がる。なんだかんだ言っても、マーク・ボールズは最強だし(マーク・ボールズって何者?という人は、このアルバムのたぶんPVのhttp://www.youtube.com/watch?v=Ygvdj20Pvvgとか、6年ほど前の別バンドの
http://www.youtube.com/watch?v=sRqx59jNWlMとか)。





クズの出稼ぎ (2008 3/9 1:00)

「日本の平和憲法改正、絶対あってはならない」
 「軍事力や戦争を放棄するという内容の日本国憲法第9条には、ジュネーブ条約をはじめとする、戦争を防ごうという人類の思いが詰まっています。9条を変えるというのは絶対あってはならないことです」
 日本における憲法改正の動きに反対する団体「憲法9条を世界の宝に・ピース9の会」の代表を務める、カトリック大阪教区の松浦悟郎司教(56)は7日午後、記者会見を開き、「平和憲法の改正よりも、むしろ世界の国々がこの憲法の精神を噛みしめなければならない」と強調した。韓国のカトリック系団体「イエス・サリ共同体」(パク・キホ主任神父)の招きで来韓した松浦司教は、8日午後にソウル市麻浦区合井洞のマリスタ教育館で講演を行う予定だ。またチョン・ジンソク枢機卿を表敬訪問し、韓国カトリック司教会議にも出席する。

 なんで日本の憲法について、韓国で講演しなきゃならんのか。しかも、韓国は徴兵制もあって、平和お花畑思想とは縁遠い体制なのだが。
 9条の狂信者は、要するに「戦争を起こすのは日本」「韓国や中国や北朝鮮は戦争を起こさない」と考えているようで。中国の帝国主義的傾向など視界に入らず、現状では殆どあり得ない「日本の軍国主義化」を勝手に妄想して憂えている。一種の精神病だわな。

 9条を守ろうと、韓国の世論まで味方に付けようという浅ましさ。外圧を頼みに国内世論をなんとかしようという意味では、アメリカの言われるままにグローバルスタンダードを導入しようとするエセ改革論者に通じる物がある。



税金泥棒 (2008 3/7 0:00)

参院予算委、3日連続で取りやめ(3/6読売)
 参院予算委員会は6日午前、民主、社民両党の欠席で、定足数に届かず、3日連続で取りやめとなった。
 与党はこの日も鴻池祥肇委員長(自民)の職権で開会を決め、福田首相と全閣僚が委員会室で約20分間待機したが、民主党などは与党側の出席呼びかけに応じなかった。
 共産党は5日に続き、委員会室で職権での委員会設定に抗議したうえで退席した。
 鴻池委員長は記者団に、「(参院第1党の)民主党は多数の責任を果たさないといけない。民主党幹部の脳みそに一度酸素を吹き込んだ方がいい」と述べ、民主党の対応を批判した。
 一方、民主党の山岡賢次国会対策委員長は6日午前、首相と全閣僚が委員会室で待機したことに関し、国会内で記者団に、「誠に不可思議な行為だ。衆院で単独採決して国会秩序を崩したのは与党であり、まず謝罪するのが筋だ。首相をパフォーマンスに使うのは悲しいことだ」と述べた。


 民主は参院では多数を持ってるんだから、かつての社会党みたいなやり方からは脱却して、多数党としてのやり方を実践してほしいもんだ。どんな理屈をこねようと、職場放棄をしている姿は「税金泥棒」でしかない。
 民主党としては、「与党が衆院で単独採決したからいけないんだ」と言いたいのだろうが、どんな理由があろうと職場放棄は許されない。欠席などという愚かしい行為ではなく、議論を通じて己の主張を世に問うのがスジというものだろう。

 その点、(その言い分に賛同するかどうかはともかく)共産党はちゃんと仕事していて好感が持てる。


物言わぬ総理 (2008 3/7 0:00)

 民主批判の後は、首相批判をば。

食品問題、日程に影響回避・中国主席来日、5月半ばまでに(3/6日経)
 日中両政府は中国の胡錦濤国家主席の来日について、5月半ばまでに実現する方向で日程の最終調整に入った。中国製冷凍ギョーザによる中毒事件など「食の安全」の問題や、懸案である東シナ海ガス田問題を胡主席の来日時期に影響させるべきではないとの認識で一致。4月後半か5月前半のいずれかで日程を確定させたい考えだ。
 10年ぶりとなる国家主席の来日を巡っては、昨年12月末の福田康夫首相の訪中時に「桜の咲くころ」とすることで双方が合意している。まず日本側が4月下旬の日程を打診。最近になって中国側が5月の連休明けの日程を打ち返し、詰めの折衝が続いている。


 毒餃子やガス田を話し合わないで、いったい何を話すというのか。むこうの「ゲンメイ」を承るだけってことか?

 五輪を前に、いちおう中国も国際社会の目を気にしているのだから、毒餃子問題でゆさぶりをかけてガス田問題で譲歩を引き出す、くらいのことは考えてもよかろうに。福田さんがいくら「相手の嫌がることは言わない」という態度を示しても、中国は「日本の嫌がることしか言わない、やらない」のだから、全く無意味。優しい配慮は、まっとうな道徳心を持つ相手でないと逆効果である。



惑星 (2008 3/6 0:00)

 ちょっと古い話だけど。

海王星外側に第9番惑星の可能性、神戸大が理論予測(2/28読売)
 太陽系9番目となる未知の惑星が海王星の外側に存在する可能性が高いことを、神戸大のパトリック・S・リカフィカ研究員と向井正教授が、詳細な理論計算で世界で初めて突き止めた。
 今後、観測体制が整えば、10年以内にも発見されそうだという。この成果は、4月発行の米天文学専門誌「アストロノミカル・ジャーナル」に発表される。
(中略)
 リカフィカ研究員らによると、突き止められた惑星Xは海王星の外側にあり、長半径が150億〜260億キロ・メートルの楕円軌道を回っている。重さは地球の3〜7割で、この領域に多い氷と岩石でできた天体だと仮定すると、直径は、地球の約1万2700キロ・メートルに匹敵する1万〜1万6000キロ・メートルになるという。
(以下略)

 まぁ実生活には何の影響ももたらさない話ではあるが、やっぱり宇宙の話は妙にワクワクしてしまう。

 神戸大のプレス・リリース(http://www.org.kobe-u.ac.jp/cps/press080228_j.html)を見ると、カイパーベルトが小惑星群のように見える。それくらい太陽系スケールでは遠い場所の話で、その壮大さにまた興奮。

 太陽系外縁について書かれた入門書レベルのいい本ってありますかね?ブラックホールだのクエーサーだのビッグバンだの虚数の時間だのについては、いろんな本に書かれているのだが、太陽系について、しかも外縁について細かく書いてある本を見かけたことがない。ネタにできるほど面白みがないということだろうか。エッジワース・カイパーベルトとかオールトの雲とか、固有名詞もまたエラく格好いいと思うんだけど。


カルチャーショック? (2008 3/6 0:00)

■「なみはやドーム」存続求め嘆願書(3/5MBS)
 大阪府の橋下知事から見直しの対象にされた門真市の「なみはやドーム」について、地元の住民が存続を求める嘆願書を提出しました。
 「なみはやドーム」は屋内プールやスケート場が備わった大型スポーツ施設で、運営は財団法人に委託され、府からの補助金は年間およそ3億8,000万円に上ります。 
 橋下知事は、職員の人件費が異常に高いことから施設の見直し方針を示していました。
 しかし、地元の住民グループは「なみはやドーム」は地元住民の大切な交流の場だと存続を訴え、嘆願書を提出しました。
「なみはやドームの『ハコモノ不要』は、府民として強烈なパンチをもらったカルチャーショックで言葉も出ません」(住民グループ)
 橋下知事は「なみはやドーム」を含む府の27施設について、今年6月までに結論を出す予定です。
「駆け足で施設を見るのでなく、お勉強してほしい」(住民グループ)


 とりあえず、「カルチャーショック」って言葉は、こういう場面では使えないだろ。この住民グループが異文化世界の方々ならいざ知らず。この住民グループの素性を知りたい。

 民間では賄えない部分を埋めるのが国や自治体の仕事ゆえ、「すべての無駄をなくせ」と私も言うつもりはないが、しかしながら「不要な無駄」は切りつめるべきだし、不要な無駄か必要な無駄かの検討はきちんと行うべきだろう。

 しかし、「お勉強して欲しい」っていう上から目線は何だろう。人に勉強しろという前に、カルチャーショックという言葉の使い方を勉強すべきだろう。この言葉を使う人は、もちろん本当に物をよく知っている人という場合もごく僅かにあり得るが、大概の場合、自分の意見と異なっていることをイコール無知だと思い込んでいるような御仁だったりする。


過保護かねぇ (2008 3/6 0:00)

日本の正社員は過保護?・OECDが労働市場分析(3/5日経)
 経済協力開発機構(OECD)は4日、加盟先進国の労働市場に関する分析をまとめた。日本は正社員へ手厚い雇用保護をしている半面、パートなど非正社員の処遇改善が遅れていると指摘。正社員への過剰な保護を緩める政策的な取り組みが進んでいないと批判した上で、正社員・非正社員の待遇格差を縮めて、より効率的な労働市場を目指すべきだとした。
 今回の分析は加盟各国に構造改革を促す報告書「成長に向けて(2008年版)」に盛り込んだ。
 OECDは現行の雇用法制や過去の判例などを集めて、各国の労働者がどれだけ解雇されにくく守られているかを示す「雇用保護指数」を算出。指数は0から6までで、値が大きいほど保護の度合いが強い。(パリ=野見山祐史)


 雇用に流動性があり、失職の危険性が高い分だけちゃんと転職もしやすい欧米と、一部を除いてまだまだ転職が楽ではない日本と、同一に考えたらいかんだろうし、サービス残業や少ない人員で対応しなければいけない苦労なども、ぜひ数値化してからものを言って欲しいもんだ。

 まぁOECDが何を言おうがどうでもいいのだが、この分析を元に経団連とかアホな政治家が「正社員と非正社員の待遇格差を縮めよう」「正社員の給与も非正社員並に、解雇のしやすさもバイト並に」とか言い出すんじゃないか、という危惧はある。

 もちろん、解雇用件を緩和すれば、雇用に流動性が生まれ、人材の新規事業への流入も容易になり、経済成長にはプラスになるかもしれない。しかし、それも企業が新卒優遇をやめ、再雇用の支援がきっちり為されることが大前提だ。クビになるが非正規雇用でないと次が無い、では救われぬ。



時代錯誤の帝国主義国家 (2008 3/5 1:00)

中国、国防費6兆円・20年連続2ケタ増、世界3位浮上へ(3/4日経)
 【北京=佐藤賢】中国の2008年度(1―12月)国防予算が前年度実績比17.6%増の4177億元(約6兆600億円)に上ることが4日分かった。1989年度から20年連続の2ケタの伸び。研究開発費などを含む実際の軍事費はさらに大きいとみられるが、公表額でもフランスを上回り、米国、英国に次ぐ世界3位になった公算が大きい。
 5日開幕する第11期全国人民代表大会(全人代、国会に相当)第一回会議の姜恩柱報道官が4日、記者会見して明らかにした。姜報道官は「国防建設と社会経済の発展の釣り合いが取れるように国防費を割り振る」と説明。1980年代に経済関連予算と比べて軍事費が抑制され、その減速した分を補うため高い伸び率が必要との考えを示した。
 姜報道官は中国の国内総生産(GDP)に占める国防費の割合は1.4%で、米英などより低いと強調。「中国は防衛型の国防政策を堅持し、いかなる国家にも脅威にならない」と述べた。昨年末の為替レートで換算すると572億ドルになると説明。財政支出予算に占める割合は7.2%でほぼ前年並みだった。


 現在進行形でチベットを侵略し、台湾を恫喝し、日本の領土(尖閣諸島など)を掠め取ろうとし、日本の資源まで強奪している国が、「中国は防衛型の国防政策を堅持し、いかなる国家にも脅威にならない」だと。なかなか面白いギャグですな。

 この数字も、しょせんは「表に出してきた数字」なわけで、表に出さない、出せない数字を考えるとやっぱり脅威と感じざるを得ないわな。とりあえず、そのアホみたいに膨らんだ防衛費の何割かでも、環境保護政策にまわしてくれ。


親の目 (2008 3/5 1:00)

茨城・坂東市で2歳男児が幼稚園の送迎バスにひかれ死亡 41歳のバス運転手を逮捕(3/4FNN)
 茨城・坂東市で3日、2歳の男の子がバスにひかれ死亡した事故で、バスの運転手が逮捕された。
 3日午前8時40分ごろ、坂東市生子(おいご)で、染谷智樹ちゃん(2)が幼稚園の送迎バスにひかれ死亡した事故で、バスを運転していた石塚邦彦容疑者(41)が、自動車運転過失致死の疑いで逮捕された。
 調べに対し、「発進するまでは気づかず、発進したら、のぼった感触があった」と話しているという。


 テレビなどの報道によれば、轢いたのは右後輪。つまり、車道側である。もちろんバス運転手がしっかり確認したか、そもそも確認すれば事故が防げるような状況だったか、きちんと検証しなければならないだろうが、しかし子供から目を離した親の責任も当然無視できない。
 車が出るときや駐車場では、しっかり子供の手を握っているべき…ってごく当然の常識だと思うのだが。祖母や祖父から、或いは町内の先輩から、子供を育てる際のいろんな常識を教えてもらう機会が、失われているということかもしれない。教えてもらうようなことではないような気もするが、意割れなきゃ分からないような人には、やはり教えてもらう機会は必要だろう。そして、核家族化が進む前は、様々な知恵が伝えられるシステムが成り立っていた。



黄砂 (2008 3/4 1:00)

東京でも8キロ先までしか見通せず…今年初の黄砂を観測(3/3読売)
 九州、沖縄から東京、東北までの広い範囲で2日から3日にかけて、今年初の黄砂が観測された。
 気象庁によると、同日午後6時までに全国85か所の観測地点のうち、54か所で黄砂が確認された。黄砂は、中国大陸の砂漠や黄土地帯で吹き上げられた大量の砂ぼこりが偏西風に乗って飛来する現象。熊本と長崎でそれぞれ3キロ、東京、静岡、大阪でそれぞれ8キロ先までしか見通せなくなった。
 気象庁は、4日も黄砂が観測されると予測しており、「屋外に干している洗濯物に付着したり、交通機関などに影響が出たりする恐れがある」と注意を呼びかけている。


 我が岐阜県では午後はまだしも午前中は大丈夫だろう、と気象庁などの黄砂予報を見つつ、午前中いつものようにジョギングをした。もちろんジョギングを決行するからには視界が黄色いということは全くなかったのだが、昼頃から喉の調子が悪い。風邪の可能性もあるが、風邪は普通夕方から夜にかけて症状が出てくるものなので、黄砂のせいじゃないかなと疑っている。

 黄砂の害については、かなり恐ろしい話もあるゆえ。

<黄砂>ダイオキシン濃度まで上昇へ!大型「砂塵暴」襲来、各地で被害―台湾(3/3Record China)
 台湾・中央研究院環境変遷研究センターによると、黄砂の襲来前後は、台湾島の大気中に含まれるダイオキシン濃度が35%上昇するとの研究結果も出ており、農作物への被害も懸念されている。環境保護署では心疾患患者、呼吸器系疾患の患者に対し屋外での運動控え、マスクを着用して外出するように呼びかけている。(翻訳・編集/愛玉)(一部引用)

 wikipediaを見ると、こんな記述も。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%84%E7%A0%82
 鳥取県衛生環境研究所の調査では、2005年4月に黄砂を含む大気中の成分を調べたところ、平均値に比べてヒ素が22倍、マンガンが13倍、クロムが7倍、ニッケルが3倍という高い数値を記録しており、黄砂の飛来時には大気の成分が通常とは異なることを示唆している。
 韓国では、黄砂の中から硫酸塩などの化学物質や、病原菌なども検出されている。また、同じく韓国での2003年の調査では、黄砂の前後における尿の成分測定で、発ガン性物質が増加したと発表された。
 肺に入ると炎症を起こすシリカや、カビの菌糸体を構成するβグルカンなどが含まれているという研究結果もある[13]。(
引用者注:http://happyfu-fu.com/zensoku/iryou/kousa/doctor_ichinose_sensei.html
 大気中を進むうちに紫外線などを受けるため、病原菌の一部は死滅すると考えられているが、化学物質が紫外線により分解されて有害なものになることが懸念されている。


 厚労省でもどこでもいいが、国が本格的に「黄砂の健康や農作物への影響」について調査を行うべきではないか。恐ろしい調査結果が出そうな気もするが。そういや、中国の核実験ってどの辺でやってたっけか?

 まぁ黄砂に関係なく、偏西風に乗って中国から変な物はたくさん飛んできている。酸性雨の原因物質である硫酸エアロゾルも同様で、屋久島で木が枯れ始めているという話もある。また、光化学スモッグ警報が、九州の、どう考えても工場など近くに無いような島で発令されると言うこともあった。毒餃子ならば輸入しなければ済むのだが、汚染された空気はそうはいかない。

 中国の砂漠化が進んでいることを考えると、黄砂はさらに酷くなっていくのだろう。うんざりだ。



小浜 (2008 3/3 0:00)

小浜市のオバマ氏応援 ネットでも注目集中(3/1読売)
 米大統領選の民主党指名争いをリードするバラク・オバマ上院議員を応援する動きが広がる小浜市の「若狭おばま観光協会」が、インターネットの同協会ホームページ(HP)内に「小浜市とオバマ氏」と題した応援コーナー=写真=を開設している。同市内の応援の盛り上がりぶりは、テレビなどのメディアで広く紹介され、国内外で注目を集めているが、ネット上でも“オバマ・フィーバー”が巻き起こっているようだ。(以下略)

 ただのお祭騒ぎに終わらせず、「大統領になったら拉致が行われた場所に来て拉致問題について考えてください」と呼びかけたり、多少なりとも有意義な「フィーバー」になることを望む。オバマ・フィーバーで盛り上がるのは小浜市のパチンコ屋「大統領」だけ、ということの無いように。


後ろ向き (2008 3/3 0:00)

 今、岸信介や佐藤栄作や鳩山一郎が元気だったらどういう政治を行うだろうか。伊藤博文や山県有朋や原敬だったらどういう舵取りをするだろう。松方正義や高橋是清が生きていたら、どんな経済政策を行うだろうか。
 とか言う夢想をしたくなるくらい、今の政治家…というか福田首相は酷い。


さすが中国 (2008 3/3 0:00)

中国製鋼材から放射性物質 中国製鋼材から放射性物質 イタリア、捜査を開始
 【ローマ1日共同】イタリアの捜査当局は、中国から輸入されたステンレス鋼材に人体に有害な放射性物質コバルト60が含まれていたとして、鋼材約30トンを押収、捜査を開始したと発表した。国営イタリア放送などが1日、伝えた。
 捜査当局は混入の経緯を明らかにしていないが、イタリアメディアは中国での製造段階で誤って混入した可能性があると報じている。
 鋼材は煙突や貯蔵タンクなど主に工業製品用で、ナイフやフォークなど生活用品には使われていないため一般市民への影響はなかったとしている。当局は国際刑事警察機構(ICPO)と協力し、中国の製造業者やイタリアの輸入元などを調べるとみられる。
 鋼材は昨年5月、北西部リグリア州の港に到着。その後、製品化のためイタリア全土の工場などに運ばれ、一部の製品は既にクロアチアやトルコなどに輸出された。


 もはや何でもあり。放射性物質ってアンタ。医療廃棄物でも溶かして再利用したか?ある意味、リサイクル先進国である。



協力など無理 (2008 3/1 11:00)

ギョーザ事件―冷静に対立を解きほぐせ(3/1朝日新聞社説)
 日本中に衝撃を与えたギョーザ中毒事件の捜査が、難しい局面を迎えている。
 中毒の原因となった農薬が、どこで混入したのか。この重要な点をめぐり、ギョーザをつくった中国と被害が起きた日本の捜査当局の見方が、真っ向からぶつかってしまったからだ。
 違いを鮮明にしたのが、中国公安省の開いた記者会見である。
 ギョーザの製造工場で働く従業員らの聴取結果を踏まえて、「中国で混入した可能性はきわめて低い」とし、捜査に必要な物証や鑑定結果の提供をめぐって、日本側は非協力的だと批判した。
 日本はこれまでの捜査で、逆に「国内で混入した可能性は低い」としていた。密封された袋の内側から農薬が見つかっている。日本の別々の港で荷揚げされたギョーザに農薬が入っていた。そうしたことが判断の理由である。
 それだけに、中国の発表内容は日本には寝耳に水だった。つい先ごろ、日中の捜査当局者が行き来し、「連携して調べる」と確認し合ったばかりでもある。
 農薬の分析結果などは可能な限り中国に伝えているとの思いも、日本側にはあった。警察庁の吉村博人長官が中国の発表について「看過できない部分がある」と語ったのも、無理からぬことだ。
 
だが、「向こうで混入した」と互いに疑いをぶつけるだけでは、解決は遠ざかるばかりだ。ここは冷静にボタンをかけ直し、あらためて両国で捜査を尽くす必要がある。
 なによりも中国に求めたいのは、さらなる捜査だ。今回の発表内容では、とても納得できない。
 日本の警察には、両国がうまく連携するための努力を粘り強く続けてもらいたい。そのためにも、日本で農薬が混入した可能性があることも捨てないで捜査した方がいい。この事件は一国だけでは解決できないからだ。
 連携するにあたっては、対立を一つひとつ解きほぐしていくことも大切だ。
 たとえば、ギョーザの袋の外側から農薬が中にしみこむかどうかという実験結果が、日中で食い違っている。実験した時の室温などの条件が異なっていたようだが、確認のための再実験を両国で一緒にやればいい。それが難しいのであれば、どんな実験方法が適切かを話し合い、
それぞれが納得できるかたちで確かめ合うことが欠かせない。
 このまま原因がわからなければ、日本の消費者は安心できないし、中国産の食品は敬遠され続ける。一方で、中国産の食品なしには日本人の食生活が成り立たない現実もある。うやむやなままでは、双方にとってマイナスだ。
 4月には胡錦濤国家主席の訪日が控えている。事件の真相解明への真剣な姿勢が中国からうかがえなければ、再び日中関係を覆ってきた暗雲を追い払うことはできない。そうしたことも中国はよく考えてもらいたい。


 中国の主張を余すところ無く代弁し、ふだんの日本政府やアメリカを批判するような口調は全く見られず。改めて思う、いったいどこの国の新聞か、と。
 「ボタンのかけ直し」だの「それぞれが納得できる形」だの、要するに「中国様の望む形で解決しよう」と言っているに等しい。それぞれの主張に正当性があるのに意見対立している事案ならまだしも、今回は中国で毒が混入されたのはほぼ間違いない。また、中国が真相を隠蔽しようとしているのもほぼ間違いない。事実を有耶無耶にしようとしている相手と協力して、納得できる形に解決できると考えるバカはいない。なにしろ相手は、捏造証拠を元に南京で30万に人殺されたと強弁する輩である。今回の件で日本がすべきは、協力して真相究明することではなく、証拠を突きつけて中国を追及することである。犯罪者と協力する警察が、どこにある?