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クズ (10/31 1:00)

日本も人権侵害=拉致事件報告書で金大中氏(10/30時事)
 韓国の金大中前大統領は30日、京都市内で記者会見し、国家情報院の過去事件真実究明委員会が先週、自身が東京で拉致された1973年の「金大中事件」は当時の中央情報部(KCIA)が主導したとする報告書を出したことについて、「日本は主権侵害される一方でわたしを保護する義務を放棄した。わたしへの人権侵害だ」と述べ、日本政府を批判した。金氏自身が報告書への立場を表明したのは初めて。

 自衛隊が拉致船を追跡し、照明弾を投下して殺害を防いだんだが……恩知らずという言葉をこれほどに体現する人間も、珍しい。


海賊 (10/31 1:00)

海賊に乗っ取られた日本のタンカー、米駆逐艦が追跡中(10/30CNN)
 ワシントン(CNN) パナマ船籍で日本の海運会社が管理するケミカルタンカー「ゴールデン・ノリ」(6253トン)がソマリア沖で海賊に乗っ取られた事件で、米軍の誘導ミサイル駆逐艦アーレイバークがソマリア領海に入り、タンカーを追跡している。米軍関係者が明らかにした。
 複数の関係者によると、ソマリア領海に入る際には、首都モガディシオを拠点とする同国暫定政権の許可を取得した。米艦船はここ数年、海賊追跡の際には領海の外側にとどまっていた。
 タンカーは28日に救難信号を出した。アーレイバークが追跡を開始する前、同型の駆逐艦ポーターがタンカー後部につながれていた海賊の小型船2隻を砲撃して沈めた。タンカーに引火性の高いベンゼンが積まれていたかは不明。


 所謂「不朽の自由作戦」は、アフガンとアフリカの角=ソマリア近辺で展開中であり、このタンカー乗っ取り事件は、まさに「テロ特措法」の問題と直結する。日本のメディアが殆どこの事件を伝えていないのは、給油活動の正当性が喧伝されるのを嫌っているためなのか、それともただ単に国際感覚の欠如によるものなのか。いずれにせよ、マスコミの病状は末期的なのは確かだが。亀田なんてもうどうでもいいだろ。


久間さんについての追記 (10/31 1:00)

 守屋さん絡みの話は書かないと昨日言ったが、久間さんの入院について、「姿をくらますため」と疑う内容の文を書いたのだが、解離性大動脈瘤の手術のための入院であり、別の背景はなさそうなのでその点きっちり書いておく。疑ってごめんなさい、久間さん。
 久間さんをずっと疑っていたのだが、もっと黒そうな人がいましたねぇ、一人。



「テロリストの友人」の友人 (10/30 1:00)

「友人の友人はアルカイダ」 鳩山法相、外国人記者らに(10/29朝日)
 鳩山法相は29日午後、東京都内での講演でインドネシア・バリ島の爆破テロ事件に言及し、「私の友人の友人がアルカイダ(国際テロ組織)だ。バリ島中心部の爆破事件に絡んでおり、私は中心部は爆破するから近づかないようにとアドバイスを受けていた」と発言した。200人以上が犠牲になった02年10月の事件を事前に知っていたとも取れる内容だったが、講演後に「友人に聞いた話で、私が発生前に爆破計画を知っていたということではない」などと発言内容を訂正した。
 講演は日本外国特派員協会の主催で、約100人の外国人記者らが参加。日本政府が16歳以上の外国人から日本入国の際に指紋を採る制度を11月20日に導入することに関し、記者側からその必要性を問われた際、制度の意義を強調する例として事件に触れた。
 発言後、法相は文書でのコメントと記者会見で(1)自分も参加しているチョウ研究の国際的な愛好家グループの友人から「グループの中にアルカイダと思われる者がいて日本にも入ってきていた。爆破事件にも関与していた」という趣旨の話を聞いたことがあり、その友人の話を紹介した(2)アルカイダとされる人物はグループの1人で、グループの少なくとも1人に対して「爆破事件があるかもしれない」との事前の連絡をしたと自分は聞いている、と説明した。
 そのうえで、自分はその人物と友人でもなければ面識もない▽友人の話の真偽は確認していない▽この話を聞いたのは事件の3、4カ月後のこと――などと弁明した。
 釈明会見では「舌足らずで誤解を生む部分があったので明確に訂正したい」と述べた。人物が所属する組織についても「アルカイダと聞いているが、過激派グループに協力をしている人という意味かもしれない。断定的に言える状況にはなかった」と修正した。


Japan justice minister claims al Qaeda connection | World | Reuters
By Isabel Reynolds

TOKYO (Reuters) - Japan's justice minister said on Monday that a friend of a friend was a member of al Qaeda and had entered the country on various fake passports -- justifying a new system for fingerprinting foreigners on entry to the country.
Kunio Hatoyama said the man had been involved in a bomb attack on Bali and that he personally had received a warning to stay away from the island for safety reasons.
It was not clear which bombing he was referring to. An attack in 2002 killed 202 people, most of them foreign tourists, while another series of bombings in 2005 killed 20 people.
"My friend's friend is a member of al Qaeda," Hatoyama told a news conference on Monday. "I have never met him, but I heard that two or three years ago he came to Japan several times," he added.
Hatoyama said the man had entered the country on various passports, an example that he said showed the need for a new system for fingerprinting foreigners at immigration set to start on Nov. 20.(以下略)

 指紋押捺に関して、私は賛成ではあるが、この鳩山法相の発言は何を意図しての物なのか、全く理解できない。映像も見たが、何だろね、この自信に満ちあふれた表情で語る姿は。
 しかも、バリ島爆破事件のことを事前に知っておきながら、それを黙っていたわけで、その責任も決して軽くはない。あとで「事件後に聞いた話」と訂正しており、つまりは「アドバイスを受けていた」のは「友人だ」としたいのだろうが、一度発言した内容を考えると、やはり真偽を追及する必要があると思う。

 バカとしか言いようがない、意味の分からぬ発言。


守屋 (10/30 1:00)

 守屋さんの話は、「自衛隊がインド洋やイラクで命を懸けて頑張っているというのに、貴様はのうのうと何さらしとんねん」という情緒的な反応しかできそうにないので、今まで書かなかったし、これからもたぶん(少なくともしばらくは)書かない。

 久間さん入院、らしい。タイミングよく病気になるもんだ。いつまで病院にいられるんだろうねぇ。



ゴネれば変わる、日本の歴史 (10/29 0:00)

来週申請 教科書執筆者が表明(10/27共同)
 沖縄戦の集団自決をめぐる教科書検定問題で、教科書執筆者の高校教諭坂本昇さん(51)は27日、都内で記者会見し、自分が執筆を担当している教科書で「日本軍によって集団自決を強いられた」という記述を盛り込んだ上で、11月2日ごろまでに文部科学省に訂正申請する方向で作業を進めていることを明らかにした。
 また、軍の強制部分に検定意見が付き、記述が削除された今回の問題自体や、9月末にあった検定意見の撤回を求める沖縄県民大会の記述も新たに加える方針という。
 既に複数の教科書会社が「軍の強制」の記述を復活させて訂正申請する方針を固めているが、具体的な申請内容が明らかになったのは初めて。
 坂本さんが執筆している教科書も、ほかの会社の教科書と同様、申請段階では集団自決に日本軍の強制があったとしていたが、検定意見が付き、強制部分を削除して合格していた。


 「軍が関与した可能性がある」という書き方なら理解できるが、証拠もないのに「軍が強制した」とするのか?ゴネれば歴史は書き換えられるのか。よくそんな精神で歴史に携われるもんだ、とある意味関心。
 日本で使われる歴史教科書は、近隣条項により中国や韓国に検閲を受けるのみならず、日本国内の左巻きの検閲をも受けないといけない、ということになりつつあるようだ。日本においては、少なくとも歴史に関しては言論の自由は完全に保証されているとは言えない。

 「沖縄県民大会」についても書くらしいが、参加人数を捏造した話もしっかり書いてほしいもんだわな。実際はそれどころか、「沖縄県民の平和に対する強い思いが、国や右傾化勢力の不当な圧力を跳ね返した!」という感じになるんだろうが。

 せめて両論併記にせよ。歴史教科書に、決めつけの文章は要らぬ。


福田首相と家族会の面会 (10/29 0:00)

福田首相、拉致解決へ決意(10/27産経)
 福田康夫首相は26日夜、首相官邸で北朝鮮による拉致被害者家族会の横田滋代表らメンバーと就任後初めて面会した。首相は「向こう(北朝鮮)におられる方々に一日も早く帰っていただきたいという思いで努力している。北朝鮮との関係も修復したいが、その一歩が拉致問題という思いを強くもって交渉していきたい」と述べ、拉致問題解決への強い決意を表明した。
 首相は「みなさん、一日千秋の思いで待ってらっしゃるんでしょう。そういう気持ちに政治家としてこたえなければならない」と強調した。そのうえで「(交渉には)いい時期になってきた。北朝鮮が核放棄すれば、まともな交渉ができる」と述べた。
 さらに、首相は「当たり前のことを北朝鮮にやってもらいたいと強く求める」とも語り、北朝鮮に毅然(きぜん)とした態度で交渉に臨む姿勢を強調した。
 首相は「もう少し早くみなさんにお会いしたほうがいいと思っていたが、政権も急にできて国会日程も詰まっていた」と説明。「以前はみなさんの信頼がなくて、対話派か圧力派かということが言われたが、そうではない。政府は一体だ。私を毛嫌いしないようお願いする」と語った。
 首相は横田代表らとの面会後、高村正彦外相が拉致被害者数人の帰国が実現すれば拉致問題の「進展」とみなす考えを示したことについて「進展は、帰ってきていない人が全員帰ってくることだ」と述べ、高村氏の見解を否定した。
(前半のみ引用)

 高村氏の発言を否定したのはいいんだが、結局「交渉」を主体に考えていることは変わりないようだ。対話が成り立つ相手だったら、既に問題は解決している。ブラフとしての「対話重視」ならあり得るが、裏で圧力を強めるという動きはなさそうで、やはり福田さんを信用する気にはならない。

 しかし、「私を毛嫌いしないようお願いする」という発言。私がこんなことを言われたら、不愉快極まりないという表情を隠せないだろうと思う。かなり人を見下した言いようだ。


蜀の製鉄所 (10/29 0:00)

後漢代の四川省に製鉄所、「蜀」建国の理由に迫る発見か(10/27読売)
 中国・四川省の古石山(こせきさん)遺跡で、愛媛大学東アジア古代鉄文化研究センターと成都市文物考古研究所などの日中調査隊が、後漢代(1世紀ごろ)の製鉄遺跡を発見した。
 中国の中心部である中原(ちゅうげん)以外で、漢代の製鉄跡が見つかったのは初めてで、221年に劉備が、この地域に三国時代の「蜀(しょく)」を建国した理由を解明する上でも重要な発見として注目される。同大で27日午後に報告される。
 秦の始皇帝(在位・紀元前221〜210年)が現在の四川省に鉄生産の役所を置いたとの記録があることから、調査隊は同省内で昨年から発掘調査を行ってきた。その結果、今年6月に、成都市蒲江(ほこう)県の古石山遺跡から、高さ1・5メートル、幅最大1メートルのレンガ造りの製鉄炉の跡が出土した。炉は4メートルほどの高さがあったと推定され、日本では幕末から明治にかけての製鉄炉と同じ規模という。
 調査に携わった村上恭通・愛媛大教授(考古学)は「諸葛孔明や劉備たちは山間部の蜀に追い込まれたというよりも、鉄を得るために積極的に入っていた可能性がある」と推測している。


 鉄や銅の産地や、製鉄のための木材乱獲による森林破壊とか、そういう視点で後漢末から三国時代の流れを見ると新しい発見がありそう…とか思いながら、何年も放置している。


自分の非を認めぬ国 (10/29 0:00)

「気分害する日本は小さな国」金大中事件で韓国真相究明委(10/26読売)
 【ソウル=中村勇一郎】韓国の「過去事件の真相究明委員会」は26日、ソウルで記者会見し、「金大中氏拉致事件」(1973年)の報告書を巡って、日本の警察当局による捜査再開を求める意見が日本政府内であがっていることに反発し、「今さら問題提起するとは遺憾だ」などと述べた。
 同委は韓国政府傘下の公的機関で、大学教授や弁護士らが委員として調査を指揮した。
 記者会見には7人の委員が出席。事件が韓国政府の犯行だったと初めて認めた今回の報告書が外交問題となる可能性に質問が及ぶと、出席者は「我々は調査をするだけで日本政府がどう考えようと問題ではない」と発言。さらに「日本側は我々の立場を理解し静かにした方が互いのためだ」「こんなことで気分を害するなら小さな国だと思う」などと日本批判を展開した。
 日本政府が今後、供述調書などの資料提供を求めた場合の対応についても、「我々は十分に調査した。(日本が)再び捜査するというなら気に入らない」と不満をあらわにした。


 「静かにした方が互いのためだ」「再び捜査するというなら気に入らない」……どこのヤクザですか?



学力調査 (10/26 1:00)

 我が岐阜県はなかなかの成績。とりわけ中学校の方は全国5位とか6位くらいで、教育の一端に携わっている人間としては、やはり嬉しい。

 多くの人が思っていることだろうが、左巻きが強いところほど点数が悪いような気がしないでもない。沖縄は、島が多く教育環境の問題もあるのかもしれないんで、あくまで「妄想」と断っておくけど。


高村発言、制裁の抜け穴 (10/26 1:00)

「拉致被害者数人帰れば、進展…」高村外相発言(10/25産経)
 高村正彦外相は25日の参院外交防衛委員会で、北朝鮮による日本人拉致事件について「拉致被害者数人が日本に帰ることで解決というわけにはいかないが、進展にはなりうるかもしれない」と述べ、拉致被害者の一部の帰国が実現した場合には事態の進展とみなす可能性を示唆した。
 これに関し、町村信孝官房長官は同日の記者会見で、「生きておられる方がたくさんおられるんだろうから、全員帰すというのがあくまでも政府の基本方針だ」と述べ、政府の交渉方針に変化はないとの認識を示した。
 政府は昨年9月の拉致問題対策本部設置以降、何をもって拉致問題の「解決」とするかについて、拉致被害者全員の生存を前提に「すべての拉致被害者の生還」(当時の安倍晋三首相)と主張。一方で、6カ国協議での対北朝鮮支援参加の条件とする「進展」の定義については、「北朝鮮に条件闘争の余地を与える」(外務省幹部)と具体的な言及を避けていた。米国などは「進展」の定義の明確化を求めており、高村外相の発言は、今後の日朝協議に影響を与える可能性もある。


 そりゃ字面だけで言えば、さらに被害者が何人か帰ってくれば進展には違いなかろうが、「拉致問題の進展」が「北朝鮮援助の条件」とセットで語られる現状においては、一部の帰国を進展と見なすわけにはいかない。
 金正日体制が存在している限り、拉致被害者全員の奪還はまずあり得ないのだから、表では適当に話し合いのそぶりを見せつつ制裁を続けておいて、裏で粛々とパチンコの規制やスパイ防止法の制定、軍事行動の準備、体制崩壊の策謀を進めるべきだと思うんだが(中国をどう扱うかは難しい問題だとは思うが、頭の良い官僚や議員は必死に考えてくれ)。「事態が膠着しているからちょいと妥協しようか」という程度の考えなのだろうが、裏で何ら策を繰り出さないで、事態が動くはずもない。受け身で拉致について取り組むのはやめてもらいたい(国民にも分からないところで物事進めているならいいんだけどねぇ…勿論変な方向に進められても困るが)。

 そういえば、かつて拙者、軍事力の裏打ちがないと経済制裁の効果は薄れる、少なくとも制裁を行うと同時に将来の軍事行動を予感させる行動を執って北朝鮮を脅す必要がある、ということをよく書いていた。北朝鮮と対峙するための足場作りにも時間はかかる、しかし制裁と同時にそれをおこなえば、北朝鮮や中国への牽制にはなりうる、と。
 しかし、憲法改正のための国民投票法は成立したが、自衛隊関連の法改正やスパイ防止法には進展が見られない。制裁自体は抜け道を作られたら効果が薄まるのは当然だから、制裁単独ではそれほど意味がない。制裁の先を見越さねばならなかったのだが、制裁以外に手を打たず、ましてや抜け道を放置したままでは、こうなるのは当たり前。

制裁に抜け道、第三国船で北へ輸出急増…自転車8万台(10/25読売)
 昨年10月の北朝鮮による核実験実施を受け、日本政府が北朝鮮船舶の入港を全面禁止するなど経済制裁を行う中、今年に入り、第三国の船を使って日本から北朝鮮へ物資が輸出されるケースが増えている。
 特に自転車は、8月末までに、昨年1年間の5倍以上となる8万1268台が輸出され、過去最多を大きく更新している。こうした実態は経済産業省も税関からの報告で把握しているが、「北朝鮮籍以外の船舶は規制の対象外で取り締まることはできない」として対応は取っていない。これに対し、識者などからは「完全に制裁の抜け穴となっている」との指摘が出ている。
(以下略)

 別に驚く話ではない。制裁やれば万事上手くいくなんて、そんな楽観的な考えの人なんていなかったろう。ただ、ここまで北朝鮮に迂回貿易をやる力があるとは思っていなかった、というのも正直なところではあるが。
 しかし、政府もなんでここまで放置するかね?



子供の声 (10/25 0:00)

子供の声「騒音」の時代、自治体への苦情増加(10/22読売)
 「部活の練習がうるさい」「児童館で遊ぶ声が騒がしい」――。学校や公園などで、子供の声を巡って、周辺住民との摩擦が生じるケースが増えている。
 最近では、東京都西東京市にある公園の噴水で遊ぶ子供の声を東京地裁八王子支部が騒音と認定し、市が噴水を止める事態に発展した。
 読売新聞が全国の県庁所在地、政令市、東京23区の計73自治体を対象に調査を行ったところ、各地の自治体が、子供の声や部活動で生じる様々な音に対する苦情の対応に追われている実態が浮かび上がった。
 今回の調査では、48自治体で何らかの苦情が寄せられていた。

 東京都北区の小学校で今年7月、ブラスバンドや合唱など、日ごろの練習成果を発表する音楽会が行われた。会場の体育館には冷房がないため、窓を開け放っていたところ、体育館裏に住む人から苦情の電話があり、窓を閉めて続行した。
 区教育委員会の担当者は「地域の方には事前に音楽会について知らせて、理解を求めていたのだが、難しいところだ」と話す。
 松山市の中学校には2、3年前、「野球部員の声やボールを打つ音がうるさい」と苦情が寄せられた。野球部の練習に掛け声は付き物。気合を入れるため、一球ごとに声を出していた。
 住民との話し合いの結果、声出しはやめることになった。野球部は今も黙々と練習しており、住民は「以前よりは静かになった」と納得しているという。
 放課後の子供の遊び場である児童館も、例外ではない。東京都練馬区ではこの1年間に、住宅地にある児童館2か所について、「子供の声が響いてうるさい」という苦情があった。
 窓やカーテンを閉め、子供たちに「館内では静かに遊びましょう」と指導し、子供が大声を出す度に、職員が注意しているという。
 今年6月、福井市内の公園の使用について、住民から市にメールが送られた。「サッカーボールで遊ぶ音に悩まされている。(自宅の)敷地に入ったボールを取りに、子供が勝手に入ってくるのも迷惑」との内容。担当者が公園に行ってみると、ボールが金属製のフェンスに当たる音が響いていた。市ではフェンスの手前にネットを張り、フェンスに向けてボールをけらないよう呼びかける看板を設置した。

 こうしたトラブルを未然に防ごうと、東京都の杉並区教育委員会では、小、中学校を改築する際に、周辺住民から要望を募っている。中にはこんなものもあった。「プール授業がうるさい。地下のプールにしてほしい」「体育の先生は小さい声で指導を」「校庭での球技はうるさいから禁止してほしい」。区教委では「抑えられる騒音は抑えるよう努力する」としながらも、困惑顔だ。
 通学時の子供の声について住民らから指摘されることがある世田谷区教委の担当者は、「昔は学校ということで地域の人たちも寛容だったが、最近はそうもいかなくなった」と話している。


 世知辛い世の中になったなぁ、というのが第一印象。
 
 ただ、冒頭に紹介されていた西東京の例は、広い敷地の中でわざわざ噴水広場を住宅地寄りに作ったり、騒音対策を行政側が怠っていたことなど、「不合理なクレーム」とは思えない。学校の騒音にしても、学級崩壊したクラスの大騒ぎは凄まじい騒音だろうと推測できる。「防げる騒音」であれば、対策は講じるべきだろう。

 しかし、部活の声出しまで文句をつけるのはなぁ、というのも確か。
 私は、学校の喧噪には、どちらかと言えば微笑ましさを感じるのだが、犬好きには犬嫌いの気持ちが分からないのと同様、学校の音が許せない人の気持ちは私には一生分かりそうもない。それぞれに騒音を嫌がる事情や心理はあるのだろうが、それでもしかし、学校を社会の一部と見なし、地域の子供に対して関心を持っていれば、多少のうるささはむしろ喜ばしい物ではないか。教育問題を考えるうえで、記事のような子供に対する冷淡さは、無視できないファクターだ。

 子供が大声を出せない環境は息苦しくてかなわぬ。学校の音が「騒音」と見なされる世の中はイヤなモンだ。窓やカーテンを閉められ、静かに遊びましょうと言われりゃ、そりゃキレやすい子供も増えようて。本来騒げる場所で騒げないから、公共の空間で騒ぐバカが出てくるのか、と憶測したり。
 そのうち、「虫の声がうるさい」と草むらに殺虫剤をまき散らすバカが急増するかもしれん。

 ちなみに、拙者の家の近くには幼稚園があるのだが、私がウォーキングをする時間にちょうど、トトロの挿入歌の「歩こう〜歩こう〜私は〜元気〜」ってのが流れてくることが多く、士気の鼓舞に重宝している。



安易に限界と言うな (10/24 1:00)

消費税上げも検討へ、自民財政改革研が確認(10/19読売)
 自民党の財政改革研究会(与謝野馨会長)は19日、社会保障をテーマに議論し、財源問題について消費税率引き上げを含む検討を進めることを確認した。
 会議には、舛添厚生労働相、大田経済財政相も出席した。
 舛添厚労相は「就任以来2か月間頑張ってきたが(社会保障費を抑制する)努力も限界だ。(社会保障財源として)消費税議論をやるべきだ。国民も分かってくれる」と述べ、社会保障財源としての消費税率引き上げ論議を進めるよう訴えた。


 「限界だ」という言葉をこれほど安易に吐かれると、怒りよりも脱力感を覚える。せめて、「どれほどの努力をしたのか」というのを、数字で示して理解を求めるべきだ。私は、限界だとは思っていない。私たちは、もう限界だと思っていても、さらなる負担増を喰らってきた。政府の努力以上に、私たちの負担こそ限界だと訴えたい。

 国民の多くが景気回復(本当なのかねぇ)の恩恵を全く受けていない今、消費税を上げれば消費の落ち込みは避けられず、景気は後退して税収は思ったほど増えないだろう。
 そして何より、公務員改革も中途のまま、財政の緊縮も道半ばであるのに、国民が負担を負うことに納得できるはずがない。
 国の財政とは殆ど関係のない郵政事業の民営化など「改革の本丸」とは到底呼べないし、道路行政に関しても、道路特定財源に斬り込まずして「改革は成った」とはとても言えない。ましてや、金持ちが恵比寿顔で貧乏人が苦悶にあえぐような政策を改革と呼ぶ気は毛頭無い。安易に消費税増税に走る前に、金の使い途について見直さねばならないところは山ほどある。少なくとも、社保庁のバカどもの無駄遣いに関して、(金を取り戻すのは無理としても)きっちり責任をとってもらわないと。

 私は、「構造改革」自体を否定するつもりはなく、むしろ改革はあらゆる分野で遂行せねばならないと思っている。しかしそれは、郵政民営化とか中途半端な道路公団改革などではなく、無駄な金の流れを精算して、必要な福祉政策にお金が向くようなシステムを作り上げることでなければならない。だから、安倍さんがやろうとしていた公務員改革を、私は支持していた。必要な公務員を確保することに反対しないが、横領に精を出したり新聞読んでるだけのバカはどんどん切ってくれ。

 既に住民税アップ、所得税の特別減税廃止で、死にそうなんだけど。消費税より前に、法人税の特別減税分を見直してくれ。



赤福 (10/23 1:00)

従来の説明殆ど嘘?赤福社長”偽装”実態大幅訂正
 赤福が売れ残りの商品をあんと餅に分けて再利用していた問題で、浜田典保社長は会見で、「むき餅」の再利用は、これまで全体の1%としていた説明を覆し、6割から9割を再利用していたことを明らかにしました。
 売れ残り商品の再利用問題で、浜田社長はこれまでの「むき餅」の再利用はわずか1%という説明を訂正し、6割から9割を再利用していたと明らかにしました。また、浜田社長は、「国内産を使用」とうたっていた小豆や餅米ついても、一時、中国産やカリフォルニア産をそれぞれ2割程度、使っていたことを明らかにしました。また、三重県は、再利用したあんや餅には、消費期限切れのものも含まれていたと発表しました。
 一方、数年前まで赤福に勤めていた元従業員は、偽装現場を生々しく証言しました。
 元従業員:「戻ってくる商品を『まわり、まわり』と言って翌日にまわすから『まわり』。内々では『まわり餅』と呼んでいた。『冷凍すると日が止まる』という言い方をよくされていた。冷凍すると一日と数えない、一日寝かせておいても。きょう作っても、あすの日付を入れる。そこの印字を変えているのは見たことがある」
 元従業員は「当時の工場長も一緒に包装紙を巻き直していた」と話しています。


 赤福がやってきたことは悪いことだ、という前提は確認しておいた上で…

 それでも拙者、腹壊さなきゃ消費期限なんてどうでもいいや、という考えの持ち主ゆえ、初めは赤福に同情的だった。また300年もやってきた企業に対して、現代の大量生産・大量消費向けの法の適用をすべきかどうか、ちょいと疑問に思ったりも。多少の再利用をしていた方が、かつての日本の「もったいない精神」を体現できるんじゃないか、と。小豆や砂糖が高価だった江戸時代の方が、再利用を頻繁にやっていたように思うし。もちろん、内密におこなうのではなく、全て公表した上でやるべきであるが。

 ただ、ここまで嘘を重ねられると、同情の気持ちなど吹き飛んでしまう。しかも、社長は自らの責任を現場に転嫁する発言ばかり。会社で起こったことは全面的に責任をとる、という自覚が全く見られない。初めに疑惑が出た段階で全てを明らかにし、社長が自らの責任をきっちり詫びていれば、今のような傷の広がり方はなかったのではないか。
 人間だろうと企業であろうと、過ちを犯したときの対応で、その格が露わになるものですな。

 いちばん気になるのは、「小豆や餅米についても、中国産を使っていた」というくだり。よりによって中国産ですか。復活しなくてもかまわんよ。



20万でも30万でも160万でもいいよ (10/22 0:00)

 どうしても誇張したいんだったら、もっと派手にやればヨロシ。

参加者数異論を一蹴(10/19沖縄タイムス朝刊2面、ネット上に記事無し)
 サトウキビ関連の要請で上京した仲井真弘多知事。
 17日夕に記者と懇談したが、話題はどうしても教科書問題に。
 県民大会の参加者数が4万数千人と報じられたり、一部団体調査で1万3千人などと 矮小化されていることに、「ムカっとしますね」と怒り心頭。 自身が20代後半のころ、米国で大規模コンサート「ウッドストック」を見たことが あるそうで「あの時は10万人と言われたが、今回はそれどころじゃなかった」と強調。 「15万人、いや、20万人いたかも」と疑惑を一蹴した。


 例の集会、実際に参加したのは11万には到底足りない数だったというのは、もはや確定的(参考記事:自民歴史教育議連、沖縄県民大会参加者「約1万8000人」(10/17産経))。というのに、仲井真沖縄県知事は、この期に及んで「20万人いたかも」などとふざけたことをヌカしている。どう考えてもウッドストックの方が、凄まじかっただろうよ。仮に20万とか11万だったとしても、自治体職員や学校生との「動員」を差し引いたら、いったい何人になるんだろうかね。

 この件に関して左巻きがよく言う「人数の問題ではない」という反論は、南京事件に関する中国や左巻きの反応にも見られる言説。確かに、歴史教科書の問題が「人数の問題」に転換されるのは、左巻きには耐えがたかろう。しかし、「正しい歴史を」と主張する人間が、集会に参加した人数を誇張するなど、笑い話にもならぬ。当然、その主張そのものの信用性にも疑問が生じる。
 そもそも、都合の良い情報を発信しようという精神性は、「大本営発表」の精神性と何ら変わらない。目指している物が真反対なだけで、やっていることは全く同じ。

 感情も人間にとっては大きな要素だが、戦後教育や左巻きのプロパガンダで増幅されてしまった「感情」をもとにしては、議論は成り立たない。ましてや、異論を許さないような空気が沖縄にあるとすれば、沖縄から発される声は割り引いて聞かねばならない。
 誰も「軍の関与」そのものを否定しているわけではない。ただ体系的な命令があったという見方に疑義を呈しているだけである。件の教科書検定に反発している人には、冷静に反応することを求めたい。


アホ (10/22 0:00)

NEWSフラッシュ:ヘルメットを盗もうとし、バイク全焼 /宮城(10/19毎日)
 仙台市泉区のアルバイト少年(18)を18日、窃盗未遂容疑で逮捕。9月8日午後3時ごろ、同区のパチンコ店駐車場に止めてあった会社員男性(58)の原付きバイクのヘルメットを盗もうとした疑い。鍵で固定されたヘルメットのあごひもをライターの火で焼き切ったが、火が燃え移り原付きバイクとヘルメットが燃えてしまったという。(泉署)

 クズな人生を歩むとしても、やはり最低限の学力はあった方がいい、というお話。



中日がシリーズ進出 (10/21 0:00)

 中日の日本シリーズ進出、まことにめでたい。
 川相さんが中日に移ってから、段階的に中日ファンへと移行し、巨人への思いを完全に断ち切った今年から中日ファンを公言するようになった。「中日ファン1年目」が「中日日本一」となれば嬉しいこと限りなし。



創価学会 (10/18 0:00)

公明・創価学会を追及=冬柴氏とバトル−民主・石井氏(10/16時事)
 16日午後の参院予算委員会で、民主党の石井一副代表が公明党とその支持母体の創価学会への批判を展開。同党の冬柴鉄三国土交通相が色をなして反論する一幕があった。
 石井氏は、公明党には国会議員が党本部を通じて創価学会に納める「上納金」と、国会議員から学会の池田大作名誉会長への「P(プレジデント)献金」があると追及。さらに党役員人事の決定過程も不透明と指摘し、「あらゆる面で不可解」と批判した。
 これに対し、冬柴氏は「上納金」について「(選挙の際に)公認料は党に出している」としながらも、学会への上納は否定。「P献金」の存在も認めなかった。
 石井氏が「閣僚席に座っているのだから、その言葉は重い」と畳み掛けると、冬柴氏も「(P献金などが)ないということになれば、あなたも議員を辞めるか」と反撃。両氏のバトルはエスカレートし、石井氏は池田氏の参考人招致や文部科学省による実態調査を求めた。


<参院予算委>民主・石井氏が公明党批判し一時紛糾(10/16毎日)
 16日の参院予算委員会は、民主党の石井一氏が質問の中で公明党批判を繰り広げ、委員会が一時紛糾する騒ぎとなった。予算委では政府にしか質問できないが、前日に自民党議員が質問で民主党の政策を批判する「マナー違反」を展開しただけに、質問は「意趣返し」の側面もありそうだが、公明党は猛反発している。
 石井氏は質問で「(国政選挙での)自民党の公明党依存体質は目を覆うような状態」と自公連立を批判。さらに「公明党から(支持団体の)創価学会を引いたら(公明党の)議席はゼロ。すべての選挙で宗教施設を使って一糸乱れぬ強力な選挙を展開している」などと発言した。
 与党側は猛反発。「昨日『答弁の機会がないのに質問するな』と言ったのはそっちだ」などの怒号が議場を飛び交った。石井氏の後に質問に立った公明党の山口那津男氏は「政府に答弁を求めるのが委員会の本質。このような質問は厳に慎んでもらいたい」と述べた。【田中成之】


 フランスではカルトに認定されている創価学会。そんな危険な集団が政治の中枢(…だけでなく芸能界や霞ヶ関や財界や……)に食い込んでいるんだから、日本はやっぱり病んでいると思うわけですよ。
 民主の石井さんと言えば、パチョンコ利権でお馴染みの人なんだが、この質問に関しては評価しなくてはなりますまい。

 ただ、自民が下野していたとき、野中広務などは創価=公明党をケチョンケチョンに非難していたのだが、その後の掌の返しようは皆さんご存じの通り。民主党が仮に政権を取ることになれば、たぶん公明党は擦り寄るだろうし、民主党もさらなる「数」が手に入るならと、それを歓迎してしまうのだろう。むしろ、公明党が民主党に擦り寄ることによって、自民党の下野が決定づけられるかもしれない。カルトが日本の政局を支配するという、笑うに笑えない状況となるかもしれぬ。

 池田大作や創価学会の者どもがまともな人間性、品性を有していないのは、竹入義勝批判の時にまざまざと思い知らされたからねぇ。
 朝日に連載された回顧録の冒頭、「田中角栄元首相に対しては野党の立場から厳しく追及したが、政治的にも、人間的にもすばらしい人だった」と池田大作への感謝を表現しなかったから池田が怒ったとか、「創価学会には独特の論理がある。『辞めるか辞めないかは、自分で決めることではない。任免は池田大作会長の意志であり、勝手に辞めるのは不遜の極みだ』というものだ」という部分に引っかかったとか、そんなしょうもない理由で、馬鹿者、恩知らず(以上池田の講演より)、畜生以下の非道、欺瞞の天才、天下の変節男、泥棒野郎、銭ゲバ、天性の嘘つき、粉飾人生(以上聖教新聞より)なんて罵詈雑言は、普通の人間じゃぁ思いつかんでしょ。少なくとも、宗教者の発するような言葉ではない。

 ただ、国会議員というのは国民が選ぶものだから、日本人の一定数が大作教を信じている以上、奴らの勢力が脅かされることはない。破防法を適用されるような下手は打たないだろうし、創価のおかしなところを喧伝して新たな信者を生まないようにしようとしても、親が学会員だったら歯止めにならないし…悩ましいところ。うまいこと潰せる方法はないもんですかね?

 創価学会がいちばんムカつくのは、日蓮宗自体が白い目で見られてしまうってことですわ。「南無妙法蓮華経」は、池田大作のものではない。


ただの放言か (10/18 0:00)

テロリスト発言で中谷元氏が陳謝(10/17産経)
 自民党の中谷元・元防衛庁長官は17日、インド洋での海上自衛隊の補給活動継続に反対する民主党をテロリストになぞらえて批判した自らの発言について「反対する国民の皆様方がテロリストだという風にとらえられたとしたら、私の意図するところではない。発言で誤解を招いた点についてはおわびしたい」と陳謝した。自民党本部で記者団に語った。(以下略)

 何か策謀があっての発言というわけでも、信念に基づいての発言でもなかったことが、この陳謝で明らかになった。すぐに謝るくらいなら、初めから言うなよ。


大砲 (10/18 0:00)

「大砲」使った自衛隊コンサート 朝霞訓練場で20日(10/16産経)
 大砲の発射音を演奏に生かす「自衛隊の大砲を使ったコンサート07」が20日、東京都練馬区大泉学園町の陸上自衛隊朝霞訓練場で開かれる。
 演奏されるのは、チャイコフスキーの「大序曲1812年」。楽譜では、フランス軍に勝利したロシア砲兵部隊の活躍を表す大砲の音が指定されているが、通常は大太鼓やシンセサイザーなどで代用されている。
(以下略)

 「1812」と言えば、コージー=パウエル。
 コージーより巧いドラマーは数多くいるが、私にとって彼より格好いいドラマーはいない。ドラムを聞くだけで誰だか分かる男なんて、彼くらいのものだろう(あとは「たま」の石川さんくらいか)。



世論調査 (10/17 1:00)

自衛隊給油継続 賛成39%、反対44% 本社世論調査(10/16朝日)
 朝日新聞社が13、14の両日実施した全国世論調査(電話)によると、インド洋での自衛隊による活動の継続について賛成が39%、反対が44%だった。賛成は安倍前首相の辞任表明を受けて実施した9月13日調査の35%からやや増えたものの、なお反対が上回っている。(以下略用)

 他の調査とは、エラく隔たりのある結果が。だいたい、電話をかけて「朝日なんかに応えるか」と拒否した割合が分からないと、何とも言えない。
 参考に、他社の調査結果を並べておく。引用部分は、給油継続への賛否に関わる部分のみ。

内閣支持59%、給油継続「賛成」は49%…読売調査(10/9読売)
 インド洋での海上自衛隊の給油活動継続の賛否については、「賛成」が49%で、「反対」の37%を上回った。

福田内閣支持率は55・3% 産経・FNN合同世論調査(9/28産経)
 また、海上自衛隊によるインド洋での補給活動延長については「賛成」が51・0%と半数を超え、反対(39・7%)との差は、今月15、16両日に実施した前回調査の9・6ポイントから11・3ポイントに広がった。

新テロ法案、賛成44%=反対は28%−時事世論調査(10/13時事)
 インド洋での海上自衛隊による給油活動継続のための新テロ対策特別措置法案について、「賛成」と答えた人は43.7%で、「反対」の28.0%を大きく上回った。

給油継続、賛成・容認が半数=反対は35%−時事世論調査(9/16時事)
 時事通信社が16日まとめた世論調査結果によると、海上自衛隊のインド洋での給油活動の根拠法であるテロ対策特別措置法について「延長すべきだ」とする人は13.0%で、「延長はやむを得ない」36.1%と合わせた賛成・容認派が半数近くに達した。「延長に反対」は35.3%。

全国世論調査 福田内閣支持率57.8% 91年以降、5番目の高さ(9/27西日本新聞)
 福田内閣発足を受けて共同通信社が25日夜から26日にかけて実施した全国緊急電話世論調査の結果、(中略)11月1日で期限が切れる海上自衛隊によるインド洋での給油活動については「延長すべきだ」が49.6%と半数近くに上り「延長すべきではない」が39.5%。今月中旬の前回調査に比べ延長賛成が1.7ポイント増え、延長反対は3.0ポイント減少した。

 まとめ直すと、
読売新聞:給油継続に賛成が49%、反対が37%
産経新聞:補給活動延長に賛成が51.0%、反対が39.7%
時事通信:給油継続に賛成・容認が49.1%、反対が35.3%
       新テロ法案に賛成が44%、反対が28%
共同通信:給油活動延長に賛成が49.6%、反対が39.5%


 10/17時点で記事が見当たらないものについても数字をあげておくと、
毎日新聞:給油継続に賛成が49%、反対が42%
日経新聞:給油継続に賛成が47%、反対が37%


 で、朝日は、
朝日新聞:給油継続に賛成が39%、反対が44%

 捏造と言うほどに無茶苦茶な数字ではないのだが、やはり一社だけ傾向が違うというか、独自の道を歩んでいるというか。質問の仕方がどういう風なのか、ものすごく興味が湧いてくる。


ヒゲ (10/17 1:00)

 どうでもいい話ではあるが、妙に気になるニュース。

本の中に迷惑なひげ 昨年夏から60冊被害 北広島市図書館(10/16北海道新聞)
 【北広島】市図書館(中央六)で貸し出している本から、男性のひげが複数のページに挟み込まれている本が相次いで見つかっている。昨夏からこれまでに約六十冊を確認。中には、ほぼ全ページにひげがついていた文庫本もあった。同館では「他の利用者に不快な思いをさせるのでやめてほしい」と話している。
 同図書館によると、“ひげ被害”は昨年夏、利用者からの苦情で発覚した。ひげの長さは数ミリで白髪交じり。本を読みながら無精ひげを抜き、ページの上に落としたとみられるが、規則正しく並べられているものもあった。外国の文学や推理小説の文庫本から多く見つかっている。
 また、被害にあった本は貸し出しの手続きが取られていないのが特徴。書棚から持ち出され、ひげがつけられた後、再び戻されている。八月下旬から九月上旬にかけて行った年一回の蔵書点検では、館外に持ち出され「不明本」となった文庫本四十二冊のうち、約半数が外国文学で、被害にあっているジャンルと一致している。
 事態を重くみた同図書館は、書棚に警告の看板を設置するとともに、職員や図書館ボランティアによる監視を強化。犯人の特定を急いでいるが、「それらしき人を見つけても、片っ端から声をかけていくわけにもいかない」と対応に苦慮している。(能正明)


 ヒゲだと断定している根拠が非常に気になる。眉毛とか腋毛とか胸毛とか陰毛とかいう可能性は皆無なのか?
 最近じゃ図書館の本で切り抜きをするバカもいるようで……「お天道様が見ている」なんて概念は、今の日本人には通じなくなっているのかね。



中谷発言 (10/16 1:00)

自民・中谷氏、給油反対「テロリストだけ」=鳩山民主幹事長は反発(10/14時事)
 自民党の中谷元・安全保障調査会長(元防衛庁長官)は14日、フジテレビの番組で、民主党がインド洋での海上自衛隊の給油活動継続に反対していることに関し「(給油活動は)国際社会の中で非常に評価され、ぜひ続けてくれと要望されている。反対するのはテロリストしかいない」と批判した。さらに「民主党はテロリスト集団か」との質問にも「(反対するのは)僕には理解できない」と語った。
 これに関し、民主党の鳩山由紀夫幹事長は同日、和歌山市内のホテルで記者会見し、「国民の3割は給油活動、テロ対策特別措置法に反対しており、日本(国民)にも3割のテロリストがいるという話になる。こんなむちゃくちゃなことをテレビの前で発言するのはとんでもないことだ」と強く反発した。


 中谷さんの発言は、わざわざ口にすべき発言とは思えないが、まぁその通りではある。実際、民主党をテロリスト擁護とする論調は欧米で見られたわけで。民主党の反論も幼稚。中谷さんが言ってるのは「反対する政党」の話であって、国民も含めてテロリスト扱いしたと見るのは強引というか左巻きらしいというか。
 ただ、いつの間にか反対が3割だけになっちゃったものの、それは自民党側が丁寧に説明をおこない、民主が支離滅裂な言説を吐いて自爆したからに他ならない。挑発的な言辞は逆効果ゆえ、中谷さんの発言はその点いただけない。民主党のアホな反論を予想した上での「罠」であるなら、なかなか面白いとは思うが。

 しかし、今回は時間的制約の問題もあって仕方ないとは思うが、国際的な自衛隊活動に関しては、本来は早急に恒久法で対応できるようにして欲しいもの。勿論、その土台となる憲法もとっとと変えねばならぬ。
 自衛隊の武器使用基準や、国軍としてのあり方についての議論にまで発展するのであれば、小沢さんの「ISAFへの参加はOK」という意見も、それなりの価値を持つとは思う。日本の主権よりも国連決議を優先するような「国連至上主義」は全くお話にならないけれども。


3割のテロリスト (10/16 1:00)

 給油継続反対派と重なるかどうかは別としても、日本に3割くらいのテロリストがいるってのは、確かにその通りかもしれない。



若宮+筑紫=付ける薬無し (10/15 0:00)

 朝日新聞10/12朝刊に、若宮啓文と筑紫哲也の対談が載っていた。簡単に言えば、安倍政権崩壊に対する、若宮と筑紫の勝利宣言である。25 o'clock さんのエントリに全文引用されているので、ぜひ読んでいただきたい。

 全編、笑いのオンパレードなのだが、気になるところを幾つか取り出してみる(途中の白文字は注釈)。

若宮 (参院選の結果を受けて)僕らも社説で辞任が当然と書きました。「衆院選とは違う」という理屈が通用しないという負け方でしたからね。ところが、全国紙で首相の続投に異を唱えたのは朝日新聞と毎日新聞だけ。いくつもの大手新聞が安倍さんの理屈を擁護したのには驚きましたね。そこまで迎合するのか、と。でも結局、安倍さんは世論というプレッシャーに押しつぶされた。お気の毒ですが、日本はさほど非常識な国ではないと言うことが示された。僕らの言論もその一翼を担えました。

若宮 たとえば靖国参拝。いくらこちらが論理的に説得しようとしても、小泉さんは頑固な意思で貫いてしまう。イラク戦争開始の時もそうでしたが、「言論の無力感」にいらだったことが少なくなかった。

若宮 新聞は国民感情を大事にせよと書くし、できるだけ世論に沿った論を張りたいのですが、歴史が語るように国民感情には危ない面もありますね。特に権力者と共鳴した時は・・・。我々のジレンマです。

若宮 ハトがタカに対抗するには論理の確かさが欠かせない。感情論では勝てません。安倍さんも、もう少し論理がしっかりしていれば、こんなに早く破綻しなかったのでは。

筑紫 新聞もテレビも言論はあとから必ず歴史の審判を受けます。ひよったり、見落としたりしたころが、あとではっきりする。そこが怖いところです。逆に、そこで間違えなければ言論は説得力を持ちうる。イラク戦争が始まるとき、朝日新聞は明確に反対しましたね。後世の評価に耐えうる社説でした。

若宮 テレビに飽き足らない人は、社説をよく読んでくれます。社説はなおさら質を問われますね。

筑紫 学生が新聞を読まず、ものを突き詰めて考えない人が増えた時代に、朝日の800万人読者は相当高いレベルの人たちです。その人たちに対応できる新聞をどうつくるのかが重要だ。


 お前らの言論のどこに論理があるのか、きっちり説明して欲しいもんだ。安倍さんの一番の罪科は、こういう類のバカどもを付けあがらせてしまったことだ。戦後日本の悲劇は、左巻きが論理を失い、感情のみに走ってしまったことも因の一つだというのに。

 しかし、「日本はさほど非常識ではないということが示された、僕らもその一翼を担った」とか「国民感情には危ない面もある」という言葉からは、「愚鈍な民衆を私たちが導かねば」というような強烈なエリート意識が窺える。

 自分がバカだと分かっていない人って、周囲から見ると、とてつもなくイタいものですね。盲目にならないための反面教師として、非常によい教材でした。


亀2 (10/15 0:00)

 TBSも、斬り捨てに入ったのかな。
 亀一家を「テレビに利用された、かわいそう」とか擁護する向きもあるようだが、さんざん好き勝手やってきて、オノレらも銭をせしめるべくお互いに利用し合ったわけで、同情の余地はないだろう。あとは、公開処刑の見物に群がる群衆心理が噴出するのみ。私はそんな興味はないけどね、と気取れれば格好良かろうが、生憎と下卑た野次馬根性を抑えきれないでいる。
 さらについでに言っておくと、亀はヒールでは無い。実力が伴って、むしろベビーフェイス以上の力を秘めていないと、ヒールなど務まらない。面白い試合を見せられない人間が、ヒールになどなれようはずもない。

 まぁこういうこと書いてる時点で、メディアの術中に嵌っているとは自覚してるが。エサを目の前にして、食いつかずにいられるほど人間ができていないもので。

 しかし、ボクシングを愛している人からしたら、奴らの行動は耐え難いものなんじゃないだろうか。競技への侮辱以外の何者でもないのだから。



 (10/12 1:00)

 早く切腹ショーを見せてくれ。で、ハラキリ王子とでも名乗ればヨロシ。
 と、試合を見てもいないで言ってみる。噂では、「弁慶バスター」という荒技が飛び出したらしいが。K-1ルールか何かで戦ったのかい?


こういうのは個性とは言わぬ (10/12 1:00)

読める?「七音」「雪月花」 響き優先、今時の名前(10/11朝日)
 「永翔」「大生」「七音」「雪月花」と書いて、それぞれ「はるか」「ひろ」「どれみ」「せしる」と読む。いずれも実際に出生届が受理された名前だ。法律には読み仮名の規定がないうえ、親は音の響きと漢字の画数を重視する傾向だという。すぐに読めないような個性的な名前を持つ子どもたちは、これからも増えていくのだろうか。(冒頭抜粋)

 「バカ親探知機」としては、これほど性能の高い物もないわな。

 親を選べぬ子供は哀れ極まりない。
 まず、名前のイメージがある年代(ほとんどが幼児期までだろうが)に固定された物は、名前として相応しくないだろう。その子はいつまでも赤ん坊ではない。少年少女となり、成年となり、中年、老年と変化する。婆さんになって「どれみ」なんて恥ずかしくて仕方ない。
 また、人から正確に読んでもらえないのも不幸だ。重光葵(しげみつ・まもる)もそれに悩んだらしいが、これは漢学の素養の問題なので、まだ良い。リンク先に紹介されている「月女神=でぃあな」なんて、ギャグでなくて何なのだろうか。人に判別してもらおうという意思を最初っから放棄している。多少の難読の名前はまだしも、「そんな読み方はない」という読みをさせるのは、間違いと断じて良かろう。

 子供に与える初めてのプレゼントなのに、自己満足を優先して子供の将来を考えない精神性、或いはその名前が不適当だと認識できない無知ぶりは、「バカ」と形容する以外に方法はない。



イヤなら出て行け、だと (10/11 12:00)

 私は、小沢氏の言っている「ISAFへの参加」に、無条件に反対というわけではない。抗戦規定、武器使用基準などの問題がクリアされれば、選択肢の一つだとは思っている。もちろん、それらがクリアになっていない現時点での参加は、大反対だが。
 問題としたいのは、小沢一郎という人間の、論理的におかしな部分や、党のコンセンサスを得ていないただの個人的意見に過ぎないのに、党の意見のように振る舞う姿である。

民主・小沢氏、アフガン治安部隊参加「いやなら離党を」(10/10日経)
 民主党の小沢一郎代表は10日の記者会見で、政権を取った場合、アフガニスタンの国際治安支援部隊(ISAF)に参加すべきだとの持論を改めて展開した。そのうえで「(党内に)少数意見で反対はあるが、党の方針に従って行動しなければ党人ではない。どうしてもいやなら離党する以外にない」と述べ、異論をけん制した。
 小沢氏は、国連活動への積極的な参加は昨年12月の政権政策の基本方針で決定済みとの見解を強調。「ISAFは軍事部門だけでなく、民生活動がたくさん入っている。主力をなしている治安維持活動には疑問がある」と述べた。「(救援などに対する貢献が)日本にとってふさわしい」とも指摘、後方支援を念頭にして検討していくことを明らかにした。

 左派がISAF参加に積極的になれるとも思えず、かといって前原さんらのような右寄りは「給油継続反対」との整合性を考えれば賛同しがたく、結局小沢以外は皆離れることになってしまわないか。小沢さんが一人でポツンという姿は、それはそれで望ましいものだが。
 おそらく、前原さんや枝野さんらに対する牽制なのだろう。国連至上主義はどちらかと言えば左派の主張に近い。

 しかし、ISAF参加はいつの間に小沢の持論から党の意見に格上げになったの?民主党はもはや小沢の私物になり果てたね。


ゴミどもの集会 (10/11 1:00)

 恒例行事で、取り上げる価値など無いのだろうが、まぁ一応。

朝鮮総連が抗議集会、経済制裁延長に対し・東京(10/10日経)
 在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)は10日、北朝鮮への経済制裁延長などに抗議する集会を東京・日比谷公園で開いた。在日朝鮮人ら3000人以上が参加したとみられる。近くで右翼団体のデモ行進もあり、警視庁は機動隊員らを動員し厳戒態勢で警備にあたった。
 朝鮮総連の南昇祐副議長は集会で、政府による北朝鮮への経済制裁延長について「不当な政治的弾圧であり、民族的差別だ」と強く批判した。


 こいつらが「差別だ」と喚くのは犬がワンと鳴くのと同じようなもんだから気にもならぬが、拉致という犯罪の片棒を担いでおきながら、その国で自由に集会が開けるということの意味をじっくり考えろやボケ、と腹立たしく思うのも事実。日本人拉致被害者が、平壌で「金正日政権による人権侵害を糾弾する集会」を開くことは、天地がひっくり返ってもあり得ない。あんまり差別差別というなら、本当の差別を教えてやりたい気にもなってくる。

 良い見方をすれば、日本は寛容で自由な国だ。悪い見方をすれば、自国を侵すゴミムシを駆除することすらできない、惰弱な国。願わくば、この集会が奴らの断末魔と成らんことを。



制裁延長に思う (10/10 12:00)

対北制裁を半年間延長 政府(10/10産経)
 政府は9日の閣議で、北朝鮮籍船舶の入港禁止など13日に期限切れを迎える北朝鮮への日本独自の経済制裁を半年間延長することを決定した。
 政府は昨年10月、北朝鮮が核実験実施を発表したことを受け、半年間の期限で北朝鮮籍船舶の全面入港禁止などの制裁措置を実施した。今年4月で期限の半年が経過したが、その際、期限を半年間延長していた。
 政府の対北朝鮮制裁は(1)貨客船「万景峰92」など北朝鮮籍船舶の入港全面禁止(2)北朝鮮からのすべての品目の輸入禁止(3)北朝鮮籍保有者の入国原則禁止(4)高級食材など24品目の輸出禁止(5)ミサイル、大量破壊兵器開発との関係が疑われる口座の凍結−など。
 町村信孝官房長官は9日の会見で「拉致問題に具体的な進展がなく、核問題を含む北朝鮮をめぐる情勢を総合的に勘案した」と述べた。
 福田康夫首相は9日夜、拉致問題打開のため、自らが訪朝して金正日総書記と首脳会談を行う可能性について「今のところはないが、交渉の状況いかんだ。交渉は始まっていないから、早過ぎる話だ」と述べた。


 以前、福田さんになっても大きく流れが変化することはないんじゃないか、と書いた。安倍さんでさえ小泉政権からの流れを大きく変えることはできなかった、ましてや確固たる信念を持っているわけでもない福田さんが、圧力側だろうが対話側だろうが、新たな動きを作り出すことは殆どないだろう、と。
 だから、制裁の延長は「そうだろうな」という感想しか出ない。世論は政府に積極的な行動を後押しするほどに強いわけではないが、しかし、制裁を止めることを許容するほどには、北朝鮮に甘くはない。

 小泉さんの第一回訪朝直後以上に世論が盛り上がるか、或いは小泉さん以上の行動力と安倍さん以上に主権に対する確固たる信念を併せ持つ首相が誕生しない限り、事態を前へ進めるのは難しいのではないか。アメリカや中国の思惑で事態が動き、偶然に拉致解決によい方向へ進むことが有るかもしれないが、自国民がさらわれて受け身の態度しか取れない国でいいのか、という問題も出てくる。
 アメリカが譲歩の方向で突き進めば、日本もそれに流される可能性は高い。まぁそれは安倍さんの時でも似たような物だったのだが。

 政治家頼みではいけない、国民世論が鍵だ、とは思えど、ではどうすればよいのか、妙案は浮かばない。私のような能力のない人間は、能力と境遇の範囲内でできることをやるしかないのだが、もどかしさは禁じ得ない。


バカすぎ (10/10 0:00)

17歳、友人に火放つ 油含む布押しつけ 殺人未遂容疑で逮捕 熊本県警(10/9西日本新聞)
 熊本県警御船署は8日、ガソリンを染み込ませたタオルを友人の高校生に押しつけて火をつけ、大やけどを負わせたとして、殺人未遂容疑で同県上益城郡内の通信制高校男子生徒(17)を逮捕した。同署は口論の末の突発的な事件とみて、詳しい経緯や動機などを調べている。
 調べでは、男子生徒は7日午後8時半ごろ、同県嘉島町のショッピングセンター駐輪場で、友人で同郡内の県立高校2年の男子生徒(16)のTシャツの背中にガソリンを染み込ませたタオルを押しつけた上、タオルにライターで着火し、殺害しようとした疑い。2年生は顔や右腕などに全治1‐2カ月の大やけどを負って入院。男子生徒は調べに対して、火をつけたことを認めているが、殺意は否認しているという。
(以下略)

 ガソリン付けて燃やしておいて、「殺意は否認」って、どういう脳みその構造してるんだか。体全体の何%とか細かい数字は分からんでも、火傷が酷いと死ぬってことくらい、小学生でも分かるだろ。


小沢も (10/10 0:00)

小沢氏団体がマンション賃貸収入、6年間で1700万円(10/9読売)
 民主党の小沢代表の資金管理団体「陸山会」が、所有するマンションの部屋を財団法人など2団体と1社に賃貸し、家賃を得ていたことがわかった。
 政治資金規正法は、銀行への預貯金などを除き、資金運用を禁じており、同法に抵触する可能性もある。陸山会では「運用ではない」としている。
 陸山会の政治資金収支報告書によると、同会は1994、95年、東京都港区赤坂、同千代田区麹町にあるマンションの計3室を取得。法人格のない政治団体では登記できないため、登記簿上の所有者は、いずれも小沢氏名義となっている。
 赤坂の2室は、陸山会の会計責任者が代表を務める政治団体「小沢一郎東京後援会」と、小沢氏の政策立案を行うコンサルタント会社「エスエー・コンサルティング」に、麹町の1室は、外務省などが所管する財団法人で、小沢氏主導の日米交流活動を実施している「国際草の根交流センター」に賃貸。後援会からは月額10万円、コンサルタント会社からは同7万円、財団法人からは同20万円の家賃を取っており、2001〜06年に総額1700万円を得ていた。


 どう見ても「資産運用」ですわな。個人的には、政治家の金の問題はあまり神経質に追及しすぎるべきではない、あくまで政治的能力と天秤にかけるべきだと考えているのだが、小沢氏はこれまでさんざん自民党議員を追及していた側ゆえに、この問題についてきっちり責任をとるべきだし、メディアもしっかりと報じていくべきだ。ま、民主党の不祥事は、メディアもすぐにほとぼりを冷ますことになるんだろうけど。

 小沢一郎といったら、ほんの15年くらい前までは金丸の子分で「ザ・自民党!」という議員だった。そんな人間が、金にクリーンなわけがないんだがね。



人間ではない (10/9 1:00)

寝屋川コンビニ強盗殺人 「捕まりたくないから刺した」(10/8産経)
 大阪府寝屋川市のコンビニエンスストアで万引をした2人組の男を追跡したアルバイト店員、上内健司さん(27)が刺殺された事件で、強盗殺人容疑で逮捕された工員の少年(19)が寝屋川署捜査本部の調べに、「捕まりたくなかったので刺した」と供述していることが7日、分かった。工員は犯行後、通行人の男性に取り押さえられたものの、再び逃走していたことも判明した。
 調べでは、工員が犯行直前に、同じ中学の後輩の内装工アルバイトの少年(15)に「ビールが飲みたいからやろう」と万引を持ちかけた。2人の所持金はほとんどなかったという。
 買い物かごに商品を入れて逃走する万引の手口は、若者の間で「かごダッシュ」と呼ばれているが、2人は「かごダッシュは初めてやった」と供述しているという。2人はこれまでにも窃盗事件を起こしたことがあった。
 また、工員は上内さんを刺した後、通りかかった男性にいったん取り押さえられていた。工員は男性に「おとなしくする」と話したものの、突然抵抗し、男性の制止をきかずに走って逃げたという。
 工員は「ナイフは近くに捨てた。もみあった際に脱げたTシャツは持って帰って自宅で着替えた」と話しており、捜査本部は、凶器とみられるナイフは現場付近で、犯行時に着ていた衣服を自宅からそれぞれ発見した。


 ビールが飲みたいから万引きした、捕まりたくないから刺した。動物か、こいつらは。というか、目の前に物体があったらとりあえず運んでしまうアリと同じか。本能と言うより、走性のレベルで生きているようだ。
 現実的には無理だとは思うが、親も連座で処刑できんものかね。モンスターを世に解き放った罪は重いだろう。


減量 (10/9 1:00)

 岡田斗志夫さんのダイエット本、売れてるそうで。
 ただ、自分の食生活を記録するというのは効果的だけど(デブは自分の食ってる量すら把握できていない)、運動せずに痩せるという部分がどうも引っかかる。1年くらい経ってから氏がリバウンドしていなければ、参考にしても良いか、と。てか、忙しく活動している人ならば、普通の食生活していれば痩せていくのは当然。あんまり動かない人が同じことやって、確かにはじめはスルスル体重が落ちるだろうが、「太り気味」の辺りから変化があるかどうか。

 運動重視で減量進行中、リバウンドはないだろうと自信を持ちつつも、それでも一抹の不安を抱えている私のような人間は、運動せずに痩せるというやり方をちょっと懐疑的に見てしまう。
 運動した方が、血圧も下がるし、綺麗な痩せ方にもなるし、いいと思うよ。



うん子 (10/8 0:00)

学校だより:「うん」と返事する子は「うん子」…横浜・西寺尾小校長が記述 /神奈川(10/6毎日)
 ◇「あいさつの大事さを訴えるため、作った」
 横浜市立西寺尾小学校(同市神奈川区、児童数407人)の吉田秀一校長(57)が、全校児童の家庭に配る「学校だより」に「うん子」というタイトルをつけ、「はい」ではなく「うん」と返事する児童について「おまえは『うん子』か!と怒鳴りたくなる」と書いていたことが分かった。5日の市議会決算特別委員会で仁田昌寿市議(公明)が明らかにした。吉田校長は同日の終業式で全校生徒に謝罪した。【池田知広】
 問題となったのは9月28日付の「学校だより10月号」。吉田校長名で「『はい!先生』と答えれば、よい子よい子と飴(あめ)玉の一つもやりたくなるのですが、『ええ!わたし?』とか、『どうして?おれ!』とか言われると、何だこいつは!どついたろか!という気持ちになってしまいます」などと記したうえで「おまえは『うん子』か!と怒鳴りたくなるわたしのこの気持ち分かってもらえますでしょうか」と締めくくっている。
 吉田校長は毎日新聞の取材に「あいさつの大事さを訴えるため、学校だよりを今までにないスタイルで作ってみたいと思った。非常に不快感を持たれてしまうもので、自分の立場をわきまえればよかった」と釈明した。
 同委員会で中田宏市長は「びっくりした。言葉をわきまえてもらいたい」と答弁。押尾賢一教育長も「誠に遺憾で、校長としては非常に不適切。実態を調べて対応を取りたい」と述べた。


 全校児童の家庭に配布するプリントに書いたのはさすがにマズかったと思う。しかも、タイトルが「うん子」はちょっとな…。ただ、内容がどうこうという話ではなく、クレーマーの保護者の目について、しかも証拠が残ってしまうから、という話であるが。個人的には、こういう文体は大好きだ。というか、拙者はたぶんこの校長と気が合うと思う。

 謝罪の仕方はどういうふうだったのだろう。校長が言う「挨拶の大切さ」は確かにその通りで、子供がそれを学ぶ機会すら失うような謝罪方法でないことを望みたい……が、そんな機微が子供に分かるはずもなく、「校長がアホなことを言って、謝ったた」という受け止められ方にしかならんのだろうなぁ。
 「ちょっと言葉遣いに気を付けてください」と校長に言うだけで済む話なのに、大袈裟に全校生徒に謝罪させるとは…そういう追い込み方をした保護者たちのやりようも非常にマズいと思うのだが。「教師の信頼度」が子供への教育に大きな影響をもたらす、ってことを全く分かっていないのだろう。そして、家でしっかり返事を躾けていない、真の馬鹿者は罪を問われぬまま。むしろ、お馬鹿さんほど文句を言ってくるから始末に負えぬ。

 神奈川新聞の記事には、「子どもたちがかわいそう」「安心して子どもを任せることはできない」という保護者の声も寄せられているそうな。「うん」という返事しかできないように育てられちゃうことの方が、よっぽどかわいそうだと思うがな。
 あと、毎度のことながら、ちゃんと「子供」と書け。


役立たずなカウンターパート (10/8 0:00)

 自民党の体たらくを見ていると、「やっぱり政権交代して、一度反省してもらわないと」などという気持ちになるのだが、なら政権を民主党に任せられるかと言えば、「海上給油は憲法違反だが、アフガンでの武力行使は国連の活動だからOK」、すなわち日本の主権を一部国連に売り渡すというトンデモ理論を唱えるバカがトップだったりするから、絶望に陥る。



もはや何でもあり (10/5 0:00)

60歳の日本人独身女性、米国で受精卵の提供受け妊娠(10/3読売)
 米国で受精卵の提供を受けた独身の日本人女性(60)が妊娠に成功したことを、母体管理を行う長野県の諏訪マタニティークリニックの根津八紘(やひろ)院長が3日、明らかにした。
 日本人の既婚女性が米国に渡り、卵子の提供を受けて妊娠・出産したケースは過去にあるが、独身の高齢女性が受精卵提供を受けるのは極めてまれ。女性は現在、妊娠第15週で経過は順調という。
 根津院長によると、女性は2週間前に同クリニックを訪れ、「国内で引き受けてくれる施設がない」と診断・治療を依頼したという。女性に関する情報はプライバシーを理由に明らかにしていないが、「子どもがほしかった」などと話しているという。


 人でなしもここまで来ると、スゲぇなとある種、感服の念を抱いてしまう。

 女性が健康でいられる間に、子供は何歳に達することができるのだろうか。思春期以降は、母親の介護に明け暮れる生活になるかもしれない。つまりは、この女は、子供を育てる義務についてハナっから考えていないということ。もしかしたら、老後の面倒を見る人間が欲しくて、悪魔の所業に手を染めたのかと勘ぐりたくもなる。この女も、赤ちゃんにカルシウムを奪われて骨はボロボロになったり、血圧が乱高下したりで大変だろうが、子供の苦労を想像すれば、そんなのは何でもない。てか、赤ちゃんは胎内で無事に育つのか?

 どうでもいいかもしれないが、気になること。「受精卵を提供」と言うことは、白人や黒人が生まれてくる可能性もあるってことですかね?



沖縄条項 (10/4 0:00)

教科書検定:基準に「沖縄条項」新設を要求…沖縄県知事(10/3毎日)
 沖縄戦の住民集団自決で日本軍が強制したとの記述が教科書検定で削除された問題で、沖縄県の仲井真弘多知事は3日、国会内で記者会見し、教科書検定基準にアジア諸国に配慮する近隣諸国条項と同じような「沖縄条項」を新設するよう、文部科学省に要求する考えを明らかにした。
 仲井真知事は、渡海紀三朗文科相らと会談した後、先月29日に約11万人(主催者発表)が集まった県民大会で実行委員会委員長を務めた仲里利信・県議会議長らと会見した。仲里県議会議長は「今後も同じ問題が出ないとも限らない。10年後に出たら、(戦争体験の)証言者もいなくなり、そのまま検定が通ってしまう。今後も起こらないようにしたい気持ちだ」と述べ、今回の問題が解決した後に「沖縄条項」の新設を文科省に求める考えを示し、仲井真知事も同意した。
 同席した県子ども会育成連絡協議会の玉寄哲永会長は「政権が変わるたびに(検定内容が)揺れるのはおかしい。歴史的事実が動かないよう、沖縄条項を作ってもらいたい」と訴えた。
 近隣諸国条項は82年、日本軍の中国への「侵略」の表記をめぐる検定意見をきっかけに教科書検定基準に追加された。「アジア諸国との間に近現代の歴史的事象の扱いに国際理解と国際協調の見地から必要な配慮がされていること」として、表現などの配慮が求められている。【高山純二】


 沖縄が、自ら特定アジアの仲間入りをしようとしています。
 ふだん「教育に政治を持ち込むな」と言っている自分たちこそが、政治を教育の世界に持ち込んでいるという自覚が、彼らにはあるのかどうか。「異論を許さぬ」という彼らのやり方こそ、彼らがいつも批判している「戦前の日本の姿」ではないのか。

 「日本条項」も作ってくれ。日本の優れた部分、いい部分をもっとアピールし、やってもいない罪を列挙するのはやめてくれ。ついでに、「台湾条項」も。略地図で、中国と同じ色を塗るような真似はしないでくれ。



理解不能 (10/3 22:00)

小沢民主党代表:アフガン部隊参加に意欲…海自給油代替案(10/3毎日)
 民主党の小沢一郎代表が5日付の党機関誌で、インド洋での海上自衛隊の給油活動に代わる国際貢献をめぐり、民生支援の重要性を強調する一方で、「政権を担う立場になれば、アフガニスタンでの国際治安支援部隊(ISAF)への参加を実現したい」と語っていることが2日分かった。ISAFは治安維持活動を行っており、参加すれば憲法が禁ずる海外での武力行使にあたる可能性が出てくる。
 ISAFは01年12月、国連安保理決議で設置が承認され、北大西洋条約機構(NATO)が主導。今年7月現在、計37カ国が参加し、約3万9000人を派遣している。
 小沢氏は国連決議に基づく国連の活動であれば、海外での武力行使でも憲法に違反しないという立場。2日の記者会見でも「ISAFは国連の活動で、参加は憲法に抵触しない。派遣するかしないかは時の政府の判断だ」と語っていた。党幹部は「小沢代表の持論から言えば、武力行使を含むISAFへの参加は当然だ」と指摘した。
 しかし、民主党内には後方支援を検討する声はあったものの、本体参加には慎重意見が大勢。党内から異論が出ることも予想される。【大貫智子】


 後方支援の海上給油はダメで、武力行使を含むISAFへの参加はOK?
 国連の活動であれば海外での武力行使も憲法違反じゃない?
 日本が武力を行使するか否かの決定権は、一次的には国連にあるってこと?

 小沢氏の言ってることが、マジで分からん。海外での武力行使の是非が云々という前に、論理的整合性がどう取れるのか、全く理解できない。


共働き推奨法案 (10/3 21:00)

民主党法案「子ども手当」、所得制限を撤廃(10/3日経)
 民主党が今国会で参院に提出する「子ども手当法案」の骨格が3日、明らかになった。所得制限を設けず、中学卒業までの子ども1人あたり月額2万6000円を支給するのが柱。財源は約5兆8000億円を見込み、将来的には全額国庫負担とする。安定財源を確保するため、付則に所得税の扶養控除などの廃止を明記する。
 子ども手当は民主党が先の参院選マニフェスト(政権公約)に「三つの約束」として盛り込み、小沢一郎代表が今国会での法案提出を指示していた。(

 金持ちに数万の手当を出すことも相当アホだが、そのために所得税の扶養控除を廃するなど狂気の沙汰。一見、少子化対策のように見えて、実際は共働きを促進させるための「ジェンダーフリー政策」にすぎない。子供が高校以上になったら地獄を見るんじゃなかろうか。

 あと、「子供」はちゃんと「子供」と書け、バカが。


声が大きい者勝ちか? (10/3 0:00)

 山崎派からもとりあえず一人閣僚にしないといかんわなぁ、という理由で選ばれたんだから、大人しくしていればいいものを、とんでもない行動に出てしまったようで。

沖縄住民集団自決削除 文科相、書き換え容認へ(10/2産経)
 高校日本史の教科書検定意見で沖縄戦の「集団自決」に日本軍の命令、強制があったとの記述を削除させた問題について、渡海紀三朗文部科学相は2日の閣議後会見で、「教科書会社からの訂正申請があれば、教科書検定審議会での再検討を含め真摯(しんし)に対応する」と述べた。
 文科省はこれまで、検定は学術的見地に基づき中立・公平に行われているとして、「政治介入の道を開くことはしたくない」(伊吹文明前文科相)と表明。沖縄県議会などが求めてきた検定意見の撤回に応じてこなかった。今回の発言は、これまでの方針を転換することを示したものだ。
 会見で、渡海文科相は、担当部局に対応を指示したことを明らかにした上で「政治が介入しないで何ができるか選択肢を考えたい」と話した。
 一方で、沖縄県の県民集会で決議された検定意見を撤回はできないが、教科書会社から訂正申請が出された場合は記述の書き換えに応じる用意があるとした。
 訂正申請は検定後、記述に誤りが見つかったときに教科書会社が文科省に申請し、内容を書き改める方法。


 で、裏にはやっぱりこの男が動いていた、と。

山崎氏、見直し要求へ/教科書検定で文科相に(9/29沖縄タイムス)
 沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」で軍強制の記述が削除された高校歴史教科書の検定問題について、自民党の山崎拓前副総裁は二十八日、「軍の関与を認めているが、強制の有無が明確ではない」との認識を示し、「検定に過誤があった場合、文科相は(省令で)見直しを勧告できる。文科相と話し合う」とし、山崎派から入閣した渡海紀三朗文科相に、検定見直しの勧告を働き掛ける考えを明らかにした。
 同日午後、宜野湾市内のホテルで開かれた安次富修衆院議員の激励会で述べた。
 山崎氏は来県前、渡海文科相に「二十九日には県民大会が開かれ、県民の琴線に触れる重要な問題。打開に向けた重大な決意が必要」と述べたという。
 渡海文科相は「よく勉強し、県民の考えをよく受け止めて対処したい」と答えるにとどまったという。
 山崎氏は「沖縄選出・出身の国会議員と連携して真剣に取り組み、県民の期待に応えたい」とした。


 検定に対する意見の内容がどうこうと言う前に、「一度為された修正を政治的な思惑から再修正すること」の危険性を問わねばなるまい。大勢の左巻きを集めて大声を出せば、それが教科書の内容を変更させうる……これは、プロ市民の者どもにエサをばらまくことになりはしないか。もちろん、声の大きさで教科書内容を修正させることの危険性は、右寄りの言論にも同じことが言えるが。

 元々は、「集団自決を軍によって強いられた」という内容に対する修正だったのに、いつの間にか「軍の関与があったことを否定するな」という言い種に変わっている。「強制」と「関与」は同義語ではない。従軍慰安婦と同じ言葉遊びが、ここでもおこなわれている。

 しかし、ジャニーズのコンサート目当てだったり、学校ぐるみで参加させられたり、自治体で動員かけられた人たちを除いて、本気で「書き換えろ」と訴えている人は実際どれくらいなんだろうか。そしてそのうちのどれほどが、修正された内容を理解し、大江健三郎や岩波相手に裁判が行われていることを知っているのだろうか。そして、当時の沖縄の人間を最も殺したのは日本軍ではなくアメリカ人ということを、どれだけの人が意識しているのだろうか。



F1 (10/2 1:00)

 ノウハウを蓄積してきたホンダ(鈴鹿)の「手助けしようか?」という誘いを断ってアレだもんな。「鈴鹿じゃなきゃイヤだ」と思っていた私には嬉しいニュースだが、見に行ったお客さんは大災難だったなぁ、と。何万も金を出して見る物見られない、じゃぁやってられませんわな。

「レースが見えない」3億5千万円払い戻し…日本GP(9/30読売)
 静岡県小山町の富士スピードウェイで30日に行われた、自動車のF1世界選手権第15戦・日本グランプリ(GP)決勝(観衆14万人)で、「観客席からレースが見えない」というクレームが多く寄せられ、主催者のスピードウェイは該当する席の約7000人に、指定席料金分の5万円を返却することを決めた。
 合計金額は約3億5000万円。また、シャトルバスの遅れで、決勝開始に間に合わなかった観客85人にも、チケット代、交通費、宿泊費などの費用全額を返却する、異例の措置を取ることになった。
 返還の対象となる指定席は、第1コーナー寄りのC指定席のうち、常設席の後方に作られた仮設部分。チケットは6万1000円(3日間の通し入場券)で販売され、うち5万円が指定席料金。グランドスタンド2階(7万1000円)に次ぐ高額券だが、追い越しシーンが楽しめるとして完売した。しかし常設席に比べ、仮設部分はスタンドのこう配が小さく、「コースが常設席の陰になり、全速走行するF1マシンがほとんど見えない」と、28日から場内係員などに苦情が数百件寄せられていた。富士側は「仮設席の完成が遅れ、席からの確認作業が行えなかった」と説明した。
 一方、決勝日の会場到着の遅れは、前日発生した場内道路陥没の補修工事によって起きた。今回のGPでは近くの駅や指定駐車場からシャトルバスに振り替える方式を採用しており、レース開始約30分後に到着した観客もいたため、富士側は「当方の責任で遅れが生じた以上、すべての費用を負担する」と全額補償を決めた。
 29日夜には、場内のバス専用道路で3か所の陥没があり、観客用シャトルバスがストップ、約2万人が会場内に取り残されていた。
 富士スピードウェイの加藤裕明社長は「当方の経験不足で大変迷惑をかけた。今後トラブルの原因を究明し、来年以降トラブルがないようにしたい」と謝罪した。F1レースが富士で開催されるのは30年ぶりで、運営面の混乱が心配されていた。


郵政民営化 (10/2 1:00)

 日本郵政グループ(JP)が発足、らしい。
 郵政民営化の主な目的は金融資産の活用であるが、郵貯銀行や簡保の金融資産の健全な運用が為されるなら、無駄な財投に注がれるよりは遙かにマシと私は思っている。外資が狙うという話もあるが、そこはJP側が巧く立ち回ることを期待するよりしょうがない。外資が持ち逃げとなったら、つまりはJP=顧客が損をするという話になるわけで、そんなヘタを打つかねという疑念はあるが。

 ただ、田舎の郵便局が潰れたら、過疎地の爺様婆様が困るだろう、とは思う。そして、実際に郵便局の統廃合は進んでいる。中日新聞の記事によれば、北陸三県で簡易郵便局が、2003年4月に214局だったのが、今年5月で184局に減っているらしい。こっちの記事だと、東海4県の簡易局の1/4が廃止、とある。
 また、各種料金は値上がりするようだし、誤配などのトラブルも周囲で聞くことが多くなったように思う。

 まぁ日本が抱える諸々の課題を考えれば、郵政は枝葉に過ぎず、正直どうでもいい。
 憲法だとか国防軍だとか、国としての体裁を整えるという意味での構造改革、戦後の構造に対する改革を、ここ数年待ち続けている。