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二つのイベント (4/30)
 本日、人質さんの内2人が記者会見。そして、北朝鮮による拉致被害者を救う国民大集会も行われる。
 去年にも国民大集会は行われたが、筑紫哲也は「ナショナリズムの集会だから放送しない」と番組で扱わなかったと聞く。今年は果たしてどんな扱い方をするのか。

マスコミのシャドーボクシング (4/30)
 マスコミ、というか朝日新聞・テレビ朝日・TBSの、自己責任批判論調がさらに高まってます。
 ルモンドの記者は無知、ニューヨークタイムズの記者は朝日社屋に住む日本人。気にするほどのものでもない。パウエル発言に関しては「自衛隊も誇りに思うべき」という部分をマスコミさん方は意図的に報道せず、全体を見れば社交辞令のようなものだということを見ぬ振りして利用しているだけ。
 
 マスコミの論調は、ちまたで言われている責任論を勝手にすり替えてそれを攻撃する、つまりはシャドーボクシングをして粋がっているだけのもので、相手にするだけ無駄。まぁ、私は相手にして楽しんだりしてますけど。被害者をあまり責めるなというのは分かるのだけど、どうにも論調がずれている。
 結局は、マスコミ自身が「責任」というものを理解できていないということではないか。記者クラブ制度のぬるま湯の中にいて、アホな質問かましても職を失わず、誤報を垂れ流しても平然と過ごせばおとがめ無し、自分たちの論調が正義だと思いこんでそれと違う意見は徹底的に排除。こんな輩が責任なんて、そりゃ理解できようはずもなく。

ディオ様の許に (4/30)
 「Hear'n'Aid」のビデオ、面白い。曲はアレだが、ロブ=ハルフォードの気合い入りまくりぶりとか、ドン=ドッケンの性格悪さぶりとか。しかしディオ、変わらないな。


グダグダ (4/29)
 いろんなお方の年金未納がバレてしまってます。議員全員を調べたら、もっとエラいことになりそうな予感。

 まぁ、なんだな。これだけ国会議員が年金を軽く見ていると、こちらも払う気が失せてくるのは仕方ないわな。辞任するほどのことではないと思うけど(石破さんが年金で辞めるのは大きな損害だ、福田は要らんけど)、それでも道義的にどうかなと。確かに自分のことはきっちり出来なくても大きな仕事が出来る人はいるとは思うけど、それでも釈然としない物がある。本気で国民の年金のことを考えているのか、と。
 日本の年金は、互助と積み立ての双方の性質を持っている。積み立ての部分では未払いの責任はとれるが、互助の部分では責任はとれない。ただし、私としては以前に書いたように、システム上の問題点を改善してくれれば良しとする。

 ただ、菅直人と福田官房長官は印象が悪すぎる。
 菅は、人を批判しておきながら自分もそうでした…これはちょっと…。福田も、「自分が払っていないのを知っていたから個人情報とか何とかごまかしていたのな」と。
 菅の方は人のせいにしているからなおさら印象悪い。本人は謝りもせずに行政のミスだとか言ってるが、その時の厚生大臣は誰あろう、菅直人本人。お前が年金関係の行政トップやないかい。ここまで素晴らしい自爆っぷりは見事としか言いようがない。怒りとかそういうのは通り越して、拍手さえ送りたくなってしまう。
(他にも閣僚がたくさん年金未納だった。ただ、ネットの記事を調べてみると、閣僚の年金に関しては「未納」で、菅直人に関しては「未加入」と書かれている。この違いは細かいけれども注意しておきたい)

 なんだかグダグダの国会になってしまいました。

 「肉を切らして、骨を断つつもりが、こっちの骨にひびが入ってしまった。頭が痛い」
 民主党幹部のひとりは28日夕、こうため息をついた。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20040428ia21.htm

国民の代弁者 (4/29)
 国会議員は国民の代表。ということで、4割の人が国民年金未納状態で(未加入も含めればもっと多いわな)あるゆえ、そういう未払いの人の代表として、未払い議員が4割いてもいいじゃないか。

 ……いいわけないか。

みどりの日 (4/29)
 今日は昭和天皇の誕生日。
 戦前の愛国心と道徳を持った精神風土と、戦後の平和希求の精神と、それがうまく合致したまともな国に変化していくのは、いつのことになるのだろうか。昭和を暗黒の時代とか戦争の時代とひとくくりにして批判するだけでなく、いい部分には目を向けねばなるまい。


ダボハゼ社説 (4/28)
 柏村議員が「人質の中には、自衛隊イラク派遣に公然と反対していた人もいるらしい。そんな反政府、反日的分子のために血税を用いることは、強烈な違和感、不快感をもたざるを得ない」と述べたことがちょっとした騒ぎになっている。
 確かにこの発言は軽率だ。左巻きに言質を取られ兼ねないこの発言は、それこそ「利敵行為」となってしまう。もちょっと頭を使って発言して欲しい、マンガ道場さん。

 で、さっそくダボハゼ朝日新聞が食いついてきた。
http://www.asahi.com/paper/editorial20040428.html

 タイトルは「反日とは何ですか」。これはギャグですか?反日ってのはあなたのような輩を言うのですよ?
 自衛隊派遣に反対ならば、それがすなわち反日というわけではない。愛国的な人間でも、それだからこそ自衛隊派遣に反対と言う人もいよう。詭弁を弄するのもいい加減にしてほしいものだ。政策に反対する事が反日行為だとは、おそらくまともな思考を持っていれば誰もそんなことは考えまい。政府の政策に反対し、なおかつ日本を貶め、中国や北朝鮮や韓国の思惑通りに日本の動きを縛ろうとするのが、反日行為であり利敵行為だ。

独立記念日 (4/28)
 今日はサンフランシスコ講和条約が締結された日。日本が独立を得た日だ。
 しかし、吉田ドクトリンは未だ強烈に日本を支配している。小泉政権の最大の功績は、吉田ドクトリンからの脱却に向ける道筋が見えたこと……になったらいいな。 


人格に問題? (4/26)
 これ、本当なんでしょうか。情報求む。
yahoo掲示板より
yahoo掲示板より2
yahoo掲示板より3

人格に問題 (4/26)
 平和がどうこう言いながら人を罵倒しまくって、話し合えば分かるとかいいながら人の意見には耳を貸さず、劣化ウランとかの被害を声高に言う割には放射能と放射線の区別すらついておらず、アメリカの核実験にはギャーギャー言う割には中国や北朝鮮の核には言及せず、アメリカのイラク侵攻は無条件に反対するくせに中国のチベット侵略には無関心で、人を無知だバカだと言いながらも己の間違いを指摘されると逆切れする。
 そんな人をいったいどうやって信用しろと?

近代国家 (4/26)
 日本には民主主義が根付いていないとか、人権意識が足りないとか、日本を卑下する意見ありますな。確かに問題とすべき点はあります。
 でも、近代国家として成熟していないという言葉には、なんか違和感が。あと、欧米よりもそういう意識が遅れている、とかも。

 欧米諸国が「近代国家になった」と言えるのはいつの頃か。視点でいろいろ変わるかも知れないが、男子への普通選挙権が付与されたのは日本は大正時代。イギリスやフランスなどとそんなに変わりない。日本が立憲国家になったのも19世紀のことで、イギリスは(憲法らしい物はないがそれえらしい形になったのは)18世紀、アメリカとフランスは1800年前後、ドイツは・イタリア19世紀半ば。日本はそんなに遅れているわけではありません。

 そういや、日本やドイツとかは近代国家になって50年後は厄介な存在になっている。現在、お隣の韓国も、近代国家になって50年ほど。………許してやるか゚∀゚)


何でこねくりまわすかね (4/25)
 自分のせいで被った不利益を人のせいにするな、自己責任ってそういう単純なものだろ?わざわざ海外の、事情を分かってない人間の意見を取り寄せてまで、否定するようなものかね。
 人質擁護派はそういうのをすり替えて、自分たちにとって簡潔な結論を出したいがために、妙な解釈をする。擁護派には難解かも知れないが、一般人には常識のレベルの語だ。つまり、そういう輩は責任を考えて生きていないってことだ。
 国には自国民保護の責務があると言って自己責任論を批判する人もいるが、自国民保護は当たり前。国の責務と人質になった者の責任は、別で捉えなければならない。被害者に責任があったら国の責任は免除される、そんなわけはなかろうて。

年金未払い問題 (4/25)
 中川経産相が年金払っていなかった。これはミスとして恥じねばならないことですわな。
 で、彼が先日「イラクで人質になった人に関しての自己責任」を主張していたことで、「中川大臣も自己責任を取って辞任」とか言う人々が出てきたそうな。

 なんともはや、な意見だ。

 彼は未納の分の年金はもらえない。これで年金に関しての責任は完結している。仮に議員年金が廃止されれば、彼は老後の収入の糧の多くを失うことになるかも知れない。
 閣僚なのに年金への注意を払っていなかった、政治家として自覚が足りない…これは政治的な責任の問題となってくるが、これを機会に切り替え時の通知や未納時の通知が行われるようになれば、政治的なプラスであり、そういう働きかけを彼らが行うのならば政治的責任も果たしたことになる。議員年金があるから一般の年金に関心がないのだ、と言うのであれば、彼らが議員年金廃止に動くのならば問題ない。あくまでミスによって未払いとなったのであり、確信犯的に未払いしていたわけではないのだから、閣僚辞任まで追求するようなレベルの問題ではない。
 てか、「未納になったのは政府のせい」と言っているのだから、あの人たちと同列に扱うものではないと思うのだが。

なんだ (4/25)
 ニューヨークタイムズの日本批判の記事書いたの、築地にいる人間じゃないか。
googleのキャッシュ


ルモンド記者について (4/24)
仏新聞ルモンドについて。日本の世論を批判した人間のかつての記事がネット上にあったので、長いけどそのまま載せておきます。01年8月の記事です。あと、感謝の意味も兼ねて見つけたきっかけとなったサイトも。
 http://www4.diary.ne.jp/user/401628/
 http://www.marino.ne.jp/~rendaico/daitoasenso/sengodemocracy_yasukuni._gaikokunotaio.htm

日本、軍国主義の過去へ回帰

小泉純一郎首相は、戦没者祀られた聖地に詣で、日本列島に未曾有の論争を引き起こした。しかしながら、首相は、困難に満ちた経済改革断行を確約するという。

(東京特派員)

第二次世界大戦における敗戦から56年後になされた、小泉首相の靖国参拝は、望むと望まざるとにかわらず、軍国主義時代の日本に関する国民規模の論争を引き起こした。日本遺族会の意向を斟酌し、政治家的配慮から決行された今回の参拝は、政治的には拙劣なものに思われ、首相の行為によって日本と海外で惹起された騒動は、重大な結果を招来することになるだろう。

何週間もの間、新聞やテレビは、靖国神社の地位と象徴的機能に関するさまざまな意見で覆い尽くされている。靖国神社は、宗教的なものと政治的なものがない交ぜになった帝国の礼拝所であり、軍国主義のあまたの犯罪と残虐の原因となったファナティズムの基盤であった。そこに英霊として祀られた戦犯の存在は、今日なお、日本とその過去とのあいまいな関係を照らし出している。こうしたことは、国民に知られているとはいうものの、その理解はまちまちである。しかし、だれも日本国内の議論を無視することはできない。

首相の靖国参拝によって引き起こされた論争によって、日本人に、明白な事実が突きつけられた。それは、(アレクサンダーとマルガレーテのミチャーリッヒ夫妻の「不可能な喪」という概念を援用すると)「喪の資格」を取り戻すには、いかに苦渋に満ちたものであったとしても、過去の解明が不可欠だということである。

『朝日新聞』論説委員の船橋洋一氏は、型に嵌った罪責感に耽溺したり、あるいは逆に、自己正当化のために罪責感に感情的な反発をしたりする時、国民は「哀悼の資格」を失っているのだ、最近述べたものである。今日の日本は、まさに袋小路に陥っているのである。

日本は、政治的・経済的危機に陥っているわけだが、より深刻なのは、信頼というものの危機であり、それが、闇雲な自責にも、過去の美化にも等しく好都合な不安の風土を生み出している。

学校教科書問題

逃げ口上で歴史的責任から免れようとする日本は、アジアにおいて日本を孤立させ、知的袋小路に追いつめている。「歴史の改竄」という疑念を抱かせることなく、近隣諸国と共有できる歴史観を模索すること以外に、もはや実りある議論を進展させるすべはない。日本は、毒々しくも大衆迎合的な戦争犯罪否定論を野放しにしており、漫画から学校教科書にまで溢れんばかりである。日本がみずからの手で過去へと向き合う手段がないならば、近隣諸国との共同作業について再考するべきであろう。

記憶と向き合うこうした作業は、文学や映画を通して、終戦直後からすでに始まっており、丸山真男などの知識人に続き、日本が「全体主義」へ行き着いた原因の知的解明が進められてきた。しかし、冷戦というチェス盤で、日本が合衆国の歩駒になってから、忘れられてしまった。そして、アメリカ占領軍は、この忘却を促進した。天皇を審判なしに免責し、戦犯裁判を手っ取り早く片づけ、罪障をうやむやにし、1950年代になると、政治や行政の要路に右翼を復職させることさえし、さらには、その研究成果を入手するために、細菌戦の人体実験を行った「731部隊」の罪過にすら目をつむったのである。

日本においては、ヨーロッパにも増して、政治的要請や戦略的計算によって、歴史の真実が切り刻まれてきた。冷戦時代は、モラルの絶対主義の時代であった。「赤化」するアジアのなかで、日本は「善玉」であり、ホロコーストの場合にように、その戦争犯罪に向き合うことはなく、連合国側も、ドイツの場合とは違って、みずからの良心を検証するような状況に置くような圧力を日本にかけるようなことはなかった。日本当局は、もっぱら原子爆弾の犠牲者であるという、良心を安んじる立場に安住していた。ここ十年来、日本政府は、過去の侵略について率直に悔悟の念を表明するようになったが、その厳かな宣言も、たちまち歴史修正主義のメディアの上げ潮に窒息させられ、日本は再び健忘症に陥っていると見なされるようになってしまった。

議論の糸口になるか?

しかしながら、日本の歴史家たちは、自国の過去の解明に精力的に取り組み、南京虐殺や20万人の従軍慰安婦など問題が採り上げられた。90年代になると歴史家の吉見義明氏が、この戦争中の問題について資料を精査して、その実態を明らかにした。その著書『従軍慰安婦--第二次世界大戦中の日本軍による性奴隷制度』は、英語に翻訳され、カリフォルニア大学出版局から刊行された。しかしこれら歴史家たちの仕事も、知的サークルを超えて影響力を持つことはあまりなく、「歴史修正主義者」たちに、メディア市場を蚕食されている。

過去を真に検証すれば、国民にとって知的にも感情的にも衝撃になることが、当然予想される。靖国参拝という「不手際」によって、小泉総理が心ならずも糸口を開いた議論が広がりを見せることになるのであろうか。個人における心理機制と同様、歴史が機能阻害から解かれ、記憶がほとばしり出ようとしている。靖国をめぐる現在の論争は、つかの間の輝きに終わるのであるならば、それほど嘆かわしいことはないだろう。

                    フィリップ・ポンス記


さて、こういう文章を書く人間が日本世論を批判している。傾聴に値すべき論なのか否か。

ボランティア (4/23)
 「実際に行動する度胸も気概もないのに、人質となった3人を非難する資格はない」という意見を見かけることがある。私は、イラクに関しては、意見は述べているが実際にイラクに関して直接的な行動をとったことがない、つまり上記の意見を持つ者にとっては「非難する資格のない」人間。
 しかし、生業について自分の生活の糧は自分で得ているし、(大きな力ではないが)日本社会に貢献している。
 彼女らは、人からかき集めた金で自己満足のために外国社会に貢献している。すべてを自前で行動しているわけでは決してない。

 海外でのボランティア活動は確かに敬服すべき行動だし、崇高だとも言えるだろう。しかし、全面的に祭り上げるようなものでもない。彼らは自分の活動の元をすべて自前で調達しているのか。
 ボランティアを私たちより下に見るつもりはない。その活動は確かにどこかの役に立っているのだろうから。しかし、私たちの方をしたに見るというのもまた、間違いではないのか。

北の異変 (4/23)
 普通の列車事故とか山火事じゃない、と考えるのが自然でないか>北朝鮮。
 金正日通過後9時間とかであんな大規模な事故、しかもほぼ同時に何ヶ所も山火事発生。偶然にしては出来過ぎる。
 反金正日の方々が大規模にクーデタ活動を始めた…ってことだといいけど…。さらに言えば、金正日も列車事故でアレしてればもっとよかった゚∀゚)


日本海 (4/23)
 「日本海」の呼称に、国連のお墨付きも来ました。
http://www.sankei.co.jp/news/040422/kok034.htm

 地道だけども、こういう手段を着実に執っていく以外にないでしょうな。国際司法裁判所(だったっけ)で決着が付けられればいいけど、韓国はそこに出てこようとはしない。外堀を埋めて孤立化させるのは得策ですね。

スペイン撤退 (4/23)
 スペインはイラクから撤退しないだろう……そう3/16に書いたのだが、ほんとに撤退することになっちゃったようだ。

 バスク人のテロに悩まされ続けているスペインだが、今回の対応により、バスクのテロリストが勢いづきやしないだろうか、と外国のことながら心配になってしまう。イラクのテロリストにも、テロの実効性を証明したことになり、イラクの治安悪化はさらに深刻なものになるかもしれない。
 テロとの付き合いが長いスペイン。今回の撤退は、ただ「テロに屈した」「左巻き政権の暴走」と言い切るには材料が少ない。スペインなりの深謀遠慮があるのかもしれない。イラクの治安悪化を後押ししてしまったのは事実だと思うが。

 別の見方をすると、スペイン撤退からドミノ的に撤退する国が増えている現状において、日本の存在感はさらに大きくなった。日本の発言力を増やすチャンスである、とも考えることが出来る。


孤児の保護 (4/22)
 ムハンマドの言葉の中で孤児を丁重に扱うよう述べる一節があり、イスラム社会では孤児院は重要な存在であるらしい。しかも15歳になったら社会的自立を求めるものであるそうだ。イスラムでは、15歳以上が成人ということ。
http://www004.upp.so-net.ne.jp/kuhiwo/index.html

 高遠さんはストリートチルドレンを助けるボランティア活動をしていたと言うが、彼女が相手にしていたのは15歳以上の子供ばかりだという話を聞いた。上記のサイトでもそれは指摘されている。たしかに彼女の活動を記録する写真には、子供と呼ぶべきか迷うような子の姿しか写っていない、私の見た限りでは。

 本人が「人助け」「善意」で行動していたかどうかは、究極的には私たちには判断できないけれども、それが現地に本当に必要な活動だったかどうかは考えることが出来る。まぁだからどうだと言うわけではないが。
 情報の共有のために、一応書いてみました。反証あったらお聞かせ下さい。

軍事プレゼンスと発言力 (4/22)
 自衛隊がイラクにいたから、自衛隊の存在意義はアメリカにとっても大きなものだから、日本のファルージャ停戦延長要請は効果を持った。自衛隊のせいで危険な目に遭ったと言う人がいるが、逆だ。自衛隊がいたからこそアメリカに物申すことが可能になり、助かったのだ。
 アメリカにとって、特にスペインなどが撤退を表明している現状において、日本とその自衛隊の存在はアメリカにとっては非常に有意義。それを背景にすることで、日本はアメリカに意見できる状況になったと言えます。やることをやって物を言うのと、やることやらないで物を言うのは、その重みが全然違う。防衛に参加できる=自前で武器を買う金がある人間のみが選挙権を持ったポリス時代のギリシア、国民が主権意識を持って軍隊を組織し外国の干渉と戦ったフランス革命、ずっと欧米では受け継がれている常識のようなもの。

 「アメリカのポチはいやだ」というのなら、自衛隊派遣を賛成せねばならない。軍事力の適当な運用も外交手段の一つだ。 

落書き (4/22)
 昨日のトリビアの泉は面白かった。種のコーナーで中学生の教科書への落書きランキングをやっていたのだが、今のお子さまの豊かな想像力が確認でき、日本の未来は明るいと思った゚∀゚)
 新渡戸稲造の写真の横に「はーい、今から手品しまーす」なんて吹き出しを付けるセンスは素晴らしい。ぜひ、落書きをテーマに1時間番組を作って欲しいくらいだ。

 誰か動画をアップしてないかな。


海外メディアをも利用する愚劣さ (4/21)
 南ドイツ新聞やルモンドでは、「日本には言論の自由がない」という報道をしていたらしいが(私の確認ソースはnews23と朝日新聞)、現地では必ずしもそうではないらしい。http://www2.diary.ne.jp/user/119209/

そもそも、海外メディアが、日本国内での左巻き連中の異常さを知っているとは限らないわけで。軍隊要らない、自衛するくらいなら玉砕しろ、なんて言っている奴らが幅を利かせる社会なんて、日本くらいのものじゃないか?自衛隊撤退と唱えるにしろ、欧米のそれとは意味合いが違う。そして、そういう状況が、日本が言論の自由があることを証明しているしな。
 今回家族や人質本人が思うように意見を言えないのも、人質家族やその支持団体や一部メディアが、今回の事件を政治的に利用しようとしていることにそもそもの原因がある。批判の根元は、人質の命よりも政治的主張を優先した家族と、それを煽って利用した背後組織。そこに批判が向いているのに、煽っていた人間は「批判のせいで家族が物を言えない」とまた取り上げる。マッチポンプですよ、これ。
 その意味では、あの家族も、マスコミの被害者と言えなくもない。

歪んだ反論 (4/21)
http://www.creative.co.jp/top/main1458.html
 家族たちからネタが出てこなくなったら、こういうところから出てくる゚∀゚)
 国の命令で出向いた奥氏や井ノ上氏と、国の勧告を無視して自分の利益のために出向いた人間を一緒にする愚かしさ。

http://www.noguchi-ken.com/message/b_num/2004/4_0419_a.html
 登山家、野口健氏の文章。簡潔かつ明確に自己責任という語の意味を述べておられる。これがすべてですわ。

ゲリラ兵と民間人 (4/21)
 ふと思ったが、イラクで「イラクの民間人が○人殺された」と報道されるとき、その殺された人間は本当に民間人なのだろうか。ヴェトナム戦争や日中戦争では、軍服を着ていないゲリラが闘った。イラクでもそうだと言えるのではないか。イラクでも、民間人の格好をしたゲリラがアメリカを攻撃する、それに対してアメリカ軍は反撃する、殺されたイラク人は軍服を着ていないから民間人殺害と扱われる、こんな構図じゃないのか。
 確かに、純然たる民間人の死者もいることだろうが、すべてではないだろう。イラクのゲリラ戦の元締めは旧バース党。「アメリカは民間人を多く殺している」という批判をする際には、注意が必要ではなかろうか。


すり替え (4/20)
 今よく使われている「自己責任」という語は、危険なイラクに行くなとか、政府が自衛隊を使ってやっていることを個人でするなとか、そういう意味ではない。
 「迷惑」という語は、情緒的に使われているわけではないし、政府に対してのみの話ではないし、日本人だけに迷惑だったわけでもない。

 どうしても行きたいのなら、それは止められない。ジャーナリストが現地へ行きたいという心情はくむべきだろうし。しかし、そのためには周到な準備をすべきだし、「自分の身に何があっても政府に責任は求めない」と一筆書いてから行くべきだろう。
 「自己責任」という語で責められているのは、ただ危険なイラクに行っていろんな人に尽力を強いたからではなく、自己の信念に基づいて行動したはずなのに、自分の起こした失敗がどれだけ影響を与えるかという想像を全く働かせていないことと、自分の身を守るための準備を何もしていない(ように見える)のに(特に家族が)助けられるのを当然としている様子に対する非難だ。
 「迷惑」というのも、余分な税金を使ったとかそういうレベルではない。誘拐という行為がある程度の影響力を持つことを証明してしまい、その手段が行使される可能性が高まってしまったことについても言える。

 擁護派が考えているほどに簡単な用語(言葉の用い方)ではない。

活動には賛成 (4/20)
 もう少し治安が安定してからボランティア活動に行くのは、当然私も賛成してます(3人の活動内容には疑問な点もあるが、一般論として)。だからこそ軍隊による治安維持活動は大切なのですが。

二元論 (4/20)
 「二元論」はよくないという意見はけっこう見かける。北朝鮮に対して「一方的に悪と決めつけるのではなく、相手の立場も考えて対話することが必要」とか、アメリカに対して「悪の枢軸と名指しして、自分の側と敵の側に分けるのはよくない」とか。まぁ、一方的な決め付けでコトを運ぶのはよくないことではありますな。

 しかし、「二元論」は悪いことなのか。
 ものごとを考えたり決断するときに、それが難しい問題であればあるほど、消去法で選択肢を減らしていき、二者択一にした方が問題解決に功を奏することが多い。なるべく問題を単純化するわけだ。
 二元論で物を考えるのは、何らかの結論を導くには非常に有効だ。

 だが、と二元論反対論者は言う。「ものごとはそう簡単に単純化はできない」と。
 確かに、世の中に起こる事象は、すべてが二つにすっぱりと選択肢を用意できるわけではない。しかし、「単純化できない」という人の中に、多数の選択肢の中から何らかの考えを結論として持てている人間はどれだけいるのか。

 多元論者と自称する筑紫哲也はそのいい例ではないか。自分の番組でいろいろ自説をこねくり回すが、結局自分の意見という物を彼は何も言っていない。あれを配慮すべきです、これを考えるべきです、そう言いながら、考えた結果は言わない。で、結果として理屈ではなく心情に合う物だけを選び取るから、二元論どころか一元論に陥っている。

 多元論をふりかざす人間ほど、一元論に陥るのだ。それは、多数の選択肢を考慮する頭もないのに無理に考えようとして、結局思考がフリーズしてしまうからに他ならない。言ってみれば、考えている振りをしているだけだ。本当に多元的に物を考えられる人間は、それほど存在しない。

 上の方で書いた二元論的考え方は、決してただの二者択一ではない。単純に「二つに一つ選ぶ」のではなく、「二つに一つ」を何度も繰り返し、結果的には多くの選択肢の中から一つを選ぶこととなる。ある時点を切り取れば二元論的な考え方だが、そこから先へ先へと進めば、多層的思考をとることも不可能ではない。勿論これはベターであってベストではないが、似非多元論者よりはよっぽど有益な思考方法ではなかろうか。

 私はそれほど頭が良くないから、極力問題を単純化して考えようとする。多元論でいければいいが、それができるというほどには自惚れていないし、無理だと自覚している。確かにそれでも迷ってしまい考えが固まらない時はあるが(4/18の文のように)、とりあえず自分の思考能力に自覚的ではありたいなと思う。


ネタの宝庫 (4/19)
http://www.sankei.co.jp/news/040418/sha094.htm
 イラクに入国したことへの自己責任を問う声があることについて、睦雄さんは「危険な国には人を行かせない措置の徹底が必要ではないか。私も妻も退避勧告が出ていると知らなかった。もし知っていたら相当強く止めた」と述べ、政府の渡航規制に関する対応に不満ものぞかせた。

 「赤信号だとは知らないで交差点を渡っただけ、だから私は悪くない」みたいな言い訳。よくもまぁこれほどまでにネタをかませられるものですな。解放後あれだけ不遜な態度だった人間がいきなりPTSDになっちゃうし。一ヶ月以上症状が続くとPTSDだそうだが、日本とイラクは時間の流れが違うのだろうか。イラクは竜宮城なのか?


 だけどこういうのはやめた方がいいです。あやつらへの同情論というか、反撃の余地を与えることになってしまうから。


朝日がまたいい加減な報道していることが分かって、収穫もあったが。
http://www.asahi.com/national/update/0418/026.html
到着ゲート付近では今井さんや高遠さんと交流のあるNGOメンバーらが「あなた方を誇りに思います」と書いたプラカードを首から提げて待っていた。

やっぱり (4/18)
 巨人が、あまりにも予想通りの体たらくで、嘆かわしい。
 ホームランは31本でリーグ最多、得点も14試合で70点で、一応5点打線ではある。しかし防御率は5.34リーグ最下位、チーム打率も.242で最下位。ホームランは打つけど繋がらない打線、崩壊する投手陣。危惧された状況がそのまま現実になっている。
 ペナント自体は、横浜も人並みに頑張っているし、広島が上位にいておもしろいのだが。


事件の裏で (4/18)
 イラク関連でゴタゴタしている間に、韓国選挙で大変な事態となっている。与党ウリ党が大躍進したというのだ。

 大統領の権限停止が逆に野党への逆風となり、少数与党は今回の選挙で過半数を取りそうだという話である。これは、日本にとっては歓迎すべき話でない。喜んでいる日本人のメンツを見れば分かろうものだが。

 北朝鮮の工作は韓国においてかなりの成功を収めているようだ。前大統領も現大統領も、北朝鮮宥和派。日本ですら北朝鮮に取り込まれた人間がいる、況や韓国をや。今回の選挙で、韓国はほぼ北朝鮮の管理下に置かれたと見ても良い。「民族統一」はそれはそれで甘い響きを持つが、その背後に北朝鮮労働党の思想があることを理解しようとしない韓国人が多いのは悲しむべきことじゃなかろうか。

 一方、国連では北朝鮮の拉致問題に関し、非難決議が採択された。そこで韓国は「棄権」票を投じている。韓国の拉致被害者は日本人の数を遙かに凌ぐというのに。韓国が北朝鮮側に立つことは、韓国の日本への敵視政策はますます強まるということだ。日本は必然的に強い姿勢で臨まざるを得なくなる。
 いよいよアメリカとの協調が大切となる。

イラク誘拐の個人的まとめ (4/18)
 基本的に、イラク人質事件はのぞき趣味というか、いい言葉を使えば好奇心の対象でしかなかったようにも思う。日本政府の対応は常識的かつ整然としており、イラクにおいては誘拐とか殺人とかは日常茶飯事なわけでこれもまた常識の範囲内。要するに当たり前に起きたことを政府が当たり前に処理した、という実に「普通」の事件だった…と落ち着いて考えてみると、そう思える。
 唯一、連日取り上げるべき意義としては、反戦・反自衛隊活動家の思想のねじ曲がり具合が世間に認知される、という点か。左巻きの異常さがこれほどまでに世に出、認識されたのは、はじめてではないか。

 家族の腹立たしい態度や、三人の非常識ぶりなどは、上に挙げた意義の範疇で語られるべきであって、感情的に「腹立たしい」というのは「電波浴がしたい人間」の自虐的快楽の対象以上でも以下でもないだろう。
 私が一週間書いてきたのも、自分が電波浴を趣味としている人間だからというのが一番の原因だし、みんなが思っていることを体裁良くまとめている以上の意味はないと自覚している。4/9、つまりいちばんはじめに書いた文章が「意見」としてはまぁ意味を持っているかなというレベルであり、あとは井戸端会議の類と同等だ。あとは、ちょっとした情報の提供をしているくらいで、そんなに大層なことは書いてない。
 プロ家族の面々を見て我慢ならない人間はチャンネルを変える、物好きは見て文句を言って結局は楽しむ。で、前者の人にとってはその感覚を文章に起こしたもので、後者の人にとっては同じ嗜好の人間の1サンプル。それだけのものだろう。

 ただ、冒頭で私が「当たり前」と書いたことを当たり前としない人や、当たり前としない人間がいることを認識している人にとっては、興味の対象であると同時に、扱わずに入られないある種の切迫感があるのも事実だ。私は一週間書きながら、自衛隊派遣反対の意見を持つ人にこそ読んで欲しいものだと思いつつ書いていた。でもまぁ、「皆様に考えを広め、啓蒙する」なんて崇高な意識とは対局にあるのですな。左巻きつつきのいい教材だ、これは触れねば損だ、程度のもので。

 なんて書いてはみたが、これも私の考えの一部であってすべてじゃない。一方では、いやこれは日本の今後に大きな影響のある事件だとか、イラク統治はどう為されるべきかを考えるいい機会だとか、意義ある事件とする考えもある。要するに、私の中でも、この事件を野次馬根性の対象そのものと考えるべきか、高い重要度を持つ事件と考えるべきか、迷っているということです。今日は本当に世迷い言。


出してはならない記事 (4/17)
 小泉首相、ファルージャの事態改善を米に要請していた
http://www.asahi.com/politics/update/0417/001.html

 こんな記事を出したら、日本人の誘拐はアメリカに一定の影響を与えることが出来る、と言うことをテロリストに教えるようなもの。確かに「日本政府はアメリカに意見が言える立場」ということについては喜んでもいいだろうが、おおっぴらにしてはいけない。
 朝日新聞がこのような記事を出すのは意外かも知れないが、テロリストに「誘拐という手段はアメリカの行動に効果がありますよ」というメッセージを送っているようにも取れ、そう考えると納得できる。というか、報じるべきことかどうか考えろよ。本当に「日本の国益を考えない新聞」だな。

自己責任 (4/17)
 「自己責任」という言葉が聞かれない日はない。私も最近よく使っている。言うまでもなく、あの3人に対して使われている、ちょっと食傷気味の言葉だが、3人とその家族の言動があまりにも尊大で傲岸であるがために、これくらい強調するのも宜なるかな。

 それに対して「彼らは少なくとも自分の利益のために活動していたのではない」という擁護がある。筑紫とか。
 利益という言葉の意味を知らないらしい。
 物理的な利益のみならず、精神的な利益が存在することを知らないらしい。あの3人は少なくとも精神的な利益を求めてイラクへ行った。そしてさらに、その精神的利益を本人たちが自覚していないゆえ、必然的に尊大で傲慢になる。

 自己責任は自覚に通じる。妙な使命感のみで動くのではなく、自分の気持ちのために行動しているという自覚が必要。「自己責任」にはそういう意味もあるのではないか。


 とりあえず、高遠をマザーテレサになぞらえるのはやめてくれ。
 あと、共産党がバックに動いていることもちゃんと触れて下さい。
 三人を英雄に仕立て上げようとする勢力がたくさんいることもお忘れ無く。

そういやこんな記事も。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/17iti002.htm
もう電波てんこもり、というかうんこ盛り。

書くはイラクのネタばかり (4/17)
 最近イラクの事件ばかりのネタで申し訳ない。申し訳ないと思うのだがそれ以外に触れられない。
 これしか書くネタがないのではなく、この事件で調べたこと、言いたいことがどんどん出てきて、整理しきれない状況になっているからだ。一つの文章では極力一つの話題にとどめたい。しかし、今回は十も二十も書きたい話題が出てくる。実は上の文も以前から書こうと思っていたが機会がなかったものだ。

 報道される映像一つ一つに意見が出てくる。左巻き特有の品性のなさや思慮のなさや傲慢さが止めどなく溢れているからであり、家族の支援団体の背後にある組織が妙な動きを見せているからであり、普段から私が批判している思想の持ち主の悪い点がすべて凝縮されているからだ。


解放されたが (4/16)
 タバコを吸いながら助けてもらった宗教指導者と握手しようとするフリーカメラマン。座ったままで握手しようとする劣化ウランライター。飴を下品になめながら映像に映る共産主義女。やけにわざとらしい感情的な喜び方をする家族(郡山氏の家族は違ったな)。「まだやらねばならないことはたくさんあるが…」と言っていた何かをたくらんでいる高遠弟。ついでに、「自己責任だ」というまとう菜批判を「誹謗中傷」と片づける一部マスゴミ。
 「よかったね」と思うべきところなのだろうが、とてもそんな気にはなれない。

 さて、マスコミの取材騒ぎが一段落し、その後三人がどんな活動を始めるのか見てみたい。「自衛隊撤退」を訴え続けたり、あまつさえ政府の対応が悪いからなかなか解放されなかった、などと言えば噴飯ものだ。今回彼らが解放されたのは、アメリカにファルージャでの戦闘激化を抑制するよう働きかけた政府の動きに拠るところが大きい。


 安田さんは確かに「人間の盾」に同行して取材していたが、テレビに出ているのを見た感じでは、いわゆる「情緒的に自衛隊反対」という感じの人ではないように見えた。勿論自己責任ゆえ全面的に擁護する気はないが、しかし前者3人よりはよっぽど助かってもらいたい人物だ。

巨星墜つ (4/16)
 横山光輝氏が亡くなられた。彼の著作で三国志に入門した人も多かろう。真の職人漫画家で、ストーリーテリングのうまさは群を抜いていた。手塚治虫よりも私にとって大好きな漫画家だった。私の世代にとっては、魔法使いサリーやバビル2世よりも、歴史を伝えてくれた漫画家として記憶されている。
 

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協力の代償 (4/15)
 ヨルダン政府が債務の免除を要請してきたそうだ。
 ヨルダン政府は、ヨルダン国内での捜索に協力してくれているらしいし、毎日新聞の五味記者の爆弾事件でも迷惑をかけたし、無碍に断るわけにはいかないでしょうな。
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20040414AT2M1400514042004.html

お預け (4/15)
 新しいサウンドカードを購入、そろそろ曲作りしようかと思ってソフトを開けたら、ソフトが古すぎてMIDIが認識できないでやんの。仕方ないか、Win3.1時代のソフトだし。
 てなわけで、新しいソフト買うまで、また曲作りはお預け。

ニュースの優先順位 (4/15)
 イラクよりも先に、日本国内で自衛隊の死者が出た。

「陸自久留米駐屯地に男が車で侵入、隊員はねられ3人死傷」
http://www.asahi.com/national/update/0414/041.html

 こういったニュースとか、天皇陛下が「自衛隊は人道支援でイラクに行っている」という発言をなさったこととか、もっと大きく取り上げられてもいいと思うのだが。


また今日もアノ話 (4/14)
 多くの人が違和感を感じているようだ。ネット界隈だけの話かとも思っていたが、案外そうでもないらしい。新聞調査でも「自衛隊は撤退すべきではない」とする人がほぼ半数いるし、ネットにあまり触れていない周りの人の話を聞いても「おかしい」と言う人が多い。そのせいか、最近は被害者家族も方針変更して謝罪の言葉から始めているようだが。
 今、テレビ朝日では、今井の兄や郡山のいとこ(これって家族か?)が出ており、大和田獏が「謝る必要はない」、山本晋也は「謝らずに胸を張っているべきだ。非難するなんて日本人は頭がおかしい」とかぬかしている。「家族としては、まず謝るべきだろう」と思っている人が多い中でこの発言、逆効果としか見えない。

 左巻き思考の愚かしさが奔流のようにテレビから溢れている。実はこのような主張は、市民団体のサイトや朝日新聞や筑紫の番組などを毎日チェックしていれば、いやというほど出くわす言説だ。それがただ、表舞台に出てきて馬脚を現したに過ぎない。左巻きの非常識ぶりが、一部の人間にのみ晒されるのではなく、周知の問題として触れられるようになっただけのこと。
 しかし、それは非常に意義が深い。これを機会に、非常識が駆逐されればと思う。この事件は、イラク問題にとどまる話ではない。日本という国が軍事や危機意識に対して関心を持ち、理想主義の非常識を認識するきっかけになるかも知れない。

みんな正直すぎる (4/14)
 当たり前の反応の違いなのかも知れぬ。誹謗中傷の類は許されざる物だとしても。

高遠さん・今井さん
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040413-00000234-kyodo-soci
郡山さん
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040414-00002103-mai-soci

ちなみに自作自演ならば外患誘致罪とか適用できないのかな。あれって刑罰は死刑のみだし。


つらつらと思うに (4/13)
 現実問題と理想を峻別できずに持論を展開する様は、若者(と言うか子供)の特権で、大の大人がそんなことをしよう物なら「青臭い」と批判の的になるだけ。それなのに、身内が拘束されているというとんでもない現実を突きつけられながらもなお理想論で物を語ろうとするから見ている側は引いてしまう…今回の拘束被害者の家族を見て感じたこと。

 まわりでは、あのプロ家族に情緒的不快感を催す人が多い。私も確かにそうだが、怒りの度合いがまわりとは違うような。「あの家族が出ていたらテレビのチャンネルを変える」という人がいる一方で、私は逆にあの家族が出ていないか探してしまう。毎日筑紫の番組や朝日の記事をチェックしているゆえ電波中毒になっているのかも知れない。

 今回の件での違和感は、そのほとんどはリアリティというか、切迫感のなさが原因ではないかと思う。犯行グループの声明文や映像に映っている武器や撮影方法、家族の反応、それらに切迫感が感じられない。犯人のやり方も、やけに日本人に理解できる範疇で行われすぎだ。自作自演とか赤軍の関与という話が出るのも、ここに原因がある。

 私は「早期解放」を予測していたが、こういう状況になると逆に長期化するかも知れない。テロリストとしては、言ったことは守らねば犯行の影響力はそがれるし、仮に狂言だとすればなおさら早期に釈放されることで、余計な情報が出回る前に「英雄」として帰還せねばならない。ゆえに、「早期解放」を予測していた(人質が殺される可能性もあったが、はじめの犯行映像の時点でそこまで犯人が本気だとは思いにくかった)。
 テレビでは「狂言では?」という推測を表には出さないがしかしそれを匂わせたような報道を始めている。新聞もほぼ同様。そういう状況になってしまえば、帰ったら質問攻め。狂言ならば、ほとぼりが冷めるまで時間を費やすだろう。真の誘拐ならば、言っていることを守らない時点で、犯行グループ内部での意思の統一が不可能となっている可能性が考えられ、この場合も長期化が予測され、なおかつ犯人たちの中に過激な意見を持つ物もいるかも知れず、最悪の事態の可能性も出てくる。
 ただ、解放と同時に犯人は逃亡せねばならず、その手はずを整えるために遅れているのならいいのだが。

 さらに言えば、プロ家族が好き勝手に放言していれば解決の機会はさらに遠のく。国内の誘拐事件で、被害者家族が警察の悪口を言いまくり、自分たちも勝手に情報収集していれば…という状況を推測すればすぐに判断が付く。3人が助かることを期待する。だからこそ、家族は黙っていてほしいと思う。

正論 (4/13)
立川談志師匠、言い過ぎです゚∀゚)
http://kodansha.cplaza.ne.jp/danshi/kodan/vol231/danshi231.asx


まだ解放されず (4/12)
「息子がまた行くと言ったら、それを止めることは出来ない」by今井両親
「時間がないんで建設的な質問をお願いします」by高遠弟
「政府は(私たちに)すいませんもなかった」
「米国の特殊部隊を入れるなんてとんでもない」by高遠妹

 郡山さんの家族はともかく、残りの2家族は今回の件に、全く自分たちには責任を感じていないし、悪いのは全部政府と思っているし、世界中に迷惑をかけたという意識はない。
 しかも上記最後の発言を見ると、身内の命を守ろうという感覚もないようだ。政府を批判したいだけ。


 昨日解放されると言う話だったが、未だにそうなってはいない。「人質解放」と誤報が流れたり、「解放などと言っていない、と言っていた」と言う(「言う」連発ですまぬ)人権活動家も現れるし。状況を把握したいと思って調べても、今井&高遠のプロ市民活動や、その家族の活動歴が出てきて一層嫌悪感を催すだけ。

 なお、自作自演説には私は否定的なのだが、怪しい部分はたくさんある。はじめの声明文に西暦が使われていたり、宗教的修辞が全くなかったり、イラク人ならアメリカを批判するはずなのに日本をメインに批判しているし、犯行グループがテロリスト御用達のAK47を使っていなかったり、CD-Rに動画を焼いて送っていたり。二つ目の声明文では日本での批判(?)を受けて慌ててイスラム暦を併記、しかもその内容は市民団体の書いたような内容。
 で、さらに中日新聞がこんな記事を出している。
 犯行グループは先月設立の連合体か
 イラク人質事件
 【カイロ=嶋田昭浩】イラク邦人人質事件で、「サラヤ・ムジャヒディン(戦士旅団)」を名乗る犯人グループと、
人質となった北海道千歳市のボランティア高遠菜穂子さん(34)との間に接点があった可能性が浮上した。

http://www.chunichi.co.jp/00/kok/20040411/mng_____kok_____002.shtml

 普通の誘拐事件とは違う。自作自演ではないにしろ、何か裏があるように見えてならない。

毎日ご乱心 (4/12)
毎日新聞のアンケート結果
http://www.mainichi-msn.co.jp/search/html/news/2004/04/10/20040410ddlk26040623000c.html
イラク邦人人質 「自衛隊撤退せず」75%が不支持

20人しかやっていないアンケートで世論を見ようという感覚が理解できない。


解放 (4/11)
 4/9に「明日あたりに釈放されたりしてな」とか書いたが、一日遅れだけど一応当たった。
 小泉首相の決断は正解だったと言うことですな。これでもし自衛隊撤退させていたら、どうしようもなくバカを見る羽目になっていた。
 しかしこの早い時期の解放で、さらに「自作自演」説が飛び交うことになるんだろうな。

注目 (4/11)
 帰ってきた後での3人の反応、そして家族の発言で、彼らの本性というか品性が分かる。刮目してみることとす。
 「自衛隊派遣によって私たちは危険な目に遭った」とか「政府は国民が危機にあったのに何もしてくれなかった」とか言い出すかもしれんが、そういうこと言えば「自衛隊派遣反対」意見の説得力は皆無になる。


続・日本人拘束 (4/10)
 イラクで拘束された3人の家族が、昨日そろって上京し、記者会見やテレビ出演などを行っていた。

 誤解されてもかまわないが、断言する。とんでもない方たちだ。久々に腹立たしい気分になった。

 「生きて帰って欲しい」という気持ちは当然のものだ。身内がああいう目に遭ったのならば、それがどんなに本人の責任に回帰する問題としても、最後までかばうのが家族だからだ。
 しかし、その私情と、公の場での意見は別でなければならない。

 「日本や世界中に多大な迷惑をかけた」という言葉がなぜ出てこないのか。「個人的には自衛隊が撤退して○○が生きて帰ってくるのが望ましい。しかし、政治レベルでは、決してそういった感情的な対応はするべきでない」と言うのがごく常識的な発言ではないのか?(と言うと「常識」とは何だという話をする人がいるかもしれんが)拉致被害者の家族とは大違いだ。親が親なら子も子だ、と感じる。

 昨日も書いたが、外務省は渡航を避けるようにかねがね言っていた。「外務省は渡航延期を勧告していたのに、今回の事件は内閣の責任になるんですかね?」という麻生総務大臣の発言は正鵠を射ている。今回、拘束されたことが100%不条理だと言える人間は一人もいない。三人とも「行くな」と言われていて行った人間だからだ。
 危険なイラクに行くのを本人が覚悟する必要があったのと同様に、家族も送り出すことに覚悟せねばならなかった。その覚悟が出来ないのであれば全力で止めねばならなかった。覚悟もしてなかったのに政府の対応に文句を言うのは、筋違いであり、平和ボケの産物。

 そういった辺りの「ズレた感覚」が、被害者へのシンパシーを消し、「自作自演」という可能性を考えさせる素地になっている。

自作自演ならば (4/10)
 仮に自作自演だったとして。
 あの3人が拘束されたことで、逆に自衛隊は撤退できなくなった。何もないときに政府の意思で撤退するのであれば、まだその可能性はあり得た。しかし、「何か」が起きてから撤退すれば、それはすなわち「テロリストの言うことを聞きますよ」となる。そんなことをすれば、日本は国際的な信用を失う。
 「失ってもいい」と言うバカもいるかもしれないが、信用を失うことは「信用のみ」失うわけではない。左巻きの皆さんが信奉する国連での発言力も失い、投資家の信用を失うことで経済力も失い、今の生活が成り立たなくなるかも知れない。ただでさえ不景気なところに、とどめをさされることだろう。

 3人拘束で、自衛隊撤退の芽はなくなった。自作自演だとすれば、これほどまでに間抜けな話はない。自衛隊を撤退させようと画策してその可能性を自ら消したのだから。

 普通であれば、こういう理屈から「自作自演はない」と断言できる。しかし、プロ市民の方々の思考回路はどこか切れているから、その可能性を消せずにいるのだけれども。


日本人拘束 (4/9)
 イラクで日本人3人が拘束された(ソースは要らないっすね?)。週刊朝日に記事を多く寄せていた記者、劣化ウラン弾反対キャンペーン&自衛隊撤退キャンペーンを張っていたフリーライター、小泉に請願書を出した高校生と繋がりがあり、人間の盾とも関係があるらしいNGO活動をしていた女性、の3人。名前をググればすぐに情報が出てくる、怖い世の中だねぇ。(ただ、女性のみ、TBSで「自衛隊は他の軍隊と違って期待されている」という発言をしていたので、他の二人とは毛色が違うかも)

 日本は自衛隊を撤退すべきではない。
1.世界の笑い物になる
 自衛隊を撤退させれば、テロに簡単に屈する国と見られ、信用を失う。ダッカ事件の後も世界から非難を浴びたが、今回はその比ではないだろう。ダッカ事件の被害者とは違い、上記の3人は自分の意思で危険なイラクに行っている。当然、出発前に覚悟は出来ていたはずだ。今回に福田首相のように「人命は地球より重い」などと戯れ言を吐けば、「ちょっと脅せばテロの言い分を聞く国」として汚名を残す。

2.テロリストの好きなように行動される
 テロに屈する国というイメージが付けば、テロリストは日本を優先してターゲットにしてくる。こえほどまでにテロの効果のある国はないのだから。実際、ダッカ事件の直後に横田めぐみさんらは拉致されており、「弱腰の日本」というイメージができあがれば、テロリストの好きなように行動されてしまう危険がある。

3.日本の行動の選択肢が狭くなる
 テロに屈する国となれば、日本が世界的に貢献できる行動の幅は狭くなる。テロリストの意に反するような行動をとろうとすれば、また同じような脅しが来るだろう。テロリストの言い分を聞けば、それがエスカレートしていくのは必然。テロリストの意に反しない範囲でしか行動できない国となれば、国際的な立場はどんどん弱くなっていくだろう。

4.世界的な影響を与える
 日本がテロの言うことを聞けば、他の国にも迷惑がかかる。同じように脅してみようか、と言うことにもなろうし、イラクの復興計画も修正が迫られることになる。イラクのみならず、今後世界が協力してテロに立ち向かう際にも、日本が足を引っ張ることになる可能性もある。これは日本だけの問題ではない。

5.一般のイラク人の信頼
 サマーワのイラク人は、自衛隊の撤退を望んでいるのだろうか。一部の過激派イラク人の言い分を聞いて、一般のイラク人の信用を失うことは賢明な選択なのか。


 というか、国策を180度転換してまで救う必要があるのか疑問だったりする。正直に書いてしまおう。
 イラクは危険な場所というのは誰もが知っている常識で、だからこそ自衛隊が派遣された。外務省も、イラクへの入国に関して警告をしていた。そのうえで敢えてイラクに入り、捕まってしまったというのは、本人の責任ではないのか。
 あまつさえ、彼らはこぞって自衛隊派遣に反対(自衛隊を送ったから事件が起きた、と言うのもおかしな話で、確かに「自衛隊派遣を理由とするテロ」は起きなかっただろうが、自衛隊が送られる前からテロ自体は頻繁に起きていた)。危険な場所に一般人が入ることに関して、己の言動に責任を持ってもらいたい。
 

 政府が救出活動を行わなくていい、と言う意味ではない。しかし、無謀な3人のために自衛隊を撤退させるのは愚かしい(人間の盾の時と似たような理屈ですな)。政府には、毅然な態度を示し続けて欲しい。
 
何となく (4/9)
 明日あたりに釈放されたりしてな。

まったくこやつは… (4/9)
 ひとりは週刊朝日に30回弱も記事(写真だったかな)を寄稿。入館証まで渡しているし、イラク入りの前にメールを送られている。
 それなのに朝日新聞社は「我々とは直接関係ない」。責任逃れのためなら何でもやるな、朝日さんよ。


戦犯 (4/8)
 一般人ならいざ知らず、マスコミやジャーナリスト連中の中に、未だにA級戦犯の「A級」をランク付けだと思っている者がいるようだ。
 A級、B級、C級はランク付けではなくただの分類。ナチスを断罪するニュルンベルク裁判の根拠として作った国際軍事裁判条例の第6条に「犯罪のタイプ」として記されている物で、「A項」などと訳した方が原義に近い。

 A級は「平和に対する罪」。B級は通常の戦争犯罪。C級は「人道に反する罪」。

 また、A級のみで死刑になった者はおらず、B級で有罪となった者でなければ死刑は適用されていない。ナチス断罪のために新しく作られた概念である「平和に対する罪」よりも、連合国が既存の戦争犯罪の定義を重視していたことが読みとれる。(そういった曖昧な物だからこそ、A級戦犯は戦後に日本国会で名誉回復を果たしたのだ)

続靖国 (4/8)
 昨日も書いた靖国判決。内容の是非以前に、裁判長のやり方が姑息なのが引っかかる。
 違憲審査は、判決に直接関わる部分でなされるべきもので、判決に関わりのない傍論の部分で言及するのは異例。それに、靖国参拝が違憲だというのなら、原告への慰謝料も認めればいいのに、そこは認めていない。つまり、判決部分では原告敗訴のため、「靖国違憲」の部分に反対して国が控訴することも不可能。上級審での判断もできない状態で、ただの言い逃げ。

今日は花祭りだね (4/8)
 「プロ野球ニウス」は、速報としての値打ちよりも、何ヶ月か経った後やペナントが終わった後に読み返すと興味深い物として作成しているつもり。なんで、今年は各日の順位や打撃成績などもアップし資料的価値を高める予定。
 サイト構成も日曜日当たりにいじくろうと思ってます。もしかしたらあんまり変わらないかも知れないけど。


下劣 (4/7)
 さて、朝日新聞がまたやらかした。
http://taj.taiwan.ne.jp/koe/unacceptable/20040406.mht.
 消されるとアレなので内容を説明しておくと、アニメーションで、中国からへその緒で繋がった陳水扁総統を模した裸体の赤ん坊、そして銃でへその緒を撃ち、血しぶきがあがるというもの。

 偏った思想を持ち、それを自覚的か無自覚か知らぬが、他者に広めることを己の責務と感じる傲慢な姿勢。読売・産経との「国旗・国歌バトル」もそうだし、以前の投稿欄での「墓標イラスト」も同じ。オピニオンリーダーであるという妙な自負心から、自分の考えの及ばない部分には、配慮どころか否定すらしようと言う偏狭さ。

 このバカな漫画を描いたのは山井教雄とかいう男。朝日のお抱え漫画家だ。言論の自由とかそういう問題ではない。人としての品性の問題と、背後にある中国礼賛のイデオロギーが問題だ。

 自国を愛せない者が他国を愛することは出来ないと言う、典型的な例だ。

靖国参拝違憲判決 (4/7)
 小泉首相の靖国参拝は違憲、という判決が福岡地裁で出た。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040407-00000205-yom-soci

 ただ、原告の訴え自体はことごとく棄却されているし、慰謝料の支払いも却下。また地裁判決が首相の参拝に直接影響を与える可能性も少ない。何より、違憲としたのは参拝という行為自体ではない。裁判長は違憲の理由として「公用車を使った」ことなどを挙げており、参拝行為自体を否定したわけではない。

 この判決を元に「やっぱり靖国には参拝すべきでない」という論調が出てくるだろうが、大体は「福岡地裁の判決のおいしい部分だけ」を根拠にした論調になると思われるので、注視していきましょう。


 ていうかこの判決を出した亀川裁判長、藤山裁判長に続くオバカ裁判官かも知れないけど。こんな判決出してるし。

 福岡県大野城市立大利中で97年3月、体育のソフトボールの授業中にバットが当たってけがをした男子生徒(19)が、同市とバットを放り投げた生徒の親を相手取り約4200万円の賠償を求めた訴訟の判決が27日、福岡地裁であった。亀川清長裁判長は学校の管理責任を一部認め、市に慰謝料など約177万円の支払いを命じた。バットを投げた生徒の親に対する請求は棄却した

 逆だろ。


北朝鮮の狙い (4/6)
 山崎拓氏と平沢勝栄氏の訪中が波紋を呼んでいるらしい。平沢氏はまだしも、エロ拓なんて、今は無職の身だから「何がしたいんだ?」てな感覚ですな。次の選挙までに得点を稼ぎたいからなのか、実は小泉首相からの密命があったのか。確かに、エロ拓と朝鮮の繋がりもまったくないわけではないのだが(朝鮮系団体からの献金があったと疑惑のある古賀潤一郎氏は昔エロ拓の秘書だった)、おそらく得点稼ぎか密命かどちらかの可能性が高かろう。彼の自宅から無印の金の延べ棒が見つかったら笑うが。

 平沢氏だが、北朝鮮に捕まってしまったと見るべきだろう。昨年に訪中したときに、北朝鮮の罠にはまってしまった。金丸などのように籠絡されたわけではないだろうが、結果として彼は北朝鮮のスポークスマンになってしまっている。「日朝交渉に進展をもたらす準備がある」と北朝鮮に言われてノコノコ行ってしまったのか。ともかく、彼は彼自身がかつて批判していたレインボーブリッジのおっさんのような立場に立ってしまった。

 「政府間交渉再開」など、何の手柄でもない。北朝鮮の狙いは「被害者家族を帰すことで幕引きとする」ことであり、日本に期待を抱かせることで世論の軟化を誘うことである。もしかしたら、できるだけ問題を長引かせてほとぼりが冷めるのをまとうとしているのかも知れない。
 友好的に解決するなど不可能だと、少し考えれば分かること。日本側は様々な法整備を進めて北朝鮮に圧力をかけていく以外に選択肢はない。拉致疑惑のある人まで奪還しようとするならば、金正日体制の崩壊を画策する以外に手段はない。

 今月末には、アメリカがテロ支援国家に北朝鮮を含める理由に、拉致を追加するという動きがある。拉致を国際問題として、世界の目を北朝鮮に向ける必要がある。

ブッシュがんばれ (4/6)
 民主党(ケリー)は中国重視。となると、中国の子分たる北朝鮮にも甘くならざるを得ない。てなわけで、私は共和党ブッシュ大統領の再選を望む。


たれ好き (4/4)
 石破防衛庁長官、たれぱんだ好きらしい。
 一応証拠→http://web.archive.org/web/20030713232530/http://ishiba.com/biography/index.html

新聞バトル (4/4)
 国旗・国歌に関して、朝日社説と、読売・産経との戦いが行われている。
 以下、2ちゃんからのコピペも含め、概要を掴むと…

朝日新聞
 「式を妨害したのならともかく、起立しないからといって処分する。
 そうまでして国旗を掲げ国歌を歌わせようとするのは、いきすぎを通り越して、なんとも悲しい。」
http://www.asahi.com/paper/editorial20040331.html
読売新聞
 「教師が卒業式で起立を拒否するのは、高校野球の開会式で、運営に当たる大会役員が国旗に背を向けるのと同じだ。
  許されることではない。 」
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20040330ig90.htm
          
4/1 産経新聞が「産経抄」
 「同社説(朝日社説)は(中略)と書く。しかしそうまでして国旗・国歌を貶(おとし)めようとする論調は、なんとも悲しい。」
http://www.sankei.co.jp/news/040401/morning/column.htm
          
4/2 朝日新聞が反論。
「(読売が高校野球を出したのは)朝日新聞社が主催者の一人であることを意識してのことに違いない。 」
「さて、私たちの主張は何か。
 卒業式で日の丸を掲げるな、君が代を歌うな、などと言っているのではない。
 処分という脅しをかけて強制するのは行きすぎだと主張しているのだ。」
http://www.asahi.com/paper/editorial20040402.html
          
4/3 産経新聞が反論。
「国旗国歌法が成立した平成十一年、朝日は法制化に反対した。日の丸、君が代が
『かつて日本がおこなった侵略戦争や、戦前の暗い社会の記憶』と結びついているとしたからだ。」
「朝日はいつから、日の丸を掲げ、君が代を歌うことを認めるようになったのか。はっきりさせてほしい。」
http://www.sankei.co.jp/news/040403/morning/editoria.htm

4/4 読売編集手帳
「卒業式で起立しなかった教師への東京都教委の処分を、生徒への強制と同一視し、批判する人たちがいる。
元々「日の丸、君が代は、日本の侵略戦争と結びついている」として、法制化に反対した人たちだ◆高校野球の開会式で、国歌斉唱で起立しなかった観客も退場を求められることはない、などと屁(へ)理屈をこねる。観客が退場させられないのは卒業式で起立しない生徒や保護者が処罰されないのと同じだ。だが大会役員が国旗に背を向けることは許されない。教師も、同様だ」
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20040403ig15.htm


4/4 朝日社説
「いつから認めるようになったのか」と問われれば、「最初から掲げるなとも歌うなとも言っていない」とお答えするしかない。
日の丸を掲げ、君が代を歌うことはもちろん認めるが、掲げない自由、歌わない自由も認めるべきだ、ということである。
http://www.asahi.com/paper/editorial.html


 この少し前に、朝日は「社説は読み比べると面白い」てな内容の社説を書いていたが、産経や読売と対決するためにそのような内容の文を書いたのかとも思えてくる。「ムキになる愚」を体現しているのはどちらなのか…。

 朝日側の主張は理解できなくはない。しかし、「生徒」への扱いと「教員」への扱いを混同している点がまず問題。教員は処分対象かも知れぬが、生徒を処分するなどと言う話は出ていない。国旗・国歌を尊重するのは職務の一つで、それが嫌なら教員にならなければいいだけのこと(職業選択の自由はあるしな)。
 また、教育委員会が様々な要領を決めて国旗・国歌尊重の遵守を呼びかけているのは、アホ教員が意味の分からぬ反対運動を展開しているからであり、バカがいるから規則を作らなければならなくなるだけのこと。

 国旗・国歌を尊重するよう教育するのは、公立校教員(=公務員)として当たり前のことで、それに関しどのような異論があり得るというのか。自動車の運転が嫌いならバスの運転手にはなるべきではないし、話すことが苦手なのにアナウンサーになるべきではないし、人のために行動するのが嫌いなのに自衛隊に入るべきではない。


天声人語 (4/2)
 朝日新聞「天声人語」の執筆者が、4月から、小池民夫氏から高橋郁男氏に代わった。

 普通の文章で、面白くない。ペットボトルから原爆を連想したり、妙な倒置法を使ったり、私が小論文の先生だったら30点も付けられないというレベルの駄文を書いていた小池氏が、既にして懐かしい存在になっている。もっともっと電波が欲しいのに……。

韓国版新幹線、初日はトラブル続発(読売)
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20040401i413.htm
開業初日にトラブル 韓国版新幹線(産経)
http://www.sankei.co.jp/news/040401/kok123.htm
トラブル相次ぎ2件発生 電気系統が故障 (毎日)
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20040402k0000m030104000c.html
韓国新幹線が開業、一番列車走る 飛行機便は大幅減(朝日)
http://www.asahi.com/international/update/0401/011.html

これくらいでないと、朝日とは言えぬ。

ニウスの季節 (4/2)
 さて、プロ野球のシーズンがやってまいりました。
 今年も「プロ野球ニウス」を書くつもりなのですが、今年の巨人にどうにも魅力を感じませぬ。てか、悪太郎堀内がどうも好きになれぬし、打線もローズ・小久保・清原・高橋・ペタジーニ…なんて気持ち悪い。川相が中日に行ったことだし、「オレ流プロ野球ニウス」として中日メインにしようかなどと悩む始末。あるいは、これを機会にダイエーの方に走るか。
 意表をついて「大相撲ニウス」が始まる可能性もあったりで、油断できません。


国旗 (4/1)
朝日新聞西部版3/31付投稿欄 「三つの国旗で平和の卒業式」主婦 川本典子(滋賀県守山市 42歳)

 ステージ正面に掲げられた大きな日の丸を見ると、いつもは気が重くなるような圧迫感を感じるのに、この日のステージには、どこかしら優しさが漂っていました。日の丸の下に、小さいけれど、ペルーとブラジルの国旗が並べられています。
 次男の小学校の卒業式でのこと。彼を含め120人の卒業する仲間の中にペルーとブラジルの子がいます。彼らは慣れないこの日本で毎日、仲間たちと一緒に過ごし、この日を迎えたのです。
 「ペルーとブラジルの国旗を同じステージ上に」というのは、彼らの持つ自国への誇りにこたえようと、先生たちが出したアイデアでした。
 それを知った保護者からも強い要望があり、校長先生は、式前日になって、掲げることを決断してくださいました。子供を主体とした素晴らしい決断だと思います。
 三つの国旗が見守る中、日本の子供たちと同じように卒業証書を受け、別れの言葉を言う彼ら。それを涙でかすんだ目で見つめながら、これが「平和」なのかもしれないと感じました。
 次男に国旗のことを聞くと、「そんなん当然やん」という言葉が返ってきました。この子たちなら「平和」を作り出せるかもしれないと感じました。


 一見ほのぼのした投稿のようだが、これ、日の丸反対論者の愚かしさがそこかしこに漂っている文章である。

 「日の丸には圧迫感」を感じるのに、他国の国旗が掲揚されると優しさを感じるという矛盾。日の丸だけは他の国旗とは違うのだという、論拠のない嫌悪が見られる。ペルーとブラジルの国旗に対する「誇り」が、なぜ日本では通用しないのか。
 また、ペルーとブラジルの国旗を掲揚することが優しさだと自己陶酔しているが、他国の国旗を自国の国旗の下に掲揚することは無礼極まりない行為であり、掲揚するのならば同じ高さにせねばならない。そんな常識も知らないと言うのが、国旗に対する無知・非常識ぶりを明らかにしている。こんな人間が国旗を語るなど片腹痛い。

 日の丸掲揚に反対するような者の浅はかさがよく出ている、興味深い文章だった。

機種変更 (4/1)
 携帯が変わった。理由はファイナルファンタジーのみ。カメラが付いていようがFOMAだろうが関係ない。
 しかし、「AF」ってボタン、なんか非常にアレなんですが、そう感じるのは私だけかね。