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難民を農業の担い手に? (2011 2/28 24:00)

“難民を農業に” 定住化検討(2/28NHK)
 過疎化と農業の担い手不足に対応するため、広島県の神石高原町は、海外からの難民を対象に農業研修を行って町への定住を図れないか検討することになりました。
 神石高原町は、およそ1万1000人の住民のうち、65歳以上の高齢者が42%を占めるなど、高齢化と過疎化が進んで農業の担い手不足が深刻になっています。関係者によりますと、東南アジアなどで迫害を受けて日本に逃れてきた難民を、平成23年度、町に招いて農業研修を行い、農業の従事者として定住を図れないか検討することを決めました。関東地方などで暮らしていて農業への意欲がある難民を3人程度募り、ことし夏ごろ、廃校となった学校の校舎に2週間ほど宿泊しながら、農家の指導を受けてコメや野菜作りに取り組むということです。神石高原町の牧野雄光町長は「過疎対策と同時に、国際貢献のためにも定住につなげられないか、町民の理解を得ながら見極めたい」と話しています。難民の生活支援に当たるNPO法人によりますと、過疎化に悩む自治体が難民の受け入れを検討するのは、ほとんど例がないということです。


 「背に腹は代えられない」っていう状況なのかも知れないが……それでも、安易な考えのように思えてならない。だいたい、「2週間の研修」ごときで何をしようというのか。難民に研修を施したり定住を促す予算を使って、日本人の若者を呼び込むことは不可能なのだろうか。

 「日本の若者は田舎に来たがらない」というのであれば、その田舎に来た難民やその二世、三世が「田舎に居続けたがらない」ようになる可能性は考えられないのか。「農業では収益が低いから日本人はやりたがらない」のであれば、難民だって、生活がある程度安定すれば「あっちの仕事の方が儲かるな」と転職することになってしまうだろうし、さらに便利な生活を求めて都会へ出ようとすることだってじゅうぶんに考えられる。農業にまつわる様々な問題を解決しなければ、何をやってもその場しのぎにしかならない。
 農業はいままで農協や土地集約の問題など、システム改革がほとんど為されていないだけ、改革の余地が多分にあると思われる。もちろん、自治体にはそのような施策は不可能だから、政府が責任を持って方向性を造らねばならない。……政府が何も対策をしてこなかったから、自治体も苦肉の策をひねり出さざるを得なくなっているんだろうが。


嘘をつき続けて数十年 (2011 2/28 24:00)

部落解放県集会で辛淑玉さんが講演 彦根(2/20中日)
 部落解放研究第18回県集会が19日、彦根市のひこね市文化プラザなど2会場で開かれた。全体会では、村上茂人実行委員長(滋賀同和問題企業連絡会代表幹事)が「戸籍の不正取得やインターネット上の差別など、今なお差別は続いている。みなさんには、集会の成果を今後に生かしてほしい」と1500人の参加者を前にあいさつした。
 基調講演は、人材育成コンサルタントの辛淑玉さんが「人権力を養う」と題して講演。「白人と黒人の親をもつオバマ大統領を黒人と呼ぶなど、日本は血の文化。少しでも違う出自の人の血が混じっていると“何々人”と呼ぶ」と、日本社会に根強く残る差別を鋭く指摘した。
 6つの分科会もあり、人権教育や地域での啓発などについて報告があった。 (森若奈)


 オバマ本人が黒人って言うてたがな。デタラメを吹いてまわってウン十年、逆に尊敬してしまうわ。



長持ち牛乳 (2011 2/27 24:00)

 判断を下せる知識は拙者にはないので、とりあえずメモ。

牛乳の賞味期限が10日から数カ月に。71歳社長、殺菌技術で特許(2/27産経)
 食品を加熱せずに無害で殺菌できる技術を、還暦を過ぎて起業した大阪のベンチャー会社社長が開発し、特許を出願した。「高電界」と呼ばれる環境を常温で安全に作り出す仕組みで、牛乳なら風味を損なわずに賞味期限を数カ月に延ばせるという。年内の実用化を目指し乳業メーカーなどと装置を共同開発中で、賞味期限の短い食品の輸出機会が拡大するなどの効果が期待できそうだ。
 大阪市此花区の機能性セラミック製造業、アキュサイト=井川重信社長(71)=が開発した。井川さんは中山製鋼所の元取締役で、定年退職後の61歳で起業。製鉄の経験と知識を生かしセラミックを用いた浄水器などを製造しており、ミネラル水の自動販売機をこれまでにスーパーなどへ約150台販売している。
 井川さんは既存の殺菌・滅菌技術に対し、「水道水の塩素は人体の免疫自体を弱め、プラズマは高価なうえ、有害なオゾンを発生する」などと懸念していたという。そこで大きな電位差のある空間(高電界)に細菌を含む液体を通せば、細菌の細胞膜の内外に電圧の違いが生じ、細胞膜が破れて死滅する−と想定。試行錯誤の末、電気を蓄えるコンデンサーを改良した電極で2000ボルト前後の高い電位差の高電界を作り、大腸菌を含む水を通すと大腸菌は死滅したという。
 理論を実験で裏付けるまで1年がかり。井川さんは「コンデンサーの構造を利用したのは、まさにひょうたんから駒。研究を長年やり尽くすと、とっぴなことを思いつく」と振り返る。実験装置は手のひらサイズの基板に電極を張り付けたシンプルな構造で、数ボルトの電圧と100ワット以下の電力だけで動かせるため、コストが低く安全だという。
 牛乳は短時間に大量生産するため、現在は数秒間の高温加熱殺菌が主流。通常より高温で殺菌し、保存性の高い紙パックに詰めたロングライフ牛乳を除くと賞味期限は長くても10日程度だが、この技術を応用すれば風味を損なわずに期限を数カ月に延ばせ、輸出の拡大も期待できる。
 装置の価格は、大規模工場向けなら熱処理装置の半分程度の2000万〜3000万円に抑えられる見込み。井川さんは「年内には実用機を作る」と意気込んでいる。



国民の生活が第一じゃなかったのか? (2011 2/27 24:00)

成立遅れても首相続投=予算関連法案で江田法相(2/27時事)
 江田五月法相は27日、岡山市で政治資金パーティーを開き、2011年度予算関連法案について「成立のために必死の議論をする。国民に多少不便をかけても、そこはしのぎ切らせていただきたい」と述べ、年度内に成立しなくても、菅直人首相は続投するとの見方を示した。
 この後、法相は記者会見し、同法案成立と引き換えにした首相退陣論を「いいことでない」と一蹴。野党が衆院解散を要求していることに関しても「国民は決して解散を求めていない」と述べた。
 パーティーには約600人(主催者発表)が出席。閣僚の政治資金パーティーは大臣規範で「国民の疑惑を招きかねないような大規模なものの開催は自粛する」と定められているが、法相は会見で「大規模になることは避けた」と説明した。


 ここまで堂々と「政権の延命>国民の生活」と断言されると、かえって清々しい。

 まぁ民主の予算案は決して我々の生活を向上させるものではないからな。野党の反発で予算案が遅れるという悪影響より、政府案のワケの分からん予算案が通る方が悪影響かも知れん。不便がかかるくらいなら、解散してくれた方がマシ。


マグロ (2011 2/27 24:00)

 「一ヶ月でどれくらいの距離を走るのか」について、漠然と「今月は300kmくらいにしようかな」と考えていたのが今月初旬。しかし、朝と夜に走る距離が少しずつ長くなり、「400kmいけるかも」と思い始めたのが10日頃。20日に合計360kmくらいになり、目標達成は確実だなと思った次の瞬間には、「いや、気合い入れれば500kmいけるんじゃね?」とトチ狂ったことを考え、この一週間は毎日20km以上、休日には40km近く走って、今日500km達成。

 自分でもいったい何を目指しているのかよく分からんし、家族にも気味悪がられるし、意味があるか無いかと問われれば「無い」としか言いようがない。あれだ、泳ぐのをやめると死んでしまうマグロの気分だ。



前原もしょせん民主党の人間だった (2011 2/26 24:00)

 お前は自分たちの政権が安定しているとでも思ってるのか?能力の面から既に安定してないではないか。

北方領土交渉、日本の安定政権が必要…前原外相(2/26読売)
 前原外相は26日、読売テレビの番組で、北方領土問題について「安倍首相以降、1年ぐらいで首相が代わっている。こんな国とまともに議論できないと(いうロシア側の考えが)透けて見える。安定した政治をつくらないと、どっしりした相撲はとれない」と語った。
 領土問題の進展には、日本側に安定政権が必要だとの考えを示したものだ。そのうえで、「領土問題という譲れない一線があるが、戦略的関係は強めなくてはいけない」とも強調した。


 たらい回し政権よりも、菅や鳩山のおバカ政権の方がよっぽど「与しやすい相手」と思われてるよ。実際、北方領土に対する実力行使が目立ったのは、鳩山以降(とりわけ尖閣での例の騒ぎ以降)のことだからな。

 たぶんロシアに関しては、前原なんかよりも、よっぽど森さんの方が交渉能力があるだろうね、現時点においても。

 いつまで「自民のせいで……」と言い続けるつもりなんだろうか。言い続けたまま下野して、言い続けたまま解党しそうな気も。もう党の綱領は「すべて自民のせいにする」の1文だけにすればいいじゃん。



政界混乱 (2011 2/26 2:00)

 民主党のバカさ加減がイヤと言うほど露呈されている昨今。先の衆院選で民主に投票した人たちとしては、「民主に投票した自分がバカだった」と反省するのがあるべき姿なのか、一度投票したからには最後まで応援し続けるのがあるべき姿なのか。前者の方が理性的であるように思うが、よく考えれば「そんなもん投票する前に気付いとけバカ」という話だし、後者の方が(本来の意味での)確信犯であり、そこまで思いこめればある意味天晴れというか。

 確信犯なのか分かってないだけなのかはさておき、名古屋で河村が大勝したのを見ると、目新しい物に流れる傾向は変化無いように思う。いま仮に総選挙になって民主が負けたとしても、しばらくしたらメディアが自民を猛烈に叩き、また「民主の悪夢」など無かったかのように左巻きの非現実的妄想政権が誕生するような。

 「減税日本」や「大阪維新の会」に、「日本維新連合」と、もはや百鬼夜行の状態。今のところ、小沢絡みと見透かされている「日本維新連合」や二番煎じでしかない「東京維新の会」(だったっけ?)は支持を得られていないようだ。ただ、「既成政党への不信感」というのは確かに存在しているように思うし、それを利用して生き残ろうとする原口だの小沢の腰巾着どもの思考回路は理解できなくもない。私は「自民党には政権担当能力がある」と思っているのだが、世論調査の数字などを見る限り、多くの人は「自民も民主もダメ」と思っているようだ。犬養毅が暗殺された頃も同じような雰囲気だったんだろうか……と2月26日に考えたりした。


ワールドワイドなゴミ (2011 2/26 2:00)

NZ地震、日本人記者2人拘束か 外出禁止令の中、病院へ(2/24共同)
 【クライストチャーチ共同】ニュージーランド南島クライストチャーチ市で起きた大規模地震の被災者取材のため、同市内の病院に入り込もうとした日本人記者2人が地元警察に拘束された。ニュージーランドのメディアが24日報じた。
 報道によると、2人の記者は23日から24日にかけての夜、被災者にインタビューしようと病院に「侵入」を試みたが、病院側の通報を受けて警察が2人を拘束した。
 地震被害が甚大な同市中心部には夜間外出禁止令が出されており、警察は、許可なく対象域内に立ち入れば逮捕するとメディア側に警告していたという。記者の所属や名前は報じていない。


 せめてクズな言動は国内にとどめてくれ。恥を世界中に晒すな。
 で、どこの連中よ?



維新連合 (2011 2/24 24:00)

「維新連合」準備会合に出席した国会議員一覧(2/24読売)
 23日の「日本維新連合」準備会合に出席した国会議員は以下の通り。(事務局調べ。数字は当選回数。敬称略)

 【民主党】原口一博〈5〉、山岡賢次〈5〉、川内博史〈5〉、牧義夫〈4〉、松野頼久〈4〉、奥村展三〈3〉、小宮山泰子〈3〉、中塚一宏〈3〉、中津川博郷〈3〉、松木謙公〈3〉、逢坂誠二〈2〉、大串博志〈2〉、太田和美〈2〉、中野譲〈2〉、福田昭夫〈2〉、松崎哲久〈2〉、横山北斗〈2〉
 石原洋三郎〈1〉、石森久嗣〈1〉、石山敬貴〈1〉、今井雅人〈1〉、岡本英子〈1〉、奥野総一郎〈1〉、勝又恒一郎〈1〉、加藤学〈1〉、金子健一〈1〉、木内孝胤〈1〉、京野公子〈1〉、熊谷貞俊〈1〉、斎藤恭紀〈1〉、佐藤夕子〈1〉、杉本和巳〈1〉、菅川洋〈1〉、空本誠喜〈1〉、高野守〈1〉、高橋昭一〈1〉、高橋英行〈1〉、高邑勉〈1〉、橘秀徳〈1〉、玉城デニー〈1〉、中後淳〈1〉、野田国義〈1〉、萩原仁〈1〉、橋本勉〈1〉、畑浩治〈1〉、平山泰朗〈1〉、三宅雪子〈1〉、山岡達丸〈1〉、山崎摩耶〈1〉、和嶋未希〈1〉、渡辺義彦〈1〉=衆院
 広野允士〈2〉、小見山幸治〈1〉、外山斎〈1〉、藤田幸久〈1〉、安井美沙子〈1〉=参院
 【新党大地】浅野貴博〈1〉=衆院
 【無所属】中島正純〈1〉=衆院


 「掃き溜め」以外に何の感想が言えよう。橋下の「大阪維新の会」の人気に便乗しようとするゴミどもの集まり。ま、ゴミの分別が楽になって分かりやすいからいいか。



責任ある行動 (2011 2/23 23:00)

首相、年度内成立こだわらず 予算関連で示唆、党首討論(2/23共同)
 菅直人首相は23日の党首討論で、今国会最大の焦点である2011年度予算関連法案について、「ねじれ国会」の状況を踏まえ年度内成立には必ずしもこだわらない考えを示唆した。その上で「今予算を執行できなくなると、回復しつつある景気に水を差すことになる」と早期成立に向けた野党の協力を求めた。
 小沢一郎民主党元代表の党員資格停止決定については「党としてのけじめはできた」との認識を強調した。
 首相は「景気回復、国民生活のため一番重要なことは予算を成立、執行させることだ。年度内成立が望ましいのは言うまでもない」と指摘。谷垣禎一自民党総裁に対し「国民や歴史に責任のある行動をしてほしい」とも訴えた。
 悪化した日ロ関係に関し、首相は「粘り強く取り組んでいきたい」と述べた。


 「国民や歴史に責任のある行動」を取るとするならば、無能政権の崩壊と無能政党の駆除を目指すほかあるまいて。「予算を通すのは与党の責任、行き詰まりを野党のせいにするな、そもそもまともな案もないのに何でそんなに居丈高なのか」と公明の山口代表に叱られて涙目になってる総理など、とっとと消え去るべし。

 で、民主に比べれば、自民はきちんと責任ある行動をとってるよ。

自民、予算組み替え案まとめる 子ども手当やめ公共事業増額へ(2/23産経)
 自民党の石破茂政調会長は23日の記者会見で、政府の平成23年度予算案の対案となる組み替え動議の概要を発表した。子ども手当にど民主党のマニフェスト(政権公約)にかかわる施策を撤回し約5兆円の財源を捻出(ねんしゅつ)。国債発行額を減らすとともに、約2兆円を公共事業に充てることが柱。24日の「シャドーキャビネット」(影の内閣)で正式決定する。
 衆院予算委員会の審議状況を踏まえ、近く動議を国会に提出する。政府・与党にとってマニフェスト撤回につながる組み替え案を「丸飲み」させることで、衆院解散・総選挙に追い込む考えだ。
 組み替え案では、子ども手当や農家への戸別所得補償などマニフェスト施策を中止するほか、公務員人件費削減を盛り込んだ。新たな財源は公共事業をはじめ、児童手当や中小企業対策費の拡充に充てる。


 「公共事業」という言葉に脊髄反射する向きが出そうだし、メディアも「公共事業」という語の持つマイナスイメージを増幅して、自民党を貶めた報道をしそうだが、この自民党案は福祉政策に無駄金をばらまく民主党の政策とは比較にならないほどまとも。
 直接無職の人間に財政支援をおこなうよりも、公共事業で雇用をいくらかでも生み出す方が、はるかにマシ。生活保護費は対象が消費して終わりだが、公共事業の場合は、資産が後世に残る。子供手当などバラまくくらいなら、保育園を公共事業で建設した方が、よっぽど子育て世代の応援になる。また、労働者は社会の役にたつという意識も得られる。投資した金額に対し、巧くやれば何倍もの効果を得ることができる。

 もちろん、この期に及んで無駄な道路だの橋だのを造るとなると、支持はできない(まぁ道路でも東京の外環道を造るのは必要だと思うけど)。とりあえず、都市部の保育園、海底資源の掘削、学校の耐震補強、自転車専用レーン……この辺りはやってもらいたい。


うそつき (2011 2/23 23:00)

首富山市長が政府批判「家族を失望させた」 専用機同乗が一転、不可で(2/23産経)
 ニュージーランド地震で現地に向かう政府専用機をめぐり、富山市の森雅志市長は23日、同市の富山外国語専門学校の関係者を同乗させられないと、政府側が連絡してきたことを明らかにした。
 前原誠司外相は22日夜、現地に派遣する国際緊急援助隊が乗る政府専用機で、被災した生徒の家族らを同乗させる考えを示していた。
 森市長は23日の市幹部を集めた会議で「やっぱり無理と言われた。希望を募っておきながら、いかがなものか」と政府側の対応に苦言を呈した。
 市によると、外務省は22日夜、学校側に同乗をいったん提案したが、搭乗者数の制限などから不可能と伝えてきたという。森市長は「家族はかえって失望してしまう。(政府は)確度の高い情報を出す必要がある」と批判した。


 確たる裏付けもなく発言して、周囲に迷惑を振りまく性癖は、永田メール事件から全く変わっていないようで。


五菱 (2011 2/23 23:00)

 「車が爆発」なんて中国では珍しくも何ともないんだが…

トンネル内で炎上・爆発…五菱汽車製のワゴン車=南京(2/23サーチナ)
 江蘇省南京市の西安門トンネル内で21日午後3時ごろ、走行していた五菱汽車製のワゴン車が燃え出した。ワゴン車は4、5回にわたり爆発を繰り返しながら全焼した。龍虎網などが報じた。
 運転手によると、こげるような臭いがしたので、「妙だな」と思っていると、車体の下から炎が噴き出した。停車して飛び降り、危険だと思い手を振って、後続車を止めたという。
 トンネル内は行く手をはばまれた自動車と後続車で大渋滞した。火の勢いは激しく、爆発も繰り返したため、危険を感じたドライバーらが車から降り、先を争って逃げ出したという。消防がかけつけ火を消し止めたが、ワゴン車は黒焦げになった車体の枠だけの状態になった。
 ワゴン車が燃え出した原因は、分かっていない。(編集担当:如月隼人)


 五菱の文字に思わず「何だそりゃ」と呟いてしまった。イツビシか……やるな、支那のパクリ精神。ホームページに行ってみたら、フェラーリのエンブレムをパクったとしか思えぬ車が……。ちなみに、四菱電機というのも存在するらしい。



どっちもおかしい (2011 2/23 1:00)

市民に失礼だ=与謝野氏批判に反論=河村名古屋市長(2/22時事)
 名古屋市の河村たかし市長は22日、与謝野馨経済財政担当相が市長の減税政策を批判したことに「厳しく抗議したい。名古屋市は減税を行うため行政の高コスト構造を改めている。市民に失礼だ」と反論した。市内で記者団の質問に答えた。
 与謝野氏は同日の閣議後会見で「減税日本などと言ってはしゃいでいるより(税金を)市の地方債残高を減らすことに使うべきだった」と発言した。市長はまた、与謝野氏が市議の報酬半減を「(節減できるのは)たかだか6億円」と述べたことにも「6億円でどれだけの待機児童が解消できるか」と不快感を示した。


 「たかだか6億円」という与謝野の感覚も問題だが、市民税減税で250億円の穴を生み出そうとしながら「6億円でどれだけの待機児童が解消できるか」とのたまう河村の感覚がかなりズレているのは確か。そう言うならば「減税しなければその250億円でどれだけの待機児童が救えるか」ということになる。
 菅vs小沢もそうだが、「どっちもどっち」という構図が我が国の政界には多すぎる。


デモもできない国 (2011 2/23 1:00)

 デモや反政府運動に揺れる中東情勢についてニュースで見聞きするたび、国民にデモを起こす余裕すら存在しない北朝鮮という国家の存在に、改めて戦慄を覚えざるを得ない。



竹島 (2011 2/22 1:00)

 本日2月22日は竹島の日であります。

島根県 : Web竹島問題研究所 かえれ島と海
竹島 (島根県) - Wikipedia 
外務省: 竹島問題
MOFA: The Issue of Takeshima

さくら日和 勝手に立ち上げ竹島プロジェクト2011

 会話のどこかで、竹島に触れて欲しいと思います。ほぼ全ての日本人が「竹島は日本の領土だ」と認識する、そして政治家を突き上げる。事態が少しでも好転するために、できることを地道にやっていきましょう。私は、授業で竹島について話すとしますか。


学歴 (2011 2/22 1:00)

 「学歴偏重」が問題視されていたのは10年以上前のことで、最近はあまり騒がれていないように感じる。しかし、実際には今こそかつて無いほどに学歴が重視される状況にあるように思う。といっても、「大卒」であることに意味はなくなっている。大学の数が増えすぎて、「大卒」など掃いて捨てるほど存在するからだ。

 いや、これまでも当然「何大学卒か」は重要ポイントだったろうが、私立大の一般選抜による入学者が、有名私大でも学生の半分ほど、酷いところだと全学生というところもあったりで、「○○大卒」という肩書きすら信用できなくなってきている。
 推薦入試の場合、MARCHや関関同立だと、偏差値5〜10くらいのマイナスはひっくり返せてしまう。AO入試だと、高校卒業すら危ういようなバカ学生が紛れ込んだりする。どの大学を出たかと同時に、まともな入試制度で入学したのか、まともな入試制度しかないような大学を卒業したかが問われている状況。不況による採用減と相俟ってMARCH程度ではアドバンテージにならない。

 「なんとかどこかの大学に滑り込めれば」という時代も過去にはあったが、今は大学に滑り込むこと自体はさほど難しくない。ただし、滑り込んだところで、何の益も得られない場合もある。

 この辺り、よく高校生に話すことなのだが、改めてその思いを強くしたのは、最近ちょいと話題になっているこれ。日本橋学館大学という大学のシラバス。一部を抜粋してみると…

http://www.nihonbashi.ac.jp/life/pdf/s2010/s01-10.pdf
基礎力リテラシーAT―英語を好きになる―
第 1 回 授業の進め方について
第 2 回 アルファベットの書き方
第 3 回 アルファベットの読み方・小テスト
第 4 回 辞書の構成
第 5 回 辞書の使い方

 この後、be動詞の疑問文とか否定文とかへ進んでいきます。

 他にも、
基礎力リテラシーBT <初級>
第 1 回 自己紹介 授業の進め方の説明
第 2 回 物の形、状態、場所を説明する
第 3 回 物の形状を説明する文を書く 例;私が住んでいた家
(中略)
◇使用教材◇ 『にほんご作文の方法』 第三書房 他にプリントなど


 使用教材の『にほんご作文の方法』、これ外国人向けの教材のようだ。

 自分の大学に入ってくる学生の質をきっちり認識し、できる限り対処しようという姿勢は評価できなくもないが、やはり「そんなヤツを大学に入れるなよ」というツッコミをまず入れるべきだろう。

 たぶんこの大学の学生は、よっぽど大学で有意義な研究に打ち込み成果を上げない限り、資格を取った専門学校生に就職戦線で後塵を拝することになるのだろう。もっと根本的な問いを発するとすれば、中学レベルの英文法を復習せねばならない人間に、高等教育など可能なのだろうかと思わざるを得ない。

 思い切って私立大学の数は減らすべきだろう。私立大卒の肩書きは、一昔前の高卒の肩書きに等しくなりつつある。



真理を騙る鳩 (2011 2/21 0:00)

 まわりに「もう喋るな」と諫める者はいないのか?つーか、真面目に受け取る方が馬鹿を見るんだけどさ。

鳩山氏「真理に導く手段の意」 方便発言で(2/20共同)
 民主党の鳩山由紀夫前首相は20日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の県外移設断念の理由に米海兵隊の抑止力を挙げたのは「方便だった」と発言したことについて「方便とは真理に導くための手段のことだ。真理とは、すなわち(名護市)辺野古への移設で、そこに導くための手段として『抑止力』と言った」と釈明した。北海道伊達市内での後援会会合で語った。
 県外移設断念の経緯をめぐっては「普天間の海兵隊ヘリ部隊の役割は決して敵を襲うものでなく、(当初は)それを抑止力と言い切るのは無理があると思った。しかし地上部隊とヘリ部隊は密接で離せないとの米側の理屈、さらに空軍、海軍、海兵隊パッケージ全体が抑止力だとの言われ方をすると、なるほどと(考えた)」とした。
 さらに「私の考え方は正しいと思っているが、正しくないなら、いろいろお聞かせ願いたい」とも述べた。


 ちょいと前には『方便じゃないですか』と聞かれたから『そう言われたらそうかもしれない』と答えたと言い訳してたような……で、この言い訳すらも、意味不明なんだよな。海兵隊が沖縄に存在することは抑止力に繋がるかも知れないが、「辺野古への移設」と抑止力は直接関係ないだろうに。そもそも、「辺野古への移設が真理」だったら、初めから県外移設だの国外移設だの口に出すなよ。
 早く政治的に殺処分すべきだろ(別に本当に殺処分でもいいけど)、かなり悪性のウイルスをまき散らしてるんだからさ。



解散 (2011 2/20 0:00)

 最近、解散を匂わせる発言で浮き足立つ党内を抑え込もうと必死の菅チョクトだが……野党を牽制するのに解散権を利用することはあるかもしれないが、身内への牽制に解散権を利用する総理は初めて見た気がする。角福戦争とか三木下ろしの時にどうだったかは(生まれて間もない頃だったんで)知らないのだが…。

 どう考えても菅は詰んでるんだが、菅本人は本気で「解散して勝利を得られる」と考えているという話も耳にする。身の程知らずにも、小泉の郵政解散のような形を夢想しているということのようで。まぁ、小沢や取り巻きを根こそぎ斬って、鳩山も処罰すれば、過半数くらいは見込めるかも知れないが。


支離滅裂 (2011 2/20 0:00)

原口氏が民主幹部の退陣論に「菅さん気の毒」(2/19産経)
 原口一博前総務相は19日午前、菅直人首相を支持してきた民主党有力幹部が首相退陣と引き換えに平成23年度予算関連法案の成立を図ろうとした動きが判明したことに対し、「首相を一生懸命に支えてきた側から退陣論が出ているのはとんでもない話だ。菅さんが気の毒だ」と批判した。都内で記者団に答えた。
 首相が18日夜、予算と引き換えにした退陣論を「古い政治に戻る気はさらさらない」と批判したことについても、原口氏は「それは首相がおっしゃる通りだ」と理解を示した。
 原口氏は近く発売される月刊誌のインタビューで菅首相の政権運営を批判し、民主党の分党論にも言及している。


 「自分はハナから菅政権を支えるつもりがなかったから、退陣論を口にしても無問題」ということ?つか、お前菅政権の大臣だっただろ?ちょっと言ってることがよく分からない。



内ゲバ炸裂中 (2011 2/19 0:00)

鳩山氏ら、「政権運営は限界」で一致(2/18TBS)
 小沢元代表に近い16人の衆院議員が17日、会派からの離脱を表明した民主党ですが、鳩山前総理は17日夜、大畠国土交通大臣や海江田経済産業大臣らグループの幹部らと会談し、「菅総理による政権運営は限界に来ている」との認識で一致しました。
 会談で鳩山前総理は、「今の党は私が作った民主党ではない。菅総理がめちゃくちゃにしてしまった」と、菅総理による党運営を厳しく批判しました。
 出席者からは、「菅総理はもうダメだ。予算関連法案の成立と引き換えに、菅内閣が総辞職するしかないのではないか」といった悲観的な見方が相次いだということです。
 一方で、「今選挙をやったら全部吹っ飛んでしまう。なんとか耐え抜いて民主党を再建しなければならない」と、衆議院の解散は避けるべきとの認識で一致したということです。


 菅にわずかながら同情する余地があるとすれば、「鳩山の後に首相になった」ことだろう。マニフェスト見直しも普天間移設問題も、さらにはロシアや中国との難しい外交も、もとを正せばハトの友愛夢想政治の後始末。しかもハト本人は全く責任を感じていないどころか、すべては現政権が悪いと考えているから始末に負えぬ。私が菅だったら、思いあまって鳩を刺しているかも知れない。

 まぁ、同情といっても、あくまで「わずかながら」なんだが。とっとと厳格な処分を以て小沢問題を片付けておけばよかったのだ。何の処断も下せぬままグダグダと時間を過ごしたから、小沢派に策を弄する時間を与えてしまった。16人の新会派騒ぎも、半分は菅の自業自得。

 しっかし、16人の行動を「義挙」とか言う自称文芸評論家には笑わせてもらった。「国民の生活を無視して権力争いにかまけるバカ」の下僕の行動を、義挙などと持ち上げられる精神や知性は、私の理解の範囲外。
 小沢は「国民の生活が第一」と言っている?本当にそう考えているなら、野党に攻撃の口実を与えてしまっている現状を憂えて、離党なり議員辞職なりのけじめを付けているはずだ。「自分が潔白かどうか」は措いて、まず政権運営がスムーズに行くように自らは一旦身を退くのが、「国民の生活が第一」と考える者の行動だ。田中角栄もそうしたんだが、小沢は角栄のまともな部分は何一つ継承しなかったらしい。


 党内分裂を経て民主党が立ち直るには、やはり大平政権時の自民党を参考にするしかあるまい。菅さんが解散総選挙に打って出ると同時になぜか急病に倒れ……小沢とかが絡むと、本当にそういう策を弄びそうで怖いな。

 とりあえず、自民党は早く不信任案を出すべきだな。可決すれば内閣総辞職か解散で願ったりかなったりだし、否決されれば「菅下ろし」の大義名分が無くなって、これまた民主党を追い込める。


 おまけ。
 ここまでブーメランが炸裂すれば、もはや称賛するしかない。

かつて菅首相も… 小沢氏が拒否(2/18産経)
 民主党執行部は所属議員が党籍を残したまま、新たに院内会派を結成することを認めていないが、実は菅直人首相自身が過去にこのような行動をとったことがある。
 院内会派のほとんどは政党単位または政党を中心に結成されるが、同一政党に所属する議員だけで構成する必要はない。
 首相は非自民連立の細川護煕(もりひろ)内閣の発足に先立つ平成5年7月、社民連(4人)所属の他の3人がそれまで通り社会党と統一会派を組んだのとは別に、党籍を残しながら1人だけ、さきがけ日本新党の会派に加わった。新党さきがけへの参加含みの「協議離婚」だった。
 議会運営の規範となる衆院先例集は「議員の会派所属届は、会派の代表者から届け出る。所属の異動があったときも同様」としている。小沢一郎元代表は旧新進党党首時代、先例集を根拠に、自民党入りを視野に離党を希望した衆院議員の会派離脱を認めなかった。
 院内会派は国会活動上の基礎単位で、2人以上の議員によって構成される。



無関係 (2011 2/19 0:00)

 与党の内ゲバが、日経平均株価にほとんど影響を与えていないというのが、非常にアレですな。



小者の反抗 (2011 2/18 0:00)

 「小者ばかりでつまらんのぅ」というのが正直な感想。

民主、分裂含み…小沢系16人予算関連造反も(2/17読売)
 民主党の小沢一郎元代表に近い同党の比例選出衆院議員16人が17日、岡田幹事長宛てに、衆院の同党会派からの離脱願を提出したことで、同党は分裂含みの緊迫した情勢に入った。
 菅首相や岡田幹事長ら党執行部は離脱を認めずに引き締めを図る方針だが、16人が2011年度予算関連法案に造反すれば、参院で否決された後に衆院で再可決するのに必要な3分の2の議席確保が絶望的になる。元代表に近い議員から同調者が続く可能性もあり、首相がさらに厳しい政権運営を強いられるのは必至だ。
 16人は「民主党政権交代に責任を持つ会」という名称の新会派の結成を衆院に届け出たが、同会会長の渡辺浩一郎衆院議員は17日の記者会見で、「菅政権に正当性はない」と退陣を求めた。


小沢氏系メンバー衆院議員16人の名簿 全員が比例選出(2/17産経)
 民主党会派からの離脱を届け出た衆院議員は、次の16人。(敬称略)
               ◇
 渡辺浩一郎(比例東京)、大山昌宏(比例東海)、小林正枝(比例東海)、菊池長右ェ門(比例東北)、三輪信昭(比例東海)、石井章(比例北関東)、豊田潤多郎(比例近畿)、石田三示(比例南関東)、水野智彦(比例南関東)、相原史乃(比例南関東)、渡辺義彦(比例近畿)、高松和夫(比例東北)、熊谷貞俊(比例近畿)、川島智太郎(比例東京)、笠原多見子(比例東海)、川口浩(比例北関東)


 菅政権にも期待してないし、民主党の他の面子にも期待していないので、かなりどうでもいい話ではあるが……願いはただ一つ、この動きが衆議院の解散に繋がることのみ。まぁ、派手に分裂・喧嘩をやらかして、ワイドショーネタを提供してくれても乙だが。

 こいつらが信念を賭けて行動するようなヤツらだったら、私もそれなりに敬意を表そうと思うのだが、「新会派は作るけど、党は出ませんよ」という「どうしようもなくセコい」辺りが民主党らしい。

岡田氏「規約上、離脱できない。考え直してほしい」(2/17産経)
 民主党の岡田克也幹事長は17日午前、小沢一郎元代表に近い若手衆院議員16人から会派離脱願が提出されたことについて、「規約上、党所属である限り(会派から)離脱できない。考え直してほしい」と述べ、離脱願を受理せず説得にあたる考えを示した。国会内で記者団に語った。

 これは岡田の言葉に理がある。新会派を作るなら党を出て行くのが筋だろう。
 さらに言えば、マニフェストを実行しようとするための財源が出てこないのが現実であり、この期に及んで「マニフェストを実行すべし」というのは、財源を無視した無責任な言説である。「次の選挙に勝つためには、バラマキを実行せねばならない」と言っているだけだ。そこには、国家観などありゃしない。


 さて、小者ばかりなので、当然裏に誰かいると考えるのが自然だが…

小沢氏「私も知らなかった」と、関与を否定(2/17読売)
 民主党の小沢一郎元代表に近い同党の比例選出衆院議員16人が17日、岡田幹事長宛てに、衆院の同党会派からの離脱願を提出したことで、同党は事実上の分裂状態に陥った。
 小沢元代表は17日、鳩山前首相に電話で「私も(16人の動きを)知らなかった」と語り、関与を否定した。
 だが、元代表は党員資格停止処分を突きつけられているだけに、「菅首相に見切りを付け、局面打開のため、内閣不信任決議案可決による内閣総辞職か、衆院解散・総選挙に追い込もうとしている」との観測が広まっている。


 誰が信用するか。
 とりあえず斥候を派遣して様子を見ていると言ったところか。小者ばかりで、次の選挙で落選するのがほぼ確実なヤツらばかり、小沢としても「斥候が返り討ち」になったところで、痛くも痒くも無かろう。

 小沢がしらを切る一方、俄然元気になってる菊人形。

「菅政権は打倒せねば…」原口氏、民主分党提唱(2/17読売)
 民主党の小沢一郎元代表に近い同党の比例選出衆院議員16人が17日、岡田幹事長宛てに、衆院の同党会派からの離脱願を提出したことで、同党は事実上の分裂状態に陥った。
 これに関連し、元代表に近い原口一博前総務相は月刊誌のインタビューで、「政権交代の原点に回帰しようとするグループ」を「民主党A」、首相を支える勢力を「民主党B」と分けた上で「『民主党A』の力を糾合したい。我々と志を同じくするものは(他党を含めて)力を合わせていく」と訴え、「分党」を提唱した。
 河村たかし名古屋市長や橋下徹大阪府知事らとの連携にも意欲を示した。インタビュー記事は「菅政権は打倒せねばならない」との題で近く掲載される。


 とりあえず、しょうもない争いには興味ないんで、党の崩壊や解散というビッグイベントをとっとと巻き起こしてくださいな。


 一応、新会派の結成宣言はこちら。

新会派結成宣言(2/17時事)
 民主党の渡辺浩一郎氏らが17日に発表した「新会派結成宣言」は次の通り。
 「今の菅政権は国民との約束を果たす本来の民主党政権ではない」。今、民主党議員の多くが強くそう感じている。「国民の生活が第一」の政治理念は、おととしの衆院選での民主党と国民との最大の約束だった。しかし今の菅政権ではどんな事態が進行しているだろうか。
 衆院選では、予算の無駄を徹底的に削り、新たな政策の財源に充てるとしたマニフェスト(政権公約)を掲げ、政権交代を実現した。しかし、「予算の総組み替えなどを行う」と主張していたのに、ほぼ手つかずの一方で、先週、菅直人首相は「衆院の任期中、上げない」としていた消費税については「来年度末までに法的な対応をしなければいけない」と発言し、増税への意欲をあらわにした。
 菅政権は国民との約束、マニフェストを捨てたのである。
 また、政治家主導で日本を立て直すはずが、目玉とされた国家戦略局の設置法案は実現せず、公務員制度改革もほごにされている。官僚に頼りっ放しだが、尖閣問題や北方領土問題など最も政治主導であるべき案件で失敗すると官僚のせいにする。
 菅政権は政治主導の御旗も捨てたのである。
 菅政権は民主党の理念、そして「国民の生活が第一」という国民の皆さまへの約束をも捨て去ったのである。
 菅政権が本来の民主党の政策を捨て、本来の民主党の政治主導を捨て、本来の民主党の国民への約束を捨て去って省みないならば、それは国民が願いを懸けた本来の民主党そのものを捨て去ることになる。
 そして、このことは本来の民主党への支持の上に比例代表で当選したわれわれの存在意義すらも打ち消すことになる。
 われわれは民主党と国民との約束の上に存在する比例代表の議員だからこそ、本来の民主党の姿とはかけ離れた今の菅政権には、もう黙ってはいられない。みすみす旧来からのしがらみにはまり込み、無原則に政策の修正を繰り返す菅政権に正統性はない。われわれは今こそ「国民の生活が第一」の政策を発信し、国民の信頼を取り戻していかなければならない。
 しかし、われわれは民主党に対する信頼が地に落ちた今となっても民主党を捨てるつもりはない。歯を食いしばっても国民との約束であるマニフェストの実現に取り組むわれわれこそが、本来の、そして真の民主党であるからだ。
 したがって、われわれは、国民との約束を果たす議員集団であることを改めて国民の皆さまに行動で示すために、衆院での民主党・無所属クラブとは分かれ、新たに院内会派を設立する。そして同志一同が結束して、「国民の生活が第一」の政策を実行す(る)べく、今後、行動を展開していくこととする。





無駄 (2011 2/17 0:00)

29都道府県で私立高値上げ 15県下がり、3県増減なし(2/15共同)
 平成22年度の私立高の授業料と施設設備費を合わせた納付金(入学料除く)の平均額が29都道府県で値上がりしたことが15日、文部科学省のまとめで分かった。逆に15県では下がり、富山、高知、沖縄の3県は増減がなかった。政府が同日閣議決定した答弁書で明らかにした。
 文科省によると、全国平均は21年度より1951円上がったが、値上げ幅は21年度の3852円より縮小した。文科省は「22年度から始まった高校無償化の影響があるかどうかは分からない」としている。
 納付金の全国平均は54万5724円。授業料が1万7504円上がり、施設設備費が1万5553円下がった。値上げ幅が最も大きいのは宮城の4万2857円。次いで山梨3万4164円、大阪1万7125円、兵庫1万4438円と続いた。
 自民党の上野通子参院議員の質問主意書に答えた。


 便乗値上げする私立高校もクソだが、こういった不道徳への対応策をまともに考えていなかった民主党もクソ。けっきょく私学が税金で私腹を肥やして終わり。補償分だけ米価を引き下げられてしまった、米の所得補償と同様、穴だらけのゴミ施策。


爆発日和 (2011 2/17 0:00)

 今日は爆発ラッシュ。

屎尿だめ爆発、3人負傷…清掃怠りメタン高濃度に=中国(2/16サーチナ)

北京市内のうどん屋が爆発・2人負傷…車に突き刺さるガラス片(2/16サーチナ)

ガラス製洗面台、湯を張ったら爆発…購入後19日=中国(2/16サーチナ)

通電15分で爆発、通販で販売数トップのPC用電源=中国(2/16サーチナ)

 不謹慎ながら、「次は何が爆発するんだろう」と楽しみにしてしまっている自分がいる。


アレ (2011 2/17 0:00)

ダライ・ラマのおい事故死 チベット問題喚起イベントで(2/15共同)
 【ニューデリー共同】AP通信によると、チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世のおい、ジグメ・ノルブ氏(45)が米フロリダ州で14日、車にはねられ死亡した。同州交通当局者が明らかにした。
 ノルブ氏は、チベット問題を喚起するためのバレンタインデーのイベントに参加し、高速道路沿いを行進している最中だった。
 米国在住のノルブ氏は、これまでも中国政府に対し「高度の自治」を求めるチベット人の闘争を人々に広く知ってもらうためのイベントに参加していた。


 まぁ証拠もないのにアレがアレしたと言うつもりはないけど、でもアレの普段の言動を考えると、やっぱりアレがアレしたと思えてきちゃうんだよな。



 (2011 2/16 0:00)

 盆と年末年始以外に酒を飲むことのなかった拙者が、最近、毎晩焼酎を飲んでいる。そば焼酎、飲みやすくて美味いわ。酒がストレス発散になるということの意味を、齢三十五にしてようやく理解できている。


決して自分の非は認めない (2011 2/16 0:00)

「方便」発言、真意伝わらず=鳩山前首相が釈明(2/15時事)
 民主党の鳩山由紀夫前首相は15日夜、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設をめぐり、県外移設断念の理由として在日米軍の抑止力を挙げたことを「方便だった」と述べたことについて、「(地元紙などのインタビューで)真意が必ずしも伝わっていない」と釈明した。都内で記者団の質問に答えた。
 鳩山氏の発言要旨は次の通り。
 真意が必ずしも伝わっていない。私は、この抑止力に関して、普天間にいるヘリ部隊、海兵隊そのものの役割を考えれば、それ自体は必ずしも抑止力と言い切れるものではないと(考える)。(在日米軍の抑止力は)トータルとして、全てパッケージになっているから切り離せない。ワンパッケージになって、全体として米軍の活動がある。全体が抑止力という意味で私は言った。
 一部の普天間だけを考えたとき、必ずしも抑止力と言い切れるかどうか自信がないということを言った。(インタビューで質問者から)「それは方便として」と言われたから、「そういうふうに言われたら、そういう部分があったかもしれない」と言った。
 (衆院予算委員会では野党が参考人招致を求めているとの問いに対し)それは理事会で協議してください。私が言うことではない。


 バカな発言をして問題になるたびに、こいつは「真意が伝わっていない」と逃げる。自分の発言がどういう意味を持つのか、まともに考えていない証拠。仮に真意が正しく伝わっていないだけだとしても、まともに自身の意志を伝えられないバカは喋るな、という話で。とにかくこいつに必要なのは、殺処分。


祈・小沢新党 (2011 2/16 0:00)

 小沢信者が「小沢新党だ!」と息巻いているのが、愉快でしょうがない。取り巻きにおだてられた小沢が本当に新党を結成してしまうことを、心から望んでいる。

 「小沢絡み」と見られることによる票数減を考えれば、小沢新党に乗っかったバカどもは、軒並み落選の憂き目に遭うだろう。小沢新党がゴキブリホイホイのようにバカを吸い寄せ、そのゴミどもが落選しまくる姿を想像するだけで、笑みがこぼれてしまう。

 小沢さん、はやく民主を割って新党を作ってくれ。国民新党と合流して、ともに海の藻屑となってもヨロシ。



壊し屋 (2011 2/15 0:00)

 小沢には最後の仕事として、民主党を割って出て、民主党政権をぶっ壊すという任務をお願いしたいところ。ついでに、小沢一派が選挙で全滅すればなおヨロシ。まぁ、小沢は落ちないだろうし、少数党となってもキャスティングボートを握るように策を巡らすだろうけど。


低レベル (2011 2/15 0:00)

菅首相 党首討論に「×詰問 ○真摯に」などのカンペを持参(2/14NEWSポストセブン)
 首相就任から8か月、菅政権で初めてとなる党首討論でのこと。自民党の谷垣総裁から「マニフェスト破綻内閣」「税制改革の前に解散しろ」と、矢のような口撃を受けた首相は、「議論もしないで解散しろというのは、国民の利益より党の利益を優先した提案ではないですか」と、“真摯な姿勢”で“お尋ね”した。
 さて、そんな首相の手元をご覧ください(写真)。どうやら「国民に見せたいイメージ」があったようです。
「国を考えてる民主vs党を考えてる自民」「大局を見つめる菅vs政局しか見ない谷垣」「真剣に議論を呼びかける菅vs拒む谷垣」――。
 なんともセコすぎる“菅ペ”。
 そんな“初党首討論マニュアル”には、「×詰問 ○真摯に」「×無難に乗り切る時間にしよう ○国民に示す時間にしよう」「×政策の比べあい ○リーダーの器の比べあい」なんて大変貴重な手ほどきまで書いてありました。
 子ども手当も沖縄問題も、なんにもマニフェストが実現されていない民主党政権に、もう国民はみな「感情(怒り・苛立ち)を表に」し始めておりますよ、総理!
撮影■太田真三http://www.news-postseven.com/picture/2011/02/toshutoron.jpg
※週刊ポスト2011年2月25日号


 メモの内容は以下の通り。2ちゃんからとってきた物を。
【菅ペの内容】
×アンサー・タイム
○クエスチョン・タイム!

×詰問・追及・攻撃 (手書 ×対決・ケンカ)
○真摯に議論したい姿勢でお尋ね

×感情(怒り・苛立ち)を表に
○感情(本当に進めようよ!)を表に

×無難に乗り切る時間にしよう
○国民に示す時間にしよう

×政策の比べあい
○リーダーの器の比べあい
(どちらが国を託すにふさわしいか)

国民に見せたいイメージ
★「大局を見つめる菅」 vs 「政局しか見ない谷垣」
★「真剣に議論を呼びかける菅」 vs 「拒む谷垣」
★「国を考えてる民主」 vs 「党を考えてる自民」
★「菅の質問に答えず、言いたい事を言(以下不明)


 結果は全て「カンペの正反対」というのが悲しいな、菅直人よ。

 こんな物も記憶できないで国政を切り回すなんて無理だし、ましてや海外で首脳と渡り合うなんて不可能だわな。「記憶できるけど敢えてカンペにしたんだ」と言うなら、視覚刺激がないと忍従の意識が保てないという幼稚さが証明されただけのこと。いずれにせよ、アホとしか言いようがない。

 これは「揚げ足取り」とか「些細な問題」ではない。「熟議の国会」と言いつつ野党党首を貶めることに血道を上げている態度、この程度のスローガンすら記憶できない低能ぶり、いずれも宰相の座にあるべきでない器の小ささを示している。



どんな罵倒の言葉も生ぬるい (2011 2/14 0:00)

 冗談ではなく、本気で殺処分すべきだと思う。

海兵隊の「抑止力」は後付け 鳩山氏、普天間の全容語る(2/13共同)
 鳩山由紀夫前首相は12日までに共同通信とのインタビューに応じ、首相在任中の課題だった米海兵隊普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設交渉の全容を初めて語った。
 昨年5月に県外移設断念の理由として挙げた在沖縄海兵隊の「抑止力」について、鳩山氏は「辺野古しか残らなくなった時に理屈付けしなければならず『抑止力』という言葉を使った。方便と言われれば方便だった」と弁明し、抑止力は「後付け」の説明だったことを明らかにした。
 また、米軍の一体運用さえ確保できれば県外移設は十分可能性があるとの認識を示すとともに、交渉過程で実務を担う外務、防衛両省の官僚が県内移設に固執し、その“抵抗”に苦悩していたことも明かした。
 前首相が抑止力は後付けの理屈としたことで、あらためて、日米共同声明で合意した沖縄県名護市の辺野古崎地区への移設の是非をめぐり論議を呼びそうだ。
 鳩山氏は2009年総選挙の際に移設先を「最低でも県外」と発言したことついて「大いなる期待感をもって申し上げた」と述べ、具体的な見通しがなく戦略性が欠如していたことを認めた。県外移設が実現せず「沖縄の皆さんに申し訳なかった」と謝罪した。


 テロ行為を認めちゃならんというのは分かっていても……こいつが暗殺された場合、「テロは断じて許せない」と言える自信が無いのが、正直なところ。

 「米軍の一体運用さえ確保できれば県外移設は十分可能性があるとの認識を示すとともに、交渉過程で実務を担う外務、防衛両省の官僚が県内移設に固執し、その“抵抗”に苦悩していたことも明かした。」と、官僚に責任転嫁。60年以上生きてきて、「自分で自分の言動に責任を取る」という当たり前のことを、したことがなかったのだろう。
 そもそも、実務担当者は、自身の意見を主張しているだけでなく、相手方(つまりアメリカ)の考えを鳩山に伝えている可能性もある。官僚が「現実」を忠告しているのに、全く理解できていなかっただけという可能性大である。
 現状認識ができないくせに「官僚が邪魔をした」という言い方をするのだから、そりゃ官僚はやる気を失うわな。

 同じように思いつきで動き、日本に多大な害を与えた近衛文麿は、最終的には自殺した(「責任を取って」という意味合いとは違うようだが)。さて、近衛以上に害毒をまき散らした鳩山は、どのような形で決着を付けてくれるのか。


雇用 (2011 2/14 0:00)

日本郵便、大量雇い止めへ 非正規数千人規模か(2/12朝日)
 日本郵政グループの郵便事業会社(JP日本郵便)は、約16万人にのぼる非正規社員の一部について、3月末に切れる契約を更新しない「雇い止め」を全店規模で実施する。昨年夏の宅配便「ゆうパック」統合などで巨額の赤字を抱えたためだ。
 近く対象者に通告を始めるが、打ち切りは「数千人規模になる可能性もある」(幹部)という。
 日本郵便は、全国の支店で配達や仕分け業務に必要な非正規社員の規模の見直しに着手。今月に入り、希望退職を募り始めた。今後は配置転換などに応じるか聞いたうえで、非正規社員の大半が3月末に契約期間を満了することから、2月下旬から打ち切りの通告を始める。全店規模で退職を募るなどして雇い止めをするのは初めてという。
 日本郵便は昨年7月、「ゆうパック」と日本通運の「ペリカン便」を統合、それに伴う経費がかさんだ。大規模な遅配も起きて10年9月中間決算は928億円の営業損失を計上。通期でも1050億円の営業損失を見込む。このままではゆうパックだけで毎年1千億円規模の赤字が出るといい、先月末にまとめた経営改善策で人件費の削減を掲げていた。12年度の新卒採用を見送ることも決めた。
 日本郵便は昨年12月、非正規社員約6500人を正社員に登用した。非正規社員全体の必要な人数は絞り込む一方で、正社員化は今後も続けるという。(岡林佐和)


 亀井の命令で正社員を増やしたために、非正規社員を減らさざるを得なくなった、という側面もあるんだよなぁ……。非正規社員を減らすべきか、少しでも雇用の数を増やすことを優先すべきか。



……ってアイツが言ってました! (2011 2/13 0:00)

 日曜なので、とりあえずメモ程度に。

首相の「暴挙」発言は国民の声…前原外相が説明(2/12読売)
 【モスクワ=穴井雄治】前原外相は11日の日露外相会談で、菅首相がロシアのメドベージェフ大統領の北方領土訪問を「許し難い暴挙」と批判したことについて、「国民の声を代表するものだ」と説明した。
 日本の国内世論の厳しさを伝えるとともに、日本政府の公式な見解ではないと釈明する狙いもあったとみられる。


 たしかに、ロシアの行動は暴挙であるし、それに対して我が国の国民の多くが怒っているのも事実だろう。しかし、自身の発言がどういう影響を持つのか計算すること、先々のことを計算した上で発言すること、そして自身の発言に対して自分で責任を取ること……政府の関係者に求められるこれら全ての要素が欠けていることについては、批判しておかねばなるまい。
 さらに、もし読売記者の指摘するように、「国民に責任転嫁」するような意図があったとすれば、「そんなヘタレだったらロシアに行くべきではなかった」と断ぜざるを得ない。「読売の妄想さ」と言いたいところだが、今までさんざん「初めは強気だったのに、すぐにヘタレる」という姿を見続けてきたので、読売の指摘を否定しきれないのが哀しいところ。

 もう一つ記事をメモ。

とんがった空気の日ロ外相会談 北方領土問題、進展なし(2/11朝日)
 【モスクワ=山尾有紀恵】モスクワを訪問中の前原誠司外相は11日午前(日本時間同日午後)、ロシア外務省でラブロフ外相と約1時間50分、会談した。ラブロフ氏は冒頭、メドベージェフ大統領の北方領土訪問を菅直人首相が「許し難い暴挙」と発言したことに不満を表明。領土問題で議論は平行線をたどった。
 ラブロフ氏は「今日の会談はより良好な雰囲気の中で行いたかったが、残念ながらそうではない。北方領土の日に受け入れがたい行為があったからだ」と述べた。7日の北方領土返還要求全国大会で菅首相が昨年11月の大統領の北方領土訪問を「許し難い暴挙」と非難したことなどに反発する発言だ。外相会談後の共同会見でも日本政府の姿勢について「平和条約問題の解決に役立たない」と述べた。
 一方でラブロフ氏は「平和条約問題についてロシアは議論を続ける用意がある」と指摘。領土問題は「前提なし、一方的な歴史的結びつけなしで進める必要がある」と歴史専門家による委員会設置を提案した。日本側の「旧ソ連の不法占拠だ」といった立場に反発した発言と見られる。
 一方、前原氏は共同会見で、北方領土について「両国の基本的考え方は平行線だった」と認め、「歴史的、国際法的に日本固有の領土であると申し上げた」とした。歴史専門家委の設置にも「有益なものか疑問だ」と否定的な考えを示した。ただ「静かな環境下で協議を継続していくことを確認した」とも述べた。日本外務省によると、前原氏は菅首相の「暴挙」発言について、「国民の声を代表するものだ」と説明した。
 また、ラブロフ氏が会見で「(北方領土への)中国、韓国の投資を待っている」と改めて呼びかけたのに対し、前原氏は「他国からの投資は我が国の基本的な立場と全く相いれない」と反発した。日ロの北方領土での経済協力については、「日本の法的立場を害さないのが前提だ」としたうえで、今後ハイレベルの実務者協議で議論するとした。




金太の大冒険 (2011 2/12 0:00)

 つボイノリオ先生の信者であるならば、避けて通るわけにはいかぬ。

金正日総書記に7歳の息子? 秘書の金玉氏と結婚説(2/11産経)
 【ソウル=黒田勝弘】近く満69歳の誕生日を迎える北朝鮮の金正日総書記に7歳になる息子がいるとの話が伝えられ話題になっている。母親はかねてから“愛人”といわれていた秘書の金玉(キム・オク)氏で、2年ほど前に正式結婚しているという。
 韓国の保守系野党、自由先進党の朴宣映議員(国会・外交通商統一委員会所属)が伝えたもので最近、中国を訪れた際に中国の高官筋から聞いたという。
 金総書記の夫人についてはその存在が公式に明らかにされたことは一度もないが、何人かの女性との間に3男3女をもうけたというのが定説になっている。
 その中で後継者の3男、金正恩・党中央軍事委副委員長(29)は2004年に死亡した高英姫夫人(日本生まれ)との間の子で、日本のメディアによく登場する長男の金正男氏(中国滞在)は02年、ロシアで亡くなった元女優の成恵琳氏との子だ。
 金玉・新夫人はこれまで金総書記の外遊にも秘書として付き添うなど、以前から外部世界でも存在が知られていた。現在40代半ばで、高夫人の死後、同居・結婚説が流れていた。
 今回の“説”が事実とすると、金総書記は60代になってから新たに子供をもうけたことになる。父の故金日成主席にも生前、何人かの隠し子説があった。死亡2年前の1992年には、70代後半にもうけた5歳の女の子の存在が、写真を含め確認されたことがある。
 金日成主席には後妻だったが金聖愛・元女性同盟委員長という正式夫人がいて、海外訪問をはじめ夫妻で公式の場に登場することはよくあったが、金総書記は夫人を公開したことはない。現在、世界で最高指導者の夫人の存在が明らかにされていない国はほぼ北朝鮮だけである。


 もはや記事の内容など目に入らぬ。月曜日の「聞けば」で話題になるだろうか。



全ての言動が国益を損なう (2011 2/11 0:00)

ロシア大統領、北方領土部隊を近代化へ 菅首相発言受け(2/9朝日)
 【モスクワ=副島英樹】ロシアのメドベージェフ大統領は9日、セルジュコフ国防相らに会い、北方領土の軍事力について「必要で十分、かつ現代的でなければならない。ロシアの一部として不可分の島々の安全を保障するためだ」と述べ、近代化を進める意向を示した。ノーボスチ通信が伝えた。
 大統領が会談したのは国防相とバサルギン地域発展相で、2人は北方領土を訪問したばかり。大統領は北方領土を「ロシアが主権を持つ領土だ」と強調した上で、「戦略的なプレゼンスを強化するため、あらゆる努力をする」と述べた。北方領土の国後島と択捉島には国防次官、国防相が相次ぎ訪問し、部隊の装備更新などに取り組む姿勢を見せていた。北方領土には2千〜3千人の部隊が駐留している。
 大統領はさらに、北方領土のインフラ整備などについても「協力を侮辱的だと考えない国々と協力する用意がある」と述べ、中国や韓国と協力関係を深める考えを明らかにした。菅直人首相が7日に大統領の北方領土訪問を「許し難い暴挙」と述べており、今回の発言には、11日からの前原誠司外相のロシア訪問を前に日本側を牽制(けんせい)する狙いがあったと見られる。


 菅が「許し難い暴挙」と述べたこと自体は問題ではない。むしろ、日本の立場を明確に主張するという意味では、評価すべきかも知れない。ただし、それに対してロシアが反発するのは当然のことであり、「その反発を受けてどう行動するか」という戦術を描けていないのに「暴挙だ」と口走ったのであれば、それは軽挙であると断じねばなるまい。そして、間違いなく、菅は戦略無しに強気の発言をしてしまったのだろう。

 「戦略の無いタカ派」は「無能な味方」の典型で、これほど邪魔な存在はない。しかも、菅は、中朝韓には融和的態度を示しており、タカなのかハトなのか分からない、ヌエとしか言いようのない存在。その場の思いつきで軽い言葉を発するか、そうでなければ官僚の作った答弁を棒読みするか、いずれにせよその発言はことごとく国益を毀損している。

 ちゃんと中韓への牽制は考えてるのかね?……と聞くだけ野暮か。


 そして、政府の人間でもない、首相在任時にまともに責任を果たしていない、ロシア訪問したら逆にロシアが強気になっちゃったような、そんなゴミ野郎はもう黙ってろ。

鳩山氏が前原氏に反論「意外だ」「政府と違うことは言ってない」(2/10産経)
 北方領土返還をめぐり、前原誠司外相が鳩山由紀夫前首相の発言を「政府の考え方ではない」と批判したことを受け、鳩山氏は10日、国会内で開いた自らのグループ「政権公約を実現する会」の会合で「4島の主権は曲げてはならない話だと言っている。決して政府と違うことは言ってない」と反論した。
 鳩山氏は「(発言が)2島返還を示唆したと曲げて取られた」と説明。「前原氏に『鳩山の言うことは政府の考えではない』と言われたことは意外だ。発言を控えてほしいと言われたことに意外感を感じている」と強い不快感を示した。
 鳩山氏は5日、北海道根室市の講演で「2島(歯舞群島、色丹島)にプラスアルファという考え方が必要だ」と述べ、2島先行返還論を示唆。これに対し、前原氏は7日の衆院予算委員会で「鳩山氏個人の考え方だ。元首相が政府と異なる考え方を言うのは控えていただきたい」と批判した。


 黙ってろ、というか、首括れ。


階級 (2011 2/11 0:00)

一兵卒

代表代行

代表

幹事長


民放連のクズCM (2011 2/11 0:00)

 民放連の「STOP 温暖化」のCMっていつまで放送し続けるつもりなんじゃろか。あんな悪質な捏造+恫喝+誇張のプロパガンダ動画、大批判喰らってすぐにお蔵入りするもんだと思っていたのだが。

 テレビの煽り体質が如実に表れているという意味では、お似合いのCMではあるがな。



全て白紙にしてやり直そうや (2011 2/10 0:00)

 脱力感ばかり増幅する、菅の言い訳と責任転嫁がてんこ盛りの党首討論。つーか、菅がかわいそうで見てらんない。

【党首討論詳報】(1)菅首相「国造りの理念を谷垣氏からも聞きたい」(2/9産経)
【党首討論詳報】(2)「案出せば与野党協議乗るか」首相、谷垣氏に迫る(2/9産経) 
【党首討論詳報】(3)「八百長相撲には乗れない」 谷垣氏が首相を牽制(2/9産経)
【党首討論詳報】(4)「財政破壊のマニフェスト見直せ」 谷垣氏、さらに首相追及(2/9産経)
【党首討論詳報】(5完)公明・山口氏、「首相には、決意もリーダーシップも全くない」(2/9産経)

 菅も鳩も、日本憲政史上の最低レベルの総理であると思うのだが、ただ、かなり低レベルでの争いではあるが、「無能なくせに政治主導」よりは「官僚の言いなり」である分だけ菅の方がマシなのも事実。まぁ、陽子と中性子のどちらが重いかというレベルではあるが。

 菅が財務官僚の言いなりに徹底すれば、それに対する是非は措くとしても、明確なヴィジョンを持った、少なくとも「評価の対象になる」政権にはなるだろう。
 しかし、明らかに破綻を来しているマニフェストの欺瞞を未だに認めないせいで、いったいどこへ向かおうとしているのか全く見えない状況になってしまっている。財政再建を掲げながら無駄なバラマキを修正しない、強い農業をといいながら戸別補償制度を維持して零細農家の延命に力を貸す、というように、政策に全く整合性が見られない。「マニフェストは嘘っぱちでした」と頭を下げて、政策を練り直した上で民意を問えば筋も通るのだが、そこまでの覚悟は菅にはないだろう。

 で、党首討論をチェックした勢いで、昨日の茂木さんの質問の方も見てるんだが……こっちの菅や野田の方は、輪をかけて酷いな。


ウンコ爆発 (2011 2/10 0:00)

 お馴染みに「中国爆発」シリーズ。今回はちょいと毛色が違う。

バキュームカー爆発、汚物ぶちまけ逃走…屎尿泥棒の疑い濃厚=中国(2/8サーチナ)
 広東省広州市海珠区の住宅街で1月26日、屎尿(しにょう)を汲(く)み取るバキュームカーのパイプ部分が爆発した事故で、運転手らは転売目的で屎尿を盗んでいた疑いが濃厚になった。自動車はまき散らした汚物を放置して逃走した。新浪網が報じた。
 爆発が発生したのは26日午後6時ごろ。幅数メートルの路地で、両側の民家壁にまで汚物は飛び散り、路面も「汚物の川」状態になった。地区管理者は消防に出動を要請。放水してもらい、一帯を清掃した。現場は「天まで立ち上る臭気」だったという。
 その場に居合わせた廃品回収業者が爆発を目撃した。屎尿だめからのくみ取り作業が始まった直後にバキュームカーのパイプが爆裂、汚物が四方八方に噴出したという。廃品回収業者は「せっかく集めた廃品が、汚物まみれになった。家電製品もあったのに、もう売れない」と怒った。
 同業者によると、バキュームカーの運転手は、自分が持ち込んだホースなども路上に放置して、車を発進させて去った。
 その後の調べで、周辺にくみ取りを依頼した住民はいなかったことが分かった。屎尿は肥料やメタンガスの原料として工場が買い取るため、バキュームカーは転売目的で屎尿を盗むためにやってきたとの疑いが濃厚になった。


 ウンコが爆発、しかもウンコ泥棒の最中に、という字面だけ見るとなかなかにカオスな状況。「天まで立ち上る臭気」というのも味わい深い表現。



今さらの勉強会、そして内ゲバ (2011 2/9 0:00)

 「何を今さら」としか言いようがないな。

民主 財源確保で勉強会発足へ(2/8NHK)
 民主党の中堅・若手議員は、おととしの衆議院選挙で掲げた政権公約=マニフェストの実現に向けた政府の取り組みは不十分だとして、財源を確保するための具体策を検討する勉強会を発足させることになりました。
 民主党が、おととしの衆議院選挙で掲げた政権公約=マニフェストを巡っては、菅総理大臣や玄葉政策調査会長らが財源不足などを理由に、見直しを含めて検証を行う考えを示しています。これについて党内の中堅・若手議員10人余りは、政権公約の実現に向けた政府の取り組みは不十分で、安易に公約の見直しを進めても国民の理解は得られないとして、党内に新たに勉強会を発足させることになりました。勉強会では、公約に盛り込んだ独立行政法人の廃止やむだな公共事業の中止などが実際にどこまで進んでいるかを検証したうえで、財源を確保するための具体策を検討することにしています。また、国会議員の定数と歳費を削減するための法案についても検討を進め、来月中に政府や党の執行部に提言することにしています。民主党を巡っては、去年夏の参議院選挙以降、6日の愛知県知事選挙や名古屋市長選挙など、地方選挙で敗北や苦戦が続いており、勉強会の発足は、こうした現状への危機感の表れと党内では受け止められています。


 こんな物は政権交代前にやっとくことだろ。「テストが終わってから試験勉強」みたいなモンだぞ。

 つーか、内ゲバで政治どころじゃなくなってきているのが現状。

小沢氏の支持議員「処分なら徹底的に暴れる」(2/8読売)
 政治資金規正法違反で強制起訴された民主党の小沢一郎元代表の処分を検討する党執行部に対し、小沢元代表を支持する議員は反発を強めている。
 小沢元代表を支持する中堅・若手衆院議員でつくる「一新会」のメンバー十数人は8日、国会内に集まり、処分反対で一致した。奥村展三会長代行は記者団に、「不条理で、何をもって処分するのか分からない。執行部はまず愛知県知事選、名古屋市長選の敗北の総括をやるべきだ」と批判した。メンバーの一人は「処分が出れば不服申し立てをし、徹底的に暴れる」と語る。
 国会内で開かれた党副代表会議でも、小沢元代表に近い山岡賢次副代表が「党規約のどこに抵触するのか。(元代表に)訴えられたら負けるかもしれませんよ」とけん制した。
 執行部が検討している党員資格停止は、「偽メール問題」で6か月の処分を受けた永田寿康・元衆院議員の例など、これまでに4件ある。処分としては除籍、離党勧告処分より軽いランクだが、代表選に立候補できず、党大会などへの出席、議決権行使もできなくなる。


 菅や仙谷の反小沢派もアホなら小沢派もアホ揃い。まぁ、もはや政治には期待できないから、徹底的に暴れてワイドショーネタを提供するのも一興だな。ヘタに民主党が団結して、売国政策をガンガン実行するよりは、内ゲバで政治停滞状態の方が、日本にとっては幸せかも知れぬ。


 せいぜい↓こういうネタで楽しんで憂さ晴らしするくらいしか、できることはない(巧いなぁ…心の底から感心するわ)。




スピードラーニング (2011 2/8 0:00)

 時々「スピードラーニングって効果あるの?」と聞かれるんだが……

英会話教材スピードラーニング公式サイト|英会話なら株式会社エスプリライン

 「聞き流すだけで英語がマスターできるのか?」という質問であれば、「絶対に不可能」と断言する。つまり、「聞き流すだけで」と宣伝しているこの会社は、インチキ会社と考えて構わない。

 リスニングだけに限定しても、それは「聞く能力」だけの問題ではない。知らない単語を聞き取れるはずがないから単語力が必要だし、言葉を聞いて理解できるなら、文章を前から読んで理解できるだけの読解力も持っているはず。つまり、「英語が聞ける、理解できる」状態に達するには、単語力と読解力がある程度必要ということ。単語も分からない、文法もちょっと…という状態では、幾ら英語を耳にしても、ほとんど「英語力アップ」に効果はない。

 一応、スクリプトの本が付いてくるようなので、それを使って繰り返しシャドーイングや音読を繰り返せば、効果はあるだろう。また、単語や文章読解の勉強も並行すれば、CDを聞くことはそれなりの効果を持つだろう。
 しかしそれでは、「聞き流すだけ」という宣伝文句に反することになる。「普通の勉強方法」で利用すればそれなりの効果があると思われるが、宣伝通りに使用しているとほとんど効果が無いだろう。

 で、調べてみると、この「スピードラーニング」は何年も聞き続けなきゃいけないようなんだが、どこが「スピード」なんだろうか。


名古屋の盛り上がり (2011 2/8 0:00)

 周回遅れの小泉フィーバーみたい。

 民主主義を近くに感じさせるという意味では、河村のやり方が一概に悪いとは言えないが、「減税」とか「議員報酬半額」いう無責任な公約が争点になったことは不幸だな。美濃部都政みたいに、数年後に悲惨な結果が待っていそうな。



ぱんだロール (2011 2/7 0:00)

 2/3に当欄で書いた、ぱんだロールを食った。米粉で作られた白いぱんだロールだったのだが、もっちりした食感でけっこう美味い。
 イエローパンプキン、気に入った!また買いに行くぞ。


いつまで思春期を謳歌してやがる (2011 2/7 0:00)

 昨日取り上げた玄葉もそうだが、民主党の中では比較的マシと思っていたヤツらも、ことごとくクズっぷりを露呈していって、正直哀しくなってくる。

自らのことは棚上げ?前原外相「放置し続けたのは自民党政権だ」(2/6スポニチ)
 民主党の前原誠司外相は6日、神奈川県小田原市で開かれた党所属衆院議員の集会であいさつし、「民主党が期待通りのことをやってないからと言って自民党に戻せば(政権交代のたびに政策を変えて停滞した)1980年代の英国のようになってしまう」と述べ、菅内閣への支持を訴えた。
 子ども手当に関しては「少子化に有効な手だてを取らず、放置し続けたのは自民党政権だ。ばらまきと定義づけ、批判するのはいかがか」と反論。「政策の微修正はするが、今の方向性は間違ってないとの信念で頑張っていく」と強調した。


 早く反抗期を脱して大人になれよ。子供が権力を弄ぶな。
 自民党が有効な少子化対策を打たなかったことは事実と言えようが、かといって民主党の「子供手当」が「有効な少子化対策」とは全く思えない。

 この記事は「少子化対策」に関する話だが、あらゆることに関して、民主党は未だに「自民党政権のせいだ」と言い続ける。とりわけ財政難に関しては、ことあるごとに「今の財政難を作ったのは自民党だ!」とよく責任転嫁する。
 確かに国債残高の多くは自民党時代の物である。しかし、民主党政権は、自民党時代以上に国債を発行している。今年度予算も新年度予算案も、本予算のみで、麻生内閣の補正予算込みの予算総額に匹敵してしまっている。「リーマンショック後」という緊急時の国債発行額を、「まともな景気対策もやっていないくせに」この2年間継続する有様。たしかに「多くの借金を作ったのは自民党」というのが事実としても、「自民党以上に借金を作っている真っ最中」なのが民主党である。小泉政権から安倍、福田政権にかけて、プライマリーバランスが改善していったのは厳然たる事実。財政収支を崩壊させている真っ最中のクズに、他者を批判する資格など無い。



まともな首相、まともな野党なら正論だが (2011 2/6 0:00)

首相退陣要求に反論=玄葉氏(2/5時事)
 玄葉光一郎国家戦略担当相は5日夜、栃木県佐野市で開かれた民主党衆院議員の会合で、自民党などが菅直人首相の退陣を求めていることについて「1年に1回、総理大臣が代わって何ができるか。じっくり2年3年やっていかないと本物の仕事はできない」と反論した。
 玄葉氏は「国民が期待していることは、政局でお互いに批判合戦をすることではなく、よく議論し、話し合って、よりよい結論を与野党で導くことだ」と述べ、対決姿勢を強める野党に対し、国会運営や社会保障と税の一体改革などでの協力を重ねて呼び掛けた。


 「コロコロ首相を変えるのは良くない、だから菅政権を応援すべきだ」とか、「日本の現状を考えれば政局にかまけている場合ではない、だから野党は民主党に協力すべきだ」というのは、民主党支持者がよく吐いている言説。朝日新聞の投稿欄でもよく見かける。ただ、民主党議員自身がこんなこと言いだしたら末期だろうとしか思えぬが、実際末期なんだろう。

 とりあえず、野党時代にさんざん解散を求めて政治に混乱をもたらし、景気対策の実施を邪魔して日本の足を引っ張ったゴミとその支持者は、「首相は簡単に変えるべきでない」とか「政局にせず予算案を議論せよ」とか言う資格は無い。
 いや、仮に「民主党議員と民主党支持者の過去の言動を水に流す」としても、現政権の予算案や現政権の面子では、日本の衰退を加速させるのみである。「日本再生のために与野党は協力を」という意見は、「与党がまともな政権」であるという前提でしか通用しない。バカな政府とバラマキだらけで景気対策皆無の予算案など、切除する以外にまともな対処法は無い。

 自民党は、可能な限り「まともな予算案」に変わるように政府を突き上げると同時に、やはり解散を要求していくべきだ。日本の未来を本気で案じるなら、解散以外に道はない。


欠格 (2011 2/6 0:00)

 口蹄疫、鳥インフル、そして火山……宮崎の被る不運に対して同情、憐憫、或いは応援の気持ちが湧くのは理解できるのだが……

新燃岳噴火:河上前議員が不適切ツイート 「神様の怒り」(2/5毎日)
 霧島山系・新燃岳噴火を巡り、前民主党衆院議員の河上満栄(みつえ)氏(39)がツイッター(簡易投稿サイト)に「牛や鳥を大量に殺処分して、命を粗末にしていることに宮崎の大地の神様が怒り猛っているように感じる」と投稿していたことが分かった。宮崎県の口蹄疫(こうていえき)と鳥インフルエンザ感染に伴う家畜の殺処分を噴火と結びつけた内容に、地元で反発の声が上がっている。
 河上氏は4日に投稿。毎日新聞の取材に「命を尊ぶ意味を考えようというメッセージのつもりだった。しかし畜産業者もつらい思いをしており、配慮が足りなかった。傷つけてしまったなら大変申し訳ない」と話し同日、投稿を削除し、自身のホームページにおわびを掲載した。河上氏は09年衆院選の比例代表近畿ブロックで初当選。10年参院選の京都選挙区にくら替え出馬し落選した。
 宮崎県高原町(たかはるちょう)で牛を飼育し、31日から町総合保健福祉センターで避難生活を送る女性は「農家の苦労を知らないとしても、ひどすぎる」と憤った。【斎藤良太、阿部周一】


 このバカは、病院で脳の障害の治療をするか、もしまともだと言い張るなら死ぬべきだ。人として最低限持ち合わせるべき心を持っていない。

 ちなみにこの女は、国会に1回しか出席していなかったくせに、議員歳費・期末手当を満額もらったクズ。農水委員会の委員のくせに、口蹄疫が問題になったときにも委員会に出席せず、自身の選挙運動を優先させていたゴミ。



ヒゲ (2011 2/5 1:00)

 若い頃、フレディ・マーキュリーに憧れヒゲを伸ばしたことがあったが、結果はなぎら健壱であった。体重を落としたいまこそ、もう一度フレディを目指すべき時かもしれぬ。今なら仮に思った方向に行けなくても、高橋幸宏さんのようにはなれるかも。

 ただ、カミさんが「ヒゲ嫌い」なので、伸ばすことは不可能。一度、マルクスとか関羽とかヴィルヘルム2世みたいなヒゲをやっておくんだった。無茶は若いときにしかできぬ

 そういや拙者、未だに胸毛が濃くなり続けているんだが、こういった体毛の成長期ってのはいつ頃終わるもんですかいのう?



八百長 (2011 2/4 0:30)

 大相撲の八百長。いままで薄々「ある」と思っていたのが確定しただけのことで、あんまりこれといった感慨は湧かない。
 大相撲なんて、あり得ない体型の男が裸でぶつかり合うという、現実味のない世界。元々神事であったわけだし、ハレの世界であって、日常とは隔絶したもの。そんな非現実の世界で、「真剣勝負ではない試合がありました」と言われても、「そういうもんだよなぁ」としか思えない。千代の富士や白鵬の連勝記録も、カド番力士がギリギリ8勝で勝ち越すのも、非現実世界の様式美というか、そういう物語というか(後者の方がより「作られた」感はあるが)。ことさら八百長を指摘するのは、三国志演義を楽しんでいる人に向かって「孔明って本当は東南の風なんて呼んでないんだぜ」と言うくらい野暮な話で。

 ただこれまでは、八百長の話が噂レベルであったがゆえに、「非現実の世界」を脅かすまでに至らなかったのも事実。実際に「メール記録」という証拠が出て「現実の世界」に引き寄せられると、まぁ何らかの対応をとらねばならんでしょうな。
 また、「大相撲も真剣勝負」とか「相撲もスポーツ」と思っている人も多いはずで、この八百長騒ぎが相撲人気を崩壊させるのは間違いない。プロレス的な見方で相撲を見ている人が多ければ、八百長問題に影響されることもなく相撲人気は安泰なのだろうが…。

 ところで、我が国の宰相も反応しているのだが……

首相「国民への背信行為だ」 衆院予算委(2/3産経)
 大相撲の八百長疑惑で、菅直人首相は3日、衆院予算委員会で「八百長があるなら国民への背信行為だ」と述べた。自民党の斎藤健議員の質問に答えた。
 菅首相は「相撲には歴史があり、国民的にも多くのファンを得ている国技だ。本来、正々堂々と全力を出し合って勝負を付けるところに意味がある」とし、「八百長があるなら国民への背信行為だ。相撲協会の調査を見守りたい」と述べた。


 国民を裏切り続けているお前が言うな、というオチで、今日はおしまい。



まるかぶりロール (2011 2/3 0:00)

 イエローパンプキンという店で、恵方巻そっくりのロールケーキなどを購入。恵方巻などという「関西ローカルだったのを無理矢理全国区に仕立て上げた」ブームに乗っかる気は毛頭ないが(でも定着しそうな勢いだね、豆みたいに掃除する必要がないしな)、遊び心は買わねばなるまい(お前は何様だ)。

 予想していたより美味かった。まわりの海苔にあたる部分は、備長炭パウダーを混ぜたクレープ生地なのだが、ちょいと固めに仕上がっていて、なかなか新鮮な食感。米粉のロールケーキももっちりしていて、美味い。「イロモノ」感覚で買ったのだが、味はかなり本格派。見くびってスマン。

 ぱんだロールやカボチャプリン(本当にカボチャにプリンが入ってやんの)も買った。ぱんだロールは後日食べることにするが(冷凍保存できる)、カボチャの方も、早速今夜食してみた。カボチャは皮ごと食べられるが、甘みの強いカボチャなので、カボチャ好きにはたまらない。プリンはプリンで美味しいのだが、その南瓜プリンも濃厚なので、南瓜プリンを食べたと言うより、カボチャを丸ごと味わったような感覚。


一瞬「む!」と思うが (2011 2/3 0:00)

パナソニック、ニッケル水素電池事業を中国企業に売却(2/1日経)
 パナソニックは1日、自動車用ニッケル水素電池事業を中国の電池メーカー「湖南科力遠新能源」(湖南省)に約5億円で売却すると発表した。パナソニックは三洋電機を子会社化するにあたり中国の独禁法当局から同事業の売却を求められ、国内外で売却先を探していた。
 パナソニックは湘南工場(神奈川県茅ケ崎市)でホンダやトヨタ自動車向けのニッケル水素電池を製造している。年間の売上高は約100億円。100%子会社の湘南エナジー(同)に同事業の関連資産を移した上で、4月末までに湘南エナジーの全株式を湖南科力遠に売却する。


 一瞬「売国奴め!」と思ったが、ニッケル電池か……リチウムイオン電池が主流になるから、ニッケル電池はお役ご免ということか。三洋の方は売らないようだし、あんまり目くじら立てる物でもなさそうな。


連日 (2011 2/3 0:00)

 某掲示板を見て思ったこと。
 同じ内容の文章を繰り返すのはまだしも、同じ画像を何十日も貼り続けるのは、じゅうぶん荒らしとみなすべきではないかね?



バックアップはこまめに (2011 2/2 0:00)

 USBメモリが読み込めなくなった。フォーマットしたら使える状態になったのだが……昨日ふと思い立って、たまたまPCにバックアップを取っておいたので、精神的ダメージも物理的ダメージもほぼ皆無だった。バックアップの大切さは、過去何度も味わってきたが、その労苦が目に見える形で報われたような気がする。

 そういや、PCゲームも作成中の文書も、数分ごとにセーブするな、拙者。ハングアップに遭遇することなどほとんど無くなった今でも、習慣は拭えない。


平常運転、民主党 (2011 2/2 0:00)

 古今無双のバカだね。

格下げ、大半は自民の責任=岡田氏(1/31時事)
 民主党の岡田克也幹事長は31日の記者会見で、米格付け会社による日本国債格下げに関し「こういう状況をつくり出したのは一体誰なのか、どの党なのか。われわれも責任を免れるつもりはないが、大半は自民党(政権)時代の国債の大量発行によって今日の事態を招いている」と述べた。

 格下げの理由は「民主党政権には一貫した戦略が欠けている」なんだがな。名指しで批判されといて「自民のせい」と言える神経は、まったく理解に苦しむ。
 まぁ仮に自民のせいだったとしてもだ、もう1年以上政権に居座ってるんだから、そろそろ有効な手立てを考えても良さそうな頃なんじゃないかね?人のせいにし続けて1年半。いつになったら思春期を脱するのかね?


 民主党絡みで、いま面白そうなのはこれ。

藤井官房副長官、旧自由党の15億円問題「内容は存じない」(2/1産経)
 藤井裕久官房副長官は1日の衆院予算委員会で、自由党幹事長時代の平成14年の1年間で、政治資金収支報告書上、党の組織活動費約15億2千万円が藤井氏あてに支出された問題について、「その内容は存じません」と述べた。自民党の柴山昌彦氏の質問に答えた。
 柴山氏が、藤井氏の署名捺印のある領収書の写しを示して「これは、あなたのものではないのか」とただすと、藤井氏は「私はそのお金を受け取っていない。従って、そういう(署名捺印した)認識はない。認識がないのだから、それが自分が書いたものかどうか、わからない」として、関与を否定した。
 柴山氏は、「幹事長、会計責任者という立場にありながら、収支報告書に署名したかどうかを忘れるような方が官房副長官でいるのは許されないことだ」と批判した。


 これを聞かれるのがイヤだから財務大臣の座から逃げたんじゃなかったのか?
 本当に15.2億のことを知らないのだとすれば、「政治資金報告書」の内容が間違っていることになるわけで、それはそれで大問題。小沢の方へ飛び火すれば、もっと面白いことになるんだが。



どうでもいい (2011 2/1 0:00)

 小沢が有罪になろうが無罪になろうが、どうでもいい(たぶん無罪になるだろうが)。犯罪者だろうが潔白だろうが、「ふてくされた姿」が「豪腕」を有するように見えるだけの、何の実績もない、無能でアナクロな政治家であることに変わりないからだ。
 それに、民主党の小沢への対応も、グダグダしたまま何ヶ月も過ぎるだけだろうし。

 ただ、小沢が無罪になったときに、小沢信者が「それ見たことか」と大騒ぎするのはウザいだろうなぁ。かといって、有罪になったらなったで「不当判決!」と大騒ぎするだろうし。いずれにせよ、小沢信者はウザいということで。


理解できない (2011 2/1 0:00)

 日本代表の李を、「元在日だから」という理由で「応援できない」とのたまう向きが存在することが理解できない。なんだ、在日朝鮮人は帰化したら「日本のために働きます」と常に忠誠心を公言し続けなきゃいけないのか?バカバカしい。李という苗字を捨ててないから心からの日本人ではない?敢えて在日という出自を背負った上で日本人として生きていこうとすることの、何が悪い?
 「日本代表の選手が決勝点を叩き込み、アジア杯の優勝が決まった」という事実でじゅうぶんだと思うんだがね。



痩せると細かくなる (2011 1/31 0:00)

 体重を落としてから、神経質な性格に拍車がかかったような気がする。体型と性格を結びつける考え方、意外とオカルトと笑い飛ばせない代物なのかもしれん。たしかに、「神経質なデブ」って、いないわけではないだろうが、少ないように思う。


なぜに強気? (2011 1/31 0:00)

 法案を本気で通したいのなら、参院で多数を持っている自民や公明などとの連携が重要なのに、なんで民主のバカどもは揃いも揃って強気なんだろ。「子供手当がなくなるとなったら、自民への風当たりは強くなる」とでも思ってるんだろうか。政治家としての能力以前に、社会人としての良識とか知恵が根本的に欠けている。仮に強行採決するにしても、「相手の意見を聞くプロセスを取った上で」というのは、社会人だったら常識だろうに。

 強気なだけでなく、平気で嘘をつくから、全く信用できない。「〜しますから」と国民に言おうが、討論番組で野党の議員に喋ろうが、「どうせまた反故にするんだろ」としか思えない。しかも、そのウソが計算ではなく、「その場しのぎ」か「思いつき」の結果でしかないから、尚更タチが悪い。

 「〜します!」と宣言して、それをきっちり実行に移すというのが、二つ三つ続かないと、なかなか信用できない。まぁ全く期待していないから、宣言しなくてもどうでもいいが……鳩山を市中引き回しの上打ち首獄門とすれば、ちょっと応援するかも知れん。いや、沖縄のどこかに首から下を埋めて、鋸引きの刑でもいいな。



サッカー、アジア杯優勝 (2011 1/30 11:00)

 李のボレーは美しかった。長友の走りが最後の最後で活きた。
 ともあれ、試合の流れを的確に読むだけでなく、選手交代で見事に流れを変えるザッケローニすげぇ。トルシエ以来の監督の中では、最高に巧い監督だ。



教師たる資格無し (2011 1/30 0:00)

「日本には自由も民主主義もない」原告の教諭、逆転敗訴に涙(1/28産経)
 逆転敗訴した原告と弁護団は28日午後の会見で、口々に裁判所への不満を漏らした。
 「極めて不当な判決で、到底許し難い。速やかに手続きをして、最高裁の判断を仰ぎたい」。加藤文也弁護士は会見の冒頭、上告方針を明らかにした。
 加藤弁護士は、日の丸と君が代が国旗国歌であることは慣習法として確立していたとの判決の指摘については「定着していることと、強制することは次元の違う話」と反論した。
 会見場の壁一面には1審勝訴を報じた新聞記事の拡大コピーが張られていたが、教諭や弁護士らは一様に固い表情。都立高校で国語を教える川村佐和教諭は「こんな判決を出すなんて裁判所って本当にひどい」と涙を流し、「日本には自由も民主主義もないのか」とも話した。
 都立高校の片山むぎほ元教諭(61)も「裁判長の判断は全く理解できない。私は生徒に『あきらめるな』と教えてきた。これからも、理不尽をやめさせるために闘っていきたい」と語った。


 いや、自由はあるだろ。公務員として「国家・国旗に敬意を持つべき」という教育がおこなえないのならば、私立学校の教師でも塾講師でも他の職業でもやればいいのだ。
 ま、「気に入らないことでも、職務ならば遂行せねばならない場合もある」という社会常識を持ち合わせていない人間は、私立学校の教師すらやるべきではないと思うが。

 自由と民主主義のない国だったら、訴えた瞬間に牢獄行きだと思うがな。裁判で取り合ってくれるだけ、自由も民主主義も存在してるよ。



傍若無人の国会運営 (2011 1/29 1:00)

野党4党、予算審議の冒頭から欠席(1/28TBS)
 国会では28日夕方、来年度予算案の審議に入りましたが、審議日程について委員長が職権で行ったことに自民、公明などの野党4党が反発、来週からの審議を拒否し、異例のスタートとなっています。
 「現在30余名の出席がございました。定足数は十分にありますので、やむを得ず議事を進めます」(中井 洽 衆院予算委員長)
 衆議院予算委員会では28日、来年度予算案についての趣旨説明が行われました。自民・公明・共産・みんなの党の野党4党は週明け31日から審議入りするよう求めたのに対し、民主党の中井予算委員長は職権で委員会を開催したため、いっせいに反発し、委員会を欠席しました。
 「今度こそ熟議と言っていたのに、まことに横暴きわまりない」(自民党 武部 勤 議員)
 「予算委の初っぱなから与野党の日程について協議もなく、合意もなく、一方的に趣旨説明をするのはかつてないこと」(共産党 笠井 亮 議員)
 民主党側は来週月曜から実質的な審議に入りたい考えですが、野党側は、「民主党が反省した上で、審議を正常化するために努力すべき」としており、国会は予算審議の開始早々から波乱含みの展開となっています。


 言葉も出ない。「予算委員会は開かれない」と思わせておいての不意打ち。奇襲審議なんて、聞いたことがない。


歴代総理ランキング (2011 1/29 1:00)

 民主党政権になるまでの、私の中での歴代総理のランク付けはだいたいこんな感じ。

10 伊藤博文、原敬
9  山縣有朋、桂太郎、岸信介
8  加藤高明、鈴木貫太郎、佐藤栄作
7  加藤友三郎、犬養毅、池田勇人
6  松方正義、田中義一、若槻礼次郎、斉藤實、岡田啓介、
   東久邇宮稔彦、吉田茂、鳩山一郎、福田赳夫、竹下登、
   橋本龍太郎、小渕恵三、麻生太郎
5  黒田清隆、山本権兵衛、高橋是清、幣原喜重郎、
   石橋湛山、田中角栄、大平正芳、中曽根康弘、安倍晋三
4  西園寺公望、浜口雄幸、米内光政、東条英機、芦田均、
   三木武夫、鈴木善幸、宇野宗佑、海部俊樹、森喜朗、福田康夫
3  寺内正毅、清浦奎吾、広田弘毅、阿部信行、片山哲、
   宮沢喜一、細川護煕、小泉純一郎
2  大隈重信、林銑十郎、平沼騏一郎、小磯国昭、羽田孜
1  近衛文麿、村山富市


 民主党政権誕生後は、こうんな具合になってしまった。

10 伊藤博文、原敬
9  山縣有朋、桂太郎、岸信介、加藤高明、鈴木貫太郎、佐藤栄作
8  加藤友三郎、犬養毅、池田勇人、田中義一、若槻礼次郎、斉藤實、
   岡田啓介、東久邇宮稔彦、小渕恵三、麻生太郎
7  松方正義、山本権兵衛、高橋是清、吉田茂、鳩山一郎、
   福田赳夫、竹下登、橋本龍太郎、幣原喜重郎
6  黒田清隆、西園寺公望、浜口雄幸、石橋湛山、田中角栄、
   大平正芳、中曽根康弘、安倍晋三
5  広田弘毅、米内光政、東条英機、芦田均、三木武夫、鈴木善幸、
   宇野宗佑、海部俊樹、宮沢喜一、森喜朗、福田康夫
4  大隈重信、寺内正毅、清浦奎吾、阿部信行、片山哲、
   細川護煕、小泉純一郎
3  林銑十郎、近衛文麿、平沼騏一郎、小磯国昭、羽田孜、村山富市
2  なし
1  鳩山由紀夫、菅直人

 半分冗談ではあるが(半分は本気である)、少なくとも鳩と菅が「1」なのは間違いない。



疎い総理 (2011 1/28 0:00)

菅首相、日本国債格下げに「そういうことに疎い」(1/27日経)
 菅直人首相は27日夕、首相官邸で記者団から、米格付け会社スタンダード&プアーズ(S&P)が日本の国債格付けを「ダブルA」から「ダブルAマイナス」に格下げしたことについて問われ「いま初めて聞いた。ちょっとそういうことに疎いので、また改めてにさせてほしい」と述べた。〔日経QUICKニュース〕

 建設的な批判をしようにも、このレベルだもんなぁ……一応、元財務大臣だぞ、こいつ。「疎い」ことも問題だが、「疎い」とわざわざ公言するのはバカとしか言いようがない。

 ロイターでも報道されてるね。
Japan PM Kan: not ready to comment on S&P downgrade(1/27ロイター)
Jan 27 (Reuters) - Japanese Prime Minister Naoto Kan said on Thursday he could not immediately comment after Standard and Poor's Ratings Services lowered its long-term sovereign credit rating on Japan.
"I just came out from parliament and wasn't aware, so please ask me about it later," Kan told reporters when asked about the downgrade.
Standard and Poor's earlier cut Japan's sovereign debt rating to AA minus from AA, warning that Japan's government debt ratio would continue to rise more than it had previously expected. (Reporting by Kiyoshi Takenaka, Stanley White; Editing by Edmund Klamann)


 世界中に「国債の格付けに疎い、元財務大臣の現職総理」という恥が配信されたわけだ。

 もう解散しかないって。一部メディアは「批判ばかりの野党も悪い」みたいなことをホザいているが、熟議だ何だの前に、こいつらが政権に居座ること自体が著しく国益を損なっている。解散以外に道はない。

 こんなお馬鹿さんがダボス会議に出席するつもりらしい。身の程しらずもここまで来ると慄然とする。


 で、「菅はダメだ」というと、「なら小沢さんが」と言うバカが出てくるんだが、ベクトルが違うだけで、ゴミクズには変わりない。

小沢氏の週刊誌発言 宮内庁長官「悲しい」(1/27産経)
 天皇陛下と中国の習近平国家副主席との会見が平成21年に特例的に行われた問題で、民主党の小沢一郎元代表が週刊誌のインタビューで「ほかのどうでもいいような日程を外せばいいことでしょう」と発言していることについて、宮内庁の羽毛田信吾長官は27日の定例会見で、「個人的な気持ちとしては、悲しいおっしゃりようという感じはある」と述べた。記者の質問に答えた。
 小沢氏のこの発言は、週刊文春2月3日号の記事の中で述べられている。小沢氏はインタビューに答える形で「宮内庁の長官が、陛下はお疲れだとか、他の日程があるとか屁理屈(へりくつ)をつけた」「陛下のご体調が優れないというのであれば、ほかのどうでもいいような日程を外せばいいことでしょう。この日程を外しますからご会見はいかがでしょうか、と陛下にお伺いをたてれば、そうすると仰るだろうと思いますよ」などと発言したとされる。
 陛下と習氏の会見は、外国要人が陛下との会見を希望する場合は1カ月前までに申請してもらう慣行(1カ月ルール)を破る形で、21年12月に行われた。


 習近平との会談がいちばん「どうでもいい日程」なんだが。

 もっとも人間のクズとみなすべき部分は、「陛下にお伺いをたてれば、そうすると仰るだろうと思いますよ」というところ。陛下がご自身の意向で断ることができないことを見越して敢えて横暴に振る舞う、没義道のふるまい。実際の国籍だとか出生とかは知らんが、少なくともメンタリティは日本人のそれではない。誰だよ、小沢を保守とか言ってたバカは!


爆発大陸 (2011 1/28 0:00)

 中国、相変わらず爆発が大流行。大爆発だーダダッダッ!

誕生日の「ローソク」爆発、8歳少女が眼球を負傷=中国(1/25サーチナ)

圧力鍋の爆発が相次ぐ、両手骨折の高齢者も=中国天津・甘粛・遼寧(1/25サーチナ)

風邪薬から覚醒剤作ろうとして失敗・爆発、2人負傷=重慶(1/25サーチナ)

高速列車内で爆発…電気系統ショート・乗客避難=中国(1/25サーチナ)

電気あんかが充電中に爆発、女子大学院生がやけど=中国(1/26サーチナ)

電磁調理器が爆発…「一生使っても壊れません」と販売=北京(1/27サーチナ)

異常音を確認しようとした瞬間に爆発…タクシーのトランク=吉林(1/27サーチナ)


 1/4に当欄で紹介した物をもう一度羅列。

中国の携帯電話「爆発」、過去にも死亡・顔面重傷の前例(2009/1/31サーチナ)

椅子が爆発、座っていた女性が重傷―中国・アモイ、過去に死亡例も(2010/5/14サーチナ)

温水式便座が爆発…便器本体も大破、黒煙が充満=中国(2010/12/10サーチナ)

テレビ爆発で火災、消防がテレビ爆発時の対応を指南=中国(2010/12/15サーチナ)

「電気湯たんぽ」爆発が相次ぐ、販売禁止もいまだ店頭に=中国(2010/12/28サーチナ)

信号待ちのタクシーが炎上→爆発 トランクが吹き飛ぶ=中国(2010/12/30サーチナ)

山東:音楽プレーヤー爆発で中学生死亡(2001/7/24サーチナ)

ビル屋上から男性が落下・空中で爆発して死亡=中国・四川(2010/10/6サーチナ)



他人に厳しく自分に甘い (2011 1/27 0:00)

民主・安住氏「党首討論定例化を」(1/26産経)
 民主党の安住淳国対委員長は26日、国会の党首討論(国家基本政策委員会合同審査会)について「2週間に1回とかルール化を図る工夫は必要だと思う」と記者団に述べ、与野党の国会運営上の駆け引きで党首討論の開催が少ない現状を変え、定例化するよう野党に呼びかける考えを示した。

 野党に呼びかける前に、党首討論から逃げ回っている自分のとこのボスに言えよ。

 民主党議員ってのは、「問題点の原因は自分なのに、恥じることなく人に責任転嫁する」っていうのが入党資格にでもなってるのか?

 ついでにもうひとつ、民主のゴミっぷりを示す話を。

自民党怒り収まらず、代表質問で首相が答弁漏れ(1/26読売)
 菅首相の施政方針演説に対する代表質問が行われた26日の衆院本会議は、首相の答弁漏れに自民党が再答弁を求めたが、そのまま散会となる異例の展開となった。
 首相は、小池百合子自民党総務会長の質問のうち、〈1〉予算修正に対する見解〈2〉一票の格差が解散権を縛るか――に答えなかった。
 首相が答弁漏れに気づかず、ひな壇に戻ると、議事進行係の民主党の小宮山泰子氏が散会動議を提案。自民党は再答弁を求めて民主党に「場内協議」を呼び掛けたが、民主党が応じず、一時、議場内は騒然となった。結局、議長役を務めていた衛藤副議長が散会を決めた。
 自民党幹部は「答弁漏れのまま場内協議にも応じないで、何が『熟議』だ」と怒りを隠さず、衛藤氏は自民党に「改めて与野党間で協議する」と説明している。


 ミスは仕方ないにしても、ミスを認めず散会動議を出すのはゴミとしか言いようがない。「熟議」なんて口先だけ。有言不実行が民主クオリティ。つーか、ヤツらの「熟議」は「俺たちの言うことを聞け」だからな。

 やることなすこと喋ること、すべて反抗期の中学生レベル。


低レベル (2011 1/27 0:00)

 民主批判してると、こっちのレベルまで下がってしまう感じがして何だかなぁ、と。まぁ、金もらって書いてる文ではないから好き勝手書くんだが、それでも、現政権のあまりの酷さに、批判がただの悪口にしかならないで、こっちまでバカになってしまってるんじゃないかという不安(いや自覚か?)はある。

 なるべく建設的な批判を書きたいなぁとは思ってるんだけどねぇ……小泉さんが首相やってた頃は、賛同するにしても批判するにしても、もうちょい頭使っていた気がする。



無駄に膨らむ予算 (2011 1/26 0:00)

 どーでもいいけど、日経の記事は右クリックでコピーできないんだよねぇ……Ctrl+Cでできるから無意味なブロックなんだが。

総予算膨張220兆円に 来年度案、新財源も不発に(1/25日経)
 財務省は24日、2011年度予算案の一般会計と特別会計をあわせた総予算の歳出が10年度比5兆2000億円増の220兆2755億円に上ることを明らかにした。一般会計はほぼ前年度並みに抑えたものの、社会保障費を中心に特会の歳出が膨らんだ。総予算の見直しで新規政策の財源を捻出するという民主党の方針は不発に終わり、予算規模は民主党政権下で13兆円も膨らんだ。
 総予算は一般会計と特会の重複分を除いた純計。民間企業の連結会計に近く、国の予算の全体像を把握できる。11年度の歳出規模は、財務省が公表を始めた08年度以降で最大。一般会計の政策的な経費には71兆円の上限を設けたが、特会歳出には縛りがなく、総予算は2年続けて膨らんだ。
 内訳を見ると、社会保障関係費が約75兆円と全体の3分の1を占める。高齢化に伴う自然増の影響で10年度比1兆円増、08年度比では8兆円増えた。社会保障関係費のうち法律などで定めた年金、医療、介護などの給付費が63兆円に上る。
 国債の償還費や利払い費を含む国債費は82兆円。財投債の償還の増加で、10年度比8兆円強増えた。同様に社会保障は1兆円規模で拡大した。総予算全体の7割を超える社会保障と国債費の大幅な増加を他の予算の削減で補いきれない構図が浮き彫りになった。
 公共事業関係費は災害復旧なども含め10年度比13%の大幅減となる5兆9000億円。08年度からの3年間で3兆円減った。ただ総予算に占める公共事業関係費の割合は2.7%で、これ以上削減してもあまり大きな財源とならない。一般会計ベースで各省別の予算をみると、公共事業費削減の影響で文部科学省が5兆5428億円と国土交通省の5兆193億円を初めて上回った。
 民主党は09年度の衆院選マニフェスト(政権公約)に「国の総予算207兆円を全面組み替え」して、16兆8000億円の新規財源を捻出すると明記した。特会も含めた総予算ベースでは削減余地が大きいとして、予算規模を増やさず子ども手当などの目玉政策を実行すると説明していた。
 民主党政権での10年度と11年度の2回の予算編成を経て、総予算の規模は13兆8000億円も増えた。財源論の破綻がデータ面からも裏付けられた。民主党内のマニフェスト見直し議論が勢いづく可能性がある。一方、自民党など野党はかねて民主党の財源説明を問題視しており、予算委員会などで議論となる可能性もある。


 社会保障費が積み上がっていくのはやむを得ないゆえ、予算規模が増えるのは仕方ない面もある。
 ただし2つ問題があって、一つは、民主党は「無駄を切りつめて16.8兆円捻出する」と言っていたのにその約束が守られていないこと。もう一つは、エコカー制度やエコポイントなどの「需要の先食い」で時間稼ぎしている間に、さらなる経済対策をおこなわねばならなかったのに、民主党政権は何一つ景気対策をおこなっていないこと。
 要するに、「予算規模は膨らんだが、将来の成長のための支出ゆえ、将来的には税収が増えて財政は健全化に向かう」という流れを全く作り出せていないことが、予算規模が膨らんでいること以上に問題。
 やっぱ子供手当と高校無償化、農家戸別補償が大いなる無駄だよなぁ……。ここを切らないことには、何も話が進まない。


これも無駄味 (2011 1/26 0:00)

 内閣改造とか国会開会とか、何か政治的イベントが起きるたびに、雑誌だったりテレビだったりでは田中真紀子のコメントが見られるんだが、メディア界隈ではまだ「この女の言動に価値がある」と認識されているのかね?



棚に上げ (2011 1/25 0:00)

通常国会「野党は反対なら対案を」(24日夕)(1/24産経)
 −−今日、首相は施政方針演説の中で、野党側に審議への協力を呼びかけたが、野党は対決姿勢を鮮明にしている。今後、野党とどのように対峙(たいじ)していく考えか

 「まあ、国会というところは、いろいろ議論を交わすところですから。野党の方からも、例えば『これは反対だ』というときには、『いや、それに代わってはこうすべきだ』と。そういう対案を出して、そういう議論にしていきたいなと。そうしてもらいたいなと。こういう風に期待してます」
(一部抜粋)

第177回国会における菅内閣総理大臣施政方針演説
 本日、国会が開会しました。この国会では、来年度予算と関連法案を成立させ、早期のデフレ脱却により、国民の皆様に安心と活気を届けなければなりません。また、前国会では、郵政改革法案や地球温暖化対策基本法案、日韓図書協定など、残念ながら、多くの法案・条約が廃案や継続審議となりました。これらの法案などについても十分な審議をお願いすることとなります。
 国民の皆様は、国会に何を期待しているのでしょうか。今の危機を脱し、将来の日本をどう築いていくのか、建設的に議論することを求めていると思います。先送りせず、結論を出すことを求めていると思います。国会質疑や党首討論を通じ、その期待に応えようではありませんか。今度こそ、熟議の国会となるよう、国会議員の皆さんに呼びかけ、私の施政方針演説といたします。
(一部抜粋)

 何度でも言う。自分たちの過去の言動をまずは反省しろ。
 そして、「熟議」を望むのならば、大臣たちがまともな答弁をおこなうことを強く望む。無恥と無知のオンパレードでは、議論にならない。
 で、対案を望む前に、お前らがまず自分たちの案をまとめろよ。本当にバカだな、菅は。

 つーか、「じゅうぶんな審議」と言ってるが、野党は「ダメな政府は潰れるべき」と考えているだけ。民主の望んでるのは「俺たちの言うとおりにしろ」ということだろうが、好き勝手を許すわけにはいかない。

 ところで、(1)平成の開国(2)最小不幸社会の実現(3)不条理をただす政治というのを理念に掲げたようだが、

平成の開国→不平等条約に苦しむ日々よもう一度
最小不幸社会→日本国民満遍なく不幸に
不条理をただす政治→日本の繁栄は民主党にとって不条理
 ということか?


無自覚の統制 (2011 1/25 0:00)

国会議員講演会に防諜部隊投入、自衛隊員監視、防衛相直轄部隊が「不当調査」(1/24産経)
 北沢俊美防衛相直轄の防諜部隊「自衛隊情報保全隊」が、陸上自衛隊OBの佐藤正久自民党参院議員や田母神俊雄元航空幕僚長の講演に潜入し、現職自衛官の参加状況を監視していることが23日、分かった。複数の防衛省・自衛隊幹部が明らかにした。本来任務とは乖離(かいり)した不当調査の疑いがあり、憲法で保障された思想・信条の自由を侵害する監視活動との指摘も出ている。

 自民党は24日召集の通常国会で、自衛隊行事での民間人による政権批判を封じる昨年11月の「事務次官通達」問題と合わせ、保全隊の監視活動についても政府を追及する方針。
 保全隊は佐藤、田母神両氏の講演のほか、田母神氏が会長を務める保守系民間団体「頑張れ日本! 全国行動委員会」の集会にも隊員を派遣。また、陸上自衛隊唯一の特殊部隊「特殊作戦群」の初代群長を務めた陸自OBの会合なども監視対象にしている。
 監視目的は現職自衛官の参加の有無を確認し、参加している場合は氏名も特定する。佐藤、田母神両氏の発言内容もチェックし、報告書の形でまとめ、提出させている。
 陸自朝霞駐屯地(東京都など)に本部を置く東部情報保全隊の隊員が投入されるケースが多いとされる。保全隊は陸海空3自衛隊の統合部隊で、監視実態が発覚しないよう、空自隊員の参加が想定される田母神氏の講演には隊員同士の面識がない陸自の保全隊員を派遣することもあるという。
 保全隊は外国情報機関によるスパイ活動などから自衛隊の保有情報を防護するのが主任務。自民党政権時代には「日本赤軍」や「オウム真理教」のほか、「暴力革命の方針」(警察庁公表文書)を掲げた共産党が自衛隊を侵食するのを防ぐため、それらの監視活動も行っていた。ただ、保守系の議員や自衛隊OBを監視対象にしたことはない。
 防衛相経験者の石破茂自民党政調会長は「保全隊は自衛隊の安全を守る組織で在任中は恣意的に運用しないよう徹底させていた。何を目的にした監視活動か追及する」と話している。
 監視対象とされていた佐藤氏は「自衛隊への破壊活動とそれを目的とした浸透活動をはかる団体の情報収集は必要だが、対象を際限なく拡大するのは問題だ。自衛隊員は国家に忠誠を尽くすことは求められるが、政党や政治家の私兵ではない」と指摘している。


 政権を守るために自衛隊の一組織を利用。自衛隊は民主党の私兵ではないのだが……「人民解放軍」と「自衛隊」の区別ができてないんじゃないか。

 ヒトラーはその影響力を認識したうえで独裁的な政策を実施していたが、民主のバカは、「俺たちのやり方に反対するヤツは我慢ならない」という子供っぽい感情が発端で、「自分たちのやっていることは言論統制に繋がる」と意図せずにやっているから、たちが悪い。自分たちのやってることがどういう意味合いを持つか理解できていないから、計算無しに暴走するし、批判しても「どこが悪いの?」と開き直る。悪意ある悪人よりも善意の悪人の方が対処しづらいのと同様、「考え無しの独裁者」たる民主党は相当に厄介な存在だ。



鏡見ろ (2011 1/24 0:00)

木語:「肉食」「草食」の共通点=金子秀敏(1/20毎日)
 草食系の日本では、政治家を殺せと叫ぶような番組は見かけない。だが、銃を使わなくても、草食社会ならではの陰湿ないじめはないだろうか。
 顔にばんそうこうを貼った大臣、漢字を読み違えた総理など、辞職するまで「憎悪報道」が続く。餌食になった政治家はいじめと思うだろう。
 今は、民主党の小沢一郎元代表が標的だ。
 小沢氏に対する「『政治とカネ』の問題」という、定義の不明確なレッテル貼り報道を、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏は「言葉のファシズム」とまで警告している(10日付毎日新聞「ニュースの匠」)。
 日本国憲法の基本原理は国民主権である。国民主権は国民が選んだ国会議員によって担われるのだ。議員を安易に「殺せ、殺せ」と言う米国メディアと、レッテルを貼る日本の状況はどこか似ているように思う。(専門編集委員)
(後半のみ抜粋)

 鳥越が小沢批判の意見に対して「言葉のファシズム」とレッテルを貼ってるんですが。

 つーか、「顔にばんそうこうを貼った大臣」も「漢字を読み違えた総理」も、お前らは擁護しなかったよな?なんで、不透明な金の使い方をして強制起訴まで喰らったヤツだけを擁護対象にするんだ?


寂しい (2011 1/24 0:00)

しゃべくり漫才・ご意見番…喜味こいしさん死去(1/23読売)
 「いとこいさん」の愛称で親しまれ、兄の夢路いとしさんとのしゃべくり漫才で人気を集めた喜味こいし(きみ・こいし、本名・篠原勲=しのはら・いさお)さんが、23日午後1時38分、肺がんのため亡くなった。
 83歳だった。告別式は27日午前11時半、大阪市阿倍野区阿倍野筋4の19の115同市立葬祭場やすらぎ天空館。喪主は長男、敏昭氏。連絡先は大阪市北区野崎町3の2の和光プロダクション。
(以下略)

 横澤彪、和田勉、細川俊之、こいし師匠……昭和がどんどん遠くなっていく。



まず反省しろ (2011 1/23 0:00)

遠い熟議の国会 仙谷氏が国会運営で野党を牽制(1/22朝日)
 民主党の仙谷由人代表代行は22日、徳島市で開かれた党の会合であいさつし、「なかなか熟議の国会がつくれる環境にない。(野党は)とにかくこき下ろして内閣をつぶせばいいということで、国民にとっては大変不幸なことだ」と述べた。24日召集の通常国会を前に、対決姿勢を強める野党を牽制(けんせい)した。
 一方で仙谷氏は「熟議ができる国会、新しい合意形成ができる国会になるよう働きたい」と述べ、野党との協調を目指す考えも示した。
(以下略)

 まず、過去のオノレらの言動を反省する姿勢を見せろ。話はそれからだ。
 つーか、こき下ろす以外にどうしようもない内閣だから、潰すよりしょうがないだろ。


負担増ラッシュ (2011 1/23 0:00)

 自賠責アップ、国保アップ、年金支給額引き上げ、B型肝炎患者の補償のために所得税増税、消費税アップ、各種控除廃止。もはや笑うしかねーな。


また日は昇る (2011 1/23 0:00)

 中国にGDP抜かれるのがほぼ確実なようだが、それについてはあまり気に病む必要はない(むしろ1人当たりGDPが台湾に抜かれることの方が問題だしな)。こっちはバブル崩壊後グダグダになってる状態、向こうはバブル絶頂。しかも向こうは人口10倍。それで依然として同等の水準ってことに、むしろ自信持っていいんじゃないかと思う。
 もっと言えば、中国の発表する数字なんてアテにならんしな。どれだけ水増しされてるか、分かったもんじゃない。

 「日本は小さい国」とか「減っていく人口に見合った経済を」とか言う向きもあるが、現段階で世界10位の人口で、仮に人口が3/4になっても、ドイツとほぼ同数。ドイツは弱小国かね?
 「日本は小さい国」という見方も的外れで、日本の面積は世界193ヶ国中60位(世界の国にはグリーンランド含まず)。排他的経済水域の面積は6位。
 たしかに今は元気がないが、ポテンシャルは非常に高い。戦後の焼け野原を見事に復活させた国なのだから、いずれ復活すると私は信じている。教育さえきっちりおこない人材を育てておけば、我々の子供世代は希望を持てる世の中になっているはず。

 まぁこのまま民主党政権がしばらく続いて、日本をさらにズタズタにしたらどうなるかは分からんが。



消費税の使途 (2011 1/22 0:00)

消費税を少子化対策に=玄葉氏(1/20時事)
 玄葉光一郎国家戦略担当相(民主党政調会長)は21日、TBSテレビの番組収録で、消費税率を引き上げる場合の使途について「基本的には年金、医療、介護がベースになるが、少子化、子育ての問題も入れていくのは一つの選択肢だ」と述べ、少子化対策に充てることも検討すべきだとの考えを示した。

 この不景気で消費税アップなどアホか、というのが正直なところだが、仮に消費税をアップしたとしても、それは福祉・社会保障に回すより、経済成長に資する方向に持って行くべきだろう。景気が回復して税収が増えれば、社会保障へ回す額も増やせる。景気対策もおこなわず有り金を社会補償政策に回せば、ジリ貧になるのは確実。

 「少子化対策に充てる」というのもズレてる気がする。昨今の少子化は、「結婚した人が子供を産まない」というよりは、「結婚できない、しない人が増えている」のが原因。雇用を促進し、若者に安定した所得をもたらすことこそ、少子化対策になる。
 また、子供手当の有り様も考え直すべきだ。具体的に言えば、3歳未満への子供手当は1.3万円から2万円に増額するという話。子供手当なんぞで「子供を産もう!」と思うのは、目先のことしか考えないバカだけだ。子育てで金が要るのは、乳幼児期でも小中学校の時期でもなく、高校・大学進学時(年功序列が当然と思ってる官僚達には、その辺りの感覚は分からんかもしれんが)。国公立大学への進学に対して、授業料を安くするとか、返済不要の奨学金制度を充実するとか、やるべきことはたくさんある。

 そもそも、民主党の言うことは信用ならん。消費税アップしても、玄葉さんが言うように「年金、医療、介護、少子化、子育て」に使われるとは思えん。



TPP (2011 1/21 0:00)

 TPP参加を「平成の開国」と呼び習わしている菅政権。別に、現状の日本は鎖国しているわけではないんだが(国民新党などが経済鎖国を推奨しているというのはあるが)。まぁたしかに、関税の撤廃で苦しむだろうという予測を、関税自主権がないことで大変に苦労した幕末の開国と重ねているのであれば、「平成の開国」というスローガンは非常に的確な比喩ということになる。

 いや、私はTPPには(今のところ)基本的に賛成なのだが、当然ながら備えは必要なわけで。
 例えば、戸別所得補償を続けて大規模農地への集約を阻害しておきながら、農産物関税を撤廃するとなると、台風の日に窓を全開にするような話。その辺りの整合性の無さが解消されない限り、TPP参加に賛成するわけにはいかない。
 また、労働者の流入に関しても基本的に無制限になるのだが、それへの備えについて、現政府が何か策を講じているという話も聞かない。とりあえず「時期尚早」というしかない状況。

 何よりいちばん不安なのは、菅がTPPの内容を本当に理解できているのかということ。通常国会で誰か菅に「TPPって何ですか?」と質問してみてくれ。たぶん、まともな回答が返ってこないから。



晩節を汚しまくり (2011 1/20 0:00)

与謝野経財相が民主会派入り(1/18時事)
 たちあがれ日本を離党して政権入りした与謝野馨経済財政担当相は18日、衆院会派「民主党・無所属クラブ」に入会した。与謝野氏の民主会派入りに関し、枝野幸男官房長官は記者会見で「内閣の一員としてしっかり役割を果たしてほしい」と期待を示した。 
 衆院の新勢力分野は次の通り。
 民主・無所属クラブ307▽自民・無所属の会116▽公明21▽共産9▽社民・市民連合6▽みんな5▽国民新・新党日本4▽たちあがれ日本2▽国益と国民の生活を守る会2▽無所属5▽欠員3


 選挙区で落ちて、自民党比例区で当選しておきながら、離党して「立ち上がれ日本」を結成する時点でアレなのに、さらに民主党政権の大臣になり、民主党の会派に入るという、筋の悪さでは最悪の選択肢を選んでいる与謝野。議員辞職して民間人として入閣するのが筋なんだが、「命をかけて」晩節を汚すことに躍起になっている。もうこの人の政治生命は、完全に終わった。さらば、与謝野。


自分のことを棚に上げ (2011 1/20 0:00)

民主党が国会改革提案 ご都合主義に野党反発(1/18産経)
 民主党の岡田克也幹事長は18日、国会内で与野党各党の幹事長らに国会改革のための提案書を手渡し、与野党協議を呼びかけた。国会審議の促進を図るために、野党側の質問の事前通告のルールを厳格化するほか、問責決議案の実質的な無効化を図る内容だ。しかし、質問通告も問責決議案も、野党時代の民主党が与党・自民党を苦しめる手段として使ってきた経緯がある。自らの過去の振る舞いを棚に上げた岡田氏の提案に対して、野党側は反発を強めている。
 提案書は問責決議について、首相が解散権を持たない参院が実質的に内閣や閣僚の命運を左右することは「妥当とはいえない」と指摘した。また、国益や外交上の観点から首相や閣僚が海外出張しやすくするよう、閣僚が欠席しても、副大臣や政務官が出席して審議を進めることなど、野党側の柔軟な対応を求めている。さらに、想定問答集を作成する国家公務員の過剰な残業時間を減らす名目で、国会質問の通告を前々日の正午までに行うことも要請した。
 岡田氏の提案の背景には、24日召集の通常国会で、参院で多数を占める野党が予算関連法案の成立を阻止するために問責決議案を連発したり、閣僚の外遊に難色を示して審議日程を窮屈にしたり、質問通告を遅らせたりする抵抗戦術をとるのではないかという懸念がある。実際、こうした戦術は野党の常(じょう)套(とう)手段であり、かつての民主党も多用していた。
 提案に対して、自民党の大島理森副総裁は「基本的精神は、私が国会改革をやったときに作ったルールだ」と提案書に理解を示しながらも、「それをことごとく破ってきたのが民主党だ」と批判した。たちあがれ日本の園田博之幹事長は「ご都合主義だ」と不快感を表明。公明党幹部も「改革の必要性は分かっているが、『あんたたちにいわれたくない』という気持ちだ」と批判した。

     ◇
 民主党の国会改革提案の骨子は次の通り。
 一、首相や閣僚の海外出張を理由とする国会欠席について弾力的に運用。
 一、前々日正午までの質問通告ルールを徹底。
 一、両院協議会の議決規定を3分の2以上から過半数に緩和。委員を各院の議席配分に応じて構成。
 一、参院問責決議によって内閣総辞職や閣僚辞任が決まるのは妥当でない。


 無内容・会議直前の質問通告も、問責決議の濫用も、民主党が野党時代に使ってきたやり口。それでも、「野党時代の行いへの真摯な反省」が根底にあるのなら、国会がよりまともな議論の場と発展することが期待でき、この提案も意味があるかも知れない。
 しかし、しょせん民主のクズどもが考えているのは「自分たちに都合の良い国会運営がしたい」ということだけである。だから、民主党が野党になったときには、この提案されたルールが反故にされる可能性は非常に高いと思わざるを得ない。無責任、厚顔無恥の極みである民主党が、約束を守るとは到底思えない。国民に対する約束(マニフェスト)も守れないヤツらが、自民党との約束を守るはずもなく。
 「首相や閣僚の海外出張を理由とする国会欠席について弾力的に運用」というのも、自民党が与党時代に提案し、野党民主党がとりつく島もなく反対していた案件。「何を今さら」というのが正直なところ。もし本気で国会改革を行うというなら、過去の行いを土下座して詫びるところから始めるべきだ。


麻生さんのブラジル訪問 (2011 1/20 0:00)

 インドでバカ鳩が狂ってる一方で、という話。

麻生元首相直言「時代はブラジルだ」(1/16産経)
 BRICsの一角として、世界で押しも押されもせぬ存在に成長したブラジル。1月1日に行われたルセフ新大統領の就任式に日本政府特使として出席した麻生太郎元首相が、式典が行われた現地ブラジリアで産経新聞のインタビューに応じた。若いころ、ブラジルに駐在した経験もある麻生氏。持ち前の歯切れ良さで、「未来の大国」ブラジルの将来性を熱く語った。(聞き手 松尾理也)

 ――ルセフ新大統領の印象は
 「彼女は以前から知っているが、行政官から政治家へ大きく変わりつつある、いってみれば化けつつある。前と比べて人間味がでてきているね。女性指導者としては、イスラエルのゴルダ・メイヤー、英国のマーガレット・サッチャーと並ぶ、歴史に残る存在にまで伸びる可能性があると思う」

 ――今回、実際に足を運んで感じたブラジルという国の「今」の印象は
 「この国はついこないだまで、新興国の代表という感じで、大国に対して要求をやたら出すような国だった。しかし今は間違いなく、世界の中で、G20の一員として、確固たる地位を占めている」
 「リーマンショックをうけて、(当時の)ブッシュ米大統領から電話がかかってきたとき、初め彼は『G8で会議をする』といってきたんだね。私はそのとき、『G8だけで会議をやっても意味がない』といって、さらに『日本と韓国と中国のGDP(国内総生産)を足したら、英仏独のGDPの合計より大きいということを知っているか』と聞いたらノーというんだ。それで私は、アジアからは中国、インド、韓国、オーストラリアなどを入れるべきだ、と。それから南米からはブラジルだ、それらの国を入れないと、今回の事態には対応できませんよ、という話をした。すると、ブッシュ大統領が『I got the picture(わかった)』という話になった」
「その後、ブラジルという国が大国としての意識を持ち始めた。いろんな予算措置も行って、国際社会へどのような貢献を行うかというところまでずいぶんと気を配っている。そういう意味で、ブラジルという国の将来性は高いと思うね」

 ――そのブラジルは、まだまだ日本では印象が薄いようですが
 「BRICsとよくいうね。日本ではどうもC(中国)が好きな人がずいぶん多いようだが、こういうふうに考えたらどうかね。反日で資源がない中国、反日で資源があるロシア。親日で資源がないインド、親日で資源があるブラジル。だったらブラジルとつきあうのは優先順位の一番なんですよ」
 「ただブラジルの欠点は日本から遠いこと。だから、ここは日本政府としてさっさとブラジルへの直行便を再開すべき。JAL便をつぶしてしまうというのは間違っているね」
 「日本からの距離に加えて、ブラジルが昔ハイパーインフレをやったせいもあって、日本企業にはトラウマが残っているんですね。ここに出てくるのをためらうのはわかる。しかし現実問題としてここには資源がある。さらに貧富の格差がルラ大統領の時代になって、いろんな批判はあるが、現実に縮まりつつある。貧富の差を縮めるということを、開発独裁みたいな形じゃなくて民主主義でやるというのは、けっこう難しいもんなんですよ。ぜひ成功してもらいたいと思うんだけど、そこで、そうした流れを後押しするためにも、日本からはどんどん企業に出てきてもらいたい。特に、技術を持っている中規模の企業」
 「たとえばね、ここのセラードという、不毛の地だった広大な草原地帯がその昔、日本の技術協力で大豆の一大産地に変貌したんですよ。その結果、大豆は今やブラジルの大輸出産品になっている。そうした農業技術支援を、今度はアフリカのモザンビークで日本とブラジルとが一緒にやるという計画があって、私が首相のときにサインした。なんでブラジルと一緒にやるかというと、簡単な話で、モザンビークはポルトガル語圏だからだ。ブラジルと日本が手を組んで、ブラジル以外でプロジェクトをやる。こういうのは、成功したら夢がある。また、アフリカのポルトガル語圏は、資源が豊富なアンゴラなどもある。次はそういうところにも手を広げていけばいい。とにかく、ブラジルは日本にとって本当に重要な存在だし、またうまくやっていける相手なんだ」


 鳩山のバカがホザく言葉と、麻生さんの語る内容を比較するに、どちらが総理に相応しい人物であったかは一目瞭然。我々日本人は、この人を追い落とし、古今無双のバカを総理に据えた。麻生太郎を「アホウ太郎」とか言っていたヤツらが、いちばんのアホウだったわけだ。



ゲスの放言 (2011 1/19 0:00)

普天間「ちっぽけな問題」=民主・石井氏(1/17時事)
 民主党の石井一副代表は17日夜のBS11の番組で、「昨年は後ろ向きな話ばかりだった。尖閣(諸島沖)で漁船がぶつかったとか、やれ政治とカネだとか、やれ(米軍)普天間(飛行場移設問題)だとか。そんなことは、どちらかと言うとちっぽけなことだ」と述べた。
 菅直人首相が意欲を示す税制と社会保障制度の一体改革の重要性を強調する中で出た発言だが、沖縄県民をはじめとして世論の反発を招きそうだ。
 また、石井氏は春の統一地方選について「ここで(議席を)倍増したいぐらいに思うが、その夢は今度は果たせないだろう。現状維持をどうするかと、それなりの戦いをしていかなければならない」と述べ、厳しい見方を示した。石井氏は党選対委員長就任が内定している。


 「ちっぽけなこと」すら処理できないヤツらが、でっかいことを処理できるはずもなく。


バカの放言 (2011 1/19 0:00)

江田法相、マニフェスト見直しに積極姿勢(1/18読売)
 江田法相は18日午前の閣議後の記者会見で、菅首相らが表明した2009年衆院選の民主党政権公約(マニフェスト)見直しについて、「政権を担当して、進化させ、より成熟したものにしていくのは当たり前だ」と述べ、修正を支持する考えを示した。
 江田氏はその理由として、「(09年の公約作成時は)政権にいない時で、霞が関(の官僚)から、民主党には十分な情報を提供してもらえず、心眼で見て作った部分がある」と指摘した。


 国民との約束を「適当に作った」と暴露しやがった。根拠もないのに、「財源は幾らでも出てくる」と言っていたわけだ。じゅうぶん詐欺罪に値するね。


有害物質 (2011 1/19 0:00)

 もう一人のゴミ。

核実験しない約束を…鳩山前首相がインド首相に(1/17読売)
 【ニューデリー=今井隆】民主党の鳩山前首相は17日、インドのシン首相と当地で会談し、日印原子力協定交渉で焦点となっているインドの核実験の扱いについて、「核実験を実施しないことを『約束し、行動する』という文言を(協定か関連文書に)入れてほしい」と求めた。
 シン首相は「よい協定をつくるのが重要だ。いろいろな可能性を検討したい」と答えた。
 これまでの交渉で日本側は、インドが凍結している核実験を再び行えば協定は白紙化されるとの文言を盛り込むよう主張、インド側が難色を示している。


 昨日も鳩山の発言に触れたが、内政に関する話ならまだ内輪で処理できるから良い。鳩がインドにいるという事実にかなり不安を覚えていたのだが、案の定のバカ発言である。こいつは、国益を損ねることしかできないようにプログラムされているらしい。

 鳩としては、「核のない世界を実現させるために」とか眠たいことを考えているのだろうが、インドにまでお花畑思想を披瀝するのは日本の恥でしかない。


 鳩山に比べたら、菅はかなりマシ。その場しのぎの結果に過ぎないとは言え、菅の方が「政治の現実」を理解した行動をとっている。そのせいで、夢物語に過ぎなかった民主党マニフェストとは真反対の方向に向かわざるを得なくなっているのが哀れではあるが。そう考えると、バカなマニフェストを策定した鳩山が、菅政権の足を引っ張っているとも言える。
 鳩山が今後の政治に役立つことがあるとすれば、鳩山の首を沖縄に持って行き、「これで勘弁してください」と詫びる意外に無いだろう。



反物質ビーム (2011 1/18 9:00)

雷から反物質ビーム、フェルミが観測(1/12ナショナルジオグラフィック)
 雷によって反物質ビームが宇宙に向けて照射されることがあるという研究が発表された。このビームは非常に強く、何千キロも離れた人工衛星で検出できるという。

 通常の物質はほとんどが電子や陽子などの亜原子粒子でできている。これに対し反物質は、質量とスピン(角動運量)は通常物質と同じだが電荷と磁性が逆の粒子から成る。
 このほどNASAのフェルミ・ガンマ線天文衛星に搭載された放射線検出器が、電子の反物質である陽電子の明らかな痕跡をおよそ30ミリ秒間にわたって検出した。分析の結果、この高密度の放射線バーストの発生源は、エジプト上空を通過中だったフェルミから5000キロ以上離れたナミビア上空の稲妻だったことがわかった。

 「これは、地球のメカニズムに関する根本的な新発見だ」と、デューク大学で雷を研究するスティーブン・カマー氏は話す。「どこかの惑星に反物質を作り出す雷があって宇宙に反物質を発射しているなどと言えばまるでSFのようだが、それが地球で起きているとは本当に驚きだ」。同氏は今回の研究には参加していない。
 雷は最もエネルギーの高い光の形態であるガンマ線を発生させることがあり、ガンマ線は対生成と呼ばれるプロセスを通じて陽電子を作り出すことがあることは以前から知られていた。
 ワシントン州シアトルで開催中のアメリカ天文学会の会合で1月10日、フロリダ工科大学で雷を研究するジョセフ・ドゥワイヤー氏が語ったところによると、ある大きさのエネルギーを持ったガンマ線が空気中の原子と反応すると、ガンマ線のエネルギーが、物質すなわち電子1個と陽電子1個に変換されるという。
 強力なガンマ線バーストで陽電子が数個できただけなら誰も驚かなかっただろうとドゥワイヤー氏は話す。しかし、フェルミが検知した稲妻は約100兆個の陽電子を作り出したと見られ、「これは多い」と同氏も驚く。

 研究を率いたアラバマ大学ハンツビル校のマイケル・ブリッグス氏は、稲妻が作り出した陽電子が地球の磁場の作用で集まって強いビームとなったのではないかと推測する。このビームがナミビアの雷からフェルミまで陽電子を運んだ。フェルミに到達した数ミリ秒後、ビームは地球の磁場のさらに北方の部分に当たったという。これにより、陽電子の一部がこだまのように跳ね返って同じ経路を引き返し、2回目のビームとしてフェルミに到達した。
 地球は太陽からの放射の直撃を常時受けているだけでなく、大規模な超新星爆発など、距離は遠いが強烈な現象によって発生する宇宙線を浴び続けている。
 フェルミが検出したビームに含まれる陽電子の量から考えて、今回の雷は、宇宙にあるその他の発生源から地球の大気に到達する放射線をすべて合わせた量よりも多い放射線を、陽電子やガンマ線の形で短時間に作り出したことになるとドゥワイヤー氏は指摘する。
 しかし同氏は、雷による放射線が航空機などに危険をもたらす可能性は極めて低いとしている。
 デューク大学のカマー氏によると、なぜごく一部の雷だけがガンマ線を発生させるのかは明らかになっていない。同氏は「稲妻の仕組みについての詳細はわかっていない」が、陽電子の生成が発見されたことは「非常に重要な手掛かりとなる」と述べている。
 この研究は「Geophysical Research Letters」誌に近日中に掲載の予定である。


 朝日新聞にも同様の記事が1/18朝刊に掲載されており、そこでは「雷」ではなく「雷雲」とあった。気になったんでNational Geographicの英文記事を見たら、見出しからしてThunderstorms Shoot Antimatter Beams Into Space。雷が鳴ったら反物質を放出、という非常に身近な話ではなく、雷雲の上部から宇宙空間に向けて反物質が放出されている、という話のようだ。

 そうは言っても、興味深い話であるのは確か。つっても、理系素人の拙者には「雷雲スゲェ」という感慨程度の物でしかないが。雷雲が天然の加速装置の役割を果たすなら、木星の表面とかはけっこう愉快なことになってる気がする。

 あと、「反物質ビーム」と聞いて、真っ先にこれを思い出した。





黙れ (2011 1/18 0:00)

鳩山氏、内閣改造を批判 「私には理解できない」「国民のみなさんは期待していない」(1/17産経)
 民主党の鳩山由紀夫前首相は16日夜(日本時間同)、訪問先のインド・ニューデリーで同行記者団と懇談し、菅直人首相が内閣再改造で枝野幸男官房長官を起用したことについて「昨年の参院選で負けた時の幹事長だ。責任を半年で忘れていいのか。私には理解できない」と批判した。
 また首相に近い一部幹部で人事を決めたとして「挙党態勢を望んでいると言いながら、どうして身内だけでやろうとするのか」と批判した。
 各種世論調査で再改造内閣への支持率が小幅上昇にとどまったことについて「首相が最強の内閣と胸を張るほど、国民のみなさんは期待していない」と指摘した。
 党執行部が衆院選マニフェスト(政権公約)見直し方針を打ち出したことについて「大いに変えるとすれば、選挙で訴えなければいけない」と指摘した。(共同)


 枝野について「昨年の参院選で負けた時の幹事長だ。責任を半年で忘れていいのか。」と評価するのも、菅再改造内閣について「首相が最強の内閣と胸を張るほど、国民のみなさんは期待していない」と見るのも、決して間違ってはいない。むしろ、正しい。

 しかし、鳩山、てめぇが言ったらいかんだろ。去年の参院選の敗北は、その幾らかはお前のせいでもある。泥棒が「防犯はしっかりしろよ」と説教してるようなモンだ。佐藤賢了でなくとも「黙れ」と言いたくなる。

 チュニジアみたいに、民主党のクソどもを国外に追放しましょうかね。

 しかし、与謝野さんの入閣は、かなり評判悪いようですな。そりゃそうだ、自民党のやり方を批判して政権奪取した政府の閣僚に、批判されていた自民党の閣僚だった人が座ってるんだもん、誰もが変だと思うわな。


センター試験 (2011 1/18 0:00)

 生徒達の結果を聞くにつけ、試験というのは、「精神的な強さ」というのが非常に重要なファクターになるんだなと、毎年のことながら実感させられる。模試より1割以上も落とす生徒も、いないわけではなかったり。もちろん、普段の成績を大きく上回ることは滅多になく、普段の努力が前提にあるのは確かではあるが。

 今年は、国語と数学で、中堅どころの実力の持ち主(ふだん6割前後の者)が大崩れしている模様。できた人とできなかった人の差が、非常に激しいように思う。

 拙者も恒例行事なので解く。国英が専門だからそれさえできりゃいいんだが、どんな教科を質問されても大丈夫なように……というのは建前で、せっかく覚えたことを忘れるのは勿体ないというのが正直なところ。
 世界史93。現社95。生物94。数学186。数学、時間が足りねーよ。ためしに高校の時から勉強してない化学をやったら、24点だった。



肝っ玉の小さい男、小沢 (2011 1/17 0:00)

 日曜朝、フジテレビの「新・報道2001」に小沢が出てた。

 繰り返し「今日はその話題には触れないという話でしたので」と政倫審の話題から逃げようとしたり、ゲストに来ていた茂木健一郎が気色悪いほどに小沢擁護だったり(そういや茂木も脱税するような輩だったな)。「お膳立てが揃ってないと人前には出られません」という気の小ささばかりが目立ったテレビ出演だった。
 一応、政倫審の話題が出たときには、上記のように牽制しつつ「出ないと言ってるワケじゃありません」と言い訳していたが、「だったらとっとと出ろよ」という話。あんな放送で「やっぱり小沢は悪くない、小沢は日本に必要な政治家だ」と思うヤツが、信者以外にどれだけいるのか。
 そういや「正義は勝つ、お天道様が見ている」とか言ってたな。安全圏でコソコソしてるヤツが何を言ってるんだか。

 「スペシャルゲストをお呼びしています、自民党の石破政調会長です!」と、サプライズ・バトルを演出してくれれば面白かったんだが。


 センターの数学IAを解いて頭が疲れたので、今日はこの辺で。数IAは、去年のような「鬼のような難しさ」はなくなってるんで、60点くらいの平均点になるのではないか。数IIBはまた明日解こう。



センター試験 (2011 1/16 0:00)

 受験関係でうちのサイトに来ている人も少々いるので誘導…と、4年連続同じ文面。
 我が母校へのリンクを貼るのも同じ。
http://kaisoku.kawai-juku.ac.jp/nyushi/center/10/index2.html(河合塾のセンター速報)

 英語も国語も昨年並み。ただ昨年並みとは言っても、国語は去年の平均点が107点ほどだったので、今年も悲惨なことになっている生徒は多いと思われ。漢文の難しさが際立っていた。現社は昨年より少し平均点が上がりそう。

 センター英語の第4問対策に、TOEICの問題集が利用できそうだな。



験担ぎ (2011 1/15 0:00)

 「仏滅の日に内閣改造」というのは、民主党らしくて良い。

 「そういうのは迷信だ」と言う向きもあろう。私もそういうのはあまり気にしない性格ではあるが、しかし「敢えて仏滅を選ぶ」ようなことはしない。「仏滅を気にしない」人はいるだろうが、「大安に内閣改造をするな!」と主張する人はおそらく皆無だろう。であれば、「仏滅かどうかを気にする」人のために、仏滅を避けるのは当然の配慮だ。
 菅は「気にしない側」の人間なのだろうが、民主党や、連立を組む国民新党の人間全員が「気にしない側」であるはずがない。「何か縁起が悪いな」という気持ちを持つ人が一定数はいるだろう。もちろん「仏滅に改造したからこの政権は巧くいかない」と考える人はほとんどいないだろうが、「縁起が悪いな」という気持ちは、意識せずとも無意識のうちに「もやもやした感覚」として残る。人間の仕事には精神的な側面が非常に大きく影響することを考えれば、決して軽視できない感覚である。

 この辺りの「配慮の無さ」が、非常に民主党らしいと思う次第。

 そういえば、14日は歌会始の日でもあったな。陛下をいっそうお忙しい目に遭わせたわけだ。こういう配慮の無さも、民主クオリティ。


与謝野 (2011 1/15 0:00)

 与謝野?「与謝野の財政規律政策に感化された菅が、民主党内のバラマキ派を抑えきれずに右往左往」という姿しか思い浮かばない。ま、立ち枯れ日本の面子と相容れないのは誰の目にも明らかだったので、こうなるのは予想の範囲内ではあったが、これほどすんなり与謝野が入閣するとはねぇ……恥ずかしくないのかな。



人材難の民主党 (2011 1/14 0:00)

無念の仙谷長官「無理が通れば道理が…」(1/13読売)
 仙谷官房長官は13日の記者会見で、菅首相が官房長官交代を決断したことについて、「野党の言うことを懐深く受け止める必要があるとすれば、そういうやり方もやむを得ない」と述べ、参院での問責を理由に更迭を突き付けた野党の主張を受け入れる結果となったことに無念さをにじませた。
 仙谷氏は「問責に法的拘束力はない」と主張してきた。この日も「(野党の主張が)憲法論的に無理筋だという見解は変わらない。無理が通れば道理が引っ込むような話にますますなっていくのではないか」と不満を口にした。
 仙谷氏は「メディアとの関係は、野党とガバナンス(政府)の側でこんなに違うということを一番勉強した」と、内閣のスポークスマンとして緊張にさらされた7か月を振り返った。後任の枝野幸男幹事長代理には「体力、気力、理念、理想がないと、なかなか大変だ」とエールを送った。


 何を言ってやがるんだ、というのが正直なところ。野党時代に問責を出して「責任とれ」と連呼していたのはどこの党だったか。野党時代、メディアと一緒になってくだらぬ揚げ足取り・誹謗中傷で経済対策を遅らせまくっていたゴミ政党はどこの党だったか。こういった記憶喪失ぶりは、民主党議員も共通する習性。
 「無理が通れば道理が引っ込むような話」と言っているが、尖閣沖で海保の船に特攻をカマした中国人船長を釈放して、その責任を那覇地検に押しつけたヤツがよく言うよ、という話。道理を無視した政治をおこなっているのは、仙谷の方だ。

 で、仙谷は幹事長代理?「問責を受けての後退」という形にしたくないから、何らかのポストに就けねばならないというのは分からんでもないが、しかし、「仙谷がなにゆえに批判されているのか」というのが全く理解できていない人事。
 枝野を官房長官にするのも、理解不能。半年前に、選挙での大敗の責任を取ってやめたのではなかったのか。禊ぎはもう済んだ、ということか?

 民主党の人事を見ていると、「大臣職と党の役職をたらい回ししている」ようにしか見えない。ま、それだけ人材がいないということなんだろうが。



先送り (2011 1/13 0:00)

公務員人件費の2割削減、先送りへ…政府検討(1/12読売)
 政府は11日、2009年の民主党の衆院選マニフェスト(政権公約)に明記した「国家公務員の総人件費2割削減」について、衆院議員の任期満了である13年度までの達成は困難になったとして、公約内容を見直す方針を固めた。
 仙谷官房長官、片山総務相、玄葉国家戦略相、蓮舫行政刷新相が同日、首相官邸で協議し、「13年度までに2割削減のメドをつけるため、削減策の具体化を進める」と軌道修正を図ることで一致した。
 政権公約では、子ども手当や高速道路無料化などの財源に充てるため、13年度までに人件費の2割に相当する1・1兆円を節約する方針を明記していた。
 政府は2割削減を実現するには、国の出先機関の事務や権限の地方への移管のほか、労使交渉を通じた給与削減などが必要になるとして、関連法案などの作成を進めてきた。
 だが、政府が10年末に閣議決定した出先機関廃止を含む地域主権戦略会議のアクションプラン(行動計画)は、人事異動や事務引き継ぎなどに一定の時間がかかるとして、関連法案は12年の通常国会に提出するものの、実施は「14年度」からとした。このため、13年度中の実現は難しいとの結論に達した。


 子供手当とか高校無償化とか、やらなくていいことはガンガン進めるくせに、本当に必要なことには全く着手しませんな。

 そういや、民主党が総会だか寄り合いだかを開いてましたな。とりあえず、バカの集団は見ていて気持ちが悪い。とくに小沢擁護の松木とか川内は、菅や岡田がマシに見えてしまうくらいに醜い。いや、菅も酷いけどね、自画自賛ばかりで。


支援するから負担しろ、ですと (2011 1/13 0:00)

 これって本当かね?全く意味が分からんのだが。

信頼ゼロの民主政権で「子育て支援」新システム導入あるか?(1/12読売)
 2011年度の子ども手当をどうするかで迷走した政府内で、まったく新しい「子ども・子育て支援システム」の導入が検討されている。同手当の制度設計から抜本的に見直し、子供がいる世帯にも負担を求めて安定的な財源を確保。さらに、「子ども家庭省」の創設も視野に入れているという。子育て支援の充実で政権浮揚のきっかけをつかみたい考えだが、実現には曲折もありそうだ。(中略)
 こうしたなか、政府内部で練られているのが、新しい「子ども・子育て支援システム」の導入。現在の子ども手当を抜本的に見直し、「子供がいる世帯(の世帯主)からも資金の拠出を求める」(関係者)ことで安定的な財源確保を図る。具体的には次のようなものを想定しているという。
 (1)国(一般会計)からの負担金・補助金と、労使や子供がいる世帯からの拠出金で「次世代育成支援特別会計」もしくは「基金・金庫」を創設する。
 (2)その資金を子ども・子育て支援新システムの実施主体の市町村(基礎自治体)に設ける「次世代育成支援特別会計」もしくは「基金・金庫」に移すとともに、都道府県や市町村の一般会計からの補助金を加える。
 (3)プールされた特別会計もしくは基金・金庫の資金を基に、基礎自治体が地域の実情に応じて、地域の裁量で配分する。
 (4)資金の配分については、現金給付のほか、現物給付(地域の子育て支援などの幼保一体給付)も選択でき、両者を組み合わせることも可能−というものだ。
 国、自治体、労使、子供を抱える世帯が一体となって子供や子育てを支えるもので、「社会全体で子供・子育てを支援する新たな枠組み」(関係者)ともいえる。
 新システムの導入に向けて、政府は13年度からの施行を目指して法案を国会に提出する方針で、「新システムの導入に合わせて『子ども家庭省』の創設も視野に入っている」(関係者)という。
(以下略)

 「奢ってやるから金払え」というのと何が違う?むしろ、経費がかかる分だけ、マイナスになるような。「手当は増えるが税金も増える」のだったら、「手当無し、税金も無し」で良いじゃないか。減税や控除では恩恵を受けられない低所得層を支えるというなら、子育て世代からさらに収奪するのではなく、余裕のある高齢者から徴税して世代間格差を無くす方向で調整するべきだ。
 しかも「子供家庭省」なんてでっち上げたら、いっそう人件費に中抜きされる分が増える。新しい利権を生み出すだけだ。公務員を増やして雇用対策、とでも言うのかね?それなら、新規採用が大幅に減らす結果を生んだ天下り禁止の見直しが先だな。
 

NHK会長人事 (2011 1/13 0:00)

 NHK会長問題。なんかゴタゴタしすぎていてワケが分からん。安西氏に問題がないわけではないのだろうが、それ以上に、経営委員会の問題処理能力の無さに呆れかえってしまう。「風評が出ること自体が問題だ」と難癖を付けた委員がいるらしいが、倉田真由美のような脱税野郎が委員にいるくせに、風評も何もあったもんじゃねぇだろ、と。

 つーか、今になって初めて知ったのが、経営委員会が最高意思決定機関で、経営委員会の委員長はNHK会長よりも上に位置しているのだということ。なんか分かりにくい組織構造ですな。


混迷するNHK経営委 会長人事・安西氏辞退(1/11朝日)
 24日に任期満了を迎えるNHKの会長人事で、任命権をもつNHKの経営委員会は、次期会長に前慶応義塾塾長の安西祐一郎氏(64)を起用する案を撤回することを決めた。同委員会が一度は決めた会長人事を翻したのは、NHK関係者の間で広まった「3条件」の話がきっかけだった。
 安西氏が、経営委からの就任要請を受諾したのは昨年12月27日。当初は安西氏が固辞していたこともあり、委員の間では安堵(あんど)の空気が広がった。ところがこの直後から、安西氏が就任にあたって「交際費の使用」など三つの条件をつけたという話が広まる。一部のスポーツ紙や週刊誌などにも掲載されたこともあり、一部の委員が安西氏起用に異論を唱え始めた。
 安西氏は即座に「事実無根の話が広まっている」と小丸成洋委員長に抗議。5日の非公式会合でも委員の前で全面否定した。しかしその会合の安西氏がいない場で、安西氏の擁立を進めてきた小丸委員長が「実は安西氏のことをよく知らない」と発言し、さらなる紛糾を招いた。
 「知らない人に任せられない」。経営委が安西氏に受諾撤回を迫った理由はこの一言につきる。だが、「知らない」人物に公共放送のトップに就くよう求めたのはほかならぬ経営委であり、無責任のそしりをまぬがれない。
 経営委は11日午後から改めて人選に入るが、難航は必至だ。24日までに新会長が決められなければ、放送法の規定により、福地茂雄会長が緊急避難措置として会長職にとどまることになるが、その可能性も現実味を帯びてきた。(丸山玄則)


安西氏「風評だけで評価」「不信は頂点」 NHK人事(1/11日経)
 11日、NHK会長への就任を拒絶した安西祐一郎・前慶応義塾長が報道機関に配布した発表文の全文は以下の通り。
 日本放送協会(NHK)会長職について、12月19日に小丸NHK経営委員長から就任の要請がありましたが辞退し、さらに22日にも辞退しました。しかし、12月23日に、NHK経営委員会の総意として、小丸委員長からあらためてNHK会長への就任を要請されました。
 これに対して、私としては任が重すぎるため重ねて辞退しましたが、小丸委員長からその後もさらに要請が続きました。こうした中で、NHKが将来さらに良いものになりそれを通して日本が浮上する一助になればと考え、27日に、小丸委員長および経営委員会の全面的協力を前提とすることの了解を小丸委員長から得たうえで、まったくの善意で内諾の意向を伝えました。
 なお、会長就任の要請から内諾時、さらに今日まで、一部報道にあるような条件を提示した事実は一切ありません。内諾するにあたって仕事の環境について説明を求めたことはありますので、そのことが条件をつけたと曲解されて伝わったのではないかと想像しますが、仮にそうであれば、曲解すること自体が問われるべきことだと思います。
 さらに、1月5日午後1時半から開催予定であった経営委員会打ち合わせ会合に出席してほしいとの小丸委員長からの懇請があり、それを受けて、同会合に同日午後2時半過ぎから出席しました。その場で、経営委員会が一致団結してNHK改革に取り組むことがNHKを良くするには必須だということを述べました。また、いくつかの条件をつけたという一部報道は事実ではないこともそこで述べました。これに対して質問はなく、またNHKの将来に対する私の考えに対しても具体的な内容を問う質問はありませんでした。
 この間の経緯を垣間見るに、小丸委員長が私に対して会長就任の要請を何度も続けてこられたことが、実は必ずしも経営委員会の総意とは言えないことが判明してきました。また、経営委員の方々は、私のこれまでの経営・学術・教育改革等に関する活動や会長としての私に期待することなどを、十分に理解して要請したと認識していたのですが、実はそうではなく、要請しておいてから後になって、いわれなき中傷を含む風評だけで私を評価するようになったことも判明してきました。その一方で、小丸委員長に申し上げた情報が、曲解された形で流布され続けました。この間、小丸委員長に伝えた情報がまったく曲解された形で流布されることが度々起こりました。さらに、小丸委員長がいったん就任要請をし、私が内諾したにもかかわらず、今度は一転して私に辞退の勧告をするということも起こりました。この辞退勧告については、私は回答を留保いたしました。一部報道にあるような、経営委員会が会長就任要請を撤回したということは、私の知る限りまったくありません。
 こうしたことが前提となって、私の小丸委員長および経営委員会に対する不信は頂点に達しました。とくに、一貫した対応姿勢をまったく持たない小丸委員長、および風評に依存して動く経営委員会では、仮に私がNHK会長に就任しても、NHKをさらに良いものにしていくことは困難であると判断します。
 以上に鑑み、今般小丸委員長を通じてNHK経営委員会から要請のあったNHK会長就任につきましては、不本意ながらこれを拒絶することを、小丸委員長に通知いたしました。
 なお、上記の件は、会長選任にかかわる経営委員長および経営委員会への不信と、それに基づくNHK会長就任辞退の理由に関するものであり、NHKの活動全般についての件ではありません。NHKの発展はこれからの日本にとってきわめて大切であり、NHKの活動につきましてはこれからも応援させていただく所存です。




破綻 (2011 1/12 0:00)

赤字国債:発行「2年先は無理」 笹森氏に首相(1/9毎日)
 菅直人首相は8日、元連合会長の笹森清内閣特別顧問と首相公邸で会談し、「このまま赤字国債を発行するような状態は、2年先は無理だ」との認識を示した。10年度に続き、新規国債発行額が税収を上回った11年度予算案を踏まえ、12年度予算編成で税財政改革に取り組む意欲を強調したものだ。笹森氏は会談で、超党派の議論を進めるため、「自公政権下での審議会などの検討結果を参考にすべきだ」との考えを伝えた。【倉田陶子】

 民主党のバラマキ政策では、早晩予算が組めなくなるのは分かっていた話。バラマキ政策をやめたとしても財政的に行き詰まるのは確かで、増税が必要だという考えを否定するつもりはない。しかし、増税するというのなら、無駄なバラマキをやめてからの話だ。「新たな財源をひねり出して、それを子供手当や高校無償化の財源に充当する」と言っていたのだから、財源が捻出できないのなら、それらの政策はすぐにやめるべきだ。

 とりあえず、何かやりたいのなら、政策の矛盾を解消するのが筋だ。TPP導入のために強い農業を実現するというのなら、戸別補償のような「弱小農家の延命策」はやめるべきだし、雇用促進を謳うなら、ジョブカードを仕分けるような愚は慎むべきだ(予算案では復活したらしいが)。目新しい話にすぐ飛びつき、国民受けするバラマキに意固地に拘るから、各政策の整合性に破綻を来すのだ。

 マニフェストを見直し、「できること」のみを政策に掲げること。そして、それを争点にして、解散総選挙を行うべし。



的外れの擁護 (2011 1/11 0:00)

ニュースの匠:「政治とカネ」の問題点は…=鳥越俊太郎(1/10毎日)
 「政治とカネ」。このキーワードは菅直人首相はじめ与党議員から自民・公明の野党議員、さらに新聞・テレビ・雑誌の全マスコミ、そして一般市民の7割以上が普通に使い、小沢一郎氏に説明責任を迫っています。小沢氏への追及が始まった西松建設違法献金事件、そして資金管理団体「陸山会」の政治資金規正法違反事件。私自身はこの二つの事件を巡る東京地検特捜部の動きとマスコミの連動を当初から検証していますが、特捜部が見立てをし、その通り捜査を行ったものの、結局はその見立ては何ら証明されず、最後は不起訴に終わった、いわば“巨大な虚構”に過ぎませんでした。
 しかし、“虚構”は転がる過程でマスコミを通じて大音響のこだまを生じさせ、首相から大阪のおばちゃんまで、何かといえば「政治とカネ」というようになりました。小沢氏のどこが、なぜ問題なのか? きちんとした検証抜きのレッテル貼りは、言葉のファシズムではないのでしょうか。
(後半のみ抜粋)

 「特捜部は結局不起訴にした」というのは、小沢擁護派がよく使う文句。だが、多くの人は、小沢が起訴に値するかどうかという次元では、考えていない。コロコロ変わる説明、明確でない金の出所、使い途、それらを把握したいということであり、法律に触れるかどうか以前の、もっと道義的な部分について疑念を持っているわけだ。
 だからこそ、国会の場で説明すべきだと考えている。法律的な問題は法廷の場でケリを付ければいい。小沢氏の言動に疑念を持っている人間は、法律的な問題を云々しているつもりは無い。
 さらに言えば、国会で説明することから逃げ回っている姿にも呆れかえっている。そういった点を認識できていないから、「小沢氏のどこが、なぜ問題なのか?」とアホな言説を吐くことになる。

 また、「小沢問題よりも、国家に対って論ずるべきだ」という意見もある。その通りではあるが、だからといって、小沢問題を放置して良いという道理にはならない。「国会でまともな論戦をおこなうためにも、とっとと小沢にまつわる疑惑を解明すべきだ」となるべきだ。

 つーかね、明石の歩道橋事故に関して検察審査会が起訴を決めたときに「検察審査会の判断は正しい、市民の意思が法廷に届いた」というような言い方をしておいて、小沢問題では「検察審査会の決定は横暴だ」と真反対の意見を言うような輩を、誰が信用できるというのか。また、小沢擁護に走っている面子の中には、小沢のように疑惑を持たれた自民党議員に対して、かつて「法律の問題ではない、倫理の問題だ」としたり顔で言っていた者もいた(鳥越もそうだ)。二枚舌を恥じない者たちが、小沢を庇っているわけだ。



もうすぐ受験シーズン (2011 1/10 0:00)

 高3の授業終了。あとは、センター、二次試験に向けて、個人個人が戦場へ旅立つことになる。

 縁起物でも用意してやろうと思い、「はやぶさ」が最後に撮影した地球の画像をコピーして、生徒達に配った。最後まで諦めずに、持てる力を出し切って欲しいものだ。
 縁起物と言うことで、あの有名な「若かりし日の鳩山夫妻」の写真も一応準備しておいたのだが、受験生に渡すには逆に縁起が悪かろうということで、プリントアウトした1枚を見せて笑ってもらうだけにしておいた。

 やるだけのことをやったらば、開き直ったヤツの方が強いのだが、最近の子たちはその辺りがいま一つ弱いように思う。「E判定だけど突っ込むぜ」という特攻野郎が減っている。自分の実力を冷静に見ているという意味では良いことかも知れないが、「C判定だが、やるべきことはきっちりやってきたから本番では花が開きそう」という場合も、10年前に比べると弱気になる子が多いように感じる。

 現役の時に、私立を受けず国公立1本で突撃して玉砕した拙者ゆえの感慨かもしれないが。


 受験生の方へ。英語の基本構文などを集めたページを作っておいたんで、最終確認に利用してくださいな→重要表現・構文集



何やっても無駄、早く下野しろ (2011 1/9 0:00)

 内閣改造をやるとか、小沢を政倫審に連れ出そうとか……はっきり言って、かなりどうでもいい。もちろん、仙谷や小沢が目立つところから消えれば僥倖ではあるが、かといって日本の政治が何か改善するかと問われれば、「大して変わらないよね」と答えざるを得ない。「鉢呂よりも渡部恒三が国対委員長になった方がマシかなぁ」とか、「仙谷よりひどい官房長官はまぁあり得んわな」とは思うが、かといって民主党政権の「その後」に期待が持てるかと言えば、断じて否である。
 仙谷が内閣から去ろうが、小沢が民主党から出て行こうが、民主党政権である限り日本の政治が停滞し続けることに変わりはない。民主党の議員の中で、まともに政治活動ができる人間などほとんどいないからだ。少なくとも、党の要職に付いている人間や、閣僚の面々の中に、日本の舵取りがまともにできるような逸材は見当たらない。民主党内では比較的マシだと思っていた前原や枝野も、あくまで「民主党内ではマシ」でしかなかった。

 年初の東京証券取引所は、明るいムードで始まった。しかしながら、それは日本経済が明るい未来を有しているからではなく、ましてや日本政府の施策が日本経済復活によい影響を与えているということは全くなく、アメリカが復調しているということ、それによって為替が一段落しているということに過ぎない。日本独自の要因で株価が上がっているのではなく、世界の流れに揉まれてたまたま上昇した、というだけに過ぎない。要するに、漂流状態である。

 早く解散総選挙をやって民主党政権を崩壊させねば、取り返しの付かないことになる。瀕死の病人にいたずらに延命措置を施すだけだった自民党に問題なしとは言わないが、瀕死の病人を前に手を拱いてオロオロするだけのバカよりは役に立つ。とりあえず、最悪の状態は早く回避せねばなるまい。



正月太り回避 (2011 1/8 0:00)

 12月に多めに走っていたこと、正月にも関わらずランニングの習慣を絶やさなかったことが功を奏したのだろうか、正月太りを回避することに成功。つーか、なぜか正月を経て1kg痩せた。しかしながら、正月太りしないために食べる量を節制したということは全くなく、むしろ好き勝手に飲み食いしていたので、理由がまったく分からない。

 さて、これからは正月に食いきれなかった餅を食べる日が続くのだが、餅好きの拙者としては至福の日々が続くことになる。特に、今年はなぜか大量に餅を購入したため、まだ何十個もストックがある。
 醤油で餅を食うのは邪道、砂糖を付けて食うのがいちばん。また、電子レンジで温めて、柔らかい餅を食うのが最高。焼いて焦げ目が付いた餅は許せぬ。パリパリの部分が食いたきゃ、煎餅を食う。



竹島は日本の領土! (2011 1/7 0:00)

 今年も叫ぶぜ、「竹島は日本の物だ!」と。

島根県 : Web竹島問題研究所 かえれ島と海

  「さくら日和」さんの、「竹島プロジェクト」該当エントリ。
さくら日和 勝手に立ち上げ竹島プロジェクト2011

 関連サイト。
竹島 (島根県) - Wikipedia 
外務省: 竹島問題
MOFA: The Issue of Takeshima

 竹島ではないが、領土関連でこちらも。
北方領土問題対策協会ホームページ
外務省: 北方領土問題
外務省: 尖閣諸島の領有権についての基本見解

 また、例年通り、ページ上部にも、2/22まで「竹島問題研究所」へのリンクを載せておきます。

 ブログやホームページを持っている人は、普段時事ネタを扱っているかどうかには関係なく、「竹島は日本のもんじゃ!」と竹島の日をアピールしていただきたいと思います。サイトを持ってない人も、普段の会話で話題にしてくださると嬉しい限りです。尖閣問題によって、領土に関する意識は例年になく高まっていると思いますので、是非竹島も会話の俎上に乗せてください。



柳腰のあばずれ (2011 1/6 0:00)

仙谷氏「私は法曹界ではあばずれ」(1/5産経)
 仙谷由人官房長官は5日、法相として法務省職員に対し行った年頭の訓示で「私も皆さん方のお仲間の世界(法曹界)では“あばずれ”の方でございます」と語り、弁護士時代の自らを卑下した。
 その上で、自衛隊を暴力装置と表現するなどの先の臨時国会での失言を棚に上げ、「国会でいろんな質問を受けて答弁をしたが、(質問者が)法治の意味を考えていなかった」と批判した。野党側から中国漁船衝突事件のビデオ映像の公開を求められたことが念頭にあるとみられる。
 仙谷氏はさらに、大阪地検特捜部による押収証拠改竄(ざん)事件を踏まえ、「昨年は数十年に一度あるかないかの大激震の事件が発生した。今年は原因をしっかりと調査し、それを糧に新しい法務行政を構築してもらいたい」と訓示した。


 「柳腰」に「あばずれ」。仙谷はオカマか?まさかマドンナ旋風の夢から醒めていないのか?

 中国人船長を釈放するよう圧力をかけたり、しかもその責任を沖縄地検に押しつけたり、法治を無視して人治主義を遺憾なく発揮したくせに「(質問者が)法治の意味を考えていなかった」とは、よう言うたものよ。

 いちいち言葉の選択がおかしな男だ。誤用ももちろんだが、人の神経を逆なでするような言葉遣いを敢えてしているようにしか見えん。



選挙目当てと明言 (2011 1/5 0:00)

 仮に「それ」が目的だった他としても、大っぴらに言ってはいかんだろ。

一括交付金は「統一選目当て」首相が明言「大きな支持をもらいたい」(1/4産経)
 菅直人首相は4日、平成23年度予算案でひも付き補助金の一括交付金化を図ったことについて「春の統一地方選に向け、5千億円を超える一括交付金を実現した。各県が自主的に使うことができる画期的なものだ。統一選で民主党の成果を伝えて、大きな支持をもらいたい」と強調した。
 地域主権改革の柱として掲げる補助金の一括交付金化が、民主党の苦戦が予想される統一選対策だったことを自ら明言した形だ。
 伊勢神宮参拝のため訪れた三重県伊勢市内で、記者団の質問に答えた。


 「選挙目当て」と批判された政策はこれまでも数多存在したが、それはメディアや野党が「選挙目当ての政策だ!」といわば一方的に批判した物。政府は当然のことながら、否定したり無視したりしていたものだ。こうして首相自ら「選挙目当てだよ〜ん」と明言したのは、私の記憶には無い。「国のお金を使って一政党の票を買う」という行為を自白したわけで、こんなバカな話は聞いたことがない。
 こういう発言を聞くと、根本的な知恵というか判断力というか、社会人として必要不可欠な何かが大きく欠落していると思わざるを得ない。鳩山とはベクトルが違うが、絶対値では同レベルのルーピーである。

 つーか、豪雪被害で大変なことになっている鳥取を何とかしろ。自民党が強い県だから、災害に苦しんでも放置かね?



何でも爆発 (2011 1/4 0:00)

 タクシーが爆発という記事を読んで(あとで引用)、「中国はいろんなモンが爆発するなぁ」と思ったんで、ちょいと「妙な物が爆発した事件」を探してみた。オーブントースターとか、ネットカフェとか、まぁ爆発しないこともないなぁ…と思える物は除外した。

中国の携帯電話「爆発」、過去にも死亡・顔面重傷の前例(2009/1/31サーチナ)
 広東省広州市内で30日、胸ポケットに入れていた携帯電話が爆発して男性が死亡したとされる事故で、広州日報は2002年から07年に中国国内で発生した主な携帯電話の爆発事故を紹介した。30日の事故では男性が死亡。爆発した携帯電話の破片が頸動脈を傷つけたため大量に出血したとされている。
 02年4月:北京市内で男性が携帯電話を充電。そのまま充電器につけておいたところ、14時間後に携帯電話が爆発。購入後、初めての充電だった。
 03年3月:西安市内で、女性が家に置いていた携帯電話が爆発。するどい破片が周辺の家具に突き刺さった。
 03年9月:深セン市で、女性がスラックスのポケットに入れていた携帯電話が爆発。女性は太ももに重度のやけどを負った。
 04年1月:深セン市で、ユーザーがズボンのポケットに入れていた携帯電話が爆発。同ユーザーは太ももに重度のやけどを負った。
 07年3月:北京市内の家屋で充電中の携帯電話が爆発。火災が発生した。
 07年6月:甘粛省の工場で、作業員が上着のポケットに入れていた携帯電話が爆発。折れた胸の骨の砕片が心臓を傷つけ、作業員は死亡した。胸の傷口は13−16センチメートルあった。
 07年6月27日:広東省広州市で、携帯電話の爆発事故が2件発生。1件は作業員の胸ポケットで爆発。同作業員は胸の筋肉の一部が吹き飛ぶなどで重傷を負った。別の1件は、会社勤めの若い女性の携帯電話が爆発。女性は鼻を6針縫うなどの重傷を負った。(編集担当:如月隼人)


椅子が爆発、座っていた女性が重傷―中国・アモイ、過去に死亡例も(2010/5/14サーチナ)
 福建省アモイ市で11日夜9時半ごろ、家庭内で使っていた椅子が爆発し、座っていた女性(24歳)が重傷を追った。空気を密封した鉄製のシリンダー部分が爆発した。済南時報、チャイナネットなどが報じた。
 女性がドライヤーを使っていたところ、座っていた椅子が爆発してた。隣の部屋にいた弟によると、大きな爆発音がして部屋が地震のようにゆれた。女性がいた部屋に駆けつけると、火薬のようなにおいがした。女性は倒れ、ほとんど気を失っていたという。出血もひどかった。一家が住んでいるのはマンションの一室で、階下の住人はガス爆発と思い、消防とガス会社に連絡した。
 女性は病院に運ばれ、約5時間にわたる大手術を受けた。担当した医師によると、椅子に使っていたばねや釘、プラスチックの破片が肛門付近から体内にめりこみ、直腸や子宮を貫通したものも多かったという。命には別状がなく、傷ついた臓器は再生すると考えられるが、場所が悪かった場合には死につながった可能性があるという。
 写真は爆発した椅子。チャイナネットが配信。
 爆発の原因は、座る部分の上下を調整するために鉄製のシリンダーを使っており、密閉された空気がなんらかの原因で爆発したとみられている。シリンダー内に可燃性の物質が残されていて、摩擦熱で気化して爆発した可能性もある。中国では同様の「椅子の爆発」がこれまでにも発生しており、座っていた人が死亡したこともある。

 中国で近年発生した、人が被害を受けた主な「椅子の爆発」は以下の通り。
 浙江省舟山市内で2007年4月20日夜、女性が座っている椅子が爆発。女性の下半身にはプラスチック破片、木屑、綿、布、鉄片など多数が、10センチメートル程度にまでめり込んだ。
 山東省煙台市開発区で07年11月26日夜、68歳の男性が座る椅子が爆発。男性は破片ででん部、足、直腸、肛門、小腸に重傷を負った。
 江西省で08年3月26日夜、パソコンデスクに付属する椅子が爆発。座っていた男性は背中を負傷して、手術を受けた。爆発により、部屋の天井には長さ約15センチメートルの鉄の破片がめりこんだ。
 山東省膠州市で09年1月14日、14歳の少年が座っていた椅子が爆発した。少年はパソコンを使用中だった。少年は病院に運ばれたが、大量の失血で死亡した。(編集担当:如月隼人)


温水式便座が爆発…便器本体も大破、黒煙が充満=中国(2010/12/10サーチナ)
 浙江省寧波(ニンポー)市内のマンションの一室で9日朝、温水式の洗浄便座が爆発した。使用中ではなく、負傷者は出なかった。便座は焼けこげ、便器本体も破壊された。トイレ室内には黒煙が充満したという。中国新聞社が報じた。
 爆発した便座は、保温や温水洗浄機能つきだった。住人の女性によると、2004年に部屋を改修した際に業者が持ち込んだもので、メーカー名は覚えていないという。
 同じ棟に住む住民の多くが爆発音を聞いた。爆発が発生した部屋の窓から、黒煙が出ていたという。便座の爆発で便器本体も2つに割れるなど大破した。水タンクも壊れて焼けこげるなどで、爆発の威力が大きかったことが分かる。消防が原因を調べているが、これまでに便器の上部からの水漏れがあったことが分かっており、漏電の可能性があるという。(編集担当:如月隼人)


テレビ爆発で火災、消防がテレビ爆発時の対応を指南=中国(2010/12/15サーチナ)
 寧夏回族自治区中衛市の応理南街で12日午後7時ごろ、民家でテレビが爆発し、火災が発生した。同市消防は改めて、「テレビ爆発時の対応」を紹介し、市民に注意を呼びかけた。中国新聞網が報じた。
 市消防によると、爆発から約10分後には火を消し止めた。出火場所の2階では爆発したテレビの破片が飛び散り、天井の照明も破損。テレビを置いていた台は全焼した。爆発や火災による死傷者はなかった。
 消防は「テレビが燃え出した場合には水をかけず、まず電源を切った上で、布団で覆(おお)うなどして消火するように」と、対応方法を紹介。また、消火器をテレビ画面に向けて発射すると爆発の恐れがあると、注意を呼びかけた。(編集担当:畠山栄)


「電気湯たんぽ」爆発が相次ぐ、販売禁止もいまだ店頭に=中国(2010/12/28サーチナ)
 厳しい寒さが続く中国では手軽な電気湯たんぽの売れ行きが伸びているが、その安全性に人びとの不安が高まりつつある。近年、中国全土で発生する「電気湯たんぽの爆発」を反映し、中国政府は8月1日付で電気湯たんぽの販売を禁止した。しかし、実際には現在も店頭で販売されており、爆発事件も頻発している。長興新聞社が報じた。
 スーパーで購入した電気湯たんぽが使用後わずか2日で爆発したという女性は、「ちゃんと正規のメーカー品だったのに」と嘆く。女性は、「本当にびっくりした。ちょっと台所に行って戻ってくると充電していた湯たんぽが爆発した。コンセント部分から火花が出ていた。すぐにブレーカーを切ったので火災にはならなかった」と語る。
 浙江省では、さまざまな小売店で電気湯たんぽが人目を引く場所で販売され、商品の包装には生産工場の住所・連絡先・品質合格基準などが明記されている。商品を取り扱う店主は、「販売禁止の話を聞いたことはあるが、メーカーは今も販売を続けているので仕入れている」と話した。
 またあるスーパーの調達部門の担当者は「商品の調達では、供給商の営業許可証・企業コード・税務登録証明書をチェックしている。われわれは商品は正規の品質基準合格品だと認識している」と主張した。(編集担当:畠山栄)


信号待ちのタクシーが炎上→爆発 トランクが吹き飛ぶ=中国(2010/12/30サーチナ)
 遼寧省瀋陽市皇姑区で28日、信号待ちをしていたタクシーが突然爆発する事故が発生した。目撃者は、「突然、ドーン!という音がしてその方向を見ると、タクシーのトランクが吹き飛び、リヤガラスが粉々になっていた」と語った。遼寧新聞社が報じた。
 当時、タクシー内には運転手のほか、乗客が1人乗っていた。2人は爆発する直前に火に包まれた車から脱出したが、服や髪の毛が燃え、やけどを負ったという。
 目撃者は、「爆発直前に車が発火し、その後爆発した」と証言した。近くの車も爆発の影響でサイドガラスが割れ、割れたガラスは3メートル先の歩道まで飛び散った。
 爆発したタクシーは、LPガスとガソリンの2つを動力源とするタイプのタクシー車両で、事故の2カ月ほど前に中古で購入した車両であることが分かっている。ガスタンクからは問題は見つかっておらず、ガス管に問題があったと見られる。
 あるタクシー運転手は、「爆発したタイプの車両はメンテナンスしてくれる場所がなく、メンテナンスなしで長く乗っていれば事故が起こるのは当然だ」と語った。(編集担当:畠山栄)


 ちょいと古い記事だが。

山東:音楽プレーヤー爆発で中学生死亡(2001/7/24サーチナ)
 中国山東省沂水県で12日、使用中のポータブル音楽プレーヤーが突然爆発、中学生が死亡する事故があった。
『検察日報』によると、死亡したのは盧世軍君(15)で、5月中旬ごろ学校の売店から26元で「コダック」のCD−902型ポータブル音楽プレーヤーを購入。今月12日12時半ごろ、食事の後にこのプレーヤーで音楽を聴いていたところ、突如このプレーヤーが爆発。すぐに病院に運ばれたが、動脈破裂、失血性ショックのため死亡した。
 爆発した音楽プレーヤーは広東省東莞市の工場で生産されたものとみられ、関係当局は事故の原因を調査中。


 これは予想外すぎて、数秒間、どういうことなのか考え込んでしまった。

ビル屋上から男性が落下・空中で爆発して死亡=中国・四川(2010/10/6サーチナ)
 四川方徳陽広漢市で4日午前7時半ごろ、男性1人が5階建てのビル屋上から落下して死亡した。男性は空中で爆発した。身元は分からず、警察が調べを進めている。チャイナネットが報じた。
 男性が落下したビルは同市西城路に面したビル。1階には商店が入居し、2−4回は簡易宿泊施設、5階は付近で臨時雇いなどで働く労働者に、部屋を賃貸している。
 近くの商店主によると、「店内にいたが、大きな音が聞こえた。変圧設備が爆発したと考え、今日もまた停電と思ったことを覚えている。店を飛び出てみると、路上にが横たわっていた。空中には青い煙がただよっていた。男性の下半身はずたずただった。爆発のためだろう」という。
 男性の落下地点の近くには、懐中電灯の破片や直径20センチほどのアルミ缶、アルミの破片などが残されていた。男性は金属製の容器に爆薬を入れて手製の爆弾を作り、腰部分につけていたとみられる。
 男性は現金100元あまりを所持していたが、身元を証明するものは見つかっていない。飛び降りたビルにある宿泊施設に登録もしていなかった。5階に住んでいたひとりは、落下の前に、同ビル5階の階段で体をつかまれ、「一緒に死のう」などと大声で迫られた。「あの人に、間違いない」という。それまで、面識はなかったという。。
 市警察は男性の身元や死にいたった詳しい事情を調べている。(編集担当:如月隼人)



 さすが中国。あらゆる物が爆発してしまうほどエネルギッシュな国。



小沢詣で (2011 1/3 0:00)

民主党:対立くっきりの新年会 菅首相と小沢元代表(1/2毎日)
 民主党は1日、菅直人首相と小沢一郎元代表が、それぞれ新年会を開いた。「脱小沢」路線を維持する首相に対し、小沢氏は自らに近いグループから政府や党の要職に人材を起用し挙党態勢を築くよう求め、年初から根深い党内対立を印象づける結果となった。
 小沢氏は東京都世田谷区の私邸で新年会を開催。海江田万里経済財政担当相や原口一博前総務相、山岡賢次副代表ら民主党の衆参両院議員118人が駆けつけたほか、新党大地の浅野貴博、無所属の石川知裕両衆院議員の計120人の国会議員が参加した。
 小沢氏は資金管理団体の政治資金規正法違反事件で強制起訴を控えており、参加人数が注目された。現職幹事長だった昨年の165人(新党大地の鈴木宗男代表は含まず)は下回ったが一定の存在感を示した。全体の約3分の1が新人衆院議員で、小沢氏の党内基盤の重点も印象づけた。閣僚で唯一参加した海江田氏は早めに退出し、菅直人首相の新年会にも参加した。
 小沢氏はあいさつで「私が(89年に)自民党幹事長に就任した時も参院は過半数を割っていたが、野党と話し合い、議論することができた。ねじれ国会という理屈は通用しない」と国会運営に苦しむ菅政権を批判。「政府・与党が力を合わせなくてはならない」と挙党態勢の構築を求めた。自身の「政治とカネ」の問題については「ご迷惑ばかりかけている」と述べるにとどめた。
 一方、菅首相は公邸で年賀会を開催。仙谷由人官房長官、蓮舫行政刷新担当相、鉢呂吉雄国対委員長、枝野幸男幹事長代理ら政府・民主党幹部や、菅グループの江田五月前参院議長ら国会議員約45人が参加。首相は「脱小沢」も念頭に「多少のハレーションは覚悟して、自分なりの言葉でやりたいことをしっかり伝えていきたい」とあいさつした。【葛西大博、倉田陶子】

 ◇小沢邸新年会出席を取材で確認した国会議員(敬称略)
 【民主党衆院議員】※海江田万里▽原口一博▽山岡賢次▽山田正彦▽東祥三(以上当選5回)吉田治▽細野豪志▽松野頼久▽※城島光力▽※松原仁(以上当選4回)樋高剛▽松木謙公▽内山晃▽松宮勲▽高山智司▽津島恭一▽小宮山泰子▽神風英男▽山口壮▽中津川博郷▽中塚一宏▽鈴木克昌(以上当選3回)岡島一正▽太田和美▽辻恵▽横山北斗▽福田昭夫▽中野譲▽渡辺浩一郎▽橋本清仁▽松崎哲久▽古賀敬章▽若井康彦▽梶原康弘▽階猛▽石関貴史(以上当選2回)黒田雄▽中後淳▽水野智彦▽岡本英子▽川島智太郎▽金子健一▽石田三示▽岸本周平▽山口和之▽石原洋三郎▽菊池長右エ門▽畑浩治▽瑞慶覧長敏▽高橋英行▽三宅雪子▽江端貴子▽木村剛司▽相原史乃▽大西孝典▽菅川洋▽仁木博文▽山崎摩耶▽萩原仁▽早川久美子▽大谷啓▽渡辺義彦▽玉城デニー▽笠原多見子▽大山昌宏▽柳田和己▽奥野総一郎▽村上史好▽高松和夫▽小林正枝▽川口浩▽熊谷貞俊▽木内孝胤▽空本誠喜▽阪口直人(以上当選1回)

 【同参院議員】平田健二(当選3回)平野達男▽広野允士▽森ゆうこ▽尾立源幸(以上当選2回)藤原良信▽外山斎▽谷亮子▽田城郁▽安井美沙子▽行田邦子▽小見山幸治▽主浜了▽姫井由美子▽一川保夫▽室井邦彦▽米長晴信▽大久保潔重▽平山幸司▽友近聡朗▽佐藤公治▽川上義博(以上当選1回)

 【民主党以外の衆院議員】石川知裕(無所属、当選2回)▽浅野貴博(新党大地、当選1回)

 ※は菅首相の年賀会への出席も確認した議員


 最後の「小沢邸新年会出席を取材で確認した国会議員」の面々は、そのまま「民心も時流も読めない者ども名簿」としても使うことができるな。この20年間、権力の中心付近をうろつきながらほとんど何事も成すこと無く、未だに古い時代の金権政治を臆面もなく続行して国民に呆れられた、アナクロな無能者である小沢。彼をこの期に及んで支持するような人間達に、いったい何が期待できようか。

 つーか、120人も集まったという事実に激しくゲンナリ。いや、集まっていない側にもアホウがウヨウヨいるのが、民主党の層の厚さではあるが。



今年も頑張ろう (2011 1/2 0:00)

 初日の出を見るべくランニングに出かけたが、東の空は曇っていて日の出を拝むこと叶わず。走っているうちにお腹が痛くなるわ、凍った路面でコケそうになるわ、新年早々縁起が悪い。

 沈みそうになる気分を盛り上げて、今年も目標決めて頑張るとしますよ。まずは、去年の目標を確認。

●去年の目標を継続(もっと英語・仕事を頑張る、体重維持、10km40分)
●個人資産1.5倍


 仕事は、上司のアホさ加減に萎えた分だけ、ちょいとやる気を失っていた。ただ、いずれ独立したときのことを考えて、個人的な能力アップにはいそしめた。去年よりは成長できたという実感はかなりある。
 体重もだいたい維持。65kgを超えることは無かったんで良しとする。夏場に少し増量したが、気合いを入れて、先々月は300km、先月は400km走って少し減量することもできた。
 10km40分はキツいなぁ……5km20分ならいけるんだが、そのスピードで10kmを維持するのはかなりきつい。ま、走るのはあくまで健康のためなんで、今年の目標からはタイムトライアルは除外することにする。

 個人資産1.5倍は、4月までは順調に推移していたのだが、それ以降の円高で大コケ。この数ヶ月で戻してきたおかげで、マイナス分は消えて年間トータルで見れば現状維持で済んだのだが、夏から秋頃の絶望感を考えれば、この結果は奇跡。

 全体見れば、70点くらいかな。その時その時は頑張ってるつもりでも、後から考えれば「まだ全力を出していない」と思うこと多し。不真面目に生きてるつもりもないが、必死さはまだまだ足りん気がする。もう人生も折り返しに近づいてきたんで、もっと気合いを入れていかなきゃならんですな。

 というわけで、今年の目標。

●英語の勉強(リスニングをもっと鍛えねば…)
●体重維持、ランの習慣維持(毎月最低200km以上)
●頭に描いている企画を実行に移す

 ともかく、地味な努力を続けて頑張り続けるのみ。わずかの成長も、成長は成長だからね。カタツムリみたいな速度でも、動き続ければけっこうな距離になる。


 こいつも年頭の挨拶をしたらしいが。

元気取り戻す1年に=菅首相(1/1時事)
 菅直人首相は1日午前、2011年の政権運営に関し「必ずしも今の日本が元気そのものとは言えない。元気を取り戻す大きな第一歩を踏み出す1年にしなければならない」との決意を語った。東京・日本橋の郵便事業会社日本橋支店で行われた年賀状の配達出発式であいさつした。 
 首相は、昨年会った新興国のリーダーの多くから「日本をモデルに追いかけてきた」と言われたと紹介。その上で「日本は新興国の兄貴分として成長を応援すると同時に、そうした国々のエネルギーをわが国のエネルギーとしてともに発展していく」と強調した。


 日本から元気を奪い、とどめを刺そうとしている張本人がよく言えたモンだわな。この無自覚ぶりがむちゃくちゃ腹立つ。



謹賀新年 (2011 1/1 1:00)

 あけましておめでとうございます。今年も、またグダグダと雑文を書き連ねていきますので、これまで同様によろしくお願い申し上げます。

 大晦日にまた民主党関連で腹立たしいニュースがいくつか出ましたが、明けた早々に縁起が悪いので、今日は無視することにします。一刻も早く解散総選挙がおこなわれ、政治が正常化することを心より祈念するばかりです。

 そしてとりあえず一言。石破さん、何してはるんですか。