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もはやいかんとも (2010 10/31 24:00)

 ここで書くネタのために、気になったニュース記事は一応保管してあるのだが、民主党政権についてはあまりにダメなことばかりで、捌ききれずにお蔵入りする物も多い。あまりにバカすぎて、云々する気にもならない物もあるし。

 あまりの酷さゆえに、こんなニュースも「大したことない話」に思えてくるから困ったものだ。

岡崎国家公安委員長、元慰安婦への金銭補償「検討していかなければならない」(10/28産経)
 岡崎トミ子国家公安委員長は28日の参院内閣委員会で、韓国人などの元外国人慰安婦について「名誉や尊厳を回復する措置をしっかりとしていきたい。(金銭支給も)含むものとして検討していかなければならないと思う」と述べ、新たな個人補償を検討したい考えを示した。
 政府はこれまで、先の大戦にかかわる賠償、財産、請求権の問題はサンフランシスコ平和条約と2国間条約で対応しており、新たに個人補償を行うことはできないという立場を堅持してきた。岡崎氏の発言はこれを大きく逸脱している。
 岡崎氏は平成15年2月、ソウルの駐韓日本大使館前で、韓国の慰安婦支援団体主催の反日デモに参加。民主党が野党時代には、元慰安婦に日本が国家として謝罪と金銭支給を行うための「戦時性的強制被害者問題解決促進法案」を繰り返し国会に提出していた。
 自民党の西田昌司氏への答弁。


 自民政権時だったら思い切り批判するんだが、もはや「そんなもんだよね」という感想しか湧いてこない。他国の反日デモに参加するような人間が国家公安委員長に就く、という時点でイカれた話なわけで。菅は「岡崎トミ子は過去の行動を反省している」と言っていたが、この発言を見る限り、まるっきり反省はしていないようだ。

 ま、トミ子に限らず、民主党は(程度の差はあれ)ゴミムシの巣窟。

 そういや、前原外相に対して「外相を辞めるべきだ」という声が民主党内から上がっているという話を聞いたときには、改めて「民主党はゴミの集団だなぁ」と再認識した。
 前原外相のやりようが拙いというような批判は分かるが(実際口先ばかりで着地点を考えていないし)、ここで前原下ろしの動きを作ってしまっては、「中共に批判されたから辞めさせるべきだ」ということになり、つまりは「外相は大人しく中共の言いなりになるべきだ」ということになってしまう。日本の国際的立場をこれ以上低下させてはならないと考えるならば、「前原辞めろ」などという声は決して出せないはずだが……日本よりも中共の思惑を気にするバカばかりのようで。


切ない (2010 10/31 24:00)

 群馬の小6の子の自殺について書こうかと思ったけど、感情的になるんでやめ。「子供達が言うことを聞いてくれない」などと言うバカ教師、モンペが怖くてまともな指導ができない軟弱教師は、辞めてしまえ。



野沢那智 (2010 10/30 22:00)

俳優の野沢那智さん死去 アラン・ドロン吹き替えで人気(10/30共同)
 映画「太陽がいっぱい」のアラン・ドロンの吹き替えや、ラジオの深夜放送などで人気を博した、俳優で演出家の野沢那智(本名那智=やすとも)さんが30日午後3時36分、肺がんのため東京都内の病院で死去した。72歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者で行う。後日お別れ会を開く予定。喪主は長男聡氏。
 大学中退後、演劇を志し、複数の劇団を経て劇団「薔薇座」を結成。演出家、俳優として活躍した。声優としては1965年から放送のスパイドラマ「0011ナポレオン・ソロ」の軽妙な吹き替えで一躍人気に。アラン・ドロンやブルース・ウィリス、アニメ「ベルサイユのばら」のフェルゼン役などで知られた。
 67年から深夜ラジオ番組「パック・イン・ミュージック」で放送タレントの白石冬美さんとのコンビが長年、熱心な聴取者に支持された。
 女優戸田恵子さんら後進の育成にも熱心で、俳優養成校「パフォーミング・アート・センター」を設立、代表を務めていた。


 イリヤ(デヴィッド・マッカラム)にアル・パチーノ、アラン・ドロン、ダスティン・ホフマンにブルース・ウィリス、ロバート・レッドフォード……挙げればきりがない。好きな人が死んでいくのは、やりきれない。どうしようもないことではあるんだがね……好きな声優は軒並み60代、70代だもんなぁ。大塚周夫さんなんて80代か。



 (2010 10/29 24:00)

親子グマ射殺「かわいそう」 西会津町に抗議殺到(10/28スポニチ)
 全国でクマの出没が相次ぐ中、親子グマ2頭を射殺した福島県西会津町に「かわいそう」と抗議する電話やメールが相次いでいることが28日、町への取材で分かった。町はクマよけ装置設置など対策を進めているが、入り込むのを防ぎきれない。住民の安全確保と野生動物保護の間で山あいの町は困惑するばかりだ。
 西会津町では18日夕、住宅の庭にある柿の木で親子グマ3頭が見つかった。人の出入りが少ない夜間という事情も考慮し、町は山へ逃がすことを最優先。柿を食べ、19日未明に木から下りた3頭を誘導して山林に追い返した。町には「良かった」と対応を評価する声が寄せられた。
 23日朝には住宅近くの空き地で、18日とは別とみられる親子グマが柿の木にいるのを住民が発見。町は住民の安全を優先し、地元猟友会会員が2頭を射殺した。町には23日から抗議が殺到している。件数は明らかにしていない。
 今年の同町でのクマ目撃件数は28日朝までに140件で昨年1年間の5倍。農作物被害のほか、クマを怖がって外出を控える町民も増えた。クマ3頭が見つかった住宅に住む男性(48)は「殺したいと思っている町民は誰もいないが、こちらの生活も危ない」と話す。
 町は、大きな音がする花火に加え、クマが嫌がる光を出す装置を山林に置いて人里に近づけない対策もしているが、完全に排除するのは難しいのが実態だ。
 クマの生態に詳しい酪農学園大(北海道江別市)の小川巌教授は「クマは気に入った場所に何度も来る傾向がある」と指摘。「冬眠前は必死で食べ物を探すため、柿の実を収穫するなど住民もクマを近づけない努力が必要だ」と話している。


 たしかに射殺は可哀想ではあるが、住民に被害を出すわけにはいかない。
 「里山の保全など、熊が里に下りてこないような方策を考えるべきだ」という意見はその通りではあるが、熊が出てこなくなるまで、人里を熊が徘徊する状況を放置するわけにはいかない。
 「熊を殺すべきではない」という意見は、無責任な感情論。熊を捕獲して、抗議してきた人の家に放ってやればよい。人的被害をもたらしかねない鳥獣をも「保護しろ」と要求する様は、「生類憐れみの令」を想起させる。「お犬様」ならぬ「お熊様」。様々な「殺さない方策」を試みた上で、それでもやむなく殺しているという現実を理解すべきだし、それでも「殺すな」と言いたいなら、殺さずに済む具体的な方策を提言したうえで言うべきだ。

 熊がその辺を歩いているというのは、けっこう怖いぞ。イノシシが歩いているのだってちょっとビビるというのに。


 ま、抗議しているのがこいつだったら、しかたないなとは思うが。

     ∩___∩
  。  | ノ      ヽ
  \<^i、 ●   ● |
    |ヽ(⌒)、( _●_)  ミ もしもし西会津町ですか
   彡/  ト、_>|∪|  、`\ 親子グマの射殺はかわいそうだと思うクマー
   /ノ  /   ヽノ /´>  )
  (_/      / (_/
   |       /
   |  /\ \
   | /    )  )
   ∪    (  \
         \_)



無意味な仕分け (2010 10/28 24:00)

 事業仕分け第3弾なんてやってるが、国民もことの馬鹿馬鹿しさに気付いたのか、以前のような盛り上がりは見られないご様子。そりゃそうだ、「米の備蓄は300万トンにします」と言っていたヤツらが、「100万トンは多すぎる!無駄だ!」と言うなんて、喜劇(いや国にとっては悲劇か)以外の何者でもない(参照:民主党政策集INDEX2009。「なお、食料安全保障の観点から、米の備蓄方式を「棚上方式(*)」に転換し、300万トン(国内産以外を含む)備蓄体制を確立します。」とある)。

 ジョブ・カードも、6月に閣議決定された「新成長戦略」の中で、「ジョブ・カード取得者300万人」を「2020年までの目標」とする、と明記されている(参照:pdfファイル6/18閣議決定の「新成長戦略」38ページ目(名目ページ番号は31))。自分たちが推進しようとしている物を、自分たちで否定。いったい何がしたいのか。ま、事業仕分け自体が、自分たちが決めた予算を自分たちで仕分けするという「自作自演」パフォーマンスなんだけど。

 いや、無駄を削るというのは悪いことじゃないんだが、たとえばジョブ・カードなら、それを廃止するよりも、ジョブ・カードのシステム(履歴書みたいな物だけでなく、半年間の研修で企業に支援金が出される部分も含めての「ジョブ・カード・システム」)をどう雇用促進に利用するか、或いはもっと良い制度設計が即座に可能なのか、そういう根本的な問題について議論を深めてもらいたいと思う。
 備蓄米の方も、ミニマム・アクセスや日本米の輸出といったテーマを無視して語るべきではないだろうし。

 事業仕分けでチマチマ節約しようとしている裏で、菅総理が「途上国に20億ドル援助」とか言ってるのが、いちばん問題なんだがな。



お荷物 (2010 10/27 24:00)

買うところないのでは…球団事務所戸惑い(10/27ニッカンスポーツ)
 住生活グループが買収交渉を断念したことを受け、横浜市内の横浜球団事務所では職員らが27日、戸惑いの表情を浮かべた。
 交渉打ち切りを伝えるニュースに、多くの職員が手を止めて食い入るようにテレビを見ていたという。職員のなかには「どうなっているの。(今後も)どこも買うところがないのでは」と先行きを不安視する声が上がった。また、「売名行為もいいところ」と住生活グループ側への疑念を口にする者もいた。


 年20億円の赤字を垂れ流すお荷物を買ってくれるという、奇特なありがたいお客さんに対して、横浜側は傲慢極まりない態度をとり続けた。記事にある球団職員の「売名行為もいいところ」という言葉がそれを端的に示している。球団保有目的が広告宣伝でない企業など、球団保有企業の中には存在しないだろうし、7月末時点で時価総額5018億円の企業が「(宣伝ではなく)売名目的」で横浜を買うという考えも、「球団の方が立場が上」という勘違いを如実に示している(住生活グループという名は仮に知らなくても、その傘下のトステムやINAXやアイフルホームを知らない人はいないだろう)。交渉打ち切りを受けて住生活グループの株価が急上昇したことが、「横浜を買っても売名の役には立たない」ことを示している。

 この件に絡んだ横浜と関係者の発言は酷い物ばかりだった。
 せっかく手を挙げてくれた相手に対し、球団は「新潟への移転はダメ、横浜から移転するな」「フロントは現体制を維持しろ」と無茶を言い、松沢神奈川県知事は「会社の宣伝さえできればいいという考えはおかしい。理念ある企業でなければならない」とイチャモンをつけ、挙げ句の果てに昨日には「ドーム球場を作って欲しい」と言いたい放題。追加条件を付けられるような立場じゃないだろうに。トドメが球団職員の「売名行為」発言。横浜はゴミの宝庫か?

 来年もTBSが保有し続けることになったらしいが、来年以降に身売りしようと言うときに、新しい買い手はなかなか現れないだろうね。



お前が国難 (2010 10/26 24:00)

鳩山氏、重ねて引退撤回の意向「最終判断は今年中に」(10/25朝日)
 【ハノイ=今野忍】ベトナムを訪問中の鳩山由紀夫前首相は25日、ハノイ市内で記者会見し、「国難というべき時に、自分だけ首相を終わったから『はい、さようなら』では失礼ではないか、との思いが募っていることは事実だ」と述べ、政界引退を撤回する意向を重ねて示した。
 鳩山氏は会見で「後援会や若手議員から『お前の仕事は終わっていない、むしろしっかりやってもらいたい』との意見をたくさんちょうだいした」と強調。「最終的な判断は、後援会のみなさんに、できれば今年中に申し上げたい」と語った。


 鳩山の言葉が軽いのは野党時代から分かっていたことだが、しかしながら、出処進退に関する言葉まで軽いのには呆れるほか無い。しかも、自身が「国難」というべき存在であるという自覚が全くないという事実に、殺意が湧いた。
 というか、鳩山に「お前の仕事は終わっていない」って言ったのは誰だ!出てこい!小遣いほしさに史上最強のゴミを図に乗らせるな!!

鳩山前首相、政界引退方針を撤回=年内に最終判断(10/26朝日)
 民主党の鳩山由紀夫前首相は、首相辞任の際に表明した政界引退の方針を事実上撤回する意向を固めた。年内に最終判断する。鳩山氏周辺が26日、明らかにした。
 引退撤回の理由について、同氏周辺は「首相経験者として(外交などで)果たせる役割は大きい」と強調。「(鳩山氏は)最終決定したわけではないが、政治の状況が混迷していることも考慮しないといけない(と考えている)」と語った。
 鳩山氏は、退陣表明した6月に次期衆院選への不出馬を表明した。しかし、7月に北海道苫小牧市の地元後援会幹部に対し、政界引退の方針を撤回し、2011年4月の統一地方選まで結論を先送りする考えを伝えていた。 
[時事通信社]


 首相在任時に、日米関係をズタズタにした男が、首相経験者として外交で果たせる役割など、何一つ無い。むしろ、国益を毀損し続ける存在として動くことになるだろう。とっとと消え失せるのが、日本のためである。

 朝日新聞の社説でも批判されていたが、ほぼ同意である。

引退撤回―新たな役割期待したのに(10/25付朝日社説)
 その「言葉の軽さ」はつとに指摘されてきたところだが、みずからの出処進退にかかわる発言まで、かくもあっさり撤回するとは驚くほかない。
 次の総選挙に立候補せず、政界を引退すると表明していた鳩山由紀夫前首相が、衆院議員を続ける意向を明らかにした。「党の状況が思わしくない」ので、まだ自分に果たしうる役割がある、というのがその理由だ。
 あれれ、と思う。そもそも、民主党が「思わしくない」状況を招いたのには、小沢一郎元幹事長とともに鳩山氏自身も重い責任があるのではないか。
 「母からの子ども手当」と揶揄(やゆ)された政治とカネの問題、そして普天間問題をはじめとする稚拙な政権運営。わずか8カ月で政権を放り出し、政権交代への国民の期待を裏切ったことを、お忘れではあるまい。
(以下略)

 このあと「鳩山氏には議員の資格がない、というのではない」と続くが、これには同意できない。鳩山には、社会人として生きる資格すらない。

 ネット上には出ていないが、10/26付朝刊の西山公隆記者の署名記事はもっと辛辣である。

 私たちは、かくも言葉の軽い政治家を一国の指導者に担いだものである。鳩山氏の引退撤回発言に、私はあぜんとするほかなかった。政治家にとって最も大切な出処進退の決断で迷走。これでは首相もおろか、政治家としての資格もない。
 政策をめぐる発言が迷走して鳩山氏が内閣総辞職に追い込まれた6月、私は首相官邸に詰め、右往左往ぶりを目の当たりにしてきた。鳩山氏は首相辞任を表明した時、歴代首相がほぼ例外なく行ってきた辞任会見に応じなかった。私は「国民に背を向けた」と紙面で批判した。一方で、政界引退の決断は評価していた。
 自民党政権では、首相が辞任後にキングメーカーとして君臨し、不透明な形で影響力を及ぼす例が続いてきた。鳩山氏の決意は政権交代を機にそれを断ち切り、政治文化を転換させる試みだった。自らの「政治とカネ」の問題や、突然の辞任で政界を混乱させたことに対する、最高権力者としての責任の取り方でもある。私は、そう解釈していた。
 ところが、鳩山氏は半年もたたぬうち前言を翻した。
 民意による政権交代で首相になった鳩山氏の言葉は、政治への信頼に直結する。まして鳩山氏が掲げた民主党のマニフェストの信頼性が国会論戦の大きなテーマになっている。鳩山氏の振る舞いは、民主党全体の信頼にまで及ぶ。
 鳩山氏は「党の状況が思わしくないので、自分の役割を投げ出していいのかと考えた」と引退撤回の理由を語った。これは逆である。いまや鳩山氏が党の足を引っ張ろうとしているのだ。
 民主党への信頼を取り戻すため、為政者の言葉の重みを国民に示すため、鳩山氏は約束を貫いてこのまま政界を去るべきだ。


 まぁ、鳩山のバカのおかげで、ひいては民主党のバカさ加減が世に知らしめられるわけで、民主党政権を少しでも早く倒すべきだと考えている拙者としては、腹立たしく思いつつ、同時に「敵失」を喜んでいたりする。



センター試験 (2010 10/25 24:00)

 受験産業の一応末端にいる者としては、非常に気になる記事。

センター入試、難易度別に2種類 16年導入を検討(10/25朝日)
 大学入試センター試験を難易度別に2種類にする検討を、独立行政法人「大学入試センター」が始める。新しい学習指導要領で学んだ高校3年生(現在の中1)が受験する2016年1月実施が目標になる。えり好みさえしなければ誰でも大学に入れる「全入時代」が迫り、受験生の学力の幅が広がったことなどから、1回1種類のセンター試験で学力をつかむのが難しくなったためだ。
 現段階で想定されているのは、試験科目を主に国公立大(一部の私大も含む)の志願者向けのものと、私立大向けの基礎科目型に分ける2種類の試験。大学が二つのうちどちらかを選び、志願者が受験する仕組みが考えられる。両試験とも一定量は同じ問題を出し、それぞれの得点を換算できる仕組みにするという。
 また、ペーパー試験を課さないAO・推薦入試の受験生を対象に、高校段階の学力を把握するテストを、センター試験とは別に導入するかどうかも検討するとみられる。
 センター試験は今年1月、国公私800を超える大学・短大が利用し、約52万人が受験した。試験問題は平均60点水準で作られている。だが、成績分布のグラフが上位と下位の二つの山になっている科目もあるなど受験生の学力格差が広がる兆候が表れてきた。
 背景にあるのは、少子化と大学の定員増だ。18歳人口が92年の205万人から120万人に減少。一方で、大学の定員は増え、AO・推薦入試は私大の入学定員の半分以上を占める。志願者数に対する入学者数の比率は90年の6割台から9割台に。「全入」も目の前に迫る。
 受験生の質も変化。個を重視する教育のため、普通科高校の卒業単位に占める必修科目の比率が減り、共通の科目を学ぶ受験生が減った。
 その結果、難関大学ではセンター試験での結果で差がつかなくなり入学者選びに役立ちにくい一方、学力が一定程度に達していない受験生には問題が難しいという指摘も出てきた。同一試験で全体の学力を把握するのが難しくなっていると指摘され、早めに手を打つ必要が出てきた。
 センター試験については、今春の事業仕分けや、文部科学省による09年度業務実績評価でも、入試センターが入試改善を視野に入れた取り組みの中心的役割を果たすことが必要と指摘された。同時に今後の検討についても文科省は理解を示している。
 同センターは11年度から始まる5年間の中期目標、中期計画に本格的な入試改善を進めることを盛り込む考えを固めている。入試改革を議論する理事長の私的な懇談会を11月中にも開き、議論を始める予定だ。(編集委員・山上浩二郎)


 最も言いたいことを端的に言えば、センターレベルで「難しくて手が出せない」とか言ってるバカを大学に行かせるな、ということに尽きる。

 大学の方も、まともであれば当然「良質の学生を」と考えるから、必然的に「志願者向け」の方のテストを受験生に課すことになる。「基礎科目型」を受けることを許す大学は、生徒数確保が目的のゴミ私大ばかりになり、今以上に「まともな大学」と「まともじゃない大学」の差が激しくなるだけである。それはそれで「低学力ホイホイ」としての効能があるから良いかもしれぬが、かかる税金を考えればコストパフォーマンスが悪すぎる。
 「18歳人口が減っているのに大学定員数が増えている」というアンバランスに根本の問題があるのだから、著しく定員割れしている私大やAO入試ばかりのゴミ私大への補助金をゼロにして、淘汰を促進する方が良かろう。「早急な対策」にはならないが、「本来大学に行くべきではない学力の生徒」を大学に入れないようにするのが本筋。

 ついでに。
 この件に絡んで、センターは簡単だとか、満点近くなきゃダメだとかいう意見を見かけたりしたが、最近の問題を見ていない人間の戯言だと指摘しておく。国語や英語の文章量、数学の問題量はこの10年で数割増になっているし、簡単な知識だけで解ける問題は減ってきている。決して「簡単」ではない。



戦後最低のゴミ (2010 10/24 24:00)

 自らの言葉を軽々しく考える輩に、政治家をやる資格は無い。

鳩山前首相、政界引退を撤回「辞任時と状況違う」(10/24朝日)
 【ハノイ=今野忍】次の総選挙に立候補せず、政界を引退すると表明していた鳩山由紀夫前首相は24日、訪問先のハノイで朝日新聞などの取材に対し、「議員を続ける方向に気持ちが傾いている」と述べ、引退を撤回する意向を明らかにした。
 鳩山氏は引退撤回の理由について「党の状況が思わしくないから、自分の(議員としての)役割を投げ出していいのか。私が(首相を)辞めたときと状況が違うから、(議員を続ける方向に)前向きに変えなきゃいけないかなと思っている」と語った。
 鳩山氏は6月に首相を辞任した際、記者団に「総理大臣たるもの、その影響力を行使しすぎてはいけないと思っている。従って、私は次の総選挙には出馬いたしません」と政界引退を明言していた。だが、7月には地元の北海道苫小牧市で開かれた後援会の会合で「地元に相談しなかったことを反省している。来年春の統一地方選をめどに結論を出したい」と述べていた。


 今日、政治家に対する信頼度はそれほど高くないかもしれないが、鳩山の言動は政治家という職の持つ尊厳を踏みにじり続けている。万死に値する。

 誰だ、「まだ鳩山さんが必要なんです」とか言ったバカは?それとも、自分で「オレはまだ政界に必要」と勘違いしているのか?



F1韓国GP (2010 10/24 24:00)

 韓国GP、無事に終わったようで。

 工事が遅れに遅れて、舗装がやっと間に合った、というレベル。コースアウトするセイフティカー、フリー走行の時点で陥没しているコーナー、パリダカでもないのに舞い上がる砂埃、謎の案山子……死者が出なければよいが、とそれだけが心配だった。

 本戦はこんな様子だったらしい。

548 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2010/10/24(日) 17:20:14.58 ID:+iCwmWxR [2/2]
現在状況のまとめ

1-17 セーフティー
18-20 フリー
21-23 セーフティー
24-32 フリー
33-34 セーフティー
35- フリー



174 名前:名無しさん@恐縮です 投稿日:2010/10/24(日) 21:00:24 ID:7kcmHEk20
決勝のまとめ

・水はけが悪く雨がほぼ止んでいても視界ゼロ
・SC先導スタートも4周で赤旗中断
・50分中断をはさんでSC先導でリスタート
・マシンが火を噴くもマーシャルがガン無視→ドライバー自ら消火
・日没時間を過ぎて真っ暗(照明設備なし)でもレース強行
・ドライバーがナイトレース発言
・24台中9台リタイア(マシントラブル1台)
・優勝車の平均速度は109.997km/h
・レース中コントロールタワー停電で連絡取れない
・SC出てるのに緑旗振ってたマーシャルにFIA職員が直接言って辞めさせた
・10日前に降った雨水がコース脇の溝に残っている
・目の前でクラッシュあってもマーシャルはちんたら歩く
・開催期間中の夜中に突韓工事
・レースがスタートしても、周辺道路は大渋滞
・リスタート後はすぐに雨がやんだのに、結局40周以上ウエットコンディション
・ブラシで水はけ,ピットに吸水氏を敷く
・レッカーが赤土まき散らしながらコース内走行
・コースに赤土が流れ込む。
・チェッカーフラッグが停止旗
・前座のサポートレースが2コーナーの多重クラッシュにより300mで終了
・夜になったら真っ暗、懐中電灯がないと帰れない
・リタイヤしたドライバーが送迎スクーターを自分で運転

何事もなく無事に終わりました。


 雨だったことが逆に幸いして、大事故はなかった模様。平均速度100km/h程度というのは、中断時間も含めているとは言え、なかなかの安全運転。
 初めての開催にしても酷すぎるんだが、終わったことは仕方ない、きっちり改善を重ねて誇るべき開催地に成長してくださいな。「日本なんかに負けられるか」という気迫(怨念とも言う)を良い方向に傾けられれば、それなりのコースになるんじゃないか。……というか、来年はあるのか?

 ところで、F1で「雨」といったら、「雨の中嶋」ですわね。



ゾンビ (2010 10/23 24:00)

第三者機関座長に千葉前法相=検察の在り方検討(10/22時事)
 柳田稔法相は22日夕、法務省で記者会見し、大阪地検特捜部の証拠改ざん・隠ぺい事件を受けて設置する第三者機関「検察の在り方検討会議」の座長に、千葉景子前法相を起用すると発表した。法相はほかのメンバーの人選を急ぎ、早ければ月内にも同会議を発足させたい考えだ。
 千葉氏は事件を受け、特捜部が扱う事件を対象に、取り調べの可視化(録音・録画)を先行導入すべきだと一部メディアで主張している。法相は会見で「そうした発言を承知した上でお願いした」と説明。「検察に厳しい発言をしているのが(座長の)最低基準だった。弁護士でもあり、一番適任ではないかと判断した」と起用理由を語った。


 第三者じゃねーじゃん。というか、選挙でせっかく落としたのに、何でゾンビのように復活するんだ、この婆さんは。
 つーか、民主党は党内に人材がいないだけでなく、人脈も無いのな。

 ちなみに、取り調べの可視化には概ね賛成です。ただ、千葉のような左巻きが関与することで、「必要以上に検察の権限を奪いやしないか」といった不安を覚えるということです。


予想通りの名前 (2010 10/23 24:00)

三原じゅん子議員、森ゆうこ議員の批判「眼中にない」(10/23スポーツ報知)
 自民党の三原じゅん子議員(46)が22日、初質問に立った21日の参院厚生労働委員会での発言を、与党議員から「不適切だ」と批判されたことについて、「小学生レベルの嫌がらせとしか思えない」と反論した。
 08年に子宮頸(けい)がんを患い子宮を摘出した三原氏は、同委員会で「女性にとって最も大切な子供を産むという機能を失ってしまった」と発言。これに与党委員から「女性は子供を産むためにあるような表現で不適切だ」と批判が出た。複数の関係者によると、その委員は民主党委員の森ゆうこ参院議員(54)だという。
 三原氏の事務所には質問後、がん闘病中の女性らから電話やメール、ブログなどへ約200件の励ましの声があったという。「同じ病気の女性に不愉快な思いをさせたのが残念」と三原氏。森氏との女性議員バトルには、「眼中にない」とあきれていた。
(以下略)

 「誰がアホな言いがかりを付けたんだ?」と厚労委員会の名簿を見た人にとっては、たぶん予想していたとおりの下手人だと思われる。
 小沢信者は総じて、こういった下劣な感性の持ち主ばかり。下劣だからこそ、「逃げ回るしか能のない小沢」を擁護して恥じないんだろうが。



灰文鳥 (2010 10/22 24:00)

 うちの白文鳥が全体的に灰色っぽい。とりわけ頭がもっとも黒い。
 羽根全体が一気に生え替わることはないし、そもそも白文鳥が雷鳥みたいに汚い色の毛に生え替わるなんて聞いたこと無いし、というか雷鳥が汚い色になるのは夏だし、もしかして病気かと一瞬思ったが……。

 うちの鳥かご、フンが簡単に処理できるよう下に新聞紙が引いてある。最近、水浴びした後、その新聞紙の下に潜り込んで遊ぶのがブームになっているようなのだが、どうやらその時に新聞紙が体にこすりつけられ、インクが羽根についてしまている模様。頭が特に黒いのも、理解できる。

 お手軽に白文鳥をシルバー文鳥にする方法……とはいかんな。くすんだ色だから、はっきり言って、汚い。いや、そんなバカなところもかわいいものではあるが。



言いがかり (2010 10/21 24:00)

三原じゅん子議員:発言を与党が「不適切」と批判(10/21毎日)
 自民党の三原じゅん子参院議員が21日の参院厚生労働委員会で、子宮頸がんにかかって子宮を摘出した経験に触れ、「女性にとって最も大切な、子供を産むという機能を失ってしまった」と述べた。与党委員は「女性は子供を産むためにあるような表現で不適切だ」と批判。与党理事は近く三原氏に注意するよう野党理事に求める。
 三原氏の事務所は「自分の体験に基づき、自分のことを述べただけ。女性全般に対して言ったわけではなく、不適切とは思わない」と反論している。【山田夢留】


 まともな政権運営もできていないくせに、しょうもない言いがかりだけはきっちりカマすのな。ゴミとしか言いようがない。
 だいたい、発言の何が問題なのかさっぱり分からぬ。「子供を産む機能」は間違いなく「女性にとって最も大切な機能」であろう。それを否定することは、生命の摂理を否定することになるんだが。

 ヘミニストって言いがかりが大好きだよね。むかし、調理中の女が夫に向かって「私作る人、あなた食べる人」とか言うCMに対して、「性的役割を押しつける物だ」と批判したバカ団体がいたらしいし。

 しっかし、民主党はいつになったら言いがかりから卒業できるんだろう。もう与党になって1年以上。いいかげんに「普通の政党」になって欲しいもんだ。無理だろうが。



点鼻薬 (2010 10/20 24:00)

 風邪ひいた。咳は全く出ないが、鼻が詰まってしかたない。こういうときは、点鼻薬の存在が非常にありがたい。点鼻薬の効果を知ってしまうと、鼻づまりを我慢することができなくなる。

 長期間使うと、副作用で「使わないと詰まる」状態になってしまうらしいので、気を付けなきゃいかんのだろうが、鼻づまりの不快感はいかんともしがたく。
 10年くらい、風邪の時には点鼻薬を利用しているが、風邪でないときには鼻づまりの症状はないので、それほど恐れなくても良いのかもしれない。ネット上を散策すると、点鼻薬を危険視する文章が目立つんだが。


報道されなくて良かったデモ (2010 10/20 24:00)

 16日のデモはともかく、17日に秋葉原でおこなわれた反中デモは、ソフマップやラオックスなどに対してお門違いな攻撃をやらかす、ひどい物だったようで。在特会とか新風系って、やっぱアレ?保守の印象を悪くするための左巻きのスパイ団体?
 尖閣問題に絡んだ日本での抗議デモについて、メディアの報道が少ないと批判していたが、こっちのデモを主体に報道されれば、保守派がすべてこの類のバカと思われるわけで、むしろ「報道しない自由」を行使してくれたメディアに感謝すべきなのかもしれん。



健忘長官 (2010 10/19 24:00)

 糾弾・罷免に値する発言だと思うんだが、メディアの追及はほとんど見られず。

仙谷氏「APEC影響懸念で釈放」と丸山氏暴露(10/18読売)
 18日の参院決算委員会で自民党の丸山和也氏は、事件で逮捕した船長の釈放には、来月横浜で開くアジア太平洋経済協力会議(APEC)に影響することへの懸念があったとし、釈放直後に仙谷官房長官と電話で話した内容を“暴露”。
 「判決まで拘置して強制送還すべきだった」と訴えると、仙谷氏は「APECが吹き飛んでしまう」と答え、「日本が中国の属国になる」との懸念を伝えると、「属国化は今に始まったことではない」と応じたという。
 仙谷氏は答弁で「健忘症にかかったか、今暴露された会話の記憶は全くない」と否定。18日夕の記者会見では「何らかのことを友人関係で話したとすれば、国会で質問されるのは不本意だ」と不快感を示した。


 「事実無根だ」と否定しないところを見ると、丸山氏の暴露内容は事実であるらしい。

 問題点は2つ。

 一つめは、「APECが吹き飛んでしまう」ことが船長釈放の理由である、つまり船長釈放には政府の政治的意図が絡んでいる、と認めたこと。「検察の自主判断」という今までの抗弁がウソだったことを自白したわけだ。

 もう一つは、「中国の属国化」が現在進行形であると現政権が認めたこと。まぁいつものように「自民も悪い」と言いたかっただけかもしれないが、「現政府が媚中政策を実行していることを自覚している」と自白した意味は大きい。
 たしかに、自民党時代の外交にも弱腰外交と言うべき面はあった。しかし、尖閣に上陸した活動家を小泉政権がすぐ強制退去処分にしたように、その戦略に対する是非は措くとしても、一貫した戦略が存在していたのは事実。弱腰ではあるが、一応「外交」と呼ぶことはできた。初めは強硬に行こうとしていたのに急に腰砕けになって事態をより悪化させた民主外交など、外交と呼ぶことすら憚られる代物である。

 いや、ウソをついたりとぼけたりするのも、国益に適うんだったら有りだとは思うんだが、こいつらのウソは悉く保身のためだからな。


 しかし、健忘症だったら、官房長官の任には堪えられないのだから、即刻辞めるべきだろうに。



当然 (2010 10/18 24:00)

小沢元代表の申し立て却下 検審「起訴議決」執行停止など(10/18産経)
 民主党の小沢一郎元代表(68)の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反事件で、小沢氏が「起訴議決」の執行停止や検察官役の指定弁護士選任の仮差し止めを申し立てたことについて、東京地裁(川神裕裁判長)は18日、いずれも却下する決定をした。
 小沢氏側は決定を不服とし、東京高裁に即時抗告する意向。
 小沢氏側は、東京第5検察審査会の起訴議決に対し「告発容疑にない内容を2回の審査を経ずに出した議決は、検察審査会の権限を逸脱してなされた違法なものであって無効」と主張。15日に起訴手続きの差し止めなどを求めて行政訴訟を起こし、同時に議決の執行停止と指定弁護士選任の仮差し止めを申し立てていた。
 国側は申し立てを受け、15日夜に「議決は行政処分に当たらず、刑事司法の場で争うべきだ」などとして却下を求める意見書を提出。小沢氏の弁護団も意見書に対する反論書を提出し、東京地裁が双方の言い分を検討していた。
(以下略)

 当然の結果。こんなんで「決定無効」になったら、検察審査会の存在意義が疑われる。

 小沢が検審の決定に対して訴えるという噂が流れたときに、「まさかそこまでバカじゃないだろ」と思っていたので、このように予想通りの玉砕をカマした小沢には、「恥の上塗り、自業自得」という感想しか抱けない。というか、堂々と裁判を受けるとかいっていたくせに、何をそこまで恐れてるんだか。


聞き取り不能 (2010 10/18 24:00)

 「プロアクティブ」のCMソングが、日本語の歌詞だと知って驚いた。ウザいCMと歌なので真剣には聴いてなかったが、ところどころ英語が聞こえるんで、英語かと思い込んでいた。桑田佳祐や井上陽水も昔は叩かれていたモンだが、聞き取りづらさのレベルが違う。何いってるのか全く分からない歌って、歌としてどうなんだろ。



お前こそ消えろ (2010 10/17 24:00)

【衆院補選】初週末で党首クラス続々 北海道5区(10/16産経)
 一方、谷垣総裁に批判された民主党の鳩山前首相は午後3時、今回の選挙区である札幌市厚別区のJR厚別駅前に姿を現した。
 街宣車の上に立った鳩山前首相は「なぜこの補欠選挙が大事なのか、一言お伝えしたいと思った」と切り出し、前日に柔道選手からの引退を表明した谷亮子参院議員を例に「何事も引き際が大事」と世代交代を訴えた。さらに「今こそもっともっと強い力で、政治主導、みなさん方が主役の政治を作り出していかなければならない」と主張した。
(一部抜粋)

 早く精神鑑定をしろ。

 とりあえず、これを置いておく。




報道しない自由ですか (2010 10/17 24:00)

 中国での反日デモは大々的に報道するが、東京での反中デモはあまり報道されず。メディアが右寄りの団体を蛇蝎のごとく嫌っているのは分かるが、ニュースバリューの有無すら度外視して無視することに、メディアとしての恥辱は覚えないんだろうか。それとも、日本世論を「冷静」な方向へ、中共に配慮した形へ誘導することこそが、メディアの使命だと勘違いしているということか。

 ま、中共での暴動は報道されており、「中共の異常さ」が日本人の脳裏に刻み込まれるわけで、メディアの配慮など逆効果でしかないんだが。



気持ち悪い (2010 10/15 24:00)

谷氏会見同席で存在感誇示?=質問は受け付けず−小沢氏(10/15時事)
 民主党の小沢一郎元代表は15日、柔道の現役引退を表明した谷亮子参院議員の記者会見に同席し、「政治を通じてスポーツの振興、明るい日本の社会をつくりあげるために頑張ってもらいたい」と述べ、谷氏にエールを送った。
 小沢氏は、谷氏の現役引退について「本当にびっくりし、残念に思ったが、決断を尊重する以外にない」と述べた。政治活動と競技の両立を続けた谷氏には批判もあったが、小沢氏は「二足のわらじという言い方をする人もいるが、了見の狭い考え方だ」と擁護した。
 幹事長として7月の参院選での谷氏擁立を主導した小沢氏。先の代表選で菅直人首相に敗れ、検察審査会の起訴議決で窮地に立たされているが、今回の会見同席で「後見役」としてさりげなく存在感をアピールした形だ。
 ただ、小沢氏は会見では記者団の質問を受け付けずに約10分後に退席。帰り際に記者団が「衆院政治倫理審査会に出席するか」などと問い掛けても無言のまま車に乗り込んだ。


 気持ち悪い。

 柔道引退など「政治家・谷亮子」という立場からすれば個人的な話に過ぎないのに、わざわざ小沢を同席させる谷亮子も気持ち悪いし、自身の疑惑について国民に説明することから逃げ続けている小沢が、当選したばかりのヒヨッコ議員のくだらない記者会見に同席していることも気持ち悪い。

 小沢にくっつくヤツは何で、山岡といい輿石といい、どいつもこいつも頭のおかしいヤツばかりなのか。あ、頭がおかしいから小沢にくっつくのか。



豊富な人材 (2010 10/14 24:00)

柳田法相大丈夫? 船長釈放「私が決定」発言、直後に訂正 珍問答で法知識の乏しさ露呈(10/14産経)
 「私が釈放を決める前に…」。柳田稔法相は14日の参院予算委員会で、沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で釈放された中国人船長について、政府が否定し続ける「政治介入」を認めるかのような発言をして関係者を慌てさせた。「言い間違い」と弁明したが、法解釈をめぐる珍問答も繰り返しており、野党議員から「法相の資質に欠ける」との声が出始めた。
 柳田氏は当初、船長釈放について「釈放したのは那覇地検。政治介入はない」と答弁。だが自民党の山本一太参院政審会長から経緯説明を求められると思わず「私が決める前に…」と口走った。慌てて「山本議員の顔をみるとちょっと緊張して」と言い訳したが、問題発言はなお続いた。
 自民党の衛藤晟一氏は処分保留のまま釈放された船長の扱いで、一般論として「処分保留のまま最終的に起訴も不起訴にもしない例は過去にあるか」と聞いた。当然、最終的には起訴か不起訴のいずれかの処分が出るが、柳田氏は「(決まらない例が)多々あると承知している」とあっさり「誤答弁」。
 法務省の西川克行刑事局長が「最終的には起訴か不起訴にしなければならない」と仕組みを説明した後も、「処分保留のまま釈放したことはある」と今度は見当違いの答弁。
 最後は、西川刑事局長の答弁を「その通り」と認める形で、自らの発言すべてを撤回するはめになった。
 柳田氏は12日の衆院予算委員会でも、検察の裁量で不起訴にすることを認めている「起訴便宜主義」の意味を答えられず、基礎知識の乏しさを露呈したばかりだった。


 民主党は人材の宝庫だね。国会の生物多様性は守られているようだ。

 こんな類の人間が「政治主導」ですよ、そりゃ日本は傾きますわな。自民党という保護者のもとで反抗期やってれば楽だったね。世帯主になっても保護者に責任をなすりつけて働きもしないバカ息子ぶりを発揮しているが。


醜悪 (2010 10/14 24:00)

小沢氏の起訴差し止め訴訟 「全面対決姿勢」さらに鮮明に(10/14産経)
 民主党の小沢一郎元代表は、東京第5検察審査会の自身への起訴の差し止めを求めて行政訴訟を起こすことで、検審と全面対決する姿勢をより鮮明にした。
 「党内で力を合わせ、国民のためにしっかりやりなさい。僕も頑張るから」
 小沢氏は14日、国会近くの個人事務所で、あいさつに訪れた一新会副会長、仲野博子衆院議員にこう語った。「僕も頑張る」の言葉に、強制起訴問題に集中する心境を込めたようだ。
 岡田克也幹事長ら民主党執行部は、小沢氏に衆院政治倫理審査会での弁明を求める方針を決めている。だが小沢氏の盟友、輿(こし)石(いし)東(あずま)参院議員会長は14日の記者会見で、政倫審や証人喚問への小沢氏出席を「必要ない」と切り捨てた。
 輿石氏は「検察というプロが1年以上捜査して不起訴にしたのに(国会で)誰が質問しても新事実が出てくるはずがなくムダになる」。強気の小沢氏と歩調を合わせた。
 小沢氏の対決姿勢を受けて、小沢グループも結束を固めようとしている。中堅・若手の一新会は19日にも政策勉強会を開き、当の小沢氏を講師に招く。衆院1回生の一新会倶楽部や参院の小沢系議員にも呼びかけ、グループの一体感を高めようと躍起だ。
 小沢氏は起訴議決が出た4日夜、受託収賄などの罪で実刑が確定し衆院議員を失職した鈴木宗男新党大地代表に「鈴木さんの気持ちはよく分かる。オレも鈴木さんの流れと一緒なんだよな」と電話でこぼした。
 「行政訴訟として立てるというのはどうか」(仙谷由人官房長官)などと小沢氏を批判する発言も出始めており、小沢氏が強気を貫けるかどうは不透明だ。民主党内では、最低でも政倫審出席には応じざるを得ないとの見方が強まっている。(坂井広志)


 国会の場での説明から逃げ続け、検察審査会という「素人=国民」の意思からも逃げようとしている姿は「醜悪」の一言に尽きる。有罪か無罪か以前に、政治家であるというなら、国民に対して疑惑を晴らすべく言葉を尽くすべきだ。民に言葉を投げかけることから逃げる政治家は醜悪である。これ以上に、何の論評が必要だろうか。



筋肉 (2010 10/13 24:00)

 25kgの減量には成功したが、有酸素運動メインで筋トレは全くやらず。脂肪が減ったのは良いとしても、筋力が無いのもいかんだろうということで、筋トレを日課とすることに。腹筋と腕の筋肉を隔日でイジめる。
 腕力がないのは自覚有りなので、プッシュアップ30回(しかも中途半端なやり方)で死にそうになるのは予想通りだったが、腹筋(膝立てて仰向けになってやるヤツ)を30回やっただけで、腹が攣りそうになるのには愕然とした。ジョギングは全身運動だからそこそこ鍛えられてると思っていたが、やっぱきちんとターゲットを絞ってやらないと、衰える一方のようで。

 目指せ、彫刻のような体!


無駄な時間 (2010 10/13 24:00)

 ラジオやネットで、国会討論を聴いていたんだが……菅首相はじめ政府の答弁が酷すぎる。野党の質問に対して何一つまともに応えていない。はぐらかし、責任転嫁、回答拒否。「事前通告がないから答えられない」なんて無責任極まりない(「そんな政府はやめっちまえだ」 自民・石破氏(10/13産経))。

 時間の浪費を続けるだけなら、とっとと解散してリセットしてくれや。



柳腰 (2010 10/12 24:00)

 木田くん、引っ越し、柳腰。

仙谷官房長官、中国対応「弱腰ではなくしなやかな柳腰」(10/12日経)
 仙谷由人官房長官は12日午後の衆院予算委員会で、尖閣問題を巡る中国への対応について「あらゆることを想定し、大国として台頭しつつある中国と戦略的互恵関係の中で付き合っていかなければならない。どう折り合いをつけ、(中国に)国際的なコモンセンスの輪の中に入ってもらうかが課題だ」と語った。
 そのうえで、「弱腰だとは思っていない。しなやかにしたたかに対応していく『柳腰』だ」と述べた。
 自民党の石原伸晃氏への答弁。


 「柳腰」というのは女性への形容。
 たぶん、「二枚腰」と勘違いしつつ、「しなやかな対応」というイメージから「柳」をくっつけてしまったものと思われる。ニュアンスは分からんでもないが、漢字の読み間違いよりも恥ずかしい。

 というか、こんな言葉遊びはどうでもいい。「弱腰」であるというのは紛れもない事実。弱腰外交ですらない、ただの弱腰。


下には下 (2010 10/12 24:00)

 今の政治について真面目に物申すのも、なんだかバカバカしく思えてくる。
 ただこれでも、鳩山政権よりはマシなんだよな……。ゾウリムシがミジンコになった程度だが。



長生き (2010 10/11 24:00)

 35億年後に起こるという、銀河系とアンドロメダ銀河の衝突を、何としても目撃したい。そのためなら、全財産をはたいてもいい。いや、大した全財産ではないんだが。


哲学 (2010 10/11 24:00)

 現代哲学ってのは、文系に入れるべきなのかな、とふと思った。
 ニュートン的な絶対的時間軸で考えるならいざ知らず、アインシュタイン以来の相対的時間軸や量子論を考慮に入れて「時間」や「存在」を語る場合、むしろ理系の素養の方が重要になるだろう。哲学者が現代物理学を理解して論考するよりも、物理学者が哲学を論考した方が容易じゃないかな、と。

 文学部よりも理学部に哲学科を置いた方が適切のような。ま、文系だ理系だという括りが時代遅れなのかもしれん。



肩こり (2010 10/10 24:00)

 肩こりの即効薬って無いのかね。1錠1万円だったら、出してしまうかもしれん。


別人 (2010 10/10 24:00)

 ひょんなことから発見した、拙者と同じHNの人のブログ→Cozy Life
 「検察審査会の判断は不当起訴」とか「小沢には何ら疑うべき部分はない」とか「民主党代表選はいかさま」とか言ってる人なんで、私と同一人物と思う人はいるはず無いと思うが、念のため。私は、ここ以外のサイトやブログには一切手を出してないし、Mixiもツイッターもやってない。ネット出不精なんで他所の掲示板にもほとんど顔を出さない。

 まぁよくあるHNを使ってるからしかたないんだが。



約束が違う (2010 10/9 24:00)

政府、口蹄疫で1000億円の復興基金(10/8産経)
 宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題で政府は8日、口蹄疫対策本部を開き、復興基金の創設を柱とする地域支援策を正式決定した。宮崎県が地方債を発行し、1000億円規模の基金をつくることを認め、その運用益を県内の市町村支援や観光振興などに充てる。要望があれば、熊本、大分、鹿児島の3県にも地方債発行による基金創設を認める。
 宮崎県は8月27日に口蹄疫の終息を宣言し、政府の支援策にも今回で一定の区切りが付くため、政府の対策本部は廃止する。菅直人首相は「今後も各府省は自治体、関係団体と緊密に連携し、復興対策に万全を期すようお願いしたい」と述べた。牛、豚約29万頭が犠牲になるなど甚大な被害を受けた地域で再生に向けた動きがさらに進むことになる。


 あれ、ちゃんと金は出すから種牛殺せ、って言ってたんじゃなかったっけ。政府はほとんど金を出さずに、宮崎県に借金をさせるって、これどうよ?


筋違い (2010 10/9 24:00)

【小沢氏「強制起訴」】民主議連「原理原則から外れた」と検察審批判(10/5産経)
 民主党の有志議員でつくる「取調べの全面可視化を実現する議員連盟」(会長・川内博史衆院議員)の会合が5日午前、国会内で開かれ、東京第5検察審査会が小沢一郎元幹事長の起訴を議決したことを批判する意見が出た。
 川内氏は「法と証拠と民意に基づいた起訴があり得るのか。疑わしきは罰せずという(司法の)原理原則から外れたところで誰かを起訴し、公判に持っていくことがあってはならない」と語った。さらに「あるマスコミ関係者が、『今回の審査会の議決は検察審査会の暴走だ』と言っていた。検察のあり方をもう一度しっかりと議論しなければならない」とも述べた。
 森裕子参院議員も「残念だ。証拠がないのに検察審で今回のような形になれば抵抗できない」と述べた。
 会合には民主党の国会議員約30人が出席。「取り調べの可視化法案」を議員立法の形で、来年の通常国会へ提出することを目指す方針で一致した。


 法律を作る立場の人間が「起訴=有罪」と思い込んで発言するのは、かなり由々しき事態ではないか。民主党には、こんな素人議員しかいないのか。というか、「疑わしきは罰せずという原理原則から外れた」って何だ?小沢は起訴されただけだぞ。まだ誰も罰してないぞ。起訴は罰だってか?

 たしかに、起訴された場合に有罪となる率が限りなく100%に近い現状にあって、「起訴=有罪」というイメージは我々日本人の中に強く存在している。しかし、そこで「疑わしい場合は起訴すべきではない」と考えるのは筋違いで、むしろ、「起訴=有罪」というイメージを塗り替える良い機会だと考えるべきだ。もちろん同時に、起訴から裁判にかけて、被疑者にかかる負担が軽減されるような状況を整備すべきであるが。
 「疑わしければ起訴してはならない」というのなら、現行犯以外の逮捕も不可能になってしまう。川内の主張は暴論である。

 森裕子の「証拠がないのに検察審で今回のような形になれば抵抗できない」というのも的外れ。小沢信者は「検察審査会の暴走だ、これがまかり通ればどんな人間も起訴されてしまう」と妄想たくましいのだが、審査会の議決書を読めば、問題点を冷静にピックアップしており、決して感情論による暴走といった趣は読み取れない。「無実の人間が有罪にされる」と危機感を煽るのは、拡大解釈であり被害妄想である。
 そもそも「疑わしい点すら無い」と思っているのがおかしい。郷原などは「ただの期ズレの問題」と言い放って恥じないのだが、政治資金報告書の記載に問題があるのは事実で、それに絡んで秘書が起訴された時点で、一つの事件として成立している。問題はそれに小沢が絡んでいたかどうかという話。秘書が起訴された時点で「ただの期ズレ」という論法は通じない。

 だいたい、本当に問題がなかったのであれば、小沢がとっとと国会なり会見なりできちんと説明していれば済んだ話。それを逃げ回っていたくせに、「きちんとした説明がないから裁判で明らかにすべし」と言われて、ガタガタ騒ぐなっての。



円高 (2010 10/8 24:00)

 ドル円が81円台に突入でギャース。仙谷ライン(82円台)も軽く突破。
 「為替介入は時間稼ぎ」というのは誰しも分かっていたことだったが、それで得られた時間の間に何もしないというのも、まぁ予想通りといえば予想通り。いや、ゾウリムシの鞭毛程度には期待していたかな。
 で、どうすんの、バカ政府は?


ノーベル平和賞 (2010 10/8 24:00)

 ノーベル平和賞は、金大中が受賞したり、環境詐欺師のゴアが受賞したり、私の中では「胡散臭くて信用しきれない物」という位置付けなので、今回中国の民主活動家が受賞したからといって「ノルウェー、よくやった」と称賛する気にはなれない。これをきっかけに、さらに「中共の人権抑圧ぶり」がクローズアップされればいいとは思うし、そのためにノーベル平和賞を利用するというのは有りだと思うが。



ノーベル化学賞 (2010 10/7 24:00)

 日本人2人がノーベル化学賞受賞。めでたい話ではあるが、化学は苦手なので、新聞やテレビに書かれてある以上の内容はまったく分からない。高校の時に(理科T以外は)やらなかったというのもあるし、大人になってからもあまり勉強してない。「なんかスゲェらしい」以上の感想が出てこず、忸怩たる思いである。やっぱ勉強は大切だね。


アサッテな深読み (2010 10/7 24:00)

 陰謀論好きな人って、「同じ考えの人は、裏で繋がっているはずだ」という思考回路をとるよねぇ……と、小沢信者の暴走っぷりを見て思った。まさか在特会とテリー伊藤が繋がっているとは…!



革新 (2010 10/6 23:00)

 なんだかんだで「信長の野望 革新」にハマっている。序盤に内政に勤しんでいると他国の軍備強化に追いつけずにハマるという点はアレだが、結局少しずつ時間をとりながら楽しんでいる。「面白いゲームか」と問われると、「人を選ぶよね」としか言いようがないのだが、私のように、「やり始めるとムキになってしまう」タイプの人間には、大きな問題点は無い。「烈風伝」の方が何倍も楽しいとは思うけど。

 「三国志シリーズ」に比べると、とっかかりにくいゲームになっていて、初心者はますます敬遠する一方だなぁ、と。PCゲーム自体が、コアなファンのみを対象にした物になってしまっているということか。「戦国無双」が「新たな戦国マニア」の入り口になっているから、「野望」の方はマニアックになっていってもいいのかな。


恐怖 (2010 10/6 23:00)

プーチン首相「何を笑っているんだ あなたも禁煙しなくてはならない」(10/6スポニチ)
 ロシアのメディアによると、プーチン首相は5日の政府幹部会で、たばこを吸う閣僚らに手を挙げさせた上で、国民に「手本」を示すべきだと述べ、禁煙するよう迫った。
 喫煙対策が議題となった幹部会では、ゴリコワ保健社会発展相が国民の喫煙率が39・1%に上ると報告。たばこを吸わない首相は「とても多い」と述べた上で、「政府の中で喫煙者は誰か」と質問。挙手した閣僚らを数え上げ、「国の平均よりはましだ」としながらも「禁煙すると約束するのだろうな」と警告。
 さらに、苦笑いしたイワノフ副首相に対し「何を笑っているんだ。あなたも禁煙しなくてはならない」と追い打ちをかけ、禁煙を誓約させた。 (共同)


 これは禁煙せざるを得まい…。禁煙開始から72時間続く禁断症状も、プーチンの顔を思い浮かべれば乗り越えられる。


暴走 (2010 10/6 23:00)

 最近、この人の文章の暴走ぶりがおもしろくてしかたない。

「検察審査会」を暴走させたのは誰か? - 文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ 『毒蛇山荘日記』
 「検察の暴走」とか「検察の青年将校化」というテ−マが、マスコミやジャーナリズムで大きく取り上げられ、当面する重大課題として問題化し始めたのは、小沢事件以後だが、そしてその延長上で、大阪地検特捜部の前田主任検事等による「裁判資料(FD)改竄事件」が発覚、前特捜部長等が逮捕され、今や「検察特捜部解体論」まで叫ばれる事態に発展してしまっているわけだが、今度は、さらに「検察審査会の暴走」が話題になろうとしているように見受けられる。「政治家・小沢一郎」に対し、検察審査会が「起訴相当」なる決定を下し、実質的に、日本の救世主になるかもしれない、世界的にも特筆すべき有能な政治家・小沢一郎の政治生命を絶とうとしたわけだが、彼等に、日本国家の命運を左右することになるかもしれない、それだけの権限が与えられているわけではない。もし、それだけの権限があるとすれば、彼等、検察審査会の存在こそ、その存在意義が、言い換えれば、「検察審査会の暴走」という問題が問われることになろう。現に、「小沢一郎強制起訴」と同時に、問われ始めていると言うべきだろう。手強い政敵を倒すために、選挙という民主的な方法ではなく、警察、検察、裁判などを使うということは、そしてそれが許されるということは、日本という国家が、スターリン主義的な警察国家、恐怖政治国家であることを証明している。僕には、小沢一郎が「トロッキ−」のように思えてならない。そして同時に、小沢一郎だけでなく、我われ、平凡な国民一人一人までが、隣人や友人、そしてライバルたちの密告によって、ささやかな罪をデッチアゲられて、ある日、忽然と姿を消すような、そういう時代が、既に到来したのかもしれない、と思う。要するに、政治や政争に、警察や司法が介入してくる国家はろくな国家ではない。子供の喧嘩に出刃包丁か機関銃を持ち出すようなものである。我われは、日本を、そういう殺伐とした恐怖政治の国家にしてはならない。そのためにも、「検察審査会」なる制度について、大いに議論すべきだろう。「検察審査会」の存在意義に関する議論を、「フウサツ」するかのような恫喝と脅迫を許してはならない。

 世界的にも特筆すべき有能な政治家゚∀゚)……具体的に、これまでに政治家としてどんな功績を挙げたのか、列挙してもらいたいもんだ。なんだか平壌放送で金正日の名前の前に来る枕詞のようだ。
 なんか「警察・検察が権力を行使する」というのを危惧しているようだが(文章が下手くそすぎて何を言っているのか正確なところはよく分からない)、検察審査会はそういった権力に対する防波堤としての役目も持っているということを、この人は全く理解できていない。

 ちなみにこっちでは……

 日本が世界に誇れる唯一の有能な政治家・小沢一郎の政治生命を奪おうとして、マスコミや検察、あるいはその背後にいる米国日本占領支配グループに洗脳されて、「起訴相当」と議決した「検察審査会」メンバーこそ、犯罪者である。ただちに11名全員の氏名を公表・公開すべきである。国家に甚大な損失と被害を与えた犯罪は、万死に値する。彼等の平均年齢は、30歳前後とか。誰が彼等を選び、誰が彼等を洗脳したのか。それらも、速やかに、明らかにすべきである。さて、何故、昨日、小沢一郎の「強制起訴」という事実を公開したのだろうか。要するに、二十日間も、この事実を、何故、隠蔽し続けたのか。そもそも、何故、起訴相当の決定が、民主党代表選挙の最終日になされなければならなかったのだろうか。ここに、何かがあると、つまり、何か政治的な意思が働いていると思うのは、僕だけではあるまい。

 妄想と無知と偏見のオンパレード。言っていることは全て無茶苦茶。「……のは僕だけではあるまい」と言ってるが、いや、あんたとその同類だけだよ。犯罪者だの氏名を公表せよだの、言ってる内容はヤクザの恫喝そのものである。ま、影響力がほとんど無い人なんで、生暖かく鑑賞していられるんだが。勝谷とか大谷とか郷原だと、なまじっかテレビに出て影響力があるから、笑ってばかりもいられないが。

 しかし、相変わらず文章が下手。「…だが」と接続語を用いて文を繋げていくのは駄文の典型。ブログの右の方に「小説実作塾」の案内があるのだが、こんなヘタクソ駄文書きからいったい何を学べるというのか。近所の作文教室に通った方が、よっぽど気の利いた文章が書ける。文体より着想?小沢を「世界的にも特筆すべき有能な政治家」と言ってしまう御仁から、人を魅惑するような着想が生まれるとでも?いや、このファンタジックな思考回路ゆえに、面白いコメディ小説が書けそうな気はするな。



いつになったら責任感が芽生えるのか (2010 10/5 24:00)

自民の対中外交に疑問=仙谷官房長官(10/5時事)
 仙谷由人官房長官は5日午後の記者会見で、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件をめぐる中国との関係悪化に関し、民主党政権と中国側の人的つながりの薄さが指摘されていることについて「自民党が数多くのパイプを持っていたのだろうが、それにしては日中関係が現状の姿だということは、どういうパイプだったのか。私はそれほど肯定的に見ているわけではない」と述べた。
 その上で、仙谷長官は「地下水脈が何本かあれば何とかなるという時代ではなくなっている。民主党の若い世代を含めて、本音で忌憚(きたん)のない議論ができる関係をつくっていかなければならない」と述べ、日中間で幅広い交流が必要だとの認識を示した。


 未だに自民批判。いつまで野党気分なんだ、という話。しかも、今の体たらくは明らかに民主党のせいであり、自民への責任転嫁はかなりの無理筋。というか、古今無双のアホだな、こいつは。

 自民党時代も、たしかに弱腰外交の嫌いはあったが、少なくともそれなりの理念と戦略を有した「外交」であった。民主党がやったのは、中途半端に喧嘩を買って、厳しくなったら敵前逃亡するという、「外交」と呼ぶに値しない物。しかも中共が強気になっている背景には、民主党政権のせいでアメリカと日本の関係がギクシャクしているという事実がある。

 さらに、仙谷は「本音で忌憚(きたん)のない議論ができる関係をつくっていかなければならない」と述べているが、要するに中共とのパイプが皆無であり、これからパイプを作っていくと告白しているわけだ。仮に仙谷が言うように自民党時代のパイプが質の低い物であったとしても、パイプが未だにゼロであることが許される理由にはならない。野党時代に「政権を担う準備」を全くしておらず、政権を担って1年が経つのに未だに政権を担うだけの状態になっていないと言うことを暴露したに過ぎない。それなのに、なぜ仙谷のバカは偉そうな態度なのか。

 1年経っても何もできないヤツらが、これから3年で何かできるとは到底思えない。

 というか、子分をゾロゾロ連れて朝貢した小沢は、パイプには入らんのか?



小沢強制起訴 (2010 10/4 24:00)

陸山会事件:小沢氏を強制起訴へ 検察審が議決(10/4毎日)
 小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る政治資金規正法違反事件で、東京第5検察審査会は4日、小沢氏を04年、05年分の政治資金収支報告書の虚偽記載罪で起訴すべきだとする「起訴議決」を公表した。これにより、小沢氏は強制起訴されることが決まった。審査会は関与を否定する小沢氏の供述を「信用できない」と判断した。小沢氏の進退を問う声が高まることは確実で、政権に大きな打撃を与えるとみられる。
 議決は、民主党代表選が行われた9月14日付。第5審査会は審査会制度について「国民は裁判所に無罪か有罪かを判断してもらう権利があるという考えに基づくもので、容疑不十分として検察官が起訴をちゅうちょした場合に、国民の責任において刑事裁判で黒白をつけようとする制度である」との見解を示した。
 第5審査会は4月に小沢氏の「起訴相当」を議決したが、東京地検特捜部が再捜査し5月に改めて不起訴としたため、第2段階の審査を行っていた。
 公表した議決要旨で第5審査会は、検察の再捜査を「形式的で、事件解明のために十分行われたとは言い難い」と批判した。
 そのうえで、収支報告書提出前に小沢氏に報告・相談したとする元秘書の衆院議員、石川知裕被告(37)と後任の元秘書、池田光智被告(33)の捜査段階の供述を検討。「小沢氏を尊敬し、師と仰ぐ2人が小沢氏の関与を強める虚偽の供述をするとは考え難い」と信用性を認めた。
 2人の供述に具体性がないとされる点については「報告・相談から取り調べまで時間が経過しており不自然、不合理ではない」と判断。「迫真的な供述の方が作為性を感じる」と指摘した。再捜査で一転して小沢氏の関与を否定した池田元秘書の供述は「小沢氏の刑事処分への影響をおそれていることが明らか」として信用性を認めなかった。
 小沢氏の供述については「4億円の出所についての説明は著しく不合理で到底信用できない」と批判。「出所を明らかにしないことは、虚偽記載の動機があったことを示している」と判断した。
 さらに、土地購入の原資を偽装するため銀行から4億円を借り入れた際、小沢氏が融資申込書に署名したことなどから「元秘書との共謀の証拠がないとして不起訴としたことには疑問がある」と結論付けた。【三木幸治、山本将克】


 冷静かつ妥当な判断だと思う。小沢がまともに説明を果たさない以上、裁判の場で事実を明らかにするほかあるまい。ただ、検察が2度も諦めた案件ゆえ、小沢が有罪になる可能性はかなりゼロに近い。しかしながら、検察審査会は「有罪か無罪か」を決めるところではないのだから、「事実関係が明らかになっていないゆえに起訴すべき」という判断は、妥当であると私は思う。

 小沢信者も、「裁判で無実だと明らかになればよい」と考えればいいのに、どうも「起訴=有罪」と短絡的に考える向きが多いようで。たしかにイメージ的にはそうかもしれないが。
 検察審査会の判断に対して、個別に具体的に反論していけば耳を傾けることもできようが、「ド素人が!」とか「小沢潰しだ!」とかじゃぁ狂信者の逆ギレだからなぁ。その典型的な例がこれ→「検察審査会」に「正義」はあるのか。あるわけないだろう。ドシロウトに国家の「正義」を委ねる日本は、滅亡すべきだな。 - 文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ 『毒蛇山荘日記』
 とりあえず、「ド素人」が検察の判断に対して意見するというのが検察審査会の存在意義なのだから、「ド素人」だから云々と文句を言うのは筋違い。「小沢を潰す=日本を潰す」に至っては、「我が人類の祖先は宇宙人が作った」レベルの妄言。「小沢が存在し続ければ日本は潰れる」というのが正しい。菅でも日本はやばいけどな。


 民主党の反応はこちら。

民主の離党勧告が焦点 小沢氏巡り、党執行部は慎重姿勢(10/4朝日)
 小沢氏が強制起訴されることについて、党執行部の発言は表向き慎重だ。岡田克也幹事長は4日の記者会見で「驚いていると同時に、大変残念だ」と述べつつ、小沢氏への対応については「ご本人の考え方が示されるのが第一。私が何か述べることは控えたい」と語るにとどめた。菅直人首相も外遊先のベルギーで「十分把握していないのでコメントは控えたい」と述べた。
 民主党はこれまで不祥事の際に議員本人が自発的に離党や議員辞職をしなければ、離党や議員辞職を勧告してきた。だが、代表選で菅首相と激しく争った小沢氏の離党勧告に踏み切れば、同氏を支持する議員グループが強く反発し、政権運営が混乱する恐れがある。執行部が慎重な発言に終始しているのは、小沢グループの動向を読み切れていないからだ。
 とはいえ、政治とカネの問題で後ろ向きな対応を続ければ、今国会の補正予算案審議や12日告示の衆院北海道5区補選に影響が出かねない。菅内閣の支持率を下支えしているのは「脱小沢」の姿勢でもあり、党内に小沢氏の処分を求める声が消えない。
(一部引用)

 今までの言動を考えると、小沢に対して厳しい処分を科すべきなんだよな。「李下に冠を正さず」的な物言いは、何度となくやってきたわけで。ここでもブーメラン発動。



スルー (2010 10/4 9:00)

China accused of invading disputed islands(10/2CNN)
 (CNN) -- Anti-China protesters gathered Saturday in Tokyo and six other major cities in Japan to rally against what it calls an invasion of disputed islands that both claim are part of their territories.
 Protesters held up Japanese flags and chanted, "We will not allow Communist China to invade our territory."
(以下略)

 「日本のメディアは全く報道していない」と話題になっている。これを書いている時点でも、「報道された」という話は聞いていない。

 たぶん、「まだフジタ社員が1人捕まっているから、中共を刺激するような報道は控えてくれ」と政府からお達しがあって、メディアがそれに従っている、ということだと思う。
 「すべてのメディアが反中デモに報道価値を認めなかった」という可能性も無いわけではないが、「メディアの自主的な判断」によって報道が為されていないだけなら、少なくとも産経辺りは取り上げてくるように思う。ただ、メディアの人間は相当ズレてるからなぁ……「中共を刺激するな、フジタ社員の命に責任が持てるのか」という抗議が来たらイヤだから逃げた、ってだけだったり。なんにしても、日本のメディアがクズということには変わりないが。

 「日本では黙殺しても、世界的にはきちんと報道されている、だから日本のメディアが報道しなくても意味はない」という考えもあるが、「民主党政権が中共を刺激しないようメディアに要請しました」という事実は、「民主党は中共に配慮しています」という姿勢をアピールすることになり、全く無意味ではないだろう。ただし、無意味では無かろうが、それのもたらす「意味」が日本にとってプラスになるかどうかはまた別の話。



ニンジンの花 (2010 10/3 20:00)

 育てているニンジンのうち、1本に、花が咲いている。数mmの小さな白い花が幾つも集まって、10cmほどの円を形成している。

 ニンジンはふつう2年目に花を付けると聞いていたのだが、発芽して3ヶ月ほどで花が咲くものもあるのかね?今年の異常な暑さが原因なのかもしれないが、まぁ、ニンジンの花を初めて見ることができたので、それもまた佳し。
 そういえば、去年は8月末頃から現れていたキアゲハの幼虫が、今年は未だに1匹も姿を見ていない。ついでに、去年と比べるとニンジンの根の生育も去年ほど良くないように思う。20度辺りが適温だったはずなので、猛暑が悪影響を及ぼしていると思われる。農業は天候のなすがままですな。



爆弾ゲーム (2010 10/1 24:00)

【尖閣衝突事件】ビデオの扱いを官房長官に一任(10/1産経)
 仙谷由人官房長官、前原誠司外相、柳田稔法相、馬淵澄夫国土交通相が1日午前、首相官邸で中国漁船衝突事件のビデオ映像の扱いについて協議し、国会への提出のあり方などの対応を仙谷氏に一任することで合意した。
 映像をめぐっては30日の衆院予算委員会理事会が政府に対して同委に提出するよう求めることを決めた。ただ、仙谷氏は1日の記者会見で公開の是非に関し、「委員会から文書や正式な通告が来ているわけではないので、議論してみなければならない」と述べるにとどめた。


仙谷長官、ビデオ提出は「捜査当局が判断」(10/1スポニチ)
 仙谷由人官房長官は1日午後の記者会見で、中国漁船衝突事件の状況を撮影したビデオ映像の国会提出に関し「刑事事件の証拠だから捜査当局が責任を持って判断することになる」と述べた。

 いつ爆発するか分からない爆弾をリレーしていくゲーム、テレビでよくやっていたな。

 「政治主導」を標榜しながら、政治の責任でものごとを決めることもできず、責任はすべて他者へなすりつけ。仙谷のバカは民主党政治を「文化大革命」になぞらえていたが、確かにその通り。中共の文革と同様に、民主党政権は国に損害を与え続けている。


禁煙 (2010 10/1 24:00)

 タバコの値上げを機に禁煙しようとしている人のために、拙者の禁煙体験なんぞ書いたら、参考になるじゃろか。



ジョンウン (2010 9/30 24:00)

 キム・ジョンウンって、チュートリアルの福田にそっくりだよね。新しく発表された写真は、ただのメタボ野郎だけど。


御館様 (2010 9/30 24:00)

 一昨日触れた途端に「御館様」登場でニヤリ。さらに、古河公方足利晴氏・義氏の出現にニヤリ。



無能、無恥、人非人 (2010 9/29 23:00)

 細野くんが北京へ向かったらしいが(参照:民主・細野氏北京入り、首相「承知していない」(9/29読売))、「変な約束だけはするなよ」と、それしか望むことは無い。まともな交渉能力なんか期待していないし、むしろ余計なことをするなとしか思えない。

 ただ、超弩級のバカが政府にいるので、細野といえども多少はマシに見えてくるから恐ろしい。

仙谷官房長官反省…「中国に習熟すべきだった」(9/29読売)
 仙谷官房長官は29日午前の記者会見で、沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件をめぐる日本政府の一連の対応について「司法過程についての理解が(日中間で)ここまで異なるということについて、もう少し我々が習熟すべきだったのかなと思う」と述べ、当初の見通しの甘さを認めた。
 仙谷氏は中国人船長以外の乗組員14人と船体を中国側に引き渡す方針を決めた13日の記者会見で「船員と船が(中国に)帰れば、違った状況が開ける」と事態打開への期待を示した。しかし、中国はその後も反発を強めた。
 これについて、仙谷氏は「『中国も理解してくれるだろう』と判断していた。(中国でも)司法権の独立とか、政治行政と司法の関係が近代化されてきているとの認識を持っていたが、あまりお変わりになっていない」と指摘した。


 「私はバカだ」と宣言したなら、ついでに官房長官辞めろ、ゴミが。

 事業仕分けについて「政治の文化大革命が始まった」と放言するほどの中共の信奉者。勝手に盲信して勝手に被害を被るならともかく、仙谷の盲信のせいで、日本が損害を受けてしまった。というか、中共がまともな司法体系を有していないなど、中学生でも知ってることだろうに。本気で言っているとしたら、鳩山並のバカだ。

 そのバカのおかげで最も被害を受けているのが、尖閣付近の漁民の方々。

中国漁船・尖閣領海内接触:先島 続く動揺 漁師ら「ぶつけられたら……」(9/27毎日)
 【石垣・宮古】尖閣諸島周辺での中国漁船衝突事件で中国人船長が釈放された後、県議会が抗議決議案を準備、地元首長が懸念を示す中、同海域で操業する漁業者が多い石垣市や宮古島市には動揺が広がる。
 改選後、28日に初めて開かれる石垣市議会は、中国政府への抗議に加え船長を処分保留で釈放した日本政府への抗議決議と、日本政府に警備強化などを求める意見書が全会一致で可決される見込み。
 一方インターネット上で「150〜200人の同志と漁民とともに石垣市から東シナ海に出港すると決定」と報告する団体も。石垣市内の漁師に漁船チャーターの申し出があったが、八重山漁協は「応じないように」と漁師に指導している。
 宮古島市の伊良部漁協では、所属する船が毎年12月から翌年3月ごろまで、サバ科のスマを取るために尖閣諸島周辺の海域に漁に出る。同漁協の友利義文組合長(60)は「今度は伊良部漁協の船にぶつけてくるのではと思ってしまう」と不安を隠さない。
 スマ漁に出る船は10トンほど。巡視船に衝突した中国漁船は166トンもあり「ぶつけられたら本当に危険」と指摘する。日中が互いに不信感を募らせる中、漁場で日中の漁船同士が近づき緊張が高まるのは必至。漁期が始まる前の関係正常化を望んでいる。


 しかし仙谷は、漁師達の不安の声に、まともに耳を傾けようとはしない。

【尖閣衝突事件】漁業関係者の不安に「風評で盛り上げるべきでない」と仙谷氏(9/28産経)
 仙谷由人官房長官は28日午前の記者会見で、尖閣諸島周辺の中国漁船衝突事件を受け、沖縄の漁業関係者から不安の声が出ているとの指摘に対し、「あまり風評とかで盛り上げていくのはよくない。事実を踏まえて冷静に対処すべきだ」と強調した。
 一方で仙谷氏は漁業関係者の操業にあたっての危険性について、「具体的事実関係としてあるのかないのか調べる」と語り、政府として調査する考えを示した。


 漁業関係者の不安の声に対し、「風評」と片付けるクズ。中共の漁船が巡視船に特攻したのは事実であり、中共の脅威は決して風評などという物ではない。目線が、日本ではなく完全に中共に向いている。しかも「盛り上げる」という言い方に、不安を主張する国民を見下した感覚が透けて見える。
 無恥無能なだけでなく、人品も極めつけに低劣だから、救いようがない。


 能力が無くても、せめて「国のために」という必死さを持っていれば救われるんだが、意欲すら持ち合わせず、責任逃れとその場しのぎのオンパレード。「政治」ができない政治家たち、救いようがない。



信者はあらゆる事象を小沢擁護に結びつける (2010 9/28 24:00)

 中国人船長釈放での菅政権のヘタレぶりを根拠に、「やはり小沢政権の方が良かった」「菅政権を選んだ人間は中国や菅政権を批判する資格はない」という寝言をホザいている輩が。いや、例によってゲンダイとか自称文芸評論家なんだけど。
 「小沢より菅の方がマシ」というのは、いろんな点を総合して勘案した結果であって、ひとつ菅が失点したからと言って「やっぱ小沢の方が良い」とはならない。仮に小沢だったら今回の件はもっと巧く立ち回っていたとしても、それ以外の施策では、日本に害を為す度合いは菅以上だろう。「破壊力のある売国奴」ではなく「結果的に売国奴になってしまっている無能」がマシと判断しただけのこと。
 そもそも、民主党が政権をとった時点で詰んでいる。


信長の野望 (2010 9/28 24:00)

 安売りしていたので「信長の野望 革新」(2005発売)を衝動買い。久々に「信長」に挑んだが、うーん、今のところかなり微妙。
 今思うと、「烈風伝」や「将星録」の、「箱庭」が好きだった(だから水尾。さんの「烈風伝」ネタが大好きなのさ)。内政で町や田畑を開発すると、一枚絵の日本地図上に実際に町や田畑が描かれる。天下統一を無視して、国中に街道を走らせて遊んだり、治水をおこなってそこら中に水田を作ったりしたものだった。

 あの頃の情熱は、現時点では「革新」には持てない。ゲームの質が落ちたのか、私のゲームに対する意欲が落ちたのか。



トレイが言うことを聞かぬ (2010 9/27 24:00)

 PCのディスクトレイがイカれた。中にディスクが入ってると、トレイが出てこない。穴に針突っ込んでも、数mm動いただけで中に引き戻す謎の力が作用する。電源切って穴に棒突っ込めば取り出せるが、ディスクの出し入れするたびに電源を切ったり入れたりするのもなぁ……かといって、修理するほど大層な問題でもないし。


統治能力無し (2010 9/27 24:00)

 今回の中国人船長釈放に関しては、あまり中共に腹は立っていない。いや、尖閣の領有権を主張する態度は許し難いんだが、脅せば怯む相手にとことん付け込むのは外交のやり方の一つではあるし、弱いヤツが悪い、というのが自然の掟。統治能力のない我が国政府に、最大の問題がある。

 で、フジタの社員は未だに解放されてない。水面下で取引したうえで船長を釈放するのが、通常の脳味噌を持った人間の判断なんだろうが、さすがは民主党、とりあえず船長を返せば何とかなると、無根拠に思い込んでいたらしい。こんなバカ政府を相手にするのだから、中共としても「どこまで行けるか」を確認しておきたくもなるわな。

 内閣に対するリコール請求ってできんものかね。



口先ばかり達者なことで (2010 9/26 22:00)

船長釈放「同様の事件には毅然と」前原外相(9/25日テレ)
 沖縄・尖閣諸島沖の漁船衝突事件で中国人船長が釈放されたことについて、菅首相、前原外相はともに、釈放の決定はあくまで検察当局の判断だったとの見解を示した。
 菅首相は日本時間25日午前5時半過ぎ、アメリカ・ニューヨークで記者会見し、「検察当局が事件の性質等を総合的に考慮して、国内法に基づいて粛々と判断した結果」と述べた。また、前原外相は「検察庁が総合的に判断して決定したことなので、それに従う」と発言したが、今後も同様の事件に対しては毅然(きぜん)とした態度をとると明言した。
(以下略)

 多少なりとも「前原は民主の中ではマシ」と思っていたが、「無恥で無能で責任をとらない民主党体質」の埒内にいる卑怯者だということを強く認識した。
 「今後も同様の事件には毅然とした態度をとる」などと言っているが、だいたい、今回毅然とした態度は貫かれていない(はじめだけ毅然としていたという点で「初めから弱腰」よりも酷い対応だ)。そもそも毅然とした態度がとれていないのだから、「今後も」と言われてもまったく信用ならない。検察に責任を被せている姿は、「毅然」という語とは正反対の姿勢である。自らの言動に責任を持てない者が「次からも毅然」と言って、いったい誰が信用しようか。田代まさしが「もう二度とクスリはやりません」と言ってるのと同じくらいに信用できない。

 まだこの問題は終わっていない。中共のトップに問題を集結させる意思あるいはその能力が感じられず、むしろ、中共の恫喝・要求はここからが本番。敗戦処理を誤ればさらに多くの物を失うことになるが……菅(あるいは仙谷)が鈴木貫太郎や東久邇稔彦になれるとは思われない。


腹切れ (2010 9/26 22:00)

 今は首相じゃないから安心してバカにできる。こんなバカが総理だったんだなぁと感慨深い。そりゃ日本は衰退するわ。

【中国人船長釈放】「私なら温家宝首相と腹割って話し合えた」鳩山氏が首相を批判(9/25産経)
 鳩山由紀夫前首相は25日、沖縄・尖閣諸島(中国名・釣魚島)沖で中国漁船衝突事件に対する政府対応について「私だったら事件直後に、この問題をどうすべきか中国の温家宝首相と腹を割って話し合えた」と述べ、政府の対応を批判した。視察先の京都市内で記者団に語った。
 この中で鳩山氏は、自身が首相だったときに温首相との間にホットライン(直通電話)を構築していたことを明かし、「ホットラインは菅(直人)首相にも引き継がれている」と述べて、事件後、菅首相が温首相と直接対話を怠ったのではないかとの見方を示唆した。
 中国側の賠償要求には「日本側の主張が正しければ賠償要求などどいう話は論外」と批判。ただ「事実関係で見えていないところがある。国民や中国側にしっかりと伝える責務が(日本政府に)ある」と、政府の説明不足を指摘した。
 那覇地検保釈決定についても「国民の中に釈然としないものが残っている。(政府から)何らかの働きかけがあったのかも含めて、事実は事実として真相を国民に知らせる責務がある」と述べた。


 オバマに相手にされなくなった男がよく言うよ。よし、今すぐ温家宝に会いに行ってこい。二度と帰ってこなくて良し。というか、むしろ腹割って話す前に、割腹しろ。



責任をとらない卑怯者ばかり (2010 9/25 21:00)

 尖閣に上陸した運動家を、政治判断としてすぐに強制送還した小泉純一郎。
 命は地球より重いと言ってテロリストの要求に屈した福田赳夫。

 その行動は弱腰ではあったかもしれないが、少なくとも、自身の判断で決断を下したことを明らかにし、その責任をきちんと引き受けようとしていた。
 しかるに今回の中国人船長の釈放に関しては、政府の誰一人として「責任をとる」という発言をする者がいない。検察に責任のすべてをおっ被せようとする卑怯者ばかりだ。

 いったん喧嘩を買っておきながら、ちょいと分が悪くなると敵前逃亡、それでいてその責任は那覇地検になすりつける。政治家以前に、人としての最低限の倫理観すら欠けている。


政府には期待できないが (2010 9/25 11:00)

 「名を捨てて実を取った」みたいな論評をする人がちらほらと。

 今回の中共の横暴を理由にして「島嶼防衛の予算を増額」と主張する政府ならば、たしかに「したたかな対応」と認めることは不可能ではない。しかし、そういう対応ができる政府であれば、フジタの社員が捕まった途端に船長釈放という、最悪のタイミングを選ぶことは無い。つまり、「名を捨てて実を取る」だけの能力は、現政権には無い。ゆえに、今回の対応を「大人の対応」と評価するのは、バカな主張ということになる。

 希望を見出すとすれば、それは政府ではなく、国民の側。「中国で商売すること、中国と商売することは大きなリスクを伴う物だ」という認識を多くの日本人が持ち、中共はヤクザと同じ手法で「外交」をおこなうのだと理解し、中共との付き合い方を根本から見直す契機となれば、今回の「敗北」は意味ある敗北となる。



中国人船長の釈放 (2010 9/24 20:00)

 「なぜか船長を表彰して送り返す」の次くらいに最低な結論じゃねぇの?前原が日本にいない間に、仙谷がかってに動いたか?

尖閣沖の衝突事件、中国人船長を釈放へ「日中関係考慮」(9/24朝日)
 東シナ海の尖閣諸島沖で中国漁船と石垣海上保安部(沖縄県石垣市)の巡視船が衝突した事件で、検察当局は、同保安部が公務執行妨害の疑いで逮捕した中国人船長、せん其雄(せん・きゆう、せんは憺のつくり)容疑者(41)を、近く処分保留のまま釈放する方針を固めた。那覇地検が24日、発表した。
 那覇地検は、処分保留で釈放する理由について、海保の巡視船に航行に支障が生じるほどの損傷が出ておらず、乗組員に負傷者もいないことなどを挙げたうえで「わが国国民への影響、今後の日中関係を考慮すると、これ以上身柄を拘束して捜査を継続することは相当ではない」と説明した。
 一方で、漁船が「故意に衝突させたことは明白」と指摘し、船長に対する処分は今後の情勢を踏まえて判断すると述べた。
 海保によると、せん船長は7日午前10時56分ごろ、尖閣諸島・久場島の北西約15キロの日本領海上で、巡視船「みずき」(197トン)の停船命令に応じず、急に方向を変えて左前方のみずきに左舷を衝突させ、海上保安官の公務の執行を妨害した疑いで逮捕されたが、中国側が解放を求めて激しく反発している。


 法律論として起訴が難しいというのなら、感情としてはともかく、法治国家の人間としては納得せねばなるまい。しかし、那覇地検が「今後の日中関係を考慮すると」と、政治的判断であることを認めている。地検はいつから政治的な判断が下せるようになった?いや、裏で仙谷か誰かが糸引いてるんだろ?

 これを「大人の判断」とか「冷静な対応」とか言うヤツは、例外なくバカだ。

 「日本は臆病者国家である」と世界中に喧伝してしまった。中共は尖閣諸島を「領土問題」とすべくさらに圧力をかけてくるだろう。北朝鮮は今まで以上に調子に乗るだろうし、韓国も安心して歴史問題で容赦なく揺さぶりをかけ、気兼ねなく竹島を不法占拠し続けるだろう。また、中共の恫喝外交にお墨付きを与えたことで、中共に領土を脅かされている東南アジアの国々に対しても、計り知れない損害を与えたことになる。そして、相手の恫喝に簡単に屈する日本を、世界中の国は信用しなくなる。経済的な支援では頼ってくるかもしれないが、いざというときにヘタレる国と、いったい誰が信頼関係を結んでくれようか。

 「尖閣は安保の対象」とクリントン国務長官の言質まで得たというのに(参照:日経の記事)、愚劣極まりない選択。南シナ海ではアメリカとASEANが手を結んでおり、中共への包囲網ができあがっていた状況だったのに…。

 いや、とりあえず目の前の問題は解決できた、と考えるバカがいるもしれない。しかしながら、今回の日本の対応に中共が感謝するはずがない。むしろ、「日本はきちんと謝罪すべきだ」とさらに騒ぎ立ててくる可能性だってある。中共に対しては、善意は必ず一方通行になる。実際、靖国参拝を回避するなど中共への配慮を見せた民主党政権なのに、今回中共は全く配慮を示していないではないか。

 共産党でさえ今回の措置には批判的だ(参照:産経の記事)。共産党以上に国家主権を蔑ろにするのが現政府。主権を守れないくせに、国民の生活など守れるはずがない。



消えろ (2010 9/23 24:00)

鳩山氏、党最高顧問断る…前首相の肩書望ましい(9/21読売)
 菅首相は21日の民主党両院議員総会で、鳩山前首相に党最高顧問への就任を打診し、断られたことを明らかにした。
 首相は、羽田元首相、渡部恒三元衆院副議長、江田五月前参院議長の3氏が最高顧問となることを紹介したうえで、「鳩山前首相は、『前首相の方が動きやすい。今後もいろんな活動に(前首相の肩書の方が)望ましい』ということだったので、そういう形を取らせてもらった」と説明した。


 動くな、バカ。

 「元首相が影響力を行使するのは望ましくない」ってのが、お前の持論じゃなかったか?いや、鳩山に論の整合性を求めるのは、ダチョウに飛べというくらい無茶な話とは分かっているが。


鳩山イニシアチブの次は菅コミットメント (2010 9/23 24:00)

菅コミットメントを国連で発表 首相、保健・教育支援で(9/23共同)
 【ニューヨーク共同】菅直人首相は22日夕(日本時間23日朝)、ニューヨークで開かれている国連ミレニアム開発目標(MDGs)サミットで演説し、途上国の保健・教育分野を支援する「菅コミットメント」を発表した。母子保健やエイズなど感染症対策として2011年からの5年間で50億ドル(約4200億円)、基礎教育の普及などに35億ドルを拠出する。(以下略)

 鳩山イニシアチブで17500億、菅コミットメントで7000億。鳩の無駄極まりない環境政策に比べれば、菅の方のはかなりマシとは言えるが、それでも、事業仕分けでチマチマ削っておきながらの大盤振る舞いには、納得できない部分がある。
 しかしながら、民主のバカ総理は揃いも揃って、なんで国際的な施策に自分の名前を入れたがるかね?くだらん虚栄心が見え隠れして、醜い。自分の金を使ってのことならともかく、税金を使うのに何でテメーラの名前を冠さなきゃいけないんだ?


牽強付会 (2010 9/23 24:00)

 やっぱり、検察の証拠捏造事件を、小沢擁護のために引っ張ってくる輩がちらほらと。ま、予想通りの面子なんで面白くも何ともないが。小沢金脈の不透明さと、検察の捏造体質は、まったく関係ない話。
 可能性を完全否定することはできないが、それでも証拠をきっちり挙げて論証しないと、バカの戯れ言でしかない。「小沢批判している→仙谷から官房機密費をもらっているに違いない」というような、論理性もクソもないような陰謀論を吐く人種に、筋道だった言説など無理か。というか、その非合理性が楽しいので、今のまま突っ走っていただきたい。

 で、検察の証拠捏造なんて、程度の差こそあれ、日常茶飯事だったんじゃないか。「強引な取り調べ」なんてのは、何十年も前から云々されていた話で。前田容疑者が上司に捏造の件を伝えていたのに検察はそれを公表しなかった、という話があるが、「この件はバレたらヤバいから黙っておこう」というより、「いつものことだから気にしなかった」だけのような気もする。「裁判に提出しない証拠だし、ほっとけば良いんじゃね?」って具合に、軽く考えていただけかもしれない。



お花畑なのか工作員なのか (2010 9/22 21:00)

中国漁船拿捕 「脱国家主権」の新発想を(天児 慧(あまこ・さとし) 早稲田大教授(現代中国論)、早大現代中国研究所長)(9/22朝日)
 中国漁船の拿捕、船長の身柄拘束をめぐって、日中領土領海問題が再び噴出している。中国当局は強硬な抗議の姿勢を緩めない。船長の拘束が続き、中国側の反日行動は民衆レベルでも一段とエスカレートしてきた。
 しかし、直ちに船長を釈放すれば、日本政府が屈服したことになり、国内での反中国感情、反政府感情の高まりは必至である。この間に築いてきた「日中戦略的互恵」路線は吹っ飛び、相互不信・対立の亀裂は深刻さを増すだろう。中国の拡張主義・覇権主義の表れだと非難すれば話は簡単だが、ことは悪化するばかりである。中国さらには台湾にも言い分がある。だから長年ことあるごとに激高してきたわけだ。日中双方の指導者、識者はお互いに知恵を出さねばならぬ時である。
 問題の本質は、やはり国家主権をどう考えるかであろう。私はこれを「不変不可侵の固有の概念」ではなく、可変的な「歴史的概念」として考える。
 これまで国際システムで最も長く生き続けている表現は、1648年に欧州で確立されたウェストファリア体制で、すなわち国際社会における最高意思の主体を国家と見なし、国家間の約束事によって国際秩序を形成しようとする国民国家体制である。しかし、これとて今日の欧州連合(EU)を見れば絶対不変なものではない。あるいは国家主権の不可侵性を激しく強調する中国でさえ、その主張の歴史は決して長くはない。清朝末期までの中国の世界観は「天下=華夷秩序」論であって「国民国家」論ではなかった。
 今日、グローバリゼーションの大波は全体として様々な領域で越境性・相互依存性を深め、国家主権・意識を弱め、国益観を多様化し、脱国家現象を強めている。もちろん国家主権論も依然として根強い。国家と脱国家の価値・役割・機能が併存し影響し合う状況が続くのが21世紀の国際社会であろう。
 尖閣諸島問題を「国家vs国家」で戦わせるなら解決はパワーが優先し、日中双方とも大きな傷を負う。もし国家・脱国家の枠組みで考えるなら新しい発想が求められる。以前から考えていたことだが、領土領海の係争地域に限定した「共同主権論」もアイデアだろう。政治的な主権論以外の領域での協力・依存関係を軽視してはならない。脱国家の論理と実践を、国家の論理と実践に一方的に従属させてはならない。
 では当面どうすべきか。冷却期間は必要だが、放置すると事態はさらに悪化する。早急に日中首脳会談を実現し、「領土領海問題」としての尖閣諸島問題の凍結を宣言し、船長釈放を含め事態の沈静化に努める。できれば当地域を「政治特別区」にし、民間レベルの自由往来を制限する。また、当地域をめぐる諸問題を議論し解決するための専門委員会を設置することだ。「尖閣諸島は日本の領土だから議論すること自体が無意味で、誤っている」という従来の日本政府主張では何も問題は解決しない。同時に中国側にも大局に立った冷静な対応を望む。


 仮に、係争地域に対して「共同主権」という考えを適用することを一つのアイディアとして認めたとしても、尖閣諸島は日本固有の領土であり、係争地域ではない。天児氏が述べるようなアイディアを適用する道理は、皆無である。そもそも、中共が日本の善意を善意として受け取る「人のいいパートナー」ならともかく、中共は他国の主権を侵害して恥じない覇権国家である。尖閣の「共同主権」など言い始めれば、渡りに船とばかり、尖閣付近のあらゆる権益を手中におさめるべく動くだろう。そんな話が出ていなくても、現時点で東シナ海のガス田を我が物で吸い取ろうとしているではないか。少なくとも、国家主権を可変的概念として今後どう扱っていくかについて、中共は議論をおこなうに足る相手ではない。

 日本の領土で中国人が事件を起こした、これが事実であり、それに対して日本がおこなうのは、我が国の法体系に則り犯罪行為を調べ上げ、犯罪者を処罰することのみである。天児氏が述べているのは、人の家に侵入してきた泥棒に対し、泥棒の言い分も一理あると言いつつ、泥棒に一部屋あてがうようなものである。バカとしか言いようがない。中共の利になるように動く工作員なのか、ただのキチガイお花畑野郎なのか。

 いま中共が騒いでいるのは、すべて中共の責任であり、それに対して日本が何らかのアクションを採らねばならぬ義理はない。盗人が勝手に喚いているだけのことである。仙谷のバカが「早急に話し合いが必要」とかいっているが、「我が国の法に従って捜査しています」という以外に、こちらから何か説明する必要すら無い。


鳩質 (2010 9/22 21:00)

 とりあえず、船長が中国に帰るまでの間、代わりに鳩山を中国に滞在させる、ってことでどうですか?永久にそっちにいてもらってもかまいません。



絶対に譲る勿れ (2010 9/21 24:00)

 中共の言動がますます「北朝鮮ライク」になってきており、ヤツらがどう事態を着地させるのか、かなりワクワクしてきている。というか、事態の収拾は可能なんだろうか。日本は、中共の事態収拾に付き合う義理など有していない。粛々と、国内法に基づいて処理していけば良い。後ろから朝日新聞などが銃弾を浴びせるだろうが、構わず放っておくのが吉。

 一つ懸念があるとすれば、政府が「政治判断」と称してアホな妥協をかますこと。「我が国は主権を侵されても毅然たる態度をとることができません」と内外に示すのみならず、我が国と同様に中国に領土を狙われている東南アジア諸国の、日本に対する信頼が地に堕ちることとなる。事態の進展を見守っているのは、当事者だけではない。

 円高が微妙に進んでるのは、中共が日本国際を買い漁っているから?円高は懐に痛いが、主権のためなら耐えるぞ。当たり前の話だ。企業とかだと、多くの人間の生活がかかっているから「中国との取引ができない状況」はかなりつらいんだろうが……しかし譲ってはいけない部分というのは、人間にも国にもあるべきだろう。



曲芸師 (2010 9/20 24:00)

 最近、ZZ TOPにハマっており、YouTubeで毎日聴いている。CDも買おうかと思う勢い。アメリカの平原を車でかっ飛ばすには格好の曲。こういうシンプルでストレートなロックもいいもんだ。

YouTube - ZZ Top - Legs (music video)
YouTube - ZZ top-Sharp Dressed Man

 ハマるきっかけは、某所で、ZZ TOPをカヴァーするRick K. & the Allnightersというバンドの映像を見たこと。このドラマーのインパクトは凄まじい。壮絶なテクニックなのだが、格好いいと言うにはかなり抵抗のあるパフォーマンス。

YouTube - ZZ Top - Sharp Dressed Man (Crazy Drummer)

 マイケル・アンジェロを彷彿とさせる、まったくエコと正反対の無駄だらけパフォーマンス(真骨頂は2:55から)。だが、それがいい。



糸島市 (2010 9/19 24:00)

 ある記事を読んで、私の生まれた福岡県前原(まえばる)市が、糸島郡志摩町・二丈町と合併して、糸島市になっていたことに今日初めて気付いた。今年の正月に合併していたようで。魏志倭人伝にも出ている伊都国が糸島半島の名の由来といわれているのだから、伊都市にした方が良かったように思うんだけどなぁ。
 しかし、合併で馴染みのある名前が消えるのは、やっぱり寂しい。いや、自治体名として消えただけで、地名としては残ってるんだろうけど、それでも……ねぇ。


盗人国家 (2010 9/19 24:00)

中国が西沙諸島に常駐監視船、実効支配強化へ(9/17読売)
 【北京=大木聖馬】新華社通信によると、中国農業省は西沙(パラセル)諸島周辺での漁業管理を強化するため、同諸島に常駐させる漁業監視船の建造に着手した。
 ベトナムなどと領有権を争う同諸島周辺の海域に常駐させ、実効支配を強化する狙いとみられる。
 監視船の全長は約56メートル、最高速度18ノット、航続距離2000カイリという。農業省高官は同通信に「西沙海域での漁業管理と主権保護の任務が日に日に大きくなっている」と述べた。


前原外相 「掘削なら対抗措置」明言 中国の東シナ海ガス田機材搬入(9/18産経)
 前原誠司外相は17日夜の記者会見で、日中両国が権益を主張している東シナ海のガス田「白(しら)樺(かば)」(中国名・春(しゅん)暁(ぎょう))にある中国側の施設に、掘削用のドリルとみられる機材が搬入されていた問題について、「(掘削開始の)何らかの証拠が確認されたら、しかるべく措置をとっていくことになると思う」と述べた。
 日本政府は平成17年7月、白樺に鉱業権を申請していた帝国石油に試掘権を付与しており、法律上は試掘できる状態にある。前原氏は試掘による対抗措置を示した格好で、中国が実際に試掘を始めれば、ガス田の共同開発に向けた条約締結交渉は暗礁に乗り上げることになりそうだ。
 前原氏は機材搬入を日本政府が確認していることを明らかにした上で、掘削開始には至っていないとの認識を示した。機材の搬入は今週初め、付近の監視活動を行っていた自衛隊機が確認。政府は機材の内容の分析を急いでいる。
 日本政府は中国側に対して複数にわたり、機材搬入の目的などを確認する申し入れを行った。中国側は「(施設の)修理のための作業を行っている」と説明したという。
中国側が先行開発する白樺は、平成20年6月に日本企業が出資することで合意。今年7月に開発に向けた条約締結交渉が始まったが、今月16日に予定されていた2回目の交渉は、沖縄・尖閣諸島付近で起きた海上保安庁巡視船と中国漁船の衝突事件に反発する中国が一方的に延期した。今回の機材搬入も「衝突事件の対抗策ではないか」(政府関係者)とみられている。
     ◇
 【北京=矢板明夫】中国外務省の姜瑜報道官は17日、白樺で中国が掘削用とみられる機材を洋上施設に搬入したことについて認め、「中国側の春暁での活動は完全に合理的で合法だ」とする談話を発表した。


 中共が西太平洋で我が物顔に振る舞うことは、資源を輸入に頼りシーレーンの確保が重要な日本の国益にも反する。東シナ海に目が向きがちだが、西沙や南沙での動きにも警戒すべきだろう。南沙の方は、アメリカとASEANが抑え込むようだが(参照:「南シナ海の行動規範」求める 米・ASEAN会議声明案(9/10共同))。

 記事には「漁船の衝突事件」の対抗策としての機材搬入とあるが、むしろ逆で、日本の反応も計算ずくで、ガス田開発を進めるための理屈付けを狙って漁船を衝突させたとか。どうも韓国と違って中共は外交巧者というイメージがあるんだが……ただ、最近の中共の発言が北朝鮮っぽいんで、ただの買いかぶりのような気もしてくる。

日本に「強い報復措置」=中国(9/17時事)
 【北京時事】新華社電によると、中国外務省の馬朝旭報道局長は19日、「(日本に対して)強い報復措置を取る。その結果はすべて日本側が負う」と語った。



菅改造内閣発足 (2010 9/17 24:00)

 読売の記事から、菅改造内閣の顔ぶれを引用。

菅改造内閣の顔ぶれ決まる…経財相に海江田氏(9/17読売)
 ◆総理=菅直人(衆)
 ◆総務=片山善博(民間)
 ◆法務=柳田稔(参)
 ◆外務=前原誠司(衆)
 ◆財務=野田佳彦(衆・留任)
 ◆文部科学=高木義明(衆)
 ◆厚生労働=細川律夫(衆)
 ◆農林水産=鹿野道彦(衆)
 ◆経済産業=大畠章宏(衆)
 ◆国土交通=馬淵澄夫(衆)
 ◆環境=松本龍(衆)
 ◆防衛=北沢俊美(参・留任)
 ◆官房=仙谷由人(衆・留任)
 ◆消費者・少子化・国家公安=岡崎トミ子(参)
 ◆金融・郵政改革=自見庄三郎(参・留任)
 ◆経済財政=海江田万里(衆)
 ◆国家戦略=玄葉光一郎(衆)
 ◆行政刷新・公務員改革=蓮舫(参・留任)


 松本龍とか岡崎トミ子とか片山善博とか、香ばしい名前が見られるが、まぁ批判は実際に仕事をし始めてからにしよう。しかし、岡崎トミ子が国家公安委員長って、何の冗談だ……。

 小沢派が排除されたと腰巾着どもや信者どもはお怒りの模様だが、よく考えてみれば、小沢派から大臣になれるような人材っているか?山岡だの輿石だの細野だの原口だの谷だの、愚にも付かない輩ばかり。いや、民主党議員は全体的に質が低いのではあるが、小沢派はその中でも群を抜いて使えない人材ばかりではないか(その意味でも、小沢が代表選で勝たなくて良かったと言える)。

 仮に小沢派に人材がいたとしても、世論を考えれば「小沢派の人間を処遇する」という選択肢はあり得ない。仮に小沢が党を割って出て行ったとしても、そこで解散総選挙に打って出れば、小沢派を悪者にして刺客を立て、議席数を維持することは不可能ではないように思う。郵政選挙の時のような雰囲気で「小沢vs反小沢」の構図を作れば、菅民主党に対するイメージをプラスに持ち込めるし、そうなれば同時に自民党やみんなの党を「影の薄い存在」にすることもできる。

 とりあえず、「前原さんが対米・対中関係をどう捌くのか」という以外は、あまり期待できることはない。「小沢よりはマシ」ということで菅内閣の支持率も上がってるし、またしばらくは冷めた目で政界を眺めることになりそう。いや、臨時国会で突っ込まれる民主党を楽しむ、というのがあるか。
 

 今回の内閣改造で、陛下はわざわざご静養先から皇居にお戻りになったらしい。

陛下、突発の公務で初の「ご静養中断」 新閣僚認証式で(9/17産経)
 天皇陛下は17日、皇居・宮殿で行われた新閣僚の認証式(認証官任命式)のため、静養先の神奈川県葉山町の葉山御用邸から一時帰京された。静養は19日までの予定だったため、認証式終了後の17日夜には再び葉山に向かわれた。宮内庁によると、予定されていなかった公務が入ったために陛下が静養を「中断」し、皇居に戻られたのは初めてという。(冒頭引用)

 小沢のアレといい、民主党はまことに迷惑な存在である。



日記 (2010 9/16 24:00)

 政府日銀は、断続的に為替介入を続けている模様。1日目で2兆円規模の介入をおこなったらしい。佳きかな佳きかな。日経平均はわずかに反落したが、拙者の持ち株は4%の上昇。久々にいい気分である。

 ただ、今回の介入でも円高ドル安の方向性を変えるほどのエネルギーは無いし、日々の取引量からすれば、限度いっぱいでたかだか40兆円という枠にそこまでの期待はできない。為替介入に次ぐ、次の施策を繰り出さねば、すぐに「元の木阿弥」になってしまう。すぐに国会を開いて、矢継ぎ早に手を打ってもらいたい。非不胎化介入でデフレ対策の一手としたのは良かったと思うが(参照:不胎化介入 - Wikipedia)。


 で、党人事と内閣改造でいろいろな話が飛び交っているようで。

 玄葉国家戦略担当相や前原外相は、おもしろそう。しかし、前原は、また「めんどくさいポスト」に就けられるのな。国交相の馬淵は、長妻の二の舞になりそうな…。岡崎トミ子が入閣するという話も出ているが、「サヨク婆枠」ということで法務相か?

 小沢派をとことん締め出さないと、国民の支持は得られない。小沢派を締め出すと、党内野党を抱えてガタガタになる。春まで持つかなぁ。



防衛ライン公表 (2010 9/15 24:00)

 せっかく昼には民主党を珍しく褒めたっていうのに……「民主党はどう転んでも民主党」と思わざるを得ない。

仙谷氏:円高の問題は看過できない、介入で−82円台が防衛線(9/15ブルームバーグ)
 9月15日(ブルームバーグ):仙谷由人官房長官は15日午前の会見で、日本が同日円売りの為替市場介入を行ったことについて「円高の問題は看過できない」と語った。82円台が防衛線かとの質問に対しては、「財務相の方でそう考えていると思う」と述べた。

 昼に書いたように、「82円台になったら日本政府・日銀は動く」というメッセージを出してはならない。政府が市場に影響力を持とうとするなら、市場が政府の意志を意識せねばならない状態を作らねばならないが、そのためには市場に対して「確信」を与えてはならない。政府がいつどのような行動をとるのか、市場を心暗鬼に陥らせておけば、その思惑をテコに政府は政策にある程度のフリーハンドをとることができる。

 しかしながら、仙谷のバカは市場に「確信」を与えやがった。いや、これさえもブラフという可能性はあるが、仙谷の今までの言動を見る限り、その可能性は限りなく低い。
 もちろん、野田財務相が仙谷の言葉通りに動く必要はないが、仙谷がよけいなことを言ったために、「83円以上でも積極的に介入せねばならない」という縛りが付いてしまった。仮に83円を窺おうという状況になったとき、政府が介入しなければ「やっぱ防衛ラインは83.00なのか」と、円高への動きを助長してしまい得る。

 仙谷の言葉が、即為替介入の効果を無力化する物ではないが、後々めんどくさいことになりかねないのは確か。そもそも、口が軽い官房長官など、危なっかしくてしょうがない。枝野以上に切っておくべき人間だろう。


検索ワード (2010 9/15 24:00)

 アクセス解析を見ていたら、「ウンコ味のカレー」という検索ワードでうちに来ている人が……何じゃこれ?と一瞬びっくりしたが、そういえば、9/1に、民主党代表選に絡めてその表現を使っていたわ。

小沢か菅か。「ウンコ味のカレーとカレー味のウンコの選択」と言う人がいるが、それなら、味は悪くともカレーの方を選ぶから比喩としては適切ではない。「下痢便か血便か」の方が適切な比喩ではないか。(9/1の当欄)

 改めて読むと、下品な文章だ。せめて伏せ字にしろよ、オレ。



為替介入 (2010 9/15 13:00)

 ようやくの為替介入で、10:30頃から一気に82円台から84円台へ。その後も反発することなく推移。皮肉なことに、今まであまりに無為無策だったために、「このタイミングで来るか?」とインパクトを与えた模様。数千億円規模と見られるが、「82円台は許さない」という意志を示したという点で、効果は大きかった。民主党政権が始まって以来、初めて為されたまともな施策である。

 ただ、円高の流れを止める効果があるかどうかまでは疑問。83円近辺で高止まりされても、輸出企業は困ってしまう。金融政策を抜本的に見直さねば、中期的に見れば「焼け石に水だったね」と言うことになりかねない。
 また、「82円台は許さない」ということは、逆に言えば「82円までは介入がない」と受け止められかねない。もう少し安い水準で落ち着いたとしても、追加で為替介入を実施し為替介入か金融政策を実施し、決して「82円台が防衛ラインというわけではない」という意志も示しておく必要がある。

 さて、ロンドン市場、NY市場ではどう動くか。



菅の再選 (2010 9/14 24:00)

 1週間くらい前から菅が勝つようには思っていたが、これほどの圧勝とは思っていなかった(ちなみに菅が総理になった当初は、3ヶ月しか持たない、つまり小沢か小沢派が勝つと思っていた)。

民主代表選:菅首相圧勝 ポイントが小沢氏を大きく上回る(9/14毎日)
 民主党は14日午後、任期満了に伴う党代表選を東京都内のホテルで行い、党所属国会議員が投票した。11日までに郵送された党員・サポーター票、地方議員票とともに開票した結果、菅直人首相(63)が合計で721ポイントを獲得し、小沢一郎前幹事長(68)の491ポイントを上回って党代表に再選された。これによって菅首相の続投が固まり、首相は近く内閣改造・党役員人事を行う方針。小沢氏の処遇が焦点となる。
 国会議員票(有権者411人、1人2ポイント)では、菅首相が206票(412ポイント)で、小沢氏の200票(400ポイント)を6票上回った。
 党員・サポーター票は衆院の300の小選挙区ごとに集計され、得票の多かった方に1選挙区1ポイントを配分。菅首相が249選挙区(249ポイント)を制し、小沢氏は51選挙区(51ポイント)にとどまった。
 地方議員票は100ポイントをドント方式で割り振り、菅首相が60ポイント、小沢氏が40ポイントを獲得した。菅首相が世論の支持を背景に党員・サポーター票と地方議員票で優位に立ち、国会議員票でも小沢氏を上回った。
 菅氏は前原誠司国土交通相のグループ(約40人)、野田佳彦財務相のグループ(約30人)などの支持を受けた。しかし、党内を二分する激戦のしこりが残るのは必至で、小沢氏を支持するグループが「反菅」姿勢を強めて党分裂につながる事態を懸念する声も党内にくすぶる。菅首相は選挙戦中、「適材適所の全員参加」で挙党態勢の構築を図る考えを強調しており、小沢氏や、小沢氏を支持した議員を人事でどう処遇するかが注目される。
 代表選後は、参院で野党が多数を占める「ねじれ国会」が菅首相を待ち受ける。菅首相は政策ごとに野党と協力する「部分連合」で政権運営を図っていく構えで、野党の要望を取り入れた10年度補正予算案を秋の臨時国会に提出することも視野に入れている。来年の通常国会で野党との連携に失敗すれば、11年度予算案の審議が行き詰まって衆院解散・総選挙に追い込まれかねず、難しい政権運営を強いられそうだ。


 菅さんの圧勝。まぁ3ヶ月前に鳩山と共に退いた人間が、何の禊ぎも済んでないのにしゃぁしゃぁと出馬すること自体が異常だったわけで。菅がまともというわけではないが、少なくとも道理の通った結果にはなったと思う。

 問題は小沢の処遇。
 小沢を干した方が、支持率はたぶん上がる。しかし小沢を干せば、党内はまとまらない。菅さんがどう行動するかは見物。「鳩山外相」とか「小沢幹事長」といった事態になれば、目も当てられぬが。

 さて、代表選の結果に絡んで私が関心を持っていたのは、為替相場と小沢信者の逆ギレ模様。

 為替の方は、菅再選が伝わるとほぼ同時に円高方向へ進み、東京市場でも83.07円まで円が買われた。これを書いている現在、NY市場で82円台に突入している。ダウも下げて始まっているし、明日の東京市場は愉快なことになりそうだ。
 政府の反応を見ながら(というか反応がないことを確認しながら)高値を模索する展開がしばらく続きそう。「小沢財務大臣」とか発表すれば、一気に冷却されるかもしれないが。

 さて、カルト信者どもの反応。

菅直人続投に。菅直人続投を決定した民主党に明日はない。 - 文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ 『毒蛇山荘日記』
 民主党代表選の投票結果を見て、マスコミを中心とする世論工作、情報工作、謀略工作の力は、まだまだ見捨てがたいものではあることが判明したわけだが、それにしても、民主党議員の投票結果が互角だったことは、これからの民主党は言うまでもなく、政界、ジャーナリズム、そして日本という国家の未来にとって、何かを物語っていると言っていい。地方議員、党員、サポーター票が驚くべき大差となって現れたわけだが、これが何を意味しているかは、充分に分析してみるべきだろう。僕は、ここには、現代の日本人の物を考える力の劣化、言い換えれば、日本人の思想的劣化という問題が横たわっていると思う。つまり、マスコミが垂れ流す「政治とカネ」「クリーンな政治」「脱小沢」「…」というような安易な紋切り型の言葉に素朴に反応するような脆弱な思考力の持ち主が、少なくとも民主党代表選の「地方議員、党員、サポーター」なかには少なくないということだろう。

 自称文芸評論家は、マスコミの工作のせいにしている。いやいや、普段メディアを批判的に取り上げているblog連中にも、小沢批判派はたくさんいますぜ。
 それに、「民主党支持者には脆弱な思考力の人が多い」と愚民扱いしているが、小沢の説明にもならない説明で納得できる人間の方が、よほど脆弱な思考力の持ち主だろう。この自称文芸評論家は、まず鏡を見る能力を養うべきだ
 だいたい、小沢にどれほどの政治的能力があるのか、小沢信者の誰一人として説明できていない。かつて政権の中枢にあったときに、小沢が一体何を為してきたというのか。何の功績もあげられなかった、ただ態度がでかくて威圧的と言うだけで勝手に小沢神話を作り上げ、それを盲信している小沢信者こそが、脆弱な思考力の持ち主である。陰謀論が大好きな辺りも、思考力の弱さを示している。

 他の信者。
 木走日記さんによれば、日刊ゲンダイには「この国は民主党とともに沈んでいくことになる。それが分からない民主党の国会議員、党員、サポーターは大バカ野郎だ。」とあったそうな。文字通りの逆ギレに、お腹いっぱいの気分であります。
 ミラーマン植草も、マスコミの情報操作が云々と寝言をホザいているし、「党員・サポーター票に不正が存在しうる」とまで言っている。

 おおかた似たような反応。
 あとは、小沢信者の中でいちばん影響力の大きい(=メディアへの露出が最も多い)勝谷がどういう主張を出してくるか。たぶんこいつも、「大マスコミの工作が……」と、他の狂信者と同じ泣き言を喚くんだろうが。


 今回の代表選でいちばん良かったのは、小沢信者が勝ち誇る姿を見ずに済んだこと。
 今回の代表選でいちばん問題となりそうなのは、小沢が実際に政権の表舞台に立つことにならず、小沢神話の崩壊が完遂されないこと。



預金にもリスク (2010 9/13 24:00)

「約束と違う」「株の方がまし」=行員に詰め寄る客も―破綻の振興銀、営業再開(9/13時事)
 経営破綻(はたん)した日本振興銀行は13日、全国の16店舗に限って営業を再開した。1000万円超の預金が保護対象外となるペイオフが初めて実施されるため、銀行側は混乱に備え警備員を増やし、入店を制限するなど物々しい雰囲気。一部で行員に詰め寄る預金者もいたが、多くの客は冷静に行動していた。
 東京都千代田区の本店には、午前9時の開店前に12人が並んだ。行員が自動ドアを手動で開閉し、客は案内に従って順番に入店した。730万円を預けている立川市の男性会社員(59)は同7時20分ごろ到着。「大きい金額だから仕事を休んだ。気が気でなく、午前3時に目が覚めた」と笑いつつ、「金曜から電話を10回したが、ガイダンスに変わるだけ。不誠実だ」と不満も口にした。
 大阪市の梅田店では警備員を約10人に増やし、行員が整理券を配布した。1000万円超を預けている大阪府内の40代男性は「最初、1000万円以下も保護されないという誤った説明を受けた。行員はしっかりしてほしい」とまくし立てた後、「これだったら株を買った方がましだった」と吐き捨てるように言った。
 札幌市のビルにある札幌店でも、入り口に通じる廊下に警備員が立ち、報道陣をシャットアウト。中の様子はうかがえないが、出てきた客によると、行員の説明に声を荒らげる客もいたという。約1000万円を預けている同市の自営業男性(57)は「中途解約扱いで金利が低くなるそうだ。約束と違うじゃないか」と怒りをあらわにした。


 キレてる客はごくごく一部のようだが、銀行への預金について、リスクを全く意識していない人は多いように思う。銀行を金庫とみなしている人も多そうだ。株やFXは「危険だ」と敬遠する人も、銀行預金はほとんど下調べもせずにおこなう。しかし、銀行が破綻する可能性はゼロではなく、株などよりも危険性が限りなく低いだけであって、銀行だって元本割れリスクは無いわけではない。
 経営状況を粉飾していたという点では、預金者に同情しないでもないが、株だって、粉飾決算がばれた場合に損失を補填してくれるかと言えば、そんなことはほとんど無い。預金含め、投資活動は自己責任。銀行に怒る前に、アホな銀行に大金を預けた己の不明を恥じるのが先だ。

 拙者の爺様は、生前「銀行は信用するな」と繰り返し言っていた。世界恐慌、金融恐慌、戦後の混乱を経験してきた人間の、実感溢れる忠告だった。



粛々と (2010 9/12 24:00)

巡視船と衝突再現、中国「証拠集めは無駄」(9/12読売)
 【北京=大木聖馬】海上保安庁が12日、東シナ海の尖閣諸島(中国名・釣魚島)周辺の日本領海内で起きた巡視船と中国漁船の衝突を漁船を立ち会わせて再現させたことについて、中国外務省の姜瑜(きょうゆ)副報道局長は同日、談話を発表。
 その中で、「いかなる形式のいわゆる調査を行うことに断固反対する。証拠集めは無効で無駄であり、事態をエスカレートさせる行為の停止を要求する」と語って抗議の意を表明した。


 この件に関しては、政府はまぁまともに行動しているんじゃないかと思う。中心になってきっちり動いているのは海保だが、政府はその足を引っ張っているわけではない。「民主党政権である」ことを考えれば、考え得る限り最良の手続きを踏んでいる。

 中国人民の「日本に対する鬱屈」を中共がどう捌くのかが見物。抑えきれなくなったら、それはそれで愉快なことになりそう。中共は韓国より一枚も二枚も上手なので、着地点を考えながら、或いは日本の出方を計算しながら行動しているとは思うが、しかしながら発言内容がなんか北朝鮮臭くなってきてるんだよなぁ……もしかして、中共焦ってる?

 とにかく、民主党がヘタれないことを強く強く願う。尖閣は我が国の領土。譲歩したり配慮したりする必要は、一切無い。


不純な動機 (2010 9/12 24:00)

 菅でも小沢でもどうでもいいんだが、ミラーマンとか自称文芸評論家とかカナダの人とかいった小沢信者がどう逆ギレするか見てみたいので、菅でお願いします。



マイク・ポートノイ脱退 (2010 9/9 24:00)

 ロニー・ジェイムズ・ディオが亡くなったのに匹敵するくらいのショックだ。ポートノイの親父さんがバンドの名付け親で、バンドのほとんどをポートノイが仕切っていて、なのに、マイク・ポートノイがいないDREAM THEATERなんてありえるのか?
 ポートノイに匹敵するドラマーを見つけ出し、新たなインプットを得てバンドが前進し続けることを祈るが……いや、違うな。やっぱり、望むのはポートノイ復帰だな。 

Mike Portnoy leaves Dream Theater
I am about to write something I never imagined I'd ever write:

After 25 years, I have decided to leave Dream Theater....the band I founded, led and truly loved for a quarter of a century.

To many people this will come as a complete shock, and will also likely be misunderstood by some, but please believe me that it is not a hasty decision...it is something I have struggled with for the last year or so....

After having had such amazing experiences playing with Hail, Transatlantic and Avenged Sevenfold this past year, I have sadly come to the conclusion that I have recently had more fun and better personal relations with these other projects than I have for a while now in Dream Theater...

Please don't misinterpret me, I love the DT guys dearly and have a long history, friendship and bond that runs incredibly deep with them...it's just that I think we are in serious need of a little break...

Dream Theater was always my baby...and I nurtured that baby every single day and waking moment of my life since 1985...24/7, 365...never taking time off from DT's never-ending responsibilites (even when the band was "off" between cycles)...working overtime and way beyond the call of duty that most sane people ever would do for a band...

But I've come to the conclusion that the DT machine was starting to burn me out...and I really needed a break from the band in order to save my relationship with the other members and keep my DT spirit hungry and inspired.

We have been on an endless write/record/tour cycle for almost 20 years now (of which I have overseen EVERY aspect without a break) and while a few months apart from each other here & there over the years has been much needed and helpful, I honestly hoped the band could simply agree with me to taking a bit of a "hiatus" to recharge our batteries and "save me from ourselves"...

Sadly, in discussing this with the guys, they determined they do not share my feelings and have decided to continue without me rather than take a breather...I even offered to do some occasional work throughout 2011 against my initial wishes, but it was not to be...

While it truly hurts for me to even think of a Dream Theater without Mike Portnoy (hell, my father named the band!!), I do not want to stand in their way...so I have decided to sacrifice myself and simply leave the band so as to not hold them back against their wishes....

Strangely enough, I just read an interview that I recently did that asked me about the future of DT and I talked about "always following your heart and being true to yourself"...sadly I must say that at this particular moment, my heart is not with Dream Theater...and I would simply be "going through the motions", and would honestly NOT be true to myself if I stayed for the sake of obligation without taking the break I felt I needed.

I wish the guys the best and hope the music and legacy we created together is enjoyed by fans for decades to come...I am proud of every album we made, every song we wrote and every show we played....

I'm sorry to all the disappointed DT fans around the world...I really tried to salvage the situation and make it work...I honestly just wanted a break (not a split)...but happiness cannot be forced, it needs to come from within....

You DT fans are the greatest fans in the world and as you all know, I have always busted my ass for you guys and I hope that you will stay with me on my future musical journey, wherever it may lead me....(and as you all know my work ethic, there will surely be no shortage of future MP projects!)

Sadly...

Your fearless ex-leader and drummer,

MP





おぞましい物体 (2010 9/9 24:00)

 雨上がりというのは虫が活発に活動するもの。台風の後とあっては尚更。

 キャベツの葉の付け根、至る所に虫の卵がびっしりと。もろみのような物体が何十、何百と…。きれいに並んで産み付ける卵ではなく、「おはぎ」のようにまるくかたまっている卵。ムズムズ系の絵面が好きな拙者としてはご満悦であるが、まぁ普通の人が見れば体中が痒くなること間違い無しの図。
 青虫なら一つ一つ駆除もできようが、この大量の卵はいかんともしがたく、6株のうち4株を廃棄。残り2株も、いずれ廃棄することになるだろう。農薬をたっぷり使わねばキャベツは無理だ、ということがよく分かっただけでも収穫とする。

 で、今から植えても間に合う物ってことで、次はカブでも植えようかと考えている。やっぱ根菜はいいね。いくら虫が付いても、それは葉の話で、本体に大打撃が行くことはほとんど無い。

 ニンジンは順調。むしろ、虫がほとんどキャベツさんの方に言ってるから、虫食いも少ない。これからはキアゲハに気を付けるだけ。間引きも去年よりきちんとやったし、今年の収穫は期待している。



要するに何もできないんだろ? (2010 9/8 23:00)

今まで以上に注視、為替介入は財務相の判断を待ちたい=円高で仙谷官房長官(9/8ロイター)
 [東京 8日 ロイター] 仙谷由人官房長官は8日午後の会見で、ドルが一時83.34円まで下落し15年3カ月ぶりの円高水準となったことについて「今まで以上に注意深く注視していく」と述べた。為替介入については「野田財務相が断固たる措置を取ると言っている。所管する大臣の判断を待ちたい」とし、「大臣の判断で取る場合もあり得る。それを注視していきたい」と述べた。

 「注視する」以外に気の利いたことは言えんのか。この数ヶ月、ずっと同じことを繰り返しているように思うんだが。80円を切っても「かつて無いほどに注視していく」とか言ってそうだ。

 月曜日に上がった分は、今日早くも吹っ飛びました。


早く選挙にならないかな (2010 9/8 23:00)

 小沢が「女系天皇も有り」とか「内閣法制局は廃止」とか「A級戦犯は分祀すべきだ」とか言ったらしいが、無知なくせに自分の思い込みを正義として威圧するゴミムシというのは周知の事実なので、いまさら何の感慨も湧かぬ。内閣法制局とかA級戦犯の話は、民主党政権が誕生したときにある程度覚悟していた話だったし。

 というか、小沢が勝ちそうに思えないんだよなぁ……別に根拠があるわけではないけど。国民の感情を考えれば、小沢なんてあり得ない話。ま、あり得ないことをやらかすのが民主党クオリティでもあるが。
 で、「行動力のある無能」でなく「行動力もない無能」だったら、相対的に害も少ないかな、と。どちらも日本を良い方向へ持って行かないのであれば、少しでもマイナス方向へのリーダーシップを持たないヤツの方がマシ。小沢総理だと、加速度的に日本はダメになっていくだろうが、菅なら多少の時間の猶予はありそう。その間に、外部環境によって経済状況くらいは好転しないか、と淡い期待。

 じゃぁ小沢が選ばれたらワシは発狂するかと言うと、そんなことはないように思う。小沢か菅かという二者択一になっている時点で、既に赤紙が来たような気分になっている。じたばたはせんよ(批判はするけど)。



言わなくてもいいことをわざわざ言うバカ (2010 9/7 24:00)

「金融政策は為替対策を目的としない」 日銀総裁の「原則論」発言で市場に漂う不信感(9/7産経)
 7日の金融政策決定会合後の声明で「追加緩和の余地あり」と受け取れるメッセージを盛り込んだ日銀だが、記者会見で白川方明総裁は「金融政策は為替対策を目的としない」と語り、文言と裏腹に腰の引けた姿勢を見せた。7日の円相場は決定会合後、東京外国為替市場で約15年ぶりに1ドル=83円台をつけるなど、市場には円高是正に消極的な日銀への不信感が漂っている。
 「金融政策はときどきの為替や株価に対して打ち出すわけではない」「変動相場制の下で(為替は)簡単に金融当局がコントロールできるものではない」
 会合後の記者会見で、白川総裁はこうした発言を繰り返したうえで、8月30日に導入した追加緩和策の効果について「短期的に判断するのは適当でない」と述べるにとどまった。
 8月23日に菅直人首相と電話会談を行った白川総裁だが、直後に具体策は打ち出さず、欧米の外国為替市場で一時、15年2カ月ぶりの円高水準となる1ドル=83円台に突入した。30日の臨時会合で景気下支え効果が期待される新型オペレーション(新型オペ)の規模を20兆円から30兆円に引き上げたものの、「短期金融市場の金利がわずかに下がっただけ。円高是正への効果などない」(みずほ証券の上野泰也チーフマーケットエコノミスト)。期待された時期からずれ込んだだけに、市場には「日銀に円高株安を加速させた反省はあるのか」といった怨(えん)嗟(さ)の声も少なくない。
(以下略)

 先週に10兆円の追加オペを発表しているから、今日の金融政策決定会合では目新しい話は出ないだろう、というのが市場の予想だった。逆に、新しい対策が発表されればポジティヴ・サプライズ。つまり、「何もない」ことを織り込んでいるのだから落胆することもあり得ないという状況。
 それなのに、わざわざ「為替に対しては手立てが無い、何もしません」と言及してマイナスの効果をもたらすのだから、ゴミムシ並の頭の悪さ。「わざと円高に動くように仕向けているだろ」としか思えない。為替に対して日銀ができることは限られているし、為替介入は日銀と言うよりは政府の仕事というのも周知の事実。しかしながら、それをわざわざ言明するのはバカとしか言いようがない。敢えて「お手上げ宣言」してファンドに「確信」を与えることの影響力を理解できないバカか、もしくは分かった上で発言する売国奴か、いずれにせよ、日本にとっては害毒である。

 まぁ日銀よりも政府の方が罪深いのも確かだがね。打てる手立ての可能性は、日銀よりも政府の方がたくさん握っている。

 これを書いている時点で、円ドルは83.6円ほど。ユーロも106円台。NYダウも70ドルほど下げており、このまま行けば明日の東京市場はまた阿鼻叫喚となるのだろう。


息子が成仏したがらない霊に見える (2010 9/7 24:00)

 眠いのに眠ろうとせずにぐずる1歳児の息子。カミさんが子守歌のような物を歌って眠らせようとするが、息子は「眠りたくない」とゴネる。なんだか、「成仏しろ」と除霊されているのに抵抗する悪霊のようである。



日記 (2010 9/7 0:00)

 アメリカ雇用統計の数字が予想ほど悪くなかったってんで、NYダウが上昇、それを受けて6日の東京市場も上昇。拙者の持ち株も今日は上がったのだが、今までに下げている分があるから、あまり嬉しくない。
 日本の株式市場は、日本発の要素で上がることはなくなっている(日本発の要素で下がることはしょっちゅうだがな、「見守る発言」とか)。アメリカやヨーロッパの動きに翻弄され漂流するようになって1年。漂流具合は鳩時代よりも酷くなっている。

 小沢への拒否反応のせいか、菅内閣の支持率が上がっている。私も、菅と小沢が並んでいると菅の方がマシに見えてきて、菅がまともに見えるように錯覚したりしなかったり。「何となく」で政治を考えている人は、菅内閣支持に動いてもしかたないかな、と思わないでもない。ま、そんな支持率は水物だから、何かあればすぐに急落するんだが。
 小沢信者は「小沢拒否を示す世論調査結果は虚構だ」と思い込んでいるようだが、私の周囲の人の意見を参考にする限り、小沢に対する拒否反応はかなりの物。その中にはもちろん、合理的な物も情緒的な物もあるのだが、とにかく「小沢はダメだ」という思いは多くの日本人が持っているように思う。自民党的な物を排除すべく民主党に政権をとらせたのに、「ザ・自民党」とでも言うべき人間が出てきたら、そりゃ拒否するわな。

 代表選の投開票の日までの時間の長さは、菅に有利に働く。案外、菅が逃げ切るように思えてきた。小沢が不当な行為で小沢票をでっち上げれば、それはそれで面白いが。
 「小沢が勝って、前原や玄葉らが脱党、自民党と合流」なんて流れに一縷の望みを持っていたのだが、果たしてどうなることやら。


虫寄せ (2010 9/7 0:00)

 虫食いだらけのキャベツ(さなぎの発見数がもう片手じゃ足りなくなりました)。いっぽう、ニンジンの方には、ほとんど虫が発見されていない。今までにネキリムシ2匹・青虫2匹を捕殺したが、去年を考えると、青虫君が非常に少ない。どうやら、キャベツの方に群がって、ニンジンには見向きもしていないご様子。
 キャベツは虫寄せに使えるようだ。そう思わないと、虫食いだらけで葉の数もかなり減ってきて、収穫など考えられない惨状になりつつあるキャベツを直視できない。



ウザいから早くしろ (2010 9/6 0:00)

 このくだらない民主党代表選の戦いは、14日まで続くんだなぁ……。いくら政策を主張しても、いくら討論しても、ゴミみたいな意見しか出てこないんだから、さっさと決めてしまえ。どうせ焼け野原になるなら、とっとと小沢を総理にして、ひと思いにとどめを刺してくれ。早く済ませてくれた方が、復興も早く取りかかれる。

 小沢自身もアレだが、小沢の支持者もまた、宗教の狂信者みたいなのばかりで何ともはや。小沢は「政治主導」と息巻いているが、小沢の知識の無さもだんだん露呈されてきているようで、菅と同様に官僚に丸め込まれるかもしれないな。「バカ集団の政治主導」よりは256倍マシだが。



昌もオチも格好いい (2010 9/4 22:00)

中日の45歳・山本昌が史上最年長完封!「必死で投げました」(9/4スポーツナビ)
 中日の山本昌は4日、巨人戦に3対0と完封勝利を収めた。45歳での完封は若林忠志(毎日)が1950年に記録した42歳8カ月を上回り、最年長完封記録となった。
 山本昌は最後の打者・阿部慎之助を打ち取ると、静かにグラブをたたき、笑顔を見せた。序盤から持ち味の打たせて取るピッチングで巨人打線を抑え込んだ。9回を投げて6安打、4奪三振、1四球。変化球を丁寧に低めに集め、ときには力強いストレートを投げ込む円熟の技が光った。
「本当に(小田)幸平が一生懸命引っ張ってくれた。素晴らしいリードをしてくれた」と女房役の小田をねぎらった山本昌。3回2死二、三塁で小笠原道大を空振り三振に抑えた場面については「必死で投げました。スライダーをボールにして三振を取れました」と振り返った。最年長完封記録を更新したが、「うれしいですけど、これからも頑張っていきたい。来週もここ(お立ち台)に立てるように」と早くも次戦以降を見据えていた。


先々週
481 :燃えよ名無しさん :2010/08/21(土) 19:04:06 ID:4iXyCDzE0
落合監督の談話
8月21日(土)
<2回途中、自らマウンドの山本昌のところへ>マウンド?行きたくなかった。
18歳のルーキーみたいな事しやがって。あいつの絡まっている気合を解きに行っただけ。
空回り?解けてなかったなあ・・・。あいつがルーキーだったら解るよ。
そんなピッチャーじゃないだろ。遅いボールの使いどころを間違えている。
いくつになっても解っていないんだなあ。
本当は5回が終わったところで代えようと思っていたけれど・・・。
きょうはマサ(山本昌)じゃない。後ろに行ったピッチャー(高橋・浅尾・岩瀬)だ。
1人もランナー出してないんだから、あいつらのおかげだ。
あの3人に、みんな感謝しなきゃいけないな。


先週
493 :燃えよ名無しさん :2010/08/29(日) 03:04:10 ID:h1TWoAC60
落合監督の談話
8月28日(土)
(山本昌投手が好投しましたね?の問いに)みんな昌昌っていうけど昌じゃない。
今日も後ろだ。そりゃ1人で完投してくれりゃあ昌だけど。
結局、シンドイところは後ろにしわ寄せが周ってくる。
先発は苦しい場面で代わりがいるけど、後ろはそうはいかない。

(岩瀬投手の前日から立直ってのセーブに)これですっきりするだろう。
昨日の今日だからな。結局、本人が解決するしかないんだ。


502 :燃えよ名無しさん :2010/09/04(土) 18:52:00 ID:d9IZsZkE0
落合監督の談話
9月4日(土)
<いつになく強い口調で>今日はマサ(山本昌)をいっぱい書けよ!
一人で投げきったんだから。こないだとは違う。
ただ、1点取られていたら、そこで代えてる。こんな日は監督は何も話さなくて良い。
全部マサの事で(紙面を)埋めてくれ!書く事いっぱいあるだろ!




「無知な政治家の政治主導」という悪夢 (2010 9/4 0:00)

【民主代表選】小沢氏「海兵隊不要」に防衛省困惑 事実誤認も数々(9/3産経)
 民主党の小沢一郎前幹事長が在日米海兵隊は不要だとの認識を示したことを受け、政府内から批判と困惑の声が上がった。海兵隊不要論は、極東での米軍の抑止力は「第7艦隊だけで十分だ」という小沢氏の持論を改めて印象づけたが、在沖縄海兵隊の兵力数など事実誤認も少なくない。
 この発言を受け、岡田克也外相は「米海兵隊は抑止力として必要だ」と批判。北沢俊美防衛相も「(日米合意の見直しと)疑念を持たれる可能性がある」と強い懸念を示した。
 「現実にいるのは2千人(に過ぎない)」。小沢氏は在沖縄海兵隊の兵力数をこう説明したが、実態とはかけ離れている。米国防総省の資料によると、日本駐留の海兵隊は約1万7千人で、岩国基地(山口県)の約3千人を除く約1万4千人が沖縄に駐留。このうち常時1千人程度がアフガニスタンとイラクに派遣されているが、1万3千人程度は沖縄にいる。
 小沢氏は「海兵隊の実戦部隊はいらない。米国もいらないと思うから引き上げている」とも述べたが、これも誤りだ。在日米軍再編でグアム移転を予定する海兵隊の8千人は司令部や後方支援部隊で、実戦部隊は沖縄に残るからだ。
 「第7艦隊だけで十分だ」との持論も、第7艦隊は整備などの後方支援にあたる在日米海軍の存在がなければ活動できないことを理解した上での考えなのか疑問が残る。
 
「日本は日本の領土・領海の防衛でみているが、米国はもっと広い範囲でみているから…」。小沢氏は3日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜(ぎ)野(の)湾(わん)市(し))の代替施設を沖縄県内に求める米側の意図をこう指摘したが、この認識も危うい。
 ある自衛隊幹部は「『広い範囲』として朝鮮半島・台湾海峡有事を念頭に置いているのであれば、それらが日本有事に直結しかねないとの認識が欠落している」と指摘。防衛省幹部は「事態拡大を防ぐため迅速に出撃し、日本人救出にもあたるのは在沖縄海兵隊だ。その輸送手段が普天間のヘリだと理解しているのか」は不安を隠さない。


 小沢が無知だというのは、「習近平を陛下に会わせる」騒動の時にも露呈していた。「外国要人との会談は国事行為だから、内閣の助言と承認によっておこなわれるべきで、何の問題もない」と強弁していたが、要人との会談は国事行為ではないし、そもそも小沢、おめーは内閣の人間じゃねーだろ、と。

 いい加減な知識で適当な根拠をでっち上げ、あとはわけのわからん威圧感で押し切る、というのが小沢流。人前であまり物を喋らないから、今までバレてこなかっただけで、こうして表舞台に出てくると、他の民主党議員と同様に無知蒙昧ぶりが白日の下に晒されていくだろう。今回小沢が出馬したことによるメリットは、その辺りくらいしかない。

 鳩山政権時に小沢は幹事長。政府と党の一体化というスローガンが存在していたことを考えれば、小沢幹事長にも、鳩山内閣の施策の責任はあるはず。となれば、鳩山内閣の時にまともな解決策を出せなかった人間が、今になってドヤ顔で登場するというのはまことに理不尽な話。要するに、小沢に何ができるはずも無し。



期待値ゼロ (2010 9/3 0:00)

 菅と小沢の話を聞いていると、どんどん気分が陰鬱になる。こんな選択肢しかねぇのかよ、と。「小沢が総理になって国会で答弁している姿」を想像して、「似合わねぇ!」とニヤニヤするくらいしか、楽しみがない。国会で石破さんに責められて涙目になってしまえ。

 しかし、小沢はほんとに総理になるつもりなのかね?別の人間を総理にして自分は裏方にまわるとか、石橋湛山みたいに、「病気だから潔く退きます」と辞任して、傀儡を次の総理に立てるとかするのかね。どっちにしても、顰蹙を買うことにしかならんが。ま、それを言ったら、代表選出でてきた時点で、大顰蹙か。


円高擁護 (2010 9/3 0:00)

 世間の大勢に逆らったらかっこいい、と思ってるんだろうか。それとも、円高を放置している民主党の擁護が目的?

「円高を恐れるな」日本は75円まで対応可能
 先週、円が急騰し、一時83円台をつけた。テレビや新聞は「これは一大事」とばかり、円高を早急に是正せよと訴えつづけている。報道を見た多くの人は「輸出立国のニッポンは大変なことになる」と思ったことだろう。しかし、これはメディアのミスリード。
 本当は日本にとって円高はいいことずくめなのだ。
 「日本の新聞・テレビの論調は間違っています。円高のどこが悪いのか。通貨安で困っても、通貨高で困ることはありません。これだけ大量に金融緩和しているのに円は相変わらず世界最強のまま。これってきわめて幸福なことなんです」
 と語るのは雑誌『AERA』で辛口コラム「ここだけの話」を連載し、毎日3万人が訪れる人気ブログを運営している経済評論家「ぐっちー」さんだ。
 「通貨が安いと悲惨ですよ。給料は上がらないのに物価だけが上がる。その先には国家破産です。円高なら海外に行かなくても、ガソリンも電気もモノもみんな安く買えるわけだから」
 日本は輸出立国だと思われているが、実際にはGDPに占める輸出依存度はたった15%。ところがインドだと24%、中国37%、韓国に至っては55%。日本はすべての輸出がいま止まったとしてもまだ85%が残る計算だから、円高がまったく怖くないとわかるだろう。
 「財務省が出している今年上半期の貿易取引通貨別比率を見ると、輸出は米ドル48・6%、円41%、ユーロ6.3%、輸入は米ドル71・7%、円23・6%、ユーロ3.2%なんです。輸出に円を使い、輸入にドルを使う企業が多いのだから、円高でメリットを受けている企業のほうが多いのは明らかでしょ。でも、そういう話をテレビで言うと全部カットされちゃうんです。つまり、それだけメディアに対する輸出企業の力は絶大だということです」
 たしかにテレビや新聞には車や家電メーカーの広告が多い。スポンサーに気を遣って、まともな報道をしていないということか。
【FLASH】
(本誌ではさらに円高是正論の間違いを追究しています)


 何が「円高はいいことずくめ」だ。

 輸出依存度がGDPの15%に過ぎないからと言って、残り85%が輸出と何の関連もないと考えるのが間違い。輸出企業が打撃を受ければ、輸出企業に対して取引している企業は当然売り上げを落とすことになる。それら企業の従業員は、新たに物を買うことを控えるようになり、周辺の商店にも悪影響が出る。「内需依存度はたったの85%」と円高を擁護するのは、輸出企業の裾野を無視した暴論だ。
 円高が進めば、輸出企業と取引している中小企業の方が大ダメージを受ける。むしろ、輸出企業自体は、体力がある分だけ耐え抜く力を持っている。また、円高で輸入商品が安くなれば、国産商品が売れなくなる危険性も出てくる。つまり、円高が内需をさらに押し下げることになる。

 仮に円高にメリットがあるとしても、為替の急激な変化は、企業の経営から安定感を失わせる。しかも円高のメリットよりもデメリットの方が大きいのだから、円高を歓迎する正当性など無い。好景気に沸いている時分なら、円高を利用して海外資産を買い漁るとか可能かもしれんが。

 内需を喚起するのは重要だが、それは「輸出企業を叩け」「輸出企業は無視しろ」と同義ではない。大企業を叩けば胸はすくかもしれないが、それだけだ。



暑い (2010 9/2 0:00)

 なんか、今年は観測史上もっとも平均気温の高い夏だったらしい。あの多治見に隣接する市に住んでると、40度超えの記憶があるため、それほどには感じない。たしかあの日は、真っ昼間にウォーキングして地獄を見たんだった。あれに比べれば、今年は40度超えてないから大したこと無い。「32度?涼しいねぇ?」とかいうトンチキな思考回路になってしまって困る。

 というか、このクソ暑いのに、コンビニではもうおでんを売ってるのな。アホか。見るだけで暑いわ。


徒然に (2010 9/2 0:00)

 最近、民主の馬鹿騒ぎや円高・株安ことばかり書いてきたんで、そろそろ明るい話題でもないかなと考えてみたんだが……無い。私生活でも、とりたてて明るい話は無い。ま、悩みと言うほどの物もないんで、幸せではあると思うが。
 仕事の方は、この(バイト時代も含めた)15年で最もモチベーションが下がっているが、自分が氷河期世代であることを考えれば、不景気真っ只中で仕事があるだけ僥倖とも言える。ただ、仕事内容には不満はないんだが、職場がねぇ……鳩山みたいな人間の下で働くのに嫌気が差してきているのが実情。

 自分のやりたいことをやるには、まだ実力不足。落差を埋めるために、自分に投資している段階だが、もっと若いときからやっていたらと後悔することしきり。若人諸君、勉強は若いうちにガンガンしておくべきだ。



どうなるんだろうね、日本 (2010 9/1 0:00)

 9月ですね。もうすぐ、日本の一周忌ですか。

 日経平均は325.20円安の8824.06円。昨日、「明日か明後日には、今日午前の上げは吹き飛んでいるんだろう」と書いたが、吹き飛ぶどころか、年初来安値更新。ファンドにエサをくれてやっただけに終わった。最悪。

 テレビでは、「円高で海外ブランド品が安い」だの「スーパーで円高還元セールをやるからお得」だの、バカとしか言いようのない煽りがちらほら。そこまでして危機感を薄めたいのか?何のために?
 円高によって輸出企業が収益を悪化させたり、海外に拠点を移したりすれば、労働者の所得が減ったり、雇用の悪化が促進されることになる。つまり、「円高で安く物を買う」という以前に、その買うためのお金が手に入らなくなるわけで。まぁ、一部の金持ちには問題ないだろうが。
 だから、「円高でウハウハ」というのは、かなり脳天気な考え方。海外の資産、企業を買い叩くチャンスではあるかもしれないが、それによるメリットよりもデメリットの方が遥かに大きい。しかもそのデメリットは、企業や富裕層より、庶民層に容赦なく襲いかかる物だ。


 で、そんな日本経済の危機に、政権与党は愚物同士の争いで盛り上がっとるわけです。
 小沢が出馬表明していたが、話が下手くそすぎて、何を言いたいのかさっぱり分からん。「あー、うー」を除去したら理路整然とした文章になっていた大平さんとは違い、小沢の方は、「あー、うー、えー」を除去しても、話が掴みづらい。政治家に向いてないんじゃないの?不動産業に勤しんだ方がいいと思うよ。

 菅も記者会見をやっていたが、菅の方は菅の方で、バカをさらけ出していた。

「いよいよ政権の稼働するとき」菅首相出馬会見(8/31読売)
 菅首相は31日夕、東京・永田町の憲政記念館で出馬表明の記者会見を行い、「いよいよ政権の稼働する時だ。多くの課題を実現するために同志の推薦を頂いて立候補することにした」と述べた。

 今まで稼働してなかったのかよ。当然、「これからは稼働する」という保証はどこにもない。

 
 しかし、小沢が出馬して、菅は助かったね。
 仮に小沢の脅迫に屈して、小沢本人もしくは小沢派の人間を要職に迎えていたら、菅直人の政治生命は終わっていた。「小沢が総理になるくらいなら菅でいい」という意識から、支持率が微増しているのだから、菅が小沢に屈すれば、間違いなく支持率は急落する。だから、今回の小沢出馬が菅の意図通りか否かは別として、これによって菅の首が繋がったのは確か。代表選で勝っても負けても、茨の道が続くことは間違いないが(同時に日本にとっても苦難の道である)。

 同じ焼け野原だったら、「小沢総理」となって、「小沢は有能だ」というくだらぬ幻想が打ち砕かれた方がいいかも、と思ったり。ただ、小沢が総理にならず、別の人間を総理に立てた時点で、小沢幻想の破壊には繋がらなくなっちゃうんだが。
 小沢が勝ったら、鳩山外相、輿石文科相、山岡幹事長か……死にたくなるな。かといって菅が勝っても、日本の未来が暗いことには変わりない。小沢か菅か。「ウンコ味のカレーとカレー味のウンコの選択」と言う人がいるが、それなら、味は悪くともカレーの方を選ぶから比喩としては適切ではない。「下痢便か血便か」の方が適切な比喩ではないか。


川本氏を悼んで (2010 9/1 0:00)

 川本喜八郎人形美術館に行ってきた。川本氏を悼むために多くの人に来てもらいたい、ということで、入館料は無料だった。やっぱり生で見ると、迫力・貫禄が違う。1体、家に欲しい。関羽を玄関に置いておくと、守り神になってくれそうだ。
 氏の仕事が継承され、氏の意志と技術が後々まで伝わることを強く願う。

 「飯田城」で、はしゃいで歩き回る1歳児と一緒にいたのが、拙者です。