過去の世迷い言                前のページへ戻る

愚者の行進 (2010 8/31 0:00)

自民 経済対策をまとめる(8/30NHK)
 自民党は、このところの急激な円高に速やかな対応が必要だとして、子ども手当などを取りやめて捻出した財源で、執行が停止された公共事業を復活させるとともに、経営が苦しい中小企業などに支援策を講じるとした経済対策をまとめました。
 対策をまとめるにあたって、自民党は「現在の景気回復の息切れと、株価の下落・急激な円高は、民主党政権の失政が招いたものだ」と政府・民主党の対応を批判しています。そして、これ以上の急激な円高は、日本経済に悪影響を与えるとして、▽G8=主要国首脳会議などの開催を呼びかけ、国際協調のもとで円高の是正を目指すことや、▽デフレ脱却に向けて思い切った金融緩和を行うことを求めています。さらに、▽子ども手当や高速道路の無料化などを取りやめて捻出した財源で、政権交代後に執行が停止された公共事業を復活することや、▽地域経済の活性化や経営が苦しい中小企業を支援するための施策を講じることを求めています。谷垣総裁は、この経済対策を30日にも発表し、政府に実現を迫ることにしています。


 当たり前のことを当たり前にやってくれていた政党を、我々有権者は与党の座から蹴落としたんだな、と。いや、私は民主なんぞに投票はしとらんが。
 しかし、民主党政権がG8開催を呼びかけたところで、「嘘つき民主」に誰が協力してくれようか、とも思う。鳩山政権時に外交を無茶苦茶にしたせいで、日本と協調して事に当たってくれる国など消えてしまったのではないか。民主のバカは個々の事案をあくまで個別マターとしか捉えていないが、すべては密接に絡んでいるわけで。

 ついでに、日銀も無能。「新型オペ追加10兆円」など、予想の範囲内。発表の前から、既に円高方向、株安方向へ。さらには会合後の記者会見で「必要なら適時適切に対応行う」 などと呑気なことを言ったから、さらに円高が加速。
 大引け後も円高が進んでいるようだから(これを書いている現在84円台)、明日か明後日には、今日午前の上げは吹き飛んでいるんだろう。今週発表目白押しのアメリカの経済指標も期待できないし……今週も経済的には暗い一週間になりそうだ。


マルチ山岡 (2010 8/31 0:00)

 山岡賢次の話法って、相手の話とは関係ない話題を持ち出して煙に巻いたり、将来のことを無責任に楽観視する辺り(「小沢が総理になれば3年後には高支持率」とか)、マルチ商法の話法と似通っているのな。さすがマルチ商法を推奨するクソ議員だけある。



青虫の無限増殖 (2010 8/30 0:00)

 キャベツの青虫取りが追いつかぬ。青虫の方も、葉の裏の方では間に合わなくなってきたのか、葉の表に出てくる者が現れる始末。しかも、拙者の捕殺をかいくぐり、歯の裏で蛹にまでなった猛者も登場。そこまで逃げおおせればまことに天晴れ、成虫になる権利を与えてしんぜよう!

 キャベツを育てているのか、青虫を育てているのか、分からなくなってきた。


内ゲバ民主 (2010 8/30 0:00)

 民主党の内ゲバ、空中分解は見ていて非常に楽しいのだが、その混乱がそのまま国政の混乱に繋がってしまうというのが何ともはや。やっぱ民主はお笑い野党でいるのが分相応。



バカの喧噪 (2010 8/29 0:00)

 小沢が代表選出場を決めてから、勝谷とか日刊ゲンダイとか、ネット界隈だと自称文芸評論家とかカナダの人とか、小沢信者が俄然元気になっていて、正直気持ち悪い。日刊ゲンダイなんて、「小沢総理になれば1ドル100円、日経平均13000円」とホザいてる。「小沢出馬」は、リトマス試験紙としての役目をしっかり果たしている模様。

 で、小沢っていったい何がしたいの?選挙に勝つとか権力を手に入れたいってのは分かったから、その手に入れた力を使って何がしたいのか、誰か教えてくれんもんだろか。不動産や政党解散で金儲け、以外に何を目論んでるの?

 無能の菅、低能の小沢、どちらになっても日本に未来は無し。早く解散しろよ。


緒戦の勝利すら無い (2010 8/29 0:00)

 4年続くと思われる民主党政権は、同じく4年近く続いた大東亜戦争とよく比較されるが(私もよくなぞらえる)、「はじまった途端に大和沈没」の民主党政権の方が酷い。



川本喜八郎氏、死去 (2010 8/28 0:00)

「三国志」人形アニメの川本喜八郎さんが肺炎で死去 85歳(8/27産経)
 NHK人形劇「三国志」などを手がけた日本を代表する人形アニメーション作家、川本喜八郎(かわもと・きはちろう)さんが23日、肺炎のため死去した。85歳。通夜、葬儀・告別式は親族者で済ませた。喪主は非公表。後日「しのぶ会」を開く予定。
 旧制横浜高工(現・横浜国大)を卒業後、東宝撮影所美術部で映画製作に従事。昭和25年にフリーの人形美術家になり、劇作家の飯沢匡(ただす)氏らとグループを作った。人形を少しずつ動かすコマ撮りの手法が特徴的で、28年に日本で初めての人形アニメーション「ほろにが君の魔術師」を製作した。
 旧チェコスロバキアに渡り人形アニメの巨匠イジィ・トルンカ氏に師事。帰国後は処女作「花折り」をはじめ「鬼」「道成寺」「火宅」など、独自の様式美と伝統的な人形表現を盛り込んだ人形アニメーション映画を次々と発表した。NHK人形劇「三国志」「平家物語」の人形美術を担当し幅広い人気を得た。
 7年、勲四等旭日小綬章受章。折口信夫原作の映画「死者の書」(平成17年)を監督したのが最後の作品となった。
 長野県飯田市の飯田市川本喜八郎人形美術館では、川本さんの死を悼み、27日から9月5日までを入館無料とし、記帳台を設置している。


 20年近く前、名駅の松坂屋で開催された「吉川英治の世界展」(だったと思う)で、三国志絡みで人形が展示されていたのが、1mほどの大きさではあるがその精巧さと迫力に圧倒された記憶がある。並んでいたのは、劉備、関羽、張飛、諸葛亮。今でもその時の感動ははっきりと記憶している。

 今度まとまった休みが取れたときには、飯田に出かけよう。

 飯田市川本喜八郎人形美術館 | 人形紹介「三国志」



バカの権力争いは国民不在、政策不在 (2010 8/27 0:00)

 鳩じゃなくコウモリだね。

【小沢氏出馬】鳩山前首相の発言全文 「問題ありながら決断した」(8/26産経)
 鳩山由紀夫前首相の26日午前の代表選に関する記者団とのやりとりは次の通り。
               ◇
 −−小沢一郎前幹事長が、「鳩山氏の支持を得るということで、出馬を決意した」との趣旨の話をしたが、事実関係は
 「その通りです。昨日の菅総理との会談の模様を尋ねられましたので、私の方から概要を申しあげました。その結果、それならば(平成15年に当時の民主党と旧自由党が合併した)民由合併の時からの同志としての協力が得られるならば出馬をしたいというご意向を述べられたところであります。

 −−鳩山氏は全面的に小沢氏を支援するか
 「私は、私の一存で小沢先生には民主党に入って頂いたと。その経緯からして、私としては応援すると。それが大義だと思っています」

 −−これまで菅首相支持を表明してきたが、その考えは
 「常に、今、政権として行動しておられる総理に対して、民主党の一議員として応援するのは当然だという意味で申しあげてきました」

 −−首相が替われば1年で3人目だ。国民の不満があると思うが、その点についてどう考えるか
 「それは、より良い国になれば、当然、評価は変わると思います」

 −−小沢氏は「政治とカネ」の問題で、国民の批判があるが、それに対してどう説明する考えか。小沢にどう説明を求めたいか
 「うん、それは小沢先生がそのようなことを背負いながら、しかし、それでも、この国のために行動しなきゃならんと。それを超えてね。自分自身の問題がありながら、国のために命をかけたいと。そのように決断されたということでしょう。すなわち、ご自身がそのことはしっかりとなさると」

 −−鳩山グループとして小沢さんを支持するか
 「…」


 本当に小沢が代表選に出るらしい。しかも、鳩がそれを支持する、と。一緒に辞めたはずのゴミが、3ヶ月もしないうちに我が物顔でしゃしゃり出てくるという、笑うに笑えない構図。鳩山は辞任するときに、「(小沢も退くことによって)クリーンな民主党になることができる」とか言っていたんだが、たった2ヶ月ちょっとで「汚れた男」を支持するとはどういう了見なんだか。ま、鳩に言動の整合性を求めるのは、ミドリムシに方程式を解かせるようなものか。

 仮に小沢総理となれば、支持率は20か30くらいか。いや、村山内閣の例もあるから、小沢ではない別の人物が総理という可能性もあるか(亀井静香総理とかいう面白いことになったりして)。ただ、小沢が権力を握るのには変わりない。
 小沢は良くも悪くも支持率を気にせず独裁暴走政治をかますだろうから、支持率が幾ら落ちようが解散総選挙はしばらくお預け。むしろ菅が退くことで民主と公明の連立の可能性は高まるわけで、外国人参政権や夫婦別姓のようなバカ政策の実現可能性はうんと高まる。菅政権の続行も日本にとっては地獄であるが、小沢政権の誕生も、同等以上の地獄である。東條、小磯の後に、鈴木貫太郎ではなくもう1回近衛が出てくるくらいの悲劇だ。

 小沢を持ち上げているバカの中に、「小沢は政治が権力闘争だと分かっている唯一の政治家」みたいなことを言ってる者がいる。権力闘争を厭う政治家は政治家に値しないのは確かだが、「入手した権力を使って何を為すか」に思いをいたさないような、権力を得ることしか頭にない政治家もまた、政治家に値しない。

 小沢が為した功績など、何一つ無い。権勢をふるって取り巻きを増やすか、政党を造っては壊すのみ。権力を弄ぶだけで、日本に益をもたらしたことは全くなし。カネに汚くとも日本に多大な利益をもたらす存在であれば、私は問題だとは思わない(きちんとした説明から逃げ回る姿は、宰相に相応しくないとは思うが)。伊藤博文も山縣有朋も岸信介も、人格者と呼ぶには留保が必要な人物だ。しかし、カネに汚い上にこれといった見識も能力もない人間は、何の使い途もない。

 ここまで書いておいてアレだが、小沢と菅の争いなど、あまり興味がない。民主党のバカが政権に居座っている限り、日本にとっての地獄は継続するからだ。
 小沢が勝利して反小沢派が民主を離脱、自民党とくっつく……となれば最良のシナリオなんだが。前原や玄葉が民主を離れるだけの度胸を持っているかどうか。



今日もまた見守るだけ (2010 8/26 0:00)

 今日も相変わらず無策を続ける政府と日銀。為替は多少円安方向に動いてはいるが、高くなりすぎた反動としては非常に弱く、まだまだ予断を許さない状況。いずれ極度に買われた円が売りに出てくるだろうが、政府・日銀が何らかの行動を匂わせなければ、流れは変わらない。

 菅政権が円高株安に対して何もしないのは、「菅内閣は酷い!」という流れを作って小沢待望論をさらに強めようという作戦ではないか、とアホな考えが頭を過ぎるようになってきた。そうでもなきゃ、この無策っぷりは理解不能だ。

 さらに恐れているのは、わけの分からんタイミングで為替介入をおこなって、世界中が「?」となること。まったく効果がないどころか、ファンドに燃料を補給する羽目になったりしてな。

 麻生さんが政権を担い続けていたら……と夢想することが最近増えた。中川さんが生きていたら、どんな手を打つのだろうか、とも。


青虫だらけ (2010 8/26 0:00)

 キャベツって、いつになったら「玉」が出てくるのさ?

 青虫が毎日毎日、よくもまぁという具合に発生。今日は9日ぶりの休みだったのでニンジンやキャベツの手入れをしたのだが、何十匹もの青虫くんたちを除去。とった青虫くんたち(数mmから15mmくらい)は、すぐそばにあるアリさんの通り道に置いておく。すると、アリさんたちが喜んで青虫たちを連行していく。美味しい肉団子になることだろう。



民主党は厄災である (2010 8/25 0:00)

 これを書いている時点で、1ドルは83円台、1ユーロは105円台。ドル円は15年ぶりの水準。79円台を記録したときの話である。もはや笑うしかない水準。

 円、対ドルで15年ぶり高値 対ユーロは9年ぶり(8/24日経)によれば、野田財務相はまたも為替介入について「コメントしない」と逃げた。株価動向に対しても、いまだに「注意深く見守りたい」だと。思わせぶりな発言をするだけでも牽制になりうるのに、何もしないクズ。効果の有無も重要だが、まずは「日本の意志」を示すことが重要だろう。現状では、民主党政権を買いかぶっている連中は「日本は円高を容認している」と受け止めているし、正確な把握ができている連中は「日本の現政権や日銀には円高を何とかする能力はない」と認識している。具体的な対策を打つには状況が不利だというのは分かる(欧米は自国の通貨安をむしろ歓迎している)が、せめて国の意志を強く主張してほしい。そうでなければ、日本買いの動きをいっそう加速させるだけだ。

 菅に至っては、「やるべきことはやっている」とホザく始末(参照:【菅ぶら下がり】経済・雇用対策「しっかりやっている」(24日夜)(8/24産経))。1年生議員との懇談ばかりしているが、頭の中は代表選一色なんだろう。日本経済など二の次。時々刻々と変化する為替・株価動向に対しては、「検討する」などと悠長なことを言っている暇はないのだが。

 東証の社長が政権批判をするのも当然(参照:「介入あり得るとの姿勢示せ」円高、株下落で東証社長(8/24産経)。今の円高は異常だし、経営状況を考えれば今の株価は不当に下がりすぎだ。菅政権と日銀が無策を続けるせいで、日本経済は日々深刻なダメージを受けている。


 業績改善を見込んで買っていた株は、たしかに業績は予想以上に回復していたのに、この為替のせいで下落基調である。去年1年で儲けた額のほとんどが、この数ヶ月で吹っ飛びつつある。民主がアホなのは分かっていたつもりだったが、「民間が頑張って作り上げたプラスを根こそぎ焼き尽くすほどのアホ」だとは思っていなかった。「政府は無能でも、民間がその分踏ん張って耐えるさ」と思っていた。かなり甘い見立てだったと反省することしきりである。と同時に、民主党の面々に対しては、殺意に似た感情を抱いている。のみならず、民主党に投票したヤツらに対しても、な。



小沢に何ができる? (2010 8/24 0:00)

 国会議員にしろ一般人にしろ、次の民主党代表(すなわち我が国の首相)に小沢一郎を推すか否かというのは、脳味噌の質に関するリトマス試験紙として利用できる。もちろん、小沢首相待望論をぶつヤツが、おつむの不自由な人。ま、民主党を選ぶかどうかも「おつむ判定」に使えそうだが、小沢への態度の方が、明確におバカ具合を示してくれると思う。
 小沢がいったい何を為し得るのか、今までにいったい何を為してきたのか、きちんと説明できる人を見たことがない。


鼻毛 (2010 8/24 0:00)

 鼻の穴とは言い難い、むしろそれは鼻の外でしょ、という所から鼻毛が生えるようになってきた。すなわち、生えた瞬間から「外から見える鼻毛」として、自己主張し始めるニクいヤツである。鼻毛については、かなり神経質であるつもりだが、生えた瞬間に存在感を発揮するヤツについては、なかなか対応がしづらい。見つけ次第処刑するのだが、なにしろ「生えた瞬間」から処刑対象となる輩なので、毎日チェックすることが必要となる。鼻毛チェックが日課なんて、ちょいと惨めな気分になりやしないかい?

 というわけで、鼻の穴と外の境目辺りに生えてくる鼻毛への良い対処法あれば、求む。



筋違いの批判 (2010 8/23 0:00)

原口総務相、小沢氏出馬けん制を強く批判(8/22読売)
 原口総務相は22日、民主党代表選への出馬を検討している小沢一郎前幹事長に対し、今秋予想される検察審査会の議決を持ち出して出馬をけん制する声が党内で出ていることについて、「昨日、今日と検察審査会についての言及があるが、推定無罪の原則が民主主義の鉄則だ。民主主義の原点を踏み外した発言はすべきじゃない」と強く批判した。
 佐賀市内での党会合で語った。原口氏はその後、記者団に「検察審査会によって、一国の国家の代表を決めるようなことではない、というわきまえた行動が必要だ」と強調した。
 党内では、小沢氏の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反事件での検察審査会の議決に関し、岡田外相や渡部恒三・元衆院副議長ら菅首相を支持する議員やグループから、小沢氏に出馬しないよう求める指摘が相次いでいる。


 たしかに推定無罪は、法治国家の大原則。しかし、民主主義と推定無罪は全く関連がない。
 また、法律は「守るべき最低限度」であり、法的には無罪であったとしても、政治家・宰相に相応しいかどうかは別の次元の話である。仮に法的に問題がないとしてもカネの流れに不自然な点があるのは確かで、グレーな点を放置したまま首相になろうとすることが「全く問題なし」とは言い切れまい。小沢出馬に対する批判は、推定無罪とかそういう法律論ではなく、国のトップに相応しい器量を有しているかどうかを論点としている。国民に対する説明から逃げ続けている臆病者に、宰相の資格など無い。

 そもそも、小沢には政治家としての能力などまったく無いだろうに。小沢の功績って何かあるか?手に入れた権力を使って、何か一つでも国のためになることをやったか?


早く引っ込んで欲しい (2010 8/23 0:00)

拉致事件言い違え問題で中井担当相が陳謝…「ぼーっとしたことで申し訳ない」(8/20産経)
 中井洽(ひろし)拉致問題担当相が夏休みの催しで内閣府を訪れた子供たちに拉致被害者の横田めぐみさん=拉致当時(13)=について誤った説明をした問題で、中井担当相は20日、閣議後の記者会見で「たいへん申し訳ない」と謝罪した。
 中井担当相は19日、「子ども霞が関デー」で内閣府を訪れた小中学生の「拉致問題で私たちに何ができますか」との質問に対して、めぐみさん拉致事件を説明。めぐみさんは中学1年のとき、下校途中に拉致されたにもかかわらず、「高校生の時、仕事帰りに拉致されたが…」と述べた。
 20日の会見で中井担当相は「たいへん失礼しました。新聞社を含めてご注意いただいた。たいへんぼーっとしたことで申し訳ありませんでした」と陳謝した。


 中学と高校を間違えるくらいならまだしも(それでもどうかとは思うが)、仕事帰りって……。横田めぐみさんについてさえこれだとすれば、特定失踪者のことは、頭の片隅にすら無いんじゃないか。
 「ぼーっとしていた」からと言って間違える物ではあるまい。つまり、基本的な認識すら曖昧であるということ。何でこんなバカが拉致担当なのか。これでも民主党の中では最も拉致問題に詳しいというのか。こんな状態では、拉致問題は停滞どころか、どんどん後退していってしまう(金賢姫のときの中井の発言を考えると、情報をもたらす人間はますます減るだろうしな)。



金の使い方が支離滅裂 (2010 8/21 0:00)

平賀源内記念研究所:タイムマシン研究、国が助成? 異才、奇人を応援 民主に構想(8/20毎日)
 奇想天外、反主流の研究大歓迎−−。民主党の文部科学部会が、こんな科学研究拠点の創設を提言した。その名は「平賀源内記念研究所(仮称)」。新たに発行する「科学宝くじ」の収益を、タイムマシンなど実現不可能とされる研究や常識にとらわれない研究に投じる。事業仕分けで「投資に見合う研究成果を」と強調してきた民主党が、成果主義で買えない「夢」を育てることができるか。
 提言は19日、同部会の科学技術チームがまとめた。欧米では研究機関に偉人の名を付けることが多い。
 チーム主査の首藤(すとう)信彦衆院議員(元東海大教授)によると、静電気発生器「エレキテル」など数々の発明をなした平賀源内(1728〜79年)を研究所の名に頂く。日本は明治維新以降、西洋科学を欧米から輸入し発展させてきたが、それ以外の手法や日本独自のテーマについても再評価して育て、次世代の発展につなげたいという。
 原資は、受け取り手が現れないまま有効期限を迎えた宝くじの「時効当せん金」の一部を活用するほか、新たに「科学宝くじ」を創設して年間10億円程度を調達。国内外から50人程度の「異才、奇人」を集め、自由に研究してもらう。
 実現性は未知数だが、首藤議員は「タイムマシン研究でもいい。欧米に追いつけ追い越せの理工学以外から、新たな分野が開かれる可能性がある」と夢を膨らませる。【山田大輔】


 スパコンやはやぶさへの金は削っておきながら、こんな山師のような話にはお金を使うのか?バカとしか言いようがない。
 かつて秦の始皇帝は、不老不死を願って方士たちに不老不死の薬などを探させた。結果は、詐欺師たちが財宝を持ったまま雲隠れ。この「平賀源内記念研究所」も、きちんと研究内容を精査しないと、詐欺師達の草刈り場になるのではないか。というか、民主のバカどもに、査読能力があるとは到底思えない。

 経済対策や災害対策予備費など、必要な物を切り崩しておきながら、子供手当のような無駄な政策に金をかけるのが民主党のやり方。まともな科学事業の予算は削っておきながら、山師事業に金をかけるというのも、同じ類。家の柱をへし折って薪にするような愚。


妄言 (2010 8/21 0:00)

日韓併合条約締結 岡田外相「有効」明言せず(8/20産経)
 岡田克也外相は20日の記者会見で、100年前に締結された日韓併合条約の有効性に関し、「(1965年締結の)日韓基本条約の際に両国間で議論になり、今や無効だとの考え方で落ち着いた。それに何か付け加えるべきものがあるとは考えていない」と述べた。
 政府は、日韓併合条約は「国際法上有効に締結された」(平成18年6月の政府答弁書)との立場をとってきた。岡田氏は韓国に配慮し、「有効」と明言することを避けたとみられる。


 は?

 条約をこんなに簡単に反故にできるのなら、我が国の明治期における不平等条約改正の仕事は、もっと簡単に進んでいたはずだったろうに。



小沢が出馬? (2010 8/20 0:00)

民主代表選、小沢氏が出馬を検討(8/19読売)
 民主党の小沢一郎前幹事長は18日、9月の党代表選について、小沢グループ以外からの幅広い支持が得られることを条件に出馬を検討する考えを周辺に伝えた。
 菅首相はすでに出馬の意向を明らかにしており、小沢氏は党内の動向を慎重に見極め、来週にも最終判断する見通しだ。
 出馬の条件として、小沢氏は具体的に、党内最大の約150人を擁する小沢グループを固めたうえで、「(鳩山前首相グループや)旧民社党系や旧社会党系の支持が得られるなら考えてもいい」と周辺に説明した。
 また、小沢氏は同日、長野県軽井沢町で19日に開かれる鳩山グループの研修会に出席する意向を鳩山氏側に伝えた。小沢氏はこの場で、自らの出馬を支持する声がどの程度広がるかを見極めたい考えとみられる。
 周辺は、小沢、鳩山両グループ、旧民社党系、旧社会党系などとの連携により、国会議員の過半数の支持を固められると判断。政策としては、自ら策定に携わった昨年の衆院選政権公約の実現を訴えるほか、参院選で大敗した菅執行部では次期衆院選で勝利できないと主張するとみられる。
 ただ、鳩山氏や旧社会党系の輿石東参院議員会長は、挙党態勢構築を条件に首相続投支持を明言している。また、小沢グループ内にも、小沢氏の政治とカネの問題に対する世論の批判が厳しいことなどから、出馬に向けた環境整備は容易でないとの見方がある。


 小沢首相待望論なんて、山崎行太郎とか言う自称文芸評論家とか、カナダかどこかの電波blogか、一部の小沢信者の中にしか存在しないと思っているんだが、実際のところどうなのかね?世論調査の結果を見る限り、小沢が権力を持つことに対する国民の警戒心・不快感はハンパないと思うんだが。

 鳩山が辞めた時点で、当欄でも「参院選で民主が勝とうと負けようと、小沢は絶対にしゃしゃり出てくる」と書いたが、実際にそういう動きを見せつけられると、やっぱり愕然とする。ここまで国民の考えと乖離した行動をとれるものなのか、と。分かった上で敢えて打って出るというのか、幇間どものヨイショにすっかり騙されているのか。

 まぁ、政治能力を考えれば菅よりマシ。ただし、政治能力があるということは、それだけ政治的な実現能力もあるということで、売国的な施策を繰り出されたら、菅や鳩山以上に日本に害を為す存在となりうる。
 いずれにせよ、民主党が政権に居座る限り、日本に利となることは何一つ無い。


 ちなみに、菅がバカであることの証拠がまた一つ。

菅首相知らなかった?「大臣は自衛官じゃないんですよ」(8/19朝日)
 菅直人首相は19日、首相官邸で北沢俊美防衛相に「ちょっと昨日予習をしたら、(防衛)大臣は自衛官じゃないんですよ」と述べた。憲法66条は「大臣は文民でなければならない」と規定しており、これを知らなかったかのような発言は、シビリアンコントロール(文民統制)への理解の浅さを露呈したと批判されそうだ。
 首相は、この日開いた自衛隊の折木良一統合幕僚長ら制服組首脳との意見交換会を前に、北沢氏との雑談の中でこうした発言をした。
 意見交換会のあいさつでは「改めて法律を調べてみたら『総理大臣は、自衛隊の最高の指揮監督権を有する』と規定されており、そういう自覚を持って、皆さん方のご意見を拝聴し、役目を担っていきたい」と語った。これまで、そうした自覚がなかったと受け取られかねない発言だ。
 意見交換会を終えた折木統幕長は、記者団に一連の発言について聞かれて「本当に冗談だと思う。指揮官としての立場は十分自覚されている上での話だと、私は認識している」と語った。


 中3生以下ですな。このレベルのバカが2代続けて総理をやってる我が国。将来、「あぁ、あんな馬鹿な時期もあったねぇ」と笑って振り返られるようになればよいが。



余計なことはしないで下さい (2010 8/19 0:00)

鳩山氏、北方領土解決に意欲 9月訪ロで(8/18共同)
 【北京共同】中国を訪問している民主党の鳩山由紀夫前首相は18日、北京市内で記者会見し、9月上旬にロシアで開かれる経済関係の国際会議に菅直人首相の「名代」として出席することを明らかにした。鳩山氏は「首相のときにやり残した北方領土問題についてロシアのメドベージェフ大統領と会談し、解決への道筋を広げたい」と意欲を示した。
 8月19日に長野県軽井沢町で開く鳩山氏を中心としたグループの研修会については「勝手な想像は禁物だ。首相時代にお世話になった方にお礼を言い、協力していこうという趣旨だ」と述べ、9月の民主党代表選に向けた菅首相批判勢力の結集との見方を否定した。


 言いたいことは一つだけ。余計な約束だけはしてくるなよ、と。

 しかし、北方領土問題を早期に解決するとしたら、二島返還か面積による1/2返還しか、可能性は薄いだろう。全島返還を求めるなら、「ソ連崩壊」のような大事件が起きるまで待たねばなるまい。ロシアがビビるような軍事的背景を有しない以上、こちらの主張を通すには、「大事件を待つ」しかない。返す返すも、ソ連の崩壊時に自民党政府が動かなかったことは大きな痛手であった。

 仮に鳩山が4島返還を決めてきたら、総理時代の愚行全てを償っておつりが来るくらいの快挙。ま、あり得ない話だが。



足を引っ張るだけのバカはお前らだけ (2010 8/18 0:00)

菅首相「足の引っ張り合いだけでは」(8/17産経)
 菅直人首相は16日、ねじれ国会への対応に関連し、戦前の二大政党による政党政治を引き合いに「足を引っ張り合うばかりで政治の機能を果たせなくなるのか。与野党を超えた政党政治が問われている」と述べ、野党を牽制(けんせい)した。首相官邸で記者団に語った。
 首相は、昭和初期の政友会と民政党による政党政治が五・一五事件によって終焉(しゅうえん)した歴史をひもとき、「当時も民主主義が定着するかという期待もあったが、2つの政党がスキャンダル合戦とか、軍部をひきこむようなことをやって自己崩壊した」と指摘。野党からは「かつての民主党の姿勢を棚上げしている」との批判も上がりそうだ。


 また出たね、民主党の無責任発言。
 野党時代は「ねじれ国会」を利用して審議に全く応じず、政局しか眼中になく、政府の政策の足を引っ張ることしかせず、与党になっても、野党時代と同様の審議拒否、野党の意見には全く耳を貸さず、強行採決を連発。こんな「足の引っ張り合い」しかしないクズ政党は民主党のみ。

 人に責任ある行動を求める前に、自身の恥知らずな行動を反省し、謝罪するのが先だろう。自らの行動を棚に上げてばかりだから、今回の発言も「日本のため」ではなく、「自分たちが好きにやりたいから」としか見えない。仮に今後、衆院でも参院でも多数になるような状況が訪れれば、今回の菅発言など忘却の彼方、好き勝手な独裁政治に邁進するのだろう。

 「キチガイに刃物」とはよく言ったもの、バカに権力を握らせたらダメだ。



いったい何を為したのか (2010 8/17 0:00)

“自律的な景気回復は不変”(8/16NHK)
 今回のGDPについて、経済財政政策を担当する荒井国家戦略担当大臣は会見で、「今後、景気回復の動きが軌道に乗るかどうかの判断の分かれ目に来ていると思うが、私自身は、政策が功を奏して軌道に乗りつつあると思っている」と述べ、これまでの政府の経済対策の効果によって、景気が自律的な回復に向かう過程にあることは変わらないという認識を強調しました。
 一方、景気の先行きについて、荒井大臣は「このところの円高が、日本の景気を自律的な回復軌道に乗せる過程で大きな障害になるかどうか、もう少し見極めなければならない」と述べ、外国為替市場で続く円高に対する懸念を示しました。一方、内閣府の津村政務官は会見で、「景気は踊り場に入ったと言えるかもしれない。海外の景気の減速やこのところの円高などで、景気の自律的な回復の芽が摘まれることが懸念される状況だ」と述べ、景気の認識について、荒井大臣と異なる見解を示しました。


 民主党が、景気回復のためにどんな政策をとったか、私は全く記憶に無いのだが。あれか、「政権交代こそ最大の景気対策」ってヤツですか。

 企業努力でV字回復と言ってよい業績を上げてきているのに、政府の無策が足を引っ張っているのが現状。名目GDPが年率換算で3.7%減だというのに、デフレ対策に一向に取り組もうとしない辺りも、民主の無能っぷりをよく示している。


キャベツ (2010 8/17 0:00)

 キャベツって、いつになったら丸い玉が現れるんだい?外に広がる巨大な葉っぱばかりで、中心に現れるはずの葉玉が全然現れないんだが。このまま秋になっても冬になっても、だらしなく広がる葉っぱばかりってことはないよな?
 あとね、青虫多すぎ。いつの間にヤツらはあんなに成長してるんだ。毎日見ているはずなのに、今日は葉の裏で糸にくるまって蛹になろうとしていたヤツを見つけたぞ。お前1週間前までその葉にいなかっただろ?



式辞 (2010 8/16 0:00)

戦没者追悼式に6000人、平和の誓い新たに(8/15読売)
 65回目の終戦記念日を迎えた15日、政府主催の「全国戦没者追悼式」が、天皇、皇后両陛下をお迎えし、東京・千代田区の日本武道館で正午前から開かれた。
 戦没者の遺族のほか、菅首相をはじめ各界代表らを合わせて約6000人が参列。先の大戦で犠牲になった約310万人(軍人・軍属約230万人、一般市民約80万人)の冥福を祈り、平和への誓いを新たにした。
 菅首相は式辞で、「多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対し、多大の損害と苦痛を与えました」と述べ、「過去を謙虚に振り返り、悲惨な戦争の教訓を語り継いでいかなければなりません。世界の恒久平和の確立に全力を尽くすことを改めて誓います」と決意を述べた。政権交代後、初の追悼式となったが、前年の首相式辞などとほぼ同様の内容だった。
(以下略)

 戦没者の追悼式なのになんでアジア諸国へ謝罪する必要があるんだ……という批判が一部ネットで出ているようだが、これは毎年首相の式辞の中に入っている決まり文句のような物。もちろん、その決まり文句への批判、菅に限らぬ歴代首相への批判は有りだとは思うが、今年の式辞を根拠に菅直人を批判するのはお門違い。菅がダメ野郎というのは分かるが。


引っ込め (2010 8/16 0:00)

鳩山前首相:外交でリベンジ?…活動に意欲(8/14毎日)
 9月の民主党代表選で動向が注目される鳩山由紀夫前首相が外交活動に力を入れる姿勢を見せている。4日に潘基文(バン・キムン)国連事務総長と会談したほか、16日から3日間、環境問題をテーマに訪中する予定だ。鳩山氏はいったん表明した今期限りの引退の撤回に含みを残しており、前首相としての役割を外交に見いだしているようだ。【朝日弘行】

 訪中には樽床伸二国対委員長も同行。17日には温家宝首相との会談も調整している。
 「首相を短い間だが経験した人間として、国益にかなう役割があるかどうかをしっかりと考えていきたい」
 潘氏との会談を終えた鳩山氏は記者団に、外交活動への意欲を披露した。潘氏から気候変動に関するハイレベル委員会のメンバーへの就任要請があったことも明かし「自分なりの哲学的な思想、理念に基づいた提案をしている。具現化していける道筋がないかと思っている」と語った。鳩山氏は9日に設立された同委員会に参加、最終報告書をまとめる予定の11年末まで、少なくとも活動を続ける。
 鳩山氏は、首相退任後の議員活動について「混乱を招く」と否定的だった。「森喜朗元首相の例が念頭にある」(周辺)といい、首相経験者が政界で強い影響力を行使することに批判的で、在任中から「政治家を辞めたら農家をやりたい」と語っていた。
 しかし、外交なら政治を混乱させないという心境の変化があったようだ。周囲は「カーター米元大統領のイメージだ」と語る。民主党内の鳩山グループには存在感を保ち続けることへの期待もある。側近の一人は「議員バッジを付けた元首相の外交活動は有効だ」とエールを送っている。


 誰か縄で縛っておけ、このバカ鳩を。
 アメリカとの外交を「普天間問題」で無茶苦茶にした張本人が、「外交でリベンジ」だなんて、何のギャグだ?「外交なら政治を混乱させないという心境の変化があったようだ」って、その反例はお前自身じゃないか。



光秀公の墓参り (2010 8/14 0:00)

 13日は義母の墓参り。
 その前に、明智光秀公のお墓にも参ってきた。可児市の明智城址には何度も行ったことがあるが、恵那市明智(旧恵那郡明智町)の方の明智城址には出向いたことがなかった。カミさんの実家が恵那ゆえ、またいろいろ都合があってカミさんと私は別行動であったため、義母の墓参りの前に時間を作って、独りで明智城址に行くことができた。
 明智城址近くには龍護寺という寺があり、そこに光秀公のお墓がある。また、遠山家代々のの墓もあった。ちなみに、遠山家と明智家は縁戚であり、ゆえに明智光秀と遠山の金さんは(かなり)遠い親戚である。

 ちなみにカミさんと別行動だった理由。
 14日にはカミさんの祖父母と過ごすため上矢作の方へ行くのだが、時間の都合上13日は、カミさんと息子はカミさんの実家にお泊まり。いったん家に戻ると、準備で時間がかかって大変なり。
 一方私は、家で待つ文鳥の世話のために、いずれにせよ一旦家に戻る必要があった。それで、私たちは別々の車で13日は恵那に向かったのだった。
 文鳥の世話は私の父母に頼むという手もあるが、懐いてないから放鳥もエサやりも困難だろう、と。エサや水を換えないのは、この季節には避けたいところ。生き物の問題は「命」が絡んでくるから、蔑ろにはできない。



最初から靖国へ行くことを期待していません (2010 8/13 0:00)

 本当は15日に行くべきであるが、13日から15日まで時間が取れないので、12日に岐阜の護国神社へ参拝してきた。

 菅内閣の閣僚は、一人も靖国神社へ参拝しないらしい。国のために働こうともしないバカ内閣の人間が靖国に行っても、神社が穢れるだけ。むしろ行って欲しくない。参拝予定の人間がいないと聞いて、ホッとしたというのも私の偽らざる感情。
 我が国のために死んでいった人に対して敬意を表せない者、「戦犯は国会決議によって既に名誉回復がおこなわれている」という事実を無視する者、A級戦犯の「A級」とは何なのか理解できていない者、そういう人間が国政の場にいるという不思議。基本的な事実を無視して、情緒的に靖国を毛嫌いするような人間が、靖国や戦犯を批判する喜劇。

 もちろん、東條英機に責任無しというつもりは毛頭無い。が、それと慰霊は別。「所謂A級戦犯に全ての責任を押しつけて、自分は過去の日本とはさも無関係であるように高みから批判を垂れる」というクズな行為に身を染めたくないしな。


高校野球に激怒 (2010 8/13 0:00)

 NHK教育で子供番組をお楽しみの我が息子。ある番組が終わって次の番組を期待しながらテレビの前で踊っていたら、画面は高校野球に切り替わる。とたんに激怒し始める我が息子。泣き叫びながら、祖母をペシペシ叩く。1歳3ヶ月、順調に自我が育っているようで。



見守り続けるだけ (2010 8/12 0:00)

 お盆の期間は、更新したりしなかったりとグダグダになりますので、あしからず。

 さて。

円高、極めて注意深く見守る=野田財務相(8/11時事)
 野田佳彦財務相は11日、円相場が海外市場で一時、1ドル=84円台の高値水準に突入したことについて、「この動向は極めて注意深く見守っていきたい」と述べた。円高阻止に向けた為替介入の可能性には「コメントを控える」と述べるにとどめた。財務省内で記者団の質問に答えた。

 藤井の時から、ずっと「見守る」しか言ってねぇじゃねぇか、民主の財務大臣は。とっとと対策打ちやがれ。

 無能無策なのは、財務相だけではない。

企業への影響を緊急調査=直嶋経産相(8/11時事)
 直嶋正行経済産業相は11日、記者会見し、円高進行が国内企業に与える影響について緊急調査を実施すると発表した。対象は輸出産業を中心とする大企業・中小企業の計約200社。事業活動や経営全般への影響を聞き、8月末に結果を取りまとめる。
 経産相は円高に伴う追加経済対策の必要性に関しては、景況判断の見極めが難しいとして「もう少し様子を見る必要がある」と述べるにとどめた。また、日銀との連携の重要性を改めて強調する一方で、為替介入には「今の段階で判断は難しい」との認識を示した。


 今頃何を言ってやがるんだ。いつから円高が進んでいるか、分かってなかったのか?企業の決算は回復しているというのに、円高のせいで株価に反映していない。やっぱり左巻き政権ゆえに、「大企業・輸出企業は苦しんでも問題ない」とか言うバカが牛耳っているのか?

 というかお前ら、円高の影響は既に調べていただろ。

経産相:輸出企業への円高の影響に関して調査を指示−3役会議(ブルームバーグ)
 9月28日(ブルームバーグ):直嶋正行経済産業相は28日の同省3役会議で、最近の円高進行に伴い、中小企業を含む輸出企業にどのような影響が出ているのか調査するよう事務当局に指示した。近藤洋介政務官が3役会議後の記者説明で明らかにした。3役会議では最近の円高を注視しなければならないとの認識で一致したという。
 一方、同政務官によると、直嶋経済相は29日夕、中小企業の資金繰り支援策を主張している亀井静香金融・郵政問題担当相と省内で会談する。


 去年の記事ね。要するに、調べるけど何もしないよ、と。



菅談話 (2010 8/11 0:00)

内閣総理大臣談話
 本年は、日韓関係にとって大きな節目の年です。ちょうど百年前の八月、日韓併合条約が締結され、以後三十六年に及ぶ植民地支配が始まりました。三・一独立運動などの激しい抵抗にも示されたとおり、政治的・軍事的背景の下、当時の韓国の人々は、その意に反して行われた植民地支配によって、国と文化を奪われ、民族の誇りを深く傷付けられました。

 私は、歴史に対して誠実に向き合いたいと思います。歴史の事実を直視する勇気とそれを受け止める謙虚さを持ち、自らの過ちを省みることに率直でありたいと思います。痛みを与えた側は忘れやすく、与えられた側はそれを容易に忘れることは出来ないものです。この植民地支配がもたらした多大の損害と苦痛に対し、ここに改めて痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明いたします。

 このような認識の下、これからの百年を見据え、未来志向の日韓関係を構築していきます。また、これまで行ってきたいわゆる在サハリン韓国人支援、朝鮮半島出身者の遺骨返還支援といった人道的な協力を今後とも誠実に実施していきます。さらに、日本が統治していた期間に朝鮮総督府を経由してもたらされ、日本政府が保管している朝鮮王朝儀軌等の朝鮮半島由来の貴重な図書について、韓国の人々の期待に応えて近くこれらをお渡ししたいと思います。

 日本と韓国は、二千年来の活発な文化の交流や人の往来を通じ、世界に誇る素晴らしい文化と伝統を深く共有しています。さらに、今日の両国の交流は極めて重層的かつ広範多岐にわたり、両国の国民が互いに抱く親近感と友情はかつてないほど強くなっております。また、両国の経済関係や人的交流の規模は国交正常化以来飛躍的に拡大し、互いに切磋琢磨しながら、その結び付きは極めて強固なものとなっています。

 日韓両国は、今この二十一世紀において、民主主義や自由、市場経済といった価値を共有する最も重要で緊密な隣国同士となっています。それは、二国間関係にとどまらず、将来の東アジア共同体の構築をも念頭に置いたこの地域の平和と安定、世界経済の成長と発展、そして、核軍縮や気候変動、貧困や平和構築といった地球規模の課題まで、幅広く地域と世界の平和と繁栄のために協力してリーダーシップを発揮するパートナーの関係です。

 私は、この大きな歴史の節目に、日韓両国の絆がより深く、より固いものとなることを強く希求するとともに、両国間の未来をひらくために不断の努力を惜しまない決意を表明いたします。


 民主党政権、菅直人が総理大臣、仙谷官房長官がリードして文言を作る……こういった条件を考えれば、今回の談話は「予想していた中では最もマシな形」になったと思う。

 もちろん、談話の内容、談話を発表したこと自体が正しいとは決して思わない。
 威圧的行為がなかったとは言わないが、国際法上は正当な形で併合がおこなわれたのは事実であるし、本国からの多額の持ち出しによってインフラ整備や学校整備が行われたのも事実、併合35年の間に朝鮮人の人口が2倍になったことも事実。ハングルの普及が日本統治下においてのことであったのも事実で、つまりは「植民地支配がもたらした多大の損害と苦痛」というのは一面的な見方でしかない。(ソウルの帝国大学は、名古屋大学よりも前に設立されているしな。名古屋がソウルに負けたという事実で、日本がどれだけ朝鮮を優遇していたかが分かる)
 また、併合時の賠償問題については、日韓条約で決着済みであり、新たに責任をとる方策を実施するのでなければ、安易な謝罪は混乱の元である。欧州諸国は、かつての植民地に対して、謝罪などおこなっていない。相手の納得する形で罪の償いを決着させることが、事実上不可能であることを知っているからだ。ましてや、弱みを見せればつけ込むばかりの韓国に対しては、謝罪が友好関係に発展する可能性は限りなく低い。村山談話や小泉談話が、東アジア各国との有効に全く好影響を与えていないことを鑑みるべきだ。

 それでも、「仙谷の暴走でとんでもない談話になるのでは」という危惧は、ひとまず回避された。アホな談話であるのはたしかだが、それでも安堵している自分がいる。

 ただ問題は、事前に仙谷が「韓国との戦後処理は不十分。日韓条約で請求権はないとすれば済むのか」と述べ、韓国に「新たな賠償があるのでは?」と期待させたこと。李明博は今回の談話で良しとしているようだが(参照:日韓首脳が電話会談 李大統領は談話を歓迎(8/10産経))、韓国人たちがおとなしくなるかどうか。実際、騒いでいるグループがあるようで。

韓国市民団体、日本首相「謝罪談話」に失望表明(8/10聯合ニュース)
 勤労挺身隊として戦時に日本企業で労働を強いられた韓国人女性らの救済を求める市民団体「勤労挺身隊ハルモニ(おばあさん)とともにする市民の集まり」は、韓日併合100年という政治的に重要な時期の意味を見過ごした談話だとし、過去より進展した内容とは言い難いと評価した。
 植民地支配の被害者の補償問題に対する言及もない、言語的修辞にとどまったことが残念だとし、全体的な流れから見ると、韓国と日本間の不信と障壁を乗り越えるには不十分だったとした。
 太平洋戦争犠牲者遺族会も、「本当に期待に及ばない内容だ。日本が本当に反省しているのか疑わしい。談話にある『痛切な反省』も信じられない」と述べた。
 文化財返還と関連しては、国際法改正で日本が保有したくてもできなくなっていると指摘し、日本は韓国から持ち出した文化財をすべて返還すべきだと強調した。
 韓国挺身隊問題対策協議会もまた、植民地支配で苦痛を受けた被害者問題に対する明確な見解を明らかにせず、謝罪だけするのはまったく意味がないと強調。歴史問題を真実で解決しようとするなら、被害者への補償と立法措置を行うべきだと提案した。
(一部引用)

 これが大きなうねりにならなきゃいいが。とりあえず、菅談話が無駄であったことがよく分かる話ではある。



ゴミの芋づる (2010 8/10 0:00)

 海江田万里が次期民主党総裁選に出るという話が出てますな。
 鳩山の時に「史上最低の総理」と痛感すること何百回であったのに、菅もそれに劣らぬ無能っぷり、そして今度は中共の狗が登場とは、民主党は次から次によくもまぁゴミクズばかり繰り出してくるものよと、感心するやら呆れるやら(中共の狗っぷりについてはぼやきくっくりさんを参照されたし)。しかも、ゴミはゴミでも、スケールがどんどんしょぼくなっていくという。まぁ、鳩山のような、地球規模のルーピーは、それはそれで大困りであるが。

 で、無能の菅は、辞める直前に「菅談話」という置き土産を置いていく、と。一国の宰相がいったん出した談話は、それがいくら無茶苦茶な物であろうと、国として取り決めた物である以上後任が取り消すのは非常に難しい。今はせめて、村山談話を越える物にならないことを祈るのみ。ただ、韓国が勝手に「新たな賠償」を期待し始めてしまっている以上、国益の毀損は談話発表以前の今、もう既に始まっている。鳩山の「鳩山イニシアチブ」、菅の「菅談話」……国の利となることは何も為さず、国の害となる言葉は嬉々として吹聴する。大東亜戦争以来(以上かも)の、日本の危機かもしれぬ。



小沢塾 (2010 8/9 0:00)

小沢塾、22日から東京・新宿で開催(8/6産経)
 民主党の小沢一郎前幹事長が主宰する「小沢一郎政治塾」は6日、夏季集中講義を22日から4日間、東京都新宿区の日本青年館で開催すると発表した。恒例の小沢氏の講演は25日に行われる。

 不動産での儲け方でも講義するんですか?政党の壊し方でも教えるんですか?選挙のためなら国会に出なくても良いってことを伝えるんですか?


責任転嫁委員会 (2010 8/9 0:00)

「県の初期対応に不備」 農水省・検証委初会合(8/6宮崎日日新聞)
 口蹄疫への国や県の対応、防疫が適切だったかなどを第三者が検証する農林水産省の「口蹄疫対策検証委員会」の第1回会合が5日、同省で開かれた。
 感染拡大に至った国や県、農家の責任をはじめ情報提供の在り方、農家の衛生管理意識などの検証の必要性が論議され、その過程で県の初期対応の不備も指摘された。今後、本県関係者らのヒアリングを経て9月中に中間報告、10月中に最終報告をまとめる方針を決めた。
 検証委は山田正彦農相の指示で発足。初会合には大学教授や消費者団体代表、弁護士ら9委員のうち8委員が出席し、日本獣医師会の山根義久会長を座長に選任した。山田農相は「客観的な指摘をいただき、家畜伝染病予防法改正などに生かす」とあいさつした。
 協議は疫学調査チームの検討内容などを基に非公開で行われ、終了後に会見した山根座長は「20近くの検証課題が指摘された」と報告。主なものとして(1)各場面で国や県、農家が責任を果たしたか(2)農家に発生場所などの情報が十分提供されたか(3)定期消毒など農家の飼養衛生管理意識(4)ワクチンによる早期殺処分に対し経済的補償を含め十分な理解が得られていたか―などを挙げた。
 検証のため本県関係者らからヒアリングを行うことも決めた。対象者や時期は今後詰める。山根座長は「現場に近い人や、緊急度の高い人に来ていただくことになる」と、被害農家や県職員らも対象になる可能性を示唆した。
 また協議では、3月31日に県の家畜保健衛生所が口蹄疫が疑われる血液検体を入手しながら、検査が遅れた点にも言及。山根座長は「初期対応が十分なされていないと判断ができる、という意見が出た」と、対応の不備が指摘されたことを報告した。
 山根座長を除く委員は次の通り。
 合瀬宏毅(NHK解説委員)神田敏子(全国消費者団体連絡会前事務局長)郷原信郎(弁護士)坂本研一(農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究所研究管理監=国際獣疫事務局科学委員会委員)塚田善也(北海道農政部食の安全推進局畜産振興課長)中村好一(自治医科大教授)真鍋昇(東京大大学院農学生命科学研究科教授)村上洋介(帝京科学大生命環境学部教授)


 赤松の怠慢を問題にしない以上、まったく信用ならん。
 しかし、ここにも郷原は顔を出しているのな。完全に民主のお抱え御用弁護士になり果ててるな。というか、小沢擁護で支離滅裂な言説をばらまいていた男が存在している時点で、全然第三者機関じゃねぇ。



山本昌が帰ってきた (2010 8/8 0:00)

 山本昌の勝利は非常にめでたい!これで、23年連続の勝利投手。化け物である。
 ついでに、岩瀬も6年連続で30セーブ。
 堂上兄弟が頑張っているのも、ファンとしては嬉しい限り。これで優勝もできれば万々歳だが。


それほど変わらんだろ 2 (2010 8/8 0:00)

 非実在高齢者の騒ぎが大きくなってきて、「日本の平均寿命が下がる」と騒ぐ人も未だに出没しているようで。
 数百万人単位でゴマカシがあったとすれば、平均寿命の順位も変わるかもしれないが、もちろん、そんなに「非実在高齢者」がいるとは思えないから、平均寿命が1年も2年も変わるとは思えない。年間の死者100万人のうち、年齢をごまかしている数など万の単位に乗るとは思えない。だから、このblogが言うように「日本は世界で最も長寿国であると言われている情報も果たして本当に信用していいものなのかどうか怪しくなってくる。」と考えるのは、現段階では妄想の類。ま、このblogは「なんでも一番が好きな自民党や官僚が結託して、わかっていながらわざと隠していたという可能性もある。」なんてバカバカしいことを言う所だから、まともに受け止める人はいないとは思うが。



取り崩し (2010 8/6 0:00)

年金積立金取り崩し案浮上 11年度予算編成(8/5共同)
 政府の2011年度予算編成で、公的年金の受給者に給付される基礎年金の財源確保策として、約123兆円の年金積立金の一部を取り崩す案が浮上していることが4日、分かった。
 基礎年金は給付費約21兆円の2分の1を国庫(税)で負担しており、09、10年度の2年間は財政投融資特別会計の「埋蔵金」の充当でしのいだが、11年度は不足の財源約2・5兆円をどう捻出するか、全くめどが立っていないため。しかし、積立金の取り崩しは年金財政の持続性や将来世代の給付水準に影響しかねず、年末の予算案決定まで調整はもつれそうだ。
 基礎年金は現役世代が支払う保険料と国庫で賄う。国庫負担は以前は3分の1だったが、年金財政の安定化のため徐々に増やし、09年度から2分の1に引き上げた。だが、引き上げに要する財源として当初見込んでいた消費税増税は先送りされた上、埋蔵金はもう残り少なく、活用は困難だ。
 そこで政府は苦肉の策として、厚生年金と国民年金の積立金を最大で2・5兆円取り崩し、国庫(一般会計)に貸す形にした上で財源をひねり出す案を検討。同様のやりくりは過去にも行ったことがあるため、「理屈は通る」(厚生労働省幹部)との考えだ。


 どうしても財源が足りないのであれば、年金積立金からの取り崩しを原理主義的に批判するつもりはない。
 ただ、取り崩すなら子供手当や高校無償化のようなアホ政策をやめるべきだし、長妻が野党時代に言っていた「年金積立金は年金事務の切手代にすら使ってはいけない。1円残らず年金給付のみに充てろ!」という主張との整合性についても説明せねばなるまい(参照:国会リポート 第184号 2010/3/7|甘利明 公式サイト)。

 この日本を覆う閉塞感は異常。今の日本には、無能に実地訓練させるだけの余裕など無いのだが。


菅談話 (2010 8/6 0:00)

 日韓併合にまつわる菅談話、内容について既に云々されているようだ。韓国に「新たな賠償」を期待させるような物となれば、「期待を煽ってけっきょくは何も無し」という「沖縄の二の舞」になりかねない。かといって、韓国人の期待通りの賠償をされたら、それはそれで大問題なのだが。
 実際の談話が出たら、じっくりここで扱う。村山談話やそれ以上のレベルの物であれば、ゴミムシ以下の扱いで罵倒するつもりである。


助けて (2010 8/6 0:00)

 早く円高に対処しろよ、ゴミ政権。



なぜか元気な小沢派 (2010 8/5 0:00)

 菅直人は無能だし、到底宰相の器ではないのだが、それでも、「菅下ろし・小沢待望論」に突き上げられている最近の彼には、同情してしまう。
 菅直人ではなく、鳩が未だに総理であったら、小沢が未だに幹事長であったら……間違いなく、選挙は現実以上の大敗であったろう。また、参院選の敗退も、(「消費税増税」に関する発言のブレが問題であったのは確かであるが、それ以上に)それ以上に「小鳩時代の民主党のやりように対する幻滅」という要素も小さくない。
 なのに、なぜ小沢派の面々が臆面もなく強気に出られるのか、全く理解に苦しむ。今回の参院選の敗北の半分以上は、鳩と小沢のせいだ。


口の軽い男 (2010 8/5 0:00)

金賢姫元工作員「観光旅行」は韓国の要請(8/3読売)
 中井国家公安委員長は3日午前の衆院予算委員会で、大韓航空機爆破事件の実行犯、金賢姫(キムヒョンヒ)・元北朝鮮工作員が7月に来日した際、ヘリで東京上空を遊覧するなど「観光旅行」をしたのは、韓国側の要請によるものだったことを明らかにした。
 金元工作員は来日中、拉致被害者家族と面会する一方、軽井沢の鳩山前首相の別荘に宿泊し、ヘリで東京上空を遊覧。日本国内では、政府の対応を疑問視する声も上がった。
 中井氏は予算委で、「韓国側からいろいろな条件、要求が出て、交渉に交渉を重ねた。彼女をはじめ、韓国側がどこか1か所でいいから観光旅行をさせてやってほしいと(求めた)」と説明。そのうえで、「彼女は永久にどこにも行けないと考えると、どこかでかなえてやりたいと考えた」と語った。自民党の平沢勝栄氏が「別荘への滞在やヘリでの遊覧はおかしい」とただしたのに答えた。


 「ヘリを飛ばしたことへの批判は甘受する」とか言っていたくせに、ちょいと批判されると内幕をバラす。もし韓国が実際には要請を行っていなかったとすれば、、保身のために他国も巻き込むゴミ野郎ということになるし、仮に要請があったとしても、(その要請自体の是非は措くとして)こういう話は簡単に口外する性質の物ではなく、やはりゴミ野郎。こうペラペラしゃべるバカが情報管理していては、誰も有用な情報を持ってこなくなる。

 で、当然ながら韓国はこういう反応。

金元工作員の観光、韓国側「要請していない」(8/3読売)
 【ソウル=前田泰広】韓国の情報機関・国家情報院は3日、大韓航空機爆破事件の実行犯、金賢姫元工作員が7月に来日した際、ヘリで遊覧するなどしたことについて、「韓国政府が要請した事実はない」と本紙に明らかにした。
 中井国家公安委員長が3日の衆院予算委員会で、金元工作員や韓国側から観光旅行を要請されたと答弁したのに反論したものだ。国家情報院は、金元工作員の来日で日本政府との交渉窓口になっていたとされる。


 さて、中井は、余計なことを喋っただけなのか、国会で嘘をついたのか。


品性も責任感も無い男 (2010 8/5 0:00)

ぶち切れた官房長官 ごまかしも 日韓基本条約の認識で(8/4産経)
 耳をかっぽじって…。仙谷由人官房長官は4日の参院予算委員会で、自民党の西田昌司氏に1965(昭和40)年の日韓基本条約に対する認識を問われると逆ギレし、国会での政府答弁としては異例の俗語を使って反論した。事実と異なる強弁で過去の発言をごまかすこともした。
 予算委で西田氏は、仙谷氏が7月7日の記者会見で「法律的に正当性があると言って、それだけで物事は済むのか。当時の韓国は軍政下だった」と述べた問題を取り上げ、「基本条約が有効ではないかのような発言だ」と指摘。仙谷氏は激高し、「耳をかっぽじって刮(かつ)目(もく)してお聞きいただきたい。有効でないような発言はいつしたんですか」とまくし立てた。
 また、仙谷氏が6月16日、西田氏を念頭に「罵(ば)詈(り)雑言を投げつける質問をした参院の人がいた。国会でなければ名誉棄損の告訴状が3本も4本も出ざるを得ない」と述べたことを問われると、「私の記者会見などの正式な発言ではなく、そういう非公式な雑談が書かれたとすれば、西田さんに迷惑をかけた」と報道側の問題にすり替えた。
 西田氏はほこを収めたが、発言は正式な記者会見でのものだった。意図してかどうかはともかく、仙谷氏は国会答弁をうそで乗り切った形だ。


 下品だというのもあるんだが、「刮目して聞く」という表現が何ともアレ。

 ウソ答弁?責任転嫁?仙谷も民主党の議員だった、ということだね。あまり大した感慨も湧かぬ。



それほど変わらんだろ (2010 8/4 0:00)

名ばかり高齢者続出…日本の平均寿命、実はインチキ!?(8/3産経)
 都内最高齢とされている113歳の女性まで所在不明ということが分かり、「名ばかり高齢者」がその辺にゴロゴロいることが露呈しつつある。日本は長寿国として知られ、特に女性は世界一だが、ちょっと待ってほしい。“架空”のお年寄りを除いて計算し直したら、正確な平均寿命はもっと低かったりして!?(夕刊フジ)

 タイミングよく(?)先月下旬、厚生労働省は2009年の日本人の平均寿命を発表した。男性79・59歳、女性86・44歳と、ともに4年連続で過去最高を更新。女性は25年連続の世界一で、男性も5位と上位をキープしている。
 女性は2位が香港(86・1歳)、3位はフランス(84・5歳)。男性の1位はカタール(81歳)、2位香港(79・8歳)、3位はアイスランドとスイスが79・7歳で並んだ。
 ただ日本の場合、100歳以上の超高齢者が相次いで「名ばかり高齢者」だったことが発覚しただけに、今回の数字は素直に受け入れられない。今回の一件を受けて各自治体が調査を進めれば、平均寿命が下がる可能性もある。実際、「100歳以上のお年寄りを写真撮影する企画で各戸を回ったが、親族に断られたり本人が住んでいない事例が非常に多かった」(フリーライター)との証言もある。
(一部引用)

 拙者は平均余命の計算の仕方を詳しく知らないのだが、100歳以上人口が4万人でそのすべてが仮に0歳で死んでいたとしても、「4万人/1億人(日本の人口)×100年」と計算して0.04年にしかならない。計算方法は実際の物とは違うだろうが、「非実在高齢者が平均寿命を押し下げる」という考え方がバカバカしいことの証拠にはなるだろう。

 しかし、国勢調査をおこない、戸籍を持っている日本でさえこの体たらく。他国の統計こそ、同様以上に怪しいと見るべきではなかろうか。中国の人口なんて、1億レベルの誤差がありそうだし。



適当 (2010 8/3 0:00)

茨城−上海4000円いきなり“撤回” 中国格安航空会社(7/29産経)
 就航便が少なく存在意義が問われている茨城空港に28日、中国・上海の格安航空会社「春秋航空」が就航した。茨城−上海間の運賃4000円をブチ上げたものの、来日した社長はいきなり「実現できない」と断言。数時間単位の遅延は当たり前、キャビンアテンダント(CA)は離着陸時以外は売り子に変身、機内食や飲み物は市価の2倍で販売−など、常識を覆すエアラインが上陸した。(夕刊フジ)
 2005年に創設された春秋航空は、上海をベースに中国50都市へ就航。座席数限定で99元(約1280円)の激安運賃を前面に出して客を集め、5年で爆発的な成長を遂げた。保有機はエアバスA320(180席)が20機。国際線の就航は茨城が初めてだ。9月末までチャーター便で週3日、茨城空港と上海浦東国際空港間を結ぶが、認可の都合上、成田発着の日もあるという。
 同社は当初、茨城便を「4000円で売り出す」としていたが、28日午後に茨城空港で記者会見した王正華社長は「4000円は実現できない。定期便が認可されれば座席の10%を片道4000円で売り出すことになる」とあっさり前言撤回。8000円、1万6000円、2万円など段階的に運賃を設定し、需要と時期によって変動させる予定だ。
 王社長は「7割がパスポートを持っていないという茨城人民に、上海へ来てもらう。日本航空のパイロットやCAを雇用し、将来は日本で50%のシェアを確保したい」と大風呂敷を広げてみせた。茨城空港へは東京からバスや車で2時間もかかるが、王社長は「成田空港から20キロしか離れていないので、中国では『東京北空港』としてPRする」と鷹揚な解釈も披露した。
 その春秋航空について日本人駐在員の男性は「数時間の遅れは当たり前。就航便が多いわりに航空機が少ないのが原因。機内は清潔だが、改造して座席を増やした分、シートの間隔も狭い」と不満を漏らす。

 「それ以上に問題は、シートベルトのサインが消えるや、CAがハンドマイク片手にセールスを始めること。食べ物や菓子を市価の2倍で販売し、それが終わると航空機の模型や上海万博のチョコ、電化製品の販売をデカい声で延々と続ける。ようやく静かになったかと思うと到着です。機内は常にうるさく、まず寝られない」
 安い運賃は物販の売り上げでカバーされているというわけだ。
 茨城空港は、鉄道駅への連絡バスの最終が午後3時半すぎと極端に早い。これを逃すとタクシーだが、最寄りのJR常磐線石岡駅までは約5500円もかかる。遅延は乗客にとって“命取り”だが、王社長は「(同社の)遅延は中国では平均的なレベル。遅れても(交通費の)賠償はしない」と開き直っていた。


 このいい加減さは愉快。これだけ剛気だと、あまり不快な気分にはならない。
 ただ、この飛行機に乗るかと言われれば、たぶん乗らない。格安と通常、高級の棲み分けができればいいとは思うが、点検の法も「コストカット」してないだろうかと、そこは非常に心配だ。

 テレビで、「立ち乗り飛行機」の案も披露されていた。座席間が50cmほどで、椅子は垂直(もはや座席じゃない)。ただ、当局の許可がまだ出ていないらしい。「誰もが考えはするが、実行には移さないこと」の典型。それを実行に移してしまう辺り、中国人のバイタリティを感じて、ちょいと楽しい気分になった。でも、私は乗らない。



どうにかならなかったのか (2010 8/2 0:00)

「泣き声」通報3回、相談所訪問でも救えず 2児変死(7/30朝日)
 大阪市西区のマンションで、幼い男の子と女の子の遺体が見つかった。近隣住人は以前から、子どもの泣き声などの異変に気付いていた。通報を受けた児童相談所の大阪市こども相談センターは部屋を訪れたが、状況を把握できないままだった。
 センターへの1回目の通報は3月30日朝9時ごろ、近隣住民を名乗る匿名の女性からの「3階の一室から夜中によく泣き声が聞こえる」という内容。翌日午後3時ごろ、センターと西区の職員2人が現場の部屋を訪問したが、応答はなく、部屋に人がいる気配は感じられなかったため、引き揚げた。センターは翌4月1日午前10時ごろと同2日午後6時ごろにも訪問したが、状況は変わらなかった。
 2回目の通報は4月8日午後7時ごろ。同じ匿名女性から「泣き声が夜中に聞こえるんです」。センター職員が訪問したのは翌9日午後2時ごろで、やはり人の気配がなく、引き揚げた。
 3回目は5月18日午前5時半ごろ。同じ女性から「今、泣き声がしている」と連絡があったが、センター職員が訪問した午後3時ごろには、物音は聞こえず、人が住んでいるのかどうかすら確認できずじまいだった。通報は3回とも、2009年9月に開設された24時間対応の「児童虐待ホットライン」に入った。
 センターの担当者は「家庭訪問は夜中に行く場合もあるが、こちらとしては通報を受けてから48時間以内に確認をする、という決まりになっている。3回目の『今泣いている』という通報の時には本当にすぐ行けなかった状況だったのか検討しなければいけない。私たちもものすごくつらい思いでいる」と話した。
 センターは警察に連絡していなかったが、「『助けて』『虐待が行われている』などという緊迫した情報がなく、通報するほどの緊急性があるという認識がなかったため」と説明している。


「ママー」インターホンから叫び声…2児死亡(7/31読売)
 市によると、寄せられた3回の通報のうち、3月30日の最初の通報は「夜中にインターホンを使って『ママー、ママー』と長時間叫んでいる」というものだった。下村容疑者に置き去りにされた長女・桜子ちゃん(3)と長男・楓ちゃん(1)がインターホンを通じて室外に助けを求めていたとみられ、通報内容は明らかに「夜泣き」とは違っていた。
 最後の通報は5月18日午前5時半。「30分前から泣き声がしている」。この日まで4度にわたり、部屋を訪ねながら居住者と接触できないままだった児相にとって、すぐ駆けつければ居住者との接触や子供の安否確認ができる貴重な機会だった。しかし、職員が訪ねたのは10時間以上が経過した午後3時50分頃。すでに泣き声や物音はせず、接触はかなわなかった。
 直後に訪問しなかった理由を、市側は会見で「泣き声だけでは、緊急性が高いという判断にならなかった」と釈明した。通報も途絶えた5月中旬以降は、安否確認は事実上、放置された。
 住民登録がなく、特定できなかった居住者の調査も尽くされていなかった。
 児相がマンション管理会社に問い合わせたのは、4月5日の電話での一度きり。同社に「また貸しで、誰が住んでいるかわからない」と言われ調査を断念していた。「所有者をたずねなかったのか」との会見での質問に、市側は「こちらは情報提供をお願いする立場。所有者の情報まではプライバシーの問題もあり、強く言えない」と“限界”を強調。森局長は「今までのやり方を踏襲していてはいけない、という思いを新たにした」と苦悩をにじませた。
 警察にも通報はあった。5月18日早朝、「激しく泣き叫ぶ子どもの声が聞こえる」と110番があり、西署員が同日、2度にわたって聞き込みをしたという。
 しかし、通報者は泣き声が聞こえる場所を、なぜか下村容疑者の住むマンションではなく「南隣のマンション」と説明。このため対象は別の場所に絞られ、確認できなかったという。
(一部引用)

 子供を死なせた母親がゴミだというのは当然として(育児ノイローゼだったかもしれないという点は考慮すべきだろうが、それなら子供を死なせて構わないというわけでは決してない)、まったく効果的な対応ができなかった児童相談所にも怒りを覚える。「人の気配がないから引き上げた」で済む話ではないだろう。訪問時刻は、全て9時〜5時。なかなか所在確認できないのであれば、夜に訪問するなどの工夫もすべきだったろう。

 ただ……人手不足というのもあるだろうし、もしかしたら、「他の案件」に力を注いでいてこの件に対しては後手に回っていた、という可能性もある。事件になったから問題になったわけで、「件の児童相談所のおかげで事件にならなかった案件」が、実はたくさんあるのかもしれない。

 しかしながら、子供の命が関わっているのだから、常に悪い方向の可能性を最大限考えて対処して欲しい。虐待の疑い有りと通報するのは非常に覚悟のいる行為で、通報という行為に及んだという一点で「ふつうの泣き声とは違う」と判断すべきだ。
 そして、児童相談所がきちんと機能するように、人員に余裕を持たせるような配慮も自治体にはおこなってほしい。自治体だけの努力で無理なら、国の支援も考えねばなるまい。



何もしない民主党政権 (2010 7/31 0:00)

エコカー補助、延長せず(7/30読売)
 直嶋経済産業相は30日の閣議後の記者会見で、一定の燃費基準を満たした新車の購入者に対する「エコカー補助金」制度を、予定通り9月末で打ち切ると正式に表明した。
 直嶋経産相は、「景気対策を含めて異例、臨時の措置として行ってきた」と述べた上で、「自動的に9月末で終了することになる」と明言した。
 閣内から延長を求める声もあるが、直嶋経産相は「経済情勢が、引き続いて何らかの対策が必要な状況ではない」と判断した。来年度予算で同様の制度を行うことについても「9月に打ち切って来年4月に同じことをやると、混乱を生じる可能性がある。同じようなことはできない」と強調した。
 エコカー補助金制度は景気対策と環境対応車の普及促進のため、2009年度補正予算で政府が導入した。燃費基準を満たした新車に対し政府が5万〜25万円を補助する制度で、09年4月以降に登録された新車が対象だ。今年3月までの予定だったが、9月末までに半年間延長されていた。
 今後、駆け込みの申請が相次ぐ可能性もあるが、補助金の予算枠約5800億円のうち、28日までに約4700億円分が申請されている。経産省は、予算枠に達した時点で、受け付けを終える方針だ。


 特別措置をいつまでも続けるわけにはいかないから、エコカー補助を打ち切ること自体には反対はしない。しかし、景気回復は順調とは言えず、さらなる景気対策が必要。エコカー補助を打ち切るのであれば、それに代わる何らかの景気浮揚策を講じねばならない。
 だいたい民主党は、政権をとってから何もしていない。景気回復に寄与する行動は、何一つおこなっていない。何もしていないのに、自民党政権からの景気対策まで打ち切ってしまえば、日本経済の失速は必至。にもかかわらず、政権から「早急に対応せねば」という緊張感は全く感じられない。

 民主党は、政権をとってから、今まで全く「政治」をおこなっていない。責任転嫁とパフォーマンス以外に、何も残してはいない。



リッチー若いな (2010 7/30 0:00)

BLACKMORE'S NIGHT、第1子にインスパイアされた新作を発表
 ディープ・パープルやレインボウなど、伝説的バンドで活躍してきたギタリストのリッチー・ブラックモアと、彼の妻であるキャンディス・ナイトを中心とするグループ=ブラックモアズ・ナイト。彼らがニュー・アルバム『Autumn Sky』を海外で9月3日にリリースする。
 2008年に発表された『Secret Voyage』に続く、通算8枚目のオリジナル・アルバムとなる本作。オフィシャルサイトの発表によると、本作はリッチーとキャンディスのあいだに今年5月に誕生した女の子、オータム・エスメラルダにインスパイアされているとのこと。“All The Fun Of The Faire”“Journeyman”“Strawberry Girl”といったタイトルの楽曲を含む全15曲を収録の予定しており、リッチーがエレクトリック・ギターを披露するボーナス・トラックも追加される模様だ。
 2人にとって初めての子どもであるオータムのために作られたという同アルバムは、どのような仕上がりとなっているのか? ファンは到着を楽しみに待とう。


 リッチーに子供ができたなんて知らなかった……リッチーは1945年生まれだから、65歳でパパか(ユルゲンがいるから、初めての子ではないけど)。まぁ毛利元就は72歳(だったっけ?)で子供作ってるから、それに比べりゃまだまだだけど、子供が二十歳の時に親父が85ってのはどうよ、と。

 ハードロックに戻ってきて欲しいなぁ、とあまり期待せずに思っていたが、ロニーも死んでしまったし、好きなことをやってくれよと今は思う。


ネキリムシ (2010 7/30 0:00)

 今年もネキリムシの季節到来。1匹駆除。
 茎の根元だけを食い、葉の部分は全く食わずに放置するから(木こりが木を切ったようになるわけさ)、他の食害する虫に比べても憎さ65536倍。ハエですら殺さずに窓から逃がす拙者でも、ネキリムシに対しては容赦せぬ。



どいつもこいつも (2010 7/29 0:00)

死刑慎重派の法相、突然の執行 廃止団体「信念曲げた」(7/28朝日)
 前回の執行からちょうど1年。死刑廃止派とみられてきた千葉景子法相が突然、死刑執行に踏み切った。「自らの命令」と明言し、現職法相として初めて執行に立ち会ったことも公表した。就任以来、執行命令書にサインするかは明言を避け、「国民的議論を踏まえて、道を見いだしたい」と話していた。突然の「変節」に、死刑の容認派、廃止派に波紋が広がった。
 昨年の政権交代で千葉法相が就任し、死刑廃止団体の中には「執行は遠のいた」と楽観する声もあっただけに落胆は大きい。死刑廃止議連の事務局長を務める村越祐民・民主党衆院議員は「どういう変節をしたのか。落選して破れかぶれになったのか。政治家がそう簡単に信念を曲げていいのか」と批判した。
 死刑廃止団体「アムネスティ日本」は前回の執行から1年経過したこの日、国民的議論を求める声明を出す準備をしていた。寺中誠事務局長は「執行しておいて、存廃を検討する勉強会を立ち上げるなんて、まやかし以外の何ものでもない」と憤った。
 千葉法相が期待を持たせた面もある。昨年12月に面会した日本弁護士連合会から「執行停止の要請で大臣が会ってくれたのは初めて」と驚きの声さえ上がっていた。
 だが、大臣の選択肢は少しずつ狭められていったようだ。地下鉄サリン事件にかかわったオウム真理教の井上嘉浩元幹部の上告が最高裁で棄却され、今年1月に死刑が確定するなど千葉法相の就任後も死刑確定囚は増え続けた。2月に内閣府が公表した死刑制度に対する世論調査では、死刑容認派が85%を超えた。
 法務省内には、昨年始まった裁判員制度への影響を心配する声もあった。市民が苦悩の末に決めた死刑が、法相の判断で滞っては、裁判員からの批判が噴出し、制度を根本から揺るがしかねない――。法務省はそんな危機感を強め、幹部が千葉法相への説得を重ねていた。ある幹部は最近、こう語っていた。
 「当初はかたくなだったが、最近は少し考える様子が出てきた」


 9月まで死刑を執行せずに居座り続けると思っていたので、執行は意外だった。

 法務大臣が死刑を執行させるのは仕事であるし、私は死刑容認派なので、今回の死刑執行自体を批判する気はない。しかし、「死刑執行に反対」と言ってきた人間が、参院選に落ちて議員でなくなった直後に死刑執行するというのには、やはり違和感を覚えずにはいられない。
 「落選し、しかも死刑執行という任務も果たさない者が法相に居座り続けるべきでない」と国会で批判されるのを避けるために、慌てて死刑執行したようにしか思えない(与野党「死刑、法相としての判断だろう」(7/27読売)に「法相の職責を果たしていないと批判される材料が減った」という民主党中堅の声が載っている)。人命を尊重するがゆえの死刑廃止論であるはずなのに、保身のために死刑執行したとなれば、この上ない人命の軽視であり、その姿勢はこれまでの言動と大きく乖離する。信念を貫いて死刑を執行させないままの方が、まだ人として真っ当な態度だったのではないか。

 ま、現トップも前トップもクズの民主党ゆえ、倫理だとか道徳を求めるのは間違いではある。我が国の総理は、国家主権にはまったく感心が無いらしいし。

菅首相、北方領土元島民の孫らに会わず(7/27読売)
 北方領土の元島民の孫ら中学生7人が27日、領土問題の早期解決を訴えるため、首相官邸を訪れた。
 例年は首相が面会するが、今年は菅首相ではなく、仙谷官房長官が応対した。中学生からは「2秒でもいいから首相に会いたかった」「首相に思いを伝えたかった」という声が出た。
 北方領土に関する中学生の表敬訪問は1971年から、93年を除いて毎年行われている。首相の代わりに官房長官らが対応したのは、海部内閣の組閣当日に重なった89年、イラクのクウェート侵攻直後だった90年、安倍首相(当時)が参院選で全国遊説に出ていた2007年の3回だけだ。
 内閣府によると、菅首相は「日程上困難だ」として対応しなかった。しかし、中学生の訪問時には執務室にいて、来客はなかった。


 用事があって会えないならまだしも、執務室に引きこもって面会拒否ってのは最低の行動を採ったもんだ。菅の「主権への鈍感ぶり」は、北方領土に限った話ではない。

防衛白書の閣議報告先送り=「竹島」で韓国に配慮(7/28時事)
 政府が、30日の閣議で予定していた2010年版防衛白書の報告を先送りすることが分かった。複数の政府・与党関係者が27日、明らかにした。報告は8月下旬以降にずれ込むとの見方が出ている。
 防衛白書ではこれまで、日韓両国が領有権を主張する竹島(韓国名・独島)について「わが国固有の領土」と明記してきた。関係者によると、防衛省側は10年版にも同様の記述を盛り込もうとしたが、仙谷由人官房長官が「韓国側への配慮」を理由に見直しを求めたという。
 韓国政府は例年、この記述について、在韓日本大使館に抗議している。特に8月に日韓併合から100年を迎えるため、韓国内ではナショナリズムが高まっており、対北朝鮮政策で連携を強める中、日本政府としては竹島問題で韓国側を刺激するのは避けるべきだと判断したとみられる。 
 防衛白書は毎年、防衛相が閣議で報告し、了承されているが、その日程が先送りされるのは極めて異例。他国への配慮が理由となれば、菅政権の外交姿勢に対し、野党などから批判が出ることも予想される。


 たしかに韓国世論に火がついたら鬱陶しいのは分かるが、「相手国に配慮して主権の主張を緩めます」という姿勢は、韓国だけではなく、全世界へのメッセージとして伝わってしまう。「日本は、ゴネれば主張を引っ込める国」と、世界中に喧伝したようなもの。
 これでさらに、日韓併合100年を機に、「日本は韓国に悪逆の限りを尽くしました、すいません、賠償します」とかいう「菅談話」を発表したら、目も当てられぬ。「譲るのはここまで、ここで賠償してきちんとケリを付ける」という態度は、韓国や中国には通用しない。実際、日韓条約で戦時賠償の話にはケリが付いているはずなのに、韓国はそれを無視して不合理な要求を繰り返しているではないか。


 ついでに、別の大臣の話。

金元工作員来日は「120点」?!中井拉致担当相が自画自賛(7/27産経)
 中井洽拉致問題担当相は27日、自身が主導した金賢姫元北朝鮮工作員の来日の評価は「(百点満点で)120点くらい」と述べた。閣議後会見で述べた。
 中井担当相は理由として「想像以上の成果が挙げられる可能性がいくつも出ている」「大きな反応が国民に広がり、世界にも伝わった」などと述べた。
 また、韓国と金元工作員が安全面を理由に報道各社の取材は「絶対に受けられない」と突っぱねたため記者会見が実現しなかったとしながら、テレビ2社のインタビューに応じたことも「韓国側と金賢姫さんの強いご希望だった」と説明した。


 「120点」なんて、本気で言ってるなら救いようが無いし、ただの強弁としても中身が空っぽすぎて、やっぱりバカバカしい。



辻元の離党 (2010 7/28 0:00)

 辻元が社民党を離党、果てしなくどうでもいい話だ。
 辻元が民主に行こうが(そのうちそうなるんだろ?権力側に立った感慨は忘れられないもんな)ゴミがゴミ政党にはいるだけのこと。社民党が勢力を縮めようが消滅しようが、本体は民主党内の横路グループの方と思えば、大勢に影響なし。

 「権力の側にいなければ、やりたいことは実行できない」というのも確かだから、辻元の行動は間違いというわけではない。ただ、社民党を支持している層からすれば、辻元の動きは裏切り。社民を支持するような人たちは、「現実よりも理想」と考えるような類だろうから、辻元への評価はかなり下がったんではないか。民主の支持組織から強力な応援をしてもらわないと、次の選挙は危ないのではないか。

 この動きの背後には、やっぱりあの闇将軍が絡んでるの?



蛤の開き直り (2010 7/27 0:00)

 この人は「ゴミムシの典型的行動」をわざわざ選んで実践しているようにしか見えないね。

金元工作員招請で中井氏「何の成果もなかった」(7/26産経)
 中井洽(ひろし)拉致問題担当相は26日午後、首相官邸を訪れ、大韓航空機爆破事件の実行犯、金賢姫(キム・ヒョンヒ)元北朝鮮工作員の日本招請について菅直人首相に報告を行った。
 中井氏は官邸に入ると、金元工作員が長野県軽井沢町から東京都内へ向かう途中にヘリコプターで遊覧飛行をしたと批判されているせいか、「何ら成果のなかったことの報告に来た」と記者団に発言。首相への報告後には「どこが国賓級でございましたか」などとすごんだ。
 首相は中井氏に「大変、有意義な会談だと聞いている。国民もそう感じている」と述べたという。


 逆ギレに開き直り。こんなのが拉致問題担当大臣、国家公安委員長。批判するのも虚しくなってくる。政府内、党内から批判の声は上がらないのか……って上がるわけないか。党の人間、みんなこの類だからな。
 自民党政権の時代だったら、罷免・更迭されるような輩。というか、その罷免・更迭レベルの大臣が一人や二人じゃないってのが、現政権、前政権の凄いところ。コントだったら最高なんだが、あいにく我が国の現実ってのが何ともはや。

 ついでに、菅の言っている「国民」ってのは、どこの国の国民だ?



猛暑の町 (2010 7/26 0:00)

 多治見近辺に住んでいると、「今日は38.1度か、大したことないな」と思うような間違った思考回路ができあがる。最近、毎日「日本一の暑さ」を記録しているようで、多治見の知名度が上がっているならば嬉しいことである。ついでに、多治見のマスコット、うながっぱ君の知名度も上がればなお嬉し。「日本一暑い町」のマスコットゆえ、猛暑の時ほどたくさん登場する。当然、中の人は熱中症の危険と隣り合わせである。がんばれ、うながっぱの中の人。

 全国2位でも、暑いものは暑いんだから、それなら全国1位とったほうが気分がいいやね。今年こそ、熊谷市を突き放して、単独1位を目指しましょうぞ。市民全員で、焚き火するとか。



逆ギレ (2010 7/24 0:00)

金元工作員の上空“遊覧”認める 中井氏、ヘリ移動めぐり(7/23共同)
 中井洽拉致問題担当相は23日、金賢姫元北朝鮮工作員(48)が22日に、長野県軽井沢町から東京都内へ向かう途中にヘリコプターで遊覧飛行をしたと批判されていることに関し「ちょっと上空を飛ぶ(ことが)、非難されるとは思わない」と述べ、移動だけでなく遊覧の要素があったことを認めた。
 中井氏は、ヘリ使用の第一の理由は渋滞回避のためだと強調。批判に「こんなことが非難されるなら、世界中だれも情報持った人は日本に来てくれない」と述べた。
 元工作員は東京都調布市の調布飛行場から直線距離で30キロ離れた江東区の東京ヘリポートにヘリで移動した際、約40分をかけ神奈川県藤沢市の江の島上空などを大回りした。


 「こんなことが非難されるなら、世界中だれも情報持った人は日本に来てくれない」だと。底抜けのバカ。

 使った税金に見合うだけの情報が得られたのか、テロリストを前首相の別荘に招くという恥ずべき行動に見合った成果があったのか、いや成果があったかどうか以前に、まともな成果があると本当に予測していたのか、問われているのはそこだ。こういう馬鹿な発言をする人間が情報を扱うという限り、「偽情報や適当な情報を盾に金儲けしよう、工作活動をしよう」と考えている輩以外に、そのバカに付き合うためにわざわざ日本に来ようとは思わないだろう。
 というか、日本に来てもらわずとも、こちらから出向けば済む話だわな。

 今回、特定失踪者は完全に無視された(参照:「のんびり食事に憤り」 特定失踪者の調査団体代表(7/23共同))。自民党政権が拉致に本気で取り組んでいたと言うつもりはないが、ここまで成果ゼロの、拉致被害者家族を利用してまでパフォーマンスに走るような党ではなかった。



 (2010 7/23 0:00)

 我が家の犬が死んだ。暑さのせいもあるだろうし、首にできていた腫瘍も体力を奪っていたかもしれない。いや、そもそも16年も生きてきたのだから、そろそろ潮時だったのかもしれない。16年前、私が通学途中に拾った、まだ目も見えていない子犬。それから考えれば、よく長生きしたものだ。

 失った悲しみよりも、この暑さの中苦しそうにしている様子が気の毒だったため、ようやく楽になった、よかったねという気持ちの方が強い。 
 今日の10時頃には足腰が立たなくなり、水を飲むこともできず、1時過ぎに死んだ。
 どんな理由か分からないが、体を引きずって車庫のコンクリートの方へ出てきていた。母と嫁がその様子に気付き、呼ばれた私は、太陽に熱せられて暑いコンクリではかわいそうだと、日陰へ体を持っていって、水を何とか口に含ませてやろうとしたとき、少しだけ体をけいれんさせ、大きく息を付き、息絶えた。家の者を呼ぶためにわざわざ日向に這っていった……というのは飼い主の贔屓目か。いやいや、16年も生きると、犬もかなり賢くなるもので。

 昨日までエサを食べていた。先週まで、散歩に出かけていた。先月まで、父が帰ってくると吠えて出迎えていた。命は、呆気ないものだ。



まずは赤松だろ (2010 7/22 0:00)

責任究明へ第三者委設置 山田農相が意向(7/20宮崎日日新聞)
 本県の口蹄疫問題に関し山田正彦農相は20日の会見で、感染拡大に至るまでの自治体の責任などを究明する第三者委員会を近く設置することを明らかにした。
 感染ルートを解明する疫学調査チームとは別に、拡大の経緯を検証する考え。
 山田農相は、川南町の大規模農場が4月20日の1例目発表前に口蹄疫の症状を見過ごしたとされる問題に「現地の獣医を含めた疫学調査チームの報告によると、国への報告以前から発症があった、あるいは判断が遅れたという点は免れないのではないか」と言及。その上で「疫学調査チーム、第三者委員会で国、県などの責任を含めて検証しなければならず、作業に取りかかった」と述べ、第三者委員会の人選に入ったことを報告した。


 責任転嫁する前に、自分たちの責任、とりわけ赤松の責任をきっちり追及しろ。話はそれからだ。


理解できない (2010 7/22 0:00)

 金賢姫、明日、富士山を見るためにヘリで遊覧飛行だとか。鳩の別荘にご招待と言うだけでも恥ずべき行動だというのに、いったい政府は何を考えているんだか。

 政府の意図が全く分からない。テロリストを国賓扱いするなど、パフォーマンスとしても逆効果だろうに。「○○さんを見ました」という過去の情報も重要だろうが(ただし金賢姫の証言の信憑性については慎重でなければなるまい)、いま必要なのは、その先、拉致事件を解決するためにどう行動するかであるのだが。
 危惧するのは、金賢姫への特別扱いに対して今以上に批判が高まったときに、民主党のクズどもが「拉致被害者のご家族の方々の要請に応じて金賢姫を来日させただけです」と責任転嫁するんじゃないか、ということ。10ヶ月にわたる民主のクズっぷりを思うと、可能性大で恐ろしい。


メモ (2010 7/22 0:00)

 ちょいとメモ。

出向拒否の官僚に「省内に残せない」 経産省人事に波紋(7/20朝日)
 経済産業省のキャリア官僚の処遇が波紋を広げている。50代官僚が今月、同省からの民間企業への出向打診を断った際、拒否しても省内に残せないと告げられたことが判明した。改革派とされるこの官僚の追い出しを図ったのではないかとの観測が省内で出ている。一方、50代官僚への出向打診は、菅内閣の方針による出向枠拡大を受けたもので、枠拡大に反対するみんなの党側がこの人事を知り、「役所に戻れないなら出向にならない。新たな天下りポストにすぎない」と批判。国会の新たな火種になる可能性がある。
 この官僚は、同省大臣官房付の古賀茂明氏(54)。同省や企業の関係者らによると、望月晴文・経済産業事務次官が今月5日ごろ、古賀氏に大手企業に出向するよう打診。出向後も給与水準が下がらないなどの条件を示したという。古賀氏がこの打診を断ったところ、望月次官は、近く予定されている同省の人事異動で、古賀氏には新たなポストが用意されていないと説明したとされる。古賀氏は現在、独自に再就職活動をしているという。
 古賀氏が「改革派官僚」として著名であるため、同省関係者によると、今回の出向打診は、うるさ型の改革派官僚を追い出すことが目的ではないかとみられているという。
 国家公務員制度改革推進本部事務局審議官などを歴任した古賀氏は先月、経済誌に掲載された実名の論文で、民主党政権下の公務員改革が不十分であると訴えた。現役官僚が実名で政府批判をすることは極めて異例だ。同省関係者は「古賀氏を遠ざけようとする政府の意向が影響しているのではないか」。
 古賀氏は朝日新聞の取材に対し、再就職活動をしていることを認めた。望月次官は「人事については話せない」。経産省秘書課は「個々の人事にはお答えできない」としている。
 一方、この事情とは違い、天下り問題として重視する意見も出ている。この出向打診は、菅内閣が6月に閣議決定した国家公務員の「退職管理基本方針」を受けたもの。方針では、定年まで働ける環境整備のため、民間企業への出向対象が30〜40代だけでなく、50代の局長、部長級職員にまで拡大された。出向期間は最大3年間だが、天下りできないベテラン官僚が滞留するのを避ける狙いだ。
 この基本方針について、「形を変えた天下り」と批判しているのが野党側。特に、出向枠拡大に対し、渡辺喜美代表が「自民党時代よりパワーアップした天下りシステム」と批判するみんなの党では、公務員制度の抜本的改革を政府に求めるうえで、古賀氏の出向打診の例を含む枠拡大の問題性を、国会で論議の対象にする意向だという。
 これに対し、民主党側は、出向枠拡大について、出向時には退職金を支払わないことなどを理由にあげ、従来の天下りとは一線を画すとして基本方針を堅持するとみられる。(野口陽)




お金の使いどころ (2010 7/21 0:00)

岡田外相、数百億円規模アフガン支援表明へ(7/19産経)
 岡田克也外相は20日のアフガニスタン復興国際会議に出席し、同国の治安向上やイスラム原理主義勢力、タリバン元兵士の社会復帰策を柱とした、数百億円規模の新たなアフガン支援プログラムを表明する。
 日本は米国に次ぐ第2のアフガン支援国で、すでに約24億ドル(約2088億円)を国際機関や非政府組織(NGO)などに拠出。英国とともに「平和と再統合プログラム基金」設立を提唱した。すでに、5年間で最大約50億ドル(約4350億円)規模の支援を閣議決定しており、新たな支援プログラムもこの一環だ。
 岡田外相は「国際社会がしっかりとアフガンを支えることを明らかにする会議だ」として、タリバン元兵士の社会復帰などについて、日本政府として積極的な財政支援を表明する。
 岡田外相は19日、カブールに向け出発。20日の国際会議終了後、東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)閣僚会議に出席するためハノイ入りし、26日に帰国する。


 6年間で200億円程度だったインド洋での給油をやめて、新たにおこなうアフガン支援策。4000億円以上の支出が決まっているうえに、さらに支援を積み増す模様。
 いや、それもきちんとアフガン復興に役立てば良いんだが、金だけ吸い取られて全くアフガンの利益には繋がらない、なんてことにならないという保証はあるのだろうか。「タリバン兵の社会復帰支援」というのがどういう内容なのかよく分からないため、評価のしようがない。「タリバン兵に職業訓練をおこなう」という以上に、どこか具体的な復帰支援の内容が説明されている所ってありますかね……。

 しかし、民主党政権は、鳩山イニシアチブといい、このアフガン支援といい、国内は仕分けだ何だと枝葉の切り詰めをおこなうくせに、海外にはジャンジャンお金を流すね。
 アフガンに何千億もかける一方で、こんな話を聞くと、民主のバランス感覚はどうなっているのかと言いたくなる。

米軍訓練 徳之島移転断念、整備費確保できず(7/20読売)
 米軍普天間飛行場移設問題で、沖縄の負担軽減策として日本政府が検討してきた鹿児島県・徳之島への訓練移転案について、政府は事実上断念する方針を固めた。複数の政府筋が19日、明らかにした。
 移転に対する地元の反対が強いことに加え、使用される徳之島空港の滑走路整備費などが総額約1000億円に達する見込みとなったためだ。訓練移転が実現しなければ、政府に対する沖縄の不信感が一段と深まるのは必至で、政府は普天間移設推進に向け、新たな難題に直面することになった。
(以下略)

 徳之島への訓練移転に私は反対ではあるが、アフガンに4000億以上注ぎ込む一方で、沖縄の負担軽減のための1000億は渋るというのは、左巻きはもっと批判すべきではないのか。


金賢姫 (2010 7/21 0:00)

 金賢姫が日本に来ている。
 まったく無駄である、とは言わない。彼女から拉致被害者のご家族の方々が話を聞きたがっているのはたしかだろうし、今回の入国で拉致事件がメディアに取り上げられるというメリットは、無いわけではない。
 しかし、新情報が出てくる可能性がきわめて低いと言われているのに、「115人の命を奪った人間を前首相の別荘に招待する」という行動に値するだけの「得る物」があるかと言われると、とても肯くことはできない。まぁ民主党からすれば、「拉致問題にちゃんと取り組んでますよ」とアピールできれば「安いコスト」と思っているのかもしれないが。
 ただのパフォーマンスに過ぎないって分かってるから、ほとんど何の期待もしていない。そもそも、口蹄疫や景気対策、水害でまともに対応せず責任転嫁ばかり繰り返す輩が、日本人のために働いてくれるとは思えない。とりわけ拉致担当の中井は、口先ばかりで目立った行動が大好き、地味な活動には全く関心を示さない人間。


水陸両用 (2010 7/21 0:00)

横須賀で、黒船上陸を記念した「ペリー祭」−日米親善ペリーパレードも(7/17横須賀経済新聞)
 横須賀東海岸の久里浜で7月17日、幕末の黒船上陸を記念した「久里浜ペリー祭」が開催され、黒船のベリー提督らに扮した時代衣装隊などが参加する「日米親善ペリーパレード」も行われた。(以下略)

 黒船が「上陸」?黒船ってホバークラフトだったか?



ニンジンの生命力 (2010 7/20 0:00)

 ニンジン、スゲェよ。
 茎が折れた物は、新しい芽を出してそちらで生き延びようと頑張っている。被害がない物以上に新芽の出る数が多いので、成長のためというよりはおそらく被害のリカバーのためではなかろうか。「もうダメかな」と少しでも思った私がバカだった、と反省したくなるくらい、ニンジンの生命力は素晴らしい。完全に死んでしまったのは、1割にも満たない。みんな、必死で頑張ってる。
 ニンジンに苦難に耐えて必死にあがくことを教えられた、夏の朝。



総理を辞めてもゴミはゴミ (2010 7/19 0:00)

鳩山前首相:次期衆院選 不出馬一転、来春に進退判断(7/17毎日)
 鳩山由紀夫前首相(北海道9区)が17日、選挙区の北海道苫小牧市であった後援会の会合で、次期衆院選について「来年の統一地方選のころを目安に結論を見つけたい」と述べ、来春に進退を判断する考えを示した。首相の辞任を表明した際、不出馬の意向を明らかにしていたが、地元後援会の慰留を受けて、態度決定を先送りした。
 鳩山氏はこの日、首相辞任や次期衆院選の不出馬発言の経緯を地元後援会に初めて説明した。後援会メンバーからは「北方領土や沖縄・普天間基地の移設など多くの課題に議員として取り組むべきだ」などの要望が相次ぎ、鳩山氏は「国益に資する身の振り方を考えたい」と語った。【岸川弘明、斎藤誠】


 「国益に資する身の振り方」なんて、ひとつしかあるまい。今すぐ腹を切るべきである。
 「総理経験者は潔く身を退くべきだ」というのは何年も前から鳩が言っていたこと。はっきり言って、総理経験者が議員を続けようが続けまいが、そんなことはどうでもいい話ではあるが、自身の言葉はきっちり守るべきだろう。いったいいつになったら食言癖は治るのか……治るわけ無いか。

 仮に鳩が出馬した場合、その時は選挙区の人々の見識が問われる。仮に鳩が当選でもしたら、投票した者たちを心の底から軽蔑する。


現役の総理もゴミ (2010 7/19 0:00)

激甚災害指定を検討=岐阜の豪雨被災地を視察−菅首相(7/18時事)
 菅直人首相は18日、豪雨による土砂崩れなどで大きな被害が出た岐阜県可児市と八百津町を視察した。この後、首相は記者団に対し、西日本を中心とした今回の豪雨を激甚災害に指定する可能性について「国民の皆さんにしっかりした対応ができたと言われるよう努力したい」と述べ、検討する考えを表明した。
 古田肇同県知事らから被害状況の説明を受けた首相は、河川のはんらんで多数の車が水没し、死者、行方不明者が出た可児市の現場を視察。さらに、民家の裏山が崩れ3人が亡くなった八百津町の現場を訪れた。首相は献花し、黙とうをささげるとともに、警戒に当たる地元消防団を激励。被災した住民に「ここが危険ということは、多少分かっていたのですか」などと尋ねては、発生時の状況などについて耳を傾けていた。

豪雨災害「情報の提供しっかりやりたい」18日の菅首相(7/18朝日)

 「国民の皆さんにしっかりした対応ができたと言われるよう努力したい」「ここが危険ということは、多少分かっていたのですか」……人間としての根本的な何かがかけている。
 国民にどう言われるかは関係なく、やるべきことをきっちりやるのが政治の務めだろう。国民の目線ばかり気にするから、パフォーマンス中心のスッカラカンな行動しかとれんのだ。しかも、国民からどう見られるか気になるんだったら、被災者に責任転嫁しているようにとられる言葉を吐くな、バカが。



憂鬱 (2010 7/17 0:00)

 豪雨によるニンジン被害は甚大だし、株は暴落だし、憂鬱な週末。

 金曜の朝、近所の川に自動車がひっくり返っていた。川幅数メートルの、小川と言っても良い川なのに。この川は可児川と合流する。トラックが何台も流され、3人が行方不明になった原因となった川である。現場は、何度も通ったことがあるだけに、そこで人が行方不明になったということが衝撃だったりする。

 政府はきちんと対応してくれているのだろうか。被災地の視察もまだしていないし、対策本部は立ったのか?責任感の無さは、鳩も菅も変わらんな。



豪雨に翻弄されるニンジン (2010 7/16 0:00)

 多治見では、7/15の19:00までの1時間に80mmの雨を記録。豪雨となると、拙者にとって大問題となるのが、プランターのニンジン君たち。

 仕事を終えて帰ってくると(仕事も、雨だの洪水だの床下浸水だのの影響で生徒が殆ど来ず振替にしたんだが)、案の定、地面に打ちひしがれているニンジンの苗たち。10cmほどまで伸びてきていたので、泥を被った際に茎が折れている物がかなりある。
 とりあえず体を起こしておこうと、暗い中懐中電灯を当てつつ1本1本地面から持ち上げていると、再び雷雨が。すぐに水浸しになるプランター。あぁこうしてニンジン君たちは水にぷかぷか浮かんでいるのか……と感心する暇もなく、雨の当たりにくい場所へプランターを退避。降り始めの時に家のモンがやっていてくれれば被害はないのだが、ヤツら、野菜作りには全く関与しようとしない。

 復旧活動は明日以降になるが、今年のニンジン栽培の終了も覚悟しておかねばなるまい。種をまき直すことも可能な時期ではあるが、気分が萎えるとやる気も起きぬ。



みんなの党 (2010 7/15 0:00)

 訴えている経済政策は私の考えと近いのだが、実現能力があるのかどうか疑問に思える、みんなの党。参院選で躍進はしたけれど、訴える政策の実現性という点ではいまいち信頼しきれない。渡辺と江田の主張は分かるが、他の党員はどうなんだかちょいとはっきりしない点もあるし。

 何より、党名が気にくわないのがいちばんネック。私にとっては、ね。


可児 (2010 7/15 0:00)

 「いじめ」で話題になっちゃってる、可児市。「裸を携帯で動画撮影する」という陰湿な犯罪に続いて、男子生徒による暴行事件も起きた。後者は子供のやんちゃに対する過剰反応の可能性も無いわけではないが、仮にそうだとしても、そうならざるを得ないほどに前者の事件が酷かったし、親が過敏になってしまうほどに当該の中学は荒れている。主犯格のガキは、親が逆ギレして市内の別の中学へ転校したらしいが、その中学としては、えらいとばっちりである。

 事件が事件だから仕方ない面もあるが、まぁ2ちゃんなどでは可児が酷い言われよう。
 たしかに、駅周辺の治安は悪い。女性がどこかへ連れ去られた…なんて話も1度でなく聞いたことがある。ヤクザも居住している模様。ただ、10万の人口があるんで所謂「岐阜のド田舎」のイメージとは違うし、同和問題とは何の関係もないし、輪中根性とかいう指摘は馬鹿すぎて話にならない(輪中は西濃、可児は東濃よりの中濃)。落ち着いた雰囲気の、住みやすい町だと思う。
 「また大阪か」と言われる大阪府民の気持ちが、少し分かった気がする。

 ちなみに、その「いじめ」があった中学の学区に住んでます、拙者。うちの子が中学生になるまでには、校風が落ち着いていればいいなと切に願ってます。



因果応報 (2010 7/14 0:00)

 自身の進退にも累が及ぶ可能性があるから、枝野ら党の執行部を続投させるのは予想通り。しかし、さすがに落選した千葉を続投させるとは思わなかった。「どれだけビビってんだよ」と思うと同時に、民主党政権の無責任体質、党利党略優先の体質を、改めて思い知った。

 菅直人が辞める必要は、無いと私は思う。そりゃ「最短記録でやめて欲しい」とか、「最短じゃなくても日本に害を及ぼすからできるだけ早くやめろ」とか思ってはいるが、筋論としては、解散総選挙で、すなわち衆院選の結果で判断すべきだろう。

 ただ、安倍政権時の前回参院選での自民党敗北を受けて、菅直人本人が「直近の民意を鑑みて安倍総理は辞めるべきだ、解散総選挙をすべきだ」と言っていたわけで、言動の整合性を考えれば、菅は即刻辞任か解散をおこなうべきだ。もちろん、言動が都合よくコロコロ変わるのが民主党議員の属性だということも分かっているので、まったく期待はしていない。

 「ねじれ国会」を利用して、政局本位で施策を妨害したのが民主党。その時は、衆議院で与党が2/3以上の議席を持っていたから何とかなっていたが、今回は与党は2/3を持っておらず、かなり丁寧な国会運営をおこなわねば何もできない。自民党はかつての民主党のようなクズな言動をとることはないと期待したいが、仮にそうしたとしても、民主党には批判する資格がない(国民には批判する資格があるから、自民はねじれを利用するという劇薬に手を染めるべきではない)。民主党お得意のブーメランというよりは、「因果応報」といったほうがしっくりくるような事態だ。

 ただし、罪に報いる前に、菅は消えることになるだろうが。

内閣支持急落38%、不支持52%…読売調査(7/13読売)
 読売新聞社が12〜13日に実施した参院選結果に関する緊急全国世論調査(電話方式)で、菅内閣の支持率は38%となり、前回調査(2〜4日実施)の45%から急落した。
 不支持率は52%(前回39%)に達し、支持率を上回った。支持率は内閣発足直後(6月8〜9日実施の調査)の64%から、1か月余りで26ポイントも低下し、参院選での「民主大敗」を受けた菅首相の政権運営は厳しさを増しそうだ。
 2000年以降の内閣支持率をみると、これまで発足後の調査から約1か月の下落幅が最も大きかったのは森内閣の14ポイントだったが、菅内閣の落差はこれを大きく超えた。発足約1か月で、不支持率が支持率を逆転し、50%を上回ったのも森内閣以来だ。
(以下略)

 下り最速。前回の非自民政権、「細川→羽田」は、「263日→64日」。今回、鳩は細川政権とほぼ同じ266日。菅内閣が羽田内閣とほぼ同じ在位期間とすれば、8月中旬に辞任……か?お遍路なだけに、お盆の辞任は似合うかも。



参院選、結果確定 (2010 7/13 0:00)

asahi.com(朝日新聞社):2010参院選

民主党 54→44議席
自民党 38→51議席
公明党 11→9議席
共産党 4→3議席
社民党 2→2議席
みんなの党 0→10議席
たちあがれ日本 1→1議席
新党改革 5→1議席
国民新党 3→0議席


 「民主大敗」「民主惨敗」という文字が新聞に躍ったが、とても大敗・惨敗とは言えない。

 比例区では、自民は民主に負けている。また、議席でなく得票数で見れば、(レンホーが170万票稼いでいることや同じ選挙区に複数候補者を立てたのが効いているとは言え)選挙区合計でも民主の得票の方が上。
 比例区での民主の勝利は、2人区に2人立てることで比例区の掘り起こしを狙ったのが功を奏したこともあろうし、連合などの組織票がフル稼働した結果ということもあろうが、同時に「民主の暴走にはストップをかけるが、かといって自民が信頼を取り戻したのではないのだ」と有権者が訴えるような、絶妙な結果と言える。自民が勝ったのではなく、民主が負けただけ。民主党の「改革」に期待する有権者は、まだまだ多い。

 なお、「消費税増税」が民主敗北の原因とする向きがあるが、それでは、同じく消費税増税を掲げている自民が勝ったことを説明できない。消費税増税に関する菅や民主党のふらつきが原因、と言うなら分かるが。

 口先ばかりの「立ち上がれ日本」や「新党改革」がズタボロになったのは、国民がそれなりに賢さを示したのかもしれない……レンホーが170万票も取ってることを思うと、そんなに賢くないようにも思えてくるが。

 
 で、千葉法相が落ちたのは非常にめでたい話であったが、それに対する民主の反応は非常にフザけたもの。

落選の千葉法相、民主代表選までは続投(7/12読売)
 仙谷官房長官は12日午前の記者会見で、今回の参院選で落選した千葉法相の処遇について「9月中には(民主党)代表選があり、参議院の執行体制も新しく作られることになる。行政の継続性の観点から続けていただくのが望ましいのではないか」と述べ、7月末に参院議員を失職した後も、代表選までは法相として続投させる考えを表明した。
 その他の閣僚についても、代表選までは交代させない方針もあわせて示した。同日午前、菅首相と首相公邸で会談し、こうした方針を確認したという。


 有権者に否定された人間が大臣の椅子に居座ることになり、民間登用の大臣とはわけが違う。ふだん「民意」という言葉を都合よく使っているが、本当に民意を大切にすべき時には平然と無視する。
 まぁ、今までも(死刑執行など)仕事をしてこなかったバカだから、いてもいなくても同じではあるんだが。



過半数割れとるday (2010 7/12 0:00)

 与党の過半数割れが確実で、とりあえず「バカにブレーキを」という拙者の願いは叶いそうなので、それはめでたし。谷亮子や輿石が当選したのは腹立たしいが。あとは、菅直人が責任をとって退陣して、史上最短の在位日数になることを期待。

 ただ、民主党執行部の責任論が沸いて出てくるのと同時に、小沢がデカい顔して登場してきそう。さっそく小沢の腰巾着がカサカサ動き出している(参照:【参院選】民主・細野氏、枝野幹事長らの責任論も(7/11産経))。また、新たな連立相手を求めて公明やみんなの党に秋波を送るだろう。適当な口約束をして味方に引き入れ後でポイするのは、民主の得意技だしな。仮に小沢が復権すれば、権力維持のためにはなりふり構わずに来るだろう。

 本番はあくまで次の衆院選。それまでは、何とか耐え抜くしかない。



バカにブレーキを (2010 7/10 0:00)

’10参院選くまもと:「空中戦」ヒートアップ 民主・自民、大物次々投入 /熊本(7/8毎日)
 民主は、選挙戦で2度目の県内入りとなる枝野幸男幹事長が、荒尾市原万田の大型商業施設や玉名市役所前で街頭演説し「皆さんの生活を苦しめた昨年8月までの政治に戻さず、新しい政治を前に進めようという思いを積み重ねてほしい」と訴えた。原口一博総務相も玉名市岩崎のスーパー前で「国の金庫を空にしてしまった自民党が『民主党のマニフェストでは財源が足りないだろう』と言い張っても何らひるむ必要はない」と強調した。(一部引用)

 いや、民主党政権になってからの方が明らかに景気は悪いし、生活は苦しいんですけどね。麻生政権の施策であったエコポイント制度も、そろそろ息切れし始めて、効果が薄まっている。現政権が独自の施策を打ち出さねば、仮に外部環境が良くなったとしても日本経済は漂流を続けることになりかねない。
 ま、民主党政権が続く限り、日本人は苦しめられ続けると私は思ってるが。

 原口の言葉も、よく考えると凄まじい。ちょっとは怯めよ。「財源が足りないけどバラマキ続けます」と堂々と宣言、恐ろしい。あり得ない額の国債を発行してバラマキに充てたくせに、ミジンコほどの罪悪感も感じていないらしい。

 こんなバカどもに、参院で過半数を与えるわけにはいかない。仮に過半数とれば、「民意」を盾に、これまで以上に強引な独裁的手法を行使してくるだろう。次の衆院選まで多少日本が荒れ果てるのは覚悟しているが、せめて参院がブレーキになれば、荒れ果て方も多少はおとなしくなるかもしれない。



削るところが違うだろ (2010 7/9 0:00)

文科省SOS 運営費交付金など削減なら「阪大・九大消滅も」(7/8産経)
 参院選後に始まる平成23年度予算の概算要求で、文部科学省が大学の日常的な教育研究を支える「国立大学法人運営費交付金」などについて削減対象から外すよう要求していく方針を固めたことが7日、分かった。菅内閣が6月に閣議決定した「財政運営戦略」に基づき、省内で試算した結果、同交付金の削減額は約927億円。これを実行した場合、大学破綻(はたん)によるわが国の知的基盤の喪失や研究機能の停止といった深刻な結果を招く危険性が高いことから、文科省は「削減は到底困難」としている。
 6月22日に閣議決定された「財政運営戦略」の「中期財政フレーム」では23年度から3年間「基礎的財政収支対象経費」は前年度を上回らない方針が示された。文科省では年額1兆3千億円で伸びる社会保障関係経費を踏まえると、その他の一般歳出は年率8%の削減を余儀なくされると試算。これを機械的に国立大学法人運営費交付金にあてはめた場合、削減額は約927億円に上る。22年度までの7年間で達成した同交付金の削減額830億円を上回る法外な額だ。
 文科省の試算によると、仮に削減のしわ寄せを授業料でまかなう場合、学生1人あたり年23万円の値上げとなる。研究経費を削って捻出(ねんしゆつ)する場合は、現状の32%減(約1954億円)となり「大学の研究機能が停止する」と指摘。さらに特定大学の交付停止で対応すれば、「大阪大学と九州大学の2大学を消滅させるか、地方大学や小規模大学27大学をなくさざるを得ない規模」で、わが国の知的基盤の喪失を招くと憂慮している。このため文科省では大学の“生命線”となる「国立大学法人運営費交付金」と「私立大学等経常費補助」を予算編成で削減対象から除外するよう求める。
 民主党は昨年の衆院選前に策定した「民主党政策集INDEX2009」で「自公政権が削減し続けてきた国立大学法人に対する運営費交付金の削減方針を見直します」と明記したが、政権発足後、財源の見通しが不十分なまま、子ども手当や高校無償化に踏み切り、多くの既存予算がしわ寄せを受けている。


 現在偏差値50を切るような存在意義の殆ど見出せない私立はガンガン切っていいとは思うが、さすがに阪大や九大が消えるかもとなると、話は違う。
 昨日宝くじ売り場の爺の発言に絡んで、「日本は老人優遇ではないか」という内容のことを書いたんだが、高等教育を受けようという若者を虐げているという意味では、この記事も「老人優遇(というか若者冷遇)」の証拠と言えるのではないか。国立大で年23万円の値上げ、つまり70万以上の学費など、国立大学の意味がないではないか。子供手当のような将来への投資とは到底思えないような支出に何兆もかけるんじゃなく、高等教育のような、将来リターンするような分野にきっちり予算を付けてもらいたい。


利権 (2010 7/9 0:00)

枝野幹事長:「臨時国会で郵政法案成立」 全特に文書配布(7/7毎日)
 民主党の枝野幸男幹事長は7日、先の通常国会で廃案となった郵政改革法案について「9月の臨時国会で最重要法案として速やかに成立させていく」とする文書を、国民新党を通じ、全国郵便局長会(全特)に配布した。同法案の処理を巡り、全特内に先送りへの懸念が強まったことから、国民新党が文案をつくり、枝野氏の了承を得て配布した。
 民主、国民新両党は同法案の処理について、参院選後の臨時国会で成立を図るとの確認書を6月11日に交わしている。文書は法案成立時期を9月の臨時国会と明記し、参院選での全特の選挙協力について「一緒に頑張っていただけることを強く希望する」と指摘。与党の過半数確保が微妙な情勢を受け、文書により全特の支援を確実にする思惑がある。【朝日弘行】


 民主党も結局票のために利権構造を利用する、と。まぁ日教組や連合の支援があったわけで、「しがらみのない政治」など民主には絶対無理だというのは分かっていたことだが。
 利権もある、政策も似通ってきている、となると、民主党の利点などまったく無いわな。


責任転嫁のゴミ (2010 7/9 0:00)

 亀井も枝野も、ゆうパックの混乱を小泉・竹中のせいにしてやがる。本当にゴミだな。


非常識 (2010 7/9 0:00)

 要望メールがあったんで、きちんとそれに応え、その旨をメールで返信。しかし、その要望メールの宛先が間違っていることに気づき、その旨も返信。こんだけ手間かけてやったのに、なんの返事もねぇってどういうことだ、バカ野郎。間違いメールを送ったことや余計な仕事をさせたことを謝るだけの常識も無いのか。



感謝されないハト派 (2010 7/8 0:00)

日韓戦後処理は不十分=「改めて決着必要」−官房長官(7/7時事)
 仙谷由人官房長官は7日の日本外国特派員協会での記者会見で、韓国との戦後処理について質問を受け、「一つずつ、あるいは全体的にも、この問題を改めてどこかで決着を付けていくというか、日本のポジションを明らかにする必要があると思っている」と述べ、従来の政府の対応は不十分だとの認識を示した。
 これに関連し、仙谷氏は同日の記者会見で、日韓請求権協定で消滅した個人の請求権について「法律的に正当性があると言って、それだけでいいのか、物事が済むのかという話だ」と述べ、政治的判断で個人補償を行うべきだとの考えを示唆した。仙谷氏の発言は日韓両国の間に波紋を呼ぶ可能性がある。 
 仙谷氏は、在韓被爆者援護や朝鮮半島出身者の遺骨返還、在サハリン韓国人支援などを挙げ、「案件は多々ある」と述べたが、具体的な対応には言及しなかった。また、日韓請求権協定については「(締結)当時の韓国は軍政下だ」と指摘した。
 日韓両国は1965年に日韓基本条約を締結して国交正常化。同条約と日韓請求権協定により、韓国政府は個人の請求権を放棄した。これについて韓国側では「ご都合主義的な政治的妥結」(歴史研究家)として、再交渉を求める動きがある。


 普天間基地の県外移設を喧伝して沖縄県民の期待を高めた鳩山。そして今度は、仙谷が、韓国人の期待を高めてしまった。鳩山の夢想は、まだ沖縄県民という日本人の意志を斟酌したものだったが、仙谷は、日本人の方を向くことすらしていない。
 二国間の条約を守り続けるという当然の行動が、韓国側にとっては「受け入れがたい最低の選択」になってしまった。それでも韓国が「約束を守る国」「常識ある国」だったら救いがあるが、そうではないから「要求がエスカレートする」という未来しか見えてこない。「感謝されないハト派」ほど、国に害を為す存在は無い。

 しかし、「(締結)当時の韓国は軍政下」だから日韓請求権協定は無効って発言はスゲェな。当時の韓国政府の正当性を否定しちゃったよ。


 その韓国では、こんな事件。

重家・駐韓大使、講演会で石投げられる 大使館員けが(7/7朝日売)
 7日午後7時22分ごろ、ソウル市内で開かれた重家俊範・駐韓大使の講演会で、韓国人の男(50)が、重家大使に石を投げつけた。大使は避難して無事だったが、通訳をしていた女性大使館員が手を負傷し、病院に運ばれた。警察当局が男を連行し、傷害容疑などで事情を聴いている。
 重家大使が話を終え、質疑の時間に入ったところで男は「南北分断の責任は日本にあると思うが、どう考えるか」などと質問。「大使館に手紙を送ったが返事をもらえなかった。司会者に手紙を渡すので受け取ってほしい」などと演壇に近づくと突然、大使に向かって走り寄り、こぶし大の石を投げつけた。
 男は関係者らに取り押さえられたが、日韓両政府が所有権を主張する竹島問題に対する不満などを叫んだ。重家大使は今月中に離任する予定で、7日が韓国での最後の講演会だった。(ソウル)


 韓国政府の対応やいかに。


細切れで3つ世迷い言 (2010 7/8 0:00)

七夕にサマージャンボ宝くじ発売 1等と前後賞で3億円(7/7共同)
 1等と前後賞合わせて3億円が当たる「サマージャンボ宝くじ」が7日、全国で一斉に発売された。
 1等(1千万円)が600本で、当選確率が10万分の1とこれまでで最も高い「1000万サマー」も初めて登場した。
 東京・有楽町の西銀座チャンスセンターでは、発売開始の午前8時半前に約850人が列をつくった。前橋市から来た男性(72)は「当たったら老人を大切にする別の国に移住したい」と話した。
 みずほ銀行によると、サマージャンボの賞金と本数は1等(2億円)33本、1等の前後賞(5千万円)66本、2等(1億円)99本など。10万円分の旅行券などが当たる「ボーナスレジャー賞」も新たに設けた。
 いずれも1枚300円で、販売は30日まで。抽せん会は8月10日、大阪市のNHK大阪ホールで開かれる。


 こっちは宝くじを買うお金すら勿体ないと思うくらい生活に汲々としているってのに、前橋からわざわざ銀座まで出張って宝くじを買い漁るだけの余裕があるくせに「当たったら老人を大切にする別の国に移住したい」と放言されるのは、かなり腹立たしい。こういう発言するのはごく一部の老人で、「子供のため、孫のため」という言葉が出てくる方が多数派だとは思うが…。

 日本は老人に冷たい国なのか?税金の多くは高齢者に向けて使われ、雇用を失った若者や将来を担う子供に対しては殆ど使われない(ようやく使ったかと思えば、子供手当のようなコストパフォーマンスの悪いゴミ政策だったり)。相対的には、若者より高齢者の方が恵まれているように見えるのだが、それは氷河期世代の僻みなのか?
 厚生年金25万もらえるってのに、再就職して若者の雇用機会を奪っている団塊を見ると、とっととその席譲れと言いたくなる。

 関係ないが、並んでまで宝くじを買うってのも理解できない。当たる確率はどこでも同じ、それなら空いている売り場の方が、時間を有効に使える。


自民候補、運動自粛要請の川南町で街頭演説(7/6読売)
 参院選宮崎選挙区(改選定数1)の自民党現職が5日、口蹄疫の感染が集中した宮崎県川南町で初めて街頭演説に立った。県選管は感染拡大防止のため、自民党現職を含む3陣営に選挙運動の一部自粛を求めており、各候補はこれまで、同町などでの演説を控えていた。
 自民現職の陣営によると、支援者から「候補者の訴えを直接聞きたい」との声があり、応じたという。乗用車での移動に際しては消毒車を随行させた。
 一方、民主党新人の陣営幹部は「被害の拡大を招く恐れがあるため、候補者が感染地域で街頭演説をすることはない」と断言。共産党新人の陣営は「自粛を言い始めたのは自民党の陣営ではなかったのか」と批判。同党も同町など県東部での演説は控える方針だ。


 選挙運動の自粛を呼びかけておきながら自らそれを破るというのは、道義的にも問題がある。また、約束破りはイメージが悪く、選挙という実利を考えてもマズい行動と言わざるを得ない。わざわざ自ら逆風を呼び込むなど、馬鹿なことをやったものだ。


パンチェン・ラマが選任 中国政府公認、活仏後継で(7/4共同)
 【北京共同】新華社電などによると、中国チベット自治区ラサのチベット仏教寺院、ジョカン寺で4日、チベット仏教の高僧「活仏」(生き仏)の後継者を選ぶ儀式が行われ、中国政府公認のチベット仏教指導者パンチェン・ラマ11世(20)がくじを引いて選んだ。
 中国当局は後継者選びは「活仏転生管理規則」に従って行われたと強調。チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の後継選びを念頭に、活仏の選出が事実上当局の管理下にあることをアピールするとともに、パンチェン・ラマの実績を積み、権威付けを図る狙いがあるとみられる。
 ダライ・ラマは、先月訪日した際の講演会で「ダライ・ラマ制度の存続を含め、チベットの民衆が決めるべき」と述べ、後継選びに対する中国当局の動きをけん制していた。
 儀式では2000年に死去した活仏、デジュッブ5世の後継者を選出。くじをパンチェン・ラマがひき、候補2人の中からロサン・ドジェ少年(4)が選ばれた。自治区政府の許可を得て正式にデジュッブ6世となる。


 中共の息のかかった人間を勝手にパンチェン・ラマにでっちあげ、その紛い物が活仏を勝手に選出する……中共のチベット乗っ取り計画は着々と進んでいる。ふだん人権だなんだと騒がしい左巻きこそ、こういった中共の人権侵害に声を上げて欲しいものだが。



逆ギレの仙谷 (2010 7/7 0:00)

「世論調査、メディアの設問に問題」仙谷官房長官が苦言(7/5朝日)
 消費税率引き上げ問題に関する朝日新聞の世論調査で、菅直人首相の説明や対応を評価しない意見が6割を超えたことについて、仙谷由人官房長官は5日の記者会見で「(首相の)説明の仕方が良いとか悪いとかいうところで評価するのは、ある種の(責任)回避的傾向だ」と語り、報道機関の設問の設定の仕方に問題があるとの見方を示した。
 仙谷氏は「メディアが消費税、財政、社会保障問題のポジション(立場)をちゃんと言った方がよい」とも述べ、報道機関はこれらのテーマへの主張を明確にした上で、首相発言などを取り上げるべきだとの認識も示した。


 メディアの報道姿勢には確かに疑問があるが、これは仙谷の逆ギレと言うべき。というか、何を以て「(責任)回避的傾向だ」と言ってるのか、理屈がさっぱり分からん。

 そもそも、国会でろくに審議を行わず、早期に閉会し、討論会でも逆質問ばかりで説明せず、つまり全く政権党としての説明責任を果たしていないのだから、その姿勢に対して「説明のしかたが悪い」という批判が為されても、それは当然のことである。メディアが自身のポジションを明確にする前に、民主党のヴィジョンをまずきっちり説明するのが先だ。政府のヴィジョンを国民に伝えるのが官房長官の役目であるのに、それを放棄してあまつさえメディアに責任転嫁する姿勢は、ゴミとしか言いようがない。

 民主のバカどもは、いつもこの類。ちょっと批判されると、「お前らは何も分かっていない」とエリート意識をむき出しにして相手を見下すのである。


偏見と無知のオンパレード (2010 7/7 0:00)

 まだやってるんだね、この詐欺商法。

コンビニのおにぎりは買ってはいけない?〜コンビニの買ってはいけない食品 買ってもいい食品 - BOOK STAND|WEB本の雑誌
 もはや社会の必需品となったコンビニ。
 でも、店内に並ぶ食品には危険がいっぱいです。30種類もの添加物が入った弁当や、酸化した油まみれのパンなど不安のオンパレード。一方で安心して食べられる食品や、積極的に購入したい調味料も徐々にふえてきています。何がダメで、何がOKなのか。コンビニを利用する人に必携のガイドが渡辺雄二氏の著書『コンビニの買ってはいけない食品 買ってもいい食品』。
 例えば買ってはいけない食品だと、おにぎりの「シーチキンマヨネーズ」があります。コンビニのおにぎりは「おいしい」という人と、「変な味がしてまずい」という人にわかれるようですが、「まずい」と感じる人は、ご飯に不自然な味を感じるのだとか。実はコンビニおにぎりのご飯には秘密があります。なんと油が使われているのです。
 おにぎりのご飯を少しつまんで、水の入ったコップのなかでかき混ぜてみれば、油が浮いてくることが確認できます。ご飯が製造機械に付着するのを防ぎ、また保湿や保存のために植物油(ナタネ油やコーン油など)を混ぜているのです。しかし、「ご飯」としか表示されないので、消費者には油が使われていることはわかりません。
 現在、ほとんどのコンビニおにぎりは「保存料・合成着色料不使用」という表示があります。「ならば、安心だね」と思う人もいると思いますが、実は防腐効果のある別の添加物が使われているのです。
 どのおにぎりにも、「pH調整剤」という表示がありますが、これが保存料の代わりになっています。pH調整剤は、酢酸やクエン酸などの酸がほとんど。お酢でもわかるように、酢には殺菌効果があります。そのため、保存性を高めることができるのですが、酢のなかには、口や胃の粘膜を刺激するものがあります。また、グリシンも保存性を高める働きがあります。グリシンはアミノ酸の一種で、味付けの目的でも使われます。アミノ酸なので安全性は高いはずですが、鶏やモルモットに大量にあたえると、中毒を起こして死亡することもあります。
 どうでしょうか。これがコンビニおにぎりです。この他にも、手巻きずしやおでん、サンドイッチ、ハム、ガム、サプリメント、栄養ドリンクなど「これは大丈夫」と思っていた商品の「買ってはいけない理由」が紹介されています。知らないことほど怖いものはありません。何が良くて何が悪いのかを把握し、質の高い食品を購入できるようになりたいものです。


 ご飯に油が入っているのはコンビニおにぎり全般の話のはずなのに、なぜか挙げられている商品は「おにぎりのシーチキンマヨネーズ」。「鮭」や「梅干し」はどうしたんだ?このように、指摘する危険性は広い範囲の商品に及ぶのに、なぜか買っていけないと挙げる商品がやけに細かいのが、渡辺とか言う詐欺師のやり口。

 だいたい、指摘する危険性というのも眉唾。記事中もっとも分かりやすいのは、「アミノ酸なので安全性は高いはずですが、鶏やモルモットに大量にあたえると、中毒を起こして死亡することもあります」という部分。「大量に与えると」の「大量」が、あり得ない数字なのが、この手の煽り本の常。水だって、一度に何リットルも飲むと、水中毒で死ぬ場合がある。

 「酢のなかには、口や胃の粘膜を刺激するものがあります」というのも、それを言えば塩だろうが胡椒だろうが唐辛子だろうが、粘膜を刺激する。酢酸やクエン酸が害になると言うなら、果物も食べられなくなる。コンビニの油だって、ふだんご飯を炊くときに「お釜にポン」のような商品を使っている人にとっては、「何が危険なの?」という話。

 「買ってはいけない」がベストセラーになってしまったのは11年前。未だにその商法が続いているということは、騙される人が後を絶たないということか。まぁ、デマがこの世から消えることはないから、しかたないことではあろうが。


ゆうパック (2010 7/7 0:00)

 鳩山邦夫が「ゆうパックとペリカン便」の合弁会社を用いた統合に反対、計画が頓挫。そのせいで毎月50億の赤字。その赤字を早く解消しようと、7月という繁忙期に統合事業をスタートさせるという無謀な計画を実行。しかも、ふつうの統合ではなく、設備や人は無視して、業務のみを郵便に吸収するという都合の良い(と同時に無謀な)計画。そのアホな計画を実行したのは、民主と国民新党が決めた社長。その社長、3日以上配達が遅れる異常事態にも「不慣れな局員のミスが原因」「一過性の物」と無責任な対応。

 なんか「だから民営化は失敗」みたいな扱いをする向きもいるんだが、明らかに「民営化反対のバカども」に責任有りなんじゃないか。



ガキは政治に関わるな (2010 7/6 0:00)

 政権交代前には、「政権交代の準備完了」だとか、「無駄を削除して、子供手当などの財源に充てる」と言っていた民主党。いまは、菅も枝野も他のヤツらも、「まだ政権交代して10ヶ月(たった10ヶ月でえらい惨状に日本を叩き落としましたな)」「税収が減ったのも無駄が削除できなかったのも全部自民が悪い(自民の悪弊を取り除くと約束して政権に就いたんだから責任持てよ)」「財源確保は4年かけてやる(この1年で何もできなかったのに何であと3年でできるの?)」と、言い訳と責任転嫁のオンパレード。

 消費税に関しても、菅の発言はその日のうちにフラフラ動き、菅1人の言葉すら定まっていないから当然、発言する人間によって言ってることが変わる。挙げ句の果てには、「超党派で議論しようと言ってるだけ」と、自党で責任をとることを放棄。

 たしかに自民党の政治は、膨大な借金を造り、国政を停滞させたかもしれない。しかし、30年にわたって日本を世界2位の経済大国に発展させたのは自民であるし、その後の衰退も20年がかりである。民主党は、わずか10ヶ月で、統治能力が皆無であることを露呈している。政権に就くには早すぎた。

 こんな党に、2割も3割も投票しようという人がいるのが、不思議でならない。民主に投票するくらいなら、公明党に入れた方が遥かにマシ。民主党の何に期待をしているのか、私には全く分からない。破壊衝動、焼畑農法……というのなら分かるがね。

 政治は、責任ある父親らしい人間がおこなうべき。すぐに人のせいにする、約束を簡単に破る、言うことがコロコロ変わる、そんなガキは政治に関わるべきではない。


迷う (2010 7/6 0:00)

 経済停滞、デフレ進行という現状のままで増税なんかやったら、日本経済にとどめを刺すことになる。民主という選択肢はあり得ない。ただ、自民も、経済成長戦略がいまいち明確でない。みんなの党は、たぶん私の考えに一番近いとは思うが、財政削減を景気が冷え込んでいる現時点でおこなうことについては、ちょいと判断を留保。創価党、社民は論外、共産は存在意義のある政党とは思うのだが、票を投ずるほどではない。立ち枯れは口先ばかり。
 さて、どこに入れるべきか。



逃げる菅、出任せ枝野 (2010 7/5 0:00)

 テレ朝見てたら、党首討論だというのに菅の姿は無し。フジの方では出ていたようだが(なにやら逆質問ばかりで総理の自覚無しだった模様)、テレ朝の方は何やかんやと理由を付けて逃亡(公平性の点から1局1番組にすべきで、テレ朝は報ステを選んだんだと)。

 代理で出ていたのは枝野だが……こいつは平然と嘘をつくね。

 消費税増税は、「超党派で議論しますよ、と言ってるだけ」で、「自公が与党の時とは違って」「野党の言うことも、ちゃんと聞き入れて良い部分は取り入れる」んだそうな。強行採決を連発して、選挙のために国会をとっとと閉じた政党が、野党時代にほとんど話し合いに応じず審議拒否ばかりしていた政党が、「野党の意見を取り入れる」んですと。誰が信用するか、ボケ。

 枝野の発言からは、消費税に関しては「既に何か案がある」と見られることを避けようと腐心する姿勢が見て取れた。要するに、消費税に関して、民主党として何か責任を負うような状態は避けたいということ。菅があちこちでしゃべっているのは、党の「決定事項」でも「検討事項」でもないと言いたいようだ。無責任の極みである。

 もひとつ枝野がいろんな所で言う嘘は、「経済状況が悪くなったから予算が増えた、国債発行額が増えた」という物。減収分以上に国債発行額が増えているのを、どう説明するのか。というか、税収が減りそうなことくらい、「リーマン・ショック」という単語を知っている人間なら100%予想していただろうに。


 しかし、消費税の議論も重要ではあろうが、外国人参政権や夫婦別姓の話もきちんと議論しておくれ。争点隠しの目的で消費税へ議論を集中させているのだとすれば、その目論見はまんまと成功していることになる。



適当男 (2010 7/4 0:00)

金利低下は日本への信頼=菅首相(7/2時事)
 菅直人首相は3日、甲府市内で街頭演説し、東京債券市場で長期金利の指標となる10年物国債の流通利回りが連日低下していることについて「日本は自分の力で、ちゃんと責任ある行動を取るだろうと世界が思っているから、国債の金利も下がっている」と述べ、財政健全化を目指す政権の姿勢が一定の評価を得ているとの見方を示した。
 さらに「安定して責任ある政治をつくるか、それとも不安定な無責任な政治に戻してしまうのか、大きな選択が皆さんの1票にかかっている」と述べ、参院選での民主党支持を訴えた。


 日本の国債における海外投資家の出資比率が1割ほどしかないという事実を考えれば、国際的な信用が国債の金利に与える影響は軽微で、「日本への信頼によって国債の金利が低下している」という見方はズレているように思うんだが……。

 仮に海外投資家の動きが大きく国債金利に影響していたとしても、それは円が買われている理由と同じく、ヨーロッパの財政不安、アメリカの景気先行き懸念から、相対的に安全な商品に資金が流れているというだけのこと。そして、相対的に安全と見られているのは、日本の国債が殆ど国内で賄われていることによる。決して「民主党政権への期待」などではない。

 その場の雰囲気で適当な嘘をつくのは、総理になっても相変わらずですね(そういや消費税の還付対象の年収も、遊説場所によって額がバラバラだったし、子供手当の額も場所によってバラバラの額を言っていた。何もかもが適当)。
 適当なことをさも根拠があるように強弁することの多い菅さんだが、討論を恐れているのを見ると、案外「自分は物をよく分かっていない」という自覚があるのかもしれない。

菅首相、与野党9党首討論のテレビ出演拒否 「1対8なら吊るし上げになる」と逃げる(7/2産経)
 菅直人首相は2日午前、富山市で街頭演説し、参院選期間中に民主党代表としてテレビ出演する際の条件について、「最近、菅は『議論を避けている』と野党が言っているが、とんでもない。いつでも1対1の真剣勝負ならやる。1対8の議論は議論ではない。下手をすると吊るし上げになる」と述べ、与野党9党首による議論を拒否する考えを示した。
 これに関連し、仙谷由人官房長官は同日午前の記者会見で「1対8で話すと民主党批判一色になる。対応する方は大変だ。党首討論的にやってもらえればいいと思う」と述べ、与野党党首が1対1で議論する場を設けることが望ましいとの考えを示した。
 自民、公明、共産、みんなの党の野党4党は先月30日、菅首相が参院選期間中のテレビでの党首討論を避けているとして、出演に応じるよう民主党に申し入れていた。


 辞任会見をおこなわなかった鳩山と言い、討論から逃げる菅と言い、民主党は「国民にきちんと説明する」という義務を放棄する輩ばかり。「透明な政治」とか言いながら、実際の行動は正反対。国会での議論を放棄したんだから、せめてテレビ討論くらい真面目にやれ。

 「1対8の議論は議論ではない。下手をすると吊るし上げになる」と寝ぼけたことを言っているが、その「吊し上げ」の機会を存分に利用してきたのは野党時代の民主党ではないか。
 というか、「1対8」と言ってるってことは、国民新党は敵であるということなのだな。思わず本音が漏れたか。



打ちひしがれるニンジン (2010 7/3 9:00)

 昨日夕方に土砂降りが降り、発芽したてのニンジンさん達が、雨に叩きつけられ泥を被り、地面にはいつくばって打ちひしがれていた。楊枝を使って1本1本起きあがらせたが、さて再び元気に成長していくかどうか。「梅雨」というには激しすぎる雨だ。



経済漂流 (2010 7/2 0:00)

 菅直人の発言や、その他民主党の公約についていろいろ書こうと思ったんだが、民主党ってのは「選挙前には都合の良いことを言って選挙後になったら有耶無耶にする」というのを、これまでの政党以上にあからさまにやる集団あんで、選挙前の発言について云々するのはバカバカしいことなんだよな。

 で、株価ですよ、奥さん。
 6/8に「拙者は、とりあえずついて行けるとこまで行ってみるつもりではあるが、一週間後にはえぐえぐしている可能性もある。」と書いたんだが、ユーロが一事107円台に突入するなど、この数日は本当にえぐえぐしている。
 外部環境による物であるのは確かだが、日本は日本で何らかの手が打てないわけではない。民主党政権は、この局面においても無策・無能ぶりを遺憾なく発揮している。日本企業のファンダは改善傾向なのだから、舵取りを間違えなければいい方向に引っ張っていけるはずだし、ちょっとのきっかけで再び上向きになると思うんだが…。

 国内では政府は経済政策を何もおこなわず、日本経済は海外の影響を受けて漂流するだけ……菅が総理になっても変わらない構図である。



短パン (2010 7/1 0:00)

 夏のジョギングのためのハーフパンツを買いに行ったのだが、当たり前の話ではあるが、レディースの方がデザインが良い物が多い。11号のもあったので、思わず手が伸びそうになったのだが、値段を見ると男物の方が遥かに安い。世の中、巧くいかないものだわさ。


まことにクリーン (2010 7/1 0:00)

仙谷氏、閣僚就任後も弁護士所得 規範抵触の可能性(6/30朝日)
 仙谷由人官房長官が、行政刷新担当大臣に就任した昨年9月以降も複数企業と顧問契約を交わし顧問契約料を受け取っていたことが、30日公開の所得等報告書などでわかった。閣僚の自由業への従事を原則禁止した「大臣規範」に抵触する可能性もあるが、仙谷氏の事務所は「問題はない」としている。
 仙谷氏は「弁護士業」として約80万7千円を昨年1年間の事業所得に計上。仙谷氏側は「実質的に法律事務所は開店休業状態で、事業所得は法律事務所の維持管理に必要な分だけ。在任中に弁護士業務はしていない」などと回答。「運用として認められている」と、大臣規範には抵触しないとの見解を示した。


 「開店休業状態」「在任中に弁護士業務はしていない」ってのにお金をもらっている方が、よっぽど問題じゃないか。みかじめ料ってやつですか?

 で、話は仙谷だけにはとどまらず…。

川端文科相:兼職違反の疑い 昨年所得報告書、「経営相談」で147万円(6/30毎日)
 30日に公開された国会議員の所得報告書で、川端達夫文部科学相は「経営相談等」として147万円余を雑所得に計上したが、同氏事務所は内容について詳細な説明を拒んだ。経営コンサルタントなどの場合は、国務大臣が兼職して報酬を得ることを禁じた規定に違反する疑いがある。
 過去の報告書も併せると、川端氏は「経営相談」や「経営相談等」として00年以降、毎年約142万〜192万円を計上(01年以前は雑所得ではなく事業所得)。過去10年間の総額は1585万円余に上る。
 川端氏の事務所は当初、「通年報酬という以上は(説明を)差し控えたい。(詳細を)答える必要もない」とし、「(大臣)就任後はゼロ円。来年以降はなくなると思う」と回答した。しかし、「通年報酬」と「就任後ゼロ」が矛盾すると尋ねると、後になって「通年ではなかった」と説明を変えた。
 その上で「経営相談は企業からもらっているもので、特に(川端氏にコンサルタントなどの)資格はないが、雑談程度」と説明。147万円余の内訳は経営相談以外にテレビ出演料8万円、厚生年金34万円とした。ただし、企業の業種や相談内容、説明が変転した理由、通年報酬でないなら月額報酬だったのかどうか、などについては一切答えなかった。【政治資金問題取材班】


 さらについでに。

泉内閣府政務官が住宅購入=京都市に、大臣規範抵触−所得公開(6/30時事)
 泉健太内閣府政務官(民主党、京都3区)が、政務官就任後の昨年12月、京都市に住宅を購入していたことが、30日公開された衆参両院議員の所得報告書などで明らかになった。就任期間中は不動産取引を自粛する大臣規範に抵触する。
 報告書や登記簿によると、泉氏は昨年12月、京都市伏見区に約235平方メートルの土地と延べ床面積約134平方メートルの2階建て住宅を購入した。
 取材に対し泉氏の事務所は、子供が3人になり、それまで住んでいたマンションが手狭になったため購入したと説明。「自宅用で転売目的ではない。規範に抵触するとは知らなかった」としている。


 誰だよ、民主党がクリーンな党なんて言っていたヤツは。選挙活動でも公選法違反を疑われるような行動を複数の候補者がやっているようだし、遵法意識が無いんじゃないか。まぁ、これらもテレビではあんまり報道しないから、世間的には「民主はクリーン」という間違ったイメージのまま投票日になるんだろう。
 しかし、こうなると、民主党の取り得っていったい何なのか、まったく分からない。

 そういやキャミソール荒井の話はどうなった?