「お気に召すまま」英単語                           前のページへ戻る

はじめに

 大学入試レベルの英単語について解説していきます。
 中学生レベルの単語については「中学生レベルの英単語」を、とくに動詞の語法を総ざらいしておきたいという人は「主な動詞の構文」を参照下さい。とりわけ基本的な語彙については意味だけでなく用法まできちんと押さえておくべきです。大丈夫だろうという人も、「中学生レベルの英単語」はチェックしておいてください。
 また、カタカナ語としてほぼ日本語になっている物は、ほぼ日本語化している単語 としてまとめました。日本語とは微妙に異なる意味の物もありますし派生語もまとめてありますので、一応確認しておきましょう。

 単語は丸暗記では使えません。もちろん、最終的には「パッと見た瞬間に意味が分かる」「何か話したいときにとっさに適当な単語が出てくる」状態が目標です。しかし、覚えるときには、きちんと理屈をふまえた上でないと、日本語と英語の微妙なズレが理解できず、間違った単語の使い方をすることになります。
 また、英単語は多義語であることが多いのですが、大本のイメージを掴んでおくと、それらを1つのイメージで把握し、結果的に多義語ではないように捉えることも可能です。
 さらに、語源から単語を理解しておくと、未知の単語に対しての推測力も強化されます。日本語でも、知らない語を漢字から類推して読み取ることがありますが、英単語でもそれに近いことができるわけです。


※ 派生語は、「どの品詞だとどんなつづりか」だけ覚え、訳はその場で考えて作れるようにしておくのが望ましいです。そうすれば、全ての派生語の訳をわざわざ覚えなくても済みます。
 名詞…「〜すること」「〜さ」など      例)迅速さ、美しさ
 形容詞…「〜だ」「〜な」「〜い」など  例)迅速な、美しい
 副詞…「〜に」「〜く」など     例)迅速に、美しく


 また、派生語の丸暗記は危険な場合もあります。たとえば…
   That period of imitation of influence is an inevitable one.
 これを「影響の模倣の期間は避けられない期間だ」と訳すと日本語として不自然です。imitation はあくまで imitate「模倣する」の派生語だと考え、「影響を模倣する期間は」とする必要があります。
 なお、「派生語だが意味もしっかり覚えておく必要がある物」は、見出し語として記述します。

※ 英語は品詞を柔軟に使い分けることがあり、たとえば名詞として覚えた単語が動詞として使用されている場合は、かなりあります。その語のある場所によって、品詞はある程度理解できます…たとえば、前置詞の後なら名詞ですし、冠詞と名詞の間にあれば形容詞です。単語の位置から品詞を類推し、適当な訳をするだけの柔軟さも必要なのです。

※ 「・」で区切られている訳は、似たような意味なので好きな方で覚えればよいでしょう。
  「、」で区切られている訳は、大きく異なる意味なのでそれぞれをきちんと覚えましょう。

※ ○○○と下線が引かれている単語・訳は、受験生にとっては標準レベルの単語です。
  ただし、類義語などから容易に類推できる語は、必須レベルの語でも下線がない場合があります。


※ もし間違った記述などありましたら、ご指摘ください。
  また、pdfファイルなど一括したファイルを希望の場合は、メールくだされば対応します。




 

however

nevertheless
therefore
thus



 

(副)しかしながら
(関副)どんなに〜でも(= no matter how)
(副)それにもかかわらず
(副)それゆえに
(副)このように



 

 これらは、前文からの流れを示す語ではありますが、接続詞ではなく副詞です。2つのSVを繋ぐのではなく、文頭や文中に置かれます。howeverやneverthelessは逆接として、thereforeやthusは順接として使います。thusは固めの文章で結論を導くために使います。
 

besides
moreover



 

(副)そのうえ/(前)〜に加えて
(副)そのうえ・さらに


 

 besides は、in additionやin addition to と同意です。besideは通常、前置詞として使われ「〜のそばに」という意味です。
 

somehow
somewhat
sometime
somewhere
someday





 

(副)なんとかしてなぜか
(副)いくらか
(副)いつか
(副)どこかに
(副)いつの日か





 

 これらのsomeは不定を示す物です。細かく分類すれば、不特定の数・量、その物・人が不特定であることを示します。「いくらかの」の意味のsomeは前者、someoneなどのsomeは後者になります。ですから、somehow「何らかの方法で」、somewhat「いくらかの物で」、sometime「何らかの時に」、somewhere「何らかの場所で」、someday「何らかの日に」と考えましょう。
 

mostly
greatly
largely

 

(副)大部分は
(副)大いに
(副)主として
 

 説明は不要ですね。ふつう「形容詞にlyが付くと副詞になる」というのを押さえておきましょう。
 

hardly
scarcely


 

(副)ほとんど〜ない
(副)ほとんど〜ない
 scarce (形)乏しい
 scarcity (名)窮乏
 

 準否定語として使われる副詞です。否定語ですので、文頭に出るとうしろは倒置(疑問文語順)となります。scarcelyの方が少し改まった語です。
 

barely




 

(副)かろうじて




 

 客観的にはhardlyと近い意味合いですが、こちらは肯定的なニュアンスを含みます。
 ex. I can barely see the road in the fog.
 「霧の中でかろうじて道が見える」
 

seldom
rarely
rare



 

(副)めったに〜ない
(副)めったに〜ない
(形)稀な


 

 これらも準否定語になります。hardly everが同意表現になります。seldomやrarelyよりも、むしろこのhardly everやnot so oftenというような表現の方が一般的なようです。
 

nearly




 

(副)もう少しで〜するところ




 

 near「近い」の副詞なので、「ある動作の近くまで行った」という意味合いです。
 ex. He was nearly run over by a car.「彼は車に轢かれそうになった」
 
 
 
 
 
 

almost






 

(副)ほとんど






 

 nearlyよりも、さらに「近くまで行った」イメージがあります。
 また、almostは副詞なので、原則として名詞を修飾できません。almost peopleという言い方はできないと言うことです。ただし、everyが付いた名詞やallは例外的に修飾可能です。
 

abroad
overseas






 

(副)海外へ
(副)海外へ





 

 日本は島国なので、両方ともほぼ同じ意味と考えて構いません。両方とも、副詞だから前置詞を伴わないということをしっかり押さえておきましょう。
 abroadは発音は「アブロウド」でなく「アブロード」。oがあるのに「オウ」と読まない例外です。
 

outdoor
outdoors


 

(形)屋外のindoor
(副)屋外でindoors

 

 対義語はそれぞれindoorsとindoorです。s付きは副詞、s無しは形容詞と押さえておきます。
 

otherwise









 

(副)さもなければ違った風に他の点で









 

 wiseはwayだと考えると覚えやすいです。「別の方法」→「さもなければ」「ちがった風に」、「別の点」→「別の点で」となります。wayに「点」の意味があることもしっかり覚えておきましょう。
 なお、otherwiseは仮定法とセットで使われることも多いです。「さもなければ」の意味で使う場合は、前の文を否定して仮定した内容を示します。
 

merely



 

(副)単に〜だけ=but



 

 onlyの形式的な表現です。また、butが副詞として使われている場合も、同様の意味合いを持ちますので、覚えておきましょう。
 

ahead
forth
straight



 

(副)前方に・先に
(副)前へ
(形)まっすぐな/(副)まっすぐに


 

 aheadはa(向かって)+head(頭の方)です。そのままですね。
 forthは単体で使うこともありますが、back and forth「前後に」という熟語も押さえておきます。
 

aside
 

(副)脇に・別にして
 

 a(向かって)+side(そば)です。
 

toward
forward
afterward
outward
upward
inward





 

(前)〜の方へ
(副)前方へ/(形)前向きの
(副)あとで・その後
(副)外へ/(形)外面的な・外への
(副)上の方へ/(形)上向きの
(副)内側へ/(形)内側の




 

 wardが「方向」を示すことを押さえておきます。forwardのforは、fore「前方」の意味です。これも、他の単語でしばしば使う語根なので覚えておきます。
 はじめは、toward以外の語は原則副詞として覚えましょう。形容詞的用法は、実際の文中で「〜ward +名詞」という形で出ていますから、敢えて覚えなくても気付くでしょう。
 
 
 

inner
internal




 

(形)内部の ⇔outer (形)外側の
(形)内部の ⇔external (形)外部の



 

 internal/externalの方が少し堅い表現と考えておけばいいでしょう。ちなみに、externalのexは「外」を表す接頭辞です。他の語でもよく使われていますから、覚えておきましょう。
 

even




 

(副)さえさらに(比較級などの強調)
(形)平らな、均一の、同等の、偶数の(⇔odd)



 

 副詞としては驚き・強調の意味合いとしてイメージを掴んでおきます。
 形容詞の方は、語源である「平らな」という意味からイメージを広げていきます。
 

whole
entire

total





 

(形)全体の/(名)全体
(形)全体の、完全な
 entirely (副)まったく
(形)全体の/(名)合計
 totally (副)まったく・すっかり




 

 「全体の」という意味としては、wholeはある物まるごとを表し、entireは欠落も付け加えるべき物もない全体を、totalは個々の物を合わせた総体を示します。
 ex. the whole family「家族全体」、
   the whole country「全国」
 ex. the entire population「全人口」
 ex. total income「総収入」
 

former

latter
late

lately

 

(名)前者/(形)前の
 formerly(副)以前は
(名)後者/(形)後の
(形)遅い・遅れた近頃の前の
(副)遅く・遅れて
(副)最近・近頃

 

 formerのforは「前」を表します。forward「前方へ」やforecast「予報す
る」でも使われています。
 latterはlateの派生語です。lateは「遅れた」「遅い」以外に、名詞を修飾する用法で「故〜」(theや所有格を伴う)や「最近の」を覚えておきましょう。
 

middle
 

(名)中間/(形)中間の
 

 midは「中間」を示します。
 

quarter
pound
dozen
score
decade
billion

 

(名)四分の一地域
(名)ポンド/(動)強く打つ
(名)ダース
(名)20得点、成績、楽譜
(名)10年
(名)10億
 

 とくに、decadeとscoreをチェックしておきましょう。化学をやっている人には、deca=10は常識かも知れません。


 

none
neither


 

(代)何も(誰も)〜ない
(代)(副)(形)どちらも〜ない

 

 noneはno oneの短縮です。3つ以上の物の完全否定です。一方neitherは2つの物についての完全否定です。
 

whoever
whichever
whatever
whenever
wherever
however

 

(接)誰が〜しようと〜するのは誰でも
(接)どれが〜しようと〜するのはどれでも
(接)何が〜しようと〜するのは何でも
(接)いつ〜しようと〜するのはいつでも
(接)どこで〜しようと〜するのはどこでも
(接)どんなに〜しようと
 

 「(疑問詞)〜しようと」と訳す「外から訳」と、「〜するのは(疑問詞)でも」という「中から訳」の2通りをきっちり覚えましょう。名詞のかたまりになっている場合は必ず後者です。

 

fact


 

(名)事実
  the fact that SV SVという事実

 

 同格のthat節をとったthe fact that SV「SVという事実」という表現を押さえておきます。
 
 
 

unless







 

(接)〜する場合を除いて・〜しない限り







 

 except whenやexcept ifとイコールになります。if notと書き換えられるとよく言われますが、if notよりも排他性が強く、たしかにunlessはすべてif notで言い換えられますが、if notは全てunlessに書き換えられるわけではないので、イコールと考えると危険です。
 

nor
whereas
whether





 

(接)〜もまた……ない
(接)一方
(接)〜かどうか〜であろうと




 

 X(否定文) nor Y「XでもYでもない」です。not+orと考えましょう。
 whereasはwhileの固めの表現です。
 whetherは文の主語や目的語になるなど名詞節の場合は「〜かどうか」、副詞節の場合は「〜であろうと」です。or notを伴うことが非常に多いです。
 

around
round

against

above
below
beneath
throughoutbeyond
per
despite
within
behind

beside
 

(前)(副)まわりに、回って、あちこちに(前)〜のまわりを回って
(副)まわりに/(形)円い
(前)〜に対して〜に反して
         ⇔for「〜に賛成して」
(前)〜の上の方に/(副)上の方に
(前)〜の下の方に/(副)下の方に
(前)〜の下に(やや格式的)
(前)〜じゅうずっと、〜の隅から隅まで
(前)〜を超えて・〜の向こうに
(前)〜につき
(前)〜にもかかわらず = in spite of
(前)〜以内で
(前)〜のうしろに/(副)後ろに
   ⇔in front of A/in front
(前)〜のそばに、〜と比べて
 

 基本9前置詞(of / in / on / for / with / by / from / to / at)以外をまとめておきます。













 

according to

accord



 

(前)〜によれば・によると
 accordingly(副)それによればそれによって
(動)一致する、許容する/(名)一致



 

 according to Aは、元々は分詞構文で「〜の言い分に一致しているのだが」というような意味です。そこから、「〜の言い分によると」という意味になりました。accordinglyは、according to itだと考えると分かりやすいでしょう。
 

lessleast
worse
worst



 

(形)(副)littleの比較級、littleの最上級
(形)(副)bad/illの比較級・bad/illの最上級



 

 不規則変化として押さえておきましょう。中学校で習った「good/well - better -best」や「many/much - more - most」を忘れている人は早急に覚え直し!
 

badly




 

(副)ひどく




 

badの副詞ですが、wantやneedの直前に置かれると強調の意味になります。「ひどく」と覚えておけば、badの副詞としても強調としても通じるので、使い勝手がいいでしょう。
 
 
 
 
 
 
 

further







 

(副)はるかに/(形)さらに進んだ







 

 farの比較変化には2系統あって、「遠い」という意味での変化は「farther-farthest」で、程度を表す(比較級の強調のfarもそれ)「さらに・さらなる」の意味では「further-furthest」と変化します。ただ、最近では混同されており、いずれの場合でもfurtherを使うのが多いようです。
 

nearby


 

(形)近くの/(副)近くで


 

 near(近い)+by(そばに)です。nearは副詞か前置詞、nearbyは原則形容詞と考えましょう。
 

unknown
well-known

 

(形)未知の
(形)よく知られた
 

 unknownはknownに否定のunが、well-knownはwellが付いた形です。
 

example
instance

 

(名)
(名)実例
 

 exampleは一般的な例を、instanceは特定の場合の事例を指します。
 

youth

 

(名)若さ青年

 

 youngの名詞形です。in my youth「私の若い頃」で押さえましょう。
 

stair



 

(名)階段
 upstairs (副)上の階へ/(名)上の階
 downstairs(副)下の階へ/(名)下の階

 

 stairwayやstaircaseだと、手すりなども含めた階段を指します。upstairsやdownstairsは一般に副詞として使われます。
 

dare


 

(助)(動)敢えて〜する


 

 助動詞としては疑問文・否定文でしか使えません。肯定文では動詞として使い、dare to doの形をとります。
 

certain


uncertain




 

(形)(Cのとき)確かだ(名詞を限定して)或る
 certainly (副)確かに
 certainty (名)確かさ・確信
(形)確信のない・不確定な
 uncertainty (名)不確実・半信半疑



 

 certainは、叙述用法(補語になる用法)の場合には「確かだ」、限定用法(名詞を修飾する用法)の場合には「或る、特定の」という意味になります。このように用法によって使い分けをする後は、他にpresent(叙述用法で「存在している」、限定用法で「現在の」)があります。
 

exact

precise

accurate




 

(形)正確な
 exactly (副)正確に
(形)(情報や計算が)正確な
 precisely (副)正確に
(形)正確な
 inaccurate (形)不正確な
 accurately (副)正確に
 accuracy (名)正確さ

 

 exactは、「きちんとした」「的確な」という意味での正確さを示します。一方、preciseは、「記録や計算などが正確だ」という意味合いです。pre(前
もって)+cise(切り分ける)のイメージから繋げておきましょう。
 accurateは情報や測定値、機械が正確なことを表します。「cure(注意)をこめた」が語源。
 

part
apart

 

(名)部分・役割/(動)分ける
(副)分かれて・離れて
 

 apartは、a(離れて)+part(部分)です。
 
 
 

similar



 

(形)似ている
 similarity (名)類似
 similarly (副)同じように

 

 simiはsameと同じです。simulation「模擬・シミュレーション」のsimuも同じ語源です。be similar to A「Aと似ている」を覚えておきます。
 

resemble












 

(動)に似ている
  resemble O Oに似ている











 

 sembleも語源はsameと同じです。resembleについては、他動詞であること、つまり前置詞をとらずに目的語をとれるということを押さえておきます。
 類似表現にtake after Aがありますが、これは直訳すれば「Aの後を受け取る」という意味ですから、遺伝子を受け継ぐような身内を目的語にとります。「親に似ている」はtake afterでいいですが、「アイツの顔はジャガイモに似ている」というようなときにtake afterは使えないということです。
 

assemble






 

(動)を集めるを組み立てる
 assembly (名)集会、組み立て





 

 ある語の前に「a+語頭と同じ子音」がある場合は、それは方向を示し、動詞を作ります。ac+cept(受ける)→accept「受け入れる」のようにです。assembleも、semble=sameを動詞化
した物で、「同じにする、一緒にする」というのが語源です。
 

unlike
alike








 

(前)〜と違って
(形)似ている・同様な







 

 「〜のような」という意味のlike(前置詞といわれることが多いですが、本当は目的語をとる形容詞です)の、対義語がunlikeです(これも本来形容詞ですが、文頭に来ることが多いですし比較表現もないので前置詞と考えた方が分かりやすいでしょう)。
 alikeは、叙述用法(補語になる用法)しかとれない形容詞です。
 

likely






 

(形)〜する可能性が高い
  be likely to do
 unlikely (形)〜しそうにない




 

 辞書には「〜らしい」とか「〜しそうだ」と載っていますが、これだと劣等比較などちょっと込み入った構文になると訳しづらくなります。S is likely to do「〜する可能性が高い」と覚え
てしまいましょう。It is likely that SVという表現もあります。
 

rapid



 

(形)速い
 rapidly(副)速く


 

 間を省いたゆえの速さ(たとえば快速電車)、間隔の速さ(銃の連射をrapid fireという)を指します。quickは瞬間的な速さのイメージですね。
 

past



 

(名)過去/(形)過去の
(前)〜のそばを通り過ぎて


 

 もちろんpassの過去分詞形passedから来ています。前置詞の方の意味は盲点かも知れませんから、しっかり押さえておきます。
 
 
 
 

able






 

(形)可能だ A is able to do
 unable (形)不可能だ
 ability (名)能力 the ability to do
 enable (動)可能にさせる
  enable A to do Aが〜するのを可能にする


 

 主にS is able to doの形で使います。
 動詞は、動詞化の接頭辞enが付いたenable。enable A to doで「Aが〜するのを可能にする」というのが直訳です。無生物主語構文をとる動詞です。
 名詞形のabilityは、the ability to do「〜する能力」を覚えておきましょう。
 

capable






 

(形)可能だ A is capable of doing
 incapable (形)不可能だ
 capacity (名)収容能力・能力
 capability (名)能力



 

 S is capable of doingの形で使います。ofの後は動名詞や、名詞を置くことができます。
 capacity「許容能力」は、例えばある施設の収容人数などを示す語として日本語になっていますから、そこから結びつけて覚えるといいでしょう。
 

possible










 

(形)可能だ It is possible for A to do
   可能性がある It is possible that SV
 impossible (形)不可能だ・あり得ない
 possibility (名)可能性
 possibly (副)ことによると






 

 「可能だ」の意味ではIt is possible for A to doの構文をとります。possibleは人を主語にとることはありません。
 また、「可能性がある」の意味では、It is possible that SVという構文になります。「可能だ」の場合と、きっちり区別を付けて覚えておきます。
 名詞形のpossibilityは、the possibility of A あるいは the possibility that SVの形をとり、「可能性」の意味で使います。
 

probable





 

(形)可能性が高い・ありそうだ
 probably (副)おそらく
 probability (名)見込み・確率



 

 prove(証明する)+able(できる)で、相手に「そうなるぞ」と証明できるほどに可能性があることを示します。
 数学で確率はPで表しますが、これはprobabilityから来ています。
 

maybe
perhaps
possibly
probably





 

(副)ひょっとすると
(副)ひょっとすると
(副)ことによると・〜の可能性はある
(副)おそらく




 

 maybeとperhapsがほぼ同じ。maybeの方が口語的です。よくmaybeは「たぶん」と訳されることが多いですが、実際にはかなり可能性が低い場合にしか使いませんから、「たぶん」と訳さない方が正確です。
 可能性がより高い場合にはprobablyを使います。
 

job
business
work
task

 

(名)仕事
(名)商用用事
(動)働く機能する/(名)仕事作品工場
(名)課題・仕事
 

 「仕事」の意味としては、businessやworkは不可算名詞です。workが可算名詞になった場合は、作品や工場の意味になります。
 

importance


 

(名)重要さ
 unimportant (形)重要でない

 

 importantの名詞形だから問題ないですね。of importance importantも押さえておきます。
 
 
 
 
 
 

problem
issue










 

(名)問題
(名)問題発行・公布/(動)発行する









 

 problemは解決すべき問題を表し、個人的な問題でも使えます。issueの方は、社会で広く扱われるべき問題に対して使います。
 issueは元々は「表に出る」という意味合いです。「表に出てきた悪い面」という意味合いから「問題」という意味が生じたのです。語源通りの意味も残っており、動詞として「発行する」や「公布する」、名詞としても「発行、公布」という意味があります。
 

matter










 

(動)重要だ・問題だ
(名)問題こと物質









 

 a private matter「私的な問題」、a matter of time「時間の問題」などと使います。「物質」の意味としては、spiritやmindと対置した「物・物質」という意味合いです。「dark matter」は聞いたことありませんか?
 動詞としては、It doesn't matter wh- SVIt doesn't matter whether SV「〜かどうかは大したことではない」というように使います。通常、否定文か疑問文で使います。
 

false
 

(形)偽の
 

 trueの対義語ですね。
 

follow

following











 

(動)〜についていく・従う
  It follows that SV 当然〜ということになる
(形)次の











 

 followは「後に付いていく」というイメージで押さえます。One event followed another「次々に事件が起きた」という言い方も、「ある事件が別の事件の後に付いてきた」と考えれば意味が掴めるでしょう。
 分詞形容詞であるfollowingも、「後に付いてくるような」という意味合いです。the following day「翌日」。
 It follows that SV「当然〜ということになる」という構文も覚えておきましょう。これも「that以下という結論が後ろに付いてくる」という意味合いです。
 

care



 

(動)注意する世話する好む
(名)注意世話
 careful (形)注意深い
 careless (形)不注意だ
 

 be careful of A「Aに注意する」を一緒に押さえておきましょう。
 「好む」はdon't care for A「Aは好きじゃない・遠慮したい」と使います。
 

pay


 

(動)を払う割に合う/(名)給料
  pay 金for物

 

 「割に合う・報われる」という意味と、pay 金for物という語法を押さえておきます。
 

frontier
 

(名)国境・辺境・未開の場所
 

 front(前方)にある場所ですね。
 

indeed

 

(副)本当に・実際

 

 in factの同意表現と考えて構いません。
 
 
 

seem



 

(動)〜に思われる
  seem C / seem to do / It seems that SV
 seemingly (副)〜に思える、一見〜

 

 seem C「Cに思われる」、S seem to do「〜すると思われる」、It seems that SV「SVと思われる」の3語法を押さえておきましょう。
 

remain





 

(動)〜のままだ残る
(名)遺跡(〜s)、残り物(〜s)
  remain C 〜のままだ



 

 第1文型の場合は「Sが残る」、第2文型の場合は「Cのままだ」と区別します。ニュアンスとしては、stayが少し堅めになった感じです。名詞の場合もありますが、どの意味であっても通例複数形で用います。
 

smell

taste

 

(動)匂いがする匂いをかぐ/(名)匂い
  smell C 〜のにおいがする
(動)味がする/(名)趣味
  taste C 〜の味がする
 

 第2文型(後ろが形容詞)だとそれぞれ「匂いがする」「味がする」、第3文型(後ろが名詞)だと「匂いを嗅ぐ」「味わう」と区別しましょう。
 

appear





 

(動)〜に見える現れる
  appear (to be)C 〜に見える
 appearance (名)外見、出現
 disappear (動)見えなくなる・消える
 disappearance (名)消失

 

 第2文型だと「〜に見える」、第1文型(後ろに何もないか、副詞のみ)の場合は「現れる」と区別します。名詞形のappearanceも当然2系統の意味があり、「〜に見える→外見・見た目」、「現れる→出現」となります。
 

prove

















 

(動)証明する(SVO)、〜と分かる(SVC)
  prove O / prove (to be) C
 proof(名)証明、証拠















 

 prove Cprove to be Cの場合は「Sが〜だと分かる」、prove O Cprove O to be C)やprove that SVだと「〜を証明する」なのだと区別しましょう。
 なお、OCとO to do、that SVの違いですが、後者になるほど間接的なニュアンスが出ます。例えばtellではそれが如実に表れ、tell A that SVだと「〜と伝える」ですが、tell A to doだとAに対する影響力が直接行使されるイメージになるため、「Aに〜するよう命ずる」という意味になります。入試レベルでto do とthat SVのニュアンスの違いが分かっていることを求めるような問題は出ないでしょうが、頭に入れておくと役立つ場面があるかもしれません。
 

mind











 

(動)を気にする
(名)頭脳・考え・心
  mind doing 〜するのを気にする









 

 mind doing「〜することを気にする」、Would you mind doing?「(〜することを気にしますか→)〜していただけませんか?」、Would you mind my doing?「(私が〜するのを気にし
ますか→)〜しても構いませんか?」を覚えておきましょう。
 名詞の場合は「頭脳」の意味です。辞書には「精神」となっていることが多いですが、日本語の「精神」のイメージと違い、心と言うよりは頭の方を指すイメージです。
 
 
 
 

remind








 

(動)〜に思い出させる
  remind A of B AにBを思い出させる







 

 re(再び)+mind(頭脳)で「記憶に再び甦らせる」という意味です。remind A of B「AにBを思い出させる」或いはremind A that SV「Aに〜を思い出させる」という構文を取ります。ただし、無生物主語構文として使うことがほとんどなので、「SによってAは〜を思い出す」とした方が日本語らしくなります。
 

recall








 

(動)努めて)思い出す呼び戻す、解任する
(名)呼び戻し、リコール、回想







 

 re(再び)+call(呼ぶ)で「呼び戻す」というのが原義で、そこから「記憶に呼び戻す」ということから「思い出す」という意味が出てきます。remember「覚えている」と比べて、「努めて思い出す」ニュアンスがあります。また、他にも原義通りの「呼び戻す」や、「解職する(リコールする)」という意味もあります。
 

miss









 

(動)〜がいなくて寂しいと思う〜しそこねる
 missing (形)行方不明の








 

 miss doingあるいはmiss Aで「〜しそこねる」です。目的語が名詞の時は、適当な動詞を補って考えます。miss the trainなら「電車に乗り損ねる」ですし、miss the ballなら「ボールを取り損ねる」といった具合です。
 また、miss Aで「Aがいなくて寂しいと思う」という意味になることもあります。Aに人が来た場合にこの意味の可能性を思い出しましょう。
 

own



 

(動)を所有する/(形)自身の



 

 動詞は、所有者をオーナーと呼ぶことから繋げられますね。形容詞は、まずは「所有格 own 名詞」の形で押さえておきましょう。
 

develop




 

(動)を発達させる・を開発する・発達する
 development (名)発達



 

 de(否定)+velop(包み)が語源です。envelope「封筒」も同語源。developing country「発展途上国」、developed country「先進国」という言い方もあります。
 

reason
reasonable






 

(名)理由理性
(形)合理的だ手頃だ





 

 reasonには、「理由」意外にもinstinct「本能」の対義語として「理性」という意味もあります。reasonableは、「理性を以て話すことができる」と言うところから「合理的だ」、また「手頃だ、相応だ」という意味もあります。後者は日本語としても使いますね。
 

clear


 

(形)明確な・きれいな 
(動)を掃除する
 clearly (副)明確に・きれいに
 

 It is clear that SV「SVなのは明らかだ」という表現はよく使うので覚えてしまいましょう。
 
 
 
 
 

happen





 

(動)起こる
  happen to A Aに起こる
  happen to do 偶然〜する



 

 happen to A「Aに(Sが)起こる」、happen to do「偶然〜する」、It happens that SV「偶然SVする」を覚えます。
 元々は「幸運が起こる」という意味。happyと同語源です。
 

occur






 

(動)頭に浮かぶ起こる
 It occurs to 人that SV 〜の頭に…が浮かぶ
 occurrence (名)発生、出来事




 

 「起こる・生じる」の意味ではhappenとほぼ同じ意味です。また、考えを主語にとってS occurs to A「考えがAの頭に浮かぶ」という表現もあります。It occurs to A that SV「〜(という考えが)がAの頭に浮かぶ」と、形式主語構文でも使われます。
 

strike






 

(動)ぶつかる・ぶつける
   を打つ・襲う、(考えが)頭に浮かぶ
 It strikes 人that SV 〜の頭に…が浮かぶ




 

 非常に訳語が多いので、「ぶつかる・ぶつける」という基本的な意味を押さえておいて、目的語に応じて訳語を考えるようにした方がいいでしょう。
 また、It strikes A that SV「〜(という考えが)がAの頭に浮かぶ」という表現もあります。
 

wonder





 

(動)思う(目的語は必ず間接疑問)/
(名)驚き




 

 thinkと同じ意味で「頭の中にある考えを思いめぐらせる」と言うことですが、wonderの場合は後ろが必ず間接疑問になります。wonder if/whether SVあるいはwonder wh- SVという形になります。
 

guess




 

(動)推測する




 

 明確な根拠無しに推量する場合に使います。後ろにthat節(thatは通常省略)や疑問詞節をとれます。なお、surmiseを使うと、ちょっと堅めの表現になります。
 

natural










 

(形)自然の当然だ
 naturally (副)当然、自然に
 nature (名)自然、性質








 

 natureは「生まれ持った物」という意味です。それで、「性質」や「自然」という意味が出てきます。「性質」の方を忘れがちなのできちんと覚えま。
しょう。
 派生語であるnaturalやnaturallyも、「自然」絡みの意味は問題ないでしょうから、「当然」の方の意味をきっちり押さえておきましょう。
 ex. It is natural that he was fired.
 「彼が首になったのは当然だ」
 

native

 

(形)その土地本来の、生まれながらの
(名)原住民
 

natureと同じくラテン語の「生まれる」natusが語源。
 

lose



 

(動)を失うに負ける
 loss (名)損失、敗北


 

 lose A to B「AをBに対して失う」を覚えておきましょう。giveの仲間で、「AをBに対して明け渡してしまう」というイメージで覚えます。
 
 

last


 

(動)(一定期間)続く


 

 「最後の」以外にも「つづく」という、continueと似た意味がありますので覚えておきましょう。
 

set


 

(名)ひとそろい
(動)を置く〜の状態にする 

 

 カタカナ語になっているので問題はないでしょうが、set OC「OをCにする」だけ確認しておきます。
 

author


 

(名)著者


 

 文章に対して「権限を持っている人」ということです。authority「権威」やauthentic「真性の・本物の」と同語源。
 

result




 

(名)結果
(動)結果になる
  result in A Aという結果になる


 

 re(返る)+sult(跳ねる)で、「跳ね返ってきた結果」というのが語源です。動詞についてはresult in A「Aという結果になる」を覚えておきましょう。
 

approve



 

(動)承認する approve of A



 

 ap(〜へ)+prove(証明)から「認める・承認する」という意味になりました。approve of A「Aを承認する」で覚えておきましょう。
 

increase
decrease







 

(動)増える/(名)増加
(動)減る/(名)減少






 

 in(内側に)+crease=create(生じる)で、「増える」という意味になります。主語はnumberなどです。「〜な人が増えた」というようなときに「People increase」とすると、人の何が増えたか不明になるので、避けます。
 反意語は否定のdeを使ったdecreaseです。
 

diminish
 

(動)減少する
 

 di(下に)+mini(小さい)です。
 

reduce


 

(動)を減らす
 reduction (名)減少・短縮・割引

 

 re(後ろに)+duce(導く)です。be reduced to A「Aの状態に低下させら
れる」も覚えておきましょう。
 

consider








 

(動)を考慮する
 consideration (名)考慮
 considerable (形)かなりの
 considerate (形)思いやりがある





 

 consider OC(consider O to be C)で「OをCと考える」です。
 形容詞形は2つありますから区別して覚えましょう。「考慮する」という意味から結びつけやすいのはconsiderate。「思いやりがある」という意味です。considerableは「考え得る限りの」という意味合いから「かなりの」という強調で使えます。
 

realize




 

(動)を理解するを実現する
 real (形)現実の・本当の
 reality (名)現実性・現実
 really (副)本当に・実際に
 realization (名)理解、実現
 

 izeは「〜化する」という、よく使われる接尾辞です。real(現実)にするということで、「実現する」「(頭の中に具体化させて)理解する」という意味になります。
 
 

surprise














 

(動)を驚かせる/(名)驚き
 surprising (形)驚くべき
 surprisingly (副)驚くほど、驚くべきことに
 surprised (形)驚いた











 

 心情語の多くは、英語では他動詞になります。英語は因果関係を重視するので、影響の流れを「心情を動かす物→人間の心」と捉えるのです。ゆえに、人間がある心情になった場合は「人 is -ed」、物がある心情を呼び起こすような場合は基本的に「物 is -ing」となります。
 surprisedの語法としては、「be surprised at A(Aに驚く)」あるいは「be surprised to do(〜して驚く)」、be surprised that SV(SVという事実に驚く)」を覚えます。驚きの対象はat Aで表しますが、これはamazeやastonishも同様です。
 

amaze


 

(動)を驚かせる
 amazing (形)驚くべき・(驚くほど)素晴らしい
 amazed (形)驚いた
 

 ふつうプラスの意味で使われます。正確に訳せば「感嘆させる」という感じでしょうか。
 

astonish



 

(動)をひどく驚かせる
 astonishing (形)驚くべき
 astonishingly(副)驚くほど、驚くべきことに
 astonished (形)驚いた
 

 asは強意で、tonは雷を表します。thor(トール=北欧神話の雷神)と同語源。surpriseを強めた語で、「仰天させる」というニュアンスです。
 

marvel


 

(動)驚く
  marvel at A Aに驚く
 marvelous (形)驚くべき・素晴らしい
 

 心情語なのに自動詞となる語です。marvel at A「Aに驚く」を覚えてしまいましょう。
 

satisfy




 

(動)を満足させる
 satisfactory (形)満足できるような、立派な
 satisfied (形)満足した
 satisfaction (名)満足

 

 これも心情語なので、「人 is satisfied with A」「物 is satisfactory / satisfying」と覚えます。-fyは動詞化の接尾辞なので、ついでに押さえておきましょう。
 

interest




 

(動)に興味を持たせる
(名)興味利子・利益
 interesting (形)興味深い
 interested (形)関心を持つ
 interestingly (副)興味深いことに
 

 中学生レベルの単語ですが、「利子」の意味は盲点だと思いますので、きっちり頭に入れておきましょう。念のため、「be interested in A(Aに興味を持っている)」も確認。
 

excite



 

(動)を興奮させる
 exciting (形)興奮するような・面白い
 excited (形)興奮した
 excitement (名)興奮
 

 interestingは興味をそそるような、知的好奇心を抱かせるような「面白さ」を示しますが、excitingは興奮するような面白さを表します。
 

scare




 

(動)を怖がらせる
 scary (形)怖い
 scared (形)怖がって
 scarecrow (名)案山子

 

 物 is scary、人 is scaredというのも覚えておきましょう。
 ちなみに、scarecrowは「案山子」です。crowはカラスですから、「カラスを怖がらせる物」と言うことですね。
 
 
 
 
 
 

tire




 

(動)を疲れさせるを飽きさせる
 tired (形)疲れた飽きた
  be tired from A 疲れた
  be tired of A 飽きた
 tiring (形)疲れさせるような、退屈な
 

 be tired from A「Aに疲れている」、be tired of A「Aに飽きる」をまず覚えましょう。


 

boring




tedious





 

(形)つまらない
 bore(動)うんざりさせる・退屈させる、
       穴をあける
 bored (形)退屈した
 boredom (名)退屈、退屈の種
(形)長々として退屈な





 

 これも心情語。be boredはat Aが一般的ですが、最近はof Aを使うことも多いようです。余裕があったら、boredomという名詞形も覚えておきましょう。
 同じ綴りで「穴を空ける」という動詞もあります。「ボーリング工事」の元ですね。
 tediousは、グダグダと不毛なやりとりだけが続いて結論が全く出ない会議のようなイメージです。
 

disappoint


 

(動)を落胆させ
 disappointed (形)がっかりした
 disappointment (名)落胆
 

 disが否定、appointは「約束」ですから、約束を破られてがっかりしているイメージで覚えましょう。
 

depress




 

(動)を落ち込ませる
 depression (名)憂鬱、不況



 

 de(下に)+press(押す)で「気持ちを下に押し下げる」意味です。名詞形のdepressionは「不況」の意味でも使うので、とくに社会人は覚えておくべきでしょう。
 

impress


 

(動)に印象を与える
 impressive (形)印象的な
 impression (名)印象
 

 im(心の中に)+press(押す)と考えましょう。

 

please








 

(動)を喜ばせる
 pleasure (名)喜び・楽しみ
 pleasant (形)楽しい、気持ちのよい
 pleased (形)喜んだ(with A)





 

 eaの部分の発音を区別して派生語を覚えましょう。pleaseとpleasedは[i:]、pleasantとpleasureは[e]です。
 be pleased with Aという語法も覚えておきましょう。aboutやatを使うこともありますが、withが最も一般的です。
 pleasureは「喜び」を表す語としては最も一般的です。
 

delight


 

(動)を喜ばせる/(名)喜び
 delightful (形)非常に嬉しい
 delighted (形)喜んだ
 

 pleasureは軽い喜びから強い喜びまで広範囲について使えますが、delightは比較的強い喜びを表します。
 

shock
puzzle

 

(動)に衝撃を与える/(名)衝撃
(動)を困らせる
 

 カタカナ語として使われる2語をまとめておきます。
 

upset




 

(動)を狼狽させるをひっくり返す
(名)狼狽、転覆



 

 set up「立ち上げる」がひっくりかえって、意味もひっくり返ったと考えましょう。過去分詞由来の形容詞も同形のupsetです。「人 is upset」で「うろたえる」。
 
 

annoy

irritate

 

(動)をいらいらさせる
 annoyance (名)厄介なこと(もの)
(動)(繰り返し)をいらいらさせる

 

 annoyは行為や人が他人に不快感を与える状態を表します。irritateは、繰り返し不快な行為をおこなうことによってイライラさせる感じです。
 

confuse


 

(動)を混乱させる
 confusion (名)混乱
 confused (形)混乱して
 

 con(共に)+fuse(注ぐ)で、一度に多くの人からお酌されて困ってしまう様子をイメージしましょう。
 

embarrass



 

(動)を当惑させる
 embarrassing (形)やっかいな
 embarrassed (形)当惑して
 embarrassment (名)当惑、邪魔、財政難
 

 em(中に)+bar(棒)で、棒を突き刺して障害物にして困らせるのが語源です。分詞形容詞としてembarrassingやembarrassedもあります。
 

fright




 

(名)(突然の)恐怖
 frighten (動)を怖がらせる
 frightened (形)おびえた、怖がった


 

 突然の強い恐怖を意味します。動詞化の接尾辞enを付けるとfrighten「怖がらせる」という動詞になります。frightened「怖がった」という分詞形容詞もあります。
 

fear




 

(名)恐怖/(動)恐れる
 fearful (形)恐ろしい・怖がって



 

 一般的な不安・恐怖を指します。fearfulは、人が何かを怖がる様子にも使えますし、物が恐ろしい様子であることも言えますが、後者は古めかしい言い方です。
 

terrible








 

(形)恐ろしい・ひどい
 terribly (副)ひどく
 terror (名)恐怖・恐ろしいこと
 terrify (動)を恐れさせる





 

 ラテン語で「驚かす」の意味で、非常に強い不安や恐怖を示します。その形容詞形がterribleで、「恐ろしい」、あるいは様子が甚だしいことにも使えます。
 動詞化の接尾辞-fyを付けてterrifyという動詞も造れます。-fyは元はficやfacと同じで「作る」という意味合いです。
 

horrible





 

(形)恐ろしい・ひどい
 horribly (副)ひどく・恐ろしく
 horror (名)ぞっとするような恐怖
 horrify (動)を恐れさせる


 

 ラテン語で「逆立っている」という意味で、全身の毛が逆立つようなぞっとする恐怖をイメージしましょう。terrorと同じパターンで派生語を作れますから、セットで覚えてしまうと良いでしょう。
 

dread

 

(名)恐怖/(動)を恐れさせる
 dreadful (形)恐ろしい
 

 不安や恐怖に伴って生じる嫌悪感を指します。
 

threat




 

(名)脅威
 threaten (動)脅迫する



 

 脅威や脅迫といった行為、またはそのような行為をとる人、脅威となるような物に対して使います。-enを付ければ動詞になります。
 thrは「叩く」の意です。
 
 
 
 
 

injure


 

(動)を傷つける
 injury (名)けが

 

 生物の体に損傷を負わせることを言います。injureは他動詞ですので、「傷つく」はbe injuredになります。
 

hurt
wound





 

(動)を傷つける痛む
(動)を傷つける/(名)傷




 

 hurtも原則的には他動詞と思ってください。injureよりも程度の軽い傷、怪我に対して使います。
 ちなみにwoundは、武器などで傷を付けること、あるいはその傷のことを言います。
 

humanity







 

(名)人類人間性人文科学
 human (形)人間の、人間的な
 mankind (名)人類





 

 humanは通常、human resources「人的資源」のように形容詞として用います。名詞は、human being「ヒト」、mankind/humankind「人類」を使います。
 humanityは、ityが付いているので抽象名詞っぽいですが、「人類」という意味があります。
 

decide


determine






 

(動)決める
 decision (名)決心
 decisive (形)決定的な・断固とした
(動)決める
 determined (形)頑固な・決心を固めた





 

 de(強意)+cide(切る)で「物事をバッサリ切る」イメージから「決断」を意味します。decide to do「〜すると決める」decide on A「Aについて決心する」を押さえましょう。
 determineもほぼ同じ意味ですが、「決断させる」という他動詞からうまれたbe determined to doを押さえておきましょう。determineの語源はde(下に置く)+term(枠を)です。
 

necessary



 

(形)必要だ必然だ
 necessity (名)必要性
 necessarily (副)必ず

 

 副詞形のnecessarilyは強い肯定なので、notと結びつくと「必ずしも〜というわけではない」という部分否定になります。
 

particular


 

(形)特定の
 particularly (副)特に

 

 partが使われていますから、「部分」→「個別の」「特定の」とイメージをつないでおきましょう。
 

reach





 

(動)に到着する(他動詞)手を伸ばす(自動詞)





 

 「到達する」の意味としてはreach Aとなります。自動詞の場合は「手を伸ばす」で、reach for A「Aを求める(Aを求めて手を伸ばす)」がよく使われます。手を伸ばした長さのことを日本語でも「リーチ」と言いますね。
 

culture

cultivate
agriculture

 

(名)文化教養
 cultural (形)文化的な
(動)を耕す・栽培する洗練させる
(名)農業
 agricultural (形)農業の
 

 cultは「耕す」という意味です。cultureは農耕が生じた結果生まれたものということなんですね。


 
 
 
 
 

convince




convict





 

(動)に確信させる
  convince A of B AにBを確信させる
  convince A that SV
 conviction (名)確信
 convincing (形)説得力のある
(動)有罪と宣告する





 

 conは元は「まとめる」「共に」という意味から、ここでは強意。victは「叩く」という意味で、「叩いて説き伏せる」というニュアンスです。convince A of B「AにBを確信させ
る」、convince A that SV「Sに〜を確信させる」を押さえておきましょう。
 また、同語源の語として、convictもあります。こちらはかなり限定的な意味合いで、「有罪宣告する」という意味になります。
 

victory


 

(名)勝利
 victorious (形)勝ち誇った
 victor (名)勝利者
 

 vict(叩く)絡みで繋げておきましょう。敵を叩いて得た物、ということです。ちなみに「勝者」はvictorです。
 

glory

 

(名)栄光
 glorious (形)輝かしい
 

 gloは「光」を表します。美しい景色や、物事の繁栄にも使えます。
 

triumph




 

(名)勝利/(動)勝利する




 

 ギリシャ語の「酒神バッカスに祝う歌」が語源ですが、さらに遡ればtri(3)+ph(音)です。「万歳三唱」のイメージで覚えると分かりやすいでしょう。
 

victim


 

(名)犠牲者


 

 「vict(叩く)された人」が語源です。戦争や災害、事故などの犠牲者を指します。
 

sacrifice
sacred






 

(名)犠牲/(動)犠牲にする
(形)神聖な





 

 sacriは「聖なる」の意。sacred「神聖な」という形容詞もあります。ficは「作る」で、神聖な場を作るために捧げる物、ということです。「いけにえ」ということですね。at the sacrifice of A「Aを犠牲にして」も覚えておきましょう。
 

prey
pray



 

(名)餌食
(動)祈る
 prayer (名)祈り

 

 捕食の餌食が基本的な意味ですが、犠牲者の意味で使うこともあります。読むときにpray「祈る」と混同しないでください。
 

approximately


 

(副)およそ


 

 ap(〜へ)+proxim(最も近い)が語源です。aboutのかなり堅い表現と覚えましょう。
 

bully


 

(動)をいじめる/(名)いじめ


 

 元は「愛する物」の意味だったのですが……かわいさ余って憎さ百倍ということでしょうか。
 

moment

 

(名)瞬間
 momentary (形)瞬間的な
 

 moveと同語源です。物事を動かす
きっかけ→一瞬と変化しました。
 
 
 

cause


 

(動)を引き起こす・原因となる
  cause A to do Aに〜させる
(名)原因
 

 cause A「Aを引き起こす」と、cause A to do「Aが〜する原因となる・Aに〜させる」を覚えておきましょう。
 

order





 

(名)順序秩序命令注文
(動)に命令する注文する
  order A to do Aに〜するよう命ずる



 

 基本は「順序・秩序」です。そこから秩序立った状態を作る物として「命令」や「注文」の意味が生まれます。
 動詞のorderについては、order A to do「Aに〜するよう命ずる」を押さえます。
 

expect



anticipate






 

(動)予期する
  expect A to do Aが〜すると予期する
 expectation (名)予期
 unexpected (形)意外な
(動)予測する・予測して備える
 anticipation (名)予測





 

 ex(外に)+spect(見る)で、外に目線を向けるところから「期待する」の意味になります。実際にはマイナスの予測でも使えますので、「予期する」で覚えた方が汎用性が高いです。expect A to do「Aが〜すると予期する」も押さえておきます。
 類語にanticipateという語もあります。anti(反対・前に)+cip(とる)という語源で、「前もって推測して準備しておく」ニュアンスです。
 

allow


let
permit



forgive
pardon








 

(動)許可する・自由に〜させる支給する
  allow A to do Aが〜するのを許す
 allowance (名)支給・給与、割引
(動)自由に〜させるを貸す
(動)許可する
  permit A to do Aが〜するのを許可する
 permission (名)許可
 permissive (形)黙認する、放任の(−)
(動)(罪を)許す
(動)許す・大目に見る/(名)許すこと







 

 allow A to doで「Aが〜するのを許す、自由に〜させる」の意味です。let A doとほぼ同じと考えて構いません。受験レベルを超えますが、allow A for B「BをAと見積もる」という語法もあります。
 permitも類語ですが、こちらは、権限がある者が許可するようなニュアンスがあります。permit A to doという語法をとります。ちなみに、per(通す)+mit(送る)で「通行を許す」というのが語源です。
 一方、allowやpermitは何らかの行為を許可する意味ですが、forgiveやpardonは罪や悪事などを許す意味になります。pardonは大仰な意味合いなので使うことは少ないです。
 

force


compel


 

(名)、(複数形で)軍隊
(動)に強制する
  force A to do Aに〜させる≒make A do
(動)に強制する
  compel A to do Aに〜させる
 compulsory (形)義務的な
 

 force A to docompel A to doは、make A do「Aに(無理に)〜させる」の同意表現と覚えてしまいましょう。compelはcom(まとめて)+pel(押す)が語源です。pelはpropel「推進する」でも使われていますね。
 

urge




 

(動)〜するよう迫る/(名)願望
  urge A / urge A to B / urge A to do
 urgent (形)緊急の、しつこい
 urgently (副)差し迫って、しつこく
 urgency (名)緊急
 

 urge A to Burge A to doで「Aに〜するよう(Bを)迫る」という語法をとります。形容詞形のurgentも必須単語です。

 
 
 
 
 
 

encourage









 

(動)を励ます・やる気にさせる
  encourage A to do Aが〜する気にさせる
 encouragement(名)励まし
 courage (名)勇気・やる気
 courageous (形)勇気のある
discourage(動)がっかりさせる思いとどまらせる
 discourage A from doing Aが〜するのを止める
 discouragement (名)落胆、失意


 

 courageは精神的な勇気を指します。それに動詞化の接頭辞である「en」が付いて、「やる気を出させる」という動詞ができます。encourage A to do「Aが〜するよう励ます・やる気にさせる」はぜひ覚えておきましょう。
 対義語は否定の接頭辞「dis」を使ったdiscourage。こちらはdiscourage A from doing「Aが〜するのを思いとどまらせる」の形をとります。
 

brave

 

(形)勇敢な
 bravery (名)勇敢さ
 

 実際に行動に移すような勇気を指します。
 

persuade










 

(動)を説得する
  persuade A into doing / persuade A of B
  persuade A to do
 persuasion (名)説得
 persuasive (形)説得力のある






 

 persuade A into B persuade A to doで「Aに〜するよう説得する」となります。persuade A that SVで「Aにthat以下を説得する」という形もあります。余裕のある人はpersuade A out of B「AをBに催促する」も覚えておきましょう。
 説得に成功するまでを表現しますから、「説得したけどダメだった」と言うときには「try to persuade」とせねばなりません。
 

dissuade


 

(動)を思いとどまらせる
  dissuade A from doing Aが〜するのを止める

 

 persuadeの対義語です。dissuade A from doing「Aが〜するのを説得して思いとどまらせる」です。
 

prevent










 

(動)を妨げる・予防する
  prevent A from doing Aが〜するのを妨げる
 prevention (名)防止
 preventive (形)予防の







 

 pre(前もって)+vent(来る)で、事前にやってきて阻止するイメージ。
 prevent A from doing「Aが〜するのを妨げる」は、無生物主語構文でも使われる必須語法です。通常は「(Sによって)Aは〜できない」と意訳することになります。
 preventでなくても、他動詞 A from doingの形は「Aに〜させない」とい
うのが基本的な訳しかたになります。覚えておきましょう。
 

hinder


 

(動)を妨げる(目的語は物のみ)


 

 behindのhindと同語源で、元は「後ろに追いやる」という意味合いです。目的語は物しかとれません。
 

restrain



 

(動)を抑制する・節制する
 restraint (名)抑制


 

 strainは「結ぶ」の意味で、後ろに結びつけて前へ行かないようにするようなイメージで覚えましょう。restrain A from doingの語法もとれます。
 

refrain



 

(動)控える
 refrain from A Aを控える


 

 re(後ろ)+frain(手綱)で、手綱で後ろへ引いて抑えるイメージです。refrain from doing「〜するのを差し控える」を覚えましょう。
 
 

emerge
emergency



 

(動)(急に)現れる
(名)緊急


 

 eはexと同じく「外へ」の意。merge(水の中から)で、「水の中から急に現れる」というのが語源です。
 名詞形のemergencyも頻出。
 

ambulance

 

(名)救急車

 

 ambが「あちこち」の意味。あちこち走り回る車、という意味です。
 

inspire




 

(動)を奮い立たせるに直感を与える
 inspiration (名)直感・霊感



 

 in(内)+spire(息)です。「神・精霊の息吹が脳内に吹き込まれた物が「インスピレーション」なんですね。
 inspire A to doという語法もあります。
 

instead





 

(副)代わりに
  instead of A 〜の代わりに




 

 instead of Aは群前置詞として頻出です。
 steadは元は「場所」という意味で、in stead of A「(別の物が)Aの場所に存在して」という意味合いから発展しました。
 

recent

 

(形)最近の
 recently (副)最近
 

 現在完了と共に使うことができます。
 

minute




 

(形)微小な




 

 「分」の意味のminuteとは違い、[mainju:t]と発音します。アクセントは後ろです。もともとminuteとminiは同語源、その本来の意味が出てきた物です。
 

depend














 

(動)頼る〜による(on A)
 dependent (形)依存している
 dependence (名)依存
 independent(形)自立している・独立している
 independence (名)自立・独立










 

 de(下)+pend(ぶらさがる)で、下にぶら下がって依存しているイメージです。depend on Aの形で覚えてしまいましょう。
 dependentは形容詞、dependenceが名詞になります。dependentもon Aを伴って「〜に依存する、〜に因る」という語法です。
 その対義語がindependentとindependence。be independent of A「Aから自立・独立している」を覚えておきましょう。ofはoffから生まれた「分離のof」です。「自主性がある」という意味ではbe independent from Aも使われます。
 

society




 

(名)社会・会・交際
 social (形)社会の社交上の
 socially (副)社会的に
 sociality (名)社会性
 sociable (形)社交的な
 

 「人々の繋がり」という基本のイメージを押さえておきましょう。共同体レベルから国家、人類レベルにまで広く使えます。派生語のsocialとsociableの区別は注意。
 
 
 
 
 
 

suggest











 

(動)を提案するを示唆する(that SV)
 suggestion (名)提案、示唆










 

 うしろにthat節をとって、「提案する」「示唆する」という意味になります。「提案する」の場合、that節中はshouldを使ったり動詞の原形になったりするので注意。逆に「示唆する」の時はそうなりません。また、提案する相手を示したいときは「to 人」となります。二重目的語はとれません
 「示唆する」は、showの類語です。showほどあからさまではないが、研
究結果・調査結果によって〜だといえる、というような場合に使います。
 

propose



 

(動)を提案する・を計画する
 proposal (名)提案、計画、プロポーズ
 proposition (名)提案

 

 pro(前もって)+pose(置く)で、事前にプランを提示するイメージです。suggestと同じ語法をとると押さえましょう。
 

demand






 

(動)に要求する/(名)需要
   demand A of B「AをBに要求する」





 

 de(強意)+mand(命ずる)です。名詞の場合は、demand for A「Aへの需要」というように、for Aと結びつくことが多いです。動詞の場合、that節もとれます。その場合、suggestと同じく、節内はshouldあるいは原形になることがあります。
 

command



 

(動)に命令する/(名)自由に操る力



 

 co(まとめて)+mand(命ずる)で「命令する」です。command A to do「Aに〜するよう命ずる」を覚えましょう。
 

claim



 

(動)を主張する・要求する/(名)主張



 

 日本語の「クレーム」、すなわち不平不満を表明するという意味はありません。権利や正しさを主張するような場合に使います。
 

exclaim



 

(動)(大声で)叫ぶ・感嘆する
 exclamation (名)感嘆 


 

 ex(外に向かって)+claim(主張)ですが、名詞の「エクスクラメーション」から覚えた方が覚えやすいでしょう。
 

insist





 

(動)強く主張する
  insist on A / insist that SV
 insistence (名)主張
 insistent (形)言い張って聞かない


 

 in(中に)+sist(立つ)で、自分の心の中に何らかの主張が直立している状況をイメージしましょう。1つの意見に強く固執しているイメージです。
 後ろはon Athat節になります。
 

resist





 

(動)に抵抗する
 resistance (名)抵抗




 

 re(返って)+sist(立つ)→逆に立つ、つまり相手と反対の立場に立って抵抗することを表します。ナチスドイツへの抵抗運動を「レジスタンス」と呼ぶことを知っている人は、名詞形から連想しても覚えやすいでしょう。
 
 
 

explain



 

(動)を説明する
  explain to人that SV
 explanation (名)説明

 

 語源はex(外へ向かって) + plain(平らにする)です。suggestと同様に、説明する相手を明示する場合はto Aを使います。
 

complain


 

(動)不満を言う(about/of A)
 complaint (名)不満

 

 語源はcom(強く)+ plain(打つ・嘆く)。うしろがabout A もしくはof Aになることを押さえます。
 

plain








 

(形)明白な飾り気がない
(名)草原







 

 元々は「平ら」という意味で、そこから「余分なものが無い」と変化していきます。砂糖などが入っていないヨーグルトを「プレーンヨーグルト」と言いますし、「プレーンオムレツ」というのもありますね。
 「余分なものがない」から、「明らかな」「地味で飾り気がない」「草原」という意味に広がっていきました。
 

succeed



succession


 

(動)成功する継承する・後に続く
 success (名)成功
 successful (形)成功した
 successfully (形)うまく
(名)連続・継承
 successive(形)連続した

 

 suc(下に)+ceed(行く)で、「次に来る」→「成功する」と変化しました。「成功する」の意味だとsucceed in A、「継承する」の意味だとsucceed to Aの語法をとります。「成功」「継承」の2系統の意味があり、派生語もそれぞれ別の語になります。
 

accept



 

(動)を受け入れる
 acceptance (名)受け入れ


 

 ac(〜へ)+cept(受ける)で、「受容する」「受け入れる」の意味合いです。accept his offer「彼の申し出を受ける」
 

ease


 

(名)気楽さ・容易さ/(動)を和らげる
 easily (副)容易に
 uneasy (形)不安な・落ち着かない
 

 easy「気楽」な状態にする、と考えましょう。

 

educate


 

(動)を教育する
 education (名)教育
 educational (形)教育的な
 

 e(外に)+duc(導く)が語源です。持っている能力を外部へ導き出してやるイメージです。
 

common



 

(形)共通の・普通の
 commonly (副)共通して、普通


 

 comが「共に」という意味なので、「いろんな人たちの間に共通で」という意味合いです。風邪がはやっている、というような場合にも使えます。
 

imagine






 

(動)想像する
 imagination (名)想像・想像力
 imaginary (形)想像上の
 imaginative(形)想像力のある
 imaginable (形)想像できる
 image (名)像、心に描く像

 

 imageはimitate「真似る」と同語源で、「真似た物、映し出した物」という意味です。
 imaginaryとimaginativeの区別をきっちり覚えましょう。センター試験は、こういう紛らわしい語の区別をよく問題に出します。
 
 
 
 

form






 

(名)形・形式/(動)形成する
 formal (形)形式的な・正式な
 formally (副)形式的に
 formality(名)形式的なこと・形式にこだわること
 formation (名)構成
 informal (形)略式の、非公式の
 formula (名)決まり文句、公式・式
 

 formは日本語でしょうから、派生語をきっちり押さえておきましょう。formulaは、数学でf(x)などと書きますが、そのfの由来ですね。



 

casual

case




 

(形)偶然の何気ない・略式の
 casually (副)偶然に、何気なく
(名)場合・事例入れ物主張




 

 casuは「落ちる」の意味で、「偶然落ちてくる」が原義です。そこから「偶然の」の意になります。偶然と言うことは意識していない訳ですから、「何気ない」という意味も出てきます。
 caseも元々は「偶然落ちてきた物」を示します。
 

occasion


 

(名)機会・場合・行事
 occasional (形)時々の、臨時の
 occasionally(副)時折
 

 occasionのcaseも「偶然落ちる」の意です。形容詞のoccasionalに注意。

 

situation

 

(名)状況・立場

 

 「シチュエーション」はカタカナ語ですね。
 

circumstance





 

(名)状況・事情





 

 circum(円→周囲)+stance(立つ)で、周囲に立っている事情、環境を示します。inやunderの後に置いて「〜な状況で」と使うことが多いです。
 アクセントは第1音節ですので注意。
 

condition




 

(名)状態条件




 

 これまた日本語ですね。「条件」という意味は見落としがちですので、そこはきちんと確認。
 on condition that SV「〜という条件で」も押さえておきましょう。
 

deal



 

(動)扱う・商う/(名)
  deal with A Aを扱う
  deal in A Aを商う

 

 「うまく取り扱う」意味合いで、deal with A「Aを扱う」という語法をとります。deal in A「Aを商う」もついでに覚えましょう。
 

office


 

(名)職場・事務所
 official (形)公認の・公務上の

 

 形容詞形だと「役所の」というイメージが強くなります。officialは1つ目のiにアクセントです。
 

credit




 

(名)信用
 incredible (形)信じられない



 

 クレジットカードは、その人を信用してツケを許すカードですね。crediが「信用」を表すと押さえた上で、ついでにincredibleも覚えてしまいましょう。
 

except

 

(前)〜を除いて/(動)を除く
 exception (名)例外
 

 ex(外へ)+cept(投げる)。外へ投げ捨てて取り除くイメージです。
 
 

fail


 

(動)を失敗する・怠る(to doを伴う)
 failure (名)失敗

 

 後ろに動名詞をとらないことをチェックしておきましょう。また、never fail to do「必ず〜する」も頻出。
 

act





actual

react

 

(動)行動する・演じる
 action (名)行動・活動
 active (形)活発な、積極的な
 activity (名)活発さ・活動
 actor (名)俳優
 actress (名)女優
(形)現実の・実際の
 actually(副)実際は・実は
(動)反応する
 reaction (名)反応
 

 「行動する」という意味では一般的な語です。派生語が非常に多いので、整理しつつ押さえましょう。






 
 

passive
 

(形)受動的な
 

 activeの対義語です。
 

negative
positive




 

(形)負の否定的な、消極的な(名)否定
(形)正の積極的な、明確な、確信した



 

 それぞれカタカナ語として使われますね。様々な意味がありますから、「正の」「負の」と押さえておいて、文脈に応じてふさわしい訳をあてましょう。
 

aggressive


 

(形)攻撃的な


 

 gressが「進む」の意ですから、グイグイ前へ進んでいくようなイメージです。
 

optimistic
pessimistic

 

(形)楽観的な
(形)悲観的な
 

 セットで覚えてしまいましょう。カタカナ語としても使われます。
 

continue



 

(動)つづく・つづける
 continuous (形)絶え間ない、連続の
 continual (形)断続的な

 

 continuousとcontinualの区別は押さえておきましょう。-alの方は「アル」なので「絶え間ある」、-ousは「絶え間ない」と押さえましょう。
 

express


 

(動)表現する/(名)特急
 expression (名)表現
 expressive (形)表現している
 

 ex(外に)+press(押し出す)が語源。自分の意志や感情を表に出すことです。
 

agree






 

(動)同意する・一致する
  agree to A/agree with A
  agree on A Aについて同意する
 agreement (名)同意、協定
 agreeable (形)心地よい、賛成して
 disagree (動)同意しない
 disagreeable (形)不愉快な
 

 agree to Aで「Aに同意する」、agree with Aで「Aに一致する」となります。toの後ろは意見、withの後ろに人が来ることは多いですが、絶対にそうなるというわけではないので、この区別法で押さえておきましょう。

 

sense




 

(名)感覚意味
 sensitive (形)敏感な
 sensitivity (名)敏感さ
 sensible (形)分別のある
 nonsense (名)無意味なこと
 

 語尾がseになる語はceになる語よりもはるかに少ないので、「se」になる物を特に注意して覚えましょう。
 sensibleとsensitiveの区別は要注意です。
 
 

room


 

(名)余地


 

 roomがspaceの意味合いも持っていることは盲点でしょうから、きっちり覚えましょう。
 

shortage

 

(名)不足

 

 shortにageがついて名詞化した物です。
 

meaning




 

(名)意味
 meaningful (形)意味がある
 mean (動)意味する・〜と言いたい


 

 mean「意味する」の動名詞ですね。meanのうしろがthat節の時は、「意味する」ではなく、「〜と意図する」→「〜と言いたい」と訳すときれいな場合が多いです。
 

means



 

(名)手段



 

 「意味する」のmeanと結びつけると意味不明でしょうが、medium(媒介)と同語源と考えるとイメージしやすいでしょう。
 

immediate


 

(形)即時の直接の
 immediately (副)すぐに/
         (接)〜するとすぐに
 

 im(否定)+mediate(仲介)で、「中間をすっ飛ばして直接に、すぐに」の意味です。directも同意。
 

medium
 

(名)媒体、通信手段/(形)中間の
 

 複数形はmediaです。
 

amount



 

(名)
 the amount of A (数えられない)Aの量


 

 mountainと同語源です。「ひと山」のイメージですね。数えられない物の量を示します。数えられる物の数はnumberです。
 

quality
quantity
qualify



 

(名)
(名)
(動)に資格を与える、制限する
 qualified (形)資格がある、能力がある
 qualification (名)資格
 

 「クオリティ」は日本語なので問題ないでしょう。その対義語としてquantityをセットで覚えましょう。
 quality(質)をfy(作る)で、qualifyは「資格を与える」の意味になります。
 

cost



 

(名)費用・犠牲/(動)費用がかかる
  It costs 人 金 物(to do)


 

 It costs 人 金 to do「人が〜するのに…かかる」を覚えましょう。なお時間がかかることを言いたいときは、It takes 人 時 to doになります。
 

expensive


cheap



 

(形)(物が)高価な
 expense (名)費用
 expend (動)費やす
(形)(物が)安い・安っぽい



 

 ex(外に)+pense(天秤に吊す)で、天秤で計算した費用の意味です。主語は物をとりますので、「The price of the car is expensive」は間違いです。
 対義語はcheap。
 値段が主語の場合はhigh/lowを使います。
 

artificial


 

(形)人工の、不自然な


 

 art(職人技)+fic(作る)+ial(形容詞接尾辞)です。fiの部分にアクセントが来ます。
 
 
 

prefer








 

(動)好む
  prefer to do 〜することを好む
  prefer A to B BよりAを好む
 preference (名)好み
 preferable (形)好ましい
  be preferable to A Aよりも好ましい



 

 pre(前もって)+fer(持ってくる)が語源。prefer to do「〜することを好む」とprefer A to B「BよりAを好む」をきっちり覚えます。ラテン語由来なので、toはthanの意味です。
 派生語のpreferableはさらに注意。be preferable to Aは「Aよりも好ましい」です。「Aを好ましく思う」と間違える人が多いので要注意。
 

communicate

community



 

(動)伝える
 communication (名)伝達
(名)共同体



 

 「コミュニケーション」が日本語と化しているから問題ないでしょう。
 communityは、コミュニケーションの取れる地域・集団のことで、村や町、民族、国家など利害関係が共通の集団を指します。
 

manage



 

(動)を経営するなんとか〜する(to do)
management (名)経営


 

 man(手)で操るが原義。「経営する」という意味ではrunもほぼ同義。manage to do「なんとか〜する」も頻出。
 

perform


 

(動)を実行する・演ずる
 performance (名)実行・実演

 

 per(前に)+form(形成する)が語源。doの堅めの表現と理解しておけばいいでしょう。
 

behave



 

(動)ふるまう
 behavior (名)振る舞い


 

 何か「あるべき基準」「別の時代の行動」など、他者と比較した場合の「行動」について表す言葉です。
 イギリス英語ではbehaviour。
 

deserve


 

(動)の値打ちがある


 

 de(強意)+serve(奉仕)から、「奉仕に値する」→「値打ちがある」となります。
 

worth






 

(形)〜の価値がある(目的語を取る)
  be worth doing / It is worth doing A
 worthy (形)〜に値する
  be worthy of A Aに値する



 

 目的語が必要な形容詞です。It is worth doing A「Aを〜する値打ちがある」。このAが主語に移るとA is worth doing.となり、動名詞部分は目的語が欠けた不完全状態になります。This book is wirth reading.「この本は読む価値がある」
 

worship

 

(動)礼拝する崇める/(名)礼拝、崇拝

 

 wor = worthです。「価値を置く」から「崇める」の意味になります。
 

value



evaluate


 

(名)価値/(動)価値を置く
 valuable (形)価値のある
invaluable(形)非常に貴重な・評価できないほどの
 valueless (形)価値がない
(動)を評価する・査定する
 evaluation (名)評価

 

 invaluableに注意して下さい。inが付いていますが「価値がない」ではなく「価値が決められないほど貴重な」という意味になります。
 evaluateは、e(外に)+ value(価値)+ ate(動詞化)が語源です。「価値を見定める」と考えましょう。
 
 
 

complete

 

(動)を完成させる/(形)完全な
 completion (名)完成・満了・卒業
 

 com(共に)+ple(満たす)です。plenty「たっぷり」と同語源。
 

period


era
 

(名)期間
 periodic (形)定期的な
 periodical (名)定期刊行物/(形)定期的な(名)時代
 

 periodは、「ぐるりと回る」というギリシャ語が語源で、eraよりも短めの期間を示します。

 

law
low

raw
row


 

(名)
(形)低い/(副)低く
 lower (形)下等の・下級の/(動)低くする
(形)生の・加工していない
(名)

 

 発音を意識しつつ綴りと併せて意味を押さえていきましょう。「オウ」か「オー」かの区別は、「oがあればオウ」という原則を押さえましょう。例外は、動詞過去形の-oughtとabroadが「オー」になるくらいです。
 

legal

privilege
legitimate










 

(形)法律の法律に適った
 illegal (形)不法な
(名)特権
(形)正当な・合法な









 

 leg(法)を語源に持つ単語を集めました。
 legalはまさにそのままですね。対義語はillegal。ilはinと同じ「否定」を表す接頭辞です。lの前だとil、rの前だとir(例:irregular)、b/m/pの前だとimになると考えればいいでしょう。
 privilegeはprivate(私的な)+leg(法)で、「個人的な法律」というのが語源です。
 legitimateもlegの形容詞形と考えましょう。
 

fill




 

(動)を満たす
  fill A with B AをBで満たす
 full (形)いっぱいだ・完全だ・豊かだ
  be full of A Aでいっぱいだ
 fully (副)十分に
 

 fill A with Bと、その受動態のbe filled with A、形容詞を用いたbe full of Aを覚えておきましょう。


 

general



 

(形)一般的な普段の
 generally (副)一般的に、ふだん
 generalize (動)一般論として言う

 

 空間的あるいは時間的に広く行き渡っているイメージを持ちましょう。空間的に広ければ「一般的」、時間的に広ければ「普段」です。
 

rest



 

(動)休む/(名)休憩残り(全て)
 restless (形)落ち着かない、絶え間ない


 

 take a rest「休憩する」はよく使う表現ですね。「残り」という意味を見落としがちなので押さえておきましょう。
 

extend



 

(動)広げる・延ばす
 extension (名)拡張・延長
 extent (名)程度・範囲・広がり
 extensive (形)広範囲に渡る
 

 ex(外に)+tend(引っ張る)で、平面的に広がっていくイメージがあります。

 

expand


 

(動)膨張する
 expansion (名)膨張

 

 ex(外に)+pand(広がる)です。extendと異なり、3次元的に広がるイメージです。
 
 
 

tend


apt


inclined


 

(動)〜する傾向がある
  tend to do 〜する傾向がある
 tendency(名)傾向
(形)〜しがちだ適切な
  be apt to do 〜する傾向/適性がある
 aptitude (名)適性
(形)〜する傾向がある〜する気だ
  be inclined to do 〜する傾向がある
 incline (動)傾く・傾ける・(心を)傾ける
 

 「〜する傾向がある」として、tend to dobe apt to dobe inclined to doを押さえましょう。
 tendencyはアクセントが第1音節にあります。tend がto doをとるので、派生語のtendencyもto doをとります。


 

decline




 

(動)断る衰える傾く/(名)衰え




 

 de(下に)+cline(傾き)で、rejectやrefuseより柔らかいニュアンスの「断る」です。気持ちが下に傾くイメージですね。「衰える」という意味もあります。
 

state








 

(名)国・州状態/(動)述べる
 statement (名)陳述・声明
 statesman (名)(尊敬されるような)政治家






 

 政治的統一体としての国家を示します。the United Statesから「州」の意味が真っ先に出るかもしれませんが、アメリカは連邦国家であり、「州」と訳すのは不適切に思います。
 「述べる」という意味もありますが、こちらは名詞形が「ステートメント」という日本語になっていますから、それと絡めて覚えましょう。
 

nation


 

(名)国家、国民
 national (形)国家の、国民の

 

 国民国家を指します。「国」という意味で使うときは、「〜人による国家」のニュアンスが出ます。
 

country


 

(名)田舎、国民
 countryside (名)田舎

 

 国土、母国のイメージが出ます。母国のイメージゆえに「田舎」の意味が出てくるのですね。
 

hometown
 

(名)故郷
 

 ほとんど日本語と化してますね。
 

choose

select

elect

 

(動)を選ぶ
 choice (名)選択・選んだもの
(動)を選ぶ
 selection (名)選択・選んだもの
(動)を選挙で選ぶ
 election (名)選挙・選出
 

 chooseがもっとも一般的な「選ぶ」という意味の動詞です。selectは、chooseよりも選択肢が多く、慎重に選ぶ感じです。electは選挙を通して選ぶ意味です。

 

population


 

(名)人口


 

 populate(人を住まわせる)の名詞形です。余裕があったらpopulateもついでに覚えておきましょう。
 

advise






 

(動)に忠告する 
 advice (名)忠告





 

 動詞としてはadvise A to do「Aに〜するよう忠告する」、advise A on B「AにBについて忠告する」を押さえましょう。
 adviceは、名詞ですが後ろにアクセントが来るので注意(名詞のアクセントは前に来る物が多いです)。
 
 

require






 

(動)を必要とする・要求する
 requirement (名)要求
 request (動)要請する/(名)要請




 

 re(返って)+quire(探す)が語源。必要に迫られて何かを要求するイメージです。第3文型以外に、require A of B「AにBを要求する」require A to doという語法もあります。
 requestは、ask「頼む」の固め表現と考えましょう。
 

acquire

acquaint



 

(動)(知識など)を得る
 acquirement (名)取得
(動)知り合いにさせる、知らせる
 acquaintance (名)知人


 

 ac(〜へ)+quire(探す)が語源で、価値ある物を手に入れるときに使う動詞です。
 acquaintも同じ語源ですが、be acquainted with A「Aと知り合いになる」を押さえておきます。
 

inquire


 

(動)に尋ねる
 inquiry (名)問い合わせ
 inquisition (名)審問
 

 in(内を)+quire(探す)が語源。
ask「尋ねる」の固めな表現と考えて良いでしょう。
 

receive



 

(動)を受け取る
 reception (名)受け取ること、歓迎会
 receipt (名)領収書、受け取ること

 

 re(うしろに)+ceive(受ける)です。名詞形2つも覚えておきましょう。receiptはpを発音しませんから注意(「レシート」は日本語ですね)。
 

perceive


 

(動)を認識する・(感覚で)とらえる
 perception (名)認識

 

 per(通して)+ceive(受ける)が語源。感覚として全体をざっくりとらえる感じです。
 

conceive




 

(動)を思い浮かべる
 conception (名)概念、思案
 concept (名)概念
 conceited (形)うぬぼれている

 

 con(まとめて)+ceive(とる)から、全体像を受け止めるニュアンス。名詞形の「コンセプト」からつないで覚えると分かりやすいでしょう。
 形容詞のconceitedは注意。
 

deceive




 

(動)をだます
 deception (名)だまし



 

 de(下)+ceive(受ける)から、「押さえて取り込む→だます」と発展しました。同意表現としてtake inもありますが、こちらは受動態で使うのが普通です。
 

betray



 

(動)を裏切る
 betrayal (名)裏切り


 

 守らねばならない物を守らない、という意味合いです。人の信頼を裏切ったり、秘密を漏らしたりする場合に使います。
 

notice

note





 

(動)に気付く/(名)注意・通知・掲示
 notify (動)通知する
(名)覚え書き・メモ/(動)注意する
 notion (名)考え、意図
 noted (形)有名な
 notable (形)注目に値する


 

 「知る」という意味のラテン語noscereが語源。noticeは状態動詞ですので注意。
 notionは同格のthatをとれますから、the notion that SVという表現を覚えておくとよいでしょう。通常、話者・筆者が否定的に捉えている意見に対して用います。
 
 
 

attend










 

(動)に出席するを看護する注意する
 attention (名)注意・関心
 attendance (名)出席・出席者・付き添い
 attendant (形)付き添いの・出席した
      (名)付き添い
 attentive (形)注意深い・手厚い





 

 「a+子音の連続」は動詞化の接頭辞なので、tendと同語源。元々は「延びていく」という意味です。足を延ばせば「出席する」、気持ちが延びれば「看護する」「注意する」です。
 attend the ceremonyというように儀式や学校・会議に出席したり、attend the sick「病人を看護する」などと使います。「注意する」の時にはto Aを採りますが、「出席する」「看護する」の場合は他動詞なので要注意。
 

concern

















 

(動)関係する(させる)、関心を持たせる
  be concerned with A「Aに関係する」
  be concerned about A「Aを心配する」
(名)関係、関心














 

 「まとめてふるいにかける」というのが語源で、ふるいをかけて何か特定の物に重点を置く意味です。
 「関心」が基本の意味で、関心があれば関わりも生じますので、「関係」の意味も生まれてきます。
 学術的関心を抱く場合にはbe concerned with Aが使えますが、学術的な関心があれば当然それに関わることにもなりますので、be concerned with Aは「Aに関係する」と訳すことが多いです。学術がらみでなくても、as far as I am concerned「私に関する限り」というように、「関連」「関わり」の意味合いで広く使われます。
 心配事として関心を抱く際にはbe concerned about Aとなります。be worried aboutのaboutと同じですね。
 

improve



 

(動)を改善する
 improvement (名)改善


 

 「証明する」のproveとは全く関係なく、古仏語が語源です。
 現状に不満がある物について改善させる場合に用います。
 

trip
travel
tour

journey
voyage
expedition




 

(名)/(動)つまづく
(動)移動する、旅をする/(名)旅
(名)旅行
 tourist (名)旅行者
(名)
(名)船旅宇宙の旅
(名)長旅・遠征



 

 「旅」という意味としては、travelは動詞で、tropやtourは名詞ということを押さえておきます。travelは「光が進む」ような時にも使えるので、「移動する」と覚えてもよいでしょう。
 voyageは船旅です。ボイジャーという宇宙船が太陽系外に飛んでいきました。
 expeditionはex(外へ)+pedi(足)が語源で「探検」の意味合いです。
 

create







 

(動)を創造する
 creature (名)生物
 creation(名)創造、創造物、
      (神の創り出した)宇宙
 creative (形)創造的な
 creativity (名)創造性・独創性


 

 ゼロから何かを生み出すことを表します。
 creatureは植物を含まない生物を表します。esの部分の発音は[i:]。この語に限らず、ea部分は[i:]なのか[e]なのか、きっちり押さえておきましょう。ちなみに、哺乳類はmammal、爬虫類はreptile、細菌はgerm。
 

lack
 

(名)欠如/(動)欠けている
 

 「幸運」luckと混同しないように。
 
 

serve








 

(動)仕える役に立つ
 service (名)奉仕・サービス
 servant (名)召使い






 

 「奉仕する」が原義で、「他者の役に立つこと」にまで使えるようになりました。
 serviceは日本語では「おまけ」のニュアンスがありますが、英語のserviceは本来業務を指します。鉄道会社のserviceは、飲食を提供したりガイドをつけることではなく、人や物を運搬することです。
 

preserve



 

(動)を保存する
 preservation (名)保存


 

 pre(前もって)+serve(奉仕する)から、「あらかじめ処置を施す」→「壊れたり腐らないように保存する」と展開していきます。
 

conserve




 

(動)を保守する
 conservative (形)保守的な



 

 con(強意)+serve(奉仕する)が語源。無駄使いせずに大切に使っていく、守っていくというニュアンスです。conservativeは政治の世界でよく使われます。
 

reserve







 

(動)をとっておく予約する/(名)蓄え
 reservation (名)予約、保留
 reserved(形)控えめな予約した、保留した





 

 re(後ろ)+serve(奉仕する)で、何かの目的のために確保しておく意味に変化しました。「物事を確保しておくような」という意味合いから、reservedには「謙虚な」という意味が出てきました。
 同意語の盲点単語book「予約する」もここで覚えておきましょう。
 

observe




 

(動)を観察する述べる遵守する
 observation (名)観察、意見
 observatory (名)観測所
 observer (名)観察者、立会人

 

 obは、objectなどと同じく「〜に対して」。「ある物に対して奉仕する」から「じっくり見て観察する」という意味に発展しました。「法律などを守る」という意味でも使われます。
 

slave

 

(名)奴隷
 slavery (名)奴隷制
 

 スラヴ人を奴隷として使っていたことが由来です。
 

master


 

(動)熟練する支配する
(名)主人、名人、修士

 

 職人の親方の意から、主人、雇い主、名人の意味、さらには動詞にまで発展していきました。
 

avoid




 

(動)を避ける




 

 いやな物などを回避する意味合いで、avoid doingの形は頻出です。
 ちなみにvoidは「空間・空虚」。宇宙の、銀河系が存在しない領域もvoidと呼びます。
 

inevitable



 

(形)避けられない
 inevitably (副)必然的に


 

 evitableの否定形ですが、evitableは今では使われません。
 an inevitable consequence「当然の結果」。副詞のinevitablyも頻出。
 
 
 

flow


 

(名)流れ/(動)流れる


 

 液体が絶えず流れているというのが元々のイメージです。今では交通や言葉などが流れることにも使えます。
 

flood
 

(名)洪水
 

 水がfl「流れる」と押さえましょう。
 

influence


 

(名)影響・影響力/(動)に影響する


 

 in(内側に)+flu(流れる)が語源で、内面に関与するような影響を表します。
 

fluent



 

(形)流れるような・流暢な
 fluently (副)流れるように


 

 fluは「流れる」です。文字通り「流れるような」という意味で、外国語をペラペラ話せるというような場合に使えます。
 

affect





 

(動)に影響を及ぼす、を感動させる
 affection (名)愛情、影響




 

 a+子音の連続は「〜へ」という方向を示し、その方向へ向かうと言うことから動詞化の接頭辞と考えます。
 fecは「作る」ですので、元々は「作る」の意、そこから「ある効果を作り出す」という意味に発展していきます。
 

effect



 

(名)結果・効果
 effective (形)効果的な


 

 e(外に)+fec(作る)が語源。外に見える影響に対して使うのが基本です。the effect on A「Aへの影響」で覚えておきます。
 

defect




 

(名)欠陥/(動)亡命する




 

 de(下に・マイナスに)+fect(作る)が語源。a defect in A「Aの欠陥」です。製品や制度の欠陥に対して使います。人の欠点はfault。ちなみに車のキズなどはflaw。
 

infect


 

(動)に感染する
 infection (名)感染

 

 in(内に)+fect(作る)が語源。体の内部に病気を作ってしまう…とイメージしましょう。
 

fault

 

(名)欠点・誤り

 

 人のちょっとした欠点や、文章の誤りなどに対して使います。
 

profound





 

(形)深遠な・(影響力が)大きい
 profoundly (副)深遠に




 

 pro(前・向かう)+found(基礎へ)で、「下へ潜っていく」イメージから「深い」となりました。deepの固めな語で、抽象的な意味合いに特化して使うようになった物です。
ex. profound interest「深い関心」
 

purpose




 

(名)目的




 

 purはpro(前に)、poseは「置く」で、「前もって置いておく物」から「目的」。for the purpose of A「Aという目的で」、on purpose「故意に」も覚えておきましょう。
 
 

pension







 

(名)年金







 

 suspendやexpenseと同様に「吊す」という意味のラテン語が由来です。expense「費用」に近いですが、功労に報いる恩給・年金を表します。
 仏語では「寄宿費」から「寄宿舎・ペンション」に意味が発展しますが、いわゆるペンションの意味で使われることは英語ではまれです。
 

elderly





 

(形)年配の
 elder (形)年上の




 

 elderはイギリス英語でolderの意味です。an elder sisterで「姉」。
 それにlyが付いていますが、副詞ではなく形容詞です。old people「老人」を遠回しに表現したのがelderly peopleです。
 

correct





 

(動)を訂正する/(形)正しい
 correction (名)訂正
 correctness (名)正しいこと、品行方正
 correctly (副)正しく、正確に言えば


 

 rectは「まっすぐ」という意味です。rectangle「真っ直ぐな角度→全部直角→長方形」、rectify「真っ直ぐにする→改正する」が同語源。
 間違いがない状態、あるいはその状態にすることを表します。
 

attitude

 

(名)態度

 

 attitude toward(to) A「Aへの態度」で覚えましょう。
 

compare














 

(動)比較するたとえる
  compare A with(to) B AをBと比較する
  compare A to B AをBにたとえる
 comparison (名)比較、比喩
 comparative (形)比較の、かなりの
 comparatively (副)比較的
 comparable (形)匹敵する








 

 com(共に)+pare(=pair)で、2つを並べるというのが本来の意味。2つ並べて比較したり、類似点を見いだしたりします。「比較」の場合はcompare A with Bが基本、ただしtoを使う場合もあります。「たとえ」の場合はcompare A to Bです。compared with A「Aと比較すると」という分詞構文による表現もよく使われます。
 派生語もきっちり覚えておかねばならないものばかりですが、comparableは少し意味合いが他と違うので注意。「比べることができる」ということは「レベルもほぼ同じ」と理解したうえで覚えましょう。
 

origin



 

(名)起源
 original (形)元の、独創的な
 originally (副)元来は
 originality (名)独創性
 

 orient「オリエント=太陽の昇る場所」と同じ語源で、「出発点」の意味です。

 

direct



 

(形)直接のまっすぐの、率直な
(動)に指示する・方向付ける
 directly (副)まっすぐに、直接に
 direction (名)方向、指導・監督
 

 「ダイレクト」あるいは「ディレクター」から繋げれば覚えやすいでしょう。rectが「真っ直ぐ」を表します。

 

historian


 

(名)歴史家
 historic (形)歴史的に有名な
 historical(形)歴史上の、歴史的な
 

 historyはhis story「人物の物語」です。ここでは派生語をきっちり覚えておきましょう。
 
 

letter










 

(名)文字手紙、(複数形で)文学
 literal (形)文字通りの
 literally (副)文字通りに
 literary (形)文学の
 literature (名)文学、文献
 literate (形)読み書きのできる
 literacy (名)読み書きの能力・リテラシー
 illiterate (形)文盲の



 

 letterに関しては、形容詞のliteral、literary、literateを区別してきっちり覚えましょう。
 letterの形容詞がliteralで「文字通り」。副詞形もよく使われます。
 letter「文字」の集まりがliterature、その形容詞がliterary。literary worksで「文学作品」です。
 読み書き能力を日本語でもリテラシーと言いますが、その英語literacyの形容詞形がliterateです。
 

motive


move








 

(名)動機
 motivate (動)動機を与える
 motivation (名)動機付け・刺激
(動)動く・動かす感動させる
 motion (名)動き・運動
 movie (名)映画
 movement (名)動き、運動





 

 moteはmoveと同じく「動く」の意味で、「人間を動かす物」→「動機」となります。motive for doingで「〜する動機」。motivationは「動機付けをすること」という動作名詞です。日本語のモチベーションは、motivationではなくmotiveで表現した方が適切な場合が多いです。
 moveに関してはbe moved「感動する」という表現がありますが、これはふつう涙を流すような意味での感動に使うので気をつけましょう。
 

distant

remote


 

(形)遠い、疎遠な
 distance (名)距離、遠方
(形)遠く離れた、遠い昔の


 

 「遠い」の意味ではdistantの方が一般的です。remoteは「人里離れた」というニュアンスが出ることが多いです。またremote past「遠い過去」という言い方も可能です。
 

incentive






 

(名)やる気の元になる物・褒美・誘因






 

 ビジネスの世界ではよく使われる語です。何かをがんばる動機付け、報奨金の意味で使われます。
 censeは「香」を表すのですが、「香を焚く」という表現がありますから「焚き付ける物」と覚えてもよいかもしれません。
 

differ






 

(動)異なる
 different (形)異なっている、様々だ
 difference (名)違い
 indifferent (形)無関心だ



 

 動詞も形容詞も名詞も、「Aとは違う」と述べる際にはfrom Aを伴います。
 indifferentには注意。「違いがない」ではなく、「無関心だ」です。「違いがない→他と違いがないから目が行かない→無関心」と変化していきました。
 

anger


 

(名)怒り
 angry (形)怒った
 angrily (副)怒って
 

 形容詞のangryは中学生レベルですので、その派生語と押さえておきましょう。
 

fury

 

(名)激怒
 furious (形)激怒した
 

 anger<rage<furyと、怒りの度合いが上がります。
 
 
 
 
 

object








 

(名)物体対象目的/(動)反対する
  object to A Aに反対する
 objection (名)反対・異議
 objective (形)客観的な、物体の、目的語の
     (名)目的
 objectivity (名)客観性



 

 ob(逆に)+ject(投げる)で「対立・相手」の雰囲気をまず掴みましょう。
 動詞の場合、object to Aで「Aに反対する」です。嫌悪感・反感など感情を伴った反対です。動作名詞はobjection。objectは「投げる相手」のことで、「対象、物体」の意味になります。
 

oppose






 

(動)に反対する、を対立させる
  oppose A / be opposed to A
 opposite (形)反対の
     (名)正反対/(副)向こう側に
 opponent (名)対戦相手


 

 op(反対に)+pose(置く)で、「反対の立場に身を置く」イメージです。
 oppose Aで「Aを阻止する意図を持って反対する」です。be opposed to Aもほぼ同意ですが、阻止するニュアンスはなくなります。
 oppositeは1つ目のoにアクセント。
 

suppose











 

(動)を推測する/(接)〜ならば
 supposed (形)〜することになっている・仮定の
  be supposed to do
 supposing (接)〜ならば








 

 supは元はsubで「下から」、poseは「置く」です。ある事象の下に置くことから「推測する」と変化しました。thinkのやわらかい表現です。suppose SVやsupposing SVで、「〜と推測すると」という意味からifの意味合いになります。
 また、be supposed to do「〜することになっている」はしっかり押さえておきましょう。「当然〜すると思われる→〜することになっている」と繋げておきましょう。
 

subject















 

(名)主題科目主語被験者臣民 
(形)支配されている
   受けやすい、受ける必要がある
(動)を服従させる、いやな目に遭わせる
 subjective (形)主観的な、主語の











 

 sub(下へ)+ject(投げる)で、「下に投げつけて支配する」というニュアンスをまず掴んでおきましょう。
 話題を支配するのは「主題」、学校の勉強を支配するのは「教科」、文を支配するのは「主語」と覚えます。
 動詞や形容詞は、語源のまま「支配下に置く」と覚えればいいでしょう。形容詞の場合、be subject to Aで「Aに支配されている」です。「日本は地震に支配されている→地震を受けやすい」「受験生はテストに支配されている→テストを受ける必要がある」と、文脈によって意訳を考えましょう。動詞の場合はsubject A to Bで「AをBの支配下に置く」という意味合いです。
 

submit






 

(動)を提出する屈する(to A)
 submission (名)服従





 

 sub(下から)+mit(送る)が語源で、上の立場の物に何かを提出するという意味になります。
 また、submit oneself to AのAが欠落したsubmit to Aの形で、「自分をAに提出する→Aに屈服する」という意味になります。
 
 
 
 
 

yield




 

(動)屈する、を産出する/(名)産出量




 

 古英語の「与える」が原義です。「土地が資源などを与える」から「産出する」、「Aに対して自分自身を与える」からyield to Aで「Aに屈する」となります。
 

surrender






 

(動)降参する、(何かに負けて)捨てる
 render (動)(マイナスに)する
  render OC OをCにする




 

 renderは元はgiveの意味合いですので、「与える→投げ出す」とイメージを繋いでいくと良いでしょう。render OC「Oを(マイナスの)Cにする」という表現もあります。
 surrender A「Aを捨てる」、surrender to A「Aに屈する」。
 

produce







 

(動)を生産する
 product (名)製品・産物
 production (名)生産
 productive (形)生産力のある
 reproduction (名)繁殖、再生



 

 プロデュースはもはや日本語ですね。productはproduceした物、productionはproduceすることを表します。productを日常的にしたのがgoodsです。
 reproductionは「再生産」という意味もありますが、「繁殖・生殖」の意味をしっかり押さえておきましょう。
 

waste


 

(名)浪費、ゴミ/(動)を浪費する


 

 「無駄」という意味合いの動詞・名詞です。waste of time「時間の浪費」などという言い方もあります。
 

continent



 

(名)大陸
 continental (形)大陸の


 

 continue(続く)している土地という意味です。
 形容詞形はcontinental。-entalはその部分にアクセントが来ます。
 

familiar






 

(形)なじみがある
 人is familiar with 物 = 物is familiar to 人
 familiarity (名)親しみ、知識




 

 familyのように馴染みがある、親しみがあるという意味です。人 is familiar with だと、「人は物に馴染みがある、よく知っている」、物 is familiar to だと「物は人に馴染みがある」ということから「物は人によく知られている」となります。
 

regard







 

(動)みなす/(名)考慮、尊敬
  regard A as B AをBとみなす
 regarding (前)〜については
 regardless (形)無頓着な  
 regardless of A (前)Aに関係なく



 

 re(再び)+gard(見る)で「目を向ける」の意。regard A as B「AをBとみなす」は頻出。
 regarding Aは「Aに目を向ければ」という意味合いから「Aに関して」、regardless of Aは「Aへの視点がない」ということから「Aとは無関係に」という意味になります。
 

opportunity



 

(名)好機



 

 op(〜へ)+port(運ぶ)から、「自分を〜する方向へ運ぶ物」という意味合い。the opportunity to do「〜する機会」という形で覚えましょう。
 
 
 
 

wife

husband
household
couple
bride
cousin
nephew
niece
uncle
aunt

 

(名)
 housewife (名)専業主婦
(名)
(名)家庭、家族
(名)夫婦、2つ
(名)花嫁
(名)いとこ
(名)
(名)
(名)おじ
(名)おば
 

 基本的な語ばかりですので、覚えてない人はすぐに頭に入れておきましょう。
 ちなみにbrideは「bread(パン)を焼く女」が語源です。出現頻度は低いですが、「花婿」はbridegroom。
 ちなみに「親族」はrelativeになります。 



 

bribe


 

(名)賄賂


 

 bread(パン)と同語源です。ちなみに綴りの似ているbride(花嫁)も元は「パンを焼く女」という意味です。
 

indicate





 

(動)を指し示す
 indication (名)指示・表示




 

 in(中に)+dict(言う)が語源で、「中に向かって言う→指図する」と変化していきました。
 The study indicate...「研究は…を示している」と言ったり、機械がある数値を示していることを表します。
 

discover


 

(動)を発見する
 discovery (名)発見

 

 dis(取る)+cover(覆い)で、隠されていた物を発見するイメージです。
 

recover


 

(動)を回復させる
 recovery (名)回復

 

 re(再び)+cover(覆い)で、カバーをかけ直して元に戻すイメージです。
 

offer








 

(動)を申し出る、提供する/
(名)申し出







 

 ob(そば)+fer(持ってくる)で、相手のために必要な物を持ってくるイメージです。
 辞書にはよく「提供する」と出ていますが、「提供しようとする」の方が正確です。offerでは、動作が完遂したことまでは表せません。そのため、「提供する」よりも「申し出る」で覚えた方が誤解がないと思います。
 

fold



 

(動)を折りたたむ
 unfold (動)開ける


 

 目的語には紙や傘、あるいは腕などもきます。with one's arms folded「腕組みをして」という表現も覚えておくと良いでしょう。
 

vary





 

(動)いろいろに変わる、異なる
 varied (形)様々だ
 various (形)様々の
 variable (形)変わりやすい
 variety (名)変化に富むこと・多種多様、種類
 variation (名)変化
 

 vary from A to Aで「Aごとに様々だ」という表現を押さえましょう。
 variousはニュアンスとしてはseveralに近く、「多種多様」という意味で使うには弱いです。そんなときにはa variety of Aを使いましょう。
 
 
 
 
 

discuss

 

(動)を話し合う
 discussion (名)議論
 

 他動詞なのでdiscuss Aという形になり、aboutなどは使いません。
 

solve

 

(動)を解く
 solution (名)解決
 

 元々は「溶かす」という意味です。複雑な問題を溶解するイメージです。
 

testify




 

(動)証言する、証拠である
 test (名)テスト/(動)テストする



 

 男性ホルモンの「テストステロン」と同じく、testicles(急所)が語源。古代ローマで、そこを握りしめながら宣誓をおこなったことから来ていると言われています。
 

examine



 

(動)を調べる、を試験する
 examination (名)試験
 examinee (名)受験者

 

 「調べる」という意味ではもっとも一般的な語です。
 examineeのeeは「〜される人」の意です。
 

survey



 

(動)を調査する、を見渡す
(名)調査、概観
 surveillance (名)監視

 

 sur(上から)+vey(=video(見る))で、調査して全体を見渡すニュアンスがあります。名詞は前アクセント、動詞は後ろアクセント。
 

investigate


 

(動)を調査する
 investigation (名)調査

 

 in(内に)+vestigate(辿る)が語源です。大がかりな調査に対して使う言葉です。
 

invest



 

(名)を投資する 
 investment (名)投資


 

 in(内に)+vest(服を着る)から、儲けて服を着飾るのが由来。invest A in B「AをBにつぎ込む」で覚えておきましょう。
 

suit




 

(動)(物が人)に適合する・似合う/
(名)スーツ
 suitable (形)ふさわしい


 

 suitはpursuitやsueと同語源で「追いかける」の意。「物が人を追いかけ
る→ぴったり適合する」となります。また、be suitable for A「Aにふさわしい」も覚えておきましょう。
 

acknowledge



 

(動)を認める・認識する
 acknowledgement (名)認識
 knowledge (名)知識

 

 方向性を表す動詞化接頭辞ac+knowledge(知識)。失敗・過失・敗北などを「認める」という意味でadmitとほぼ同じです。
 

event



 

(名)出来事
 eventually (副)結局は
 eventual (形)いつかは起こる

 

 e(外に)+vent(来る)で「表に現れた現象」が元。副詞形eventuallyや形容詞形eventualは、意味が大きく異なるので注意。
 

exist




 

(動)存在する
 existence (名)存在
 existent (形)存在している、現在の


 

 ex(外に)+sist(立つ)が語源。be動詞で「存在する」の意味を表す場合には必ず「場所を表す副詞」が必要になりますが、existはそれなしでも使えます。
 
 

respect






 

(動)を尊敬する/(名)尊敬、
 respectable (形)立派な・尊敬できる
 respectful (形)丁寧な
 respective (形)それぞれの
 respectively (副)それぞれ


 

 re(何度も)+spect(見る)で、「何度も見てしまうくらい尊敬する」ということです。
 「視点」というニュアンスから「点」という意味も出てきます。ここから派生したrespectiveは要注意の派生語です。
 

comfortable


 

(形)快適な・気楽な
 comfort (名)慰め、気楽さ/(動)慰める
 uncomfortable (形)不快な、落ち着かない
 

 希望を満たすなどして状況や物が快適な場合、また人が気分良く落ち着いている状態にも使えます。
 

progress



 

(名)進歩/(動)進歩する、前進する
 progressive (形)進歩的な、前進している


 

 pro(前方へ)+gress(進む)で「進歩」。不可算名詞ということを押さえましょう。make progressで「進歩する」。
 

ultimate

 

(形)最終的な

 

 finalの強力版と思えばいいでしょう。uは「ア」と発音します。
 

treat





 

(動)を扱う、を治療する、〜におごる
 treatment (名)取り扱い、治療
 treaty (名)条約



 

 「扱う」という意味の場合、必ず扱い方を示す副詞を伴います。それが無い場合は「治療する」です。「おごる」の意味の場合は「treat 人 to 物」の形になります。giveなどと微妙に語法が違うので注意。
 

cure


 

(動)(完全に)治療する/(名)治療


 

 病気やけがを完全に治すことを言います。cure A of Bで「AのBを治す」です。分離のofですね。
 

diagnosis



 

(名)診察



 

 diaは「横切って」の意、gnoは後にknowに変化していきます。患者の体を横切りつつ観察するイメージで覚えましょう。
 

remedy

 

(名)(軽い病気の)治療法・治療薬

 

 medyがmedicalと同語源。a remedy for Aで「Aの治療法・治療薬」です。
 

addict




 

(動)を中毒にさせる
  be addicted to A Aの中毒だ
 addiction (名)中毒
 addict (名)中毒患者
 addictive (形)中毒性がある
 

 ad(〜に対して・動詞化)+dict(言う・誓う)。宣誓して身を捧げるイメージから、薬物などに取り込まれる意になりました。be addicted to A「Aの中毒だ」を覚えましょう。
 

abuse

 

(動)を乱用する、を虐待する
(名)乱用、虐待
 

 ab(否定的に)+use(使う)です。abnormalやabsentの「ab」ですね。
 

serial



 

(形)一続きの・続き物の
 series (名)連続・一連・シリーズ


 

 seriesの形容詞がserialと覚えましょう。「通し番号」を「シリアルナンバー」と呼ぶのを聞いたことはないですか?
 
 

doubt


suspect









 

(動)疑う〜という事実を疑う、〜ではないと思う
(名)疑い
 doubtful (形)疑わしい
(動)疑う〜ではないかと疑う、〜と思う
(名)容疑者
 suspicion (名)疑い
 suspicious (形)疑わしく思う、怪しげな






 

 doubtもsuspectも辞書には「疑う」とありますが、実際の意味は全く逆です。doubtはdon't think、suspectがthinkと考えると、おおよその意味が
把握できると思います。つまり、「あいつが犯人じゃないか」と疑うのはsuspect、「あいつの言葉はウソじゃないか」と否定的にとらえるのがdoubtです。
 ちなみにsuspectは、sus(下から)+spect(見る)が語源です。下から見上げるように「疑惑」の目を向ける感じでしょうか。
 

suspend

suspense







 

(動)を一時的に中断する、を吊す
 suspension (名)中断・停止
(名)不安、未定、(サスペンス)







 

 sus(下に)+pend(吊す)で「宙ぶらりんにする」が原義。「サスペンダー」を思い出せばいいでしょう。そこから、「日程を宙ぶらりんにする」ということで、「一時中断する」の意味になりました。「雨天サスペンデッド」という表現を聞いたことがないですか?
 suspenseは「気持ちが宙ぶらりん」と考えましょう。アクセントは後ろ。
 

responsible

respond



 

(形)責任ある、責任感がある、原因となる
 responsibility (名)責任
(動)反応する・応答する
 response (名)反応、応答


 

 responsibleは、何かに対しrespondできる状態を表し、for Aをとって「責任ある」という意味になります。また、「Aという状態に責任を持っている」ということから「原因となる」という意味にもなります。
 

represent





 

(動)を代表する、を表す
 representative (形)代表する、表している
       (名)代表者
 representation (名)表現


 

 re(強意)+present(示す)で、語源通り「表す」の意味に、また集団を意見を表すところから「代表する」の意味にもなりました。形容詞のrepresentativeは、be representative for A
「Aを表す」を押さえておきます。
 

proper






 

(形)固有の、適切な・礼儀正しい
 properly (副)適切に・礼儀正しく
 property (名)財産、所有物、属性




 

 元来はラテン語で「自分自身の」という意味、「固有の」という現在の意味にその名残があります。そしてきちんとした自分を持っているというところから「常識がある」という意味合いが生まれました。場面に応じて適切な態度をとれる様子を指す語です。
 

appropriate




 

(形)適切な・状況にふさわしい
(動)充当する



 

 ap(〜へ)+properです。
 動詞の方の意味は、二次試験レベルです。ap(〜へ・動詞化)+proper(自分自身)→「自分自身の物にする、使う」というのが語源です。
 

unite


 

(動)をひとつにする・団結する
 unit (名)単位、一単位
 unity (名)単一性、統一性
 

 uniが「ひとつ」を表します。unicornはcorn(角)が1本ですね。

 

equal


 

(形)同等な
 equally (副)同等に・同様に
 equality (名)同等・平等
 

 equalはほとんど日本語でしょうから、副詞形、名詞形をきっちり押さえておきます。
 

equivalent






 

(形)同等の/(名)同等の物






 

 equi(等しい)+valu(価値を持つ)が語源。価値や数値、意味が等しいことを指します。
ex. The price of imported cars is higher than that of equivalent American models.「輸入車の価格は同レベルのアメリカ車よりも高い」
 

steady




 

(形)着実な・堅実な
 steadily (副)着実に、堅実に



 

 steadはstandと同語源で、古英語で「場所」の意。insteadと同じ語源です。stはstayやstill、stickのように「刺さって動かない」イメージを掴んでおきましょう。
 

devise





 

(動)を考案する
 device (名)工夫、装置




 

 divide(分ける)と同語源で、「何度も分けてみる→工夫する」と変化しました。元はde(分ける)+vis/vid(見る)です。名詞形のdeviceも重要です。「考案した物」から「装置」という意味が出てきました。
 

cruel

merciful





 

(形)残酷な
 cruelty (名)残酷さ
(形)慈悲深い
 mercy (名)慈悲




 

 ラテン語crudus「生の」が語源。人として洗練されていない粗雑なイメージから「残酷な」という意味に発展しました。
 対義語はmerciful。mercyはラテン語の「報酬」が語源。at the mercy of A「Aのなすがままで」も押さえましょう。
 

frequent





 

(形)頻繁な・たびたびの
(動)頻繁に行く
 frequently (副)頻繁に
 frequency (名)頻度


 

 「ぎっしり詰まっている」という意味のラテン語が語源。oftenの類語と考えてかまいません。
 余裕のある人は動詞用法も押さえておきましょう。アクセントは後ろになります。
 

rate

 

(名)割合・比率

 

 at a 〜rate「〜な割合で」という表現を押さえておきましょう。
 

provide










 

(動)供給する、準備する
 provide A for B/provide B with A AをBに与える
 provided (接)〜ならば
 providing (接)〜ならば
 provision (名)準備、食料






 

 pro(前もって)+vide(見る)が語源で、「前もって先を見通して必要な物を与える」というニュアンスです。provide A with Bprovide B for Aを押さえます。「withよりforの方が"〜ために"という意味で丁寧なので、forのうしろは物ではなく人が来る」と覚えましょう。
 分詞構文になると「〜という条件を与えたら」という意味から、ifと同じような意味合いを表します。
 
 

supply





 

(動)を供給する・補充する/(名)供給





 

 supはsubと同じく「下から」、plyはplentyと同じで「満たす」の意。supply A with B「AにBを供給する」です。水の供給や資金の供給など、provideを長期にわたって行うニュアンスです。
 

supplement



 

(名)補助/(動)を補う
 supplementary (形)補助の


 

 supplyと同語源。栄養補助食品のサプリメント(正確にはdietary supplements)で覚えられると思いますが、動詞の意味もあることに注意。
 

comply





 

(動)遵守する
 compliance (名)遵守




 

 「コンプライアンス(法令遵守)」は最近よく聞く言葉ですね。
 com(ともに)+ply(満たす)で、規則で要求された条件を満たすイメージ。comply with A「Aを遵守する」で覚えましょう。
 

reply



 

(動)返事する
  reply to A Aに返事する


 

 re(返す)+ply(折る)で、「折り返す→返事する」。reply to Aで「Aに返事する」です。同義語のanswerは他動詞なのでtoは不要です。
 

imply





 

(動)を暗示する
 implicit (形)暗黙の
 explicit (形)明快な



 

 in(内に)+ply(折りたたむ)で、ある意味合いを中に折り込んでいると解釈しましょう。「暗に意味する」という意味です。形容詞形のimplicit、その対義語のexplicitも押さえておきます(explicitのexは「外」の意味)。
 

apply












 

(動)適用する(to A)、申し込む(for A)
 application (名)適用、申し込み
 applicant (名)申込者










 

 ap(〜へ)+ply(折りたたむ)から「くっつける」の意味合い。一応、最もよく使う訳の「適用する」を覚えておきますが、うまくいかない場合は「くっつける」で訳して意味をつかんでください。apply (B)to Aで「(Bを)Aに適用する」です。
 apply for Aは「Aに申し込む」。このまま暗記してもいいですが、理屈で押さえるのが好きな人は、apply oneself to B for A「Aを求めて自分をBに適用する」のoneself to Bが省略されたのだと理解してください。
 

multiply



 

(動)増やす、掛け算する 
 multiple (形)多様な、倍数の
 multiplication (名)増加、掛け算

 

 multi(多く)+ply(折る)で折って重ねていくイメージ。「掛け算する」、あるいは「激増する」という意味で使われます。
 

divide

individual


 

(動)を分ける・割る(A into B)
 division (名)分割、割り算
(名)個人・個体/(形)個人の・個々の


 

 de(強意)+videx(分ける)がdivideの語源。divide A into B「AをBに分割する」を押さえます。
 「divideできない」がindividualの由来。名詞にも形容詞にも使えます。
 
 

separate



 

(動)を分ける/(形)分かれた
 separation (名)分離


 

 separateは種類の異なる物を区分け
するという意味での「分ける」です。separate A from B「AをBから分ける」の語法を押さえましょう。
 

mention





 

(動)に言及する・を話題にする





 

 men=memoryで、元々は「思い出させる」の意です。「話題に出して思い出させる」というところから、「話題にする」の部分が残ったのですね。
 他動詞ということを押さえておきましょう。
 

refer








 

(動)言及する、参照する、示す
  refer to A = mention A
 reference (名)参照、言及






 

 refer to Aで「Aについて話題にする」「Aを参照する」です。また、「言及する→〜のことを述べている」ということから「〜を示す・表す」という意味にもなります。
ex. The term ''adolescent'' refers to young people between the ages of 12 and 17.
「adolescentという語は12〜17歳の若者のことを言う」
 

infer



 

(動)推測する



 

 in(心の中に)+fer(持ってくる)が語源。infer A from B「AをBから推測する」、infer that SVの形をとります。
 

conference






 

(名)会議






 

 con(共に)+fer(持ってくる)から「みんなを集めること→会議」です。しばしば、代表が集うような数日間にわたる公式会議のことを指します。ex. an international conference on global warming.「地球温暖化に関する国際会議」
 

govern



 

(動)を治める・管理する
 government (名)政治、政府


 

 ギリシャ語の「船の舵を取る」という語から来ています。governだとnはきちんと発音しますが、governmentだとnは発音しないことが多いです。
 

administer









 

(動)を管理する、を施行する
 administration (名)管理、行政
 minister (名)大臣、公使、牧師
 ministry (名)内閣、省、牧師






 

 ministerは元々「仕える」の意。元首や神に仕える人ということで、ministerは「大臣」や「牧師」の意味になります。その集まりがministry。
 administerはministerに方向を表すadが付いて動詞化したものです。「元首に仕える→行政などの管理を行う」と変化しました。今では政治に限らず、様々なシステムの管理に対して使えます。
 

mayor

 

(名)市長

 

 majorと同語源で元は「主要な人」です。知事はgovernor.
 
 
 
 

major

minor



 

(形)主要な、多数の/(動)専攻する
 majority (名)多数派
(形)少数の
 minority (名)少数派


 

majorもminorも元はラテン語比較級なので、「〜より大きい・小さい」という場合にはto Aを伴います
 また、majorに関してはmajor in A「Aを専攻する」という動詞用法も押さえておきます。
 

manifest






 

(形)明白な/(動)明らかにする






 

 mani(手で)+fest(つかめる)で、手でつかめるくらいに明白な、というイメージ。目に見える事実で全てが明らかになっているような、かなり強い明白さを表します。
 政権公約の「マニフェスト」はmanifestoです。
 

hate


 

(動)を嫌う・憎む/(名)憎悪
 hatred (名)憎悪
 hateful (形)憎むべき・いまいましい
 

 don't likeの強めの表現と考えましょう。

 

dislike

 

(動)を嫌う/(名)嫌いなもの

 

 dis(否定)+likeですから問題ないでしょう。
 

marry








 

(動)と結婚する
 marriage (名)結婚







 

 他動詞ということが非常に重要ですね。また、be married to A「Aと結婚している」という表現もあります。withではなくtoであることに注意。これは、元々marry A to B「AをBと結婚させる」だった物の受動態です。結婚は親が決める物だった時代の名残です。ちなみにmarry Aも、marry oneself to Bのoneself toが省略された物です。
 

divorce


 

(名)離婚/(動)離婚する


 

 di(分ける)+vorce(=verse向きを変える)。異なる人生に向かって2人が別方向に歩き出すイメージです。
 

practical




 

(形)実際の、実用的な
 practice(動)を実行する、を練習する 
    (名)練習、実行
 practically (副)実際は、現実的に

 

 practiceが「実際にやってみる」という意味なので、形容詞practicalは「実際の・実用的な」という意味になります。practically←→theoretically「理論的には」も押さえておきましょう。
 

evident







 

(形)明らかな
 evidence (名)証拠






 

 eはexと同じで「外に」、videは「見
る」で、「外に見えるくらいに明白だ」という意味。推論すれば当然そうなる、というような明らかさを示します。
ex. It is evident that he was innocent.
 「彼が無実なのは明らかだ」
ex. with evident enjoyment
 「明らかに喜んで」
 

impulse


 

(名)衝動、脈


 

 pulはpelと同じく「押す」の意味で、人をある行為に押し出す、駆り立てる物、という意味です。
 
 

achieve



 

(動)を達成する
 achievement (名)達成・業績


 

 a(〜へ向かう)+chief(頭)で、何らかの目的に達するイメージです。目的語としては、主にsuccessやpurpose、goalなどが来ます。
 

accomplish





 

(動)を成し遂げる
 accomplishment (名)業績、仕上げ




 

 complishはcompleteと同じ。acは方向性を示す動詞化接頭辞なので、「完全にする」というのが元です。努力や能力を以て課題を成し遂げる場合に使います。主な目的語はtask、purpose、missionです。
 

attain


 

(動)をやり遂げる・達する


 

 at(〜に対して)+tain(持つ)。努力の結果、高い目標に到達するような場合に使われます。
 

retain



 

(動)を保持する



 

 re(後ろに)+tain(持つ)から、なくさないように後ろでとっておくイメージ。keepの固い表現と思ってよいでしょう。
 

obtain


 

(動)を手に入れる


 

 ob(向かって)+tain(持つ)が語源で、資格や許可などを努力して手に入れるニュアンスです。
 

entertain

pastime







 

(動)を楽しませる・〜をもてなす
 entertainment (名)娯楽、接待
(名)娯楽・気晴らし







 

 enter(中に迎え入れ)+tain(持つ)で、人を歓迎するというのが原義です。entertain A with B「AをBで楽しませる」という語法があります。ちなみに、遊園地などの施設の娯楽はamusementです。
 pastimeはpass+time。hobbyはかなり本格的に取り組んでいる趣味に対して使い、それほどではない趣味に対してはpastimeが使われます。
 

contain







 

(動)を含む・が入っている
 container (名)容器、コンテナ






 

 con(共に)+tain(持つ)が語源ですが、「コンテナ」から結びつけて覚えると良いでしょう。箱など他の物の中に入っている状態を表します。
ex. This box contains ten apples.
 また、「心の中に入れておく」ということから「感情を抑える」という意味もあります。
 

maintain








 

(動)を維持する、を支える、を主張する
 maintenance (名)維持、主張







 

 main(手で)+tain(保つ)が語源。「メンテナンス」から繋げば問題ないでしょう。建物や機械の維持だけでなく、体調や法や秩序の維持にまで使えます。
 that SVをとる場合には「意見の維持→主張する」となります。that SVをとる動詞は、基本的に発言か思考の意味になります。 
 
 
 

sustain






 

(動)を支える・維持する






 

 sus(下から)+tain(保つ)。ピアノの鳴っている音を維持させるためのエコーペダルのことを「サスティンペダルと言います。
 supportやmaintainの意味で使えます。受験レベルではないですが、sufferの意味もあります。
 

include









 

(動)を含んでいる
 inclusive (形)〜を含めて
 including (前)〜を含んで







 

 in(内に)+clude(閉じる)が語源。cludeはcloseですね。
 containは「入れ物」と「中身」が別の場合に使われますが、includeは「一部として含んでいる」という意味です。
ex. The list includes my name.
 「名簿には私の名前も入っている」
ex. Tax is not included in this price.
 「この料金は税別です」
 

conclude





 

(動)結論づける
 conclusion (名)結論




 

 con(まとめて)+clude(閉じる)で、文章や話し合いをまとめて閉じるイメージです。
 conclusion that SV「SVと結論づける」、the conclusion that SV「SVという結論」を覚えましょう。
 

exclude



 

(動)を閉め出す・除外する
 exclusive (形)排他的な、〜を除いた
 exclusively (副)排他的に・〜だけ
 exclusion (名)除外
 

 ex(外に)+clude(閉じる)で「外に閉め出す」イメージで押さえましょう。exclude A from B「AをBから除外する」の形で使われます。
 

strict





 

(形)厳しい・厳格だ
 strictly (副)厳しく・厳格に




 

 strictは「引っ張る」。規則などが人をビシビシ引っ張るイメージを持ちましょう。
 strictlyについてはstrictly speaking「厳密に言えば」を押さえておきましょう。
 

restrict



 

(動)を制限する



 

 re(後ろに)+strict(引っ張る)で、行動を引っ張って制限するイメージへ繋げましょう。数量や大きさ、自由を制限する場合に使います。
 

stress



 

(動)を強調する/(名)強調・力説、重圧



 

 stressもstrictと同様「引っ張る」が原義です。string「ひも」も同様。
 聞き手を引っ張るくらいに「強調・力説する」姿をイメージしましょう。
 

distress


 

(名)苦悩


 

 dis(離して)+stress(引っ張る)が語源。精神的な苦悩や、状況の困難さを表します。
 

slight


 

(形)わずかな
 slightly (副)わずかに

 

 a slight problem「些細な問題」、a slight wound「軽い傷」などのように、程度の些細さを表します。
 

subtle


 

(形)微妙な
 subtlety (名)微妙さ

 

 注意しないと分からないような微妙さを表します。bは読まないので発音に注意。
 

envy




 

(動)をうらやむ/(名)羨望
 envious (形)羨ましく思う



 

 en(中を)+vy(=video(見る))。「中を疑惑の目で見る」から「うらやましく思う」に変化しました。
 形容詞形はbe envious of Aで覚えましょう。
 

jealousy



 

(名)嫉妬
 jealous (形)嫉妬深い


 

 envyに憎しみの感情が加わった物と考えましょう。
 形容詞はbe jealous of A「Aに嫉妬している」。
 

public
publish


private

 

(形)公の、大衆の/(名)大衆
(動)を公にする・出版する
 publication (名)出版
 publisher (名)出版社・発行人
(形)私の・個人的な
 privacy (名)私的なこと
 

 publicは「公、人前」の意味です。publishはその動詞形で、「公にする」というのが基本的な意味です。
 publicの対義語はprivate。prive(離れる)から「他人から離れた」という意味合いです。
 

exchange





 

(動)を交換する
  exchange A for B AをBと交換する




 

 exchange A for B「AをBと交換する」を覚えます。手紙のやりとりなど、同じ種類の物を交換するような場合に使います。電池の交換など、同種・等価の物をもらわない交換はchangeです。
 

disturb


 

(動)を邪魔する・をかき乱す
 disturbance (名)邪魔、不安

 

 dis(分ける)+turb(回転)が語源で、人の感情や状況をぐちゃぐちゃにかき乱すようなイメージです。
 

essential




 

(形)本質的な・不可欠な
 essence (名)本質、エキス



 

 essenceは中心部分や、欠かすことのできない部分を指します。essentialは「欠かすことのできない物」の形容詞です。それが欠けては成り立たないという意味を示します。
 

indispensabledispense










 

(形)不可欠な・あれば便利な
(動)を分配する、なしで済ます










 

 dispenseはdis(分ける)+pense(吊す)で、重さを量って分けることから「分配する」という意味になります。また、そこから意味の変遷を経てdispense with Aで「Aなしで済ます」という意味が出てきます。do without Aの改まった表現です。
 dispenseに否定のinと可能を示すableが付いたのがindispensableで、「分配できない→必要不可欠な」という意味になります。essentialの少し軽めのニュアンスです。
 

crucial

 

(形)重大な

 

 cross(十字架)を背負うほどに非常に重要な、というニュアンスです。
 
 

Arctic
Antarctic
Pacific
Atlantic













 

(名)北極/(形)北極の
(名)南極/(形)南極の
(名)太平洋/(形)太平洋の
(名)大西洋/(形)大西洋の












 

 arcticはラテン語で「熊」を表し、大熊座や小熊座のある北の方、その地域という意味です。antarcticは、arcticに、反対を表すantiが付いた形です。
 pacificは、元は「平穏な」という意味ですが、マゼラン海峡を通過して太平洋に入ったマゼラン一行が、大西洋と比べて海が穏やかだったことから付けた名です。
 Atlanticは「アトラスがいる場所の海」という意味。アトラスは、西方で天を支える巨人です。
 4つとも、名詞と形容詞がありますが、形容詞の場合は小文字で始まることもあります。また、名詞の場合はtheを伴います。
 

Orient
oriented






 

(名)東洋
(形)(〜-orientedで)〜指向の





 

 orientは「のぼる→太陽の昇ってくる方向」という意味です。そこから「方向付け」の意味がうまれ、例えばadult-oriented musicで「大人向けの音楽」となります。orientationも、新人や新入生への「方向付け」ですね。
 ちなみに「西洋」はOccidentです。
 

diverse





 

(形)多様な
 diversity (名)多様性
 divert (動)気をそらす



 

 dis(分かれて)+verse(向きを変える)が語源。differentの硬い表現です。
 余裕がある人は語源が同じdivert「気分転換させる、注意をそらす」も覚えておきましょう。
 

dispute



 

(名)(深刻な)論争/(動)論争する



 

 dis(分ける)+pute(考える)で、考えがバラバラでまとまらない状態を指します。しばしば感情的な言い争いにも使われます。
 

controversy


 

(名)(長期に渡る)論争


 

 contro(反対)+verse(向きを変える)が語源です。重要な問題についての長期にわたる論争を指します。
 

conflict



 

(名)(意見の)対立/(動)対立する



 

 con(共に)+flict(叩く)で、互いに意見がかみ合わず叩き合うイメージです。利害や意見の衝突を指します。
 アクセントは「名前動後」です。
 

wise

clever
smart




 

(形)賢い
 wisdom (名)賢さ・知恵
(形)利口な、器用な
(形)利口な、上品な、活発な



 

 経験の裏打ちがある賢さはwise、頭の回転が速いのを表すのはcleverとsmart、ただし米語だとcleverにはずるがしこいニュアンスが加わります。ちなみに、子供や若者が利発だというのを表すのはbright、知的な賢さを示す最も一般的な語はintelligentです。
 
 
 
 
 

favorite







 

(形)お気に入りの
 favor (名)好意/(動)好む
 favorable (形)好都合な、好意ある





 

 favoriteは中学レベルですから、そこからfavor、favorableへ繋げます。
 favorに関しては、Would you do me a favor?Can I ask a favor of you?「お願いがあるのですが」も押さえておきます。直訳すれば「私に優しさを与えてくれませんか・あなたに好意を求めてもいいですか」ですね。
 

polite



 

(形)丁寧な・礼儀正しい
 politely (副)丁寧に・礼儀正しく


 

 polish「磨く」と同語源で、洗練されたという意味合いです。 a polite letter「丁重な手紙」、in a polite manner「上品なやり方で」。
 

courteous



 

(形)礼儀正しい
 courtesy (名)礼儀正しさ
 court (名)法廷、宮廷、中庭、コート

 

 court(宮廷)の形容詞形です。politeには、ともすれば「上辺だけ」というニュアンスが含まれますが、courteousは思いやりのある丁寧さを表します。
 

rude


 

(形)不作法な
 rudeness (名)不作法

 

 ラテン語のrudis「生の」が語源。人間として洗練されていないニュアンスですね。
 

local






 

(形)地元の、場所の
 locate (動)位置を決める、
       位置を突き止める
 location (名)位置、位置の決定



 

 ラテン語のlocare「置く」から、locate「置く→場所を決める」となりました。が語源。be located in A「Aに位置する」を押さえておきます。
 その形容詞がlocal。「場所の、地元の」という意味で、カタカナ語にある「田舎」のニュアンスはありません。
 

prepare






 

(動)準備する、調理する
 preparation (名)準備
 preparatory (形)準備の




 

 pre(前もって)+pare(準備)が語源。prepare A for B「AにBの準備をさせる」、その受動態のbe prepared for B「Bの準備ができている」も押さえましょう。また、prepare A for Bで「BのためにAを準備する」もあります。
 

fix




 

(動)を固定する、を修理する、を準備する




 

 非常に多くの意味がある単語ですが、基本は「固定する」だと覚えます。have my watch fixed「時計を固定してもらう→直す」、fix supper for us「我々のために夕食を固定→準備する」。
 

repair

 

(動)を修理する/(名)修理

 

 re(再び)+pare(準備)。気力や健康を取り戻す場合にも使えます。
 

lonely





 

(形)ひとりぼっちの・寂しい
 loneliness (名)孤独・寂しさ
 lonesome (形)寂しい・心細い
 alone (形)(叙述用法のみ)独りだ


 

 al(まったく)+one(ひとつ)がaloneの由来。これは叙述用法でしか使えません。限定用法でも使えるようにしたのがlone。ただこれは現代では詩など限られた場合にしか使わず、lonelyを使うのが一般的です。
 
 

attract







 

(動)を惹きつける
 attraction (名)魅力、魅力ある物
 attractive (形)魅力的な





 

 at(向かって)+tract(引く)で、文字通り「惹きつける」の意味です。attractiveだと、「人の心を惹きつけるような」ということから「魅力的だ」という意味になります。ただし、人に対して使うと「性的魅力がある」という意味を暗示する場合が多いので、避けた方が無難です。
 

fascinate



 

(動)を魅了する
 fascination (名)魅力、魅了
 fascinating (形)魅力的な

 

 fascinumはラテン語で「魔法」。魔法のような強い魅力を表す語がfascinationです。その元の動詞がfascinate。
 

charm



 

(動)を魅了する/(名)魅力
 charming (形)魅力的な


 

 ラテン語の「歌う」が語源で、魔法の歌を歌って魅了する意味合いが出発点です。「チャーミング」は日本語ですね。
 

tempt




 

(動)を誘惑する
 temptation (名)誘惑



 

 tendと同語源で「伸ばす→ある行為へ心を伸ばす」ことから、意思や判断力を鈍らせて誘惑する意味で使います。tempt A to do「Aに〜するよう誘う」も覚えましょう。
 

annual
anniversary




 

(形)1年間の・年に1回の
(名)記念日



 

 annuが「年」を表します。anniversaryもanni(年一回)+vers(回ってくる)が語源ですが、「アニバーサリー」というカタカナ語から繋げる方が分かりやすいかも知れません。
 

material




 

(名)原料・素材/(形)物質の




 

 形容詞としては、material civilization「物質文明」というように、spiritualの対義語として使われます。
 名詞の場合は、「服の生地」など「素材」の意味で使うこともあります。
 

substance
substantial








 

(名)物質、本質
(形)かなりの数の・かなりの
 substantially (副)かなり、実質的に






 

 sub(下に)+stance(立つ)から、「底にある物」が原義。「本質」という意味に、原義のニュアンスが現れています。
 substantialは、「底にある→どっしりとした」というニュアンスから発展し、「かなりの」という意味です。一応substanceの派生語ではありますが、別物として覚えた方が良いでしょう。
 

ingredient

 

(名)(料理の)材料、要素

 

 in(内に)+gred(進む)で「中に入っていく物」が原義です。
 

routine


 

(名)日課・決まり切った仕事/(形)いつもの


 

 いつも通るroute(道)ということです。「ルーチンワーク」はカタカナ語としても使われています。
 
 
 

arrange

range



 

(動)を整える、を取り決める
 arrangement (名)整理、取り決め
(名)範囲



 

 rangeはringと同語源。「輪っかの中」ということから、rangeは「範囲」を示します。
 rangeに動詞化のarが付いたのがarrange。「輪っかのように並べる」と
いうのが本来の意味です。
 

believe


trust

 

(動)信じる
 belief (名)信念、信仰
 believable (形)信じられる
(動)を信頼する/(名)信頼

 

 believe Aは「Aの言葉を信じる」、believe in Aは「Aの存在・価値を信じる」、trust Aは「Aの人間性を信じる」。きっちり区別して押さえておきます。
 

relieve


 

(動)を和らげる、を安心させる
 relief (名)救済、(苦痛などの)緩和、息抜き

 

 主にマイナスの物を軽減するという意味合いです。苦痛や緊張、不安などが目的語に来ます。
 

detail



 

(名)詳細・細部



 

 de(完全に)+tail(切る)で、細かく切り分けた物というのが原義。in detail「詳細に」もここで覚えてしま
いましょう。
 

bear




 

(動)産む、耐える、支える/(名)熊
 born (形)生まれた、生まれながらの



 

 「木の実がたくさん成る→実を支える、耐える」と繋いでいきましょう。「耐える」の意味ではstandとほぼ同じ意味、cannotを伴って使われることが多いです。
 

endure


 

(動)に耐える


 

 bearよりも長期間耐えることを表し、put up with Aとほぼ同意です。dureは「時間」の意。durable「長持ちする」。
 

patient




 

(形)我慢強い/(名)患者
 patience (名)忍耐



 

 patiがラテン語で「苦しみ」を表し、patienceは「苦しむこと→我慢すること」となりました。patience with Aで「Aに対する我慢」という意味です。patientはその形容詞形です。
 

inform




 

(動)に知らせる
  inform 人of 物 人に物を報せる
 information (名)情報


 

 in(頭の中に)+form(形作る)です。inform A of B「AにBを知らせる」で覚えます。このofは所有のofですね。tell A about Bの少し硬い表現と思っておきましょう。
 

extreme



 

(名)極端/(形)極端な
 extremely (副)極端に


 

 ラテン語で「外部の」を表すexterusの最上級です。extreme poverty「極貧」、go from one extreme to the other「極端から極端に変わる」。
 

destroy


 

(動)を破壊する
 destruction (名)破壊
 destructive (形)破壊的な
 

 stroy=structure(構造)をde否定するということです。breakよりも大がかりに壊すニュアンスです。
 
 
 

accident

 

(名)事故、偶然
 accidental (形)偶然の
 

 cidentが「落ちる」の意で、「偶然落ちてきた物」が原義です。
 

incident








 

(名)(付随して起こる)出来事
 incidental (形)〜に付随して起こる、思いがけない
 incidentally (副)付随的に、ついでに言うと






 

 in(内に)+cident(落ちてきた物)で、何か別の物事が行われている際に伴って起きる事象のことを指します。
ex. experiences incidental to school life「学校生活にありがちな出来事」

 社会人レベルとしては、戦争や暴動を婉曲的に表現した「事変」という意味合いで使うこともあります。
 

coincide


 

(動)同時に起きる、一致する
 coincidence (名)偶然の一致

 

 co(共に)+incident(起きること)で、「同時に起きる」「(考えなどが)一致する」の意味で用いられます。
 

environment




 

(名)環境
 environmental (形)環境の



 

 en(中)+viron(円)で、environが「囲む」という意味、その名詞形がenvironmentです。アクセントはiの上。形容詞のenvironmentalだと、entalの部分にアクセントが来ます。
 

site

 

(名)場所・現場

 

 websiteのsiteです。construction siteで「建設現場」。
 

domain

 

(名)(学問や思想、活動などの)領域

 

 ネットではよく使う言葉です。元々は学問や活動の領域を指す言葉です。
 

join




 

(動)に加わる、を結合する
 joint (名)継ぎ目・関節
 junction (名)連結、合流点


 

 take part in とほぼ同意の他動詞ですが、活動内容を表す語が来るtake part inと異なり、目的語は集団を表す語です。「結合する」の意味だと、join A to B「AをBと結合する」となります。
 

participate


 

(動)参加する(in A)
 participant (名)参加者

 

 part(部分を)+cip(取る)です。これ自体は自動詞で、目的語をとりたければin Aを付け足します。
 

emancipate


 

(動)を解放する


 

 e(外に)+man(手を)+cip(取る)が語源です。手を差し出して外へ出してやるイメージです。
 

advance

 

(動)前進する/(名)前進
 advanced (形)前進した・進歩した
 

 動詞も名詞もあります。カタカナ語として見かけることもありますね。
 

advantage
 

(名)有利・利点
 

 他よりadvanceした物です。
 

moderate


 

(形)適度の/(動)司会役をする


 

 mode(尺度)に合わせたという意味合い。音楽でmoderato「適切な速さで」というテンポ指示があります。
 
 

strange


 

(形)奇妙な、未知の
 stranger (名)見知らぬ人

 

 「見慣れない」という意味合いから、「奇妙な」という意味が出てきました。stranger「未知の人、他人」に注意。
 

curious



 

(形)好奇心の強い、奇妙な・好奇心をそそる
 curiosity (名)好奇心、骨董


 

 cure(心配)→気にかけるということから、「気に掛ける→好奇心をもつ」、「気に掛ける→気に掛けるくらい奇妙な」と発展しました。
 

peculiar



 

(形)独特の・妙な
 peculiarly (副)特に
 peculiarity (名)特色、風変わりな点

 

 ラテン語の「個人財産」を表す語が変化しました。個人的、独特であるがゆえに奇異な雰囲気を感じさせるというイメージです。
 

odd



 

(形)半端の、変な、奇数の(⇔even 偶数の)



 

 「半端」という意味が基本で、そこから、常軌を逸して奇妙な感じを与える、半端で割り切れないから奇数…と発展していきます。
 

queer

 

(形)風変わりな、怪しい

 

 oddよりもさらに奇妙なイメージが強いですが、少し古めかしい語です。
 

shame






 

(名)
 ashamed (形)恥じて
   be ashamed of A Aを恥じている




 

 It is a shame that SVは「〜なのは残念だ」となります。
ex. It's a shame that you were not there.「君がその場にいなかったのは残念だ」
 また、be ashamed of A「Aを恥じている」も押さえておきましょう。物が主語の場合はshamefulを使います。
 

lie
lie
lay



 

(動)嘘を付く/(名)嘘
(動)横たわる・ある
(動)を横たえる・を置く 
 layer(名)層


 

 過去形・過去分詞形をきっちり覚える必要がある単語群です。「うそを付く」はlie-lied-lied、自動詞の「横たわる」はlie-lay-lain、他動詞の「横たえる」はlay-laid-laidです。
 lie in A「Aに在る」は頻出。
 

raise
rise
arise


 

(動)を上げる、を育てる
(動)上がる・昇る、増加する、立ち上がる
(動)(問題などが)生ずる・起こる

 

 自動詞がrise、他動詞がraise、riseの使用範囲が限定されているバージョンがariseと考えましょう。
 riseの変化はrise-rose-risenです。
 

university
universe








 

(名)総合大学
(名)宇宙、全世界
 universal (形)全世界の、普遍的な







 

 ラテン語のuniversitasが語源となっているのがuniversity。様々な学科(college)が1つ(uni)に集まっている場所です。
 混同しやすいuniverseは「宇宙」。uni(1つ)+verse(回転)が語源です。銀河系でイメージするといいでしょう。
 universityはeの上に、universeはuの上にアクセントが来ます。
 
 
 
 

aware


 

(形)気付いて
  be aware of A Aに気づいている
 awareness (名)認識
 

 wareが「用心」を表します。warnと同じ語源ですね。be aware of Aをきっちり覚えておきます。
 

conscious



 

(形)意識的な、気付いて
 consciousness (名)意識
 unconscious (形)意識を失った、気付かない
 unconsciousness (名)無意識、人事不省
 

 con(共に)+science(知識)が語源。be conscious of Aで「Aを意識している、Aに気付いている」という意味です。
 

conscience


 

(名)良心


 

 consciousと同じくcon(共に)+science(知識)が語源。知識が集まると、心も健全になるということですね。
 

relate



relative





 

(動)を関係づける
  relate A to B AをBに関連づける
 relation (名)関係、親類
 relationship (名)血縁関係、関係
(形)相対的な/(名)親戚
 relatively (副)相対的に・比較的
 relativity (名)相対性



 

 relate A to B「AをBに関連づける」、be related to A「Aと関係がある」を押さえます。
 「関係」という意味の名詞としては、個人的な関係についてはrelationship、国や組織内での関係性についてはrelationを使います。
 relativeは、名詞としては「親類」、形容詞としては「相対的な」という意味になります。対義語がabsolute。
 

irrelevant


 

(形)無関係な
 relevant (形)関係がある

 

 ir(否定)+re(再び)+levant(持ち上げる)が語源。be relatedの反対の意味と押さえましょう。
 

absolute





 

(形)絶対的な、全くの
 absolutely (副)絶対的に、全く 




 

 ab(離れた)+solute(解放する)が語源。solから単独(solo)のイメージを掴み、「他とは並ばない、比べない」というイメージを持ちましょう。
 relativeの対義語です。アクセントは語頭。
 

pull
draw






 

(動)を引っ張る
(動)を引く、を引き出す、
  (線を)引く・(地図などを)描く
 drawing (名)(色のない)絵、絵を描くこと
 drawer (名)引き出し



 

 pullが最も一般的で、drawは動きがよりゆっくりで一様なイメージです。
 その「ゆっくりさ」が「引きずる」イメージを醸成し、「線を引く」という意味合いが出てきます。draw a line「線を引く」、draw a map「地図を描く」を押さえておきましょう。
 

withdraw

 

(動)引き下がる・撤回する

 

 考えなどを持って(with)後ろに引っ張る(draw)、ということです。
 

drag


 

(動)を引きずる


 

 「マウスをドラッグする」と言いますね。pullやdrawよりも、重い物を引きずるイメージがあります。
 
 
 
 
 
 

add






 

(動)を加える
  add to A Aに加える、Aを増やす
  add A to B AにBを加える
 addition (名)追加
 additional (形)追加の


 

 サンスクリット語のdana「与える」が語源。
 add A to B「AをBに加える」、add to A「Aに加える・Aを増やす」を覚えます。名詞形のadditionについては、in addition to A「Aに加えて」を押さえましょう。
 

desire



 

(動)を望む/(名)欲望・願望
 desirable (形)望ましい


 

 wantの少し形式張った語と考えましょう。desire A、desire A to do、desire that SVの形を取ります。名詞の場合
はdesire for A「Aへの願望」です。
 

sight

 

(名)視界、光景、名所、見ること

 

 seeの名詞形です。sightseeing「観光」もついでに覚えましょう。
 

insight

 

(名)深い理解・洞察

 

 まさにin(内を)+sight(見る)の語源通りです。
 

rule


 

(動)を支配する/(名)規則


 

 「規則」の方の意味は問題ないでしょうから、動詞の「支配する」をきっちり覚えましょう。
 

dominate



 

(動)を支配する
 dominant (形)支配的な・他を圧倒する
 dominance (名)支配

 

 ラテン語dominus「主人」の動詞形です。人間のみならず、試合を優勢に進める、決定権を持っている、というような場合にも使うことができます。
 

gain




 

(動)を得る




 

 getと同義と覚えてかまいません。gain weight「体重が増える」というような表現もありますが、基本的には努力をした結果何か価値ある物を手に入れるという場合に使います。
 

suffer




 

(動)苦しむ・(被害を)被る




 

 sub(下に)+fer(持ってくる)が語源。
 病気などで苦しむ場合はsuffer from A、マイナスの経験をする場合にはsuffer Aの形になります。
 

warn





 

(動)警告する 
  
warn A of B「AにBを警告する」




 

 悪いことや危険性について警告する場合に使います。warn A of/about B「AにBを警告する」です。このofの使い方は、inform A of B「AにBを報せる」や、remind A of B「AにBを思い出させる」と同じですね。
 

surround


 

(動)を囲む
 surroundings (名)環境

 

 sur(下から)+round(周囲)で「囲む」の意です。動名詞から生まれたsurroundings「環境」も覚えましょう。
 
 
 
 
 

admit









 

(動)(しぶしぶ)認める(入るのを)許可する
 admission (名)(入ることの)許可、承認








 

 ad(〜へ)+mit(送る)から、「入ること(入場や入学)を許可する」という意味になります。また、自分が責められるような状況を許可するというニュアンスから、「過去の過失についてしぶしぶ認める」という意味も出ました。admit doing「〜したことを認める」を押さえましょう。that節をとる場合もありますが、to doはとれません。
 

commit














 

(動)委ねる、(罪を)犯す
 committee (名)委員会













 

 com(共に)+mit(送る)で、基本的な意味は「送る」です。commit A to Bと、giveのような語法を取れます。責任や権限を送る場合は「委ねる」、自分を犯罪に送り込む場合は「罪を犯す」となります。他にも辞書には多くの意味が載っていますが、よく出る「委ねる」「犯す」をきっちり覚え、あとは「送る」と訳した上で文脈から文意を取りましょう。
 committeeは「ee」が付いているので「委ねられた人」です。ふつうeeで終わる語はそこにあくせんとがきますが、committeeはiにアクセントが来るので注意。
 

omit



 

(動)を省く



 

 oはobやopと同じく「〜に対して」。mitは「送り出す」。「逆方向へ送る」が原義です。omit A from B「AをBから省く」で覚えましょう。
 

emit


 

(動)を放出する
 emission (名)放出

 

 e(=ex外へ)+mit(出す)の語源通りの意味です。目的語に来るのは、熱や光、気体などです。
 

eliminate





 

(動)を削除する・排除する





 

 e(外へ)+limi(限界)で、境界線の外に追い出すイメージです。物理的に物を除外するだけでなく、可能性や必要性を排除する場合にも使えます。eliminate A from B「AをBから排除する」も覚えておきましょう。
 

illusion


 

(名)幻想


 

 幻想や錯覚の意味で使います。the illusion that SV「SVという錯覚」も覚えておくと便利です。
 

illustrate



 

(動)実例で説明する
 illustration (名)実例、イラスト


 

 実例を挙げて説明することを表します。日本語の「イラスト」は挿し絵のことですが、具体的に見せて説明していれば、説明法は絵に限りません。
 

blood


 

(名)
 bleed (動)血を流す、嘆き悲しむ
 bloody (形)出血している、血生臭い
 

 bloodは何の問題もないでしょうから、その動詞形としてbleedをセットにしておきます。
 
 

eager



 

(形)熱望して・熱心な
 eagerly (副)熱心に


 

 be eager to do「しきりに〜したがる」、be eager for A「しきりにAを求める」を覚えます。何かに対して熱意を持っていることを示します。
 

enthusiasm



 

(名)情熱・熱狂
 enthusiastic (形)情熱的な・熱狂的な


 

 en(内に)+thus(神)で、神が取りついたようにやる気を見せている状態です。uの部分にアクセントが来ます。
 

refuse





 

(動)(断固として)を拒否する
 refusal (名)拒絶




 

 re(返す)+fuse(注ぐ)が語源ですから、相手の提案や要求を突き返すイメージです。refuse A、refuse to doの形を取れます。
 丁寧に断る場合はdeclineを使います。
 

reject





 

(動)を拒絶する、捨てる/(名)不良品
 rejection (名)拒絶、拒絶された物




 

 re(返す)+ject(投げる)が語源で、「投げ返す」イメージから繋いでおきましょう。refuseと互換できる場合も多いです。
 proposalやideaなどを目的語に取ります。reject to doは無いので注意。
 

ancient


 

(形)古代の


 

 anが「前に」の意味。最初のaはアルファベットどおりに「エイ」と読んで下さい。
 

ancestor

descendant




 

(名)先祖
 ancestral (形)先祖の
(名)子孫
 descend (動)降りる



 

 ancestorはan(前に)+cest(行く)が語源。自分よりも先行する人、ということですね。
 descendはde(否定)+scend(登る)で「降りる」の意。descendantは「系図で下に降りてくるイメージ」と捉えましょう。
 

offspring




 

(名)子孫




 

 off(離れる)+spring(跳ねる)が語源。childは人間に対してしか使えませんが、offspringは動物に対しても使え、「子孫、子供」の意味になります。単複同形なので注意。
 

register




 

(動)を登録する
 registration (名)登録



 

 re(返す)+gister(運ぶ)のが語源ですが、売り上げを登録するのが「レジ」と覚えてもいいですし、PCになじみがある人は「レジストレーション」から覚えてもいいでしょう。
 

danger





 

(名)危険
 dangerous (形)危険だ




 

 訳すのは難しくないでしょうが、S is in dangerとS is dangerousの違いをきっちり理解しておきましょう。前者は、Sが危険にさらされている状態、後者は、S自体が危険物ということです。
 
 

present



 

(形)存在している(叙述用法)現在の(限定用法)
 presence (名)存在・出席


 

 pre(前に)+esent(存在)が語源。叙述用法の場合は「存在している」、名詞を修飾する場合は「現在の」の意味になります。
 

absent


 

(形)不在の・欠席している
 absence (名)不在・欠席

 

 ab(離れて)+esent(存在)で、presentの対義語です。be absent from A「Aを欠席する」も覚えておきます。
 

typical


 

(形)典型的な・〜を象徴する(of A)
 type (名)型/(動)タイプを打つ

 

 typeの形容詞形です。「型どおりの」というニュアンスですね。be typical of A「Aに典型的だ」も押さえます。
 

appoint



 

(動)を任命する、(日時など)を指定する
 appointment (名)任命、予約


 

 ap(〜へ)+point(指さす)で、ある日時や人物などを指名するという意味になります。「アポイントメント」は日本語になっていますね。
 

ordinary






 

(形)普通の
 extraordinary (形)非凡な





 

 order(秩序)の形容詞です。秩序だった状態はすべてが同じレベルになっていますから、「平凡な」の意味へ派生しました。
 対義語のextraordinaryは、extra(超えた)+ordinaryと考えましょう。extraordinarilyは強調として使えます。
 

persecute



 

(動)を迫害する
 persecution (名)迫害


 

 per(最後まで)+sec(ついていく)が語源です。しつこくつきまとって迫害するイメージへ結びつけておきましょう。
 

weather
climate




 

(名)天気
(名)気候



 

 weatherは日々の天気、climateはもっと大きなくくりの「気候」を指します。climateの語源はclim(傾き)で「赤道からの傾き」から発展した語で
す。
 

enter





 

(動)に入る
 entrance (名)入ること、入り口
 entry (名)加入、入場、参加者



 

 in(中に)+ter(進む)。比喩的な意味、例えばenter into conversation with him「彼と会話を始める」というような場合には前置詞を伴うこともありますが、原則、enter the roomのように他動詞になります。
 

exit
 

(名)出口、退場/(動)退場する
 

 ex(外に)+it(行く)が語源です。
 

loud



 

(形)大声の・やかましい
 loudly (副)大声で、やかましく
 aloud (副)声を出して

 

 noisyと違い、通常は不快感のニュアンスはありません。in a loud voice「大きな声で」という表現も覚えてしまいましょう。
 
 
 
 
 

bank
coast
shore





 

(名)川岸、土手・堤防、銀行
(名)海岸
(名)




 

 bankは川岸や水路などの土手、堤防を指します。benchと同語源。
 coastは長大な海岸、あるいは「(内陸に対比した)海岸部」の意味合いになります。
 shoreは海岸、河岸、湖岸など広く指します。
 

weigh


 

(動)〜の重さがある、重さを量る、重きを置く
 weight (名)重さ、重み

 

 weigh+数字で「〜の重さがある」、weigh+名詞で「〜の重さを量る」「〜に重きを置く」と訳し分けましょう。
 

stream



 

(名)流れ、小川/(動)流れる



 

 riverよりも小さい水流、またその他さまざまな物の流れを意味します。a stream of A「一連のA、ずっと続くA」という表現もあります。
 

alive








 

(形)生きている(叙述用法のみ)








 

 叙述用法、つまり補語になる用法でしか使いません。aliveやasleepのaは、元はofなので、名詞の前に置けないのは理解できると思います。
 名詞を修飾する場合には一般的にはlive「生きている」を使います。livingはliving thingsやliving creaturesという表現で使い、それ以外では「活発な」という意味で使うことが多いです。
 

erase



 

(動)を消し去る
 eraser (名)黒板消し、消しゴム


 

 e(外に)+radare(こすり取る)が語源。勉強で消しゴムを見るたびにeraserと口ずさんで覚えてしまいましょう。
 

staple

scissors
glue
ruler

 

(動)綴じる
 stapler (名)ホッチキス
(名)ハサミ
(名)
(名)定規
 

 文房具関係ということで、まとめておぼえておきましょう。



 

house


 

(動)[hauz]住宅をあてがう
 housing (名)住宅、住宅供給

 

 動詞もあることを押さえます。「ハウジングセンター」からイメージできると思います。
 

post





 

(名)柱、郵便、地位
(動)郵送する、掲示する
 postal (形)郵便の
 postman (名)郵便集配人


 

 カタカナ語ですが整理しつつ覚えます。「柱」はゴールポストから、「郵便」は郵便ポストから、「地位」は社長のポストというような表現から、「掲示する」はポスターから、それぞれ意味を連結させておきましょう。
 

factory

 

(名)工場

 

 facは「作る」という意味で、「作る場所」が語源です。
 
 
 
 
 

strength


 

(名)強さ
 strengthen (動)強める

 

 strongの名詞形です。動詞化接尾辞のenが付いたstrengthenも押さえましょう。gの部分は[k]の発音です。
 

length


 

(名)長さ
 lengthen (動)長くする
 lengthy (形)長ったらしい
 

 longの名詞形。やはりgは[k]の発音です。

 

punctual

 

(形)時間厳守の

 

 副詞形punctuallyはon timeの同意表現です。
 

intend


intent




 

(動)〜する意図がある
 intention (名)意図
 intentional (形)意図的な
(形)決意して、熱中して




 

 in(心の内へ)+tend(のびていく)が語源。intend to do「〜するつもりだ」の語法も押さえましょう。
 intentは「きちんとした意図を持っている」ということから「〜に熱中して」という意味合いになりました。be intent on Aで「Aに専念している」です。
 

extensive 
intensive


 

(形)広範囲に渡る
(形)集中的な 


 

 extensiveはp.28のextendの形容詞形で「広範囲にわたる」の意味です。ex(外に)でなくin(中に)を付けると「集中的な」になります。
 

intense



 

(形)強烈な・激しい
 intensity (名)強烈さ


 

 物事の程度が強烈なことを表し、intense hatred「激しい憎悪」、intense sunlight「強い日光」、intense pain「激
痛」などといった使い方をします。
 

recognize




 

(動)を認識する・認める
 recognition (名)認識



 

 re(再び)+cogni(知る)が語源。かつて会ったことがある・見たことがある人や物を目にしたときに、「あ、あの人だ・あれだ」と理解することを表します。
 

conversation




 

(名)会話
 conversational (形)会話の、話好きな
 


 

 一般に、形式張っていない対話のことを言います。
 con(共に)+verse(回転)が語源。言葉が2人の間で回転しているイメージでしょうか。
 

effort


 

(名)努力


 

 e(外に)+fort(力)。力を外に向けて発揮するのですね。make an effort「努力する」も覚えましょう。
 

endeavor


 

(動)大いに努力する/(名)努力


 

 en(内に)+deavor(義務)が語源。effortよりも強い意味合いを持つ語です。
 
 
 
 
 
 

fertile
barren





 

(形)肥沃な
(形)不毛な




 

 恵みをfer(持ってくる)のがfertileの語源。土地などが豊かな状態を表します。ちなみに、fertilizeは「肥やす」、fertilizerで「肥料」です。
 対義語はbarren。恵みをbar(棒)で妨げるイメージ。
 

nutrition



 

(名)栄養
 nutritious (形)栄養のある
 malnutrition (名)栄養失調

 

 ラテン語でnutrire「養う」です。nurseも同語源。
 malnutritionのmalは「悪い」の意。maliceは「悪意」、dismalは「陰鬱な」。
 

nourish

 

(動)栄養を与える
 nourishment (名)栄養を与えること
 

 nutritionと同語源で、その動詞形と考えましょう。
 

flourish

 

(動)花開く

 

 flowerに動詞化接尾辞のishが付いた形です。
 

cherish


 

(動)を育む


 

 cherは「親愛」を表します。charity(慈善)も同語源。それに動詞化接尾辞のishが付いた物です。
 

irrigate


 

(動)灌漑する
 irrigation (名)灌漑、洗浄

 

 in(内に)+rigate(給水)で、土地に水を引っ張って供給することを示します。
 

drought
drain

 

(名)干ばつ
(動)排水する
 

 droughtもdrainも、dryと同じ語源で、「水がない状態」を表します。
 

habit

 

(名)癖・習慣
 habitual (形)習慣的な
 

 haveと同語源。個人が持っている癖のことです。
 

inhabit




 

(動)に住む
  inhabit A Aに住む
 inhabitant (名)住民、生息動物
 habitat (名)生息地・自生地
 habitable (形)住むのに適した
 

 in(内に)+habit(持つ)が語源。live inとほぼ同じ意味で、他動詞と言うことをきっちり押さえましょう。ただし主語は、民族・部族や、動物になります。
 

custom

accustom




 

(名)習慣・慣習、(複数形で)関税
 customary (形)習慣的な
(動)慣れさせる
 be accustomed to A Aに慣れている



 

 cuは元はcomで「共に」、sは「自身」で、「自身が持っている物」が原義。costume「衣装」も実は同語源です。社会的な慣習に対して用います。
 習慣的に取り立てていたことから、関税の意味もありますので、要チェック。
 

jury



 

(名)陪審、陪審



 

 アメリカの裁判は一般市民が陪審員として参加します。有罪か無罪かを決めるだけで、刑の重さは裁判官が決めます。
 
 
 
 

gradual



 

(形)段階的な・徐々の
 grade (名)段階、学年、成績
 gradually (副)だんだんと
 degrade (動)品位を下げる
 

 grade(段階)の形容詞形がgradualです。
 degradeはde(下)+grade(段階)です。
 

degree


 

(名)度、程度、学位


 

 greeはgradeです。gradeとほぼ同じだが限られた場合にしか使わない、と理解しておきましょう
 

graduate


 

(動)卒業する(from A)/(名)卒業生
 graduation (名)卒業

 

 grade(段階)を経るというニュアンスです。目的語を置きたい場合はfromを付けることを忘れずに。
 

religion


 

(名)宗教、信心
 religious (形)宗教の

 

 re(再び)+lig(結ぶ・束縛する)が語源。心を縛るイメージから押さえましょう。
 

pain


 

(名)痛み・苦痛
 painful (形)つらい・痛い

 

 「刑罰」を示すギリシャ語が語源。penaltyやpunish「罰する」も同語源。「痛み」を示す最も一般的な語です。
 

agony




 

(名)苦痛・苦悶




 

 ギリシャ語の「競技」が語源。スポーツが苦手な人はイメージが繋がりやすいかも知れません。通例、長く続く肉体的・精神的苦痛に対して用います。
 

faculty







 

(名)能力、大学教員







 

 facは「作る」の意味で、まずfacile「作りやすい→簡単だ」という語が生まれました。facultyは、「物事を容易にする能力」という意味です。また、「能力を持った人」ということから「大学教員」という意味も出てきました。a faculty meetingで「教授会」。
 アクセントはaの上。
 

facility





 

(名)施設





 

 facile「容易な」の名詞形「容易にする物」という元の意味。そこから「施設」という意味になりました。transportation facilities「交通機関」。
 アクセントはiの上です。-ityはその直前にアクセントが来ます。
 

strategy
tactics



 

(名)戦略
(名)戦術


 

 1つ1つの局面をどう戦うかが「戦術」、それらを統合し全体としてどういう将来像を描きどういう道のりを辿るか考えるのが「戦略」です。
 

logic


 

(名)論理、論理学
 logical (形)論理的な
 logically (副)論理的に
 

 どれもカタカナ語として使われている言葉ですね。

 
 
 
 

statistics





 

(名)統計、統計学
 statistical (形)統計上の、統計学的な




 

 status(状態)を学ぶ学問ということです。-icsの直前には必ずアクセントがくる、というルールもここで覚えてしまいましょう。例外はpolitics(頭にアクセント)を押さえておけばいいでしょう。
 

physical





 

(形)肉体的な、物理的な
 physically (副)肉体的に、物理的に
 physics (名)物理学



 

 ギリシャ語のphysike(形)から来ており、自然や物理を意味します。物理学はphysicsですが、複数形でも単数扱いです。学問を表す語には、こういう形の物が多いので気を付けましょう。
 

psychology


 

(名)心理学、心理状態
 psychological (形)心理的な、心理学上の
 psychologist (名)心理学者
 

 ギリシャ語のpsyche(プシュケ=魂)が語源です。

 

mathematics


 

(名)数学


 

 中学校レベルの単語だから問題ないですね。mathと短縮されることもあります。
 

biology




 

(名)生物学
 biological (形)生物学の



 

 bioは生命を表します。「バイオ」は日本語としてもよく聞きますね。形容詞形にはbiologicもありますが、「-ic」は一般的に形容詞が多いと理解していれば問題ないでしょう。
 

biography


 

(名)伝記


 

 bio(生命)+graphy(描く)です。photograph「写真」はphoton(光)で描いた物ということですね。
 

geography



 

(名)地理学
 geographic (形)地理学の
 geographical (形)地理学の

 

 geoはgaiaと同じで「地球、土」を表します。「地球について描いた学問」ということですね。形容詞形にはgeographicもあります。
 

geology


 

(名)地質学


 

 geo(地球)+logy(論理・学問)です。地理学は文系分野になりますが、地質学・地学は理系分野ですね。
 

geometry


 

(名)幾何学
 geometric (形)幾何学的な

 

 「土=地面を測る」ということです。土地の測量から発展したのが、図形について考察する幾何学ですね。
 

politics







 

(名)政治、政策、政見
 politician (名)政治家、政治屋
 political (形)政治の
 policy (名)政策、方策




 

 poliは「都市」の意。ギリシャの都市国家をポリスと呼びましたね。
 politicianは「政治家」ですが、時にマイナスイメージの言葉として、つまり「政治屋」という意味で使われることがあります。高評価のニュアンスを込めて「政治家」という場合にはstatesmanを使います。
 
 

economy








 

(名)経済、節約
 economic (形)経済の、経済学の
 economics (名)経済学
 economical (形)経済的な・節約になる





 

 eco(家庭)をnomy(管理)するというのが原義。economicが形容詞形、economicsが「経済学」という名詞になりますから、区別しましょう。また、economicは「経済の」という意味ですが、economicalだと「値段が安い、節約になる」という意味になります。こういう紛らわしい語の区別は、センター試験は大好きですね。
 

ecology




 

(名)生態学
 ecological (形)生態学の
 ecologist (名)生態学者、環境保全論者


 

 「家についての学問」→「生活環境についての学問」と変化し、「生態学・環境学」を表します。「環境に優しい」という意味でよく見かける語ですが、それは二次的な意味ですね。
 

botany




 

(名)植物学
 botanical (形)植物学の・植物の
 botanist (名)植物学者


 

 フランス語で「植物の」という意味のbotaniqueから来ています。日本にも「牡丹」という植物があるので、こじつけて覚えてしまうのも良いかもしれません。
 

astronomy

astronaut



 

(名)天文学
 astronomer (名)天文学者
(名)宇宙飛行士



 

 astroは「星」を意味します。astronomyとastrology(星占い)、astronomerとastronautをきっちり区別してください。なお、astronomerは1つ目の o にアクセント、astronautは初めの a にアクセントが来ます。
 

philosophy

 

(名)哲学

 

 philが「愛する」、sophyが「知恵」です。語源も有名ですね。
 

gymnastics

 

(名)体育、体操

 

スポーツジムなどの「ジム」はgymnasiumの短縮形です。
 

electronics




 

(名)電子工学
 electricity (名)電気
 electric (形)電気の
 electrical (形)電気に関する、電気のような
 electrician (名)電気技師
 

 elektronはギリシャ語で「琥珀」。ギリシャ哲学者のタレスは、琥珀片を摩擦して静電気を発生させる実験をおこなったそうです。
 ちなみに電子はelectron。
 

anthropology

 

(名)人類学

 

 anthroposがギリシャ語で人類を意味します。
 

archeology

 

(名)考古学

 

 archaeo或いはarcheoは「古代」を意味します。
 

chemistry



 

(名)化学、化学変化
 chemical (形)化学的な/(名)化学製品
 chemist (名)科学者、薬剤師

 

 chemicalは、化学製品の中でも得に薬品を指すことが多いです。chemistryは人との相性を指す言葉としても使えます。
 
 
 
 

medicine

 

(名)薬、医学、内科
 medical (形)医学的な
 

 薬を服用することは、take medicineと言います。
 

hypothesis



 

(名)仮説



 

 hypoは「下」、thesisはthemeと同じで、「下に存在する主題」というのが語源。まだ実証されていない学説のことを言います。
 

dentist

surgeon

physician



 

(名)歯医者
 dental (形)歯の
(名)外科医
 surgery (名)外科・外科手術
(名)内科医



 

dentistは形容詞形のdentalの方がカタカナ語としては馴染みがあるかも知れません。
 「外科」と「内科」ですが、手術をして病気を治すのが「外科」、薬などを使い内から治すのが「内科」。ざっくり言えば、手術するのが外科ということです。
 

doctor

 

(名)医者・内科医、博士

 

 教える・言うという意味のdocereが語源です。
 

engine





 

(名)エンジン・機関
 engineer (名)技師・機関士
 engineering (名)工学



 

 どれもカタカナ語として使われています。engineerやengineeringのアクセントには注意。母音が重なっているところには通常アクセントが来ます(例外はcoffeeと、iにアクセントが来るcommitteeくらい)。
 

scholar






 

(名)学者
 scholarship (名)学問、奨学金
 scholarly (形)学問的な




 

 スコラ哲学の「スコラ」が語源。「スコラ」は本来は「暇」、そこから「学ぶ時間」を指すようになり、「学ぶ場所(school)」の語源となっていきます。scholarは一般的に文系の学者のことを言います。理系の学者はふつうscientistです。
 

immigrant







 

(名)(入ってきた)移民
 emigrant (名)(出ていく)移民
 migrate (動)(鳥などが)移動する
 immigration (名)移住




 

 migrが「移住」を表します。im(内に)が付いたimmigrantは「入ってくる移民」、e(外に)が付いたemigrantは「出て行く移民」です。アクセントはぞれぞれ「1つ目のi」「e」に来ます。
 動詞形のmigrateは人間に対してはふつう使いません。
 

remark







 

(動)意見を述べる/(名)批評、注目
 remarkable (形)注目すべき・著しい






 

 re(再び)+mark(印を付ける)で、再びチェックして意見を述べるイメージと考えましょう。that節を取れます。
名詞形はcommentと同様にmake a〜remark「〜な発言をする」と言えます。
 remarkableは「わざわざ述べることができるくらいに目立った点がある」と言うことです。
 
 
 
 
 

plenty



 

(名)(必要以上に)たくさん



 

 plenty of A「たっぷりのA」で覚えておきましょう。否定文ではmanyやmuch、疑問文ではenoughなどに置き換わり、通常肯定文でしか使いません。
 

abundant




 

(形)豊富な
 abundance (名)豊富さ



 

 ab(離れる)+unda(流れる)で、流れ出るくらいに有り余っているイメージです。名詞を修飾できますし、be abundant in A「Aが豊富だ」という言い方もあります。
 

redundant


 

(形)冗長な


 

 re(再び・何度も)+unda(流れる)が語源。求めている以上に存在していて無駄な、という意味合いです。
 

due

duty




 

(形)義務を負っている
  支払わねばならない、正当な、〜する予定だ
(名)義務




 

 debt「借金」と同じ語源で本来は「負っている」の意。dueは叙述用法としてのみ用いて、支払い義務を負っていれば「支払わねばならない」、権利を負っていれば「正当な」、期待や予定を負っていれば「予定がある」となります。
 

obligation




 

(名)義務、恩義
 oblige (動)強いる



 

 ob(〜に対して)+lig(結ぶ)から、人を縛っている物を示します。動詞形のobligeはoblige A to do「Aに〜することを強いる」という語法を取ります。主に受動態で使います。
 

argue








 

(動)議論する・口論する
 argument (名)議論・口論







 

 discussは結論を出すことを目的として論じることを表しますが、argueは必ずしも結論を出すことを目的としない場合に使います。その「結論に無関係」が行きすぎた場合がquarrelです。
 後ろにthat説が来た場合には、「論じる・主張する」と訳した方がきれいでしょう。
 

quarrel



 

(動)口論する/(名)口論



 

 腕力を伴わない喧嘩です(腕力込みの喧嘩は通常fight)。「Aとの喧嘩」という意味ではwith Aを伴うことが多いです。
 

survive





 

(動)生き残る、〜を乗り越え生き残る
  survive A Aを生き残る
 survival (名)生存



 

 sur(越える)+vive(生きる)で、他動詞の場合は「何かの出来事を乗り越えて生き残る」意味です。survived the accident「その事故で生存できた」。「生き残る」という意味で自動詞として用いることも可能です。
 

drastic


 

(形)抜本的な


 

 ギリシャ語の「激しい」が語源。take drastic measures「思い切った対策を採る」。
 
 

evade



 

(動)(責任などを)逃れる
 evasion (名)逃れること


 

 e(外へ)+vade(行く)→「遠回りして回避する」というニュアンスです。責任や課題から逃れることを表します。tax evasionで「脱税」。
 

invade



 

(動)を侵略する
 invasion (名)侵略


 

 in(内へ)+vade(行く)です。内部に入ってくるイメージです。昔インベーダーゲームというのがありました。
 

pervade


 

(動)浸透する
 pervasion (名)浸透

 

 per(最後まで)+vade(行く)が語源。液体や雰囲気などが染み渡ることを表します。
 

launch




 

(動)を打ち上げる、を開始する




 

 lance「槍」を投げる、というのが語源。ミサイルやロケットの発射、事業の着手、船の進水式、人や物を世に送り出すなど、幅広い意味合いで使います。
 

tragedy





 

(名)悲劇
 tragic (形)悲劇的な




 

 comedyの対義語です。シェークスピアの「リア王」や「ハムレット」のような作品のことですね。
 ギリシャ俳優が山羊の毛皮を着て歌っていたことから、trag(山羊)+edy(歌)で「悲劇」となりました。
 

spare



 

(動)を惜しむ、免除する、割く
(形)予備の・余分な


 

 形容詞の方は日本語になっていますから、そこから「とっておく」「割愛する」のイメージで動詞の訳を押さえましょう。
 

admire



 

(動)感嘆する、を賞賛する
 admirable (形)称賛に値する
 admiration (名)感嘆、称賛の的

 

 ad(〜に)+mir(驚く)から、「すごいなと驚く」イメージです。admire A for B「AをBのことで賞賛する」を押さえておきましょう。
 

insect
worm



 

(名)昆虫(節のある虫)
(名)(ミミズなど節のない虫)


 

 sect(節)のある虫がinsect、ミミズのような節無しの虫がwormです。昆虫に対してはbugを使うこともあります。
 

rely



 

(動)信頼する
  rely on A Aを信頼する
 reliable (形)頼りになる
 reliance (名)信頼
 

 relyのlyは元は「結びつける」という意味のラテン語から来ています。心が結びつくことが「信頼」ですね。rely on Aの形で覚えましょう。
 

northern
southern
western
eastern

 

(形)北の
(形)南の
(形)西の
(形)東の
 

 それぞれ、north / south / west / eastの形容詞形です。特にnorthern(ノーザン)、southern(サザン)は発音注意。

 
 
 
 

position


 

(名)位置、立場


 

 pose(置いた)場所の意です。poseに元来「置く」という意味合いがあることを押さえておきます。
 

pose



 

(名)姿勢・ポーズ、見せかけ
(動)ポーズを取る、ふりをする


 

 「静止する」のpauseとしっかり区別しておきましょう。綴りさえしっかり覚えておけば、カタカナ語なので問題ないでしょう。
 

compose




 

(動)を構成する、(文・詩・曲)を作る
 composition (名)構成、作文、作品



 

 com(まとめて)+pose(置く)から、部品を集めて1つの構成物を作り上げる作り上げるイメージです。be composed of A「Aから成る」も覚えましょう。
 

impose



 

(動)を押しつける・課す
  impose A on B AをBに課す


 

 im(内に)+pose(置く)が語源。心の中に押しつけられる感覚と共に覚えましょう。規則や税、課題、考え方を課す・押しつける際に用います。
 

expose


 

(動)を晒す・暴露する
  expose A to B AをBに晒す
 exposure (名)晒すこと
 

 ex(外に)+pose(置く)から、「外に見えるように置く→晒す」となります。expose A to Bを押さえます。
 

dispose




 

(動)処分する(of A)、配列する
 disposal (名)処分



 

 dis(分ける)+pose(置く)で、きちんと分類しておくことから「配列する」、さらに「処分する」と発展しました。dispose of A「Aを処分する」を押さえます。
 

anxious











 

(形)切望して、心配して
  be anxious about A[that SV] Aを心配する
  be anxious for A[to do / that SV]切望する
 anxiety(名)不安、切望








 

 基本の意味は「心配」です。worriedの強調と考えると良いでしょう。worriedと同じくbe anxious about Abe anxious that SVという形を取ります。
 また、目的・仮定をあらわすfor Aやto doを使ってbe anxious for Abe anxious to doという語法もとります。これは元は「少し不安だが〜したい」という意味合いでしたが、今では「不安」のニュアンスはそれほど強くなく使われるようです。
 

coward



 

(名)臆病者
 cowardice (名)臆病
 cowardly (形)臆病な

 

 古仏語の「しっぽ」から。「しっぽを巻いて逃げる」という言い方は日本語にもありますね。人を非難する単語です。
 

timid




 

(形)臆病な




 

 「恐れる」という意味のラテン語から来ており、自信が無くビクビクしている様子を表します。be timid about A「Aに対してしり込みする」という語法もあります。
 
 
 

transport




 

(動)輸送する
 transportation (名)輸送・交通



 

 transは「越える」「大きく移動する」という意味の接頭辞です。
 transportはtrans(越える)+port(移動)です。public transportation「公共交通機関」。
 

transfer


 

(動)を移す・移動させる


 

 trans(移動)+fer(移す)。transfer A to Bで「AをBへ移動させる・転勤させる」という語法もあります。
 

transform


 

(動)を変形させる
 transformation (名)変形

 

 trans(移動)+form(形)から、姿や形を一変させる場合に使われます。transform A into B「AをBに変える」。
 

transition


 

(名)推移
 transitional (形)過渡期の、移り変わる

 

 trans(移動)+it(行く)が語源。transition from A to B「AからBへの推移」という形も使われます。
 

transmit


 

(動)を伝える・伝達する
 transmission (名)送信・伝達

 

 trans(移動)+mit(送る)が語源。知識、品物、報道など、様々な物の伝達に関して使えます。
 

transplant



 

(動)を移植する/(名)移植



 

 trans(移動)+plant(植える)が語源。元は植物の移し替えに対して使っていましたが、臓器移植などにも使えます。an organ transplant「臓器移植」。
 

translate






 

(動)を翻訳する、解釈する
 translation (名)翻訳





 

 trans(越える)+late(運ぶ)が語源。言葉を別の言語に移動させるイメージです。そこから「解釈する」という意味にも発展しました。
 translate A into B「AをBに訳す」、translate A from B to C「AをBからCに訳す」という語法をとります。
 

protect



 

(動)を保護する
 protection (名)保護、保護する物(人)
 protective (形)保護している・保護のための

 

 pro(前もって)+tect(覆う)です。protect A from Bあるいはprotect A against Bで「AをBから守る」となります。
 

detect




 

(動)を検知する、を見破る
 detective (名)探偵



 

 deはdownの意味なので、de+tectで「覆いを下ろす→何かを発見する」というイメージです。detect Aで「見破りにくい物を見破る」という意味です。
 

crowd

flock


 

(名)群衆/(動)群がる
 crowded (形)混雑している
(名)(羊・アヒルなどの)群れ/(動)群を為す


 

 名詞としては人混みを表します。動物の群れはherd、とくに鳥や羊などはflockです。
 動詞の方はbe crowded「混雑している」を押さえます。
 
 
 
 

assume







 

(動)を想定する、引き受ける、(様子)を帯びる
 assumption (名)想定、就任






 

 as(向かって)+sume(取る)が語源。that節をとって「that以下という考えを取る→根拠はないが想定する・仮定する」という意味になります。
 他に、責任や役目などを取る→引き受ける、ある特徴を取る→様子を帯びる、という意味で使われることもあります。
 

consume



 

(動)を消費する
 consumption (名)消費
 consumer (名)消費者

 

 con(共に)+sume(取る)が語源です。consumer「コンシューマー、消費者」はカタカナ語として用いられることがあります。
 

resume


 

(動)を再開する


 

 re(再び)+sume(取る)ということから、中断していたことを再開することを表します。
 

presume


 

(動)を推定する


 

 pre(前もって)+sume(取る)が語源。将来のことについてassumeする、と考えましょう。
 

adolescence


 

(名)思春期


 

 ad(〜へ)+old+scence(変化)が語源。adult「大人」になる過程の子たちのことですね。
 

juvenile





 

(名)青少年の





 

 juniorやyoungと同語源です。ラテン語ではjはyの発音ですから、juniorとyoungが親戚というのは分かると思います。
 juvenile delinquency「少年の非行」といった感じで使います。
 

infant



 

(名)乳児・幼児



 

 in(否定)+fa(言う)から、「物が言えない時期の子供」という意味で、基本の意味は「赤ん坊」。法的に未就学児を指すこともあります。
 

pregnant


 

(形)妊娠した
 pregnancy (名)妊娠

 

 get pregnant「妊娠する」で覚えてしまいましょう。語源はpre(前)+gnant(生まれる)です。
 

harvest


 

(名)収穫/(動)収穫する


 

 収穫後に保存のために散布する農薬を「ポスト・ハーベスト」と呼びますが聞いたことはないでしょうか。
 

belong



 

(動)属している
  belong to A Aに属している


 

 belong to Aの形を取って「Aに属している」という意味になります。状態動詞ですので、進行形を通常取れません。
 
 
 
 
 

character








 

(名)性質・人格、登場人物、(表意)文字
 characteristic (名)(個々の)特徴/(形)特有の
 characterize (動)特色を与える






 

 characterは全体的な特徴・性質、(良い・悪いという形容詞を伴って)人格を指します。また、Chinese characters「漢字」というように表意文字の意味でも使えます。表音文字はletterです。
 characteristicは個々の具体的特徴のことを指します。形容詞として使う場合は、be characteristic of A「Aに特有だ」という表現を押さえましょう。
 

feature




 

(名)特徴、特集/(動)を特に取り上げる




 

 「作る」が語源ですが、「フィーチャー」が「特集」とか「特別に取り上げる」という意味のカタカナ語になっていますから、そこから繋いで押さえましょう。
 

feat



 

(名)偉業



 

 「作り上げた物」というのが元来の意味。accomplish/achieve a feat「偉業を達成する」、a remarkable feat「顕著な業績」などを覚えておきましょう。
 

breakthrough


 

(名)大発見、打開


 

 何かを突き破るような発見ということですね。discoveryの一段上のイメージです。
 

defeat


 

(動)を打ち負かす
(名)敗北

 

 戦いや試合で負けること、計画や希望をくじくことを意味します。de(否定)+feat(作る)が語源。 
 

reveal



 

(動)を明らかにする
 revelation (名)暴露、黙示録


 

 re(うしろ)+veil(ヴェール)で、ヴェールを取って中身を明らかにするというイメージです。目的語にはthat節もとれます。
 

sane



 

(形)正気の
 insane (形)正気でない
 insanity (名)狂気

 

 元は「健康な」という意味のラテン語から来ています。insaneは「精神異常の」という医学的な意味から「バカげている」という意味まで使えます。
 

spread


 

(動)を広げる・広がる


 

 spray「スプレー」と同じ語源ということでイメージしましょう。平面上に広がっていく感じです。
 

promise






 

(動)約束する/(名)約束
 promising (形)将来有望な





 

 ふつうV A to doだとAとto doにはSV関係がありますが、promise A to doだと「Aに〜することを約束する」となり、to doの意味上の主語は文の主語と一致します。
 promisingだと「将来を約束された→有望な」という意味になります。
 

fuel

 

(名)燃料

 

 「暖炉」という意味のラテン語が語源。fossil fuel「化石燃料」。
 
 

invent


 

(動)を発明する
 invention (名)発明

 

 in(頭の中に)+vent(来る)が語源。全く新しい物を生み出すことを意味します。
 

convention






 

(名)慣習・因習、集会・大会
 conventional (形)従来からの





 

 con(共に)+vent(来る)が語源で、大勢の人が集まる集会や大会を意味します。また、その集まりでみんながやっていることという意味から「慣習」という意味が派生します。
 形容詞形のconventionalはしばしばマイナスの意味で使われます。
 

criticize



crisis


 

(動)を批判する(A for B)
 critic (名)批評家
 criticism (名)批判、批評
 critical (形)批評の、批判的な、危機の
(名)危機


 

 「決定する」というラテン語が語源。criticize A for B「AをBのことで批判する」を押さえましょう。悪い点について指摘する意味としては、もっとも幅広く使えます。
 crisisは「危機」。「決定的な物」という意味からの発展です。
 

blame




 

(動)を責める・〜に責任がある
  blame A for B AをBのことで非難する
  be to blame 責任がある


 

 blame A for Bあるいはblame B on Aで「AをBのことで責める」です。特に前者をきっちり覚えましょう。「責任を負わせる」という意味合いの場合に使います。
 

accuse



 

(動)を非難する、を告発する
  accuse A of B AをBのことで非難する
 accusation (名)告発、罪、非難

 

 accuse A of Bで「AをBのことで非難する」です。法に触れる行為や、道義的に問題とされる行為への非難に対し用います。
 

condemn





 

(動)を非難する、判決を下す





 

 com(強意)+demn(損害・非難)が語源で、「非難する、糾弾する」という非常に強い意味です。condemn A for B「AをBのことで糾弾する」、condemn A to B「AにBを宣告する・強いる」。
 

punish

 

(動)を罰する
 punishment (名)罰
 

 painやpenaltyと同語源です。punish A for B「AをBのことで罰する」。
 

secure



 

(形)安全な・安心できる、確かな
(動)を安全にする、確保する
 security (名)安全、安心、保障
 insecure (形)不安定な、不安な
 

 se(離れて・無い)+cure(世話)で、「気に掛けなくて良い」というのが語源。名詞形のsecurityから繋いだ方が覚えやすいでしょうか。
 

witness



 

(名)目撃者/(動)目撃する



 

 eyewitnessともいいます。wiseと同語源で、witが「知る」という意味です。bear/give witness to Aで「Aの証言をする」という表現もあります。
 

bark

 

(動)吠える/(名)木皮

 

 別系統の単語ですが、まとめて「吠える」と「樹皮」を覚えましょう。
 
 

intimate



 

(形)親しい、詳しい



 

 interの最上級が語源。人や物に対し非常に距離が近いことを示します。
 「親友」という意味ではa close friendの方が無難な表現です。
 

enclose

disclose

close




 

(動)を囲む・封入する
 enclosure (名)囲い込み、囲い
(動)を暴露する
 disclosure (名)開示
(形)近い、密だ、親密だ/(動)閉じる
 closely (副)接近して、親密に、綿密に



 

 encloseはcloseに動詞化接頭辞のenが付いた形。「中にとじ込む」というイメージです。
 discloseはcloseに否定・分割を表すdisが付いた形。revealの固めの表現で、「開示する」と訳すとニュアンスが出ると思います。
 closeは、動詞だと[clouz]、形容詞だと[clous]です。
 

curve
carve







 

(名)曲線・カーブ/(動)曲がる
(動)を彫る、(肉など)を切る






 

 綴りを意識しながら区別して覚えましょう。余裕があったらcurb「縁石」も覚えてしまいましょう。
 「アー」という発音は、原則として、arは「ア→rの巻き舌(発音記号では[a:r])、それ以外のerやirなどは「巻き舌しつつアー」と発音します。例外は、heart[ha:rt]です。
 

bill



 

(名)請求書、紙幣、議案



 

 一般的には「請求書・明細書」、しばしば「紙幣」の意味になります。お金に関する紙切れ、のイメージで押さえると良いでしょう。
 

thought


 

(名)考え・思考
 thoughtful (形)考え込んでいる、思慮深い

 

 thinkの名詞形です。the thought that SV「SVという考え」という言い方もできます。
 

embrace






 

(動)を受け入れる、を抱える






 

 em(動詞化)+brace(腕)が語源。bracelet「ブレスレット」とつなげるとイメージしやすいかもしれません。
 「腕に抱える→抱きしめる」という意味です。またそこから、考えなど抽象的な物を受け入れるという意味にも発展しました。
 

current








 

(形)流通している、現在の/(名)流れ 
 currency (名)通貨







 

 curが「走っている」という意味なので、「今まさに流れている」というニュアンス。名詞の場合はまさに電流や潮流などの「流れ」という意味になりますし、形容詞だと「流れている」というイメージから「今の」という意味になります。派生語のcurrencyも「流れている」というイメージから「流通している物→通貨」となります。
 

import
export


 

(名)輸入/(動)輸入する
(名)輸出/(動)輸出する

 

 portは「運ぶ・移す」で、それにin(内に)やex(外に)が付いて、それぞれ「輸入」「輸出」を表します。
 
 
 

disease
epidemic
plague



















 

(名)病気
(名)伝染病
(名)疫病


















 

 diseaseはdis(否定)+ease(気楽さ)が語源で、一般的に病気を指す語。ちなみにillnessやsicknessも「病気」の意味で使いますが、sicknessはillnessに比べ短期的な病気や気分の悪さに用います。diseaseとillnessは重なる部分も多いですが、重い病気の場合はdiseaseの方が用いられる傾向にあります。
 epidemicはepi(上に)+dem(民衆)で、「人々に降りかかる物→伝染病」です。「広く」という意味のpanと合成させた「pandemic」という語は新型インフルが流行した際によく使われていました。
 plagueはepidemicよりも酷い疫病、theが付くととりわけペストを指します。
 受験レベルではないですが、慢性的な重い病気に対してはmaladyという語も使われます。
 

symptom



 

(名)症状



 

 sym(同じ)+ptom(落ちる)が語源。病気に掛かると同時に身体が落ち込んでしまっている状態、とイメージしましょう。
 

disaster


 

(名)災害


 

 dis(分ける)+aster(星)が語源で「星が変な場所に→不吉の前兆→災害」という発展を遂げました。
 

calamity

 

(名)災難・災害

 

 disaster(災害)やmisery(不幸)の意味で使えます。
 

famine




 

(名)飢饉




 

 大勢の人が飢えて苦しむ状態、物資などが欠乏している状態を指します。語源はfam(飢え)+ine(状態)ですが、文字通りですし汎用性もないのであまり役に立たないですね。
 

perish




 

(名)(事故や災害などで)死ぬ




 

 per(最後まで)+it(行く)が語源。事故や災害、戦争などで多くの人が死ぬことを指します。
 Many soldiers perished in the battle.「多くの兵士がその戦闘で死んだ」
 

hunger

 

(名)飢え
 hungry (形)空腹だ
 

 ちなみに「飢餓」はstarvationです。ついでに覚えておきましょう。
 

previous




 

(形)以前の
 previously (副)以前に



 

pre(前の)+via(道)が語源。時間
や順序が先行していることを表します。the previous night「前夜」、the previous appointment「先約」。followingが対義語となります。
 
 
 

complex







 

(形)複雑な/(名)複合体
 complexity (名)複雑さ






 

 com(共に)+plex(折り畳む)で、様々な要素が折り込まれているイメージです。complex device「複雑な装置」、complex mixture of chemicals「化学物質が様々混合した物」。
 いわゆる「コンプレックス」はhave an inferiority complex about A「Aに劣等感を抱く」という表現をします。
 

complicated






 

(形)複雑な
 complicate (動)複雑にする





 

 com(共に)+pli(折り畳む)が語源で、complexの親戚ですね。物事が複雑な場合にはcomplexより一般的に使われます(機械などの複雑さはcomplexが好まれます)。a complicated situation「複雑な状況」、a complicated problem「複雑な問題」。
 

perplex

 

(動)を戸惑わせる
 perplexity (名)困惑
 

 per(最後まで)+plex(折り畳む)が語源。confuseの固い表現です。
 

function



 

(名)機能/(動)機能する



 

 物が主語の時のworkと同じ意味合いです。パソコンのキーボードの上の方にある「F1」などのF、これはfunctionの頭文字です。
 

labor

 

(名)労働
 laborious (形)手間のかかる
 

 英ではlabourと綴ります。ラテン語由来で「肉体労働」の意味合いです。
 

elaborate



 

(形)入念な/(動)さらに詳しく調べる



 

 e(外に)+labor(労働)で、苦労した結果が外に現れているイメージです。文脈によって、プラスの意味にもマイナスの意味にも使えます。
 

charge


discharge



 

(動)(負わせる)、
   を請求する、を非難する、を課す
(名)料金、非難、責任
(動)(自分から放す)、
   を排出する、を釈放する、発砲する


 

 「負わせるイメージ」を持って押さえましょう。支払い義務を負わせれば「請求する」、責任を負わせれば「非難する」、その他義務などを負わせれば「課す」です。
 dischargeはその否定ですから、「負っている物を放す」と考えましょう。
 

fare
reward
fee







 

(名)運賃
(名)報酬、報奨金/(動)報いる
(名)料金・入場料、報酬






 

 fareは乗り物の料金を示します。a bus fare「バス代」、a air fare「飛行機代」。
 rewardはre(再び)+ward(見る)が語源で、「報償に値するか何度も見る→報償・褒美」となります。
 feeは、入場料や授業料、会費や手数料、弁護士への報酬など非常に幅広く使われます。
 

earn

 

(動)を稼ぐ・得る

 

 getの意味ですが、目的語はお金や信用、評判などになります。
 
 
 

customer
client
guest
spectator
audience







 

(名)(お店などの)顧客
(名)(弁護士などに相談に来た)依頼人
(名)(家などに招かれた)お客
(名)(スポーツなどの)観客・見物人
(名)聴衆・(芝居などの)観衆






 

 「客」という意味の単語をまとめました。きっちり区別しましょう。
 customerは店などに習慣(custom)的に来るお客さん。clientはカタカナ語としても使いますね。guestは家に招かれた客で、対義語はhostです。spectatorはspect「見る」から、audienceはaudi「聴く」から押さえておきましょう。audienceは集合名詞なので聴衆1人を表すときにはa member of the audienceとなるので注意。
 

spectacle



 

(名)光景・壮観
 spectacular (形)壮観な


 

 spec「見る」なので「見える物」が原義です。見ていて印象的な物に対して使います。spectacularも、impressiveの類義語と考えましょう。
 

aspect


 

(名)側面、概観、見方


 

 a(向かって)+spect(見る)が語源。物事に対するある見方1つ1つを指します。
 

prospect





 

(名)将来の見込み





 

 pro(前を)+spect(見る)が語源で、prospect of Aで「Aという見込み」となります。
 There is not much prospect of better weather before next week.「来週まで良い天気は見込めない」
 

perspective


 

(名)(全体的な)物の見方・俯瞰、遠近法


 

 perはperfectなどのperと同じで、throughの意味合い。per+spectで「全体をとらえる視点」のことです。
 

speculate


 

(動)(結果を)憶測する、投機する


 

 事実や情報に基づかずあれこれ考えることです。そこから、株などに投機するという意味も生まれました。
 

inspect


 

(動)を検査する
 inspection (名)検査

 

 in(内を)+spect(見る)が語源。きちんとした組織が検査・査察するニュアンスです。
 

conspicuous





 

(形)目立つ





 

 con(みんなが)+spect(見る)で、衆目を集めるくらいに目立っているという意味。outstandingの類義語ですが、outstandingはプラスの意味のみ。conspicuousはプラス、マイナスどちらの意味でも使えます。
 

specific


 

(形)明確な・具体的な


 

 spec(見えるように)+fic(作る)から、具体的で明確というイメージです。1つ目のiにアクセントが来ます。
 

specimen

 

(名)標本・見本

 

 「見えた結果」が原義。標本や研究サンプルのことを表します。
 
 

willing



will

reluctant









 

(形)自発的な・やぶさかでない
  be willing to do 〜するのを厭わない
 unwilling (形)しぶしぶ〜する
 willingly (副)快く
(名)意志、遺書・遺言

(形)気が進まない
 reluctantly (副)いやいやながら・しぶしぶ








 

 willは名詞では「意志」を表しますから、be willing to doで「〜する意志を持っている→〜するのを厭わない」となります。多くの単語帳には「喜んで〜する」と書いてありますが、実際には「準備ができている、反対はしない」というくらいのニュアンスです。
 be unwilling to doは「しぶしぶ〜する」「〜したがらない」となります。
 reluctantは「気が進まない」の意味。be reluctant to doで「〜したくない」。unwillingと似ていますが、拒否の気持ちはunwillingの方が強いです。
 いやいやながらも実際に行動した場合には、be reluctant to doの方がよいでしょう。
 

contrast

 

(名)対照/(動)対照させる

 

 contraは「逆」を表します。名詞は前に、動詞は後ろにアクセントです。
 

contrary









 

(名)反対/(形)反対の









 

 contraは「逆」。contrary to Aで「Aとは反対に」となります。また、to the contraryは「反対に」、on the contraryは「それどころか」です。onの「乗っている」イメージから「反対してなおかつ上乗せ」のニュアンスを掴んでおきましょう。"You look as if you're not enjoying yourself.""On the contrary, I'm having a great time."「楽しくなさそうだね」「いやとても楽しんでるよ」
 

contradictory


 

(形)矛盾した
 contradiction (名)矛盾、反対意見

 

 contra(逆)+dict(言う)が語源。contradictory to A「Aとは矛盾した」という表現もあります。
 

document



 

(名)文書/(動)記録に残す



 

 「doc(教える)為の書類」が語源で、公式文書のことを言います。最近では、コンピュータの文書ファイルの意味でも使われますね。
 

doctrine


 

(名)教義、基本方針


 

 これもdoc(教える)が語源です。宗教上の教義や学説、また政府の基本方針についても用います。
 

declare




 

(動)を宣言する・を断言する
 declaration (名)宣言



 

 de(下に)+clare(はっきりさせる)が語源で、明確に何かを述べる際に使います。that節を目的語に取ったり、declare OCで「OをCと断言する」という語法もとります。
 

wilderness




 

(名)荒野
 wildlife (名)野生生物
 wild (形)野生の、乱暴な/(名)荒れ地


 

 「野生=人が住んでいない」場所という意味合いです。「広大な」というイメージから比喩的にa wilderness of sea「大海原」のような使い方もされます。
 
 

elbow
knee

leg
arm



 

(名)ひじ
(名)ひざ
 kneel (動)ひざまずく
(名)
(名)、(複数形で)武器/(動)武装する


 

 特にarms「武器」、動詞のarm「武装する」を確認しておきましょう。ちなみに武器の意味のarmsは、元が「腕」の意味ですから、「腕の延長」と思われるような武器、つまり剣や槍、銃のような武器に対して用います。ミサイルなどはweaponを使います。
 

disarmament

 

(名)軍縮
 disarm (動)軍縮する
 

 dis(分ける)+arm(武器)に、名詞化接尾辞のmentが付いた形です。
 

army
soldier
navy
sailor



 

(名)軍隊、陸軍
(名)陸軍軍人、兵士
(名)海軍
(名)海軍軍人、水兵


 

 軍隊関連の語をまとめておきます。army(陸軍)とsoldier(陸軍兵)、navy海軍)とsailor(海軍兵)というセットで押さえましょう。ただし、armyは陸軍以外にも広く「軍隊」の意味で使われることもあります。
 

race



 

(名)競争、人種、種族
 racial (形)人種の


 

 「競争」の意味の方はスカンジナビア語に由来があり、「人種、種族」の方はイタリア語に由来があるので、全く別物の単語です。
 

bright







 

(形)輝いている、利口だ
 brightly (副)輝いて、利口そうに
 brightness (名)輝き、利口さ
 brighten (動)明るくする




 

 イタリア語の「輝く」brillareが語源で、brilliant「輝いている、立派な」と同語源です。「明るさ」のイメージで押さえておきましょう。
 a room bright with sunshine「日当たりの良い部屋」、a bright reputation「輝かしい名声」、a bright reply「気の効いた返事」。
 

enlighten





 

(動)を啓蒙する・説明する
 enlightened (形)進んだ考えの




 

 lightに動詞化のenが付いた語で、「明るく照らす」が原義。不明な部分に光を当てて分かってもらう、という意味です。明治の指導者は、この語に「啓蒙=蒙(暗い)を啓く(開く)」という訳語をあてました。
 

attempt




 

(名)試み/(動)を試みる
  the attempt to do 〜する試み



 

 at(〜へ)+tempt(触れる)で、「或行動に触れてみる」が原義です。tryの類語ですが、「失敗の可能性」をにおわせる場合もあります。名詞も動詞も、ともにto doをうしろにとります。
 

monotonous

tone
 

(形)単調な
 monotony (名)単調さ
(名)調子
 

 mono(単一)+tone(調子)+ous(形容詞化)と語源通り押さえれば問題ないでしょう。
 

monopoly


 

(名)独占・独占権


 

 mono(単一)+poly(売る)が語源。have a monopoly on Aで「Aに独占権を持っている」です。
 
 
 
 

harm



 

(名)
 harmful (形)害になる
 harmless (形)無害の

 

 精神的、肉体的、物理的、あらゆる外について幅広く使えます。do A harm / do harm to A「Aに害を与える」はきっちり覚えておきましょう。
 

mental




 

(形)精神的な・頭脳の
 mentality (名)精神性、精神状態



 

 physicalの対義語です。mindなどでもそうですが、日本語の「精神」は「心」のイメージがありますが、英語でのmentalやmindはどちらかと言えば「頭脳」のイメージなので注意しましょう。
 

emotion


 

(名)情緒
 emotional (形)情緒的な
 emotionally (副)感情的に
 

 e(外への)+motion(動き)で、外に現れた心の動きです。一般にfeelingよりも強い感情を表します。
 

passion






 

(名)情熱
 passionate (形)情熱的な





 

 元はpatienceなどと同語源で「受難」の意味でしたが、今では「情熱」の意味になっています。「困難があればあるほど情熱は燃え上がる物」と言うことでしょうか。
 have a passion for Aで「Aへの情熱を持っている」になります。
 

compassion


 

(名)哀れみ


 

 com(共に)+passion(情熱)が語源で、人に対する同情の気持ちを表します。
 

sympathy



 

(名)共感、同情
 sympathize (動)同情する、同感だ
 sympathetic (形)思いやりのある、意見が一致した

 

 sym(共に)+pathy(心)で、相手の感情に自分の感情を同調させることを意味し、「同情」や「共感」と訳します。
 

sentiment



 

(名)感情・意見
 sentimental (形)感傷的な


 

 sentはsense(感じる)です。
 public sentiment「国民感情」のような公的な感情、また日常的には「感傷」の意味にも使えます。
 

resent


 

(動)に憤慨する
 resentment (名)憤慨
 resentful (形)憤慨した
 

 re(後ろに)+sent(感じる)が語源で、後ろ向きの感情=憤りを意味します。
 

consent



 

(名)承諾/(動)承諾する



 

 con(共に)+sent(感じる)が語源で、何か行うことに対して同意することを刺します。名詞も動詞も後ろにアクセントが来ます。
 

synthetic





 

(形)合成の
 synthesize (動)合成する
 synthesis (名)合成



 

 syn(共に)+the(置く)で、「統合」が基本の意味です。楽器のシンセサイザーは、電気的に音を「合成」して発音する楽器。synthetic fibers「合成繊維」、synthetic resin「合成樹脂」。
 動詞synthesizeの対義語はanalyze。
 
 
 

synonym
antonym





 

(名)同意語
(名)反意語




 

 onymはラテン語onomaから来ています。これはnameの語源でもあります。syn(同じ)+onym(名前)でsynonymは「同意語」、ant(反対)+onym(名前)でantonymは「対義語」となります。
 

anonymous

 

(形)匿名の

 

 an(否定)+onym(名前)で、「名前がない→匿名の」となります。
 

analyze




 

(動)を分析する
 analysis (名)分析
 analyst (名)分析者


 

 ana(上の方に)+ly(分解する)で、日本語の「分析する」と同等に考えてかまいません。analyzeは1つ目のaに、analysisは2つ目のaにアクセントが来ます。
 

paralyze


 

(動)を麻痺させる
 paralysis (名)麻痺

 

 para(横に)+ly(緩める)が語源。身体や、比喩的に政治や経済、交通が麻痺する場合にも使えます。
 

numb

 

(形)しびれた、かじかむ

 

 手足などがしびれたことを表す形容詞です。最後のbは発音しません。
 

pretend












 

(動)ふりをする
 pretend to do / pretend that SV
 pretense (名)見せかけ、言い訳










 

 pre(前もって)+tend(のばす)が語源。事前にある方向に自分を伸ばしておいて「ふりをする」というイメージです。
pretend to doあるいはpretend that SVの形をとります。pretend to be sleeping「寝ているふりをする」、pretend that nothing is wrong「何も問題ないように見せかける」。
 また、pretend to Aだと「根拠もないのに主張する」という意味にもなります。pretend to genius「天才を自称する」。
 

commerce



 

(名)商業
 commercial (形)商業上の/(名)広告放送
 commercially (副)商業的に見て

 

 com(共に)+merce(商う)が語源。テレビやラジオの「CM」は「commercial message」の略ですが、これは和製英語ですね。
 

merchant
merchandise


 

(名)商人
(名)商品

 

 それぞれmerce(商う)が語源です。merchandiseは集合名詞なので、不可算名詞です。
 

accumulate





 

(動)を蓄積する
 accumulation (名)蓄積
 cumulative (形)累積的な



 

 cumulusはラテン語で「積み重なった山」のこと、また英語でも「堆積・累積」という意味で使われます。
 accumulateはその動詞形で、時間を掛けて次第に積み重ねることを意味します。accumulate debt「借金を増やす」。
 
 
 
 

propel


 

(動)を推進する


 

 pro(前方に)+pel(押す)が語源。ヘリコプタなどのpropeller「推進器」は日本語ですね。
 

expel



 

(動)を追放する
  expel A from B AをBから追放する


 

 ex(外に)+pel(押す)で、外に押し出すイメージ。expel A from B「AをBから追放する」の形を押さえておきます。
 

appreciate










 

(動)(良いと)評価する・鑑賞する、感謝する
 appreciation (名)鑑賞、(よい)評価









 

 preciousと同語源で、「価値を認める」というのが原義です。Her ability was appreciated by her friends.「彼女の能力は友人から認められている」。
 「人の厚意に感謝する」という意味もありますが、この場合、thankが人を目的語にとるのに対して、appreciateは物事を目的語にとります。I would appreciate it if you could do...で「〜してくれたらありがたいのですが」という意味になります。
 

empty
vacant
hollow








 

(形)空っぽの
(形)空いている・うつろな・暇な
(形)(中が)空の、くぼんだ







 

 emptyは「暇な」という意味の古英語が元で、「中に何も入っていない」という意味です。
 vacantはvainやvacation、vacuumなどと同語源で「空っぽ」という意味のラテン語から来ています。「中にあるべき物が入ってない」「(部屋や席などが)使用されていない」というニュアンス。
 hollowはholeと同語源です。
 

challenge








 

(動)異議を唱える、挑戦する
(名)異議、試練
 challenging (形)挑戦的な、やりがいのある






 

 カタカナ語ですが、日本でのチャレンジのような軽いニュアンスでなく(こちらは英語ではtry、trialに当たります)、挑発や果たし状のような強い意味合いになります。
 また、「異議」「試練」「要求する」という日本語にはないニュアンスもありますので、きっちり覚えておきましょう。
 

industry


diligent












 

(名)工業・産業、(勤勉)
 industrial (形)工業の・産業の
 industrious (形)勤勉な
(形)勤勉な
 diligence (名)勤勉さ











 

 indo(中)+stru(築く)が語源で、「物を作り上げる→工業」と「物を作り上げるような気質→勤勉」という2つの意味があります。ただし、現在では「勤勉」の意味で使うことは稀で、diligenceの方を使うのが一般的です。
 industryは基本の意味は「工業」、the〜industryとなると「〜産業」です。the tourist industry「観光業」。
 「産業・工業」の意味の形容詞形はindustrial、「勤勉」の意味の形容詞形はindustriousなので、区別して押さえておきましょう。
 アクセントも注意。industryはiの上、industrialとindustriousはuの上にアクセントです。
 

stick









 

(名)/(動)突き刺す、くっつける









 

 元は「棒」で、そこから(棒のように)「突き刺す」「固定させる」と発展しました。be stuckだと「突き刺さった状態→動けない状態」ということから「動けなくなる、(問題に)とらわれている」という意味になります。
 Don't stick your head out of the window.「窓から顔を出すな」のように「突き出す」という意味で使うこともあります。
 

attach

detach


 

(動)をくっつける
  attach A to B AをBにくっつける
(動)を取り外す
  detach A from B AをBから取り外す

 

 tachは「固定」という意味です。それに動詞化のatが付いたのがattach、否定のdeが付いたのがdetachです。それぞれ、attach A to B、detach A from Bの語法を押さえておきます。
 

cling

 

(動)くっつく(to A)

 

 cling to Aで「Aにくっつく・しがみつく」という意味になります。
 

stimulate



 

(動)を刺激する
 stimulation (名)刺激


 

 stimuの部分はstickと同じく「刺さる」の意味。「刺激」という訳語を考えた明治人は、語源を押さえた上で訳を充てたのですね。
 

obstacle


 

(名)障害・障害物


 

 ob(〜に対して)+sta(立つ)が語源ですので、「立ちはだかる物」のイメージで押さえましょう。
 

disability


 

(名)(身体などの)障碍


 

 dis(否定)+abilityです。病気や事故などによってある能力がない状態を指します。
 

content











 

(形)満足して(with A)/
(名)内容、満足










 

 「ネットのコンテンツ」という表現は聞いたことあると思います。「内容」という意味ですね。
 「内容がある」から発展して「満たされている」という意味になったと繋いでおきましょう。be content with Aで「Aに満足している」です。それだけで十分だ、あるいはそれだけで満足しておこう、というニュアンスです。
 内容という意味の場合は前にアクセント、満足という意味の場合は後ろにアクセントです。
 

company






 

(名)交際、仲間、会社
 accompany (動)同行させる、伴奏する
 companion (名)仲間




 

 companyの語源は「共に(com)パンを食べる者」です。日本語にも「同じ釜の飯を食う仲間」という表現があります。
 その動詞形accompanyは、be accompanied by A「Aを伴う」を押さえておきましょう。
 
 
 
 

sure

assure

reassure

insure














 

(形)確信して、確かだ
 surely (副)確かに
(動)を保証する・確証する
 assurance (名)保証、確かさ
(動)を安心させる
 reassurance (名)安心
(動)を保険に掛ける
 insurance (名)保険













 

 sureについては、be sure of A「Aを確信している」、be sure that SV「SVと確信している」、S is sure to do「Sはきっと〜する」をきっちり覚えましょう。
 assureはsureの動詞形ですから「確かにする」と考えればいいでしょう。相手が不安に思っていることに対して「大丈夫だ」と確信させるわけです。assure A of B「AにBを保証する」、assure A that SV「Aに〜を保証する」で押さえましょう。He assured me of his assistance.「彼は私に援助することを保証した」。
 reassureはassureにreが付いた形で、「繰り返し保証→安心させる」となりました。目的語は人です。
 insureもsureの動詞形で元は「確かにする・保証する」ですが、限られた意味に用い、「を保険にかける」という意味です。
 

ignore
ignorant










 

(動)を無視する
(形)無知の
  be ignorant of A Aを知らない
 ignorance (名)無知








 

 gnoはknowの元で「知る」という意味。それに否定を表すinが付いた形です。
 ignoreは意識的に無視する意味。
 ignorantはその形容詞形ですが、「無視」ではなく「無知」という意味で使われますから注意。知っているべきことを知らないということです。be ignorant of Abe ignorant that SVで「〜を知らない」となります。
 ignoreはoの上、ignorantはiの上にアクセントが来ます。
 

fire
flame




 

(動)を解雇する、発砲する/(名)火、火事
(名)



 

 fireは「火」の意味は問題ないでしょうから、be fired「クビになる」をきっちり押さえます。
 fireが大きくなったのがflameです。枠組みのframeと混同しないように。
 

dismiss




 

(動)を解雇する、(意見など)を退ける




 

 dis(分ける)+mit(送る)で、「バラバラにして捨てる」イメージです。意見などを目的語にとって「却下する」、人を目的語にとって「解雇する」という意味になります。
 

reconcile






 

(動)を和解させる
 reconciliation (名)和解





 

 councilは「調停する」という意味ですが、それにreが付いた形で「調停して元の状態にする」というニュアンスです。目的語が人ではない場合は、「調和させる」と訳すときれいでしょう。reconcile an ideal with reality「理想を現実と調和させる」。
 

elementary


 

(形)初等の、基本の
 element (名)要素、元素、基礎

 

 elementは元来「元素」の意味。そこから意味が広がって「基本的な要素」の意味も出てきました。
 

neat




 

(形)きちんとした
 neatly (副)きちんと



 

 物が清潔できちんと整理されている状態、またそういう状態を好む人物を表す形容詞です。
 Keep your room neat and clean.「部屋をきれいにしなさい」
 

hesitate

 

(動)ためらう
 hesitation (名)ためらい・躊躇
 

 hesitate to doあるいはhesitate about Aの形を取ります。
 

appeal





 

(動)訴える・求める、(心に)訴える
(名)訴え、魅力




 

 「強く訴えかける」という意味です。appeal to A「Aに訴える」やappeal for A「Aを求めて訴える」の形を取ります。また、「心に訴えかける」という意味からbe attractiveの意味合いにも成ります。
 

borrow
lend
rent
hire
let
loan








 

(動)を借りる
(動)を貸す
(動)を借りる、を貸す
(動)を雇う、を借りる
(動)を貸す、(自由に)〜させる
(動)を貸し付ける/(名)貸付







 

 borrowは「無料で動かせるものを借りる」、useは「無料で動かせない物を借りる」です。
 有料で借りる場合はrentですが、rentは「貸す」の意味でも使えます。第4文型あるいはrent物to人なら「貸す」、rent物from人なら「借りる」です。
 衣装やボートなどを有料で短期間借りる場合にはhireも使います。hireには「雇う」の意味もあります。
 lendはborrowの対義語です。
 letは部屋や土地などを貸す場合に使います。
 

emphasize




 

(動)を強調する
 emphasis (名)強調
 emphatic (形)強調された


 

 em(動詞化)+pha(音)→「音を出す」が語源です。emphasize the importance「重要性を強調する」。put/place an emphasis on A「Aを強調する」も覚えておきましょう。
 

exaggerate






 

(動)を誇張する
 exaggeration (名)誇張





 

 gerは「運ぶ」なので、「外へ運び出す」が語源。収まるべき範囲を逸脱して話してしまうというイメージですね。大げさに話すという意味です。
 名詞形のexaggerationを使った、It is no exaggeration to say that SV.「〜と言っても過言ではない」も押さえます。
 

eloquent



 

(形)雄弁な
 eloquently (副)雄弁に


 

 eはexと同じで「外に」、logueは「話す」です。epilogueやdialogが同語源。外に対してガンガン話すということから「雄弁」の意味になります。
 

swallow

 

(動)を飲み込む・鵜呑みにする
(名)ツバメ
 

 英語では「鵜呑み」ではなく「ツバメ飲み」なんですね。
 

bother

 

(動)を悩ます

 

 人を目的語にとり、いらいらさせたり悩ませたりすることを意味します。
 
 

superstition





 

(名)迷信





 

 「梯子の下を歩くと縁起が悪い」とか「黒猫が横切ると不吉」とか言った類の迷信を指します。元はsuper(上に)+stition(立つ)が語源で、恐れを抱いて、その原因の上で動けず立っていることを指します。
 

draft

 

(名)草案

 

 法律などの草案、設計図、文章の下書きなどを指す言葉です。
 

professor




 

(名)教授
 profess (動)公言する、ふりをする、職業にする
 profession (名)職業、専門職
 professional (形)職業の、本職の

 

 professはpro(前方に)+fe(言う)が語源で、「公言する」というのが基本的な意味です。「人前で公言する人」と言うところから、professorは「教授」の意味になります。
 

confess






 

(動)白状する
 confession (名)白状





 

 con(まとめて)+fe(言う)が語源で、罪などを白状する場合に使います。sayやexplainのように、confess that SVあるいはconfess tothat SVの語法を取ります。また、confess to doing「〜したと白状する」という表現もあります。
 

novel



 

(名)小説/(形)目新しい
 novelty (名)目新しいこと・もの


 

 novaは「新しい」の意です。超新星をsupernovaといいます。
 となると、novelに「目新しい」という意味があるのも理解できますね。
 

innovate


 

(動)を革新する
 innovation (名)革新

 

 in(中を)+nova(新しくする)が語源です。「イノベーション」はほとんど日本語になっています。
 

glance
glimpse






 

(動)ちらっと見る/(名)一瞥
(動)をちらっと見る/(名)一瞥したもの





 

 lookを短時間行うのがglance、seeを短時間行うのがglimpseです。よってlook/seeの区別と同様、glanceは意識的行為でatを伴い、glimpseは無意識的行為で他動詞になります(at Aをとる場合もあります)。glance at Aglimpse Aと覚えましょう。
 

stare
gaze





 

(動)じっと見る/(名)じっと見ること
(動)じっと見る/(名)じっと見ること




 

 lookをじっくり行うのが、つまり意識的に見つめるのがstare、seeをじっくり行う、つまり無意識的にじっと見つめるのがgazeです。ただし、こちらは双方ともstare at Agaze at Aというようにatを伴います。
 

equip



 

(動)を備え付ける・装備する(A with B)
 equipment (名)装備、設備


 

 equip A with B「AにBを装着する」を覚えます。provideと同じ語法ですね。名詞形のequipmentは不可算の集合名詞ですから注意。
 
 
 
 

tribute

 

(名)尊敬のことば、貢ぎ物

 

 「tribe(種族)にあてがわれた物」が原義です。
 

contribute






 

(動)寄与する、寄付する、投稿する
 contribution (名)寄与・貢献、投稿





 

 con(まとめて)+tribute(献上する・与える)が語源なので基本は「与える・寄与する」です。与える物がお金なら「寄付」ですし、何か原因を与えてプラスなら「貢献」、マイナスなら「寄与」になるわけです。contribute toの形をとることが多いです。
 

distribute


 

(動)を分配する
 distribution (名)分配・分布

 

 dis(分ける)+tribute(与える)で、語源通り「分配する・配る」の意味になります。
 

attribute






 

(名)属性
(動)(性質を)有する、
   〜のせいにする・〜の作とする




 

 at(別の人に向かって)+ tribute(与える)が語源で、「押しつける」が原義です。そこから「〜に責任を押しつける」「〜にある性質を押しつける」と変化していきました。be attributed to A「Aに責任を持つ、Aの性質を持つ」の形で使われることが多いです。
 

civilize







 

(動)を文明化させる
 civilization (名)文明
 civilized (形)文明化した
 civil (形)国民の、国内の、民間の




 

 civilは元来「都市の」という意味で、civilizeそれに動詞化接尾辞のizeが付いた形です。「都市化する→文明化する」というわけです。
 civilは「都市の→洗練された、礼儀正しい→市民の、国民の」と意味が変化し、現在では「国民の、国内の」の意味で使うことがほとんどです。
 

confident







 

(形)確信して、信頼して
 confidence (名)自信、信頼、打ち明け話
 confidential (形)内々の、信頼できる
 confide (動)を打ち明ける、信頼する




 

 con(強意)+fidere(信頼)が語源。be confident in A「Aを信頼している」、be confident of A「Aを確信している」を押さえておきます。「自信を得る」はgain confidenceです。
 形容詞形のconfidentialは、「機密の」の意。相手を信頼して教えるような、ということですね。
 

pedestrian



 

(名)歩行者



 

 pedは「足」を表します。pedalやcentipede(ムカデ)と同語源です。
 pedestrianは2つ目のeにアクセントが来ます。
 

welfare




 

(名)福祉・幸福




 

 wel(うまく)+fare(行く)が語源で、健康で幸せな状態のことです。
 welfareは前にアクセント。ちなみに「別れ」という意味のfarewellは後ろにアクセントです。
 

calm


 

(形)穏やかな・落ち着いた/(名)静けさ


 

 人の様子や気持ち、態度が落ち着いている状態、また天気や海などが穏やかな状態を指します。
 
 

reflect






 

(動)を映し出すを反射する・反映する)、
   
よく考える(on A)
 reflection (名)反射・反映、熟慮
 reflective (形)反射・反映している、思慮深い



 

 re(再び)+flect(曲げる)から「曲げ返す」イメージ。S reflect Oで「SはOを反射する・映し出す」という語法です。また、reflect on Aの場合は、Aについて自分のことをあれこれ映し出すと言うことから、「Aについて熟考する」となります。
 

reflexes





 

(名)反射神経
 reflex (名)反射行動




 

 reflectと同語源。単数では「反射行動」の意味になりますが、この場合の反射も、感覚神経から伝わった刺激が、脊髄で認知されて運動神経にはね返されますよね。複数形になると、この反射行動に関わる神経を意味します。
 

flexible


 

(形)柔軟な
 flexibility (名)柔軟性

 

 flex(曲げる)にableが付いた形。物理的に柔軟なだけでなく、思考回路が柔軟であることも指します。
 

rigid


 

(形)硬直した


 

 flexibleの対義語で、思考回路が硬直して柔軟性に乏しい様子を表します。
 

obstinate





 

(形)頑固な





 

 ob(何かに対して)+sti(立つ)が語源で、直立不動のイメージを掴んでおきましょう。性格が「動かない」だけでなく、汚れなどが「動かない」という意味でも使えます。日本語でも「頑固な汚れ」と言えますね。
 

stubborn


 

(形)頑固な


 

 stubは「切り株」です。切り株のように意志が固い、とイメージをふくらませましょう。
 

spoil






 

(動)をだめにする、を甘やかす






 

 Too many cooks spoil the broth.「(多すぎるコックはスープを台無しにする→船頭多くして船山に登る」ということわざがあります。
 「ダメにする」以外に、「子供をダメにする」と言うことから「甘やかす」という意味もあります。
 

pollute

 

(動)を汚染する
 pollution (名)汚染
 

 environmental pollution「環境汚染」は様々な文章で見かける表現ですね。
 

contaminate








 

(動)を汚染する
 contamination (名)汚染







 

 com(共に)+tam(接する)から、「触れて汚してしまう」というニュアンスです。ちなみに数学で使うtangentのtanも「接する」の意。tangentの和訳は「正接」でしたね。
 polluteに比べて外部にはなかなかわかりにくい汚染に対して使う場合が多いです。Automobile fumes contaminate the air.「車の排気は空気を汚す」。
 

replace






 

(動)を取り替える、に取って代わる
  replace A with/by B AをBと取り替える
 replacement (名)取り替え




 

 re(再び)+place(置く)で「置き換える」が原義。人が主語の場合はS replace A with Bで「SがAをBと取
り替える」です。Aが消える物、Bが新たに使う物です。また、物が主語の場合は、S replace Aで「SがAに取って代わる」となります。
 

substitute




 

(動)を代わりに使う/(名)代用品(人)
  substitute A for B AをBの代わりに使う
 substitution (名)代用


 

 sub(下に)+stitute(立つ)が語源。substitute A for Bで「AをBの代わりに使う」です。substitute margarine for butter「バターの代わりにマーガリンを使う」。
 

institute
institution







 

(名)学会、研究所/(動)を設ける
(名)施設・機関、制度、設立






 

 instituteはin(上に)+stitute(立つ)が語源で、「立てられた物」→「特定の研究を行う集団・施設」の意味になります。
 またinstitutionも語源は同じですが、大規模な機関・組織、社会制度、動詞instituteの名詞形の3つの意味を持ちます。
 

constitute




 

(動)を構成する・成す
 constitution (名)構成、体格、憲法
 constitutional (形)構造上の、憲法上の


 

 con(まとめて)+stitute(立つ)で「組み立てる」イメージです。名詞形には、「国の構成を規定する物」ということから「憲法」のいう意味も出てきます。
 

retire

 

(動)引退する、引き下がる
 retirement (名)引退
 

 retire from Aで「Aを引退する」という意味になります。
 

resign




 

(動)辞職する




 

 re(再び)+sign(署名する)が語源で、署名し直し=リセットのイメージで押さえましょう。自動詞で用いたり、目的語に地位や肩書きを書くこともあります。
 

quit


 

(動)をやめる


 

 仕事・習慣などを意図的にやめる場合に使います。quit the job「その仕事を辞める」を覚えてしまいましょう。
 

cease


 

(動)やめる・やむ


 

 ある状態・存在・条件がやむこと。stopと同じような意味ですが、ceaseはto doをとることもできます。
 

escape



 

(動)逃げる/(名)逃亡



 

 es(外へ)+cape(ケープ)から、頭巾を外して逃亡するというのが語源。escape doing「〜するのを免れる」を押さえておきましょう。
 

pause

 

(動)休止する/(名)休止

 

 ゲームや動画で一時停止を「ポーズ」といいますね。
 
 

settle


 

(動)を解決する、を定住させる、を置く
 settlement (名)植民地、植民、定住、解決

 

 古英語で「座席」の意で、「ある場所に落ち着かせる」というニュアンスでとらえましょう。
 

wet



 

(形)濡れた



 

 カタカナ語としても良い語ですね。dryの対義語です。wet to the skin「びしょぬれになる」という表現があります。
 

soak




 

(動)(液体に)を浸す・ぬらす




 

 目的語にとった物を何かの液体に浸すことを指します。soak the clothes in hot water「衣服を湯に浸す」。be soaked to the skinは、be wet to the skinと同じく「びしょぬれになる」の意。
 

alarm





 

(名)警報、恐怖、目覚まし時計
(動)怖がらせる、警報を発する




 

 仏語の「武器(arm)をとれ」が語源です。武器を取って警戒せよと言うことですね。
 「警戒」「警戒させる」が原義で、そこから「恐怖」「恐怖を感じさせる」という意味が出てきました。
 

alert





 

(名)警戒/(形)警戒している





 

 all(強意)+ert(立つ)が語源で、物見小屋で警戒しながら立っているイメージでしょうか。北朝鮮がミサイルを飛ばすときなどに作動する、「早期警戒情報システム:Jアラート」は耳にしたことはないでしょうか。
 

enemy






 

(名)






 

 in(否定)+amicus(友人)が変化してenemyとなりました。
 裁判で、裁判所に要請され法的問題に対して意見を述べる第三者のことを「アミカス・キュリエ」と言います。これはラテン語で「法廷の友人」という意味です。
 

hostile



 

(形)敵意のある
 hostility (名)敵意
 hostage (名)人質

 

 hostは「未知の人」を表します。hospitalは元々「未知の人をもてなす場」という意味です。hostileは、「未知の人→敵」と発展してできた語です。
 

tradition



 

(名)伝統
 traditional (形)伝統的な
 traditionally (副)伝統的に

 

 後世にtrade(引き渡す)した物、というのが語源です。ある程度以前から行われている慣習に対して幅広く使える語です。
 

compensate





 

(動)に補償する・賠償する
 compensation (名)補償金




 

 com(共に)+pens(秤に吊す)が語源で、品物とお金を天秤でつり合わせて、それに応じてお金を支払ったことが由来です。compensate人for理由の語法をとります。thankと同じですね。
 
 
 

awful








 

(形)恐ろしい、ひどい、非常な
 awesome (形)恐ろしい、素晴らしい
 awfully (副)非常に、恐ろしくなって






 

 awe「畏敬」という語にfulが付いて形容詞化した物です。「畏敬の念を感じるような」から「恐ろしい」が原義です。そこから、「恐ろしいくらいにすさまじい」ということで、強調の意味合いでも使われるようになりました。
 awesomeも、ほめ言葉として使われることが多いです。
 

genuine





 

(形)正真正銘の





 

 製品や作品などが本物であることを表したり、感情が飾りや偽りのない物であることを意味します。a genuine fear「正真正銘の恐怖→心からの恐怖」。ちなみに「偽物・バッタ物」はa counterfeit。
 

genius
ingenious



 

(名)天才
(形)独創的な


 

 geniusが「天才」。それが内(in)にあるのがingenious「独創的な」です。方法や道具、考え方が目新しく優れている様子を表します。
 

deliberate



 

(形)よく考えた上での
 deliberately (副)故意に、考えた末に


 

 de(強意)+libra(天秤で測る)が語源で、天秤を使ってあれこれ考えているイメージから繋いで起きましょう。
 

narrow






 

(形)狭い
 narrowly (副)かろうじて、狭く





 

一般に、幅が狭いことを指します。面積が狭いという場合にはsmallです。     
 narrowlyには、「狭く」という意味以外に、「かろうじて」という意味もあります。I narrowly escaped serious injury.「危うく酷い怪我を免れた」。
 

sudden



 

(形)突然の
 suddenly (副)突然


 

 ラテン語subitus(sub下を+it行く→こっそり来る)が語源。gradualの対義語で、予期しない突然の様子を表します。all of a suddenは「突然に」。
 

fellow




 

(名)仲間、ヤツ




 

 通例複数形で「仲間」という意味になります。fellows at schoolで「同級生」。a〜fellowで「〜なヤツ」という表現もありますが、少し古めかしい言い方ですね。
 

colleague



 

(名)同僚



 

 co(一緒の)+league(リーグ)と考えましょう。「会社の同僚」はa colleague from work。colleague ofではなくcolleague from です。
 

cheer


 

(名)喝采、励まし、陽気
(動)元気づける、喝采する
 cheerful (形)元気のいい、気持ちのよい
 

 「チアガール」の「チア」です。cheer up A / cheer A upで「Aを元気づける」です。
 
 

reinforce


 

(動)を補強する
 reinforcement (名)補強、援軍

 

 rein(手綱)+force(力)が語源。物質の強化、状態の強化、考え方の補強などに用います。
 

enforce








 

(動)を人に守らせる、を押しつける
 enforcement (名)厳守の徹底、押しつけ







 

 en(動詞化)+force(力)で、強制力を有する→法律などに実行力を持たせるという意味になります。新聞記事などでは「法を執行する・施行する」と訳す場合も多いです。
 また、enforce A on B「AをBに押しつける」という語法もあります。Aには意見や考え方を表す語が入ります。
 

enhance


 

(動)をさらに高める
 enhancement (名)向上

 

 hanceはhighで、enは動詞化の接頭辞。能力や質、評判などを高めることを意味します。
 

describe




 

(動)を描写する
 description (名)叙述・描写
 descriptive (形)記述的な


 

 de(下に)+scribe(書く)が語源で、「描写する、表現する」という意味合い。explainの類語です。
 beyond descriptionは「表現しきれないほど良い・悪い」という意味です。
 

prescribe






 

(動)を規定する、を処方する
 prescription (名)処方箋





 

 pre(前もって)+scribe(書く)が語源で、「事前に命令を書いておく」という意味合いから「支持する、命令する」というのが原義です。そこから特に「薬剤師が処方を規定する」と言うことから「処方する」という意味が出てきます。
 

subscribe





 

(動)予約購読する・加入する、寄付する





 

 subは「下」でscribeは「書く」、「契約書の下に名前を書く」という意味合いが出発点です。subscribe to Aの語法をとります。否定文・疑問文に限り「Aに同意する」という意味で使われることもあります。
 

manuscript



 

(名)原稿



 

 manu(手で)+script(書いた)が語源。manuがあっても、今ではワープロなどで書いた物もmanuscriptと言えます。
 

grant








 

(動)を認める・聞き届ける
 granting that (接)仮に〜としても
 granted that (接)仮に〜としても






 

 「認証する」という意味で用います。分詞構文として使った場合、「〜ということを認めたとしても」という意味合いから、「仮に〜としても」と接続詞的に使用することがあります。
 take A for granted「Aを当然と思う」もついでに覚えておきましょう。「Aを認められた物として受け止める」が直訳ですね。
 
 
 
 

conduct




 

(動)を導く、指揮する、(調査などを)行う
(名)行い、指揮
 conductor (名)導く物・者


 

 con(共に)+duct(導く)が語源ですが、「ツアーコンダクター」から押さえればいいでしょう。何か集団やプロジェクトなどを指揮する意味合いです。
 

apologize







 

(動)謝る
  apologize to人 for A 人にAのことで謝る
 apology (名)謝罪
 apologetic (形)謝罪の




 

 apoはabと同じく「離れて」、logが「言葉」。「罪から離れるための言葉」が則ち「謝罪」です。
 apologize tofor A「人にAのことで謝罪する」は必須です。I apologized to him for my long silence.「長いこと黙っていたことについて彼に謝った」
 

explore


 

(動)を探検する、を研究する
 exploration (名)探検

 

 「探る」というニュアンスなので、「(方法・可能性を)試す・調査する」という意味になることもあります。
 

exploit




 

(動)を利用する、を搾取する
 exploitation (名)活用、搾取



 

 ex(外へ)+ploit(曲げる)から、「搾り取る」ニュアンスです。「搾取」という日本語はふつう悪い意味ですが、exploitは資源やエネルギーなどを利用する場合にも使えます。
 

superficial



 

(形)表面的な



 

 super(上の方で)+fic(作る)が語源。superficial kindness「上辺だけの親切」、a superficial knowledge「上っ面の知識」。
 

surface


 

(名)表面


 

 音は幾つか抜けていますが、superficialと語源は同じ。faceの部分の発音は、[feis]ではなく[fis]です。
 

poet





 

(名)詩人
 poem (名)(一編一編の)詩
 poetry (名)詩(というもの)



 

 一つ一つの詩がpoem、ジャンルとしての詩だったり、「ワーズワースの詩」とか「現代の詩」のように集合的に扱う場合の詩がpoetry、poemを詠む人がpoetです。poetryは不可算名詞です。
 

rational





 

(形)合理的な
 ratio (名)比率
 irrational (形)非合理な



 

 ratioは、元は「理性的に計算する」という意味で、そこから計算結果である「比率」の意味になりました。
 rationalは語源の方の意味が出ており、「合理的な」となります。a rational thinking「合理的な思考」。
 

verify



 

(動)を立証する
 verification (名)立証


 

 ver(真の、正しい)に動詞化接尾辞のfyが付いた形で、「〜が正しいことを証明する」となります。verify his statement「彼の供述を立証する」。
 
 
 
 

volume




 

(名)量・ボリューム、書物・1巻、体積




 

 vol(巻く)が語源で、書物の1巻を表し、さらに本以外の物についても量を表せるようになりました。数学で体積をVと表記するのは、volumeの頭文字ですね。
 

involve







 

(動)を巻き込む、を含む、関与させる
 involvement (名)巻き込むこと






 

 in(内に)+volve(巻く)が語源で、基本の意味は「巻き込む」です。be involved in Aは「Aに巻き込まれる→Aに関係している、没頭している」となります。意図的な関与も示すことができ、be involved in the crimeは「犯罪に関与していた」「犯罪に巻き込まれた」いずれの意味もあり得ます。
 

revolve







 

(動)回転する・を回転させる
 revolution (名)革命、回転、公転
 revolutionary (形)革命の、回転の





 

 re(再び)+volve(巻く)から、、繰り返し回す、回転するというニュアンスです。
 revolutionは「回転」という意味に加え、権力構造を回転するということから、「革命」の意味にもなります。また、天体の「公転」の意味で使われることもあります。「自転」はrotation。
 

evolve


 

(動)発展する、進化する
 evolution (名)発展、進化
 evolutionary (形)進化論的な、展開的な
 

 e(外に)+vol(回転)が語源。螺旋階段のように、回転しながら上に発展していくイメージを持ちましょう。
 

reform




 

(名)改革/(動)を改革する




 

 re(再び)+form(形成する)で、「作り替える」ニュアンスです。carry out the political reform「政治改革を実行する」。「家のリフォーム」は和製英語で、remodelを使います。
 

remove




 

(動)を取り除く、を移す
 removal (名)移動、除去



 

 re(再び)+move(動かす)で、「移動させる」という意味もありますが、「取り除く」という意味で使うことがほとんどです。除去するという意味合いで、非常に幅広く使えます。
 

theory


 

(名)理論
 theoretical (形)理論的な(⇔practical)

 

 「セオリー」はカタカナ語として使われますね。形容詞形theoreticalの対義語はpractical「実践的な」です。
 

praise




 

(動)を称賛する/(名)称賛




 

 priceと同語源で、価値を認めるということから「賞賛する」の意味になります。「praisefor理由」の構文を取ります。thankやblameと同じですね。
 

efficient



 

(形)能率的な、有能な
 efficiently (副)能率的に、有能に
 efficiency (名)能率

 

 ex(外に)+fic(作る)から、「物事をきっちり作り上げる」→「無駄のない、効率的な」という意味合いになりました。
 
 

exhaust









 

(動)を消耗させる・使い果たす
(名)排気ガス
 exhaustion (名)消耗・疲労、排気
 exhausted (形)消耗した、疲れ切った
 exhausting(形)消耗させるような





 

 ex(外へ)+haust(汲み出す)が語源で、中身を使い果たすニュアンスを掴みましょう。人の活力を使い果たす=「疲れさせる」です。be exhaustedが、be tiredの強調と考えても良いでしょう。
 また、機械が燃料を使い果たした後に出る物ということで、「排気ガス」の意味もあります。「使い果たすこと」はexhaustionです。
 

fatigue




 

(名)疲労




 

 肉体疲労、精神的疲労、あるいはmetal fatigue「金属疲労」にも使えます。アクセントはiの上。unique、antique、techniqueとセットで覚えてしまいましょう。
 

identify







 

(動)を同一視する、を認識する(見分ける)
 identity (名)一致、身元、個性
 identification (名)身分証明
 identical (形)同一の




 

 2つのイメージが重なることを元来意味します。2つの物を同一に捉えたり、目の前に存在する物と頭の中の情報・データが一致することを意味します。すなわち、「同一視する」「認識する・特定する」という意味となります。identify A with B「AがBだと認識する」が最も一般的な語法です。
 

steal

 

(動)を盗む(目的語は物)

 

 「steal+物」の形です。こっそり盗む場合に使う動詞です。
 

rob





 

(動)〜から奪う・を襲う
  rob A (of B) Aから(Bを)奪う
 robbery (名)強奪・強盗
 robber (名)強盗


 

 強盗・強奪を意味する動詞です。目的語には場所・施設・人が来ます。The burglars robbed the bank last night.「昨夜銀行強盗があった」。ofを伴って盗んだ物を表す言い方もありますが、まれです。
 

deprive





 

(動)〜から剥奪する
  deprive A of B AからBを剥奪する




 

 de(強意)+prive(離れる)が語源。deprive A of Bで「AからBを剥奪する」です。ofはoffから生じた「分離のof」。金品ではなく、抽象的な物、たとえば権利などを奪う場合に使います。
 

thief



 

(名)泥棒
 thieve (動)泥棒をする
 theft (名)盗み・窃盗罪
 thievery (名)盗み
 

 ゲームをやる人には「シーフ」はおなじみでしょう。こっそりと盗む泥棒のことを指します。

 

burglar

 

(名)夜盗・強盗

 

 銀行などから金品を強奪する強盗、夜に盗みを働く泥棒を指します。
 

nuisance


 

(名)迷惑な物・人


 

 nuisの部分は「夜・害」を表すラテン語nocereから来ています。迷惑になる物・こと・人を意味します。
 
 

initiative




 

(名)主導権、新しい計画
 initial (形)最初の、イニシャル



 

 「イニシアチブ」というカタカナ語は聞いたことないでしょうか?また「initialと同語源」と押さえれば、「最初に進んで行き主導権を握ること」というイメージはつかめると思います。
 

compete








 

(動)競争する、匹敵する
 competition (名)競争
 competitive (形)競争の






 

 com(共に)+pete(請い求める)。共に同じゴールを求めて競争するイメージですね。競争するということはレベルも似通っているはずですので、「匹敵する」という意味も出てきます。
 compete with A for B「AとBを求めて競争する」の形で押さえておきましょう。with Aやfor Bは不要なら省略できます。
 

competent


 

(形)能力のある・素質十分な


 

 「競争できるくらいの能力を持っている」という意味合いです。a competent interpreter「有能な通訳」。
 

violate

violent





 

(動)(人権や法)を侵す
 violation (名)侵害
(形)激しい・暴力的な
 violently (副)激しく、乱暴に
 violence (名)激しさ、暴力



 

 目的語には法律や権利を取り、それらを「侵す・破る」という意味で用います。violate the treaty「その条約を破る」。
 「暴力」というニュアンスのviolent、violenceも語源は同じです。人の権利を侵すような暴力、と繋いでおきましょう。violent crime「凶悪犯罪」。
 

contend








 

(動)争う








 

 con(共に)+tend(のばす)で、「引っ張り合い」のニュアンスです。contend with Aの形を取り、Aという人間や問題と争ったり対処したりすることを意味します。
 またしばしば、that節を目的語に取り、「〜と主張する」という意味になります。「論争→主張」と結びつけておきましょう。
 

friction



 

(名)摩擦



 

 物理的な摩擦から、比喩的に人間同士での摩擦にも使えます。frictions between parents and children「親と子の不和」。
 

consist
consistent






 

(動)〜から成る(of A)〜にある、(一致する)
(形)首尾一貫した・一致する
 consistency (名)一貫性





 

 con(共に)+sist(立つ)が語源で、いくつかの要素が集まって立っている様子を表します。consist of A「Aから成る」を覚えてしまいます。
 consistentは派生語ですが、consistの中では頻度の低い「一致する」という意味から派生しているので、注意して覚えておきます。
 
 
 
 
 
 

consult










 

(動)に相談する










 

 consultする相手である「コンサルタント」は日本語になっているので意味が掴みやすいと思います。
 権威や資格を持つ人に相談したり、辞書などを調べる際に使う語です。consult a doctor「医者に診てもらう」、consult a dictionary「辞書を引く」。また、consult with Aとなることもありますが、この場合は「A(という同等の立場の人)に相談する」という意味です。
 

insult


 

(動)を侮辱する/(名)侮辱


 

 in(上に)+sult(跳ねる)で「飛びかかる」イメージから生まれた語です。アクセントは「名前動後」です。
 

assault



 

(名)襲撃



 

 a(〜へ)+sault(跳ねる)が語源で、これも「飛びかかる」イメージですね。暴力は武力、言葉による激しい攻撃を意味します。
 

attack

 

(動)を攻撃する/(名)攻撃

 

 a(〜へ)+tackle(組み合う)が語源で、攻撃を表す一般的な語です。
 

afford







 

(動)余裕がある
  cannot afford to do 〜する余裕がない
 affordable (形)手頃な値段の





 

 forは「前」を表し、元々は「前に差し出す」という意味でした。afford oneself Aで「自分自身をAに差し出す→Aの余裕がある」だったのが、oneselfが欠落して今の形になります。cannot afford to doあるいはcannot afford Aで「〜する余裕がない」と覚えます。
 

concentrate




 

(動)を集中させる(A on B)
 concentration (名)集中



 

 con(共に)+center(中心)が語源。concentrate A on B「AをBに集中させる」で覚えましょう。Aが省略されてconcentrate on Bとなることもあります。
 

focus

 

(動)焦点を合わせる/(名)焦点

 

 focus on A「Aに焦点を合わせる」の形で押さえておきましょう。
 

adjust






 

(動)を調整する
 adjustment (名)調整





 

 ad(〜へ)+just(正しい)で「正しく合わせる」が原義です。adjust A to B「AをBに合わせる」を押さえます。AやBはしばしば欠落します。adjust the clock「時計を合わせる」。adjust to a new life「新生活に自分を合わせる」。
 

justify

justice

 

(動)を正当化する
 justification (名)正当化
(名)正義

 

 just「正しい」に動詞化接尾辞のfyがついた形です。正当化することはjustification、正当化される概念=正義はjusticeです。
 
 

regret









 

(動)を後悔する、残念ながら〜する
 regret doing(後悔する)/regret to do(残念ながら)
(名)後悔
 regretful (形)後悔して・悔しがって
 regrettable (形)気の毒な





 

 re(再び)+gret(泣く)が語源で、マイナスの気分を持っていることを表します。regret doingだと、過去の動作に対するマイナス感情で「〜したことを後悔する」。that節をとることもあります。regret to doだと未来の動作に対するマイナス感情で、「残念ながら〜する」となります。regret to say that SV「残念ながら〜と言わねばならない」という表現があります。
 

pursue




 

(動)の後を追う・を追い求める
 pursuit (名)追跡・追求



 

 pur(=pre(前方へ))+sue(ついていく)という語源通りの意味です。物理的に後を追いかける場合や、理想や目標など抽象的な物を追い求める場合にも使えます。
 

voluntary






 

(形)自発的な






 

 volunteerの形容詞形です。volunteerは元々「義勇軍」を意味します。義務ではなく自発的に集まった兵士たちと言うことです。
 対義語のcompulsory「義務的な」とセットで覚えてしまいましょう。compelの形容詞形です。
 

vertical
horizontal




 

(形)垂直の
(形)水平の
 horizon (名)地平線・水平線


 

 verticalのverは「回る」の意味です。90度回転して、というところから「垂直の」という意味になります。horizontalはhorizon「地平線、水平線」の形容詞形です。
 

intuition



 

(名)直感
 intuitive (形)直感的な


 

 in(内を)+tui(見る)に名詞化接尾辞のtionが付いた形で、心の中を見るイメージです。tutor「家庭教師」も同語源。
 

employ






 

(動)を使う・雇う
 employment (名)雇用
 unemployment (名)失業
 employer (名)雇い主
 employee (名)雇われ人


 

 「人や物を使う」ことを意味します。とりわけ「人を使う」場合には「雇う」と訳すことが多いです。
 動詞にerが付くと「〜する人」、eeが付くと「〜される人」です。よって、employerは「雇う人」、employeeは「雇われる人」になります。
 

construct


 

(動)を建設する
 construction (名)建設
 constructive (形)建設的な
 

 con(共に)+strure(築く)が語源で、何かを組み立てるニュアンスです。a construction site「建設現場」。
 

structure



 

(名)構造・構造物
 structural (形)構造上の


 

 ラテン語strure「築く」が語源です。the structure of the human body「人体の構造」、a stone structure「石造の建造物」。
 
 
 
 
 

distinguish






 

(動)を区別する(A from B)
 distinction (名)区別、特徴
 distinct (形)異なった、傑出した




 

 dis(分けて)+stingan(突き刺す)で、2つに分けて目印を刺しておくのが語源。
 distinguish A from B「AをBと区別する」、distinguish between A and B「AとBを区別する」を押さえましょう。
 

extinguish
extinct



 

(動)(火など)を消す、を絶やす
(形)死に絶えた、消えた
 extinction (名)鎮火、死滅


 

 ex(外に)+stingan(突き刺す)が語源で、「外に突き出す→なくす・消す」と発展しました。
 形容詞形のextinctは、「絶滅した」という意味でよく使われます。
 

instinct


 

(名)本能
 instinctive (形)本能の

 

 in(内に)+stingan(刺す)で、「中に突き刺さっている物→本能」となります。はじめのiにアクセント。
 

conceal




 

(動)を隠す




 

 con(共に)+ceal(隠す)が語源。意図的に何かを隠す意味で、conceal A from B「AをBから隠す」という語法をとります。hideよりも固めの単語です。
 

neglect



 

(動)を怠る/(名)怠慢
 negligent (形)怠慢な、不注意な(of A)
 neglectful (形)怠慢な、投げやりな

 

 neg(否定)+lect(選ぶ)で、関心を払わず放置することを意味します。育児放棄を意味する「ネグレクト」はもはや日本語になっていますね。
 

discriminate





 

(動)を差別する、(微妙な差)を識別する
 discrimination (名)差別




 

 dis(分ける)+crimi(裁定)が語源で、ある物を他者と識別することが原義です。民族差別・男女差別などの意味合いで使う場合が多いですが、微妙な物同士の区別・識別の意味で使われることもあります。
 

spill




 

(動)をこぼす




 

 液体をこぼす、あるいは情報などを漏らす意味で使います。It is no use crying over spilt milk.「(こぼれた牛乳を泣いても無駄だ→)覆水盆に返らず」は有名ですね。
 

tear






 

(名)[ti--]/(動)[te--]引き裂く






 

 意味の違いと発音を確認しておきましょう。「涙」の意味だと「ティア」、「引き裂く」だと「テア」です。tear A apart「Aを引き裂く」という表現がよく使われます。「涙」の方についてはshed tears「涙を流す」を覚えておきましょう。
 

sort



 

(動)分類する/(名)種類



 

 a sort of Aはa kind of Aとほぼ同じ意味で使えます。また、動詞だと「種類ごとに分ける」と言うことから「分類する」と訳します。
 
 

commute



 

(動)通勤する



 

 元は「交換する」という意味ですが、居場所を交換するということから「通
勤する」の意味でも使うようになりました。
 

mutual


 

(形)相互の


 

 commuteの「行き来する」イメージから繋いでおきましょう。mutual understanding「相互理解」。
 

interact





 

(動)交流する
  interaction (名)交流




 

 interは「インターチェンジ」などからもイメージされるように、2つのものが交わることを指します。interactは「2人の行動が交わる」ことを意味します。interact with Aで「Aと交流する」です。
 

interfere





 

(動)干渉する
 interference (名)干渉




 

 fereは「持ってくる」の意で、別の物を持ってきて交わらせる=邪魔する、という意味です。interfere with Aで「Aの邪魔をする」。the noise outside interferes with my work「外の騒音が私の仕事を邪魔する」。
 

international

 

(形)国際的な

 

 inter+national(国の)で、文字通り国同士の交流を表す形容詞です。
 

interpret





 

(動)通訳する、を解釈する
 interpretation (名)通訳、解釈




 

 inter(〜の間)+pret(仲介者)が語源で、間を取り持って双方の言い分を理解するというイメージ。相手の言動を「解釈する」、またそこから相手の言葉を「通訳する」という意味でも使います。
 

interrupt










 

(動)を邪魔する・を中断する
 interruption (名)妨害・中断









 

 inter(間に入って)+ rupt(破る)が語源で、会話や活動を中断させることを意味します。Excuse me for interrupting you.「お話中すいません」。Roger interrupted his experiment to see the visitor.「ロジャーは実験を途中で
止めて訪問客と会った」。
 名詞はinterruption。マイナスのイメージなので、単なる中断や休憩に対しては使いません。その場合はbreakを使います。
 

corrupt


 

(形)堕落した
 corruption (名)堕落

 

 co(共に)+rupt(破る)で、道徳的に腐敗している様子を表します。a corrupt politicians「汚職政治家」。
 

bankrupt

 

(形)破産した
 bankruptcy (名)破産
 

 bank(銀行)+rupt(破る)が語源。go bankruptで「破産する」。
 
 
 
 
 

erupt

 

(動)噴火する
 eruption (名)噴火
 

 e(外に)+rupt(破れる)が語源で、火山などの爆発を表す語です。
 

abrupt





 

(形)突然の・予期しない





 

 ab(離れる)+rupt(破れる)が語源ですが、「破れる」のマイナスイメージがあることを掴んでおきましょう。急激で不快感を伴う突然さを指します。an abrupt drop in temperature「気温の急激な低下」。
 

collapse


 

(動)崩壊する/(名)崩壊


 

 co(共に)+lapse(落ちる)が語源。建物や計画が崩壊したり、人が崩れるように倒れることを意味します。
 

huge

 

(形)巨大な

 

 大きさや量、程度が大きいことを意味する一般的な語です。
 

vast
immense








 

(形)広大な
(形)広大な







 

 vaはvacuum「真空」やvain「空虚な・無駄な」のvaと同じで「空っぽの」の意。stは最上級です。元は「何もなくて広々とした」という意味ですが、今はかなり幅広く使えます。a vast land「広大な土地」、the vast sky「広い空」。
 類義語にimmense「広大な」があります。
 

enormous






 

(形)巨大な






 

 eはexで「外」、normはnormalのnormと同じく「基準」の意味。基準を超えるくらいに大きい様子を表します。
 通常-ousはその2つ前の母音にアクセントが来ますが、enormousは例外的にousの直前に強勢が来ます。
 

tremendous




 

(形)桁違いに大きな




 

 tremble「震える」と同語源で、震えるくらいに規模が大きい、すさまじい、という意味です。a tremendous earthquake「とてつもない地震」、tremendous pressure「ものすごい重圧」。
 

numerous


 

(形)多くの


 

 numberの形容詞形で、数が多いことを意味します。manyの固め表現と理解しましょう。
 

tiny

 

(形)小さな

 

 子供や小さな生き物に対して用いて、きわめて小さいことを表します。
 

duplicate



 

(動)複製品をつくる/(名)複製品・控え



 

 duo(2つに)+pli(折り曲げる)が語源。動画などのダビング、合い鍵を作る、遺伝子の複製などを表します。アクセントはuの上。
 
 
 

depart










 

(動)出発する、はずれてゆく
 departure (名)出発、逸脱
 department (名)部門、省
 departmental (形)部門の、省の







 

 de(分離)+part(部分)で「部分部分に分かれる」イメージをまず押さえましょう。2つの部分に分かれれば一方はどこかへ離れていく、ということからdepartは「出発する、分かれる」となります。departureはその名詞形です。
 departmentは「部分部分に分かれた物」のこと。department storeは「百貨店」です。幾つもの部門=専門店が並んでますね。
 

arrival

 

(名)到着

 

 arriveの名詞形です。departureの対義語として押さえておきます。
 

precious




 

(形)貴重な




 

 priceと同語源。時間や宝石、懐かしさを想起させるような物に対して使います。一般的にはvaluable、値段が高いという意味ならexpensiveを使う方が無難です。
 

wake
awake




 

(動)目を覚ます・目覚めさせる
(動)目覚める・目覚めさせる
(形)目が覚めて(叙述用法のみ)気付いている
 awaken (動)目覚めさせる


 

 一般的には「目覚める」という動詞はwake up、「目覚めている」という形容詞はawakeを使います。動詞のawakeは、比喩的な目覚め、すなわち「自覚する」の意味で使うことの方が多いです。
 

search






 

(動)探す/(名)捜索
  search A(探す場所)/search for A(探す物)





 

 意味は問題ないと思いますから、語法をきっちり押さえておきましょう。「探している物」を目的語に取る場合はsearch for Aですが、「探している場所」を目的語にする場合、例えば「部屋の中を探す」という場合にはsearch Aと前置詞をとりません。
 

seek




 

(動)を捜す




 

 他動詞になります。look for Aと同義と思ってかまいません。seek-sought-soughtという変化に注意。
 seek to doは「(〜することを探し求める→)〜しようとする」となります。
 

derive





 

(動)を引き出す
 derivation (名)由来・語源
 derivative (名)派生



 

 de(下に)+river(川を引っ張ってくる)が語源で、derive A from B「BからAを引き出す」と押さえます。また、derive from Aは本来は「derive oneself from A」で、「自分をAから引き出す→Aに由来する」です。
 

stem





 

(動)由来する・生じる/(名)
 stem from A Aに由来する




 

 standと同語源で、植物の「立っている部分」ということから「茎」の意味になります。また、茎の「根っこの方へ辿っていける」イメージからstem fromA「Aに由来する」の意味が生じました。
 
 

intelligent






 

(形)知能の高い
 intelligence (名)知能、情報
 intellect (名)知性
 intellectual (形)知的な



 

 intelligentはものごとの処理能力が高いことを、intellectualは知的に洗練された様子を意味します。
 intelligentは子供や動物に対しても使えますが、類義語のintellectualの方はそれらに対しては使えませんから注意しましょう。
 

inherit

heredity








 

(動)を受け継ぐ
 inherent (形)元からある、固有の
(名)遺伝








 

 hereは「くっつく」を表します。inherentは元から「内に(in)」くっついていると言うことから、「財産や性質などを受け継ぐ」という意味になります。形容詞形のinherentは、「受け継がれた→初めから持っている」という意味に発展しました。余裕があればbe inherent in A「Aに固有である」を覚えておくと良いでしょう。
 同語源のheredity「遺伝」もセットで押さえましょう。
 

adhere


 

(動)固守する(to A)
 adhesive (名)接着剤

 

 ad(〜へ)+here(くっつく)が語源。adhere to A「Aを固守する」の語法で用いられます。
 

coherent



 

(形)論旨が一貫している
 coherence (名)論旨の一貫性


 

 co(共に)+here(くっつく)が語源で、話の流れや事象の因果関係が一貫してつながっている様子を形容します。
 

temper



temperance
temperature







 

(名)気性・気分、落ち着き、癇癪
(動)を調節する
 temperament (名)気質
 temperate (形)温和な、穏やかな
(名)自制
(名)温度、熱






 

 temperは「気分」が原義ですが、そこからプラスの気分「落ち着き」とマイナスの気分「癇癪」も表すようになってしまいました。keep one's temper「平静を保つ」、lose one's temper「我を忘れる」。temperamentはtemperの固めの表現です。
 temperanceは「自制・節制」を意味します。temperance in eating and drinking「飲食の節制」。
 temperatureは温度、気温を意味します。
 

spirit








 

(名)精神、(複数形で)気分
 spiritual (形)精神的な







 

 通常は「精神」を表しますが、複数形だと「気分」の意味にもなります。be in high/good spiritsで「気分がよい」
、反対に元気がない場合は、high/goodの代わりにlow/badを使います。
 形容詞形のspiritualは、1つ目のiにアクセントです。通常、ualがあれば直前にアクセントが来ますが、これは例外です。
 

nod



 

(動)うなずく、(眠くて)こっくりする
(名)うなずき、居眠り


 

 首を縦に振る動作のことで、主に「同意してうなずく」の意味です。対義語の「否定して首を横に振る」のはshake one's headです。
 
 

ideal




 

(形)理想的な/(名)理想




 

 ギリシャ語のイデアが語源。プラトンのイデア論では、「ものごとの真の姿」を表します。そこから、「あるべき姿」という意味で使われるようになったのがidealです。
 

generate
generation
gene





 

(動)を生み出す
(名)世代
(名)遺伝子




 

 ギリシャ語のgenesis(発生・起源)が語源です。考え、利益、エネルギー、電気など幅広く目的語に取れます。
 generationは「生み出された物」というところから、「世代」の意味になります。
 geneも同語源。
 

generous




 

(形)寛大な・気前のよい
 generously (副)寛大に、気前よく
 generosity (名)寛大さ、気前の良さ


 

 これもgenesisが語源ですが、訳をそのまま覚えた方がよいでしょう。be generous to A「Aに対して気前がよい」となります。stingy「ケチだ」の対義語と考えましょう。
 

silly
stupid
foolish

 

(形)愚かな
(形)愚かな
(形)馬鹿な
 fool (名)馬鹿者
 

 「愚かな」という意味の形容詞をまとめて覚えておきましょう。


 

ridiculous



 

(形)バカげた
 ridicule (動)嘲笑する/(名)嘲笑


 

 ridicule「嘲笑」の対象となるような、という意味です。行動や思考が、理屈に合わず馬鹿馬鹿しい様子を表します。
 

absurd



 

(形)馬鹿馬鹿しい
 absurdity (名)馬鹿馬鹿しさ


 

 ab(離れて)+surd(耳が聞こえない)が語源。考え方や行動が、道理に合わず馬鹿馬鹿しいことを意味します。
 

associate













 

(動)仲間に加える、連想する
  associate A with B AをBと結びつける
 association (名)協会、交際、連想











 

 societyに動詞化接頭辞のasが付いた形なので、「社会に入れる」が原義です。よって、associate A with Bで「AをBと関連づける」となります。「関連」は、文字通り結びつける場合もあれば、頭の中で結びつける、つまり「AをBで連想する」という意味合いの場合もあります。be associated with Aと受動態になることも多いです。
 associate with Aとなることもありますが、この場合は「Aと交際する」です。目的語のoneselfが省略された形です。
 

celebrate


congratulate

 

(動)を祝う(物事を祝う)
 celebration (名)お祝い
 celebrated (形)有名な
(動)を祝う(人を祝う)
 congratulation (名)お祝い
 

 celebrationもcongratulationも「祝う」という意味では似たような語ですが、celebrateは目的語に物事を、congratulateは目的語に人をとります。
 
 

term








 

(名)期間、用語、間柄、観点、条件








 

 「枠組み」が原義です。時間的な枠組みなら「期間」、ある概念に枠組みを与えて呼称した物が「用語」ですね。人間の枠組みと考えれば「間柄」、物の見方の枠組みなら「観点」、物事を行う枠組みとなると「条件」です。
 in terms of A「Aの観点で」、onterms「〜な間柄で」は覚えておきましょう。
 

via


 

(前)〜経由で


 

 道という意味のラテン語viaが語源です。同意表現でby way of も一緒に押さえておきます。
 

trivial



 

(形)些細な



 

 tri(3)+via(道)が語源で、三叉路→人が集まるありふれた場所→取るに足らない、と意味が発展していきました。
 

obvious



 

(形)明らかな
 obviously (副)明らかに


 

 ob(〜に対して)+via(道)から、「道に横たわっていて目に付く」が語源。It is obvious that SV「〜なのは明らかだ」という表現がよく使われます。
 

suburb
urban



 

(名)郊外
(形)都会の


 

 urbanが「都会の」、それにsubが付いたsuburbが「郊外」です。ちなみに、市内だが中心部でない場合はoutskirtsを用います。
 

constant







 

(形)不変の、絶え間ない
 constantly (副)絶え間なく






 

 con(共に)+stant(立つ)が語源。、「ずっと変化しない」、あるいはcontinuousと同様に「絶え間ない」という意味合いで用いられます。The conditions should be constant in scientific experiments.「科学実験では条件は一定にすべきだ」、constant attention「不断の注意」。
 

nervous


 

(形)神経質な、神経の
 nerve (名)神経、神経過敏、大胆さ

 

 nerve「神経」の形容詞形ですが、「神経過敏」の意味で使うことが多いです。get nervous「緊張する」。
 

convenient




 

(形)便利だ、都合がよい
 convenience (名)好都合、便利な物



 

 「原則的に人を主語にとらない」ということを押さえてください。「物is convenient」もしくは、「It is convenient for人(〜が都合がよい)」の語法をとります。
 

technology



 

(名)科学技術
 technological (形)科学技術の
 technique (名)手法、技術

 

 生活に関連する様々な科学技術・工学を指します。関連語のtechniqueは、iの上にアクセントが来ることに注意。「テクニーク」です。
 
 
 
 

press


 

(動)を押す/(名)報道・報道機関
 pressure (名)圧力・圧迫、重圧

 

 カタカナ語と化しているので問題ないでしょう。「報道・新聞」の意味は念のため確認。
 

oppress


 

(動)を抑圧する・圧迫する
 oppressive (形)圧迫するような
 oppression (名)抑圧
 

 op(〜に対して)+press(押す)で、人を不当に押さえつけることを意味します。
 

suppress



 

(動)鎮圧する・抑制する・発禁処分にする
 suppression (名)鎮圧・抑圧


 

 supはsub(下に)です。pressは「押す」ですから、「下に抑えつける」ニュアンスです。suppress a riot「暴動を鎮圧する」。
 

obey





 

(動)に従う
 obedience (名)服従
 obedient (形)従順な



 

 obは「〜に対して」。eyはラテン語のaudire「聞く」が元です。耳を傾けそれに従うということですね。目的語には、人だけでなく、規則や指示が来ます。他動詞ですからtoなどは不要です。
 

conform



 

(動)従う



 

 con(共にする)+form(形を)が語源で、形をみんなで合わせるイメージ。conform to Aで「A(という集団や規則に)従う」という意味です。
 

defy



 

(動)に反抗する
 defiant (形)反抗的な
 defiantly (副)反抗的に

 

 deは「下に」、fyはfaithと同語源です。「信頼を否定する→反抗する」となります。obeyの対義語と押さえましょう。
 

riot

 

(名)暴動

 

 「喧嘩」を意味する古仏語が由来です。暴動や紛争を意味します。
 

rebel



 

(名)反逆者/(動)反逆する
 rebellion (名)反逆
 rebellious (形)反抗的な

 

 権力や伝統に抵抗する反逆者、あるいはそれらに反抗することを意味します。名詞の場合は前アクセント、動詞の場合は後ろアクセントです。
 

passage
phrase


 

(名)通過、一節
(名)、(文章や詩の)一節

 

 「パッセージ」「フレーズ」ともにカタカナ語と化していますが、綴り含めて確認しておきましょう。
 

figure










 

(動)計算する、考える 
(名)図、姿、数字









 

 fictionなどと同語源で元は「作られた物、形」という意味です。そこから「(人や物の)姿」「図」という意味が生まれ、図からさらに「記号」「数字」という意味が生まれました。さらに「図や数字について考える」と言うことから「計算する、考える」という意味も出てきました。
 頻出なのは「姿」「図」「数字」ですので、まずはそれを優先して頭に入れましょう。
 
 

frame
framework


 

(名)(建物や機械などの)枠組み・枠
(名)(社会や理論、思考の)枠組み

 

 一般的に、物理的な枠組みがframe、抽象的な枠組みがframeworkと押さえましょう。 
 

harbor
bay



 

(名)
(名)


 

 harborはpearl harbor「真珠湾」から連想できるでしょう。bayの方は野球のBaystarsやbaybridgeから連想しましょう。
 

asleep



 

(形)(叙述用法のみ)眠っている
 sleepy (形)眠い


 

 「a+動詞」のような形をとる形容詞は、一般に叙述用法のみになります。asleepも、fall asleep「眠る」のように動詞の補語にしかなれません。
 

furniture



 

(名)家具



 

 テーブルやイス、戸棚など家具類全般を総称する集合名詞なので、不可算名詞となります。一般に、a piece of furnitureというように数えます。
 

wheel
brake
lane


 

(名)車輪、ハンドル
(名)ブレーキ/(動)ブレーキを掛ける
(名)車線、路地

 

 ハンドルは、正確にはsteering wheelです。ついでに、ブレーキと車線のレーンに関しても、綴りを押さえておきましょう。
 

shift



 

(名)変化・交替/(動)位置を変える



 

 位置や立場を変えることを意味します。野球の守備位置変更や、車のギアチェンジなどで、「シフト」はカタカナ語になっていますね。
 

measure





 

(動)測定する/(名)測定値、尺度、対策





 

 長さなどの数値を測定したり、人や物の価値を判断することを意味します。また、「寸法を測る→寸法に合わせた物を作る」というイメージから、名詞形では「対策」という意味でもよく使われます。
 

experiment




 

(名)実験




 

 「実験をする」は、experimentを動詞として使うこともできますが、conduct an experimentと表現したり、conductの部分をperformやdoなどにすることもできます。
 

ache



 

(動)痛む/(名)痛み



 

 継続的に続く局所的な痛みについて述べます。toothache「歯痛」、stomachache「胃痛」、headache「頭痛」のように、他の語と合成される事もあります。
 

brain
stomach
lung
meat
bone
tooth

 

(名)
(名)胃、腹
(名)
(名)
(名)
(名)
 

 内臓関係の語をまとめておきます。toothの複数形はteethであることに注意。



 
 

greet


 

(動)に挨拶する


 

 「グリーティングカード(挨拶状)」はカタカナ語ですね。目的語に人をとる他動詞です。
 

factor

 

(名)要因

 

 facは「作る」なので「結果を作る物」という意味です。
 

breathe


 

(動)呼吸する
 breath (名)呼吸

 

 breathは「ブレス」ですが、breatheは「ブリーズ」という発音になります。ちなみにbreezeは「そよ風」。
 

bathe


 

(動)水に浸す、入浴する(させる)、浴びる
 bath (名)入浴・水浴び、湯船

 

 これもbreathe‐breathと同じような発音の変化をし、bathは「バス」、batheは「ベイズ」です。
 

planet
satellite







 

(名)惑星
(名)衛星






 

 starは通常「恒星」を意味します(とくに「恒星」と強調したい場合はfixed starという言い方もあります)。惑星や衛星はそれぞれplanet、satelliteという別の語を使います(moonを「衛星」の意味で使う場合もあります)。ちなみに彗星はcomet、流れ星はshooting star。
 

secret

secretary










 

(名)秘密/(形)秘密の
 secretly (副)こっそりと
(名)秘書、(省の)長官(米)、次官(英)










 

 secretが「秘密」というのはほとんど日本語になっていますから、「要人の秘密を扱う仕事→秘書」というイメージでsecretaryを覚えましょう。
 また、secretaryには「トップ政治家の秘書→長官」という意味もあります。アメリカの国務大臣は「大統領の秘書」と言うことで「長官」、イギリスでは「大臣の秘書」と言うことで「次官」の意味になります。ちなみに、「大臣」というのは原則、イギリスや日本のような君主国の省庁のトップの呼び方です。
 

romantic









 

(形)空想的な、ロマン主義の
 romanticist (名)ロマンチスト、ロマン主義者
 romance (名)空想小説、恋愛事件







 

 フランス語やイタリア語は「ロマンス語」と呼ばれる系統に属しますが、それらの国でも、中世においては学術的文章ではラテン語が公用語でした。恋愛小説のようなものはロマンス語を使っていたために、「ロマンス=恋愛小説」という意味になりました。
 なお、日本語では「ロマンチスト」と言いますが、英語ではromanticistです。romantistではありません。
 

instant



 

(形)即時の/(名)瞬間
 instantly (副)すぐに/(接)〜するとすぐに


 

 「インスタント」はカタカナ語になってるから問題ないと思います。instanceは「実例」という意味で「即
時」というニュアンスはないので注意。
 
 
 
 

pole


 

(名)棒、極
 polar (形)極の

 

 棒状の物を日本語でも「ポール」と言いますね。「極」の方は、「棒→棒磁石→磁極」と繋いでいきましょう。
 

broad


broadcast




 

(形)広い
 broaden (動)広げる
 breadth (名)幅
(動)放送する




 

 narrowの対義語で道幅や空間が広いことを意味します。「ブロウド」ではなく例外的に「ブロード」と発音します。
 broadcastはbroad(広く)+cast(投げかける)が語源で、情報を広く投げかけることを意味し、通常は「放送する」という訳になります。
 

proud




 

(形)誇りに思う(of A)
 proudly (副)誇らしげに
 pride (名)誇り


 

 be proud of Aあるいはtake pride in Aで「Aを誇りに思う」です。自尊心を持っている状態を表し、鼻につくような自慢だけでなく、誇り高さ・気高さを表現する場合もあります。
 

boast

 

(動)自慢する/(名)自慢

 

 一般的に鼻につくような自慢をすることを意味します。
 

muscle


 

(名)筋肉
 muscular (形)筋肉の

 

 cは発音しないで「マッスル」となりますから注意。形容詞形の場合はcを発音し「マスキュラ」となります。
 

title







 

(名)表題、権利
 entitle (動)表題を付ける、権利を与える






 

 titleに「表題」だけでなく「権利」の意味があることをしっかり押さえます。entitleは、そのtitleに動詞化接頭辞のenが付いた形ですから、「表題・権利を与える」とすればいいでしょう。野球好きな人は、「エンタイトルツーベース」から繋いで覚えてもいいでしょう。
 

track
truck


 

(名)、(競技場の)トラック、小道、軌道
(名)トラック、物々交換

 

 いずれもカタカナ語になっていますが、綴りと意味をきっちり結びつけて覚えておいてください。
 

wing
feather
fur

 

(名)翼・羽
(名)羽毛
(名)毛皮
 

 どれもカタカナ語として定着している物ですが、念のため確認をしておきましょう。
 

cancer



 

(名)ガン



 

 元はカニあるいは蟹座のことです。ガンがカニの足のように広がると考えられていたために、このように命名されました。
 

shoot


 

(動)撃つ・発する/(名)若芽、シュート・射撃
 shot (名)発射、銃声、弾丸、撮影、ショット

 

 非常に多くの意味を持っているので「勢いよく飛び出す」イメージを掴んで起きましょう。
 
 
 
 

sphere

 

(名)球体、領域

 

 「球」が原義で、そこから「範囲・分野」の意味合いが出てきました。
 

atmosphere



 

(名)大気、雰囲気
 atmospheric (形)大気の


 

 atomo(空気)+sphere(球体)が語源で、大気、あるいは周囲の空気=部屋などの雰囲気を意味します。aの上にアクセントが来ます。
 

hemisphere


 

(名)半球


 

 hemiはsemiと同じで「半分」の意。となると、語源通りの意味ですね。the Northern Hemisphere「北半球」。
 

longitude
latitude



 

(名)経度
(名)緯度


 

tudeは抽象名詞の接尾辞です。longは「長さ」、latiは「広さ」を意味します。「長さ→縦線」「広さ→横線」とイメージして覚えましょう。
 

diameter
radius
arc
circumference






 

(名)直径
(名)半径
(名)弧
(名)円周





 

 円に絡んだ単語をまとめておきましょう。
 diameterはdia(横切って)+meter(測定)が語源。radiusは数学で習うラジアンから類推しましょう。arcは元はark(方舟)の底の形を意味します。circumferenceはcircum(円)+fer(持ってくる)が語源。uの上にアクセントが来るので注意。
 

orbit

 

(名)軌道

 

 ラテン語のorbis「円」が語源。惑星や衛星の軌道を意味します。
 

abandon
desert







 

(動)を見捨てる・放棄する
(動)を見捨てる/(名)砂漠
(形)無人の、不毛な





 

 abandonは、家族や所有物、建物、国家、計画や理想などを見捨てる・放棄する意味で使います。必ずしも善悪の判断は伴いません。
 一方類語のdesertは、通常悪い意味で使われます。なお名詞の場合は「砂漠」。アクセントはいわゆる名前動後です。
 

myth




 

(名)神話




 

 ギリシャ語の「物語」が語源。Greek myths「ギリシャ神話」。根拠のない考えという意味で使うこともありますが、日本語にも「安全神話」という表現がありますね。
 

stir


 

(動)をかきまわす、かきたてる


 

 stormと同語源です。物理的に液体などをかき回す場合、また、人の感情をかき立てる場合にも使います。
 

loose



 

(形)緩い、開放された
 loosen (動)緩める、開放する


 

 結び目や接着が緩いこと、束縛が緩いこと、紙などが綴じられていない様子を表します。発音は「ルーズ」ではなく「ルース」です。
 
 

trace



 

(名)/(動)跡をたどる



 

 tract(引っ張る)した跡、またその跡を辿るというのが原義です。何らかの跡を辿る、原因を追跡するといった意味合いで使えます。
 

trail



 

(名)跡・爪痕



 

 これもtractした跡を意味します。何かが通過した痕跡のことで、人や動物の足跡、飛行機雲、台風などの通過した跡を表現できます。
 

vote


 

(動)投票する/(名)投票


 

 「投票」の意味合いで、動詞としても名詞として使えます。vote for A「Aに投票する」。
 

devote







 

(動)を捧げる
  devote A to B AをBに捧げる
 devoted (形)献身的な
 devotion (名)献身、祈祷




 

 de(下に)+vote(誓う)が語源で、「何かを捧げることを誓う」ニュアンスです。vote「投票する」から繋いで、「AをBに対して投げ出す」と覚えてもいいかもしれません。devote A to Bで「AをBに捧げる」となります。Aには時間やお金、oneselfなどが入ります。
 

dedicate




 

(動)を捧げる
  dedicate A to B  AをBに捧げる



 

 de(下に)+dict(言う)から、「身を捧げると言う」イメージです。dedicate A to Bで「AをBに捧げる」。Aには通常oneselfやone's lifeが入ります。
 

affair






 

(名)情勢、事件、事務






 

 event(できごと)やtask(仕事)などを漠然と指す言葉です。とりあえず「こと」と捉えておいて、前に来る言葉などから適当な訳を考えましょう。world affairs「世界情勢」、family affairs「家事」、private affairs「私事」、public affairs「公務」。
 

apparent






 

(形)明らかな、見せかけの
apparently(副)明らかに、見たところ〜らしい





 

 目で見て明確である、あるいは、見た目には明らかだが実際はどうだか分からない、という場合にも使えます。appear「〜に見える」と結びつけるとわかりやすいでしょう。The fact is apparent.「事実は明らかだ」、apparent friendship「上辺の友情」。
 

rid




 

(動)取り除く
  be/get rid of A 「Aが無くなる・取り除かれる」



 

 be/get rid of Aは、rid O of A「OからAを取り除く」の受身ですが、能動で使われることはあまり無いので、be/get rid of Aの形で押さえてしまいましょう。
 

scold


 

(動)を叱る


 

 子供や生徒を叱る場合に使います。scold人for A「人をAという理由で叱る」の語法を押さえましょう。
 
 

instruct




 

(動)に指示する
 instruction (名)指示
 instructive (形)教育的な
 instructor (名)指導者

 

 in(頭の中に)+stru(築く)から、情報や手法を教えることを意味します。インストラクターはカタカナ語として定着していますから、イメージはわきやすいと思います。
 

fortune







 

(名)幸運・運、財産
 fortunate (形)幸運な
 fortunately (副)幸運にも
 misfortune (名)不運
 unfortunate (形)不運な
 unfortunately (副)残念なことに


 

 元は「運」、そこから「幸運で手に入れた物」という所から「大金・財産」の意味も生まれました。make a fortune「財産をなす」。
 派生語もよく使われますので、整理して押さえておきましょう。fortunatelyやunfortunatelyは文修飾語として頻出です。
 

available









 

(形)利用できる、入手できる
 avail (動)役に立つ








 

 availのvailはvalueです。(受験レベルではほとんど出ませんが)availは文字通り「価値がある、役に立つ」です。
 availableはそれにableが付いた形。利用・入手ができなければ役に立てられませんから、「利用できる、入手できる」という意味になります。These books are available at the library.「これらの本は図書館で利用できます。
 

despair











 

(名)絶望/(動)絶望する
 desperate (形)絶望的な、必死の
 desperately (副)絶望的に、必死になって
 desperation (名)捨てばち








 

 de(否定)+sper(希望)で、文字通り「絶望」を意味します。in despair「絶望して」もついでに覚えましょう。
 形容詞形のdesperateは、「絶望的な」というそのままの意味もありますが、「必死の」という意味もあることに注意。なお、a desperate effort「必死の努力」のように比較的プラスの意味で使う場合もありますが、Hunger made him desperate.「腹が減って彼はやけになった」というように、マイナスの意味で使うこともあります。
 

prosperity





 

(名)繁栄





 

 pro(前方に)+sper(希望)が語源で「繁栄」を意味します。主に金銭的な意味合いで使う場合が多いですが、This plant prospers in the sand.「この植物は砂地でよく育つ」というように使われることもあります。
 

arrogant



 

(形)傲慢な
 arrogance (名)傲慢


 

 aro(〜へ)+rog(要求する)が語源で、自分の主張ばかりまわりに要求する人間を頭にイメージしましょう。アクセント初めのaです。
 

benefit

profit

 

(名)利益/(動)利益を得る
 beneficial (形)有益な
(名)(主に金銭的な)利益/(動)利益を得る

 

 profitは主に金銭的利益に限って、それ以外の範囲も含めて広く「利益」を意味するのがbenefit、と押さえておきます。
 
 
 

destiny


destination



 

(名)運命
 destine (動)運命づける
  be destined to do 〜する運命にある
(名)目的地



 

 de(下に)+sti(立つ)から、神の下に立って未来を宿命づけられるイメージ。他の「運命」を表す語と違い、必ずしもマイナスの運命とは限りません。
 destinationは「行くべき運命の場所→目的地」と繋いでおきましょう。
 

fate

doom



 

(名)(マイナスイメージの)運命
 fatal (形)致命的な
(名)(かなりマイナスイメージの)運命



 

 fateはマイナスイメージで使われる語です。形容詞形のfatalも、「マイナスの運命が決まるような」という意味合いで、重い意味の語です。
 doomはさらにマイナスのイメージが強くなります。
 

guilty

innocent






 

(形)有罪の(of A)、やましい
 guilt (名)有罪、罪悪感
(形)無罪の(of A)、無邪気な
 innocence (名)無罪、無邪気





 

 実際に有罪・無罪である場合のみならず、罪悪感の有無についても表現できます。
 be guilty of Aで「Aに関して有罪だ」「Aに関して罪悪感がある」となります。
 innocentはin(否定)+noc(夜・暗い)が語源で、「黒い部分がない」というイメージです。
 

crime

sin
 

(名)犯罪
 criminal (形)犯罪の/(名)犯罪者
(名)
 

 一般的に、crimeは法律上の罪に対して、sinは道徳上・倫理上の罪に対して用います。
 

severe







 

(形)厳しい・ひどい
 severely (副)厳しく・ひどく
 severity (名)厳しさ・ひどさ





 

 「シビアな」は日本語ですからイメージは湧くと思います。一般に状況の厳しさ、深刻さを表す語です。a severe penalty「厳しい罰則」、a severe rainstorm「ひどい豪雨」、a severe competition「厳しい競争」。一般に、人や規則が厳しいことに対してはstrict「厳格な」を使います。
 

persevere




 

(動)頑張り抜く




 

 perはperfectのperで「通して」の意味。そのper+severe(つらい)で、「つらい状況に耐え抜く」という意味になります。in Aやwith Aを伴います。
 

persist







 

(動)貫く・やり通す(in A)







 

 per(通して)+sist(立つ)で、同じ意見、立場に立ち続けるという意味合い。persist in Aという形で使われることが多いです。persist in one's belief「信念を貫く」、persist in saying that SV 「SVと言い張る」。仕事などに取り組み続けるという場合には、withを伴うこともあります。
 
 
 
 
 
 

significant


sign



 

(形)重要な・意義深い
 signify (動)意味する、知らせる
 significance (名)重要性、意義
(名)合図、記号、前兆/(動)署名する、合図する
 signal (名)信号・合図
 signature (名)署名

 

 signifyは、sign+fy(動詞化接尾辞)で「印を付けて示す→意味する、知らせる」となります。significantはその形容詞形で、「印を付けて示すくらいに重要な」という意味合いです。
 ついでに、signと、派生語であるsignatureを押さえておきましょう。
 

assign






 

(動)割り当てる
 assignment (名)割り当て、課題





 

 as(〜へ)+sign(印を付ける)で、名簿にチェックを入れて仕事を割り当てるイメージです。giveと同じく、assign人+物、あるいはassign物to人の語法を取ります。名詞形のassignmentは、「割り当てられた課題・宿題」も意味します。
 

designate




 

(動)指定する・指名する
 designation (名)指定



 

 de(下に)+sign(印)+ate(動詞化接尾辞)で、「印を付けて明示する→指定・指名する」となりました。野球のDH「指名打者」はdesignated hitterの頭文字です。
 

stable


static



 

(形)安定した
 stability (名)安定性
 stabilize (動)安定させる
(形)静止した・固定した



 

 stで始まる語は、stickと同語源で、standやstay、stillなど「動かない」というイメージの語が多いです。
 stableやstaticも同様に、それぞれ「安定した」「静止した」という意味合いになります。stable government「安定した政府」。
 

recommend





 

(動)を推薦する・勧める
 recommendation (名)推薦、推薦状




 

 re(繰り返し)+commend(命じる)が語源。Eric recommended the novel to me.「エリックはその小説を私に薦めてくれた」、The doctor recommended that he take the medicine.「医者は彼に
その薬を飲むよう勧めた」。
 

primary


 

(形)第一の、初等の、主要な
 prime (形)最も重要な、最優秀の/(名)全盛期
 primarily (副)第一に、主として
 

 primは「最初・第一の」という意味を表します。the primary stage「第1段階」、a primary road「主要道路」。
 

occupy








 

(動)を占有する
 occupation (名)占有、職業
 preoccupied (形)頭がいっぱいだ(with A)






 

 cupyは元を辿るとcaptureと同じで、「〜を」を表すocとくっついて「取る」が原義となります。
 occupationは、「占有」以外に、時間の多くを占有することから「職業」の意味にもなります。
 また、難度は高いですが、be preoccupied with A「Aで頭がいっぱいだ」も覚えておくと良いでしょう。
 

superior

inferior


 

(形)優れている、上級の
 superiority (名)優越
(形)劣っている、下級の
 inferiority (名)劣等

 

 ラテン語からそのまま来た比較級で、thanの代わりにtoを使うことが重要です。We are much superior to the enemy in number.「我々は数の上では敵に勝っている」。
 

forbid






 

(動)を禁ずる
  forbid A to do Aが〜するのを禁ずる
 forbidden (形)禁じられた




 

 for(否定)+bid(命ずる)が語源。「禁止する」という意味の動詞ではもっとも一般的な語です。
 人に何らかの動作をさせないという意味の動詞の場合、ふつうV A from doingの形になりますが、forbidはforbid A to doの形になります。
 

prohibit


 

(動)(公的な権威が)禁止する
 prohibit A from doing Aが〜するのを禁止する
 prohibition (名)禁止
 

 pro(前の方に)+hibit(持つ)が語源。一般的に法律や規則などで禁止することを指します。
 

ban



 

(動)(公式に)禁止する/(名)禁止令



 

 公式に禁止することを示し、動詞でも名詞でも使えます。ban A from doing「Aが〜するのを禁止する」を押さえておきます。
 

abolish




 

(動)を廃止する




 

 これまで存在してきた規則や制度などを撤廃する場合に使います。abolish the old system「古い制度を廃止する」、abolish nuclear weapons「核兵器を廃絶する」。
 

owe










 

(動)(与えられている)、
  借りがある、恩を受けている









 

 giveと同じく第4文型や、「owe 物to人」の形を取りますが、物の流れは逆になります。be given「与えられる」のイメージでとらえ、意訳できるようにしましょう。
ex. I owe him everything.
 「彼に全て与えられている→全て彼のおかげだ」
 I owe 50,000 yen to the tailor.
 「5万円を仕立屋に与えられている→5万円を仕立屋に借りている」
 

struggle




 

(動)苦闘する/(名)苦闘
 strive (動)努力する・苦闘する
 strife (名)努力・苦闘


 

 struggle to do「〜しようともがく」、struggle for A「Aを求めてもがく」を押さえておきましょう。
 同語源のstriveもついでに頭に入れておきましょう。
 

instrument







 

(名)道具、楽器
 instrumental (形)役立つ、楽器の






 

 「in(部屋の中に)+stru(築いた)」が語源ですが、「インストゥルメンタル=ボーカルなしの・楽器だけの」というカタカナ語から押さえた方がいいかもしれません。元来は「道具」です。「楽器」という意味は、musical instrumentのmusicが省略されてしまった物です。
 

restore




 

(動)を回復させる・元に戻す
 restoration (名)回復



 

 re(再び)+store(蓄える)から、経済や秩序、物や人の状態を元に戻すことを表します。また、restore A to Bで「AをBへ返す」という表現もあります。
 
 

solid

liquid
fluid









 

(名)固体/(形)固体の、丈夫な
 solidify (動)凝固させる
(名)液体/(形)液体の、透明な
(名)流体








 

 solidは「固い」を意味するsolidusが語源。物理的に固いのみならず、物事が確固とした物であるという意味でも使えます。solid evidence「確固とした証拠」。
 liquidはほとんど日本語なので問題ないでしょうが、[likwid]という発音でwの音が入ることに気を付けてください。
 fluidはflowする物質、つまり「流体」を表します。主に気体と液体を指します。
 

firm


 

(形)固い/(名)(小さめの)会社


 

 地面や果物など、内容物が詰まっているような固さ、また決心などが固いことも表します。
 

confirm







 

(動)を確実な物にする・を裏付ける







 

 com(共に)+firm(堅い)が語源なので、「堅くする、堅実にする」のイメージをつかんでおきましょう。あいまいな物を確実にするという意味合いです。confirm the reservation「予約を確認する」、The news confirmed my suspicions.「そのニュースで私の疑いはさらに強まった」。
 

affirm






 

(動)を断言する・肯定する
 affirmation (名)肯定、証言
 affirmative (形)肯定的な、断定的な/
        (名)肯定



 

 af(〜へ)+firm(堅い)で、これも「確実にする」というニュアンスです。ある物事についてきっぱりと断言することを意味します。Eddy affirmed the truth of Sharon's statement.「エディはシャロンの言葉は正しいと断言した」。
 

assert



 

(動)を断定する
 assertive (形)自己主張の強い


 

 as(〜へ)+sert(置く)が語源で、物や人に手を置き権利を主張することが由来です。We asserted his innocence.「我々は彼は無実だと断言した」。
 

dictate







 

(動)を規定する、書き取らせる
 dictator (名)独裁者






 

 dict「言う」から、「命令を出す」という意味合いです。現代英語においては、伝統や慣習を主語にとって、「その習慣が人々に何かを命じる」という意味です。「規定する」と訳すときれいです。
 dictatorは「命じる人→独裁者」。古代ローマのディクタトルですね。
 

predict


 

(動)を予測する・予言する
 prediction (名)予報・予想・予言

 

 pre(前もって)+dict(言う)が語源。オカルト的な予言から根拠に基づいた予測にまで幅広く使えます。
 

prophet


 

(名)預言者・予言者
 prophecy (名)預言・予言

 

proは「前もって」、pheはphoneと
同語源で「言う」。前もって未来について語る人のことです。
 
 

crop




 

(名)作物、収穫高
(動)刈り込む



 

 農作物を指す語です。「刈り込む」という意味の動詞もあり、それが本来の意味合いですが、「刈り込む→収穫→農産物」と繋いでおくとよいでしょう。growing crops「作物栽培」。
 

grain




 

(名)穀物、一粒、ごく少量




 

 麦やトウモロコシなどの穀物を指す語です。また、その穀物の一つ一つという意味合いから「(穀物や塩などの)一粒」、さらに「少量」という意味に派生していきました。
 

male

female

 

(名)男性・オス/(形)男性の・オスの
 masculine (形)男らしい
(名)女性・メス/(形)女性の・メスの
 feminine (形)女性らしい
 

 人間だけでなく、動物に対しても使います。形容詞形もセットで覚えておきましょう。

 

fond

 

(形)好む(of A)
 fondness (名)溺愛
 

 be fond of Aで「Aを好む」です。likeより強い意味合いです。
 

ruin





 

(名)(-s)廃墟、破滅/(動)を破滅させる
 ruinous (形)破滅的な




 

 「倒れる」という意味のラテン語が由来。「破滅させる、台無しにする」という意味です。名詞だと、「破滅」あるいは破滅した物ということから「廃墟」の意味が出てきます。名詞の場合は複数形で使われます。
 

vulnerable



 

(形)傷つきやすい・攻撃を受けやすい
 vulnerability (名)傷つきやすさ


 

 攻撃や驚異に対して無防備な状態を指します。be vulnerable to Aで「Aに傷つきやすい、Aというマイナスの影響を受けやすい」となります。
 

phenomenon


 

(名)現象


 

 phantasiaはラテン語で「出現」。「現れた物→現象」です。複数形のphenomenaも押さえます。
 

discipline






 

(名)しつけ、(学問の)分野
 disciple (名)弟子・使徒





 

 disciplineはdisciple「弟子・(キリスト教の)使徒」と同語源で、「教え諭す」意味合いから「しつけ」です。
 また、「教える」という意味合いから「学問の分野」という意味にもなりました。a scientific discipline「科学の一分野」。
 

advertise



 

(動)広告する・宣伝する
 advertisement (名)広告(for A)


 

 ad(〜へ)+ver(回る)で、人の気持ちをこちら側へ回してくる、というイメージで、宣伝や広告を意味します。アクセントはaの上。
 

candidate



 

(名)候補者



 

 ラテン語で「白い服」という意味で、candleなどと同語源。古代ローマで選挙の立候補者が白い衣を着たことが由来です。
 
 

establish



 

(動)を確立する・を設立する
 establishment (名)設立、施設、確立


 

 ex(外に)+stable(安定)です。組織、施設、考え、関係などを作り上げる、確立する場合に使います。安定した物を作り上げるイメージです。
 

organize





 

(動)を組織する・構成する・とりまとめる
 organ (名)オルガン、器官、機関
 organic (形)有機物の、有機的な
 organization (名)組織、組織化
 organism (名)生き物

 

 大小さまざまな物が組み合わさって一つの働きをするのがorganです。organizeはorganに「〜化する」という意味の動詞か接尾辞が付いた形。organismは「器官」が組み合わさった物、すなわち生物を意味します。
 

drown




 

(動)溺れ死ぬ




 

 発音は[draun]。溺れて死ぬまでを表すので注意しましょう。He drowned but was saved. とは言えないということです。He was drowningとすれば「溺れ死にかけた」と言えます。
 

fuss


 

(名)大騒ぎ/(動)騒ぎ立てる


 

 不要なことにあれこれ騒ぎ立てたり、無意味に騒ぐことを意味します。make a fuss「騒ぎ立てる」。
 

mischief


 

(名)(子供などの)いたずら
 mischievous (形)いたずらな

 

 mis(誤った)+chief(頭)が語源。頭の使い方を間違った、子供のいたずらを意味します。
 

define


infinite






 

(動)を定義する、範囲を定める
 definite (形)明確な、限定された
 definition (名)定義
(形)無限の
 infinity (名)無限





 

 defineはde(下に)+fin(限界)で、「境界線を定める」というニュアンスです。文字通り範囲を定めたり、言葉の範囲を定める、つまり語の定義を行うという意味でも使えます。definiteはその形容詞で、「範囲が定まった→明確な、限定された」となります。
 infiniteのinは否定の接頭辞なので、definiteの対義語となります。
 

confine





 

(動)を閉じこめる・押し込める
 confinement (名)監禁




 

 con(まとめる)+fin(限界)から、ある範囲内に押し込めるイメージです。物理的に閉じこめるだけでなく、比喩的な意味合いでも使えます。I was confined to the resolution of the problem.「その問題の解決に集中していた」
 

finance






 

(名)財政・金融/(動)融資する
 financial (形)財政上の
 fine (名)罰金




 

 finはfinishから分かるように「限界、終わり」の意味。financeは元は「金による決済」の意味です。fineも「最終決着を付けるお金」と言うことから「罰金」の意味になります。
 余裕があれば、a fiscal year「会計年度」も覚えておきましょう。
 

budget

 

(名)予算・経費/(動)予算を組む

 

 budgは「革袋」。袋=財布の中身について考えることを指します。
 
 

income
outgo


 

(名)収入
(名)支出

 

 come in(入ってくる)するお金、go out(出ていく)するお金、と考えま
しょう。
 

outcome




 

(名)結果・成果




 

 come outした物、という意味。resultと似たような意味合いですが、outcomeは「これから起こる結果」という未来のニュアンスで使われることが多いようです。
 

stock



 

(名)株、在庫



 

 「取っておいた物」という意味の「ストック」は日本語だと思いますから、「株」の方をしっかり押さえておきましょう。
 

recession



 

(名)景気後退、後退
 recede (動)後退する


 

 re(後ろに)+cede(進む)の語源通りの意味です。とりわけ景気の後退について表します。ちなみに「不況」はdepressionです。
 

precede





 

(動)〜の前に登場する
  A precede B = B is precede by A
       Aの後にBが登場する
 unprecedented (形)前例がない


 

 pre(前に)+cede(進む)で、文字通り「前に出てくる」という意味。A precede Bで「Aが前に進む・Bがその後にくる」つまり「Aの後にBが来る」と訳します。A→Bという流れを押さえておきます。
 

concede



 

(動)(自分の非や敗北)を認める
 concession (名)譲歩


 

 con(共に)+cede(進む)が語源で、相手に譲るイメージです。admitの形式張った表現で、通常that節を目的語にとります。
 

proceed








 

(動)続ける・進む
 process (名)過程
     (動)処理する・加工する
 procedure (名)手順・手続き





 

 pro(前へ)+ceed(進む)という語源の通り、「前に進む」ニュアンスの語です。proceed to ask further questions「さらに質問を続ける」、proceed to Washington「ワシントンに
向かう」。
 名詞形はprocessですが、もう一つprocedure「進め方→手順」も押さえておきましょう。
 

exceed



 

(動)を越える・に勝る
 excess (名)超過、過剰
 excessive (形)過度の

 

 ex(外に)+ceed(進む)から、ある数値を超える、何かより上に来る、という意味合いになります。名詞形、形容詞形も頻出です。
 

excel




 

(動)優れる・〜より優れている
 excellent (形)卓越した
 excellence (名)優秀


 

 excellentの元になった動詞、と押さえるとわかりやすいでしょう。PCソフトの「エクセル」は、優れるのexcelと、小欄・小部屋のcellを掛けているのですね。
 
 
 
 

adapt







 

(動)適合させる(A to B)
 adaptation (名)適合






 

 aptはaptitudeと同じく「適性・属性」の意。adは方向性を意味するので、「適性を持った方向に持っていく」というニュアンスです。交流電源を直流でないと使えない機械でも使えるように適合させる機械が「ACアダプタ」です。adapt A to B「AをBに適合させる」で押さえましょう。
 

adopt



 

(動)を採用する、養子にする
 adoption (名)採用、養子縁組


 

 opt(選ぶ)が語中にありますので、「選び取る」が原義です。目的語が子供の場合は「子供を選び取る→養子にする」となります。
 

opt


 

(動)選択する(for A)
 option (名)選択肢

 

 名詞形のoptionから繋いだ方が覚えやすいでしょう。opt for A「Aを選択する」。
 

classic


 

(形)古典の・歴史的な、一流の
(名)一流の作品、(複数形で)古典
 classical (形)古典文学の、古典の
 

 「最高のclassの」の意味です。classは「分類」の意味。音楽のいわゆる「クラシック」はclassical musicです。
 

classify

 

(動)を分類する
 classification (名)分類
 

 class(分類)+fy(動詞化)の語源通りの意味です。
 

architecture



 

(名)建築物、建築学、建築様式
 architect (名)建築家
 architectural (形)建築学の・建築上の

 

 arch(主要な)+tect(大工)で、architectは「大工の頭→建築家」。それに抽象名詞を作る接尾辞tureが付いたのがarchitectureです。
 

sculpture

 

(名)彫刻

 

 石や木などの彫刻を指します。ちなみに「彫刻家」はsculptorです。
 

possess



 

(動)を所有している
 possession (名)所有、所有物
 possessive (形)所有の、所有欲の強い

 

 才能や性質、財産などを所有していることを意味します。haveのかなり固めな表現です。状態動詞ですから、進行形にはできません。
 

obsess




 

(動)取り憑く・とらえる




 

 ob(〜に対して)+sess(座る)で、妄想などの思考、悪魔などが頭や体に居座る状態を意味します。be obsessed with(by) A「Aに取りつかれている」の形で使われることが多いです。
 

principal


 

(形)主要な/(名)校長・社長
 principally (副)主として

 

 「第一の」の意味のラテン語princepsが語源。形容詞は「主要な」、名詞は「組織の長」を意味します。
 

principle


 

(名)原理・主義


 

 「心の中で第一に来る物」といったイメージです。行動原則や信念を意味します。
 
 
 

obscure

vague
ambiguous








 

(形)曖昧な、ぼんやりした/(動)曖昧にする
 obscurity(名)曖昧な点、はっきりしないこと
(形)漠然とした
(形)曖昧な







 

 obscureは、見えにくい、目に付かないがための曖昧さに対して使います。
 vagueは、考えや記憶、感情などが精確ではないために曖昧な様子を表します。
 ambiguousは、ambが「あちこち」を表すので、意味があちこちにいく、つまり言葉や文章が2つ以上の意味にとれてしまい曖昧だ、という意味合いでつかいます。
 

ambivalence





 

(名)二律背反





 

 amb(あちこち)+val(価値)が語源。1つの物事に対して2つの異なる見方ができることです。「アンビバレンス」「アンビバレントな」はカタカナ語として使われることもあります。
 

ambitious




 

(形)大志を抱いている・野心のある
 ambition (名)大志・野望



 

 amb(あちこち)+it(行く)が語源で、志を遂げるためにあちこち歩き回ったことからきています。何かを成し遂げようと言う気持ちを意味します。
 

accelerate


 

(動)加速する
 accelerator (名)アクセル・加速装置
 acceleration (名)加速、加速度
 

 アクセルというカタカナ語から繋げておきます。物理で加速度をaと表すのも、ここから来ています。
 

luxury

 

(名)贅沢、贅沢品
 luxurious (形)贅沢な
 

 「豪華」という意味のラテン語が元です。live in luxury「贅沢に暮らす」。
 

dig

 

(動)を掘る

 

 dig a hole「穴を掘る」で覚えてしまいましょう。
 

invite

 

(動)を招待する
 invitation (名)招待
 

 invite A to B「AをBに招く」という語法を確認しておきましょう。
 

irony








 

(名)皮肉
 ironic (形)皮肉な







 

 「皮肉」を意味しますが、日本語の「皮肉」と同じく、当てこすりの意味と、予想外の結果が起きてしまうことの2つがあります。前者の意味としては、悪意をふくむ物ではなく笑いをもたらすような皮肉を意味します。悪意をふくむ皮肉はsarcasmと言います。
 形容詞形はironicalと言う場合もあります。
 

ivory





 

(名)象牙





 

 アフリカの「コートジボワール」は、英語だとcoast of ivoryです。「象牙海岸」という意味ですね。
 実社会から遊離してしまった組織や場所を、ivory tower「象牙の塔」と表現することがあります。
 
 

thank










 

(動)に感謝する
  thank A for B AにBのことで感謝する
 thankful (形)感謝して
  be thankful to A for B ありがたく思う







 

 thank A for Bは「AにBのことで感謝する」です。be thankful to A for Bもほぼ同じ意味と考えていいでしょう。ただ、be thankful that SVとなった場合は、危機の回付や不快な経験を乗り越えたという「状況に対するありがたさ」を指します。
 Lana was thankful that her son had been safe in the accident.「ラナは息子が事故で無事だと知ってありがたく思った」。
 

grateful






 

(形)感謝して
  be grateful to A for B AにBのことで感謝する
 gratitude (名)感謝
 gratify (動)喜ばせる



 

 gratusはラテン語で「感謝」を表します。イタリア語で「ありがとう」は「グラッチェ」です。be grateful toがthankと同じ意味です。
 状態を表す接尾辞tudeをつけると名詞。with gratitude「感謝して」、a deep gratitude「深い感謝」。
 

grace


 

(形)優雅さ、(支払いの)猶予
 graceful (形)優雅な

 

 grati(感謝)するほどの上品さ、と解釈しましょう。優雅、上品な様子を表します。
 

sophisticated




 

(形)洗練された、精巧な




 

 sophi(智恵)がありますから、sophisticateは本来「知恵を与える」です。そこからさらに「機械などを複雑にする」という意味も生まれました。sophisticatedはその分詞形容詞です。
 

refined



 

(形)上品な、精製された



 

 re(再び)+fine(立派)が語源で、refineは「精製する、上品にする」。refinedはその分詞形容詞で、「精製された、上品な」となります。
 

faith







 

(名)信仰・信頼
 faithful (形)忠実な、正確な
 faithfully (副)忠実に、正確に





 

 「信頼」を表すラテン語が元で、宗教や人などに対する信頼を意味します。
 faithfulは、宗教や人、信念に信頼を置いた状態で行動しているという意味です。「正確な」という意味は、「信頼が置けるような(情報)」という意味だと考えましょう。
 

harmony


 

(名)調和
 harmonious (形)調和した
 harmonize (動)調和させる
 

 音楽に限らず、人や組織、物同士の調和について表します。in harmony with A「Aと調和して」。
 

holy

 

(形)神聖な

 

 sacredと似たような意味で使えます。
 

capture

 

(動)を捕まえる

 

 ラテン語でcapereが「とる」の意味です。
 
 
 

path



 

(名)(小さな)
 pass (動)通過する、手渡す、過ぎる


 

 passにthが付いて名詞になったのがpathです。「通過する場所→通り道」です。おおよそpath<street<avenueの順で大きくなります。
 

sentence



 

(名)文、判決



 

 「文」の意味の方はカタカナ語でしょうから、「判決」の方をしっかり覚えておきます。pass sentence on Aで「Aに判決を下す」。
 

heaven

hell
 

(名)天国、天
 heavenly (形)天国のような、天の
(名)地獄
 

 heaven and hellで覚えてしまいましょう。

 

porter
portable


 

(名)ポーター(荷物運搬人)、門番
(形)持ち運びできる

 

 portは「移動」。それぞれ、portする人(er)、portすることができる(able)と覚えましょう。
 

chest


 

(名)箱、胸


 

 箱や胸を意味します。胸は確かに体の中では、箱っぽい部位ですね。a treasure chest「宝箱」。
 

grass

 

(名)
 grassy (形)草の多い
 

 ちなみに低木・藪はbush、雑草はweedになります。
 

wood


 

(名)、(複数形で)森
 wooden (形)木製の、ぎこちない
 woody (形)樹木の多い、木のような
 

 woodには何の問題もないと思いますから、形容詞形のwoodenとwoodyを区別して押さえます。
 

extra



 

(形)余分な



 

 exが「超える」の意味合いです。必要な分を超えた余計な部分ということです。an extra fuel tank「予備燃料タンク」。
 

border
boundary



 

(名)境界・国境地帯、縁/(動)縁取る、接する
(名)境界・境界線


 

 borderとboundaryをセットで押さえておきましょう。borderは「境界近辺」も含みますが、boundaryは「境界線」のことを意味します。
 

treasure

 

(名)宝物/(動)大切にする

 

 eaの部分は[e]の発音です。動詞の意味もあるので注意。
 

burst



 

(動)破裂する/(名)破裂



 

 「バースト」はほとんど日本語でしょう。burst out doing「(破裂するように〜し始める→)突然〜し出す」を押さえておきましょう。
 

garbage
trash


 

(名)(生)ゴミ
(名)ゴミ


 

 一般に生ゴミがgarbageで、小さなゴミクズやがらくたがtrashです。なお、イギリスでは生ゴミはrubbishです。
 
 

fly



 

(動)飛ぶ、飛行機で行く
 flight (名)飛行、飛行便・飛行機の旅


 

 「飛行機で飛ぶ」という意味を忘れている人がたまにいますので、確認しておきましょう。名詞形のflightも日本語になってますね。
 

soar





 

(動)舞う、急騰する





 

 「大気の外へ」というのが語源で、鳥などが高く舞う意味で使います。またそこから、値段などが高く舞い上がる=高騰するという意味でも使えます。The price of oil has soared.「石油価格が急騰した」。
 

tide
tidy






 

(名)
(形)整頓された





 

 tidiは「時を得た」。tideについては、潮の満ち引きに時間が感じられたのでしょう。
 tidyも同じ語源で、時期をちゃんと捉えてきっちりしているイメージから、部屋などが整頓されている状態を示します。neatとほぼ同義です。
 

whisper

 

(動)ささやく/(名)ささやき

 

 擬音語ですので、音からイメージを繋いでおきましょう。
 

coal
 

(名)石炭
 

 炭坑のことはcoal mineと言います。
 

bow



 

[bau](動)お辞儀する/(名)お辞儀
[bou](名)


 

 「お辞儀する」「お辞儀」という意味の場合と、「弓」という意味の場合で発音が違いますから注意。ちなみに「矢」はarrow。
 

polish


 

(動)を磨く


 

 靴や床などを磨く意味でも使えますし、言動や文章、作品などに磨きをかけるという意味でも使えます。
 

purify



 

(動)を清める、洗練する
 pure (形)純粋な
 purely (副)純粋に
 purity (名)純粋・清純
 

 pure「純粋な」は知っていると思いますから、そこから順に派生語を押さえていきましょう。

 

honest


 

(形)正直な
 honesty (名)正直さ

 

 honor「名誉」と同語源です。初めのhは読みませんから気を付けましょう。
 

postpone







 

(動)を延期する







 

 postは「後」を表します。次の首相や監督について「ポスト○○」という言い方を聞いたことがあるでしょう。
 postponeは先へ延期することを言います。put offと同意で、後ろにはto doをとれません。目的語に動詞をとりたい場合はpostpone doingの形になります。
 
 
 
 

pour



 

(動)を注ぐ、土砂降りが降る



 

 液体を注ぐ意味で使います。また、空から液体を注ぐというイメージから、「土砂降りになる」という意味でも使えます。
 

automobile

 

(名)自動車
 auto (接頭辞)自身の、自動の/(名)自動車
 

 auto(自動)+mobile(可動性)で、「自動で動く物→自動車」です。
 

wage

 

(名)(主に肉体労働による)賃金

 

 「賃金」の意味ですが、主に肉体労働に対する対価として使います。
 

salary


 

(名)給料
 salt (名)塩

 

 ローマ時代の給料がsaltだったところから来た語です。多い少ないをlarge-smallやhigh-lowで表します。
 

feed




 

(動)に食べ物を与える




 

 foodの動詞形で、人間にも使えます。feed a family「家族を養う」。
 過去形・過去分詞形はfed。
 be fed up with A「Aにうんざりだ」も頻出。
 

tissue




 

(名)(身体の)組織




 

 ティッシュペーパーの意味でも使えますが(tissue paperとは言いません。a tissueです)、ふつうはmuscle tissue「筋肉組織」のように体の組織について使います。この場合は不可算名詞です。
 

species



 

(名)種・種類



 

 spec「見る」から、「物の見方」→「種類」と発展していきます。元は複数形でしたが、今では単複同形で扱います。
 

seize




 

(動)を掴む・押収する




 

 強制力や暴力をもって物や場所を制圧したり、好機などを掴む場合に使います。seize a large shipment of drugs「大量の麻薬の積み荷を押収する」、seize his hand「手を(突然)掴む」。
 

grasp
grab





 

(動)を掴む・把握する
(動)を掴む




 

 物理的に物を掴むことから、考えや事情を掴む=把握するという意味にも使えます。
 類語にgrabもありますが、こちらは「乱暴につかむ」というニュアンスになります。
 

encyclopedia





 

(名)百科事典





 

 encyclo(全般的)+pedia(教育)が語源。wiki+encyclopediaの造語であるwikipediaの方に、今の若者はなじみがあるでしょうから、wikipediaから繋いで覚えた方が良いかもしれません。
 
 
 
 

carriage

 

(名)車両、馬車

 

 carryに名詞化接尾辞のageが付いた形です。
 

baggage


 

(名)手荷物


 

 bagの集合体と考えましょう。不可算名詞です。luggageもほぼ同じ意味です。
 

load





 

(名)大量の荷物/(動)荷を積む





 

 名詞の場合は「荷物」、動詞の場合は「荷物を積み込む」が基本です。弾丸などの例外をのぞいては、比較的大量の荷物に対して使います。最近では、PCのデータを取り込む場合にも使います。
 

burden




 

(名)負担




 

 bearと同語源。bearは「木の実が成る→実を支える・耐える」と発展したのでした。burdenも、「重い物がぶら下がっている状態」とイメージしましょう。
 

ash

 

(名)、遺骨

 

 燃えた後の灰、たばこの灰殻、遺骨を表します。たばこの灰皿はashtray。
 

masterpiece


 

(名)傑作


 

 「master(親方)が作った物」という意味です。合成語なので、前半にアクセントがあります。
 

minimum

maximum

 

(名)最小限/(形)最小の
 minimal (形)最小の
(名)最大限/(形)最大の
 maximal (形)最大の
 

 「ミニマム・マキシマム」はほとんど日本語なので問題ないと思いますが、形容詞の形を確認しておいてください。
 

wallet
purse




 

(名)財布・札入れ
(名)財布・小銭入れ、ハンドバッグ



 

 walletもpurseも財布の意味で使いますが、ふつうwalletはお札が入る財布、purseは小銭入れです。米語としては小銭入れはcoin purseと言うことが多いようです。
 

clue



 

(名)手がかり



 

 a clue to Aで「Aの手がかり」です。ofは使いません。
 「乗組員」という意味のcrewと間違えないようにしましょう。
 

tax


 

(名)税金


 

 income tax「所得税」、consumption tax「消費税」をついでに覚えておきましょう。
 

canal
channel



 

(名)運河
(名)水路、経路


 

 ラテン語で水路のことをcanalisと言います。canalもchannelも同語源です。canalはアクセントが後ろにあるので注意。
 
 
 

adventure

venture



 

(名)冒険
 adventurous (形)大胆な、冒険的な
(名)冒険、投機
(動)命を懸ける、冒険をおかす


 

 adventureはad(〜へ)+ven(来る)+ture(名詞化)が語源ですが、カタカナ語なので問題はないと思います。
 ventureも、「ベンチャー企業」といった言い方でほとんど日本語になっていると思います。
 

advent

 

(名)到来

 

 ad(〜へ)+vent(来る)で、まさに語源通りの意味の単語です。
 

district



 

(名)地区・地方



 

 dis(分ける)+strict(厳しく)が語源。school district「学区」、election district「選挙区」というように使います。
 

region





 

(名)地方





 

 regは「統治」を表し、regionは元々は統治するための行政区分のことです。相対的に、districtより広い地域を指すことが多いです。
 reign「支配・治世」、sovereign「主権者・元首」も同語源。
 

territory

 

(名)領土

 

 terraが土地・大地を表します。「テリトリー」はほとんど日本語ですね。
 

dialect

 

(名)方言

 

 dia(横切って)+lect(話す)が語源。diameter(直径)も同語源。
 

accent





 

(名)訛り(音の高低によるアクセント)





 

 「アクセント」がカタカナ語になっているので「知っているつもり」になりがちです。accentは「訛り」の意味になります。いわゆるアクセントは「強弱による区別」なので本当はstressと言うことになります。
 

scatter



 

(動)をまき散らす・散らばる



 

 scatter seeds「種をまく」というレベルから、scatter the rioters「暴徒を追い散らす」のレベルまで、物や人を散らばらせる、ばらまく場合に使います。
 

summon




 

(動)を召喚する




 

 「呼び寄せる」という意味合いですが、固めの表現なので「召還する」という訳で押さえると良いでしょう。また、力ややる気などを奮い立たせるという意味で使うこともあります。
 

priest
clergyman




 

(名)聖職者・司祭
(名)牧師・聖職者



 

 priestは僧侶を表す語です。clergymanも似たような語ではありますが、厳密には、カトリックの神父はpriest、プロテスタントの牧師にはministerやclergymanをあてます。
 
 
 
 

staff


 

(名)職員・スタッフ


 

 集合名詞なので、スタッフ一人一人を指す場合にはa member of staffあるいはstaff memberと言います。
 

stuff

 

(名)材料、物、ガラクタ/(動)ぎっしり詰める

 

 基本的な意味は、名詞は「物」、動詞は「物を詰め込む」です。
 

sum




 

(名)合計/(動)合計する
 summary (名)まとめ・要約
 summarize (動)要約する


 

 summitと同語源。古代ローマでは、合計の数字を一番上に書く習慣があったのです。
 summaryは、文章全体の意味を合計した物、と考えましょう。
 

visible


 

(形)目に見える、明白な
 invisible (形)目に見えない
 vision (名)想像力・洞察力・識見、幻
 

 vision+ableと考えましょう。ちなみに「聞こえる」はaudible、「食べられる」はedibleです。
 

diet




 

(名)食事、食餌療法




 

 日本語で「ダイエット」というと「減量」の意味で使われますが、英語では「食事」あるいは「食餌療法」の意味になります。dayと同語源で、毎日の日課→食事と変化したわけです。
 

diet
parliament
congress





 

(名)(日本などの)国会
(名)(イギリスなどの)国会
(名)(アメリカなどの)国会




 

 さまざまな国の「国会」を表す語をまとめておきます。
 parliamentはparlor「営業所」と同じく、古仏語「話し合う」が語源です。
 congressはcon(共に)+gress(進める)。物事をみんなで話し合って進める場所ですね。
 

defend


offend





 

(動)守る・防ぐ
 defense(-ce) (名)防衛・防御、弁護
 defensive (形)防衛上の・防御的な、弁護の(動)気を悪くさせる、罪を犯す
 offense(-ce)(名)人の感情を傷つけること、罪、攻撃
 offensive (形)不快な、攻撃的な



 

 fendはラテン語「打つ」が由来で、defendは否定のdeが付いた形、offendは方向性を表すobが付いた形です。
 「ディフェンス・オフェンス」は、「防御・攻撃」という意味のカタカナ語で使いますが、offendは「攻撃する」という意味よりは、「心を攻撃する→気分を害する」「法律を攻撃する→罪を犯す」という意味の方が一般的です。
 

disgust


 

(動)気分を害する


 

 dis(分ける)+gust(好み)が語源。非常に強い意味合いで「気分を悪くさせる」意味を表します。
 

lament


 

(動)を悼む・悲しむ
 lamentable (形)嘆かわしい

 

 「死」などを目的語にとって「Aに対する悲しみを表に出す」という意味合いです。
 

aim

 

(名)目的/(動)狙う

 

 目的とする到達点を表します。goalやendとほぼ同意です。
 
 
 
 

torture


 

(名)拷問/(動)拷問する


 

 tort(ねじる)に名詞化接尾辞のtureが付いた形です。身体をねじって痛めつけるのが原義。
 

torment


 

(名)精神的苦痛


 

 tort(ねじる)に名詞化接尾辞mentが付いた形。精神が苦痛でねじれてしまった状態を表します。
 

distort


 

(動)を歪める
 distortion (名)歪み、歪めること

 

 dis(分ける)+tort(ねじる)が語源。事実や意見、内容や音・光などさまざまな物を目的語に取れます。
 

delay



 

(動)遅らせる/(名)遅れ



 

 de(下に)+lay(運ぶ)が語源。公共交通機関が遅れることに使い、また、be delayed「遅れる」と受動態で用いることが多いです。
 

decay



 

(動)腐敗する/(名)腐敗



 

 de(下に)+cay(落ちる)が語源。caseやaccident、casualも同語源です。物質から社会の状況まで、幅広く「腐敗・腐食」の意味で使えます。
 

deny







 

(動)を否定する、
   与えない(deny 人 物)
 denial (名)否定、拒絶





 

 deは「下に」、nyはnotなどと同語源で否定を表します。deny A、deny that SVで「〜を否定する」。またdeny doing「〜したことを否定する」も覚えましょう。deny to doは不可です。
 またdeny 人+物「人に物を与えない」も重要です。don't giveと同義と押さえましょう。
 

spontaneous

 

(形)自然発生的な
 spontaneously (副)自然に
 

 意図しない動作に対し、「思わず」「自然と」という意味合いを表します。
 

unanimous





 

(形)満場一致の





 

 unはuni「一つ」、animはanimationと同由来で「息・魂」です。つまり「みんなの心が一つになった」という意味合いです。We are unanimous in demanding his resignation.「我々は彼の辞職を満場一致で要求した」。
 

prominent





 

(形)突き出ている、突出している
 prominence (名)目立っていること、目立つ場所




 

 pro(前に)+minent(突出)が語源で、まさに文字通りの意味です。太陽のプロミネンスを知っている人は、それもここから来ているので、ガスが噴きだしているイメージから「突出」に繋いでおくといいでしょう。
 

deliver




 

(動)を配達する・引き渡す、解放する
 delivery (名)配達
 deliverance (名)解放・救助


 

 語源は、de(下に)+liver(=liberate(解放))です。自分の手元から解放して相手に送り届けるイメージです。「デリバー」も「デリバリー」もカタカナ語として使われていますね。
 
 

explode




 

(動)爆発する、爆発的に増える
 explosion (名)爆発、爆発的増加
 explosive (形)爆発の・爆発的な


 

 ex(外)+plode(拍手)が語源。何か物が爆発すること、あるいは比喩的に用いて爆発的に増加する様も表せます。a population explosion「人口爆発」。
 

applause

 

(名)拍手
 applaud (動)拍手する
 

 ap(〜へ)+plode(拍手)で、語源通りの意味になります。
 

forever



 

(副)永遠に



 

 everはat any timeの意味です。for everで「あらゆる時間の間」というのが直訳ですね。それが一つの単語になったのがforeverです。
 

eternal


 

(形)永遠の
 eternally (副)永遠に
 eternity (名)永遠
 

 永遠に続く、永遠に変わらないことを示す形容詞です。ちなみにforeverは副詞です。
 

permanent



 

(形)永久の
 permanently (副)永久に


 

 per(ずっと)+(re)main(残る)が語源です。髪型のパーマもこれが語源ですが、永遠に変化なしとはいきませんね。
 

perpetual



 

(形)間断無い・永遠の



 

 continuousの固めの表現です。語源はper(一貫して)+pet(求める)ですが、perfectと通じるperの方だけ利用してイメージしておきましょう。
 

appetite



 

(名)食欲、欲望
 appetizing (形)食欲をそそる


 

 ap(〜へ)+pet(求める)が語源。主に食べ物に対する欲求を示します。have a big/enormous appetite「食欲が旺盛だ」、lose my appetite「食欲がない」。
 

immortal






 

(形)不死身の
 mortal (形)死ぬ運命にある





 

 murder「殺人」の語源にもなっているmorsをimで否定した形です。人などに対して使えば「不老不死」の意で、また比喩的に使って「不朽の」という意味になることもあります。Shakespeare's immortal plays「シェークスピアの不朽の芝居」。
 

murder


 

(名)殺人/(動)殺害する
 murderer (名)殺人者

 

 murが「死ぬ」を表します。名詞の「殺人」はhomicide(homo人間+cide切る)とも言います。
 

tolerate





 

(動)を大目に見る
 tolerant (形)寛容な
 tolerance (名)寛容



 

 異なる意見や嫌いな物・人に対して、寛容な姿勢を示すことを意味します。I cannot tolerate your carelessness.「君の不注意には我慢ならない」、He was tolerant of the faults of others.「彼は他人の欠点に寛容だ」。
 
 
 
 

demonstrate



 

(動)例示する・実証する
 demonstration (名)例示、実証


 

 de(下に)+mon(思い出させる)が語源で、目に見える形で実際に示してみせることを意味します。目的語にはthat節やwhether節も取れます。
 

meditate



 

(動)瞑想する・熟考する
 meditation (名)瞑想


 

 深く物事について思いを巡らせることです。類語のreflect on A「Aを熟考する」と同じく、meditate on Aの語法を取ります。
 

edit



 

(動)編集する
 edition (名)(本などの)版、体裁
 editor (名)編集者
 editorial (形)編集の/(名)社説
 

 「エディット」「エディター」はカタカナ語としても使われています。アクセントはeです。ちなみに「編集長」はthe editor in cheif。
 

purchase



 

(動)を購入する/(名)購入



 

 purもchaseも「追う」という意味です。chaseはそのままの形の単語がありますね。「品物を追い求める」イメージから、「購入する」となります。
 

convey




 

(動)を伝える、運ぶ




 

 conは「共に」、veyはviaと同じく「道」です。「まとめて道を通す」イメージでしょうか。
 「ベルトコンベア」から繋いで覚えればよいでしょう。
 

virtue
vice








 

(名)美徳・道徳
(名)・不道徳/(形)







 

 virtueは元は「強さ」という意味ですが、現在では道徳的にプラスの状態を意味します。a man of virtue「人徳のある人」。また広く「利点」という意味になることもあります。
 virtueの対義語はvice。元は「逆」という意味です。viceには「副〜」という意味もありますが、これは別語源です。
 

evil


 

(形)邪悪な/(名)邪悪


 

 devilからイメージを繋げましょう。bad、evil、wickedの順に邪悪さが増します。
 

calculate




 

(動)(複雑な)計算をする、計画する
 calculation (名)計算



 

 比較的高度な計算に対して用います。数学や物理学を用いた計算や、様々な条件を勘案して見積もりを計算する場合に使います。簡単な計算はdo sums。
 

brief


 

(形)手短な、短時間の/(名)大意


 

 期間が短い、あるいは話や文章などが簡潔であるという意味合いの語です。in brief「手短に言えば」。
 

abbreviate


 

(動)を短縮する
 abbreviation (名)短縮

 

 ab(〜へ)+brief(短い)+ate(動詞化接尾辞)という構造です。"The United Nations" is abbreviated to "UN".
 
 

democracy


 

(名)民主主義、民主主義国
 democratic (形)民主主義の・民主的な
 democrat (名)民主主義者
 

 demo(人民)+cracy(統治)で、人民が政治に直接関わることです。「大正デモクラシー」は中学で習いますね。
 

aristocracy


 

(名)貴族


 

 arist(最上)+cracy(統治)で、身分が高い者たちが統治することです。
 

hierarchy


 

(名)階層構造・ヒエラルキー


 

 「ヒエラルキー」はカタカナ語ですし、日本語の論説文でもよく使われます。
 

diplomacy



 

(名)外交
 diplomatic (形)外交の
 diplomat (名)外交官

 

 di(2つ)+plo(折り畳んだ)から、「2つに折り畳んだ大切な文書」が原義です。外交では文書のやりとりが行われた、ということでしょう。
 

negotiate



 

(動)交渉する
 negotiation (名)交渉


 

 「ネゴシエーション」「ネゴシエイター」辺りはカタカナ語として使われています。tough negotiation「厳しい交渉」。
 

ambassador



 

(名)大使



 

 各国にいて委任された権限を持つ外交官です。the Japanese ambassador to the US「駐米日本大使」。ちなみに大
使館はembassy。
 

tyranny


 

(名)暴政
 tyrant (名)暴君

 

 政治的な意味から、「亭主関白」あるいは「横暴な主婦」のありようも表現できます。
 

savage


 

(形)野蛮な・容赦ない


 

 sav(森)+age(状態)が語源で、未開のニュアンスから、「野蛮な」という意味になりました。
 

primitive




 

(形)原始の・原始的な




 

 primiは「最初・第一の」を表します。時代が古いという意味での「原始の」という意味もありますし、比喩的な意味で「原始的な」と批判する場合にも使えます。
 

domestic




 

(形)家庭の、国内の、飼い慣らされた
 domesticate (動)飼い慣らす、家庭的にする
 domestication (名)飼い慣らすこと


 

 domeは「家」を表します。その形容詞形がdomesticですね。「ドメスティック・バイオレンス」は知っているでしょうし、GDP(国内総生産)のDも、domesticです。
 

potential


potent

 

(形)可能性がある、将来そうなるかもしれない
(名)潜在能力
 potentially (副)〜になりうる
(形)能力がある、強力な

 

 potensはラテン語で「能力がある」という意味です。「ポテンシャル」はほとんど日本語だと思います。
 potentialが「可能性有り」、potentが「能力有り」と区別しておきます。
 
 

dormitory

 

(名)寮

 

 dormラテン語の「眠る」が元です。「眠る場所→寮」ということです。
 

sanitation



 

(名)衛生
 sanitary (形)衛生的な
 sanatorium (名)療養所

 

 sane/insaneと同じく、sanは「健康」を意味します。「健康な状態」が原義で、そこから公共の「衛生状態」を意味するようになりました。
 

hospitality



 

(名)もてなし



 

 hospitalは元々は「客をもてなす場所」でした。「ホスピタリティ」はビジネスの世界ではカタカナ語として使われるようになっています。
 

accommodate






 

(動)を収容する
 accommodation (名)宿泊施設





 

 ac(〜へ)+com(共に)+mode(尺度)が語源ですが、comから「人をまとめる→人々を収容する」とイメージしておきましょう。
 名詞形は、「収容するための場所」ということから「宿泊施設」という意味になります。
 

curfew



 

(名)門限



 

 「火を覆う」という古仏語方言が由来なので、cover+fireが変化した物と考えてください。「灯りを覆って消灯→門限」とイメージしましょう。
 

engage





 

(動)束縛する従事させる
  雇う、約束する、婚約させる
 engagement (名)約束、婚約、仕事



 

 en(動詞化)+gage(抵当)で、基本的な意味は「束縛する」です。並んでいる意味はすべて、何かに縛り付ける物ばかりですね。「従事」の場合はbe engaged in A、「婚約」の場合はbe engaged to Aの形をとります。
 

fierce





 

(形)獰猛な、激しい





 

 ラテン語の「野生の」が由来。動物がどう猛だという意味で使うのが元ですが、そこから発展して、行為・感情・気候が激しい意にも使えます。fierce battle「激戦」、fierce criticism「激しい批判」。
 

greedy


 

(形)貪欲な
 greed (名)貪欲さ

 

 欲求が強いことを軽蔑的に表現する語です。be greedy for Aで「Aを貪欲に求めている」です。
 

fulfill



 

(動)を果たす・遂げる
 fulfillment (名)達成・遂行・履行


 

 ful(いっぱいに)+fill(満たす)が語源。夢、希望、義務、要求などを目的語に取り、それらを完遂することを意味します。
 

scream



 

(名)金切り声・叫び/(動)金切り声を上げる



 

 恐怖、驚き、怒り、興奮による叫びを意味します。scream out in pain「苦痛に叫ぶ」。また、大声で笑い声を出すことも表せます。
 
 

gigantic




 

(形)巨大な
 giant (名)巨人/(形)巨大な



 

 giantの形容詞形がgiganticです。メガの1000倍をギガと言いますが、そのイメージと繋げておきましょう。ちなみに発音は「ヂャイガンティク」です。
 

thorough



 

(形)完全な・徹底的な
 thoroughly (副)徹底的に・全く


 

 元はthroughの強調形です。仕事や調査、分析が始めから終わりまで通してきっちりしている様子を意味します。
 

cooperate


 

(動)協力する
 cooperation (名)協力

 

 operateは元は「働く」が原義です。co(共に)+oper(働く)で、文字通り「協力する」という意味になります。
 

coordinate



 

(動)全体をまとめる・調整する
 coordination (名)調整


 

 co(まとめる)+ordi(秩序)が語源ですが、カタカナ語の「コーディネイト」のことだと分かれば問題ないでしょう。
 

subordinate



 

(名)職場の部下



 

 sub(下)+order(秩序)で「序列の下にいる者」の意味になります。TOEICではしばしば出てくる単語です。
 

operate


 

(動)を操作する、手術する、作用する
 operation (名)操作、手術、作戦、作用


 

 「働く」が語源です。機械やコンピュータを目的語にとって「操作する」、自動詞として用いられる場合は、operate on Aで「Aに手術する」「Aに作用する」です。
 

manipulate




 

(動)(不正に)操作する、(機械を)操作する




 

 maniは「手」を意味します。手を加える、手で動かすという意味合いです。機械を目的語にとると「操作する」、人や世論などを目的語にとると「不正に操作する」という意味になります。
 

consequent




 

(形)必然的な・結果として生ずる
 consequently (副)その結果
 consequence (名)結果


 

 con(まとめる)+sequent(連続)が語源で、連続した流れを最後にまとめる、ということで「結果」を表します。consequentもconsequenceも、アクセントはoに来ます。
 

subsequently



 

(副)その後
 subsequent (形)次の・後の


 

 sub(下)+sequent(流れ)で、「下に続いていく」というイメージで押さえましょう。「その後、引き続いて」という意味になります。
 

rush


 

(動)突進する、殺到する/(名)突進、殺到


 

 「ラッシュアワー」の「ラッシュ」ですが、元来は「突進する」の意味です。
 
 
 

mode
model


 

(名)方法・様式、流行
(名)型、手本、モデル

 

「尺度」が原義のカタカナ語2つを、日本語との意味の違いに留意しながら押さえましょう。
 

modify



 

(動)を修正する、を修飾する
 modification (名)修正、修飾


 

 mode(尺度)+fy(つくる)で、尺度に合わせるというのが原義。良くなるように修正する、単語などを修飾するという意味で使われます。
 

modest


 

(形)謙虚な・控えめな、淑やかな
 modesty (名)謙遜

 

 mode(尺度)を持っているというのが語源。謙虚さを表す語としては一般的な語です。
 

humble





 

(形)謙虚な





 

 humは元は「土」を表しましたが、土は低いところにありますから「低い」という意味も生まれます。そこから、humbleは「自分を低くしたような→謙虚な」という意味になります。卑下のニュアンスが出ることもあります。
 

humid





 

(形)(暑苦しいような)湿気のある





 

 hum(土)が語源ですが、湿っぽい土のイメージと結びつけておきましょう。ただし、土のひんやりした感じではなく、暑苦しさを感じる湿り気です。日本の夏を想起すると良いでしょう。日本の夏はhot and humidです。
 

damp

 

(形)(ひんやりした不快な)湿り気のある

 

 humidと違い、こちらはひんやりした感じの湿り気を表します。
 

moist


 

(形)適度な湿り気のある
 moisture (名)湿気

 

 こちらは適度な湿り気を表します。「モイスチャー」は化粧品などで使われる言葉ですね。
 

humiliate







 

(動)屈辱を与える







 

 humbleの項で説明したように、hum(土)は同時に「低い」という意味も持ちますから、humiliateは「相手を低くする」というのが字義通りの意味になります。過去分詞を用いてbe humiliated「恥をかく」というような表現があります。be ashamedより強い意味合いです。
 

forecast


 

(動)予報する/(名)予報


 

 fore(前もって)+cast(投げる)が語源。weather forecast「天気予報」を覚えておきましょう。
 

pity




 

(名)哀れみ、残念なこと/(動)を哀れむ
  It is a pity that SV 残念なことに〜



 

 動詞としては「〜を哀れむ、同情する」、名詞としては「哀れみ・同情、(同情すべき)残念なこと」の意味になります。It is a pity that SV.「〜は残念だ」は必須の表現です。
 
 
 

enterprise






 

(名)事業、企業






 

 inter(間で)+prise(つかむ)から、心があるアイディアに掴まれるイメージです。重要あるいは困難な事業、それを成し遂げようとする気持ち、事業を行う組織(企業)を意味します。medium and small-sized enterprisesで「中小企業」。
 

scheme



 

(名)計画案、計略



 

 「形」という意味のギリシャ語が揺らいで、「全体像」のニュアンスから発展した語です。計画案の全貌を意味する単語です。
 

probe


 

(動)を探査する・を調査する


 

 proveと同じくラテン語probare「試す」が語源で、綿密にあれこれ調べることです。
 

voice


 

(名)
 vocal (形)声の

 

 問題無い単語でしょうが、これから列記するprovoke / evoke / advocate / vocationと結びつけておきましょう。
 

provoke
evoke






 

(動)(感情や意見など)を引き起こす
(動)(感情や記憶など)を呼び起こす





 

 provokeはpro(前に出るよう)+vok(声を出す)が語源です。感情や意見などを引き起こすことを指します。
 evokeはe(外に)+vok(声を出す)で、似たような意味合いになります。入試レベルでは、訳せれば問題ないでしょう。
 

advocate


 

(名)提唱者・支持者


 

 ad(〜へ)+voc(声を出す)で、何らかの主張を訴える人のことを指します。
 

vocation


 

(名)天職


 

 vocationのvoc(声)は「神の声」です。神が「この仕事をやると良いぞ」と呼びかけた声です。
 

protest
Protestant
Catholic




 

(動)抗議する/(名)抗議
(名)プロテスタント
(名)カトリック



 

 pro(前で)+test(証言)が語源。プロテスタント(新教)の由来が「抗議する人」という意味だと知っていればそちらから繋いでおきましょう。
 ちなみにCatholicは「普遍的な」が原義です。
 

crash

crush

clash

 

(名)衝突・墜落、すさまじい音
(動)衝突・墜落する、凄まじい音を立てる
(動)を押しつぶす、潰れる
(名)圧縮・粉砕、雑踏
(動)ぶつかる・衝突する/(名)衝突、音

 

 発音を区別しつつ頑張って覚えるしかないですね。aは短母音ならアとエの中間の音、uなら短母音は割合はっきりしたアの音です(vの逆さになった発音記号ですね)。
 clashはclapとdashの合成語です。
 

shortcoming

 

(名)欠点

 

 人や物、制度の欠点を表します。大きな障害となるような欠点です。
 
 

flat




 

(形)平らな、単調な、パンクした
 flatten (動)平らにする、単調にする



 

 flat=「平ら」というのはカタカナ語の範囲でしょうから、タイヤなどがパンクしたという意味をきっちり押さえておきましょう。タイヤが平らということですね。
 

flatter


 

(動)おだてる


 

 人間関係をflatにするのが「お世辞・おだて」と考えると分かりやすいでしょう。
 

thick


thin



 

(形)濃い、厚い、太い
 thickness (名)厚さ、太さ、濃さ
 thicken (動)厚くする、太くする、濃くする
(形)薄い、細い・やせた、まばらな
(動)薄くする、細くする、まばらにする


 

 thick「厚い」←→thin「薄い」をまず押さえましょう。それぞれ非常に多くの意味がありますが、ニュアンスとしては、thickは「中身が詰まっているイメージ」、thinは「中身があまり無いイメージ」ととらえておきましょう。
 

dense



 

(形)密だ・濃い
 density (名)密度


 

 気体や、人や物の密度が高いことを表します。「コンデンスミルク」の「デンス」がまさにこれです(英語ではcondensed milkと言います)。
 

folk



 

(名)人々、家族/(形)民間の



 

 人々や民衆、家族を表す語です。形容詞として使うと「民間の、庶民の間の」という意味合いになります。a folk remedy「民間療法」。
 

dull






 

(形)退屈な、鈍い






 

 元々は「頭の働きが鈍い」の意味です。そこから「ボーッとしている」イメージから「退屈だ」という意味に、「鋭さが足りない」というイメージから「感覚が鈍い」「色合いなどが鈍い」「刃物が鈍い」という意味に発展しました。
 

pupil


 

(名)生徒


 

 アメリカでは、pupilは小学生、それ以上はstudentを使うのが一般的なようです。
 

endow








 

(動)授ける
  endow A with B AにBを授ける







 

 en(強意)+dow(与える)が語源。このdowはサンスクリット語のdanaが由来。これは「旦那」の語源でもあります。
 endow A with Bの語法をとります。これはprovideやsupplyと同じですね。
 類義語にbestow A on B「AをBに与える・贈る」もあります。
 

reckless



 

(形)無謀な
 reckon (動)と思う、計算する


 

 reck(計算)+less(無い)。It was reckless of her to clime that peak alone.「あの山頂に独りで登るなんて彼女は無謀だ」。 
 
 

mistake


 

(名)誤り/(動)誤る


 

 mis(誤って)+take(受け止める)ですね。mistake A for B「AをBと誤解する」も覚えましょう。
 

misuse


 

(動)を悪用する


 

 mis(誤って)+use(使う)で、薬物や権力、情報を悪用することを意味します。
 

misleading



 

(形)誤解をまねく



 

 mis(誤って)+lead(導く)が語源。間違った方向に人を導いてしまう、ということですね。動詞のmisleadは余り使いません。
 

misunderstand



 

(動)を誤解する
 understandable (形)理解できる


 

 mis(否定)+understandで文字通りの意味になります。misunderstanding「誤解」という動名詞もよく使われます。
 

overcome



 

(動)に打ち勝つ・を克服する



 

 over(越える)+come(来る)が語源で、欠点や困難、敵などを乗り越えて打ち勝つことを意味します。get overの方がより一般的な表現です。
 

overwhelm



 

(動)を圧倒する



 

 over(上から)+whelm(沈める)が語源です。be overwhelmed by A「Aに圧倒される」を覚えます。圧倒されて言葉も出て来ないような状況です。
 

outgrow




 

(動)(服が)着られなくなる成長して捨てる




 

 grow out of Aが1語になったと考えましょう。outgrow one's clothing「服が(成長して)着られなくなる」。outgrow one's interests in comics「(成長して)漫画への興味が冷める」。
 

overtake



 

(動)を追い抜く



 

 自分をover(越えた)の状態に+take(持っていく)という語源。物理的に追い抜く場合にも、能力的に追い抜くような場合にも使えます。
 

undertake



 

(動)を引き受ける・取りかかる



 

 自分をある物事の下に(under)持っていく(take)ことから、仕事などを引き受ける、業務などを開始するという意味になります。
 

undergo



 

(動)を経験する



 

 go under A「Aの下を行く→Aを経験する」という熟語が1語になった物です。experienceを使う方が一般的ですね。
 

underlying

 

(形)根底にある

 

 under(下に)+lying(横たわる)という語源どおりの意味です。
 
 

undo



 

(動)を元通りにする



 

 un(否定・逆)+do(する)です。衣服などを脱ぐ、戸などを開ける、結び目などをほどく、と様々な意味合いで使えます。
 

discard




 

(動)を捨てる




 

 「dis(分ける)+card(カード)→カードを捨てる」が語源で、throw awayの固い表現です。カード以外にも、考えや伝統など広く目的語にとれます。
 

guarantee




 

(動)を保証する/(名)保証




 

 カタカナ語の「ギャラ」が保証金のことだと理解した上で、そのギャラが元はguaranteeだと覚えておきましょう。品物の品質保証のみならず、安全や権利の保障まで幅広く使えます。
 

abstract
concrete









 

(形)抽象的な/(動)抽象する/(名)要旨
(形)具体的な/(名)コンクリート









 

 abstractはab(離す)+tract(引く)が語源。「引き出す→抽出する」です。ある特徴を漠然と取り出して表現することが「抽象」です。印象的な特徴を印象に受けたまま表現するのが抽象画です。
 対義語はconcrete「具体的な」。コンクリートの固まったイメージから、「曖昧でとらえどころのない抽象の反対のニュアンス」というイメージがつかめると思います。
 

contract





 

(名)契約





 

 con(共に)+tract(引っ張る)で、引っ張り合って何らかの形に決着づけるイメージをつかんで起きましょう。一般に、「契約」の意味で使います。
 余裕がある人は、「収縮する」も押さえておきましょう。
 

distract




 

(動)の気を逸らす・紛らわせる




 

 dis(分ける)+tract(引っ張る)が語源で、何かに向けていた・向けなければならない注意・関心を別方向に引っ張ってしまう意味です。be distractedで「気が散る」。
 

tremble



 

(動)震える



 

 tremor「震動」やtremendous「(震えるほど)凄まじい」と同語源です。恐怖で震えたり、建物がかすかに揺れることを表現します。
 

shiver


 

(動)(寒さで)震える


 

 寒さや寒気で震える様子を表します。「しば(shiver)れる寒さ」で震える、という覚え方はどうでしょう?
 

prison


 

(名)刑務所
 prisoner (名)囚人、捕虜

 

 prehend(つかむ)から来ています。アメリカでは、prisonが刑務所、jailが拘置所です。
 
 

fame








 

(名)名声
 famous (形)有名な
 infamous (形)悪名高い






 

 faは元は「言う」の意味で「皆が評判を言うような」という意味合いです。ただ、famousは中学校レベルの単語なので、その名詞形としてfameを覚えた方が早いかもしれません。
 なお、infamousは「有名ではない」ではなく、「悪名高い」です。発音も「インフェイマス」ではなく「インファマス」。
 

reputation




 

(名)評判
 repute (動)評する



 

 re(繰り返し)+pute(考える)から、reputeは「あれこれ考えて評価を下す」、reputationはその名詞形です。a good reputation、a bad reputationで、それぞれ「名声」「悪評」となります。
 

renowned






 

(形)(何かに優れているために)有名だ(for A)
 renown (名)名声





 

 re(繰り返し)+noun(呼ぶ)で、famousに、尊敬や称賛のニュアンスを強く付加した語です。be renowned for A「Aで有名だ」という語法も押
さえましょう。
 ほぼ同意語にeminentもあります。e(外に)+minent(突出)が語源。
 

nuclear



 

(形)核の
 nucleus (名)核、核心


 

 nucleusは「小さな木の実」を意味するラテン語が由来。その形容詞形がnuclearです。アクセントは語頭。また、nucleusの複数形はnuclei。
 

atom

molecule

electron





 

(名)原子
 atomic (形)原子の
(名)分子
 molecular (形)分子の
(名)電子





 

 atomの語源はa(否定)+tom(切る)、「これ以上分けられない」という意味です。
 moleculeはmole(かたまり)+cule(小さい)。化学で習ったmolから繋げると覚えやすいかも知れません。
 electronは当然electricityから来ています。onは「粒子」を表す接尾辞です。ちなみに陽子はproton、中性子はneutronです。
 

particle


 

(名)粒子


 

 part(部分)+cle(小さい)が語源。a dust particle「細かいホコリ片」、particle physics「素粒子物理学」。
 

protein



 

(名)蛋白質



 

 「プロテイン」は商品名としても有名ですね。脂肪はfatです。受験生は覚える必要はありませんが、炭水化物は carbohydrateです。
 

slip


scuff
slide

 

(名)スリップ、滑り/(動)滑る
 slippery (形)よく滑る
 slipper (名)上靴
(名)スリッパ/(動)足を引きずる
(名)滑ること、滑り台/(動)滑る、滑走する
 

 日本語のスリッパと英語のスリッパは別物です。日本語のスリッパは英語ではscuffになります。slipperはいわゆる上靴です。

 
 
 

alter

alternative








 

(動)(一部を)変える・変わる
 alteration (名)変更・改造
(名)選択、代わり 
(形)いずれか選ぶべき、代わりの
 alternate (形)交互の、一つおきの
     (動)交互に起きる





 

 altは「他の物」を表します。
 alterは「他の物にする」が原義で、「一部分を変更する」という意味です。
 alternativeは「何かがダメだった場合に代わりにすべき他の物」という意味です。an alternative to the present system「現行システムの代替」、alternative course「代替手段」。
 動詞形のalternateはalternativeの「二者択一」の意味合いが効いてきて「交互に起こる」の意味です。
 

disguise




 

(動)違う物に見せる・変装する




 

 「通常とは違う様子を見せる」という意味合いです。外見を違った風にするということなら「変装する」、感情を違った風に装うならば「感情を隠す」という意味になります。
 

royal


 

(形)王の、王立の
 royalty (名)王位・王権、王の尊厳

 

 reignやregionと同じく「支配する」が語源で、royはフランス語では「支配者・王」の意味です。
 

loyal



 

(形)忠実な
 loyalty (名)忠義


 

 ラテン語のlegalis「法に従う」が語源。be loyal to A「Aに忠実だ」、loyalty to A「Aへの忠誠」を押さえておきます。
 

miserable

 

(形)みじめな
 misery (名)惨めさ
 

 極度に不幸な様子、またそのときの感情を表します。
 

sigh



 

(動)ため息をつく/(名)ため息



 

 疲れや悲しみだけでなく、安心感やあこがれによるため息も表せます。発音は[sai]。ghが付く単語は発音に注意。
 

sufficient




 

(形)十分な
 sufficiently (副)十分に
 suffice (動)十分だ


 

 su(下から)+fic(作る)が語源。「必要を満たすのに十分な」という意味を表します。
ex. The money is not sufficient for my trip.「その金は旅行に十分ではない」
 

adequate



 

(形)十分・適切な
 adequately (副)十分に、適切に
 adequacy (名)適切、十分

 

 ad(〜へ)+equ(等しい)で、必要としている量と等しい、つまり「必要最小限であるが一応十分である、適切である」という意味を表します。
 

conquer





 

(動)を征服する
 conquest (名)征服




 

 conは「共に」、querはquestと同じく「求める」。大勢で領地を求め、征服する…と繋いでいきましょう。
 世界史履修者は、「ノルマン・コンクェスト」や「レコンキスタ」からもつなげられますね。
 
 
 
 

wealthy




 

(形)富んだ
 wealth (名)富



 

 必要以上のお金を持っている状態がrichですが、wealthyは、収入や財産があって豊かな暮らし向きをしている場合に使う語です。人や地域・国に対して使えます。
 

affluent

 

(形)裕福な

 

 お金が「af(〜へ)+flu(流れ込む)」と解釈しましょう。
 

commonwealth






 

(名)共和国






 

 共和国や、マサチューセッツなどアメリカの一部の州に対しても使います。国名としてはrepublicを使うことの方が多いです。
 イギリス、カナダ、オーストラリアなど「イギリス連邦」をthe Commonwealth of Nationsと呼びます。
 

citizen





 

(名)国民・市民
 citizenship (名)市民権・公民権




 

 「○○市民」という意味で使うこともありますが、一般的には「有権者たる民」の意味合いです。「市民」と訳す場合が多いですが、意味合いとしては「国民」とほとんど変わりありません。
 

tribe


 

(名)種族
 tribal (形)種族の

 

 triは「3」を表します。ローマに3つの部族がいたことから「部族・種族」の意味になりました。
 

absorb





 

(動)を吸収する、を夢中にさせる
 absorption (名)吸収、夢中




 

 ab(離す)+sorb(吸い込む)が語源。物質や音などを吸収する、他者の思想・学問などを吸収する、人の関心を奪って熱中させる際に用います。be absorbed in A「Aに夢中になっている」も押さえましょう。
 

assimilate





 

(動)理解し吸収する
 assimilation (名)吸収




 

 asは例によって方向を示すことから動詞化に使われるようになった接頭辞。similはsimilarと同語源。「同化する」ということから、ある物事を自分の血肉とするイメージを持ちましょう。
 

lean






 

(動)傾く、もたれる、立てかける
(形)痩せた、乏しい





 

 「体を傾ける」という意味です。何かを支えに体を傾ければ「もたれる」となります。
 lean back in a chair「体を反らせてイスに座る」、lean against the wall「壁にもたれる」、lean on his arm「彼の腕にもたれる」。
 

sue



 

(動)を告訴する



 

 ラテン語のsue(ついていく)が語源。sue A for B「AをBで告訴する」。sue them for the damages「彼らに損害賠償請求をした」。
 
 

leak




 

(動)漏れる・を漏らす




 

 「情報をリークする」という表現で日本語になっています。元は、液体や気体が漏れることを示し、さらに情報が漏れる意味にも広がっていきました。
 

article


 

(名)品物、記事、条項、冠詞


 

 art(技術・作る)+cle(小さい)から、元は「作られた小さい個々の物」という意味です。
 

resolve



 

(動)を決意する、を解決する(を分解する)
 resolution (名)決意・決議、分解


 

 re(強意)+solve(解決)から、「解決する」という意味。solveより固めです。また、resolve to do「〜すると決意する」という意味もあります。
 

dissolve





 

(動)を溶かす・解散する





 

 dis(分ける)+solveが語源。disの「分ける」というイメージや、solve「解決する」の「解」の部分のイメージをふくらませると分かりやすいと思います。dissolve sugar in water「砂糖を水に溶かす」。
 

vital






 

(形)きわめて重大な、生命の、活力ある
 vitality (名)活気・生命力





 

 viは「命」を意味し、「命に関わる」が原義です。「命に関係した→生命の」「命に関わる→それくらいに重要で不可欠な」「命が感じられる→活力ある」となります。最後の意味は、名詞形のvitalityがカタカナ語になっているので問題ないと思います。
 

vivid



 

(形)鮮明な・生き生きとした



 

 viは「命」で、「命が感じられるほど鮮やかな」という意味です。記憶や、映像・写真などの描写、色合いに対しての形容で用います。
 

vigorous


 

(形)元気な・活発な


 

 viは「命」で、vigorは「元気」を表します。vigorousは元気な様子、活発な様子を表します。
 

text
textile
texture

 

(名)本文、原文
(名)織物
(名)きめ(肌理)
 

 textはもともと、「織り込まれた物」が原義で、textileやtextureの方に原義が残っています。
 

context



 

(名)文脈、状況



 

 con(共に)+text(文章)で、文章のまとまり・流れのことを意味します。またそこから、話や現状の流れも意味するようになりました。
 

utter




 

(動)(言葉など)を発する/(形)全くの
 utterance (名)発言・発話
 utterly (副)全く


 

 utはoutと考えましょう。声や言葉などを外に出す場合に使います。
 形容詞のutterはマイナスイメージで「まったくの」の意。an utter waste「まったくの無駄」。
 
 

account





 

(動)説明する(for A)、みなす
(名)説明、根拠、勘定、口座
 accountant (名)会計士
 accountable (形)責任がある
 accountability (名)説明責任

 

 countに動詞化の接頭辞acが付いているので、原義は「数え上げる」です。
 account for A「Aを説明する」は頻出。また名詞の「口座」は「メールアカウント」といった表現で日本語になっているので問題ないでしょう。
 

estimate




 

(動)見積もる/(名)見積もり
 estimation (名)評価、尊重



 

 数字などを推定することを意味します。It is estimated that SV「SVと見積もられる」、estimate A at B(数字)「AをBと見積もる」を押さえておきましょう。
 

isolate



 

(動)を孤立させる(A from B)
 isolation (名)孤立


 

 islandと同語源で、「島の状態にする→孤立させる」となります。isolate A from B「AをBから孤立させる」の語法を押さえましょう。
 

awkward











 

(形)ばつの悪い、ぎこちない、厄介な











 

 awkは「離れた」、つまりawayと同じです。wardはtowardやforwardのwardと同じく「方向」を示します。
本来あるべきでない、間違った方向にあるということです。
 awkward carpenter「不器用な大工」と人間を修飾したり、awkward motion「無様な動き」というように動作を修飾することもできます。
 また、awkward problem「厄介な問題」、feel awkward「きまり悪く感じる」という表現もあります。
 

clumsy


 

(形)不器用な


 

 元は「寒さで手がかじかむ」の意味で、そこから、不器用な、巧みでないという意味に発展しました。
 

ugly


 

(形)醜い、不快な
 ugliness (名)醜さ

 

 見た目が醜い以外にも、行動が醜悪な様子、雰囲気が悪い場合にも使えます。
 

confront


 

(動)に立ちはだかる・対峙する
 confrontation (名)闘い

 

 con(共に)+front(正面)の語源通り、面と向かって対峙する状況を表します。
 

cite
quote








 

(動)(具体例を)引用する
(動)(人の言葉をそのまま)引用する
 quotation (名)引用






 

 citeもquoteも「引用する」という意味ですが、quoteは他者の言葉をそのまま引用する場合に使います。引用符を「クォーテーションマーク」と呼びますが、このquotationはquoteの名詞形です。引用符を使えば、言葉をそのまま引用しますね。
 一方、要約などしながら引用する場合はciteを用います。
 
 
 
 
 

authority



 

(名)権威、権限、(複数形で)当局
 authorize (動)権威を持たせる、認定する


 

 権威や権限、それを持っている人を指します。また、複数形の場合は、「当局(ある物事・地域を管轄する役所)」の意味になります。
 

dignity


 

(名)威厳


 

 尊敬に値するような、その場の雰囲気にふさわしい落ち着きのことを指します。
 

prestige






 

(名)威信
 prestigious (形)威信のある





 

 pre(前に)+stigi(束縛)で、その人や物を前にすると心が縛られてしまうような雰囲気、が語源です。何かに成功して敬意をもたれている状態を指します。くだけた言い方だと「あの人はオーラがある」という時の「オーラ」に近い意味合いです。
 

prejudice



 

(名)(民族・宗教・性への)偏見・予断



 

 preは「前に」、judiceはjudgeと同じで「判断」です。「前もって予断を持って為した判断」ということで、「偏見」の意味になります。
 

bias



 

(名)(人や物への)偏見・偏り



 

 カタカナ語でもよく使われます。人や物に対する先入観です。prejudiceと異なり、悪い意味とは限らず、物の見方に関する偏りを意味する言葉です。
 

solitary



 

(形)独りだけの、寂しい
 solitude (名)孤独
 sole (形)ただ一つの、単独の

 

 「独り」を表すsolが語源。類義語のlonelyはマイナスイメージの語ですが、solitaryはマイナスとは限りません。a solitary life「一人暮らし」。
 

obsolete




 

(形)すたれた




 

 ob(〜に対して)+sol(一人)が語源です。新しい物が出てきてすたれてしまい、誰も相手にしない……と考えましょう。out-of-dateの固い表現です。
 

vanish

 

(動)消える

 

 vaは「空っぽ」の意です。vacuum(真空)も同じ語源。
 

vain


 

(形)無駄な、虚栄心の強い
 vainly (副)むだに
 vanity (名)虚栄心、むなしさ
 

 vaは「空っぽ」で、「中身がない」という意味合いです。in vain「無駄に」も覚えておきましょう。
 

valid


 

(形)妥当な
 validity (名)妥当性

 

 value(価値)を持っているという意味から「妥当な」という意味がうまれました。
 

circulate

 

(動)循環する
 circulation (名)循環、発行部数
 

 circleを動詞化した語です。円のようにぐるぐる循環させる意味です。
 
 
 

exhibit






 

(動)を展示する/(名)展示物
 exhibition (名)展示・展覧会





 

 exは「外に」、hibitはhaveやhabitと同じ「持つ」の意味です。外に見えるような形で持つということから「展示する」という意味になります。
 動詞は[igzibit]と有声音ばかりになりますが、名詞のexhibitionは無声音(濁らない)ばかりになります。
 

liberate



 

(動)を自由にする・解放する
 liberation (名)解放
 liberty (名)自由・権利
 liberal (形)自由主義の、心の広い
 

 liberが「自由」を表します。liberal「自由主義」は政治の世界でよく使われる言葉です。

 

manufacture



 

(動)製造する/(名)製造



 

 manu(手で)+fac(作る)で、「工場制手工業」という専門用語としても使われます。工場で大規模に物を製造するようなイメージを持つ動詞です。
 

digest


 

(動)を消化する、をよく理解する
 digestion (名)消化

 

 di(離す)+gest(運ぶ)が語源。「ダイジェスト」とカタカナで書けば、「知っている言葉」になると思います。
 

fund




 

(名)資金、蓄え
 fundamental (形)基礎の・基本的な
 fundamentally (副)本質的に
 refund (動)払い戻す

 

 ラテン語のfundus「底・基盤」が語源。基盤になる資金のことを指します。形容詞のfundamentalになると、語源のニュアンスが強く出て「基礎的な」という意味になります。
 

found



 

(動)を設立する、に基礎を置く
 foundation (名)基礎、土台、設立、基金


 

 ラテン語fundusの動詞形fandareから来ており、「基礎を築く」が原義です。目的語には、学校や病院、国家や事業などが来ます。
 

compromise





 

(動)妥協する/(名)妥協





 

 com(共に)+promise(約束)が語源で、共に「この辺で決めておこうか」と約束するイメージですね。
 動詞の場合、妥協する相手を示す場合はwith、何について妥協するかを示す場合はonを使います。
 

promote




 

(動)を促進する、を昇進させる
 promotion (名)促進、昇進



 

 pro(前)+mote(動き)で、「前へ進めていく」というイメージの語です。promote health「健康を増進する」、He was promoted (to) captain.「彼は大尉に昇進した」。
 

prompt





 

(形)速やかな/(動)促す





 

 「間をおかない素早さ」を意味します。a prompt reply「迅速な返事」。また、prompt A to doで「Aに〜するよう促す」という表現もあります。prompt a person to listen「人に話を聞くよう促す」。
 
 
 
 

pronounce





 

(動)を発音する
 pronunciation (名)発音




 

 pro(前方に)+nounce(報せる)が語源。単語などについて「発音する」という意味で使うことが多いですが、pronounce a death sentence「死刑を宣告する」のように「宣言する」という意味で使うこともあります。
 

verbal




 

(形)言葉による
 verb (名)動詞



 

 SVのVは、verbのvです。
 verbal communication「言語による意思伝達」。一方nonverbal communicationは「被言語の意思伝達」、例えばジェスチャーや顔の表情などのことです。
 

sew


 

(動)縫う


 

 ミシンはsewing machine(縫うための機械)と言います。machineの部分だけ取って「ミシン」と呼ぶのです。
 

wander




 

(動)ぶらつく・彷徨う




 

 「ぶらぶら歩く・さまよう」の意味です。類義語にstroll「ぶらぶら歩く」、roam「さまよう・放浪する」もありますので、余裕がある人は覚えておくと良いでしょう。
 

flee


 

(動)逃げる


 

 「逃げる」の文語的表現です。
 fleaだと「ノミ(蚤)」です。flea market「蚤の市」は知ってますね。
 

aisle

 

(名)通路

 

 sは発音せず[ail]と発音します。ラテン語のala「翼」が語源です。
 

spell





 

(動)綴る・綴りを書く
(名)(仕事などの)一続き、ひとしきり、呪文




 

 「綴り・綴る」の「スペル」はカタカナ語ですから、「一仕事」「ひと期間」をきっちり覚えておきましょう。by spells「(一仕事ごとに→)交替で」、take a spell of A「Aを一仕事する」、a spell ago「ちょっと前に」。
 

tip








 

(名)先端、チップ、軽く叩くこと
(動)チップをやる、軽く叩く、傾ける







 

 「先端」はfingertip「指先」で覚えてしまいましょう。「チップ(心付け)」はカタカナ語だから問題ないでしょう。「軽く叩く」の意味は野球の「ファウルチップ」から繋いでおきます。
 「傾ける・ひっくり返す」の意味は、余裕がある人は押さえておきましょう。tip over a glass「グラスをひっくり返す」。
 

vehicle





 

(名)乗り物、手段





 

 vehere(運ぶ)+cle(小さい物)が語源。vector「ベクトル」も同語源です。基本の意味は「乗り物」です。また、「考えの乗り物」というところから「(考えなどを伝えるための)手段」という意味も出てきました。
 
 
 

breed



 

(動)を育てる、子を産む



 

 飼い犬の繁殖を手がける人のことを「ブリーダー」というのを聞いたことがあると思います。bleedだと「血を流す」になるので注意。
 

foster




 

(動)(感情、考え、里子などを)育て上げる
(形)里親の



 

 「育て上げる」という訳を押さえておいて、目的語に応じてふさわしい訳語を当てましょう。foster an abandoned child「捨て子を養育する」、foster social reforms「社会改革を促進する」。
 

counterpart




 

(名)対応する物・人




 

 counter(対抗)+part(部分)が語源です。ある物や人に対する同等の立場の物・人を指します。例えば日本の外務大臣のアメリカにおけるcounterpartは国務長官ですね。
 

suicide




 

(名)自殺




 

 suiはselfの意、cideは元はcutと同じで「殺す」の意です。genocide「大量虐殺」、insecticide「殺虫剤」も同語源。commit suicide「自殺する」を押さえましょう。
 

overall

 

(形)全体的な/(副)全体的に見れば

 

 over+allでじゅうぶん理解できると思います。the overall cost「全費用」。
 

terminal



 

(名)終点/(形)終点の
 terminate (動)終わらせる


 

 term「枠組み」→枠の端→終点、と変化していきました。
 動詞のterminateは映画のタイトルで有名ですね。
 

secondhand


 

(形)中古の、間接的な


 

 文字通り訳せば「2番目の手」。2番目の手に触れられた状態、つまり中古という意味になります。
 

idle


lazy
 

(形)怠けた・やるべきことをやっていない
 idleness (名)怠けること・何もしないこと
 idly (副)怠けて・無駄に
(形)怠けた
 

 idleは「やるべきことをやっていない状態」、lazyは「やることがなくてダラダラしている状態」を示します。
lazyは常にマイナスの意味です。
 

analogy



 

(名)類似性・たとえ



 

 元の物に似せることをanalogと言います。アナログ時計とは、日時計の動きに似せて作った時計と言うことです。
 

resort





 

(動)〜の手段を用いる、〜にたびたび行く   resort to A 
(名)行使、行楽地



 

 元々は「何度も出かける」という意味です。そこから「何度も出かける場所→行楽地」、「何度もその手段の元に行く→〜の手段に頼る」と意味が展開していきました。動詞としては、resort to Aの形を取ります。
 
 
 
 

grief


sorrow

 

(名)悲嘆
 grievous (形)悲しむべき
 grieve (動)嘆き悲しむ
(名)悲しみ
 sorrowful (形)悲しんでいる、痛ましい
 

 sorrowの方が一般的な語、griefはより強い悲しみの情を表します。



 

haunt


 

(動)たびたび行く・出没する、つきまとう


 

 「幽霊が出没する」という意味の形容詞hauntedは、某テーマパークのアトラクションでも使われていますね。
 

adore


 

(動)を熱愛する・敬愛する


 

 ad(〜へ)+ore(口、話す)が語源。oral「口頭の」、oracle「宣託」も同じ語源。
 

linger

 

(動)長引く、長居する

 

 longと同語源と考えれば訳を覚えることは問題ないと思います。
 

penetrate


 

(動)を貫通する


 

 penus(内に)+trare(通過する)が語源。「貫通する」「浸透する」という意味で用います。
 

plunge




 

(動)突入する・飛び込む(into A)




 

 plumb「鉛」のように落ちるが語源で、plunge A into B「AをBに突っ込む」、plunge into A「Aに飛び込む」を押さえておけばよいでしょう。be plunged into war「戦争に突入する」。
 

scrutinize

 

(動)を詳しく調査する

 

 精細に調べる、じろじろと見ることを意味します。 
 

ardent



 

(形)熱狂的な



 

 ラテン語の「燃える」が語源。「燃えるような」というニュアンスで押さえておきましょう。an ardent lover of Bach's music「バッハの熱烈な愛好家」。
 

prudent


 

(形)慎重な・思慮深い


 

 pru(前方)+dent(見る)で、先々を考える思慮深く慎重な様子を表します。
 

decent




 

(形)まともな・きちんとした




 

 ある基準を満たしていて満足できるような人や物事の状態を表します。All she wants is a decent job with decent pay.「彼女が欲しいのはとりあえずまともな給料のまともな職だ」。
 

prevail






 

(動)普及している・優勢だ
 prevalent (形)普及した





 

 pre(前に)+value(価値)で、「何かに先駆けて価値を得た→優勢だ」が原義です。そこから、「広く優勢である→広まっている」という意味が出てきます。
 Will this style prevail this summer?「今夏はこのスタイルが流行するかな?」
 
 

imperative



 

(形)どうしても必要な、命令的な



 

 imperi(命令を出す)+tive(形容詞化)が語源。emperorも同語源。necessaryの強い意味合いと押さえておきましょう。
 

impair




 

(動)(感覚、思考力)を低下させる




 

 im(内)+pair(悪い)が語源。感覚や思考力、健康や価値などを害する場合に用います。damageの、非常に限定された意味合いの語、と考えましょう。
 

deteriorate



 

(動)悪化する
 deterioration (名)悪化


 

 ラテン語でdeteriorは「最も悪い」という意味です。品質や関係、状況などが悪化する場合に用います。get worseの方が一般的です。
 

fragment


 

(名)破片
 fragile (形)壊れやすい
 fraction (名)分数
 

 fragが「断片」を表します。形容詞のfragileも必須。

 

embody


 

(動)具体的に示す


 

 emは動詞化の接頭辞。「bodyにする」→「実体を与える」→「具体的に示す」と繋いでいきましょう。
 

bold



 

(形)大胆な、太い(太字の)⇔fine
 boldly (副)大胆に


 

 ワープロソフトで「太字」にするアイコンに「B」と描いてありますね。字が太い→心が太い、とイメージをつなげましょう。
 

exert


 

(動)(力など)を用いる、影響を与える
 exertion (名)努力・(力の)発揮・(権力の)行使

 

 exが「外に」ですから「外に出す」ということです。力や影響力などを外部に発揮する意味です。
 

utilize

utensil
 

(動)を利用する・活用する
 utility (名)役立つこと・実用
(名)用具
 

 uti=useです。useの硬い表現と考えればいいでしょう。

 

bury


 

(動)を埋める・埋葬する
 burial (名)埋葬、葬式

 

 発音は[beri]ですので注意。
 be buried in thought「深く考え込む」という表現もあります。
 

patriotic





 

(形)愛国心の強い
 patriotism (名)愛国主義
 patriot (名)愛国者



 

 patriが「父」を示します。経済的な援助者を「パトロン」というのも同じです。
 父の目線で国のために働くイメージですね。防衛用の迎撃ミサイルにもパトリオットと言うのがあります。
 

arbitrary


 

(形)独断的な、任意の


 

 arbiter「権威ある者」から生まれた形容詞。今ではarbiterは「調停人」の意味で使われます。
 
 
 

complement


 

(名)補語


 

 com(共に)+ple(満たす)に名詞化接尾辞のmentが付いた形です。文章を満たす語だから補語ですね。
 

compliment


 

(名)ほめ言葉


 

 complementと同語源。ただし綴りに注意。こちらは、「人の心を満たす言葉」ということです。
 

correspond



 

(動)一致する、対応する、文通する
 correspondence (名)一致、文通


 

 co(共に)+respond(反応)です。「同じ反応する」から「一致する」という意味になるのですね。
 「文通する」という意味には注意。
 

comprehend




 

(動)(十分に)理解する
 comprehensive (形)包括的な、理解力のある
 comprehensible (形)理解できる
 comprehension (名)理解、包含

 

 com(共に)+prehend(つかむ)が語源で、「すべてをつかみ取る」の意。普通「完璧な把握」は無理なので、否定的な表現と共に使われることが多いです。
 

apprehension






 

(名)懸念
 apprehend (動)逮捕する、(理解する)





 

 prehend(つかむ)に「a+子音」ですから、つまりは「つかむ」です。動詞apprehendは「つかむ」でも限られた場合に使う、ということですね。
 名詞形apprehensionは、「内容を掴む」→「中身を知ると問題点も理解できる」→「懸念」と発展しました。
 

arrest


 

(動)を逮捕する/(名)逮捕


 

 ar(〜へ)+rest(休息・停止)が語源。「犯罪行為を止めるために逮捕する」と覚えましょう。
 

temporary

 

(形)一時的な

 

 tempo(時間)が語源で、「そのとき限りの」というような意味合いです。
 

contemporary






 

(形)現代の、同時代の






 

 temporaryにcon(共に)が付いた形で、「そのとき限り」ではあるが「それを皆で共有している」ということから、「同時代的な・現代的な」という意味になりました。modernと違って「新しい」という意味合いは普通含みません。
 

simultaneous


 

(形)同時の


 

 simはsimilarのsimです。
 simultaneous interpreter「同時通訳」も押さえておきましょう。
 

acute
chronic





 

(形)(病気が)急性の、(感情などが)強い
(形)慢性の





 

 acuteはラテン語の「尖った」から来ています。病気が急性であること、また感情が(プラスの意味にもマイナスの意味の)強いことを表します。
 対義語のchronicのchronoは「時間」を表します。時間をかけて悪化していく病気、ということです。
 
 

despise





 

(動)を軽蔑する・嫌う





 

 de(下に)+spise(見る)です。「軽蔑する」と訳されることが多いですが、実際には「嫌う」といった方が正確でしょう。「見下す」というニュアンスとは違います。look down on Aは文字通り「見下す」の意。
 

scorn

 

(動)を軽蔑する/(名)軽蔑

 

 look down on Aとほぼ同じ意味です。
 

contempt


 

(名)軽蔑


 

 com(共に)+tempt(軽蔑)と、語源そのままの意味なので、諦めて暗記しましょう。
 

soothe

 

(動)心を落ち着かせる
 soothing (形)心を落ち着かせるような
 

 心を癒すような物に対して使う語です。soothing music「癒し系の音楽」。
 

vice versa

 

(副)逆もまた正しい・逆でも良い

 

 viceは「逆」、versは「回転」です。「逆もまた真なり」ということですね。
 

contemplate


 

(動)熟考する
 contemplation (名)熟考

 

 con(共に)+temple(神殿)です。神殿で祈りを込めつつ様々な思索を巡らせている姿をイメージしましょう。
 

integral








 

(形)完全な、不可欠な
 integrity (名)高潔さ・欠点のなさ
 integrate (動)統合する






 

 in(否定)+tegr(触れる)が語源。数学のタンジェントは「正接」と言いますが、同じ語源です。「まだ触れていない」→「変化無く完全だ」→「完全であるためには必要不可欠だ」と発展していきます。
 数学の積分で「インテグラル」という記号が出てきますが、そこからも「統合」のイメージはつかめると思います。
 

expire




 

(動)(期限・契約などが)終了する




 

 ex(外へ)+spire(息をする)が語源で、「息を引き取る→終了する」と変化していきました。契約の期限やカード、パスポートなどの期限が終了することを表します。
 









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