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九官鳥 (2009 4/30 0:00)

 今日はじめて九官鳥を生で見た。文鳥を見慣れている目で見ると、かなりデカい。

 こちらの既成概念を打ち破ることなく、「キュ〜チャン」と言っていた。しかもかなり低い渋い声で。さらに、「ガハハハ」と、どこぞのおっさんのような笑い声。別所毅彦をも彷彿とさせるような、笑い袋のごとき哄笑である。
 しかしヤツは、喋らずに普通に鳴くときは、鳥らしい高い声を出すのな。知らなかった。



順番が違うような (2009 4/29 0:00)

 米国務省でボズワース氏と率直な意見交換(島田洋一blog)で、家族会・救う会・拉致議連の訪米団がボズワース北朝鮮政策担当特別代表と面談した件について、書かれている。要するに、宥和論を説かれましたということで、島田氏は「少なくとも私は、今後、ボズワース氏のスタンスについて迷うことはない」と締めておられる。

 アメリカの宥和的姿勢に賛同する気は私にも毛頭無いが、かといって(家族会はともかく)拉致議連や救う会がアメリカを批判できるものだろうかという疑問が浮かぶのも、正直なところ。拉致事件解決に向けて、拉致議連は何か関連法案をとりまとめるべく動いたか?日本独自のテロ支援国家指定は?日本国内でやるべきことをやらずに、他国や他国の人間がきちんと動かないことを批判するのは、順序が違うと思うんだが。


地デジカに対抗 (2009 4/29 0:00)

 アナロ熊


そういえば (2009 4/29 0:00)

 『嫌韓流』の新刊が出るらしい。
 そういえば拙者、『嫌韓流』は1冊も持ってない。読んだこともたぶんない。



まさか (2009 4/28 0:00)

 CBCラジオの、北野誠の後釜、まさかの森脇健児。鶴光復活やばんばん復活は難しかろうなぁ、もしかしたら松村登場のサプライズだったり、といろいろ妄想していたが…うーん。いい意味で予測を裏切って欲しいもんだが…。

 ふと思ったが、つボイ師匠も、もう還暦。あと何十年も続けられるわけではない。「あと桜を○回しか見られないのか」という感慨と同様に、「あと○年しかつボイさんの声を聴けないのか」という感慨がわき起こる……ような奇特な人間は、日本にそうはおりますまい。



クイズ (2009 4/27 0:00)

「歴代のクイズ番組で復活してほしい番組」1位はあの人気番組:RBB NAVi
 クイズサイト「問答家族」のオープンを記念して、同サイトを運営するアイオイクスがクイズに対する意識調査を実施。20〜39歳男女400名から回答があった。
 クイズが好きかとの質問には、「好き」27.0%、「どちらかといえば好き」61.8%と約9割の人が好きと回答。1週間にクイズ番組をどれくらい観るかでは、「1番組」33.5%、「2番組」27.8%、「3〜4番組」12.8%、「5番組以上」1.8%と計75.7%の人が週1回以上クイズ番組を観ていることが明らかになった。
 さらに歴代のクイズ番組で復活してほしい番組を尋ねると、1位「マジカル頭脳パワー」、2位「なるほど!ザ・ワールド」、3位「アメリカ横断ウルトラクイズ」と懐かしい番組の名前がならんだ。“おバカ”ブームを巻き起こすなど、今なお人気の高いクイズ番組、日本人は総じてクイズ好きと言えそうだ。
■歴代のクイズ番組で復活してほしいのは
1位 マジカル頭脳パワー
2位 なるほど!ザ・ワールド
3位 アメリカ横断ウルトラクイズ
4位 クイズ世界はSHOW by ショーバイ
5位 クイズ100人に聞きました
6位 世界まるごとHOWマッチ!!
7位 クイズ!年の差なんて
8位 クイズダービー
9位 どちら様も!!笑ってヨロシク
10位 クイズタイムショック


 クイズ番組好きだった私の印象に残っているのは、「世界一周双六ゲーム」「ヒントでピント」「お笑いウルトラクイズ」。ヒントでピントの小林亜星のすさまじさに、幼稚園児の拙者はかなりビビったものだった。

 「復活して欲しい」というのではないが、どんな番組だったか見てみたいのは「霊感ヤマ感第六感」。オープニングの妙な曲と、フランキー堺が司会だったことは覚えているのに、中身が全く思い出せぬ。


世襲 (2009 4/27 0:00)

 日曜の朝「報道2001」で国会議員の世襲問題を取り上げていた。他の番組でも、世襲の話で最近盛り上がっているようだが。

 私は、「同じ選挙区で連続して出ない」「親の政治資金を子の選挙管理団体へ寄付した場合にきちんと課税すべき」といった程度の制限はすべき、つまり機会の平等はある程度保証されるべきだとは思っている。しかし世襲自体に悪いイメージは全く持っていない。世襲議員を誕生させるか否かの決定権は、最終的には有権者が握っているわけで。

 ちなみに、「報道2001」では、後藤田正純のズレっぷりが気になった。別に「お前は世襲だから悪い」「ボンクラなのにお前は世襲で議員になった」とは誰も一言たりとも言っていないのに、「私はきちんと仕事をしている」とか「私はお金の引継ぎはしていない」とか、「私は」のオンパレード。しかも、「議論すること自体おかしい」の一点張りで、人の話を全く聞かない。
 よっぽど世襲(親から地盤を受け継いだわけではなく、後藤田正晴は大叔父だが)であることにコンプレックスを抱いているように見えてしまった。あれでは、世襲制限を求める声を加速させるだけだと思うんだが…。



流行語 (2009 4/25 0:00)

 今年の流行語大賞候補
●飛翔体
●バーニング
●裸だったら何が悪い

 しっかし、草なぎ君の件は騒ぎすぎだろ。たしかに多大な損失を生みはしたが、「最低の人間」とか「最低の行為」とか言う鳩山邦夫の言は言い過ぎ、或いは政治家として言葉の使い方が下手。さすが「友達の友達はアルカイダ」。



草なぎ (2009 4/24 0:00)

 酒癖について云々されていたのは事実としても、まさか警察沙汰になるとは、と言うのが正直なところ。お笑い芸人なら武勇伝の一つで箔も付こうものだが、一応アイドルという身分でこれは痛い。

 はじめはクスリの可能性も疑ったが、家宅捜索の結果その証拠は出なかったようで、そこは安堵。というか、家宅捜索までやったということは、警察も疑っていたということか。
 個人的には、「裸だったら何が悪い」という警察への暴言に、味わい深さを覚えてしまい、批判する気は全く起きないのだが…。いや、酒に飲まれていかんのですがね。

 地デジ普及がうまくいかない場合のスケープゴートにされちゃいそうだな、くさなぎ。



育ち盛り (2009 4/23 0:00)

 ジャガイモ、かなり葉が茂って、いちばん大きいのは高さ30cmくらいになった。日に日に巨大化しており、植物の力強さを痛感する毎日。同時に、庭の雑草の力強さも感じている。毎日抜いても、どこかで新しく生えてきやがる。


口先だけ (2009 4/23 0:00)

党首討論 小沢氏「いつでもやる」(4/22朝日)
 民主党の小沢代表は21日の記者会見で、党首討論について「今後機会があればいつでもやりたい」と語った。与党が4月初めから実施を求めているが開かれていないことに関しては、「(民主党が)『断る、断る』と報道しているが、首相が(重要案件の答弁のため国会に)出席する週は行わないというルールでやってきた。非常に遺憾だ」と語った。
 一方、自民党の鈴木政二参院国会対策委員長は同日の記者会見で「(4月に入り)3回断られた。今度の要求は5月13日の開催だ」と述べた。


 いやいや、「いつでもやる」と言うんだったら、屁理屈言わずに応じればいいじゃないか。政治信条はとりあえず措くから、まずは仕事をしてくれ。政権交代は、政治家として仕事をした結果に得られる物であって、政権交代を目的に政治を犠牲にされても困る。



A Nightmare to Remember (2009 4/22 0:00)

 DREAM THEATERの新作から、YouTubeにアップされていた「A Nightmare to Remember」という曲(http://www.youtube.com/watch?v=mWMRyW_rkXc)を聴いているのだが、これがなかなか素晴らしい。前作はメロディの魅力に薄い凡作だったが、今回はかなりメロディアスでないか!

 俄然、漲ってまいりました。




金持ち優遇 (2009 4/22 0:00)

 贈与税の減免措置に絡んで「金持ち優遇」とか言う批判が聞こえてきたり。他にも、車持っていない人間には高速道路1000円の恩恵に与れない、という不満とか。

 金持ち優遇の何が悪いのかよく分からない。私たち貧乏人がどれだけ頑張ったって、景気回復に資するほどの消費は無理。お金持ちにガンガン消費してもらって、少しでも景気を押し上げていただかねばならない。もちろん、日々の生活すらままならない人への保証は手厚く、というのは言わずもがなであるが。

 嫉妬まみれの感情論では、景気は回復しない。



三国志 (2009 4/21 0:00)

 なんか最近、微妙にアクセス増えているんだが、レッドクリフ効果のようで。むかし書いた三国志系の文章やらクイズコーナーやらに、検索から飛んできている模様。5年以上も前の拙い文章に反応してもらって、申し訳ないやら恥ずかしいやら。


いい加減 (2009 4/21 0:00)

 自分がどんな考え方の持ち主になり得ていたか。自分の接する言論の種類や自分への指摘の有無、感情と理性どちらを優先するかなど、様々なファクターによって可能性は無限で、ネオナチのような思想を持っていたかもしれないし、それこそ極端な話、お花畑左翼になっている可能性だってあった。
 不可解な量子論の前に「そういうもの」と開き直るがごとく、「確固とした不変の基準を以て批判を行えるほどの脳味噌は持ってない」と開き直り、その時その時で思ってることを言ってるだけ、というのが拙者の人生。融通無碍と言えば聞こえはいいが、要するにいい加減なだけである。しかもそのいい加減さを、「君子豹変」とごまかす狡さも持っており、まぁ最低の人種ではある。

 そういえば、5年前には「禁煙するのは根性のないヤツがやることだ」と啖呵を切っていたし、減量など全くやる気がなかった。人間ってのは、変わるときには変わるものですね…。



綺麗事 (2009 4/20 0:00)

「どちらが卑劣なのか」(在日特権を許さない市民の会)
 久しぶりのブログ書き込みとなります。今回の蕨市デモ行進で色々な方面からの批判が出ております。左翼からは勿論、綺麗事保守からも13歳の子どもに対してデモ行進を仕掛けた事が卑劣であるとの批判を受けているようです。
 いちいち、批判してくる人達の頭の中身を変えてやろうという気にはなれないのですが、そもそも何故カルデロン・ノリコが可哀想な存在になったのか、考えてみれば、カルデロン一家を支援する反日左翼と悪徳弁護士の連中がノリコを使って裁判闘争や政治闘争を仕掛けたからではないでしょうか。
(以下略)

 カルデロン家の問題、或いはその周辺に存在するという左翼や弁護士の問題は、今回は措くとして。

 「保守」という概念には、私は政治思想のみならず、道徳観を含めた人間としての生き方に関する理念が含まれているように感じている。日本に伝統的な価値観を保守するというのであれば、古くから存在する道徳観も保守せねばならない。だから、保守を標榜する人間が卑怯なこと、卑劣なことをやっていると、どうしても偽物と思わずにはいられない。

 いや、仮にそういった道徳観を除外して、完全に合理精神のみで考えたとしよう。それでも、一人の子供を集中攻撃するという図式を作った時点で、その主張が一般人に受け入れられる可能性は極端に低くなる。主張を聞いてもらう可能性を自ら摘み取っているだけで、なんの利益も得られはしない。「行動せねば変わらない」という言い訳も通じないのだ。

 自分の行動が人からどう見られるかを意識するのは、良識ある大人なら最低限の常識。それを閑却して「向こう側のサヨクどもが悪いから実力行使が必要だ」と開き直るのは、子供の論理。国家を論じるのに、子供の論理でおこなって良いわけが無い。

 周囲の評価を閑却しても問題ないと考える方が、よっぽどきれいごとと思うんだが…。


愛国 (2009 4/20 0:00)

 畑で土と対話したり、毎朝子供の登校を見守ったり、工場でいい物を作ったり、家族のために働いたり。そういう日常的な行動を、愛国心による物と考えていいんじゃないか。本人が意識しているか否かにかかわらず、自分の持ち場をきっちり固める心意気、って定義でじゅうぶんな気がする。



ジャガイモ (2009 4/17 0:00)

 プランターでジャガイモ栽培を始めている。他の野菜も考えたが、痩せた土地でも育ちやすいし、葉物だと虫に食われやすそうだし、イモがいちばん初心者にはよさそうということで選択。今月2日に種芋を植え、今ちらほらと芽を出している。1本はもうそろそろ芽欠きの段階。

 野菜栽培自体がほぼ初めての経験なので、プランターごとに肥料や土を変えたり、いろいろと試行錯誤。失敗もあり得るゆえ、順調にいったとしてもスーパーで買った方が安いくらい、小規模におこなっている。まぁこういうのは、損得の問題じゃない、農業で生計を立てているわけでもないし。

 しかし、なんでいきなりイモ栽培を始めたのか…自分でもよく分からない。年をとって、自然志向になってきたのか。いずれは、畑が欲しいとも思い始めている。



せこい (2009 4/16 0:00)

すき家ゼンショー、告発した店員を告訴「飯5杯盗んだ」(4/15朝日)
 店のご飯を無断で食べたなどとして、牛丼チェーン「すき家」を展開するゼンショー(本社・東京都港区)が、残業代不払いで同社を刑事告訴した仙台市の女性店員(41)を、窃盗などの疑いで仙台地検に刑事告訴していたことが分かった。地検はすでに店員を不起訴としており、店員側は「こんな手段で威嚇、報復するのは許されない」と反発している。
 店員側の弁護士らによると、ゼンショーは、商品用のご飯どんぶり5杯分を無断で食べたとする窃盗などの疑いで、店員を告訴した。店の監視カメラの映像が証拠だとしている。
 店員は「ご飯に洗浄用ブラシの毛が入ったため商品に使わず、まかない用のおにぎりにした」などと反論。地検は今年3月、嫌疑不十分で店員を不起訴とした。
(以下略)

 どう考えても、どんぶり5杯で告訴したせいで、企業イメージがた落ちで何万倍も損をしたと思うんだが。報復でないとしても物事の軽重が分かっていない感があるし、報復であってもセコすぎる。


バカバカしい (2009 4/16 0:00)

「遅刻多い、けしからん」民主大量退席 委員会流会…与党反発(4/15産経)
 参院厚生労働委員会は14日、民主党が他党の委員の出席率が悪いと怒って退席したため、流会となった。与党側は反発している。
 同委員会25人のメンバーのうち遅刻したのは、自民党3人、共産、社民両党の各1人。民主党が「けしからん」と怒りだしたが、自民党が「定足数(13人)は足りている」と審議を求めたことがかえって怒りに火をつけた形となり、民主党委員の大量退室に発展した。
 民主党は謝罪と、空転した約40分間を与党の質問時間を削って調整するよう求めたが、自民党は拒否した。
 民主党の主張は自民党から見れば、勝手な言い分。民主党の小沢一郎代表は委員会ではなく本会議さえ途中退席することで知られており、それを棚に上げた民主党の主張に対しては、「遅刻は良くないが、民主党議員だってする。定足数は満たしており、退席までするのでは政権担当能力はない」(自民党幹部)と反論している。


 小沢さんのことを棚に上げてよう言うわ。委員会は重複が多いせいで、遅刻や欠席が多いのは、今に始まったことではないのに。
 分かっていて言ってるとしたら……与党の質問時間を削るための稚拙な戦術ってことか?いずれにせよ、まともに仕事をして欲しい。



Black Clouds and Silver Linings (2009 4/15 0:00)

 DREAM THEATERの新作が6月24日に出るそうな。
 前作は、どうも他バンドからの影響を消化しないまま出している御座なり感にうんざりしたし、メロディの美しさがあまり感じられなかった。ラブリエをフィーチャーした作風という噂もあるので、今回は期待したい。




議長声明 (2009 4/15 0:00)

 北朝鮮のミサイル発射に関連した国連の安保理議長声明については、外務省の動きを私は評価する。もちろん決議が出せればそれに越したことはないが、内容でじゅうぶん実はとっている。中露をこっちサイドに引き込むことには成功しており、国連絡みで為すべき仕事は、十分為されたと思う。

 で、北朝鮮が反応してきた。

北朝鮮、「6者脱退」と表明 安保理議長声明に反発(4/14朝日)
 【ニューヨーク=松下佳世、ソウル=箱田哲也】北朝鮮は14日、外務省声明を出して核問題をめぐる6者協議に「再び絶対に参加しない」と脱退を表明。さらに「自衛的核抑止力の強化」を進めると宣言し、核開発の再開を示唆した。
 朝鮮中央通信によると、北朝鮮外務省は「国連安保理が我々の衛星打ち上げを論議したこと自体、許し難い犯罪行為だ」などと非難し、「自主的な宇宙利用の権利を行使していく」と明言した。
 そのうえで6者協議について「協議の参加国自身が国連安保理の名で(05年9月の)共同声明の精神を否定した以上、さらに協議を妨害してきた日本が単独制裁まで科した以上、存在意義は喪失した」として、「協議のいかなる合意にも拘束されない」と強調した。また「主体的な原子力エネルギー工業構造を完備するため、軽水炉発電所建設を積極的に検討する」とした。
 さらに、「自衛的核抑止力を強化していく」と宣言。「6者協議の合意に基づいて無能力化した核施設を原状復旧させ、正常稼働させる。使用済み燃料棒はきれいに再処理されるだろう」として、寧辺の核施設の無能力化措置を中断して核兵器に転用可能なプルトニウムの取り出すことを示唆した。
 ミサイルの発射について北朝鮮は人工衛星の打ち上げであり、宇宙の平和利用にあたると主張。国連安保理が何らかの措置をとった場合、報復すると警告していた。今回のミサイル発射の背景には、オバマ米政権との交渉を優位に進める狙いがあったのは確実で、反発を強める北朝鮮に対し、今後、米側がいつ、どんな形で交渉を始めるかが最大の焦点となる。


 何の動きもないよりは、何か動きがあればそれを契機にいろんな手が打てる。
 あとは、日本政府が北朝鮮のこうした動きを見越して戦略を描いているかどうかなんだが……肝心なところが心許なかったりする。
 アメリカもどう動くか、まだよく分からない。六カ国協議に戻すためにまたアメをちらつかせる…なんてことがありませんように。


続・北野 (2009 4/15 0:00)

 北野さんの件は、創価学会という線はないんじゃないかな。創価学会の逆鱗に触れたというなら、スポンサーに創価学会がついているCBCの昼の番組を、今月末まで続けられるとは思えない。

 ラジオ局の人間も、詳細は聞かされていないみたい。局は今回の件には殆ど絡んでいない様子。



北野 (2009 4/14 0:00)

 北野誠があらゆる仕事を干されている。理由が全く明らかにされていないため、創価だのバーニングだのの仕業という論が飛び交っている。全ての番組への出演が取り消されるほど大きな力が動いていながら、背景が全く語られないため、そういった話も陰謀論だと切って捨てられない状況。

 CBCラジオの昼の帯番組も、今月いっぱいで終了とのこと。しかし、いつかまた戻ってきたいとも言っていた。CBCは、たぶん彼の復帰をいち早く受け入れるだろう。つボイノリオ師匠を擁する局ゆえ、その辺りの懐は広かろう。

 今月から改変で新番組が始まったが、それまで9年間やっていた昼の帯番組のパーソナリティを、番組開始時から務め上げたのは伊藤秀志と北野誠だけ。たしかに、他の曜日に比べ、彼の担当の月曜日ははるかに面白かった。

 ともかく気持ち悪い話ではある。テレビでは全く触れられないし。



読書感想文 (2009 4/13 0:00)

【すくむ社会第1部】子供にも広がるコピペ症候群〜『考える』の空洞化(2)(4/10産経)
 学生が書くリポートからインターネット上の文書をコピーしただけの「コピペ」を根絶しようとする動きが広がっている。背景にあるのは「考える」営みを奪うコピペが、知の衰退を招きかねないという危惧だ。
 金沢工業大学大学院知的財産科学研究センター長の杉光一成教授(42)が民間と開発中の「コピペ発見ソフト」はまだ試作段階だが、調べたい文書のなかにネットからのコピペが何%含まれるかを一瞬のうちに判断してくれる。コピペした部分を多少変えても追跡可能な優れものだ。
 きっかけは2年前、学生が提出した課題リポートで読み覚えのある文章に出くわしたこと。別の学生のリポートの一部と一字一句同じで、ネットで検索すると、彼らのリポートの“元ネタ”とおぼしきページがすぐに見つかった。
 杉光教授は、他人の論文を引用しても明示さえすれば問題ないと思っていたが、教員を欺く行為は見過ごせなかった。それにもまして気分を陰鬱(いんうつ)にさせたのは不正を問いただしたときの学生の態度だった。
 「返ってきた答えは『引用表示を忘れました』。文章の構成からして明らかなうそ。悪いことをした自覚がまったくなかった」
(中略)
 全国の児童から大量に送られる感謝のメール。16年8月の開設以来、289万アクセスを記録する人気サイト「自由に使える読書感想文」=写真=に寄せられたものだ。「読書感想文」でネット検索すると“本家”の「青少年読書感想文全国コンクール」よりも上位に表示される。
 これは、夏目漱石の「こころ」や芥川龍之介の「羅生門」など17冊の読書感想文を公開、学校提出用に限り丸写しを公然と認めるいわばコピペ推奨サイトだ。
(以下略)

 コピペ論文の大学生はバカとしか言いようがないが、読書感想文はコピペされてもしかたがない…というか、読書感想文という課題自体が、小中学生にとっては無意味極まりない物だと私は思う。

 読書感想文を課す理由としては、
1.本に接するきっかけを与える
2.自分の心情(この場合は本への感想)を文章にする能力を養成する
 というのが挙げられるだろう。しかし、読書感想文という課題は、これらの目的をほとんど果たせていない。

 1の理由については、読書感想文は逆効果である場合が多い。「感想文を書くため」という動機では、純粋に本を楽しむことは難しい。だいたい、本を読んで「面白かった」と感じたとき、その情緒は文章という形でアウトプットできるような、明快で具体的な物なのだろうか。
 たしかに、何が面白かったかと問われれば、具体例を幾つか挙げることはできようが、それとて「本当にその挙げた部分が面白さの根拠なのか」という問いに、果たしてどれだけの人間が自信を持ってイエスと答えられるというのか。面白さの根拠を個別の部分に依拠させた瞬間に、その字面に現れた「面白さ」は嘘くさい物になってしまう。

 感想を具体的に書くことは不可能ではないが、小中学生辺りまでには非常に難度の高い作業である。だから、2の理由、「文章作成能力」を鍛えたいのであれば、読書感想という漠然とした物ではなく、社会的なテーマを与えて意見文を書かせた方が、よっぽど効果的である。情緒的な文章を書く能力よりも、論理的で相手に分かりやすい文章で自分の考えを伝える能力の方が、社会では求められる。

 夏休みに本を読ませたいなら、「どの本を読んだか」を書かせるだけで良い。感想文のような無粋な物は、書かせない方が本に親しんでくれる。


エセ (2009 4/13 0:00)

 在特会とか新風とかは、保守でも右翼でも何でもない。何の責任もない子供の方を非難して正義と思い込むようなヤツが、国の将来をまともに考えられるわけがない。



人前で話す (2009 4/11 0:00)

 講師とか先生とかいわれる仕事をしていると、「人前で話すのが得意」だと思われがち。しかし、実際のところは全くそんなことはありません。むしろ、苦手と言った方がいいかもしれない。もちろん自分の専門分野であれば自信を持ってしゃべれますが、例えば披露宴のスピーチとかは、可能な限り避けたいところ。聞き手の反応を考慮しながら喋るのが仕事ゆえ、聞き手の視線を無視して話すことがなかなかできません。むしろ、話すことに臆病でなければ、講師としてのスキルは上達しないものだったり。

 専門分野に対する自信だって、自分の性格に起因した自信などではなく、長年かけて蓄積してきたノウハウだったり、周到な準備だったりが根拠。自信家だから堂々と抗議できるわけではなく、臆病だからこそ万端に準備を整え、自信を付けるわけです。

 ただ、自信を持っているようなフリをして話すのが巧くなるのも、この職業の特徴。やっぱり、人様には「話すのが得意」と見られてしまうわけですが、内心は孤独なウサギのようになっていたりするものです。


観光協会の回し者 (2009 4/11 0:00)

 友人に、9日の文章を「観光協会のまわし者みたいな文体だな」といわれた。
 たしかに、敬体で書いた方が似つかわしいかなと思って書いたのだが、それゆえに観光パンフレットみたいな文章になっている。まぁ半分は狙っておるので、それも良し。



底打ったかな (2009 4/10 0:00)

 株価だけ見てると、不況の底は脱したように見える。前年度の悲惨な決算がこれから発表されていくことになるが、今日のシャープなど見ていると、悲惨なことは織り込み済みであり、これ以上大崩れはないような気もしてくる。まぁ油断していると、大崩落が起こったりするのが株の世界ではあるが。

 しかし、お金持ちはよりお金持ちになり得るが、貧乏人は(よほど才能がない限り)せいぜい小金を稼ぐくらいしかできない…ということを、株やってるとつくづく実感する。



花見 (2009 4/9 0:00)

 兼山に桜を見がてらピクニックと洒落込んで参りました。山全体が桜で覆われており、また平日と言うことで人もそれほど多くはなく、落ち着いて桜を観賞することができました。

 兼山城(現在は城址のみ)は、斉藤正義が築城しましたが、後に森可成の居城でありました。森可成と言われても多くの人はピンと来ないでしょうが、森蘭丸の親父と聞けば、「あぁ」と思われるでしょう。ちなみに可成の跡を継いで兼山城主となったのは、次男の長可です。蘭丸(長定)は三男です。

 こちらのページが、兼山城址や周辺については分かりやすいでしょう。

http://zyousai.sakura.ne.jp/mysite1/kani/kaneyamazyou.html
http://www.geocities.jp/ukikimaru/ran/ranmaru/kaneyama.htm

 兼山城址のある山は、「蘭丸ふる里の森」として、遊歩道も整備されており、山頂からの景色も絶品、散策するにはもってこいの場所です。

 毎年10月の第3日曜日には、こんなイベントもあるらしいですよ。

蘭丸の戦国武者行列 兼山イベント情報サイト

 なお、5kmほど離れたところには、明智光秀生誕の地と言われる場所の一つ、明智城址があります。石畳の階段と石碑くらいで、めぼしい物があるわけではないですが、光秀マニアはぜひ。



水族館にカピバラ (2009 4/8 0:00)

 去年、「ねずみ年だから」という理由で、1月限定でカピバラ1頭を展示していた、岐阜の水族館アクア・トト。期間限定のハズだったのに、なぜか今でもカピバラが存在しており、しかも雄と雌の2頭になっているという情報を入手。
 ホームページで調べてみたら、確かにその通りだった。

1階 カピバラ|フロアガイド|アクア・トトの生き物たち|岐阜県世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ

 どうやら、カピバラ君はアクア・トトに常駐となった模様。カピバラ・マニアの拙者としては、また出動せねばなるまい。

 コツメカワウソもかわいいよ。



ググると (2009 4/7 0:00)

 うちのサイトを検索して、シェークスピアの名作が出てくるのはいい。というか、むしろシェークスピアに申し訳ないくらいだ。ごめんなさい。
 しかし、「お気に召すママ」という人妻専門デリヘルが我がサイトより上に来ているのな。いや、うちより上にいるのはどうでもいいのだが、様々なシェークスピア関連のサイトを押しのけて鎮座しているのが何ともアレだ。あの蜷川幸雄よりも上である。エロは強いね。


迎撃できるわけがない (2009 4/7 0:00)

 宇宙空間を飛んでいく物体を迎撃・撃墜することは、SM3やPAC3にはできない。そもそも自衛隊法で、上空を飛び越えていく物については、撃墜は不可能。あくまでミサイル発射を物理的に妨害するのであれば、憲法改正して北朝鮮の基地に対し先制攻撃できるようにせねばならない。今回の「迎撃」は、あくまで予定どおりに飛ばなかった場合、日本に残骸が落ちてきた場合に破壊するものであって、宇宙空間を飛んでいく物体を撃墜するものではない。

 ということで、「迎撃準備していたくせに、結局迎撃しなかった。麻生はヘタレ」という批判は、かなりズレているように思う。



制裁を求めるのは冷静さが欠けている? (2009 4/6 10:00)

内閣支持率20%台後半、JNN調査(4/6TBSニュース)
 北朝鮮は5日、「人工衛星」の名目で弾道ミサイルとみられる飛翔体を発射しましたが、今後の北朝鮮への対応についても聴きました。
 発射されたのが「ミサイルか人工衛星かに関わらず、更なる制裁を含め厳しく対処すべき」が29%。「ミサイルなら厳しく、人工衛星なら冷静に対処すべき」が34%。「ミサイルか人工衛星かに関わらず冷静に(対処)」が35%と、ほぼ三分されました。
(一部抜粋)

 これ、選択肢がおかしすぎる。要するに、北朝鮮の「飛翔体」発射に対して、「厳しく対処」か「冷静に対処」かどちらを選ぶかという設問なのだが、そもそも「厳しく対処」と「冷静に対処」は対義ではない。制裁強化を冷静に行うことは可能であるし、北朝鮮に融和的であっても(ミサイル防衛にさえ反対するような)左巻き団体はどう見ても冷静ではない。

 「冷静」の反対は「興奮」と言うことになろうが、要するにTBSは、制裁の強化を訴えるような人間は「興奮状態」にあると言いたいわけだ。ふざけるな。


「飛翔体」 (2009 4/6 0:00)

 飛翔体だミサイルだと、マスコミはうるさいなぁ…と思っていたが、よく考えてみたら、河村官房長官が「テレビ、ラジオの情報に注意して…」って言っていたんだった。政府が「テレビはちゃんと飛翔体について報道して」と要請していたわけで、メディアが騒がしいのもしかたないか、と思い直した次第。煽り立てるやり方はどうかとは思うが。

 J-ALERT(全国瞬時警報システム)には1割ほどの自治体しか加入していないとか、Em−Net(緊急情報ネットワークシステム)にすら入ってない自治体があるとか、危機管理上の問題点が浮き彫りになった。課題を整理して、改善していってほしいものだ。
 あとは、経済制裁強化、安保理への付託を粛々とやればいい。


将軍の歌 (2009 4/6 0:00)

朝鮮中央通信「衛星発射に成功」「将軍の歌、地球送信」(4/5朝日)
 【ソウル=牧野愛博】北朝鮮は5日午後、「運搬ロケット『銀河2号』によって人工衛星『光明星2号』を軌道に進入させることに成功した」と発表した。朝鮮中央通信が伝えた。
 同通信によると、ロケットは3段式で5日午前11時20分に発射され、9分2秒後に衛星が軌道に正確に送り込まれたという。衛星は地球から最も近い地点で490キロ、最も遠い地点で1426キロの楕円(だえん)軌道を回っており、周期は104分12秒だとした。衛星は「金日成(キム・イルソン)将軍の歌」「金正日(キム・ジョンイル)将軍の歌」などを470メガヘルツで地球上に送り、衛星を使いUHF周波数帯域で中継通信も行われているという。
 同通信は「わが国の宇宙科学技術の飛躍的な発展を象徴する今回の衛星発射の成功は、我が人民を大きく鼓舞している」とした。


 470メガヘルツ?普通の機器で受信できるレベルか?
 てか、将軍の歌のためにロケット発射か。えらいコストパフォーマンスが悪いな。



誤報 (2009 4/5 0:00)

 お前らの存在の方が大失態だ。

野党、誤発表を一斉批判=「いいかげんな政府」「大失態」(4/4時事)
 野党各党は4日、北朝鮮の弾道ミサイル情報に関する政府の誤発表について「いったい(麻生)政権は何をやっているのか」(鳩山由紀夫民主党幹事長)などとそろって批判した。徹底した原因究明を求めるとともに、麻生政権の危機管理能力の甘さを追及する方針だ。
 鳩山氏は、大阪府東大阪市での集会で「むやみに動揺するより、冷静に対処することの方がはるかに大事だ。いたずらに危機感をあおりすぎることも国際的に問題だ」と指摘。その上で、「このようないいかげんな政府は国民のためにならない」と述べ、政権交代の必要性を訴えた。
 共産党の志位和夫委員長は長野市で記者会見し「国民に緊張、不安、混乱を招く。お粗末ということに加え、責任は重い」と非難した。社民党の福島瑞穂党首も取材に対し、「政府の大失態ではないか。間違ってミサイル防衛で迎撃していたら、先制攻撃にもなりかねなかった」と語り、原因究明と情報公開を要求した。
 国民新党の亀井久興幹事長は「国民がピリピリしている状況だから、きちんと対応してくれないと困る。無用な混乱を招きかねない」と述べた。


 誤報はない方がいいに決まってるし、多少浮き足立ってる感があるのは否めない。しかし、ここは迅速な反応(誤反応も訂正も)を、評価すべきではないか。撃ったのに気付かなかったのに比べれば、何百倍もマシ。

 しかし、迎撃ミサイルで先制攻撃って、意味が分からんぞ、瑞穂。



秀吉 (2009 4/4 9:00)

 秀吉の第二次朝鮮出兵ってか?

羽柴秀吉さんがミサイル基地$ン置(4/4産経)
 「テポドン2号が飛んできたら迎撃する」。派手な選挙パフォーマンスで知られる青森県五所川原市の会社社長、羽柴秀吉さんが私有地に建設した“ミサイル基地”から北の空をにらみつけた=写真・ロイター。“ミサイル”は全部で14基。3500万円をかけて設置したという。

 この男は……記事には写真も掲載されているが、ナベアツにしか見えなかった。

 さておき、この話、既に世界に配信されている。

N. Korea rocket launch Saturday: S. Korea(4/3the Gazette, Montreal)
 Hideyoshi Hashiba, owner of Hashiba corporate group, walks near mock ground-to-air guided-missiles at his private ground in Goshogawara, northern Japan, Friday. Hashiba said he made 14 mock missiles, costing $349,985, as a deterrent against a possible rocket incursion from North Korea.
Photograph by: Toru Hanai, Reuters


 愛すべきバカと言うべきか、日本の恥と言うべきか…。


実際はどうなんだか… (2009 4/4 0:00)

 産経が、わけのわからん記事(麻生首相がドイツを名指しで「批判」(4/2産経))で麻生首相がドイツを非難して、G20の足並みが揃っていないことを表面化させたかのような報道をしている。

 gooニュースの記事(麻生太郎首相、単独インタビュー G20内の分裂を浮き彫りに――フィナンシャル・タイムズ)や、その翻訳元であるFT.com / In depth - Transcript: FT interview with Taro Asoを読んでも、G20の足並みが揃っていないという印象はあまり受けないんだが…(ゆえにそれぞれの見出しは違和感あり)。麻生首相はドイツを一方的に非難しているわけではない。マーストリヒト条約という縛りがあるがゆえの言動と、一定の理解を示しているし、そもそもドイツの名を先に出したのはインタビュアーの方である。

 ちなみに産経は、もう一つ変な記事を出している。

麻生首相は「最格下」扱い?周囲やきもき(4/2産経)

 いや、国家元首>行政府の長(在籍期間順)というルールなのだから、そのルールに則って最格下であることに、何の問題もない。妙な印象操作で麻生首相を貶めるのはやめてくれ。

 実際にG20での日本の評価はどうなのか、これから時間をとって、海外メディアの記事を読んでみることにする。



「人工衛星」 (2009 4/3 0:00)

 北朝鮮としちゃ、仮に「人工衛星」発射に失敗したら、ミサイルの商売もうまくいかなくなるし、面子も丸つぶれ、さらに日本がPAC3で迎撃成功させたら国の威信も何もあった物じゃなくなる。それでも燃料注入を開始したということは、まぁ失敗しない自信があるんだろう…北朝鮮だから、そんな自信ありげな態度が逆に不安をそそったりもするが。
 で、ミサイルは予定どおりに飛んでいき、迎撃する必要性は生じず…という可能性が高いだろう。飛翔がうまくいかなかった場合の迎撃がうまくいくのかどうか、その辺り余り詳しくない拙者としては、逆説的に「人工衛星用ロケット」が予定どおりの軌道で飛んでいくことを祈らずにはいられない。迎撃するかどうか、迎撃できたかどうかよりも、被害がない方が大事だから。


調子がいいと逆に怖い (2009 4/3 0:00)

 日経平均も調子いいし、保有株の含み益も合計40%近く。嬉しいのは嬉しいのだが、予定よりもスピードが速いため、逆に不安になっている。急激に騰がりすぎると、反転の勢いもまた大きい物になりうるし。5月辺りに底、夏までグズグズして秋から上昇…というシナリオを描いていたのだが、予定より半年早い。

 いったん利益確定して…という手もあるが、「売った瞬間にさらに上昇、手の届かぬところへ」というのもよくある話ゆえ、信念を貫くつもり。たぶん、大きな谷がもう一回来ると思うんだけどなぁ…。



 (2009 4/2 0:00)

 桜見ながら酒を飲むのはまだ理解の範疇だが、花見と称してバーベキューやるのは理解の埒外。桜の醸し出す仄かな香りを、煙で台無しにする感性は理解したくもない。


正男と瑞穂 (2009 4/2 0:00)

ミサイル:金正男氏「日本の対応は当然」(4/1朝鮮日報)
 北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の長男、正男(ジョンナム)氏は30日、北京空港とマカオでフジテレビの質問に答え、北朝鮮によるミサイル発射の動きに対する日本政府の対応について、「自衛のため当然だと思う」と語った。同局が31日に報じた。
 同局報道陣は「日本政府の対応は過剰か」と質問しただけで、「ミサイル迎撃」には具体的には言及しなかったという。北朝鮮は3月9日に「ミサイルを迎撃することは戦争を意味する」と警告しており、同局は「正男氏の答えは意外だった」と伝えた。
 また、「北朝鮮はなぜ今ミサイルを発射しようとするのか」との質問に対し、正男氏は「分からない。6カ国協議とアメリカとの(直接)対話と深く関係があると思う。今がそのタイミングだと思う」と話したという。
 このほか、「金正日総書記がずいぶんやせたように見えるが」との質問に、正男氏は「ご存じの通り、人は年を取るとやせる。太っているよりもやせているほうがよいではないか」「たぶん父は疲れているのだろう。激務のせいで」と語った。しかし、「これは脳卒中のせいか」との質問には、「その質問には答えられない、あいにく。とても難しい問題だ」と述べるにとどまった。
東京=鮮于鉦(ソンウ・ジョン)記者


 大丈夫か、そんな発言をして?

 一方、日本人なのにこんなお方も。

社民・福島氏、北ミサイル迎撃批判を延々と 野党席からも失笑(3/26産経)
 社民党の福島瑞穂党首は26日の参院予算委員会で、北朝鮮の弾道ミサイルが日本領内に落下した場合、迎撃する日本政府の方針について、「迎撃ミサイルが目標に当たったら残骸(ざんがい)が落ちる。当たらなくともミサイルは向こう(国外)へ行ってしまう。国内外の市民に被害はないといえるのか」と激しい批判を展開した。
 中曽根弘文外相は「わが国民の生命財産に被害が及ぶ恐れがあるならば迎撃は当然だ」と答弁。浜田靖一防衛相も「そのまま落ちてきた方が被害は大きい。宇宙空間で当たれば燃え尽きてほとんど落ちてこない。まず破壊することで規模を小さくするのが重要だ」と強調し、理解を求めた。
 しかし、福島氏は、「当たらない場合は国益を侵害し、当たった場合でも単なる人工衛星だったらどうなるのか」などと迎撃批判を延々と続け、野党席からも失笑が漏れた。


 今回に限らず、割と自国の行動については他人事な態度(良く言えば客観的…か)の場合が多い正男。こんな思考回路だから後継者争いから脱落したのか、逆に後継者争いから外れたがゆえに気楽な発言を繰り返せるのか。
 ただ、彼が後継者だったら…と夢想するのはまたちょっと違うんだよな。仮に金正男が常識人だったとしても、国のトップに立った時に、軍を抑えて常識に基づいた行動がとれるかどうかは別の話なわけで。

 しかし、独裁者の息子にも劣る発言をする日本人って……。



感動の余韻 (2009 4/1 0:00)

 「報道ステーション」で、WBCに関してのイチローへのインタビューが放送された。クールな表情の裏側の人間らしさを引き出した、いいインタビューだと思う。
 YouTubeにもアップされている(いつか消されるのかな…)。

09/03/30 イチロー WBC 胸のうち明かす part1
http://www.youtube.com/watch?v=fOHYQA0y598
09/03/30 イチロー WBC 胸のうち明かす part2
http://www.youtube.com/watch?v=vCB6r2qcjBw


 体育会系のノリは、場合によっては酷く暑苦しく押しつけがましい物にもなるが、つらいときに支えてくれる仲間の存在は、やはり何物にも代え難いし、若い頃の美しい記憶を呼び覚ましてもくれる。
 苦しいときに人はどうあるべきか、イチローの姿勢は多くのことを教えてくれる。

 ついでと言っちゃなんだが、原さんもかっこいい。さすが「原ジャパン」というネーミングを拒否した男。

HARA Spirit −原辰徳オフィシャルサイト−
 合宿を行う前まで、私は自己犠牲精神を持つ武士道の野球を掲げてきました。具体的には、打席で盗塁するのを待ったり、進塁打などのプレーがあげられます。それが侍ジャパンの特徴であり、日本野球の最大の武器になると信じていました。しかし、欠点にもなります。消極的になりすぎれば、プレーはかたくなるものです。特に注目を浴びる短期決戦の国際舞台では、致命傷にもなりかねません。どうやってリラックスさせ、自分たちの持っている力を十分に発揮させてやれるかが、私の考えた最大の課題でした。実力を持った精鋭たちの集団です。一流の技術も持っています。かたくならず、普段の力を発揮できれば、勝てると信じていました。

 宮崎の合宿中に、選手たちと様々な話をしました。エンドランについての私の考えや、盗塁などについてのチームの決め事です。例えば、ジャイアンツでは盗塁をするケースで、打者にはワンストライク取られるまで、盗塁するのを待つように指示することがあります。しかし、侍ジャパンのメンバーには、自由に打っていいと指示しました。イチローは「1球待ちましょう」と言ってきました。私は自由に打っていいと繰り返し「打者が走者が見えて、いいスタートを切ったことが確認できた場合、それでど真ん中のストレートを見逃したとしよう。それはナイスジャッジメント。でも、それで絶好球を打ちにいって凡打してもいいんだ」と話しました。その裏には、そういった高度の技術が出来る選手が集まっていて、例え絶好球を打ちにいったとしても、それをジャストミートする確率が高い選手の集まりだと考えていたからです。勝ちたいという気持ちが強ければ、自己犠牲が必要なプレーをしようとします。そういった心構えは出来ているチームであり、後はどうやってリラックスさせてやれるかが私の仕事だと決めていました。エンドランの考えも同じです。ゴロを転がそうとかしなくていい。エンドランのサインが出たときは、とにかくバットを振って、ボールを打ちにいけばいいと話しました。色々の状況があり、細かいことを言えば切りがありませんが、黙っていてもエンドランでゴロを打つ技術は持っている選手たちです。プレッシャーのかかる場面でリラックスさせ、自分たちの技術を十分に発揮できるようにするために、あえて簡単な指示に置き換えたのです。
(一部抜粋)

 ずば抜けた采配の能力を持っているわけではないが、選手を束ねる人間的な魅力はピカイチでは無かろうか。

 なんか草野球でも何でもいい、団体スポーツがやりたくなってきた。



どこでもある? (2009 3/31 0:00)

中1が担任「流産させる会」…給食にミョウバン、いす細工(3/28読売)
 愛知県半田市の市立中学校で、1年生の男子生徒11人が、担任で妊娠中の女性教諭を「流産させる会」をつくり、この女性教諭の給食に異物を混ぜるなど悪質な嫌がらせを繰り返していたことが28日、わかった。
 同市教育委員会によると、嫌がらせを受けたのは30歳代の女性教諭で、当時は妊娠5か月〜6か月。11人の生徒は席替えに対する不満や、部活動で注意されたことの腹いせに、1月末頃から、チョークの粉などを女性教諭の車に付けたり、いすの背もたれのネジを緩めて転倒させようとしたりするなどしていた。
 2月4日には、殺菌や食品添加物などに使われるミョウバンを、理科の実験の際に持ち帰り、教諭の給食のミートソースに混入。女性教諭は気付かずに食べたが異常はなかった。嫌がらせを見かねた生徒たちが、別の教諭に知らせて発覚。同校は同月下旬、関与した生徒と保護者を呼んで注意した。生徒は反省の態度を示しているという。女性教諭は4月から産休に入る予定。


 クズとしか言いようのない行為であり、こういうクソガキは厳しく指導しなければならない。仮に本人たちは軽い気持ちであったとしても、それがいかなる結果を引き起こしうるか、きっちりと教え込まねばならない。

 しかし、この行為を問題とは思わない人も存在するようで。

問題点はネーミングだけ? 「先生を流産させる会」の深層(3/30J-CAST)
(前略)
 もっともスタジオでもコラムニストの勝谷誠彦が「『流産させる会』というネーミングをつけなければ、どこの学校でも多少ある。わざわざ騒ぎたてるほどのことでない」と。
 この勝谷のコメントにスタジオは一瞬シーンと。タレントの三船美佳が「この男の子たちは、大人になり父親になった時に、自分たちのしたことの重大さを知ることになるのでしょう」。


 先生に対するイタズラというのは、程度の差はあれ、たしかに存在する。しかし、妊婦に対してイスのネジを緩めて転倒させようとするなど、件の子供たちがやらかしたイタズラは、度を超している。イタズラと言うより、犯罪と呼ぶべき代物だ。

 それを「騒ぎ立てるほどではない」と擁護。あまつさえ、「どこの学校でも多少ある」……ねーよ、妊婦を転倒させようとするイタズラが横行する学校なんて。仮にどこにでもあるのなら、それをこそ問題にすべきだろうに。どこにでもあってよいこと、では無い。
 バカな子供をしつけ教育するのが大人の役目であるのに、勝谷はそれを放棄。いつもは、国民や某国人の不道徳な行為を批判し、場合によっては国民を愚民と見下しているにも関わらず、今回は子供の不道徳を責めもしない。みごとなダブル・スタンダード。まぁ普段からこの人は「幸せな人」とか「エリート」に対する僻みが凄いから、その意味では一貫しているとも言えるが。

 結婚していない・結婚しない人であろうと、妊娠した女の気持ち、妊婦を妻に持つ男の気持ちは慮れるものだと思うんだが…。



千代大海 (2009 3/30 0:00)

千代大海が最悪の13敗 春場所千秋楽(3/29産経)
 大相撲春場所千秋楽(29日、大阪市・大阪府立体育会館)千代大海が最悪の13敗 千代大海が琴欧洲に寄り切られ、歴代大関で最悪となる13敗目を喫した。「糖尿の影響で力が出ない。場所中に体重が10キロぐらい減った。体もたぷたぷしているし、不摂生はいけないね」としょんぼり。来場所は史上最悪となる13度目のかど番で臨むことになり、「準備をしてやるだけのことはやる。駄目ならそのときに考える」と進退をかける考えを示した。

 弱いわけじゃないんだよな。弱かったら、カド番脱出すらできずに大関陥落のわけで。中途半端な強さが生み出した、味わい深い記録だ。

 千代大海のカド番はいつものことなので(それでも13回目はスゲェな)気にならないが、糖尿病で、しかも体重が減ってるってのは何ともはや。現役力士で糖尿病かつ体重減に見舞われた人って、今までにいたのかね?隆の里もたしか糖尿だったと思うが、節制しながら横綱になったわけで、「糖尿で体重が減る」という体たらくは珍しいのではないか。

 引退して、きっちりと養生した方がいいと思う。大関の地位よりも、身体の方が大事だよ。



とばっちり (2009 3/27 0:00)

 テレビは陣内智則と藤原紀香の離婚で大騒ぎ。「どっちも悪い、どっちも酷い」という感想でじゅうぶんだろう。とりあえず、生田神社とコブクロがかわいそう、ってことで。


メモリ (2009 3/27 0:00)

 メモリを衝動買い。約12000円で1G増量。
 あまり変化無し。「うぉ、プロパティで見たら数字が増えてるぜ!」くらいしか喜びがない。



復帰を祈る (2009 3/26 0:00)

 松村邦洋に後遺症が残っていないことを心より望む。後遺症さえ残らなければ、物真似という芸がある。誰にも負けない芸があるのだから、無芸のデブタレとは違い、痩せても問題ないだろう。元気になったら健康体になって、再び活躍して欲しい。
 野球好きの松村だが、WBCで日本が優勝したことは知ってるのかな…?

 週に4日ほどだが走っている拙者としても、他人事ではない。早起きして、起床10分後には走り始める、というのは見直した方がいいかもしれない。太っていなくても、心筋梗塞の可能性はゼロではないし。

 とにかく、AEDの講習会、機会があったら参加しておこうと思った。



世界一! (2009 3/25 0:00)

 株の含み益アップとWBC世界一で、非常に気分がいい。

 今日は「重役出勤」の日だったので、試合を初めからずっと見ていた。
 ダルビッシュが同点に追いつかれたときは天を仰いだが(それでも続投させた原は誰かさんとは大違い、それに応えたダルも凄い)、10回表にランナー1・3塁でイチロー先生が打席に入るときには「天の配剤」と期待し、期待通りに2点タイムリーを打ったときには思わずガッツポーズをしていた。韓国としては敬遠策もあっただろうに、いろんな感情から敬遠は選ばなかったのだろう。

 韓国も、強かった。韓国人が、「戦犯捜し」のようなことをしないことを望む。日本の勝利にケチを付けるのは、いつものことだから気にしない。

 いい物を見せてもらった。どいつもこいつも、凄いヤツらばっかりだった。



阿久根市長 (2009 3/24 0:00)

ブログ市長、失職の公算…阿久根市議選で反市長派が過半数(3/23読売)
 ブログを使った議会批判などで議会と対立し、不信任を受けた鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が議会を解散したことに伴う出直し市議選(定数16)が22日、投開票され、市長失職を目指す反市長派が過半数を確保した。
 これにより、改選後の市議会で2度目の不信任案が可決されて市長が失職する公算が大きくなった。失職すると5月中にも出直し市長選が行われる。
 当選したのは反市長派10人、市長支持派5人。1人は態度を保留している。ただ、得票数の上位5人は市長支持派が占めた。
 不信任案の採決には11人以上の出席が必要で、反市長派だけでは足りないが、市長支持派のうち2人は22日夜、「採決に出席する」と明言し、提案されれば採決は行われる見通しだ。
 竹原市長は昨年8月の当選後、議会批判を強め、「最もやめてもらいたい市議」などの意見を自身のブログで募るなどした。出直し市長選になれば、立候補する意向を示しており、反市長派も対立候補の擁立を急いでいる。


 この人のやりたいことは分からないでもないのだが、市職員の給料を公開したり、ブログで市議の不人気投票をやったり、「目標に至る手段」としてそれらの手段が合理的なのかどうか、いまいち釈然としない物がある。
 同じくラディカルなイメージのある橋下大阪府知事だが、彼は、その手法に賛否があるのは別として、一応落としどころを考慮した上で発言なり行動なりしているのは分かる。竹原氏は、どういった形での着地を目指しているのか、よく分からない。市民の支持を受けて復活、強権を行使…というシナリオなんだろうか。


 (2009 3/24 0:00)

 ソニー株は順調に育って、およそ1.2倍。
 密かにパイオニア株も82円で買っており、そちらは今141円。

 年度末の決算で大崩壊が起こらないことを心より祈る。



勲章コレクター (2009 3/23 0:00)

池田名誉会長に名誉博士号=デンマーク・スード大授与、250番目(3/21時事)
 創価学会の池田大作名誉会長(81)が21日、デンマークのスード大学から名誉博士の称号を授与され、東京都八王子市の創価大で授与式が行われた。創価学会によると、池田名誉会長が海外の大学や学術機関から受けた250番目の名誉学術称号。

 こいつは、名誉博士号の数でギネスブックにでも載るつもりなのか。で、学位は持ってるの?専攻は何?まぁ、大金で博士号を買っても、その肩書きでバカを騙して金を巻き上げることができるってことだろう。

 しかし、池田信者って、アホみたいな数の名誉博士号を、逆に胡散臭く思うような脳味噌は持ってないのかね。どう考えても、自分に自信がない学歴コンプレックス野郎の暴走じゃないか。

 ところで、やっぱり池田信者の方々におかれましては、定額給付金は財務なさるんでしょうか。



どこが問題発言かね? (2009 3/21 22:00)

首相、「株屋」信用されない 有識者会合で発言(3/21共同)
 麻生太郎首相は21日、首相官邸で開かれた経済危機克服のための有識者会合で「『株屋』っていうのは信用されないんだよ」「預金と違って、株をやってるというと田舎では怪しい」などと発言した。
 個人投資家の育成がなかなか進まない現状を指摘する意図もあったもようだが、「株屋」という言葉には証券会社やその従業員を見下す意味合いもある。
 出席していた松井証券の松井道夫社長は記者団に「世間一般の人たちが持つ株に対する意識を、ああいう形で表現されたと思う。言葉のあやではないか」と述べた。しかし証券関係者らが不快感を覚える可能性は高く、株価低迷が続く中、市場で波紋が広がりそうだ。
 国内株式市場の活性化策を協議した際、首相は東京証券取引所の閉鎖性について参加者に質問。質疑応答の中で、問題の発言が出た。首相は「(自分が)旧経済企画庁長官のときから貯蓄から投資へと言っていた」と語り、株式投資の重要性にも言及した。


 いったい何が問題なんだか。株をやってると怪しい目で見られるなんて、ちょっとでも株取引をやったことがある人なら殆どの人が経験あるだろうに。株取引と競馬の区別も付かないような人は、幾らでも存在する。
 また、株屋が信用されていないのもその通り。巧みにFXに引き込んで大損させた「株屋」、ドレスデン爆撃のような空売りを仕掛ける「株屋」…信用されるはずがない。

 で、麻生さんは、「一般の人の見方」としてそういう観点を紹介しただけで、自分がそのように見ているとは言っていない。ただの現状の指摘である。しかも、麻生首相の発言を見ると、「株は怪しいという見方を是正していこう」という文脈での発言だと分かる。何も問題ない。

有識者会合の首相発言要旨(3/21中国新聞)
 麻生太郎首相が21日の有識者会合で証券市場に関連して発言した部分の要旨は次の通り。

 首相 東京証券取引所の株式市場の閉鎖性は、参加している人はどうして言わないんですかね。
 松井道夫松井証券社長 (逆に)日本だけが先進国の中で外国人がメーンプレーヤーになっている。株式が悪だという雰囲気を払拭する対応を具体的に出さないと直っていかない。
 首相 まったく賛成よ、まったく賛成だけど、やっぱり株式会社、株屋ってのは信用されてないんですよ。ぼくはそうだと思うなあ。やっぱり株をやってるっていったら、田舎じゃ何となく怪しいよ。「あの人は貯金してる、でもあの人株やってんだってさ」っていったら、何となく今でも、まゆにつば付けて見られるところがあるでしょうが。おれたちの田舎では間違いなくそうよ。経企庁長官のときから「貯蓄から投資へ」って話は、もう10年以上前から言ってんだけど、「株ですか…」って、みんな声がね。今は株屋さんを通さなくて直接やるようにし始めてるでしょ。


 この発言を以て「問題発言」とするのは頭がどうかしている。マスコミは、麻生さんの発言であれば何でも問題発言にしたいのだろうが。
 ともかく、月曜以降の報道が楽しみですね。あ、その前にサンデー・モーニングですか。



説得力無し (2009 3/20 0:00)

高温多湿でのサッカーこそが異常【金子達仁】│スポニチワールドサッカープラス
 では、寒さは質を落とすだろうか。
 そんなことはない。
 では、日本の寒さは世界的にも屈指の厳しさだろうか。
 そんなこともない。明日のスコットランド、グラスゴーの気温は最高気温が10度、最低気温が2度だという。最高気温7度、最低気温1度が予想される札幌よりはいくぶん暖かいものの、それぞれ16度、8度が予想される山形よりは寒い。
 では、スコットランドではいまサッカーをやっていないだろうか。観客は寒さを敬遠してテレビ観戦を決め込んでいるだろうか。
 もうひとつ。いま、地球は寒冷化の道を進んでいるのか、それとも温暖化が問題となっているのか。
 繰り返すが、暑さはサッカーの質を低下させる。退屈なサッカーは、観客をスタジアムから遠ざける。空虚なスタジアムは、人気の低下をさらに加速させる。
 それでも、日本のサッカーは春夏開催に固執しなければならないのだろうか。
(一部引用)

 Jリーグを春秋にするか秋春にするかはさておき。

 冬の試合の問題は、寒さだけでなく、むしろ雪ではないのか。日本の日本海側は、世界でも有数の豪雪地帯。寒さはまだしも、豪雪の中では、サッカーの質は落ちる。
 ドーム球場ならば雪も防げるが、それなら空調を用いて夏に試合をやる問題点も解消される。というか、秋春制でも、開幕は夏場になり、金子さんの主張する秋春制のメリットは得られない。そもそも、大雪では客が試合場へ向かうことすらままならず、興行的に大問題である。

 つまり、彼の文章は、何ら説得力を持っていないということ。秋春制のメリットを主張するような文章にはなっていない。



ETC (2009 3/19 0:00)

 意地でもETCは買わぬ、使わぬ、国交省の天下り先にビタ一文払うものか……という気概で今まで生きてきた。高速道路料金が1000円だ、助成金も出るぞ、ということで騒がしいが、もともと交通量の多い土日祝日に高速を利用する気ゼロの拙者としては、今後も反ETCの気概を示し続けようと思っている。

 ETC需要が急増しているらしいが、みんながみんなETC付けたら、土日の高速道路は大騒ぎになりそう。ゴールデン・ウィークは、大渋滞で動けなくなるだろう。「渋滞100km」といった数字も出るかもしれん。ほとんど全ての人がETCを付けたら、ETCレーンが逆に渋滞して、一般レーンの方がスカスカになったり。

 blogに走ることを拒み続けてきたのと同様、ETCにも背を向けて生きることを、改めて決意する。



しょうもない (2009 3/18 0:00)

「違法だから逮捕」、首相発言を批判=民主(3/17時事)
 民主党の鳩山由紀夫幹事長は17日の党代議士会で、西松建設の違法献金事件で小沢一郎同党代表の公設秘書が逮捕されたことに関し「明らかに違法であったがゆえに逮捕になった」などとした16日の参院予算委員会での麻生太郎首相の発言について、「看過できない。いつから首相は裁判官になったのか」と批判した。
 同党の山岡賢次国対委員長も「首相の発言は漢字が読めないというレベルの話ではない。3権分立を完全に否定するものだ」と述べ、追及する考えを示した。


 「検察が違法と考えたから逮捕に至った」と言うべきところを、少々単語を端折っただけのことで、「三権分立を否定」といきり立つようなレベルの発言ではない(だいたい検察って一応行政機関だから、三権分立否定ですらないのだが)。こういう揚げ足取りに時間を割くくらいなら、まともな経済政策の論議でもしたらどうか。

 しかも、麻生総理の発言を「司法への行政の介入」と批判しておきながら、民主党自身、検察に政治力を行使しようということを言っているのだが、この整合性はどう取れるというのか。

検察に背景説明要求=「検事総長招致も選択肢」−民主・鳩山氏(3/13時事)
 民主党の鳩山由紀夫幹事長は13日、党本部で記者会見し、小沢一郎代表の公設秘書が逮捕された西松建設の違法献金事件について「なぜ(衆院選を控えた)この時期にこのような(逮捕に踏み切ったのか)ということの説明がまるでない。行政としての責任を果たすべきだ」と述べた。菅直人代表代行も先に同様の見解を示しており、党として検察に捜査の背景説明を求める立場を明確にした。
 鳩山氏は、捜査責任者による記者会見など速やかな対応を要求。その上で「それも行わないなら、樋渡利秋検事総長を(国会に)お呼びするのも選択肢としてあり得る」とけん制した。さらに、検察の在り方について「政権を取った暁には議論しなければならないと感じた」とも語った。


 政権批判するのは構わんが、とりあえず論理的整合性くらいきちんとしてからやってくれ。まぁこんな程度だから、「国策捜査だ」とか「小沢の秘書だけ狙い撃ちだ」「漆間発言は国策捜査の証拠だ」とか、妙なことが言えるんだろうが。



祝日休みの人の割合 (2009 3/17 0:00)

 祝日が休みである労働者って、全体の何割くらいなんですかね?職場の先輩と話をしていたときに、「俺のまわりだと殆どが祝日は休みだぞ」「いや僕のまわりには逆に祝日休みの人がいません」と論争になったゆえ。
 ネットで軽く検索してみたが、それらしいデータが見つからない。情報求む。



意味不明の謝罪 (2009 3/15 21:00)

 サンデーモーニングにて、ブルー・トレインの廃止か何かに関するニュースの後、いきなり女性アナウンサーによる謝罪が始まったのだが、それが全く理解不能な代物。(もしかしたら謝罪した女はアナではないかもしれない)

 「先週、あるコメンテーターがある人の名前を出し、事実に基づかないあることを言って、関係各者にご迷惑をおかけしました。これは報道番組にはあってはならないことで…」といった内容。

 事実無根の話をここでもう一回なぞることを避けたのは、もちろん理解できる。しかし、どのコメンテーターが謝罪対象となる発言をおこなったのか、その発言の被害者が一体誰なのかは、はっきりさせた上で謝罪すべきだ。先週見ていた人間で、なおかつ放送内容をある程度記憶していた人間なら、謝罪内容が分かるのかもしれないが、先週見ていない人間には何のことやらさっぱりである。いや、先週見ていた人でも、すぐには何のことか分からないのではないか。

 何より、コメンテーター本人が自ら謝罪しないというのは、筋が通らない。コメンテーターが自らの発言に責任を持っていないことの証左である。発言者が謝罪を拒否しているなら、TBSが謝罪を代行する必要はない。何にせよ、発言者本人が釈明せねば、無意味である。

 サンモニでは、カルデロンさんの事案に絡んで「日本は閉ざされた国家だ」などと言っていたのだが、この番組の謝罪のやりように「閉ざされた番組だ」との感慨を抱かざるを得ない。人には謝罪しろ釈明しろと大騒ぎするくせに、自分はまともに謝罪もできないのな。

 ちなみにネットで調べてみた限り、発言の主は佐高信で、「村上、ホリエモン、木村剛を指してMHKと呼んでいた時期があったが、このうちMとHは逮捕されたがKは逮捕されない。Kが一番疑惑が濃かった。これは権力の遺志が働いたのではないか」という内容らしい。



クズ (2009 3/14 22:00)

麻生首相の無知が久々に炸裂!「ずかい」(3/14ニッカンスポーツ)
 麻生太郎首相が、「言葉の問題」で久しぶりにミソをつけた。13日、バレンタインデーのお返しとして女性番記者へ渡した直筆の手紙に、「御心ずかい」という一文があった。「ずかい」ではなく「づか(遣)い」が正解。日ごろ、麻生氏の漢字間違いをチェックしているだけに、すぐに「間違いだ」「心遣いと漢字で書けなかったのか」と、話題になった。麻生氏は贈呈の際、「男性は関係ない。女性!」「ジャーン!」とご機嫌で、ホワイトデーにちなんで白いICレコーダーも添えられた。一言一句を厳しくチェックする「武器」を贈られた番記者の発言チェックには、今後さらに熱が入りそうだ。

 表記の間違いはさておき。

 人の好意を足蹴にして、なおかつ手紙の内容を晒し、しかも笑いものにするような人間に、品性のかけらも感じられない。人様から物をいただいた人間の態度ではない。せっかくのお返しを踏みにじるような行為をしてまで、伝えねばならない内容なのか、これは?

 マスコミが、学校などの「いじめ」を問題にする資格はないわな。もし自分が、ご機嫌で渡した手紙を晒されて笑いものにされたら……想像するだに恐ろしい。



泣く? (2009 3/13 0:00)

「日本国民みんなテレビ見て泣いたと思う」 官房長官が飯塚さんらと面会(3/12産経)
 北朝鮮による拉致被害者、田口八重子さん=拉致当時(22)=の兄、飯塚繁雄さん(70)と、田口さんの長男、飯塚耕一郎さん(32)は12日、首相官邸に河村建夫官房長官を訪ね、金賢姫元北朝鮮工作員との面会の内容などを報告した。
 繁雄さんは日韓両政府に謝意を述べたうえで、「面会が実現し、(金元工作員の)肉声が聞けて、感動した。『八重子さんはきっと生きている』と言っていた。面会できて本当に良かった」と話した。耕一郎さんは「せっかくついた希望の光を消してはいけない。1秒でも早い解決ができたらと思う」と拉致問題の早期解決を訴えた。
 河村官房長官は「日本国民みんなテレビをみて泣いたと思う。新しい事実はなかったといろいろ言われているが、(田口さんと金工作員との関係について)これまでの証言以上のものもあった。これからもみなさんの英知を集めながらやっていきたい」と話した。


 田口八重子さんとの対面というならいざ知らず、元工作員との対面で泣くものかね?
 そもそも、(田口さんについてどんな話でも聞きたいと思っているご家族の感情は理解しつつも)どこまで知っているか、どこまで事実を話せるかはっきりしない人物との対面は、「国民みんなが泣く」と言えるほどの大ニュースと捉えるべきなのか?

 官房長官の言い様は、拉致問題について何か具体的に進展があったわけでもないのに、「得点」として数えたがっているように思えてしかたがない。そういう意図ではないとしても、少なくとも、元工作員との面会くらいで「みんなが泣く」というような感動話に捉えるようでは、今後のこの官房長官の働きに全く期待が持てない。



国家に益あれば (2009 3/12 0:00)

 ぶっちゃけ、小沢さんが金に汚かろうがクリーンだろうが、そんなことはどうでも良かったりする。私が気になるのは、野党を批判する際の思考回路と、自分への批判に対して弁明するときの思考回路に、あまりにもズレっぷり。ここでの批判も、その点に限ってきたつもり。

 政治能力が高く真っ当な国家観を持っていれば、その政治力を毀損して余りあるほどの汚れっぷりでない限り、政治家に高潔さを求めるつもりはない。無能な伯夷叔斉よりも、有能な陳平だ。

 問題は、小沢さんが陳平であるかどうか。そして、その汚さが国益を害していないかどうか。そういう意味で、私は小沢さんの失脚を心から望んでいる。



都合のいい考え方 (2009 3/11 0:00)

【小沢氏秘書逮捕】小沢氏周辺にも「自発的辞任」の声(3/9産経)
 実際、小沢氏は前日の8日夜、国民新党の亀井静香代表代行に電話し、メディアの世論調査で「辞任すべきだ」とか、「説明責任を果たしていない」との意見が多いことについて怒りをぶちまけた、という。
 こうしたいきさつについて亀井氏は、9日夜のBS報道番組で「小沢氏は自分の説明を国民が理解してくれていないという気持ちが非常に強い。小沢氏は潔白で、自分の秘書も逮捕されるようなことをしていないという確信を持っているようだ」と述べた。
 ただ、「小沢氏は今の時点で政治責任をとなければならないという気持ちはないと思う」と強調する一方で、「今後、潔白であることとは別に、政治家として全体的な判断をする可能性は私には分からない」とも述べた。
(以下略)

 ふだんは自民党の人間がおこなう説明には決して納得せず、「国民の声を聞け」と国民の意思を代弁したような物言いをしているくせに、自分の段になると、「国民は理解してくれない」……都合のいい思考回路だ。

 亀井さんの話が事実として、の前提ではあるが。



情より法 (2009 3/10 0:00)

フィリピン人家族 父親を収容(3/8NHK)
 不法滞在のまま長年日本で暮らしているフィリピン人の家族3人が、中学生の娘は日本語しか話せないなどとして国内にとどまれるよう特別許可を求めていた問題で、入国管理局から帰国を求められていた両親のうち父親1人が、9日、身柄を収容されました。母親は収容されませんでしたが、帰国を決断しなければ今月17日に家族3人をフィリピンに強制送還する方針を伝えたということです。
 この問題は、不法滞在のまま15年以上日本で暮らしてきた埼玉県蕨市のカルデロン・アランさん(36)夫妻が、中学1年生ののり子さん(13)は日本語しか話せないとして、家族全員が国内に在留できる特別許可を求めているものです。東京入国管理局は、娘1人を残して帰国するか、家族3人全員で帰国するか、9日までに決断しなければ国外退去に向けて身柄を収容すると通告していたため、両親が出頭したところ、父親のアランさん1人が身柄を収容されました。母親のサラさん(38)は収容されませんでしたが、入国管理局では、今月13日までに両親または家族全員の帰国を決断しなければ、サラさんと娘ののり子さんの2人も収容し、今月17日に3人をフィリピンに強制送還すると伝えました。
 父親が収容されたあと、会見した娘ののり子さんは「お父さんが収容されたことは、すごくショックです。すぐにでもお父さんを返してほしい。家族3人で日本にいたいという気持ちは変わりません」と話していました。
 また、弁護士は「今後、のり子さんが学校に通い続けられるよう学費や生活費などを支援する基金をつくった。家族と話し合った結果、現時点では、あくまで3人での在留を求めていきたい」と述べました。
 これについて、外国人問題に詳しい龍谷大学の田中宏教授は「今回の例では、15年以上にわたって不法滞在を続けており、それだけ違法状態を積み重ねているのだから国外退去となって当然という考え方がある。その一方、それだけ長く日本で平穏に生活しており、子どもも日本で教育を受けているのだから受け入れるべきだという考え方もあり、どう考えるかだ。どちらにしても、こうした事態が起きる背景には、バブルのころから外国人をあいまいな形で受け入れ続けてきたという日本の政策の問題があり、日本として今後、どう外国人と向き合うのか基本的な姿勢を考えなければならないということを今回のケースは突きつけていると思う」と話しています。


 まぁ子供に罪はないとは言えど、不法入国を有耶無耶にするようでは、テロリストの拠点として日本が「有効利用」されることを黙認するのと同じ。テレ朝(報ステ)やTBS(23)の「父親は真面目にやってきたのだから、杓子定規に判断すべきでない」などという戯れ言を受け入れては、私たち一般の国民の生活が脅かされることになる。日本は法治国家であって、中共のような人治国家ではない。
 そもそも、「不法入国して15年以上も不法滞在をしてきた」という事実がまずあるわけで、そこをすっ飛ばして「家族一緒に日本で暮らしたい」と要求するのは虫が良すぎる話。多くの支援者が存在しているようだから、安心して娘を日本に残し、正規の形で再入国するのがスジではないか。

 さんざん退去の延長をおこなったことで、法務省側はじゅうぶんに温情はかけたと考えるべきではないか。支援者がやらねばならないのは、国に法律の無視を要求することではなく、「法の枠内でどういった措置がとれるのか」を考えることだろう。



野菜と言うにはカロリーが… (2009 3/9 0:00)

子供が最も多く食べる「野菜」はフライドポテト〜摂取量全体の4分の1(3/2U.S. Frontline)
 米国の子供は野菜と果物を十分に摂取しておらず、最も多く食べている「野菜」はフライドポテトであることが、調査から明らかになった。
 USAトゥデイによると、オハイオ州立大学の研究者らは、政府のデータから2〜18歳の子供6500人分を抽出。分析の結果、果物や野菜、ジュースを含め、1日に平均2カップしか消費していないことが分かった。10代の子供のみに絞ると消費量はこれよりも若干多かった。
 政府の栄養ガイドラインは、消費総カロリーに基づいて、野菜や果物などの推奨摂取量を提案している。1日のカロリー摂取量が1000〜3200カロリーの場合、摂取すべき野菜と果物の量は2〜6.5カップ。1日に2000カロリーを消費する人は、1日に果物2カップと野菜2.5カップを摂取すべきという。
 また、子供が最も頻繁に摂取している野菜はフライドポテトであることも、今回の調査で分かった。子供が摂取する野菜の約4分の1がフライドポテトだった。さらに、摂取する果物のうち約40%がジュースだった。
 新鮮な野菜や果物は高価なため、低所得者層が多く住む地域では扱う店がないこともあり、摂取量は高所得者世帯ほど多かった。フライドポテトとフルーツジュースを除外すると、子供が摂取している野菜と果物の量はさらに減少する。専門家らは、子供のすべての食事にわずかずつでも野菜、特に緑黄色野菜と果物を加えるべきと指摘している。


 「フライドポテト食べてるから野菜はじゅうぶんだコフー」って典型的な脂肪脳だな。しかも、ジャガイモならまだしも、フライドポテト…油を吸うんで、カロリーが数倍に跳ね上がる。ジャガイモ1個はおおよそ100kcal(重さ×0.7くらい)だが、例えばマックのポテトLは570kcalになり、ビッグマックよりもカロリー高かったりする。

 イモはふつう穀類に入れる。野菜扱いしては、イモを主食にしている人たちがかわいそうだ。まぁ、アメリカ人は、米すら野菜扱いするヤツがいるくらいだしなぁ…。


四書五経 (2009 3/9 0:00)

麻生首相:実用書を大人買い 「四書五経」遠い昔?(3/7毎日)
 「漫画ばかり読んでいる」「KY(漢字が読めない)」といった批判を打ち消すのに躍起なのか、書店でビジネス書などを“大人買い”した麻生太郎首相。論語など「四書五経」が政治家にとって必読書と言われた時代は昔の話。今どきの宰相の愛読書といえば−−。【坂巻士朗】

 麻生首相が1日、立ち寄ったのは東京駅前の八重洲ブックセンター本店。11月1日、11月30日、12月27日に続き、首相としては就任5カ月で4回目だ。
 首相の事務所によると、移動中はもとより、休暇中の自宅でも本を開く読書家だという。秘書は「漫画好きが注目されるが、漫画は気分転換の時だけ」。
 今回購入した10冊のジャンルは広い。といっても、文学書のたぐいは一切なく、実用書、ビジネス書が中心。景気対策を第一に掲げる麻生首相にとって、「危機を超えて すべてがわかる『世界大不況』講義」(伊藤元重著)は必読か。意外なのがジャーナリストの原寿雄さんの「ジャーナリズムの可能性」。実は同書は07年秋の自民、民主両党の大連立騒動にジャーナリズムがかかわった点を批判している。塩野七生さんの「わが友マキアヴェッリ」は、目的達成のためには手段も選ばない思想家への共感か? 日下公人さんらの「強い日本への発想」も求めたが、実はこれ11月末にも買っていた。
 敬愛してやまない祖父の吉田茂元首相もそうだったように、昭和の首相の多くは漢文の素養があり、論語など「四書五経」は必須の教養とされた。麻生首相が購入した本の書名を見る限り遠い過去の話になってしまったようだ。
(以下略)

 くだらんことでも批判のネタにするんだな、マスコミは。だいたい、いま「四書五経」絡みの書籍に手を出さないからと言って、四書五経の教養がないとは限らないだろうに。若い頃に読破して、既に読む必要がないのかもしれない。だいたい、麻生派の会派名「為公会」は五経の一つ『礼記』から採ってるんだが。というか、首相になってから『論語』を買うようなヤツはイヤだ。
 「塩野七生さんの「わが友マキアヴェッリ」は、目的達成のためには手段も選ばない思想家への共感か?」などと書いているが、塩野さんがそんな固定観念でマキャヴェッリを描くものか?記者は塩野さんの著作をちゃんと読んだうえで記事を書いているのだろうか。

 しかし、『論語』『孟子』はまだしも、『易経』『礼記』『詩経』も政治家に必須の教養と言うべきかな?(儒教という視点を離れるとこれらも味わい深かったり…一部引用の解説書しか読んだこと無いけど)科挙を受けるわけでもあるまいし。むしろ、『孫子』『史記』の方が重要だろう。

 ところでそう言うあなたは、四書五経をある程度読み込んでるんだろうね、坂巻さん?



尖閣に関する米国務省の見解 (2009 3/5 22:00)

 3/3の当欄「小沢発言」で、セドニー米国防次官補代理の言葉を念頭に「安保条約を平気で蔑ろにする発言をする国」と批判した。それとは異なる方向性の見解が国務省から出されたので、紹介しておく。

「尖閣諸島に安保条約適用」米国務省が公式見解(3/5読売)
 【ワシントン=小川聡】日本が攻撃された場合に米国が日本を防衛する義務などを定めた日米安全保障条約が尖閣諸島に適用されるかどうかの米側解釈の問題を巡り、米国務省は4日、適用されるとの公式見解を示した。
 読売新聞社の質問に答えたもので、当局者は「尖閣諸島は沖縄返還以来、日本政府の施政下にある。日米安保条約は日本の施政下にある領域に適用される」と述べた。このオバマ政権としての見解は日本政府にも伝えられた。
 これは、クリントン政権時の1996年と、ブッシュ政権時の2004年に、米政府高官が示した見解と同じだ。昨年12月の中国海洋調査船による尖閣諸島近海の領海侵犯以降、日本側は再確認を求めたが、米側が明言を避けてきた経緯がある。2日の国務省の記者会見でも、ドゥーグッド副報道官代理はこの問題に関する質問に、「持ち帰る」として、回答しなかった。
 日本政府筋によると、先月26日の衆院予算委員会で麻生首相が尖閣諸島への安保条約適用を米側に確認する考えを示したことを受けて、外務省が改めて、米側に再確認を求めていた。



もはやヤクザの因縁 (2009 3/5 20:00)

 一昨日にも書いた、蒟蒻畑の話。

「消費者の責任でない」 こんにゃくゼリー事故提訴(3/4神戸新聞)
 低カロリーや独特の食感で人気を呼ぶ一方、子どもや高齢者の死亡事故が相次いだこんにゃくゼリー。一歳だった息子を亡くし、三日、製造元の「マンナンライフ」などに損害賠償を求めて提訴した両親の代理人は「欠陥がある商品を販売した責任は重い」と、会社の姿勢を厳しく指摘した。
 姫路市内で会見した原告代理人の土居由佳弁護士は、こんにゃくゼリーの危険性として、形状やかみ切りにくい弾力性などを挙げた。亡くなった男児がゼリーをのどに詰まらせた時、周囲には祖父母をはじめ大人三人がいたが、一瞬の出来事でのどに詰まったゼリーを取り除くことができなかったという。
 商品の包装には、子どもや高齢者が食べないよう警告する表示があり、同社はこれを理由に、男児の両親の謝罪、賠償要求に応じてこなかったという。
 ただ、スーパーなどの菓子売り場に置かれているケースが多く、土居弁護士は「幼児が食べることを想定して販売されている」と指摘。「にもかかわらず、責任を消費者に転嫁する姿勢は許せない。安全な製品でない限り、販売はやめるべき」と語気を強めた。
 低カロリーのこんにゃく入りゼリーは一九九〇年代、健康ブームに乗って急成長。寒天や凝固剤で固めたゼリーに比べて溶けにくいため、のどに詰める事故が後を絶たず、消費者団体などが再三、メーカーに商品の根本的な改善を求めている。主婦連合会(東京都)の佐野真理子事務局長は「スプーンで食べる形状にしたり、弾力性を変えたりする必要がある」と話している。(山岸洋介)


 このレベルだと、見下しても軽蔑してもバチは当たらんだろ。

 さておき。
 この土居という弁護士の論理は無茶苦茶すぎる。弁護と言うよりは、ヤクザの因縁。

周囲には祖父母をはじめ大人三人がいたが、
→大人が3人もいて、「1歳児に蒟蒻畑を食わせる」という暴挙に誰も疑問を持たなかったのか。大人が3人もいて、蒟蒻畑に書かれた注意書きを読む能力を持った人間が存在しなかったのか。

スーパーなどの菓子売り場に置かれているケースが多く、幼児が食べることを想定して販売されている
→菓子売り場には、かりんとうや煎餅、ポテチのような、明らかに幼児向けでない菓子も置いてある。菓子売り場に置いてあることを以て「幼児向け」と判断するのは合理的でない。何より、菓子売り場に置いてあるのは小売店の判断によるものであり、マンナンライフを責める謂われは無い。
 だいたい、菓子売場に置いてある物を思い浮かべると、「1歳児に食べさせてもいい物」の方が少ないと思うんだが。

 訴訟の行方が非常に気になる。原告全面敗訴となって、「保護者は子供の安全に責任を持たなければならない」という当たり前のことが社会に再認識されるよう望む。


 なお、「土居由佳」で検索をかけると、こんなページが出てくる。

海峡web版 : 打てば響く高校生 by 土居由佳
 連載:行ってきました!
兵庫県弁護士9条の会Newsletter No.26 より転載
(中略)
 最後に、この講義で、私は、憲法と法律との違い、そして、憲法9条の大切さを是非訴えておきたいと考えていましたので、「憲法とは,国の根本的な法で,国民全ての利益の体系であり,国民一人一人の権利を守るために,権力,役人を拘束するルールである点で、他の法律とは異なっている」ということを説明するとともに、「全ての戦争は自衛という大義名分に粉飾されて始まるものであり、憲法9条を改正しようという現在の動きは、再び『残留孤児』を生み出すことになるというほかないものである」という話をしました。
 そして最後に、「自分の経験できることは限られているが、人には想像力がある。想像力を働かせて、相手の置かれた状況を推察して、思いやりを持って生きていってもらいたい」と締めくくって終わりました。
 そうしたところ、一人の生徒が、「北朝鮮など,共産主義国で訳の分からない、理解不能な国が日本に侵略してきたら困るから,自衛のためには憲法は改正すべきだ」と発言しました。すると、会場中から拍手が沸き起こりました。
 この拍手からすると、これが高校生の大部分の認識なのかもしれません。これは、北朝鮮の「異常さ」を繰り返し報道するマスコミによる影響が大きいと思われます。
 教師は、質問ではなかったということで、私に発言を求めようかどうしようかと迷っていましたが、これは是非回答をしておかねばと思い、わずかな時間でしたが、「現在の状況からして、北朝鮮が実際に攻めてくるなどありえないことは政府も認めている」「今の憲法9条改正の動きは、世界中でアメリカとともに集団的自衛権を行使できるようにするためのものであり、極東アジアに位置する北朝鮮は関係ないこと」を説明しました。
 そうしたところ、会場がシンと静まり返りました。少しは理解してくれたと考えたいです。
(以下略)

兵庫県弁護士9条の会

 左巻きの「自分は義務を果たしませんが、権利だけは主張します」という思考回路が根底にある…というのは牽強付会か?



陰謀だってさ (2009 3/5 0:00)

民主・小沢代表の記者会見冒頭発言(3/4朝日)
 このたび私の秘書の大久保の逮捕を含め、西松建設からの政治献金にかかわる関連のことで強制捜査が行われたわけですけれども、いわゆる強制捜査の根拠を聴くと、その政治団体からの献金か、企業からの献金か、その認識の違いを根拠にし、企業からの献金を認識して虚偽の記載をしたという検察の言い分のようです。この種の問題でいままで逮捕、強制捜査というやり方をした例は全くなかったと思います。まさに検察の強制捜査の今回は、普通の従来のやり方を超えた異常な手法であったと思っております。
 それからまた、衆院総選挙が取りざたされているこの時期において、このような今までやられたことのなかったような異例の捜査が行われたことに関しまして、私は非常に、政治的にも、法律的にも、不公正な国家権力、検察権力の行使だという感じをもっております。
 事実関係について申し上げますが、私ども政治家は、皆国民の皆さんから公人であれ、個人であれ、現金をいただき、その浄財で政治活動をやってきている。私はそのみなさんからの浄財をご存じの通り入りも出も、すべて公開いたしております。従いまして、この二つの政治団体から寄付を受けたことについては、これも政治資金規正法にのっとって適法に処理し報告し公開されている。従って献金を受けたことはそのとおり事実です。

 このような、いわゆる、検察権力、国家権力が、こういう形で強制捜査を行う、この種の問題でこういう形で行うことは普通の民主主義社会に置いてはありえないことだ。従って日本でもこのようなことは前例がなかった。
 私が今回のことで一番心配するのが、このように強制力を持つ公権力が思うままにその権力を行使することが今後もまた行われることになれば、私は本当に国民の皆さんの人権を守ることができませんし、社会は暗澹(あんたん)たるものに陥ってしまうだろうと思っておりまして、日本の民主主義の成熟ということを考える上でも、先に申し上げたように、今度のこの種の問題で逮捕、強制捜査というやり方は大変民主主義を危うくするものであり、公正さを著しく欠くものであると考えている次第です。
(一部を抜粋)

 西松建設のOBが代表を務めていた(実体のない)政治団体を通じて、小沢の政治資金団体「陸山会」に献金がおこなわれていたが、政治団体へは、西松建設の社員が会費の形で寄付をしており、その金は西松建設がボーナスなどに上乗せして補填していた。さらには、小沢側から「献金の請求書」まで出ていたらしい(小沢氏側が西松建設に献金請求書…「企業献金」認識か(3/4読売))。これだけ手の込んだことをやっておいて、秘書が何も関与していない、小沢が何ら関知していないというのも、不自然だろう。

 そりゃぁまだ「容疑」の段階ではあるけど、根拠も無しに「国策捜査だ」とか「陰謀論だ」とか言うのは、みっともないったらありゃしない。だいたい、自民党側にも西松建設から献金を受けている人間が複数いるわけで、返り血を浴びる可能性があるのに、政府や与党が今回の捜査に関与しているわけがない。

 さらにみっともないのは、テレビ。小沢擁護の論調を、隠すこともなく垂れ流していた。公正中立という言葉は、マスコミどもの辞書には載っていないらしい。バー通いや漢字の読み間違いや給付金を受け取るかどうかよりも、よっぽど問題にすべき案件のはずなのだが。

 ただ、国民は分かってると思うぞ。うちのオカンとカミさん、小沢の秘書逮捕に「小沢も捕まれ」と毒づいていたし、「テレビが小沢ばっかり持ち上げている意味が分からない」と憤慨していたし、3日夕方に行方不明になっていたときには「このまま帰ってこなければいいのに」と不穏当な発言もしていた。

 世論調査はどういう数字になってくるかねぇ。


じっくり漬け込もう (2009 3/5 0:00)

 耐えきれずソニー購入。10年後の再会を楽しみに待つことにする。


経済学者 (2009 3/5 0:00)

 経済学者のやってることは、所詮は過去に起こった物事の分析で、彼らの論理は全て後付でしかないだろ?同じ過去の分析でも、歴史学者は、未来予測ができるなどと大それた態度はとらないが、経済学者は自分たちの論理で未来予測が可能であると、大層な自信を持ってらっしゃるが、その根拠はいったい何なのか。



ぜんぶ他者のせい (2009 3/4 0:00)

マンナンライフを提訴=死亡1歳児の遺族−こんにゃくゼリー問題・神戸地裁支部(3/3時事)
 兵庫県の1歳男児がこんにゃくゼリーをのどに詰まらせ、昨年9月に死亡した事故で、製造会社「マンナンライフ」(群馬県富岡市)の対応に問題があったとして、両親が3日、同社などを相手に計約6200万円の損害賠償を求める訴訟を、神戸地裁姫路支部に起こした。
 訴状によると、男児は昨年7月29日、兵庫県内の父親の実家で、半解凍状態だったとみられる「蒟蒻(こんにゃく)畑 マンゴー味」をしばらく触った後、口に入れてのどに詰まらせた。加古川市内の病院に搬送されたが、約2カ月後に死亡した。
 両親の代理人の弁護士らは記者会見し、同社のこんにゃくゼリーは、大きさがのどをふさぐ程度で、硬さや弾力性がのみ込みにくいものとなっており、容器の形状を考えると設計上の欠陥があると主張。同社が事故を認識しながら、適切な改善措置を取らずに製造・販売を続けたとした。
 男児の両親は事故後、同社に連絡を取ったが、謝罪はなかった。示談交渉でも、書面で2回やりとりしただけで、解決できなかったという。両親は弁護士を通じ、「マンナンライフ社の企業努力によって(死亡事故は)防げた」とコメントした。
 マンナンライフによると、同社は事故を受け、昨年10月に製造を一時中止。約1カ月半後、「凍らせないように」という警告文を追加し、1つ1つのゼリーに警告マークを入れるなど改善策を講じた上で、製造と販売を再開した。
 マンナンライフの話 訴状を見ていないのでコメントは差し控えたい。


 1歳児に凍らせた蒟蒻畑を食わせておいて、メーカーから金を取ろう、という話。自ら交通事故を起こしておいて自動車メーカーを訴えるくらい、不合理な訴訟に思うのだが。「企業努力によって事故は防げた」という前に、「親の努力によって事故は防げた」と言うべきではないのか。
 悲しみのやり場に困ってという心情は分からないでもないが、自分たちの責任を直視しないで不条理を押し通すことが許されるわけではない。


ソニーが逃げていく (2009 3/4 0:00)

 また、目の前でソニーが逃げていく……寄り直後に1603円、そこからロケット噴射で1734円まで行ってしまった……1602円で指していたんだが……もう戻ってこないのかな。



小沢発言 (2009 3/3 0:00)

 この発言は本当なのかなぁ、産経だし…小沢さんらしい発言ではあるけれども。

【民主党解剖】第1部「政権のかたち」(1)「小沢首相」は大丈夫か(3/2産経)
 2月上旬、都内で開かれた民主党議員と支持者による会合。党代表、小沢一郎が発した言葉に会場は一瞬凍りついた。
 「拉致問題は北朝鮮に何を言っても解決しない。カネをいっぱい持っていき、『何人かください』って言うしかないだろ」
 日本人の人権と日本の主権を蹂躙(じゅうりん)した北朝鮮の犯罪をカネで決着させる−。あまりにもドライな小沢発言は、当然のごとく、箝口(かんこう)令が敷かれた。
 外交・安全保障をめぐる小沢の「危うさ」が露呈し始めている。
 2月24日、記者団に「米海軍第7艦隊で米国の極東の存在は十分だ」と語り、波紋を広げた。「対等の日米同盟」を土台に、日本の防衛力増強を志向すると受け取れる発言の真意を、側近は「安保論議を活性化させようとして投じた一石だ」と代弁する。だが、党内にも「先を見据えない、浅はかな言葉だ」(幹部)との批判が出ている。
(以下略)

 「身代金」で解決するというのも、方法論としては分からないではない。しかし、「全員返すなら」という前提でならまだしも、「金あげるから何人かください」というのは看過できない。カネで解決しかも全面解決すら放棄しますよと宣言する人間が、次期首相?悪い冗談だ。

 ただ、何の進展も見られない小泉以降の有様を考えれば、小沢さんの発言を批判するだけで良しとすべきかという思いもある。大っぴらにしていないだけで、自民党の戦略も似たような物ではないのか。


 「米海軍第7艦隊で米国の極東の存在は十分だ」という発言に関しては、日本の軍事力を増強して米軍全面的に頼っている状況を打破すべき、という意味で、半分は賛同できる。「尖閣の領有権についてはアメリカは中立だ」と、安保条約を平気で蔑ろにする発言をする国を、全面的に信用することなどできない。
 ただし、民主党内の左派勢力をどうまとめ上げるのか、或いはまとめ上げるつもりがあるのか、その疑念が晴れなければ民主党に期待を持つことは出来ない。



プレス (2009 3/2 0:00)

古紙の塊から男性遺体=事件、事故両面で捜査−愛知県警(3/1時事)
 1日午後2時10分ごろ、愛知県清須市西須ケ口の製紙原料会社の工場で、圧縮した古紙の塊から血がにじんでいるのを男性作業員が発見、110番した。県警西枇杷島署員が解体したところ、中から男性の遺体が見つかった。同社の関係者は「知らない人が工場内にいた。プレス機に挟まれたらしい」と近所の住人に話していたという。同署が事件と事故の両面で調べている。
 同署によると、遺体は服を着ており、バラバラにはなっていないが、古紙や段ボールと一緒に圧縮された状態だった。塊は縦約1メートル、横約2メートル、高さ約1.1メートル、重さは約900キロあった。


 これはまた悲惨な……しかし、「知らない人」って何のためにここにいたのか?自殺でプレス機に飛び込むなんて聞いたこと無いし…。


サンプロ (2009 3/2 0:00)

 サンデープロジェクトで、竹中さんvs亀井さんの対決をやっていたけど、この番組は竹中さんの詭弁を論理的に追求できるような人間は絶対に出さないね。亀井さんにしろ、ちょいと前の金子さんにしろ、言ってることはまともな部分もあるのに、どうしても感情的(少なくともそう「見える」)だし細かいデータを示せないために、竹中さんの方が冷静で正しいことを言っているように見えてしまう。実際には、都合のいい数字を出しているだけだったり、相手が言ってもいない論理を持ち出して批判して見せたり、なのだが。

 「かんぽの宿」については、別に安い値段で叩き売りされても、問題とは思わない。叩き売りに裏があるか否かは大問題だけど。