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日々の世迷い言    



オウムアムア (2017 11/22 10:30)

 今日も、興味深い記事をメモ。

太陽系外からの使者「オウムアムア」、初の恒星間小惑星と確認(11/21CNN)
 (CNN) ハワイの天文台で10月19日に観測された物体は、太陽系外から来た「恒星間小惑星」で、これまでに観測されたどの天体とも違っていた――。ハワイ大学などの研究チームが20日の科学誌ネイチャーにそんな研究結果を発表した。太陽系外からの物体が観測されたのは初めて。研究チームはこの物体を「オッドボール」と呼んでいる。
 高速で移動するかすかな光体は当初、太陽系内から来た彗星(すいせい)か小惑星と考えられていた。しかし軌道を調べた結果、恒星間の空間から飛来したことが分かったという。
 研究チームは複数の望遠鏡でこの物体に照準を合わせ、時速13万8000キロの超高速で視界から消えるまでの3夜にわたって観測を続けた。

 ハワイ大学天文学研究所のカレン・ミーチ氏によると、この物体は高速で回転していて、大きさは少なくともフットボール競技場ほど。明るさが大きく変化する様子が観測された。
 表面は岩盤に覆われ、細長い葉巻のような形をしていて、何百万年も宇宙線の放射線にさらされた影響で暗い赤みがかった色をしているという。成分は金属でできている可能性が高く、7.3時間ごとに自転していた。
 長さが幅の10倍もある形状の天体が観測されたのは初めて。明るさの変化はこの複雑な形状が原因だった。
 国際天文学連合は、この物体を初の恒星間小惑星と分類し、「A/2017 UI」と命名した。その後、ハワイの言葉で「遠い過去からたどり着いた使者」というような意味の「オウムアムア」という正式名が付けられた。
 米航空宇宙局(NASA)の研究者は、「このような恒星間天体の存在は、理論上は何十年も前から指摘されていたが、初めてその存在が直接的に証明された」と解説する。
 これまでの研究から、太陽系が形成される過程では彗星や小惑星が放出されたことが分かっている。
 太陽系外の恒星系でも同じ現象が起きていたと推定され、今回の恒星間小惑星はそうした恒星系の形成について解明する手がかりにもなり得る。
 太陽系内にはそうした太陽系外からの「使者」が、年間1〜10個ほど存在している可能性が大きい。しかし超高速で移動することから、これまでは観測できていなかった。
 オウムアムアはこと座のベガの方向から長い歳月をかけて太陽系に到達し、何億年もの間、天の川銀河を突き抜けて進んでいたと思われる。
 もしこうした星間小惑星が地球に衝突したとすれば、その威力は太陽系内の小惑星が衝突したときをはるかにしのぐ可能性がある。
 NASAなどは地上と宇宙の望遠鏡を使ってオウムアムアの追跡を続けている。現在は地球から約2億キロの距離(火星と木星の距離に相当)にあり、火星の軌道を通過して来年5月には木星を通過。2019年1月には土星の軌道を越えて太陽系を離れ、ペガサス座の方向へ向かうと予想されている。
 今後は他の恒星間小惑星も観測できるようになる見通しで、欧州南天天文台の研究者は、「初の恒星間小惑星を発見した今、次の発見に向けた準備を整えている」とコメントした。

 小惑星イトカワのように、探査機を送り込んで……というのは、さすがに秒速40kmで逃げる天体には無理だろうなぁ。地球からの観測でどれくらいのことが分かったのだろうか、あるいは観測結果の解析でこれからどれくらいのことが明らかになるのだろうか、非常に楽しみである。



京田が新人王 (2017 11/21 23:30)

プロ野球 新人王 パ・リーグは源田 セ・リーグは京田(11/20NHK)
 プロ野球の今シーズンの新人王が発表され、パ・リーグは西武の源田壮亮選手、セ・リーグは中日の京田陽太選手といずれもルーキーながらショートのレギュラーとして活躍した2人が選ばれました。
 新人王は記者などの投票で決まり、20日東京都内で開かれた表彰式、「NPBアワーズ」の中で発表されました。
 パ・リーグの新人王に選ばれた西武の源田選手は24歳。トヨタ自動車からドラフト3位で入団した俊足と堅い守りが持ち味の内野手です。
 源田選手は開幕からショートで先発出場し、新人として56年ぶりとなるフルイニング出場を果たしました。
 また、12球団の選手で2番目に多い37個の盗塁を決めたほか、バッティングでも新人では長嶋茂雄さんを抜き歴代3位となる155本のヒットを打ちチームの4年ぶりのクライマックスシリーズ進出に貢献しました。
 パ・リーグで、野手が新人王を獲得したのは西武の小関竜也選手以来、19年ぶりです。
 セ・リーグの新人王に選ばれた中日の京田選手は日大からドラフト2位で入団した走攻守そろった23歳の内野手です。
 ショートで141試合に出場して打率は2割6分4厘、新人の球団記録となる149安打を打ったほか、盗塁23個はリーグ2位の成績でした。
 中日からの新人王は、平成10年の川上憲伸投手以来、19年ぶりです。

源田「すごくうれしい」
 パ・リーグの新人王に選ばれた西武の源田壮亮選手は、「野球人生で1回しか取れない賞なのですごくうれしい。1試合1試合を全力でやることだけを考えて1年間やってきた。フルイニング出場できたことが評価されたと思う。来シーズンからは周りの見る目も変わるので、今シーズン以上の成績を残さないといけない」と話していました。

京田「走塁がいちばん評価された」
 セ・リーグの新人王に選ばれた中日の京田陽太選手は、「DeNAのルーキー、濱口遥大投手が日本シリーズなどで活躍していたので正直諦めていたが、新人王に選んでいただき、歴史に名を刻むことができてうれしい。持ち味の走塁がいちばん評価されたと思う。来シーズンは走攻守すべての面で改善して、源田選手のようにフルイニング出場することを目標に頑張りたい」と話していました。


 つらい状況が年単位で続いている中日にとって、非常に喜ばしいニュース。
 濱口が取るだろうとと思っていたが、規定投球回数に届いていなかったのがネックになったようだ。セ・パの新人王がショートで揃っている、という絵面も影響あっただろうか。

 京田には、2年目のジンクスを跳ね返すような活躍を来シーズンに期待したい。次はゴールデングラブも狙って欲しい。


量子コンピュータ (2017 11/21 10:30)

 興味深い記事をメモとして引用。

初の国産量子コンピューター 無料公開(11/20NHK)
 スーパーコンピューターをはるかにしのぐ性能が期待される次世代のコンピューター、「量子コンピューター」の初の国産機の開発に成功したと国立情報学研究所やNTTなどのチームが発表しました。複雑な組み合わせを解く問題でスーパーコンピューターの100倍のスピードを発揮したということで来週から世界中の研究者が利用できるようインターネット上で無料公開するということです。
 量子コンピューターは、光の粒や電子など量子と呼ばれる極めて小さな物質の世界でおきる物理現象を応用した次世代のコンピューターです。
 カナダのベンチャー企業が6年前、世界で初めて販売を始め、グーグルやIBM、マイクロソフトなどの大手IT企業も開発を進めるなど世界中でしれつな競争が展開されています。
 初の国産量子コンピューターの開発に成功したと発表したのは、国立情報学研究所やNTT、それに東京大学など国のプロジェクトチームです。
 従来のコンピューターでは、半導体の電圧で「0」か「1」の情報を表現し計算処理を行いますが、この量子コンピューターでは、全長1キロのループ状の光ファイバーに光の粒を大量に入れ、この光の粒が「0」であると同時に「1」でもあるという量子力学の特殊な物理現象「重ねあわせ」を応用することで超高速の計算を行います。
 チームでは、送り込む光の粒を2000個にまで増やし計算能力を高めることに成功した結果、10の600乗以上という宇宙空間に存在するとされる観測可能な原子の数よりも多い組み合わせの中から最適な組み合わせを選ぶ問題をスーパーコンピューターの100倍のスピードで解くことに成功したということです。
 この能力を使えば、2020年の東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムで観客数万人が同時にスマートフォンなどの無線LANを使った場合近隣の基地局にどうつなげば混乱を起こさないかや、大都市の交通渋滞の解消、病気の原因となるたんぱく質に結合してその働きを抑える物質を膨大な数の化合物から探しだし画期的な新薬を開発することなどが期待できるということです。
 プロジェクトチームによりますと国産の量子コンピューターの開発に成功したのはこれが初めてで、今月27日から世界の研究者が利用できるようインターネット上で公開し、利用方法を広げるためのソフトウエアの開発や性能の向上を目指すことにしています。
 スタンフォード大学名誉教授の山本喜久プログラムマネージャーは、「今回公開する量子コンピューターの性能は現時点で世界最高峰だと自負している。世界に公開することで改善点や新たな利用法を見つけ出し、量子コンピューターを日本のお家芸としたい」と話しています。

国産量子コンピューターの原理
 今回、開発された国産量子コンピューターは、光の粒など極めて小さな世界で起きる「重ねあわせ」と呼ばれる物理現象を応用し、超高速の計算を実現しました。
 量子コンピューターの中に入っているのは、全長1キロのループ状の光ファイバーです。
 この光ファイバーに光の粒を大量に入れると「0」と「1」の両方の状態を示す「重ねあわせ」とよばれる現象を示しながら超高速で回転します。
 そこにどのような組み合わせ問題を解くのか問題内容を表す別の光の粒を入れてやると光の粒が互いに影響しあい、全体のエネルギーが最も低い状態、つまり最も最適な組み合わせの計算結果が一瞬にして出る仕組みです。
 カナダのベンチャー企業が6年前、世界で初めて発売した量子コンピューターでは、この「重ねあわせ」を摂氏マイナス273度ほどという絶対零度近くまで冷やし超伝導状態にした金属の中で電子を使って作り出していましたが、今回の国産量子コンピューターは光を使うため室温で動作する点がすぐれているということです。

しれつ化する開発競争
 量子コンピューターは1980年代にその理論が提唱され、多くの研究者が開発に取り組んできましたが、実現するのは早くても今世紀の末頃だろうと言われていました。
 ところが6年前の2011年、カナダのベンチャー企業、「D−Wave Systems社」が世界初となる量子コンピューターを発売し、世界を驚かせました。
 このマシンは膨大な組み合わせの中から最適な解を探す「組み合わせ最適化問題」に特化した「アニーリングマシン」と呼ばれるタイプのものでグーグルやNASAなど世界的な企業や機関が次々と導入し、高い能力が明らかになりました。
 これに対し、グーグルやマイクロソフト、IBMなどの大手IT企業も独自に量子コンピューターの開発を進めこのうちマイクロソフトは量子コンピューターで使用する独自に開発したプログラム言語をことし9月、初めて公開しました。
 またIBMも、開発中の量子コンピューターをインターネット上で公開し、性能を試験できるサービスを始めています。
 次世代のコンピューターと期待される量子コンピューターは、世界のスタンダードとなればばく大な需要が見込まれることから、先陣争いの開発競争はしれつを極めています。

複雑な人間関係 2000人の分け方
 今回、国産量子コンピューターが性能を発揮したのは、「組み合わせ最適化問題」と呼ばれる問題です。
(5つの点)
 互いに仲のいい悪いの人間関係がある5人を仲の悪い人が最も少なくなるよう2つのグループにわけるとします。
(5つの点を線引き)
 5人程度であれば、組み合わせの数が少なくすぐに答えが出ますが・・。
 全体の人数が増えていくと組み合わせの数は指数関数的に増え、その計算には膨大な時間がかかるようになります。
(点が増えて2000個に)
 今回国産量子コンピューターが挑んだのは、2000人にまで増えた場合。紫色の点、1つ1つが人を表し、仲の悪い人間関係は合わせて20000あります。
 どうわければ、仲の悪い人が同じグループになるのを最も少なくできるか。
 組み合わせは、10の600乗以上。宇宙空間に存在するとされる観測可能な原子の数よりも多いと言われますが・・。
(緑色の点が引かれ赤・青に)
 計算を始めると一瞬で緑色の線が引かれ、赤色と青色の2つのグループにわけられます。
 かかった時間0.005秒以下。
 スーパーコンピューターの100倍のスピードでした。
 こうした量子コンピューターの能力は大都市の複雑化した交通網や電力網、それに無線通信のネットワークを最適化したり、膨大な組み合わせが考えられる化合物から新たな薬を開発したりするなど現代社会のさまざまな分野で大きな力を発揮すると期待されています。

消費電力はスーパーコンピューターの100分の1
 量子コンピューターは、その計算速度だけでなく消費電力量の面からも注目されています。
 現在使われているコンピューターは、半導体の電圧の切り替えなどで情報処理を行うため、計算量が増え大型化するとそれだけ消費電力も大きくなります。大手IT企業も巨大化したデータセンターなどの消費電力量をどう削減するのか課題に直面しています。
 これに対し、量子コンピューターは量子の「重ね合わせ」状態を作り出すために、コンピューターの回路を絶対零度近くまで冷やしたり、光の信号を発生させたりする際に電力が必要になる程度で、消費電力ははるかに少なく済むといいます。
 プロジェクトチームの山本喜久プログラムマネージャーによりますと、今回の国産量子コンピューターの単位時間当たりの消費電力は1キロワットほどで、計算能力を比較したスーパーコンピューターのおよそ100分の1だということです。




忖度させるのも罪 by 毎日新聞 (2017 11/20 10:30)

記者の目:加計・森友問題 拭えぬ疑念 首相しか解決できない=杉本修作(東京社会部)(11/17毎日)
 学校法人「加計(かけ)学園」が国家戦略特区を活用して獣医学部を新設する計画は、林芳正文部科学相が14日に認可し、来年4月の開学が決まった。野党や我々メディアは、加計学園の学部新設と学校法人「森友学園」の国有地取引を巡る問題について、安倍晋三首相に説明責任を果たすよう求めてきた。10月の衆院選で政権与党が勝利し「いつまでモリカケの議論を続けるのか」との声もある。それでも私が二つの問題を問い続ける理由を述べておきたい。
(以下略)

 古今無双に酷い論説である。とくに記事のラストが奮っている。
 曰く、「首相がすべきなのは、自身の関与がなかったとしても周辺に「そんたく」がなかったか徹底調査すること。さらに、公文書でない職員のメモ類なども公開し、国民の理解を得る努力をすることだ。この問題に終止符を打てるのは、首相しかいない。」と。

 自身の関与がなくても、忖度の有無を調べねばならないそうだ。自身には何の問題もなくても、部下に忖度させたらそれは罪であるらしい。官僚たちに新中を慮られないように行動しなければいけないとは、首相とは難儀な仕事であるな……そんなわけがあるか、バカめ。

 だいたい、「忖度があったか否か」をどうやって調査するのだ。「忖度しましたか」とアンケートでも採るのか。本当に馬鹿馬鹿しい限り。安倍総理をこき下ろすためなら、合理性など欠片も要らないらしい。


「排除」には上杉隆が絡んでいたらしい (2017 11/20 10:30)

(検証 民進分裂:上)「排除」生んだ密談の夜 小池氏「護憲、遠慮願う」(11/19朝日)
 「民進党を解党したい。民進の衆院議員は、希望の党に公認申請させます」
 「それでいきましょう」
 東京・内幸町の帝国ホテル。民進党代表の前原誠司の提案に、東京都知事の小池百合子が同意した。傍らには、連合会長の神津里季生(りきお)や、小池に近いネットメディア会社代表の上杉隆もいた。
 9月26日深夜のことだ。
 前日の25日には、首相の安倍晋三が記者会見し、28日召集の臨時国会冒頭で衆院を解散すると表明。小池も会見し、新党「希望の党」を立ち上げて、自ら代表に就くと発表していた。
 解散まで48時間を切るなか、新党との合流協議を急ぐ前原が上杉の携帯電話を鳴らし、急きょ設定された秘密会談。前原は民進の100億円超の資金や党職員の提供を申し出たが、小池は断った。そして、注文をつけた。
 「全員(の合流)は困る。私は、憲法と安全保障は絶対に譲れません」
 憲法改正と安保政策は、小池の保守政治家としての生命線だ。「護憲の方はご遠慮願いたい」と言う小池に、前原は応じた。「それは当たり前。うちにも護憲なんているかどうか……」
 小池は、民進の体質が新党に継承されることを懸念していた。民進は、これまでも自民から旧社会党出身者まで抱える「寄り合い所帯」ぶりが、党の一体感を損なってきた。護憲政党ではないが、いざ党内で議論を始めれば対立が表面化しかねない。
 小池の思いを推し量った上杉が旧民主党の「排除の論理」を例に出した。鳩山由紀夫と菅直人が1996年に民主党を結党した際、看板のかけ替えとの批判を受けないために一部のメンバーの参加を拒んだ。上杉は「『三権の長』経験者を排除するのはどうですか」と話したという。
 政権交代可能な政治の一翼をめざしてきた野党第1党を分裂させた小池の「排除」発言の原点は、この夜の密談にあった。
 民進を離党し、希望の結党メンバーになった元環境相の細野豪志が同28日夜、記者団に「三権の長(の経験者)は民進党で中核的な役割を果たしてきた方なので、ご遠慮いただくのがいい」と言った。
 そして翌29日。小池は都庁での記者会見で、改憲や安保で政策が一致しない民進出身者への対応を問われ、「排除いたします」と明言した。=敬称略


 「新党に民進党の体質が継承されたら困る」という小池氏の懸念は正統な物だし、政治信条が合わない者を排除するのも正しい判断だ。しかし、発言が直截的すぎて悪印象を与えたのは失敗だった。
 そして何よりも問題だったのは、疫病神の嘘つきたる上杉隆を信じてしまったことだろう……この記事が正しければ、という前提ではあるが。仮に朝日記者が上杉氏の言葉を参考に記事を書いたのであれば、デタラメの可能性が高くなるので、最終判断は留保しておきたい。ウソだらけの自称ジャーナリストの進言をきっかけに最大野党が四分五裂した、というのはギャグとしてはなかなか面白いが……。

 何はともあれ、前原氏は集団のトップに立ったらいけない人間だと改めて証明された。運の無さ、引きの悪さはリーダーには致命的である。政治家として活動するのも、やめた方がいいのではないか。



回復しているのは事実 (2017 11/19 10:30)

大卒新入社員の初任給 2年連続で過去最高(11/17NHK)
 ことし大学を卒業して就職した新入社員の初任給は、平均で20万6100円と2年連続で過去最高を更新しました。
 厚生労働省が従業員10人以上の企業で新卒の採用をしたおよそ1万5000社を対象に、ことし7月、調査した結果、大学を卒業してこの春、就職した新入社員の初任給は、平均で20万6100円でした。
 これは去年より2700円、率にして1.3%増えていて、4年連続の増加となり、統計を取り始めた昭和51年以降で過去最高を更新しました。過去最高の更新は2年連続となります。
 男女別では男性が20万7800円、女性が20万4100円で、増加率は男性が0.9%だったのに対し、女性は2.1%でした。
 企業の規模別では、従業員1000人以上の大企業が平均で21万1000円と、去年に比べ2%増加したのに対し、従業員100人以上、1000人未満の企業は20万2500円と0.7%の増加、100人未満の企業は19万9600円と0.3%の増加となり、企業の規模が大きくなるほど増加の割合が大きくなっています。
 厚生労働省は「景気の回復で就職率が上昇傾向が続くなど労働市場が改善した結果ではないか。今後の動向を注視していきたい」と話しています。


 こういうデータが上がってきても、アベノミクスそのものを批判する人間が出てくるのが何とも不思議である。少なくとも民主党政権や過去20年の経済運営に比べればずっと成果を上げている。安倍批判するのは良いのだが、少なくともファクトは押さえたらどうだろうか。

 近所のコンビニで「新規のバイト求人がなかなか集まらない」という話を聞いたし、よく行くスーパーのパート募集も少しずつではあるが時給が上がっている。学生の就職状況も僅か5年前と比べてもぐっと改善している。実感として、景気は少しずつ改善している。十分かと言われれば全然足りないのだが、アベノミクスの方向性は支持する。

 批判するのであれば、さらに景気回復を確実にする方法を提言して欲しい。



情報錯綜する日馬富士問題 (2017 11/17 10:30)

日馬富士と貴ノ岩は暴行翌日お互い握手で謝罪と白鵬(11/16日刊スポーツ)
 大相撲で横綱日馬富士が平幕貴ノ岩に暴力を振るってけがを負わせた問題で、現場の酒席に参加していた横綱白鵬は16日、福岡国際センターで行われた九州場所5日目の取組後、暴行のあった翌日の巡業で両者が握手を交わし、「悪かったね」とお互いに謝罪していたと明かした。鳥取県警に被害届を出した貴ノ岩側は詳細を明らかにしておらず、混迷が深まった。
 関係者によると、暴行は10月25日夜から26日未明にかけて、鳥取市内で起きた。日馬富士に生活態度を注意されていた貴ノ岩がスマートフォンを操作した際、横綱が激怒したという。
 白鵬は「自分もそこで同席していた。皆さんに申し訳ないという気持ちでいっぱい」と、16日午前に続いて謝罪。さらに、日馬富士が素手で殴ったことをあらためて認めた上で、ビール瓶での殴打などを否定した。だがビール瓶での暴行は複数の関係者が証言している。
 関係者によると、貴ノ岩関は暴行を受けた当初、師匠の貴乃花親方(元横綱)に「転んだ」と報告していたことが15日までに判明。同親方は10月29日に被害届を出しながら、11月3日に鏡山危機管理部長(元関脇多賀竜)からの電話での聞き取りには「よく分からない」と返答するなど、不可解な点もある。

 客観的事実と言えるのは貴ノ岩の診断書であり、その内容を考えると、激しい暴行があったことは事実としか思えない。
 そうであるならば、白鵬の言うように「事後に手打ちがあった」というのは、暴行事件の事実とは何の関係もない。事後に手打ちしていたからと言ってその暴行の酷さが減じるわけじゃないし、貴ノ岩は握手を拒否できる立場でなかったろうし。

 しかし、一方でこんな話も出てきた。

貴ノ岩、警察への診断書は「骨折」なし 協会宛てと相違(11/16朝日)
 大相撲の横綱日馬富士(33)が幕内貴ノ岩(27)に鳥取市内で暴行した問題で、貴ノ岩側が日本相撲協会と鳥取県警に提出した二つの診断書の内容が異なることが16日、関係者への取材でわかった。協会への診断書は頭部の骨折などで全治2週間などと記されているが、県警への診断書の症状はこれより軽く、骨折は含まれていないことも明らかになった。日馬富士の処分を決める協会の内部調査にも影響しそうだ。
 同じモンゴル出身の2人のトラブルは10月25日夜、巡業があった鳥取市内の飲食店で起きたとされる。その後も巡業に出ていた貴ノ岩は29日、県警に被害届とともに、問題直後に病院で作成された診断書を提出。11月5日から5日間、福岡市内の病院に入院した。
 貴ノ岩が九州場所を休場するために協会に提出した診断書は、最初の診断書の全治期間が過ぎた後で、暴行から約2週間後の今月9日付。入院した病院で「脳振盪(しんとう)、左前頭部裂傷、右外耳道炎、右中頭蓋(ずがい)底骨折、髄液漏の疑い」と診断された。だが複数の関係者によると、県警に提出された診断書は、けがの程度は軽く、骨折などはなかった、という。

 関係者の証言だけでは客観的証拠となり得ない場合もあるが診断書は客観的証拠として有効、と考えていたが、その診断書すら客観的事実を示していないとなれば、確たる話は何もなくなってしまう。

 ただ、警察への被害届は事件の3日後であり、その後に精密検査して骨折などが判明した、ということであれば何の矛盾も無い。

 いずれにせよ、警察の捜査が進んで事実が明るみになるまで様子を見るしかないのだろう。



維新の足立氏の発言 (2017 11/16 11:30)

維新 足立氏の発言で懲罰動議提出も検討 野党側筆頭理事(11/15NHK)
 日本維新の会の足立康史衆議院議員が衆議院文部科学委員会で、立憲民主党の福山幹事長と希望の党の玉木代表について、「私は犯罪者だと思っている」などと述べたことに対し、委員会で野党側の筆頭理事を務める立憲民主党の川内博史衆議院議員は懲罰動議の提出も含めて検討する考えを示しました。
 日本維新の会の足立康史衆議院議員は15日の衆議院文部科学委員会で、加計学園をめぐる問題に関連して「立憲民主党の福山幹事長と希望の党の玉木代表は、獣医師会側から献金をもらっている。献金をもらって、仮に、請託を受けて、あっせんし、国会質問をしていれば、すなわち犯罪者で、私は犯罪者だと思っている」などと述べました。
 この後、足立氏は記者団に対し「答弁義務を果たすことは国会の再生に向けて不可欠であり、玉木氏や福山氏は答弁しないといけない」と述べました。
 これに対し、衆議院文部科学委員会の野党側の筆頭理事を務める立憲民主党の川内博史衆議院議員は、記者団に対し「国会議員は、国会の品位や名誉を傷つけてはならないという規則がある。党の国会対策委員会と相談するが、懲罰動議を出すことになるのではないか」と述べ、懲罰動議の提出も含めて検討する考えを示しました。


 自民党支持で野党に批判的な向きの中には、この発言に喝采を送っている者もいるが、同じく自民党支持ではあるが、私はこの発言を擁護する気は全く無い。国会に相応しくない雑駁かつ下品な物言いだ。

 福山氏や玉木氏らを犯罪者扱いした発言については、相手を犯罪者とするなら挙証責任は足立氏側にあり、それができないのに犯罪者扱いをする、ましてや国会でその発言をおこなうというのは、間違った言動であろう。
 いや玉木氏らは安倍氏に対して証拠も挙げずに疑惑追及していたではないかという反論もあろうが、批判している相手と同じ行動をとっては、主張に説得力が無くなる。間違った人間を批判するのに間違った行為を取ってはならない。

 ついでに。

維新・足立衆院議員が「朝日新聞、死ね」とツイート(11/14朝日)
 日本維新の会の足立康史衆院議員が、学校法人「加計(かけ)学園」をめぐる朝日新聞の11日付朝刊の社説に対し、自身のツイッターに「朝日新聞、死ね」と投稿した。複数のメディアが報じたのを受け、14日も朝日新聞に対して「ねつ造報道」などと投稿を繰り返した。
 朝日新聞は社説で「来春開学の見通しになったからといって、あの『総理のご意向』をめぐる疑いが晴れたことには、まったくならない」などと論じた。
 足立氏は13日、朝日新聞の取材に「適切な言葉だとは思っていないが、加計学園をめぐる名誉毀損(きそん)を続けるのかという怒りを表明した」と説明。匿名の母親が待機児童問題を告発するブログで使った「保育園落ちた日本死ね」の言葉が国会質疑で取り上げられたことに言及し、「国会での発言として許されるのであれば、『朝日新聞、死ね』も許される」とした。「問題提起だから、炎上した方がありがたい」とも述べた。

■識者「言論の元断つ物言い、不適切」
 元共同通信記者でジャーナリストの青木理氏は朝日新聞の取材に「一般の市民が切羽詰まった状況を伝えようとして過激な言葉を使うのと、公共的な存在である国会議員が使うのは出発点が違う」と指摘。「政治家は言葉が命。『朝日新聞、死ね』と言論の元を断つような物言いは適切ではない」と批判した。
 足立氏の一連の投稿について、朝日新聞社広報部は「現職国会議員がこうした暴力的な言葉で正当な報道・言論活動を封じようとしたことに強く抗議します。本紙報道を『ねつ造』などとする事実無根の批判を重ねていることと合わせ、看過できません」とのコメントを出した。


 「朝日、死ね」に関しても、その感想自体はともかく、国会議員という立場の人間が報道機関に対して「死ね」というのは、立場をわきまえぬ愚行としか言いようがない。加計学園報道に関する朝日の姿勢については私も酷い物だとは思っているし、何が「本紙報道を『ねつ造』などとする事実無根の批判を重ねていることと合わせ、看過できません」だクソがと思っているが、かといって足立議員の発言は決して容認できる物ではない。
朝日新聞がいくら酷いからって、国会議員が意図的だろうとそうでなかろうと「日本死ね」を肯定的に扱った連中と同レベルに堕してはならぬ。



日馬富士の傷害事件 (2017 11/15 10:30)

日馬富士、殴打はスマホがきっかけ…白鵬は止めに入るも突き飛ばされ照ノ富士も数発食らう(11/14サンスポ)
 大相撲の東横綱日馬富士(33)=本名ダワーニャム・ビャンバドルジ、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=が平幕貴ノ岩(27)=本名アディヤ・バーサンドルジ、モンゴル出身、貴乃花部屋=に暴行を振るって大けがを負わせた問題を受け、日本相撲協会は14日、危機管理委員会の調査を始めると発表した。
 日馬富士の暴行が問題になった酒席は1次会から酒のピッチが上がり、盛り上がっていた。だが2次会へ移ると雰囲気が一変した。
 貴ノ岩は日馬富士から兄弟子に対するあいさつが足りないなどと生活態度を注意されていた。その時、着物の帯に差していた貴ノ岩のスマートフォンが鳴り、操作しようとした瞬間に全てが始まった。日馬富士がテーブルにあるビール瓶で、近くに座っていた貴ノ岩の頭部を思い切り殴打。「人が話をしている時に…」と激怒し、流血して倒れた相手にのし掛かるようにしながら素手で激しく殴打を繰り返した。
 日馬富士の同部屋の後輩、照ノ富士も数発食らったという。アルコールが回ったせいなのか、日馬富士は荒れに荒れた。暴行の最中に止めに入った白鵬を突き飛ばし、後輩横綱の鶴竜には「おまえがしっかり指導しないからだ」と大声で言った。宴は重苦しいムードのまま終わった。

 ビール瓶で頭をぶん殴って相手を「脳振とう、左前頭部裂傷、右外耳道炎、右中頭蓋底骨折、髄液漏の疑いで全治2週間」の状況に追いやったのだから、引退は最低条件だろう(というか全治2週間でよく済んだ物だと思う)。
 また、記事が事実とすれば、日馬富士の暴行自体も勿論酷いが、白鵬ですら止められなかったことに衝撃を覚える。

 鶴竜は休場続きで次の出場が身体をかけた場所になるし、日馬富士が問題を起こすのは相撲協会にとっても相撲ファンにとっても痛手だろうが。これだけ酷い暴行事件を起こしたのでは、引責引退は免れないだろう。一方で、白鵬のいろんな意味での安定感に、改めて感嘆してしまう。

 しかし、貴ノ岩の診断書が出たのが13日とはいえ、事件が起きたのは10月26日。貴乃花親方は10月29日には被害届を出しているという報道もあるし、相撲協会は何も把握していなかったのか、なぜ場所が始まって3日目に事案が明らかになったのだろうか。



現状は野党優遇と思う人が多数 (2017 11/14 10:30)

与野党の質問時間 半数超が見直しに前向き(11/13FNN)
 与野党の質問時間の配分について、半数を超える人が、見直しに前向きな考えを示した。
FNNが、12日までの2日間行った世論調査で、国会での質問時間の配分について、与党より野党に、4倍程度手厚く配分されていることの是非を尋ねたところ、「今のままでよい」と答えた人の割合は4割(42.8%)だった。
これに対し、「野党に手厚く配分するが、今よりも、より議席の数に応じた配分に近づけるのがよい」と答えた人(23.9%)と、「議席の数に応じて厳密に配分するのがよい」と答えた人(29.2%)の割合は、あわせて5割を超えた。
手厚く配分されている野党の質問全般への印象を尋ねたところ、「国民の期待に応える建設的な質問が多い」という印象を持つ人は、1割台(14.2%)にとどまり、7割を大きく超える人(76.1%)が、野党の質問について、「建設的ではない質問が多い」という印象を持っていることがわかった。


安倍内閣「支持する」46% 「支持しない」35% NHK世論調査(11/13NHK)
 自民党は、野党に多く配分されている国会の質問時間を、議席数に応じて見直すよう求めていますが、野党側は反対しています。国会の質問時間はどうあるべきだと思うか尋ねたところ、「現状を維持すべき」が26%、「野党に多く配分するものの、与党の時間を増やすべき」が14%、「与党と野党の時間を半分ずつにすべき」が38%、「議席数に応じて、与党に多く配分すべき」が11%でした。
(一部抜粋)

世論調査―質問と回答〈11日、12日〉(11/14朝日)
◆国会についてうかがいます。自民党は、国会での野党の質問時間を今よりも減らし、与党の時間を増やすことを提案しています。こうした自民党の提案に賛成ですか。反対ですか。
 賛成29▽反対55
(一部抜粋)

 国会の質問時間の配分について、野党側は「野党8割与党2割」から譲る気が無いらしいが、FNNとNHKによれば、「現状は野党が多すぎ」と考えている人が半数を越えている。ただ、朝日によれば、その数字は逆転している。 それでも3割近くは「与党の時間を増やすのに賛成」であり、野党側の要求が強く支持されているわけでもない。

 野党側への応援が必ずしも多数とならない理由は、FNNの記事文中にあるように「7割を大きく超える人(76.1%)が、野党の質問について、「建設的ではない質問が多い」という印象を持っている」というのが大きいようだ。議会のあり方としては野党側に有利な状況を整えるべきというのが筋論だとは思っても、野党がその優遇されている状況を全く活かしていない現実を見ると、質問時間の割合を減らされても自業自得としか思えない。

 私は、以前にもここで書いたように、議席数よりも野党側へ優遇すべきだと考えている。しかしながら、やはり「野党8割」は多すぎる。議席数の割合通りだと少数意見を蔑ろにしてしまうことになり得るので、与党と野党で半々辺りが妥当だと私は思っている。



英語の試験方式 (2017 11/13 10:30)

英語は「マーク」と「民間」必須に センター後継試験(11/10朝日)
 大学入試センター試験の後継として2020年度に始まる「大学入学共通テスト」の英語について国立大学協会は10日、当初の4年間はセンターが作成するマークシート方式の試験と、英検やGTECといった民間検定試験の双方を、一般入試の全受験生に課すことを決めた。広島市で開かれた総会で方針が示され、了承された。
 文部科学省が7月に公表した共通テストの実施方針で、英語は「読む」「聞く」だけでなく、「話す」「書く」を含めた4技能を評価するため、民間試験を活用することにした。ただ、大幅な制度変更となるため、23年度まではマークシート試験も残し、各大学が自由に選択できるようにした。国立大が一致して双方を課す方針を決めたことで、私立大や公立大にも影響がありそうだ。
 民間試験の活用方法については、一定の水準に達することを2次試験の出願資格とする案や、マークシート試験の得点に加算する案などが検討されており、国大協は今年度中にガイドラインを決める予定。総会では「民間試験の検証は早めに進めるべきだ」「透明性や公平性の観点で学会などの意見も聞いてほしい」といった声が出た。記述式試験については共通テストだけでなく、2次試験でも論理的思考力、判断力、表現力を評価する高度な記述式試験を全受験生に課すことも決めた。
 国大協会長の山極寿一・京大総長は総会後の会見で「国立大が両方使う方針を出したことは非常に大きなメッセージになる。全大学が一致して改革に向かわなければ意味がない。私立大も適切な反応をしてほしい」と述べた。(片山健志)

 受験の複雑さと受験生の負担・混乱がどんどん増していく、という感想が沸く。

 高校英語に関しては、私は「すべての高校生が英語を話せるようになる必要は無い」と考えている。英語を話せるようになりたければ、大学生や社会人になってから各自で勉強すれば良い。英語を話す能力は、日本人にとって普遍的に必要な能力ではあるまい。
 ただし、大学で論文を書くために先行研究を読む上では英語の読解力は必要であり、また英語で論文を書ける素地を作る必要も考えると、かつての大学受験同様、readingとwritingを主とした教育をおこなえば問題ないと、私は考えている。

 仮に英語を話せるようになるには、英語漬けの時間が相応に必要だが、様々な教科を勉強せねばならない高校生にはまず無理であろう。無理矢理「話す」ための練習時間を取って、日常会話に毛が生えたような物しか習得できないくらいなら、そしてその稚拙な英会話能力を身につけるために読解や英作文の技能を習得する時間を割かれてしまうならば、むしろreadingとwritingをしっかり練習させ、将来英語を話さねばならない状況になったときに勉強する土台を作っておくことに集中した方が、よっぽど効果的だろう。

 大学での教育や研究内容もそうだが、「実用性」にこだわりすぎているように感じる。もちろん、実際に話されていないような黴臭い英語表現を教えるのは愚の骨頂だが、英語は誰しもが使いこなさねばならないような物ではない。実用性が最優先となるのなら、古文や漢文もその必要性が疑問視されかねない。



低レベルな争い (2017 11/10 10:30)

玉木、大串氏が一騎打ち=安保法・改憲で対立−希望共同代表選(11/8時事)
 希望の党の初めての共同代表選挙が8日告示され、立候補を届け出た玉木雄一郎(48)、大串博志(52)両衆院議員による一騎打ちの争いとなった。集団的自衛権行使を認めた安全保障関連法と憲法9条改正について、玉木氏が容認姿勢を示す一方、大串氏は否定的な立場で、主張は対立している。野党連携への対応も争点となる。10日に党所属国会議員が投票して選出する。
 共同代表は、希望の国会議員団53人の取りまとめ役を担う。衆院選敗北で「一枚看板」だった小池百合子代表の求心力が低下する中、共同代表選にも路線対立が持ち込まれた格好で、亀裂が深まる可能性もある。
 玉木氏は届け出後に記者会見し、安保法について「既に施行されている。白紙や廃止は現実的にはあり得ない」として明確に容認。憲法9条改正は「急ぐ必要はない」としつつも、議論を排除しない考えを示した。小池氏に近い結党メンバーらの支援を受ける。
 大串氏は民進党から希望への合流に際し、安保法を容認する政策協定書に署名したが、衆院選での希望失速を受け、反対姿勢を表明。届け出後の記者会見でも、「容認していない」と明言した。9条改憲についても「不要という立場を明確にしていきたい」と主張した。
 野党協力に関し、玉木氏は「個別の政策や法案の内容に基づき判断する」と限定的。大串氏は立憲民主、民進両党との統一会派結成など再結集を目指す姿勢を示している。 
 玉木、大串両氏は必要な8人の推薦人を集めた。泉健太衆院議員(43)と渡辺周元防衛副大臣(55)も出馬を目指していたが、推薦人を確保できず、断念した。


 モリカケ騒ぎの急先鋒で獣医師会寄りの発言を繰り返していた玉木氏と、「踏み絵」を踏んで安保法制・改憲に賛成の立場を示したはずなのに、ここに来て「やっぱり反対」と言い出している大串氏の戦い。
 どっちもどっちとしか言いようのない低レベルな争いだが、敢えて言えば、後者の方が人でなし具合では上か。

 元々、「選挙で勝てそうだったらどこでもいい」という人間が集まった集団だから、どちらが勝ったとしても内輪もめが始まることだろう。希望の党に期待していた人もいるかも知れないが、民主党の遺伝子を取り入れた瞬間に、この状況は約束されていたようなものである。「騙された」という人がいるかも知れないが、それは「学習能力が無い」と言わざるを得ない。



税の無駄遣いが10年ぶりの低水準 (2017 11/9 10:30)

税の無駄874億円=10年ぶり1000億円下回る−16年度決算報告・会計検査院(11/8時事)
 会計検査院は8日、2016年度の決算検査報告書を安倍晋三首相に提出した。税金の無駄遣いなどの指摘金額は874億円で、10年ぶりに1000億円を下回った。指摘件数は前年度より32件少ない423件。このうち法令違反などの「不当事項」は333件、計137億円だった。
 前年度は、預金保険機構の利益剰余金のうち1兆円超は今後使われる可能性がないとして、国庫納付などを求める指摘があり、全体の押し上げ要因になったが、今回は大型案件が少なかった。
 省庁別の指摘金額は、国土交通省が384億円で最も多く、農林水産省157億円、厚生労働省80億円が続いた。厚労省は指摘件数が135件と最多だった。
 1件の指摘金額が最大だったのは、国交省が道路や河川の公共工事などを実施する自治体に支出する社会資本整備総合交付金に関する案件。価格以外の要素も評価する「総合評価落札方式」では、一定額を下回る価格での入札者を無条件で失格にする制度は法令で適用できないのに、15〜16年度に交付金を受けて23自治体が実施した工事の請負契約640件で適用し、最も有利な条件だった入札者が失格になっていた。これらへの交付金支出額269億円を指摘金額とした。
 東日本大震災関連では、被災地の企業への過大な補助金交付、操業していない企業が書類を偽造して補助金を受け取った問題などを指摘した。
 参院が3月に検査を要請した「森友学園」(大阪市)への国有地売却についての結果は、今回の報告書には盛り込まれておらず、早ければ年内にも公表される見通し。


 所謂「税金の無駄遣い」が10年ぶりの低水準という記事。こういった件に関しても、現政権はきちんと仕事をしているようだ。10年ぶりと言うことは、「税の無駄を見直す」とか言っていた民主党政権は、この問題についても実績を上げられなかったということだ。少し調べてみたら、軒並み4000億円以上の指摘を毎年受けており、文字通り桁違いの無駄遣いであった。

 無駄遣いと言えば、国政ではないけれども小池都政を想起する。
 豊洲移転に関して小池都知事が生み出した損失は兆のオーダーであり、それを考えると、国税はかなり適切に使われているのだなぁ、という印象。



トランプ氏相手にも反日を忘れぬ韓国 (2017 11/8 10:30)

晩餐会に元慰安婦を招待 トランプ氏と抱き合い握手 「独島エビ」の料理も(11/7産経)
 【ソウル=名村隆寛】トランプ米大統領を招き、韓国大統領府で7日夜に開かれた晩餐会に元慰安婦の李容洙(イヨンス)さん(88)が出席した。韓国大統領府が招待したもので、聯合ニュースによると、トランプ氏は李さんと抱き合ってあいさつした。.
 李さんは2007年に米議会で慰安婦問題について証言し、米下院は日本に謝罪を求める決議を可決した。その後も内外での慰安婦像の設置に関わるなど、現在も15年の慰安婦問題をめぐる日韓合意の破棄を強く求めている。.
 文在寅大統領は日韓合意について「国民の大多数が受け入れられない」との立場を安倍晋三首相にも伝えている。晩餐会の場を利用し、慰安婦問題に対する韓国の国民感情への理解を求める考えとみられる。
 また、晩餐会のメニューには、竹島(島根県隠岐の島町)近海で捕れた「独島(竹島の韓国での呼称)エビ」を使った料理が含まれており、大統領府がわざわざ発表した。


 元慰安婦を名乗る人物をわざわざ招待してトランプ氏に会わせ、不当に掠め取った我が国領土の近海で捕れた海老を「韓国の海老」とアピールするなど、相変わらずの夜郎自大っぷりを喧伝している韓国。
 日米韓が北朝鮮問題に連携して取り組まねばならないという時期に、敢えてこのような行動に出るのは、やり方が子供じみているし、何ともセコい。まぁ、なんとも韓国らしい話ではあるのだが。


 トランプ氏関連で、もう一つこの記事。

安倍首相との初会談、断りたかったが…トランプ氏が裏話(11/7朝日)
 トランプ米大統領は6日夜、東京・元赤坂の迎賓館で開かれた晩餐(ばんさん)会のあいさつで、大統領就任前の昨年11月に安倍晋三首相と米ニューヨークで初めて会談した際の話を披露した。会談が適切なタイミングでないと知って安倍首相に電話したが、すでに機上だったため断れなかったと述べた。
 トランプ氏はあいさつで、昨年11月に安倍首相から電話を受けて早く会いたいと話があった際、就任後の1月20日以降という意味で「いつでもいい」と回答したと明かした。2〜4月ごろだと思ったという。
 その後に安倍首相がすぐに会う考えだと知ったといい、「側近の人たちにも言われた。『これは適切なタイミングではない』などいろいろ言われた」と話した。このため安倍首相に電話をしたが留守電だったという。トランプ氏は「なぜかというと飛行機に乗っていた。すでにニューヨークに向かっているということで、もう着陸してから断ることはできないので実際会うことにさせていただいた」と述べた。
 そのうえで「本当にいい思い出になった。これからさらにいい友情になると確信している」とあいさつした。(永田大)

 見出しは酷いが、記事を最後まで読むとむしろ「安倍総理の外交巧手ぶりお」を感じさせる記事。

 トランプ政権が成立するとなった当初は、「トランプ氏とはパイプがない」と評する意見もあり、さらには「きちんとパイプ作りをしておくべきだった」と安倍政権を批判する主張まであった。しかし、安倍総理は、自らパイプを作り上げ、今のような関係を作り上げた。まことに見事である。

 なお、記事末の「そのうえで「そのうえで「本当にいい思い出になった。これからさらにいい友情になると確信している」とあいさつした。」まで読まずに脊髄反射したのか、あるいは意図的に無視したのか、この記事で安倍批判に走ってる面々が散見されるが、安倍嫌いのあまりに視野狭窄に陥ってる姿は本当にダサい。



トランプ大統領、拉致被害者家族と面会 (2017 11/7 10:30)

拉致被害者家族が記者会見「拉致問題を最優先で」(11/6NHK)
 アメリカのトランプ大統領と面会した北朝鮮に拉致された被害者の家族が記者会見し、それぞれの家族が抱える悲しみを伝えるとともに、被害者の1日も早い帰国に向けた協力を求めたことを明らかにしました。
 トランプ大統領との面会は、およそ30分間、非公開で行われ、中学1年の時に拉致された横田めぐみさんの母親の早紀江さんや、一緒に拉致された母親の消息が分かっていない拉致被害者の曽我ひとみさんなど、家族17人が出席しました。
 面会のあと、家族は記者会見し、はじめに、横田めぐみさんの弟の拓也さんが、面会が大統領と近い距離で会話を交わす形式で行われたことや、大統領が一人一人と握手を交わしたことなどを説明し、「トランプ大統領が、平和で明るかった頃の私たち家族の写真をみずから手に取って眺めていたのが印象的でした」と話しました。
 また、母親の早紀江さんは「ご婦人とともに熱心に聞いてくださった。罪なく連れ去られた者が助けを求めている現実を知ってもらい、一刻も早く、必ず、帰って来られるようにしてほしい」と求めました。
 家族会代表で田口八重子さんの兄の飯塚繁雄さんは「大統領は、八重子が、幼い子どもを残したまま拉致されたという事実にショックを受けていた」としたうえで、「核とミサイルの問題がある中でも日本政府と連携して拉致問題の解決に協力してほしい」と求めたことを明らかにしました。
 拉致被害者の曽我ひとみさんは「『帰国できてよかったですね』と声をかけてもらいました。私がいちばん好きな母の写真を見ていただき、『86歳になるので1日も早く日本に帰ってきてほしい』と伝えました」と振り返りました。
 会見では、今後の日本政府の取り組みを求める声も相次ぎ、飯塚繁雄さんは「40年も解決できていないというのがこの問題の実態です。政府は、この機会をむだにせず、お祭り騒ぎに終わらせることなく、全力で取り組んでほしい」と強調しました。


 拉致問題を含む北朝鮮問題に関しては、トランプ米大統領は日本寄りの姿勢を示し続けてくれており、日本としては頼もしい存在である。この会談が、拉致事件解決へ一歩でも進める足がかりになってくれれば、と思わずにはいられない。この15年、あまりにも事態の進展がなさ過ぎる。

 しかし同時に、「アメリカに協力を訴えるのは良いのだが、そうだとしても、やはり拉致問題は日本独自の問題であり、日本が主体的に動いて事を進める以外に方法はない」とも言及しておかねばならないだろう。
 もちろん、核開発を着々と進める北朝鮮に対して、軍事オプションを持たない日本にできることは限られているのは現実だ。しかし、そんな中でも日本が事態打開のために能動的に動いてきたかといえば、やはり疑問だと言わざるを得ない。

 経済最優先でやってもらいたいという気持ちは変わらないが、同時に、拉致事件解決のために打てる手は何でも打って欲しいという思いもある。一時批判された、森喜朗氏の「第三国で見つかったことにすれば」という案も含め、可能性は全て考慮して柔軟に対応を考えて欲しい。残された時間は潤沢ではない。



トランプ大統領来日 (2017 11/6 10:30)

トランプ氏:ケチャップ大好き 儀礼より優先…今回も?(11/5毎日)
 5日来日したトランプ米大統領は同日夜、安倍晋三首相と東京・銀座の高級鉄板焼き店で夕食を共にした。トランプ氏はケチャップ好きで知られ、外交儀礼よりも自身の好みを優先させる傾向がある。大統領就任後初のアジア歴訪では食事内容にも注目が集まる。
 トランプ氏は、中まで火の通ったウェルダンのステーキを、たっぷりのケチャップに浸して食べることで有名。米国内では「素材を台無しにする食べ方」とたびたび批判の的になっている。
 首脳外交では各国の文化やメッセージが込められた食事メニューも重要視されるが、そこでも「トランプ流」は貫かれてきた。今年5月のサウジアラビア訪問時は、羊やコメの伝統料理が並んだ国王主催の歓迎晩さん会で、トランプ氏には牛ステーキとケチャップが用意された。
 ツイッター上では「和牛にケチャップの取り合わせは弾劾に値する」「トランプは刺し身にもケチャップをかけるつもりだ」などの声が飛び交っている。【高本耕太】


 「くだらねぇ」としか言いようのない記事。どんな食べ方をしようとも、常軌を逸してなければ問題なかろうに。

 私の知る限りではあるが、メディアの報道は、トランプ氏に批判的で、そのトランプ氏と良い関係を構築している安倍総理に対しても批判的である。
 もちろん、批判は幾らでもすれば良い。しかしそれは、政治家としての彼に対する批判であるべきで、政治家として好感が持てないからと言って、日常生活や人格に対する批判が許されるということは無いだろう。理屈関係無しに感情論で「嫌いな者をこき下ろす」というやり方を続けているから、マスメディアは信頼を失っていくのだ。

 「トランプに追従」という批判も目にするが、11/3にここに書いたように、むしろ安倍総理の方がトランプ氏に対して影響を与えている部分もあり、また、先の戦争から学ぶべき最大の教訓が「アメリカとは戦争すべきでない」ということである以上、安倍総理は最善の状況を作っていると言える。

 さて。

 以前にも書いたように、.私は、「安倍総理が唐突に衆議院を解散したのは、アメリカが北朝鮮に何らかの動きを取ることを事前に察知したからではないか」という可能性を考え、衆院選直前に持っていた銘柄を打って利益確定させた。
 その後も日経平均は上がり続け、また対北朝鮮についてアメリカ政府内でも慎重な意見が出ており、現状では「読み間違い」というべき状況。もちろん、何もない方が良いし、実際その可能性は決して高くはないと思っている。
 ただ、何か動きがあるとしたら日米会談後だよなぁという気持ちもあり、今後のワシントンの動きにはとくに注目しておきたい。



女性企業家資金イニシアティヴ (2017 11/5 10:30)

イバンカ氏主導の女性基金へ57億円 安倍首相が表明(11/3朝日)
 トランプ米大統領の長女で、来日中のイバンカ・トランプ大統領補佐官(36)が3日、女性活躍の推進を目指す「国際女性会議WAW!」に出席し、約20分間講演した。起業家であり3児の母親でもある立場から「女性の労働参加は世界を強くし繁栄を確実にする」などと、経済分野での女性の活躍を訴えた。
 イバンカ氏は女性の社会での活躍が進めば、経済成長にもつながると指摘。そのためには家族全体の所得を増やす税制改革をはじめ、高収入につながるIT関連分野への女性の参画促進、女性の起業を支援するシステムの確立などが必要だと述べた。さらに、育児や家事に専念する女性を含め「すべての女性が働く女性」とも語り、女性の選択が尊重される社会の実現を呼びかけた。
 また、安倍晋三首相も会議に出席。イバンカ氏が主導して立ち上げた「女性起業家資金イニシアチブ」に対し、5千万ドル(約57億円)を拠出する方針を表明した。同イニシアチブは発展途上国での女性の起業家や中小企業を支援する基金で、日本は米国やドイツなどと並び最大拠出国となる。


 一部、「イヴァンカ氏の基金に安倍総理が57億円拠出」と報じたらしく、それに乗っかって「安倍が国税をトランプの娘の基金に放出した」と噴き上がってる連中がいるようで。

 河野外相も、この状況を憂慮してこんなツイート。



 いくつか確認しておくべき点がある。

1.拠出自体は既に7月に決まっていたこと
2.イヴァンカさんは基金の中心人物ではないこと
3.使われたお金は外貨準備高であり、税金ではないこと
4.この基金に資金を拠出しているのは日本だけではないこと

 例のごとく、ツイッターなどでは反安倍の面々が大騒ぎして批判しているのだが、像の感情に絡めて脊髄反射してると碌なことにはならないなぁ、と他山の石にする所存。事実誤認で喚く姿は、まことに醜い。



前原氏が希望の党へ (2017 11/3 10:30)

前原氏 民進党に離党届 希望の党に入党へ(11/2NHK)
 民進党の前原前代表は、国会内で記者団に対し、2日、民進党に離党届を提出したことを明らかにしたうえで今後、希望の党に入党する考えを示しました。
 この中で、民進党の前原前代表は「地方組織を含めて、党を残すという一定の方向性が出た」として2日、民進党に離党届を提出したことを明らかにしました。
 そのうえで前原氏は「希望の党への合流を小池代表とともに努力した者として、一兵卒でみずからが主導した『新たな選択肢を作る』という取り組みを進めていきたい」と述べ、今後、希望の党に入党する考えを示しました。
このあと民進党は、前原氏の離党届を受理しました。
 また、先に提出されていた鷲尾英一郎衆議院議員と菊田真紀子衆議院議員の離党届も受理しました。

 民進党議員全員の希望の党入りを約束しておきながらそれを果たせなかったのだから、責任を取って民進党を離党するのは当然のこと。しかし、前原氏の言葉を信じて希望の党との合流に合意したが希望の党に蹴られた議員もいただろうに(その行動に筋が通っているかは措く)、自分だけはぬくぬくと希望の党に入ってその庇護を受けるというのは、この上なくみっともない。

 巡り合わせの悪さ、常に際悪手を惹いてしまう運の無さには多少の同情もするが、背負わねばならない責というのは存在するだろう。


猛獣遣い (2017 11/3 10:30)

暴言王・ドゥテルテ大統領再び ASEAN会議直前の来日 安倍首相がトランプ米大統領と橋渡し 北包囲網促せるか? (10/30産経)
 「暴言王」「犯罪バスター」などの異名を持つフィリピンのドゥテルテ大統領が30、31両日に来日する。強烈な個性の持ち主として知られるドゥテルテ氏だが、安倍晋三首相には絶大な信頼を寄せており、4度目の首脳会談で日比両国のさらなる関係強化を図る見通し。中国の南シナ海・東シナ海での覇権拡大に懸念を共有する両首脳は、対北朝鮮でも足並みをそろえることができるのか−。(田北真樹子)
 ドゥテルテ氏の来日は、昨年10月に続き2度目。フィリピンは11月13、14両日にマニラで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)関連会議の準備で手いっぱいのはずだが、ドゥテルテ氏が首相との会談を強く望み、急遽訪日が決まった。トランプ米大統領との初会談を控えていることから、トランプ氏の人物評や北朝鮮情勢に関して、首相の率直な意見を聞きたいと考えたようだ。
 ドゥテルテ氏は北朝鮮情勢に強い懸念を抱いており、9月の国連安全保障理事会の対北制裁決議を受け、北朝鮮との貿易も停止した。ASEANは北朝鮮に融和的な国が多いだけに、議長国のフィリピンが日米と「圧力」路線で足並みをそろえる意義は大きい。
 とはいえ、ドゥテルテ氏は大の米国嫌いで知られており、トランプ氏との初会談で関係がこじれると、ASEAN関連会議への影響も生じかねない。
 実はトランプ氏もフィリピン訪問をためらっていた。9月に行われた米ニューヨークでの日米首脳会談でも首相に「フィリピンにも行かねばならないのか」と相談を持ちかけた。
 首相が「絶対行った方がよい。あなたとドゥテルテ氏はきっとウマが合う」と促すと、トランプ氏は即座にマクマスター大統領補佐官にこう指示した。
 「シンゾーが言うなら間違いない。フィリピン行きの日程を調整してくれ」
 日米両首脳の絆は相変わらずだが、首相とドゥテルテ氏の信頼関係も負けず劣らず強い。
 これには理由がある。
 昨年10月の日比首脳会談(少人数会合)で、ドゥテルテ氏が米国批判をまくし立てたところ、首相はこうたしなめた。
 「私の祖父(岸信介元首相)もGHQ(連合国軍総司令部)に戦犯として3年間拘置された。だが、日米安保条約を改定し、現在の日米同盟の基礎を築いたのも私の祖父だ。私怨ではなく国益を考えたからだ」
 ドゥテルテ氏はこの言葉に感銘を受けたようだ。首相が今年1月にフィリピンを訪れた際は、ダバオ市の自宅の寝室まで招き入れ、収納棚にある銃のコレクションを見せて「どれでも好きなものを持ち帰ってくれ」。首相は「日本で銃の個人所有は違法だ」と言って丁重に断ったが、両者の絆は強まったという。
 ドゥテルテ氏は31日には天皇陛下と面会する。昨年10月の来日時は三笠宮さまが薨去され、キャンセルされただけに、ようやく念願がかなうことになる。


 この記事が事実だとすれば安倍総理は見事な猛獣遣いということになるが、産経新聞の記事だしなぁ……と思っていたら、朝日も似たような記事を出してきた。

(トランプの時代 初のアジア歴訪)「わかった。シンゾーが言うなら」 日米首脳、際立つ蜜月 (11/3朝日)
 「シンゾー、北京でのレックス(ティラーソン国務長官)の発言をどう思うか」。10月4日、トランプ米大統領は電話で安倍晋三首相にこう尋ねたという。日米の政府関係者が明かす。
 ティラーソン氏は9月末、北朝鮮と接触を図っており、対話に臨む用意があるか「探っている」と発言した。これにいら立つトランプ氏。1ログイン前の続き0月1日、ツイッターで「小さなロケットマンと交渉しようとするのは時間の無駄だ」と突き放し、2人の路線に食い違いが露呈していた時だった。
 安倍首相はティラーソン氏の発言の論評を避けつつ、「今は対話の時ではなく、圧力をかけていくことが大切だ」と返した。
 米政府関係者はいう。「大統領は、側近にも言わないことを安倍首相に相談することもある」
 大統領選中は、トランプ氏は日米関係について「我々が攻撃を受けても、日本は何もする必要がない。彼らは家でくつろぎ、ソニーのテレビを見ている」と発言するなど、度々、日本批判を繰り広げてきた。
 しかし、安倍首相は大統領選後、真っ先にお祝いの電話をかけ、世界の首脳に先駆けてニューヨークのトランプ・タワーまで会いに行った。その場にいたというハガティ米駐日大使は「安倍首相は大統領に素晴らしい印象を与えた」と振り返る。
 トランプ氏の就任後、日米首脳会談は4回、電話協議は公表されているだけで16回と異例の多さだ。北朝鮮が核やミサイル開発で挑発を行った後には、決まって連絡を取り合っている。
 トランプ氏は、5日に初めて日本を訪れる。その後、東南アジア諸国連合(ASEAN)などとの国際会議も予定されている。首相周辺によると、9月下旬の日米首脳会談でトランプ氏は、フィリピンのドゥテルテ大統領とも会うべきかと質問。首相が「会談した方がいい」と促すと、「わかった。シンゾーがそう言うんだったら会談しよう」と応じたという。
(以下略)

 反安倍の朝日も書いてきたということは、事実なのだろう。

 朝日としては、「トランプにべったり」「対米追従」と言いたいのかも知れないが、トランプ米大統領の方が安倍総理の意見を求めているのだから、「追従」ではなく、むしろ日本の方が「主」になっていると見るべきだろう。

 たしかにトランプ大統領の外交姿勢(とりわけ対北朝鮮)には、安倍総理の影響と思われる部分は少なくない。もちろんトランプ氏が「懐柔しやすい人間」というわけではないしその行動は未知数ではあるが、少なくとも現在のところは、安倍外交は巧くやっていると言えるだろう。



第4次安倍内閣発足 (2017 11/2 10:30)

第98代首相に安倍氏指名へ 立民など野党は引き続き「モリカケ」問題追及の方針 (11/1ZAKZAK)
 衆院選を受けた第195特別国会が1日召集され、安倍晋三首相(自民党総裁)が午後の衆院本会議での首相指名選挙で、第98代首相に選出される。首相は皇居での首相任命式や閣僚認証式を経て、公明党との連立政権による第4次安倍内閣を夜に発足させる。全閣僚を再任する方針。
 安倍首相は、来日するドナルド・トランプ米大統領と6日に会談し、北朝鮮への圧力強化を確認する。経済政策では「アベノミクスの加速」を掲げ、看板政策「人づくり革命」の推進に向けて子育て支援策の制度設計を急ぐ。憲法改正は「9条への自衛隊明記」を柱とする党改憲案を来年の通常国会にも提示する。
 立憲民主党や希望の党など野党は「森友、加計学園」問題を引き続き追及する方針。
 特別国会の会期について与党は8日までとしたい考えだが、野党は会期延長による実質的な審議を求めている。
 安倍首相の在職日数は第1次内閣を含めて2138日(1日現在)に達し、佐藤栄作、吉田茂両元首相に続く戦後3位。第4次内閣の発足は1952年10月の吉田元首相に続き戦後2例目だ。



 1年近くやっている話だと思うが、それでも確たる証拠が何も出ていない「モリカケ」をまだ引っ張るつもりというのが、野党の低レベルっぷりを示している。

 森友学園の問題は、土地が不当に安く売却された点にあり、もちろんそこには行政上の問題点は存在するのだが、安倍総理が直接働きかけをした証拠は無い。「忖度」があったかどうかが話題になったりもするが、役人が忖度したことの責任を総理におっ被せることは無理筋としか言いようがない。
 加計学園に関しては、問題と言える部分すら存在しない。規定に則って獣医学部設置を申請し、規定に則って申請が認められたという話に過ぎない。

 ちなみに吉田茂は第5次内閣まで組閣した。安倍総理はどこまで行くのだろうか。



民進党代表に大塚氏 (2017 11/1 10:30)

「知名度不足」の声も 民進党代表に大塚氏(10/31日テレ)
 民進党の前原代表の辞任表明に伴う後任の代表に大塚耕平参議院議員が決まった。
 大塚氏は参議院議員歴16年で、かつ党内に敵が少ないことが代表に推された大きな理由だが、厳しい党運営が迫られるのは必至。
 大塚議員は58歳。参議院愛知選挙区選出の当選3回で内閣府副大臣や厚生労働副大臣の経験がある。
 民進党代表選挙は、大塚氏のほかに蓮舫前代表や小川参議院議員会長も出馬を模索したが、実際に推薦人を集めて立候補を届け出たのは大塚氏のみだった。
 党幹部の一人は「党が割れるのを避けるため候補者を一本化した」と話しているがある参議院議員は「蓮舫氏も小川氏も推薦人20人を集められなかった」と語っている。
 川合参院議員「政権選択可能な2大政党制をつくっていく上で、今後のかじ取りを、そこの部分に焦点をあてたかじ取りをしていただきたい」
 一方、党内では早くも「知名度不足だ」「あくの強い人じゃないから当面の代表にちょうどよいだけ」との冷ややかな声もあがっていて、嵐の中の船出となりそうだ。


 民進党の面々の中では、日銀出身ということで「政策通」と言える部分もあり、確かに相対的にマシな人選ではある。ただ、安保法制の審議の時だったか、国会職員に対して机を叩いて恫喝する姿も晒しており、所詮は民進党議員ではある。

 しかし、「党内では早くも「知名度不足だ」「あくの強い人じゃないから当面の代表にちょうどよいだけ」との冷ややかな声」という辺り、四分五裂しても内ゲバ好きな民進党らしさは失っていないようで。


カタルーニャ (2017 11/1 10:30)

カタルーニャ前首相、国外で独立運動 事実上の亡命政権(10/31朝日)
 スペインからの独立を目指す同国北東部カタルーニャ自治州のプッチダモン前州首相が31日、スペイン国外で政治活動をし、独立運動を指揮していく方針を明らかにした。同氏は、憲法違反を重ねて独立への動きを進めたとして中央政府に解任されており、司法当局が反乱罪などの容疑で立件に着手している。事実上の「亡命政権」で、中央政府に対抗していく狙いだ。
 プッチダモン氏は30日にスペインを出国し、ベルギーに入った。31日、解任された前州政府幹部らとともにブリュッセルで記者会見した。州政府側が「独立」を支持する住民投票の後に対話を求めたのに対し、自治権停止で「抑圧してきた」と中央政府を批判。自らの正統性を主張した。
 さらに、最高30年の懲役が科される反乱罪の適用を「法的根拠がない」とし、公正な裁判を受ける保証がないとして、「身の安全が保証されるまで、スペインには戻らない」と強調した。一方で、「ベルギー政府を巻き込みたくない」とし、国際法で保護の対象になる政治亡命という形を取ることは否定した。
 そのうえで、中央政府が12月21日に実施すると決めた州議会の選挙は受け入れるとし、前州幹部らとともに国外から選挙戦に関わっていく意向を示した。中央政府にも選挙結果を受け入れるように求めた。31日には、独立派が再び議会の過半数を握るとの世論調査が発表されている。
 活動拠点としてブリュッセルを選んだ理由は「欧州の首都で安全なため」だとし、「他の欧州の人々と同じように自由に移動、活動する」と述べた。(ブリュッセル=津阪直樹)


 自治州トップが独立の国民投票をおこなって「反乱罪」に問われそうになり国外に亡命、発展途上国のどこかの話ではなく、西欧で起きているというのは、21世紀にこんなことがあるんだなぁ、と不思議な感慨干害に襲われてしまう。
 ヨーロッパ全体どころかスペイン一国の中でさえこの騒ぎなのだから、EUの統合なんて夢物語なのだなぁ、と思わざるを得ない。

 一方で、沖縄のことを想起してしまう。
 いや、もちろん沖縄が今にも独立しようとしているとは思わないのだが、独立運動をおこなっている左巻き活動家は存在しているし、日本本土に対する沖縄県民の感情は複雑だろう。沖縄が独立して中国に接近しても、沖縄にとっては何の利益もないとは思いつつ、しかし県民感情としては沖縄独立は絵空事とは言い切れない面もある。











  +2150000くらい
2001年6月19日〜
(03年11月14日、14年11月6日移転)




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